JPS62225146A

JPS62225146A - 車両用交流発電機

Info

Publication number: JPS62225146A
Application number: JP6906886A
Authority: JP
Inventors: Hiroaki Aso; 阿蘓　博昭; Yutaka Kitamura; 裕北村
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1986-03-25
Filing date: 1986-03-25
Publication date: 1987-10-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、自動車など車両の機関に駆動される車両用
交流角′覗機に関し、特に冷却の改良にかかわる。

〔従来の技術〕

従来の車両用交流発電機はｇ４図に断面図で示すように
なっていた。ｉＩＩは回転軸で、グー１月２）が固着さ
ねている。（３）は回転軸ｆｉｌに固着された回転子で
、次のように構成さねている。（４１け回転子鉄心、（
６）け一方の磁極鉄心で、複数の磁極爪部（５ａ）が円
周方向に対し間隔をあけて出されている。（６）け磁場
爪部（５ａ）の内周に固着された非磁性の支持環、（γ
）＃−ｊこの支持環（６）に固着された他方の磁極鉄心
で、複数の磁極爪部（７ａ）が円周方向に対し間隔をあ
け、上記磁樺爪部（５ａ）とけ交互に出されている。

（８）け回転子鉄心（４）及び他方の磁極鉄心（７）に
エアギャップを介し配役された固定の励磁側鉄心、（９
１けこの鉄心（８１に保持された励磁コイル、（１０）
は固定子鉄心で、スロットに固定子コイル（ロ）を保持
している。０のは軸受ａ４を介し回転軸ｆｉ＋を支持し
、かつ固定子鉄心（］０）を結合支持する前ブラケット
で、冷却風の出口穴（１２ａ）が設けられている。Ｑ３
Ｆ′！固定子鉄心（ｌＯ）を結合支持する後ブラケット
で、軸受α９を介し回転呻（＋＋を支持するとともに、
鉄心（８）を固着支持しており、冷却風の入口穴（１３
ａ）が設けられている。ｑｏけ固定子コイルαυによる
交流成力を直流電力に変換する整流器、αηは発電機電
圧を検出し励＠電流を制御し、端子電圧を所定Ｃζ調整
する電子調整器、（至）は回転軸＋Ｉ＋に固定されたフ
ァンである。

上記従来装置において、車両の機関の回転によりベルト
を介し回転軸（１）が回転される。これにより、固定子
コイルαυに訪起さむた交流電圧は纜圧調整器ａ力によ
り所定に調整され、整流された直流電力が励磁コイル（
９１に通電されるとともに蓄電池など負荷に供給される
。

一方、ファン（至）の回転により後ブラケットα３の入
口穴（１３ａ’ｌから冷却風が吸込まれ、機内を通風冷
却し、前ブラケット（ハ）の出口穴（１２ａ）から引出
されファン（至）により吐出される。

〔発明か解決しようとする問題点〕

上記のような従来の車両用交流発電機で灯、ファン０８
による冷却風の流通によった冷却であり、冷却効果が十
分でなく、ファン（至）が大きく１後音が高く、また、
外気通風により絶縁低下する七いう問題点があった。

さらに、出力増加の場合、冷却風量増大のためファン（
至）がいっそう大き（なり、風損の増大とともに騒音も
増大するという問題点があった。

この発明け、このような問題点を解決するためになされ
たもので、ファンによる通風冷却によることなく、効果
の大きい冷却手段により、小形群青化し、ファンによる
損失及び騒音をなくした車両用交流発電機を得ることを
目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明にかかる車両用交流発電機は、固定子コイル端
部を囲い体により囲い、この囲い体とブラケットとの間
に流通路を形散し、冷却液を流通させるとともに、流通
路を形成するブラケットに放熱フィンを設けるようにし
たものである。

〔作用〕

この発明においては、冷却液の流通により固定子コイル
及び固定鉄心が効果的に冷却され、放熱フィンを介し冷
却されたブラケットにより軸”ｌ−冷却するときもに、
流動する機内空気又は励ｍ側鉄心を介し励磁コイルを冷
却する。

〔実施例〕

＠１図はこの発明ｌこよる車両用交流発電機の一実捲例
を示す縦断面図で、第２図は箸１図の一部破断して示す
正面図であり、ｉｌｌ　、　＋２）　、　＋６１　、　
＋７１　、　（。

７ａ）、ｉ９１〜αυ、α弔〜αηけ上記従来装置と同
一のものである。６２））は回転子で、回転軸＋１１に
固着された一方の磁棒鉄心（イ）には複数の磁極爪部（
２２ａ）が円周方向に対し間隔をあけ、上記！４１４１
Ｑ７ａ）とけ交互に出さねている。

翰は一方及び他方のＷｔ極鉄心（イ）及び（７）にエア
ギャップを介し配設された固定の励磁側鉄心で、励磁コ
イル（９１を保持している。弼は固定子コイルαυの両
コイル端を囲う両側１対の囲い体で、良熱云導のアルミ
ニウムなどの金属材からなり、コイル端との間に合成樹
脂などからなる絶縁光てん材に）が充てんされ、固定子
鉄心（１０）に液密に固着されており、固定子コイルα
υを液密に保護している。この囲い体（財）の背面には
円周方向の複数の放熱フィン（２４ｂ）が設けられてい
る。

次に、＠け固定子鉄心（１０）を支持する前ブラケット
で、環状（１）（２６ａ）に囲い体（財）の端部の円筒
状突起（２４ａ）　ｋ　ｔｔｔめ込み、粘性状のシリコ
ン系などのガスケット（イ）により液密に封止しており
、内壁と囲い体（ハ）の背面との間に円周方向に冷却液
の流通路（３２ａ）が形蔽さねている。この前ブラケッ
ト（至）には冷却液の流入管（４）及び流出管（至）が
投けられており、双方間位遣に囲い体（ハ）の背面との
間に仕切部（ａｓｂ）が設けられである。（２６Ｑ）　
ｌｄ前ズブラケット７）の内壁面に冬々一体に彫叙され
た複数の放熱フィンで、冷却液の流通を妨げないように
構成さねている。

（至）は車両の機関の冷却液循環系路の往路側から流入
管（ハ）に連結されたチューブ、（至）に流出管−に連
結さね上記冷却液循環系路の帰路側に戻すチューブであ
る。■ケ曲ブラケット（至）に０リング０ηを介し液密
に結合された後ブラケットで、環状溝（３０ａ）に囲い
体（ハ）の円筒状突起（２４ａ）をはめ込み、粘性状の
ガスケット（イ）により液密に封止している。後プラテ
ンｌ）け励磁側鉄心＠を固着するとともに、呻受０５１
を支持しており、冷却液の分岐穴（’Ｘ）Ｑ）及び戻し
穴（３０ｄ）が設けられている。後ブラケット（１）の
内壁と後側の囲い体■の背面との間に、半径方向に冷却
液の流通路（３２ｂ）が形成されており、流入側と流出
側を仕切る仕切部（３０ｂ）が設けらねている。

（３０ｅ）け後ブラケット■に各々一体に形成された複
数の放熱フィンで、各々冷却液の流通を妨げないように
構成さねている。

鏝は良熱伝導金属材からなり、後ブラケット（至）の外
端部に液密に取付けられた冷却カバーで、双方間に冷却
液の分岐流通路（３２０）が形成されており、分岐穴（
３）Ｑ）からの冷却液を流通し、戻し穴（３０ｄ）から
流通路（３２ｂ）の途中に戻す。この冷却カバー−の内
面には冷却液の流れ方向に複数の放熱フィン（３３ａ）
が設けられである。冷却カバー（至）の外端面には、整
流器ｑ０がヒートシンク（１６＆）を介し固着され、電
圧調整器αηがヒートシンク（１７ｂ）を介し固着され
ている。Ｃ３４は後ブラケット（７）に取付けられた保
護カバーである。

上記−実施例の装置の冷却作用は、次のようになる。車
両の機関の低温の冷却液が一部分流され、流入管（至）
から流入され、流通路（３２ａ）、（３２ｂ）を矢印の
ように流通し、固定子鉄心ｔ１０１　、固定子コイル圓
を冷却して温度上昇し、流出管（イ）から流出され、機
関の冷却液循環系路の復路側に戻される。

また、流入管（ハ）から流通路（３２ｂ）に流入した冷
却液の一部は、分岐穴（３０ｂ）から分岐流通路（３メ
）を矢印のように流通し、冷却カバー競を介し整流器σ
り及び電圧調整器αηを冷却し、流通路（３２ｂ）の途
中に戻される。

さらに、冷却液に効果的に直接冷却された、前ブラケッ
ト（ホ）は軸受α４を吸熱冷却し、後ブラケット（７）
は軸受叩を吸熱冷却するとともに、励磁側鉄心器を介し
励磁コイル（９１を吸熱冷却する。

前・後ブラケット（イ）、（至）には各々放熱フィン（
２６０）（田ｅ）が１愛けられており、また、各囲い体
（ハ）には放熱フィン（ｚ４ｂ）が設けられ、冷却カバ
ーに）には放熱フィン（３３Ｍ）が設けられており、熱
交換を増大し冷却効果がいっそう向上される。

こうして、発熱の大きい固定子コイルαＤ、整流器ａＱ
、電圧調整器αη及び励磁コイル（９１け効果的に冷却
され、温度上昇が大幅に抑制され、また、ファンを要せ
ず、その通風騒音をなくすることができる。

￥Ｊ３図はこの発明による車両用交流発電機の他の実施
例を示す縦断面図である。回転子θηは回転軸＋１１に
固着された一方及び他方の磁極鉄心働及びに）と、これ
らに保持された励磁コイル（９）からなり、磁極鉄心（
イ）から出された複数の磁極爪部（４２ａ）と磁極鉄心
−から出された複数の磁極爪部（４３ａ　）とが交互に
配されである。■は励磁コイル（９１に通電するスリッ
プリングで、ブラシ装置■により集電される。後ブラケ
ット（７）には冷却カバー６傍が液密に敗付けられ、分
岐流通路（３２ｏ　）が形成され、冷却カバー（ロ）に
は整流器Ｑり及び電圧調整器α″りが収付けられている
。（４７）は保護カバーである。

前、後ブラケット（至）、（７）は放熱フィン（２６Ｑ
　）、（３）ｅ　）を介し冷却液による直接冷却で内部
空気と効果的に熱交換され、したがって、回転子（４１
）部の回転による内部空気の流動で、励磁コイル（９）
を効率よく放熱することができる。

なお、上記実施例では機関の冷却液循環系路力島ら冷却
液を一部分流して発電機に流通させたが、こねに限らず
、別系統の冷却液循環手段を設けてもよい。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、固定子コイルの両コ
イル喘を囲い体で囲い、ブラケットと囲い体との間に形
成された流通路に冷却液を流通するとともに、その流通
路を形成するブラケットに放熱フィンを設けたので、固
定子コイル等の発熱部が効果的に冷却され、小型軽量化
でき、従来のような通風による騒音や風損がなくされ、
また、全閉とし得るので、外気による絶縁低下や、有害
　　す。

ガスや塩害などによる被害が防止される。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明による車両用交流発電機の縦断面図、
第２図は第１図の装置の保護カバーを除き一部破断して
示す正面図、第３図はこの発明の他の実施例を示す車両
用交流発電機の縦断面図、第４図か従来の亀両用交流発
′１機の縦断面図である０（１）・・・回転軸、（７）・・・磁極鉄心、１９１・
・・励磁コイル、［０１・・・固定子鉄心、０］）・・
・固定子コイル、α４１．（１５・・・軸受、αＱ・・
・整流器、αη・・・電圧調整器、３υ・・・回転子、
（イ）・・・磁極鉄心、■・・・囲い体、（２４ｂ）・
・・放熱フィン。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）車両の機関により回転される回転軸に固着され励
磁コイルにより励磁される回転子磁極鉄心と、この磁極
鉄心を囲い固定子コイルが装着された固定子鉄心と、こ
の固定子鉄心を支持するとともに、軸受を介し上記回転
軸を支持するブラケットとを備えた車両用交流発電機に
おいて、上記固定子コイルのコイル端を液密に囲い、上
記ブラケットとの間に冷却液の流通路が形成された囲い
体を設けると共に、上記流通路を形成する上記ブラケッ
トに放熱フィンを設けたことを特徴とする車両用交流発
電機。
（２）冷却液を機関の冷却液循環系路から一部を分流し
流通路に流通するようにした特許請求の範囲第１項記載
の車両用交流発電機。
（３）囲い体の背面に放熱フィンを設けた特許請求の範
囲第１項又は第２項記載の車両用交流発電機。