JPH01107637A - 車両用交流発電機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、自動車など車両の機関に駆動される車両用
交流発電機に関し、特に冷却の改良にかかわるう 〔従来の技術〕 第３図は例えば特開昭６２−１’７８１３７号公報に示
された、従来の車両用交流＠電機の断面図である。

図にお＾で、１は回転軸で、プーリ２が固着されている
。３は回転子で、次のように構成されてｈる。４は回転
軸ｌに固着された一方の磁極鉄心で、複数の５Ｂ甑爪部
４ａが円周方向に対し間隔をあけて出さｉて４る０５は
磁極爪部４ａの内周に固着された非磁性の支持環、６は
この支持環に固着された他方の磁極鉄心で、複数の磁極
爪部６ａが円周方向に間隔をあけ、上記磁極爪部４ａと
は交互に出されて＾る。

７はａ１極鉄心４のボス部の外円周部及び磁極鉄心６の
内円周部に１それぞれエアギャップを介し配設された固
定の励磁側鉄心、８はこの鉄心７に保持された励磁コイ
ル、９は固定子鉄心で、スロットに固定子コイル１０を
保持している。１１セ軸受１４を介し回転軸ユを支持し
、かつ、固定子鉄心９を固着する前ブラケットで、冷却
風の入口穴１１ａ及び出口穴１０１が設けられている５
１２は前プラタン）　１ｌＩｃｉｉ付はボルト（図示は
路す）によシ結合さねた後ブラケットで、励磁側鉄心７
を固着するとともに、軸受１５を介し回転軸ｌを支持し
ている。前ブラケット１１と後ブラケット１２間ＶＣは
０リング１８がばめられ、液密に封止している。１６は
固定子コイル１０の後側コイル端部を囲う金属囲い体で
、良熱伝導の金属材からなり、コイル端との間ＶＣＣ絶
縁石ん材１７が充てんされ、固定子鉄心ＧＶｒ液密に固
着されてハるっ後プラタン）１２に設けらねた環状１１
２ａに上記囲い体１６の円筒状突起１６ａ　ｔ−はめ込
み、充てんされである粘性状のシリコン系などのガスケ
ット１９によシ液密封止してハる。

後ブラケット１２Ｆは冷却液の流入管１３及び流出管（
図示は略す）が設けられている。後プラタン）　１２の
内円周部と囲い体１６の外円周部との間に環状の流通路
２３ａが形成され、流入管１３から入った冷却液が流通
路２３ａを矢印のように、流通し、流出管から流出され
るようにしている。

２０ハ良熱伝導金属材からなシ後ブラケット１２に液密
に取付けられた冷却カバーで、双方間に冷却液の分岐流
通路２３１）が形成されておシ、流入管１３から入った
冷却液が後ブラケット１２の分岐穴１２０から分岐され
て流自し、後プラタン）１２の戻し穴（図示は路す）か
ら流通路２３ａの流出側に合流して流出管から流出され
るようにしている。

２１は固定子コイル１１に誘起された交流電圧による出
力電流を直流にする！Ｖ流器で、ヒートシンク２１ａを
介し冷却カバー２０に＠付けられている。

２２は発電機電圧を検出し励ａ！電流を制御し、端子電
圧を所定に調整する電圧ｉ整器で、ヒートシンク２２ａ
を介し冷却カバー２０に：＠付けられてｈる。２４は後
ブラケット１２に取付けられた保護カバーである。

火に、２５は回伝子３の１ｉｉｉ甑妖心４に収付叶られ
たファンで、前ブラケット１１の取入穴１１ａから吸入
した冷却風を固定子コイル１０の前側コイル端部に吹付
けて冷却し、吐出穴１１１）から排出するＯ 上記従来の全成績の冷却作用は、次のようになる。車両
の機、関からベルト手段を介し回転軸ｌが回転され、フ
ァン２５による冷却風の流通で、固定子コイル１０の前
側コイル端部及び固定子鉄心９を冷却する。

一方、機関の低温の冷却液の一部が分流され、流入管１
３から流入され、流通路２３ａを流通する冷却液による
熱交−で、固定子コイル１０の後側コイル端部、励磁側
鉄心７を介する励磁コイル８及び軸受１５が冷却される
。さらに、分岐流通路２３ｔ）を流通する冷却液による
熱交換で、整流器２１及び電圧調整器２２が冷却される
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のような従来の車両用交流発電機では、固定子コイ
ルｌＯの後側コイル端部を囲う金属囲り体１６の固定子
鉄心９端面との液密封止、この金属囲い体１６の円筒状
突起１６ａと後ブラケット１２の環状４１１２ａとのガ
スケット１９による液密封止、及び前ブラケット１１と
後ブラケット１２の結合部の０リング１８による液密封
止を要し、封止箇所が多く高度な封止技術と面倒な作業
を要するとハう問題点があった。さらに、金属間一体１
６を必要としていた。

この発明はこのような問題点を解決するためになされた
もので、金属囲い体が省かれ、後ブラケットの冷却液を
液密封止する箇所を１箇所のみでよくシ、シかも封止手
段を容易にした車両用交流＠電機を得ることを目的とし
ているう 〔問題点を解決するための手段〕 この発明にかかる車両用交流＠　’５　ｍは、後ブラケ
ットの内側に、・固定子コイルの後側コイル端部をすき
間を介し囲う環状囲＾溝を設け、双方のすき間に良熱伝
導性の絶縁充てん材を充てんし、後ブラケットの外端に
冷却カバーを液密に取付け、双方の間に冷却液の流通路
を形成し、外部から冷却液を流入し、流通路を流通して
外部へ流出するようにし、冷却カバーの外面に整流器及
び電圧調整器を取付けておシ、前ブラケット内に回転子
にファンを吹付けたものである。

〔作用〕

この発明ＶＣお＾では、冷却液の流通路の流通によシ、
充てん材を介し固定子コイルの後側コイル端部と、励磁
側鉄心を介し励磁コイルと、軸受とが冷却され、冷却カ
バーを介し整流器及び電圧調整器が冷却される。さらに
、ファンによシ固定子コイルの前端コイル端部と固定子
鉄心とが冷却される。冷却液の液密封止は、後ブラケッ
トと冷却カバーの間のみでよくなる。

〔実施例〕

第１図及び第２図は、この発明による車両用交流＠電機
の一実施例を示す縦断面図及び保護カバーを外し冷却カ
バーの一半を破断して示す側面図であり　、　１〜１０
，１４，１５，２１，２２，２５．４ａ、６ａ、２１ａ
　、　２２ａは上記従来装置と同−又は相当するもので
ある。３１１１１軸受１４を介し回転軸１を支持し、か
つ、固定子鉄心９を固着する前ブラケットで、冷却風の
入口穴３１ａ及び出口穴３１１）が設けられている。３
２は前ブラケット１２に締付はボルト（図示は路す）を
介し結合された後ブラケットで、軸受１５を介し回転軸
ｌを支持し、かつ、励磁側鉄心７をボルト３３によシ固
着している。後ブラケット３２の内側には固定子コイル
１０の後側コイル端部を囲う繍状囲い溝３２ａが設けら
れており、双方のすき間に良熱伝導材からなる絶縁充て
ん材（例えばシリコンとアルミナ粉末の混合材）３４を
充てんして＾る。３５ハ良熱伝導金属材からなり、後ブ
ラケット３２の外端にボルト３６によシ液密に取付けら
れた冷却カバーで、双方の接合面にはパツキン又は密封
用塗布剤（いづれも図示は路す）を介在させて封止して
いる。冷却カバー３５には冷却液の流入管３８と流出管
３９とがそれぞれ固着により、又は一体形成により設け
られている。ブラケット３２の外端部には冷却カバー３
５との間に冷却液の流通路３７が形成されており、一端
側は流入管３８に連通し、他端側は流出９３９に連通し
ている。

上記一実施例の＠電機の冷却作用は、次のようになる。

車両の機関からベルト手段を介し回転軸５　ｌが回転さ
れ、ファン２５による冷却風で固定子コイル１０の前コ
イル端部及び固定子鉄心９を冷却する。

一方、機関の低温の冷却液が一部分流され、流入管３８
から入った冷却液は、流通路３７を矢印のように流通し
、後ブラケット３２及び冷却カバー３５と熱交換し、流
出管３９から流出される。

これにより、後ブラケット３２側では、絶縁充てん材３
４を介し固定子コイル１０と、励磁側鉄心７を介し励磁
コイル８と、軸受１５とが冷却される。また、冷却カバ
ー３５側では、整流器２１と電圧調整器２２とが冷却さ
れる。

なお、上記実施例では、冷却液の流入管３８゜流出管３
９を冷却カバー３５に設けたが％後ブラケット３２に設
けてもよ４〇 また、上記実施例では、機関の冷却液（例えば冷却水）
循環系路から冷却液を一部分流して供給したが、これに
限らず、別系統の冷却液循環手段を設けてもよい。

さらに、後ブラケット３２に流通路側に冷却フィンを設
けてもよい。

なおまた、冷却カバーに流通路側に冷却フィンを設けて
もよい。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、後ブラケットの内側
に、固定子コイルの後側コイル端部をすき間を介し囲う
環状囲い溝を設け、双方のすき間〈良熱伝導性の絶縁充
てん材を充てんし、後ブラケットの後端に冷却カバーを
液密に収付け、双方の間に冷却液の流通路を形成し、外
部からの冷却液を流通させたので、冷却液の液密封止が
後ブラケットと冷却カバー間のみでよく、シかも、子た
ん面での封止となり、液密封止が容易に行え、品質が向
上される。また、従来の金属囲い体が省かれる０

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明による車両用交流発電機の縦断面図、
第２図は第１図の＠電機を保護カバーは外し冷却カバー
は一半分を破断して示す側面図、第３図は従来の交流発
電機の逆折面図である。 １・・・回転軸、３・・・回転子、４・・・磁甑鉄心、
８・・・励磁コイル、９・・・固定子鉄心、ｌＯ・・・
固定子コイル、２１・・・整流器、２２・・・電圧調整
器、２５・・・ファン、３１・・・前ブラケット、３２
・・・後ブラケット、３２ａ・・・環状囲い溝、３４・
・・絶縁充てん材、３５・・・冷却カバー％３７・・・
流通路。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）回転軸に固着され励磁コイルにより励磁される回
   転子磁極鉄心と、この磁極鉄心を囲い固定子コイルが装
   着された固定子鉄心と、この固定子鉄心を支持するとと
   もに、それぞれ軸受を介し上記回転軸を支持する前ブラ
   ケット及び後ブラケットと、上記磁極鉄心の前端部に取
   付けられ上記前ブラケット内に冷却風を流通させるファ
   ンと、整流器及び電圧調整器とを備えた車両用交流発電
   機において、上記固定子コイルの後側コイル端部をすき
   間を介し囲う環状囲い溝が設けられ、このすき間に良熱
   伝導性の絶縁充てん材が充てんされた後ブラケット、及
   び良熱伝導金属材からなり、上記後ブラケットの後端に
   液密に取付けられ、外面に上記整流器と電圧調整器が取
   付けられた冷却カバーを備え、上記後ブラケットの後端
   部には上記冷却カバーとの間に、外部からの冷却液が流
   通される流通路を設けた車両用交流発電機。
2. （２）冷却液を車両の機関の冷却液循環系路から一部を
   分流し流通路に流通するようにした特許請求の範囲第１
   項記載の車両用交流発電機。
3. （３）後ブラケットの後端部の流通路側と冷却カバーの
   流通路側とのうち、少なくともその一方に冷却フィンを
   設けた特許請求の範囲第１項又は第２項記載の車両用交
   流発電機。