JP7478449B2 - 筆記性スクリーン - Google Patents

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Description

本発明は、筆記性スクリーンに関し、より詳細には、映写投影性が改善された筆記性スクリーンに関する。
近年、パーソナルコンピューター、タブレット端末、スマートフォンなどの情報機械装置または通信機械装置に接続したプロジェクターから発せられた文字、写真、図形などを映写する投影用スクリーンの機能を有するとともに、ホワイトボード用マーカーなどによる書込みとホワイトボードイレーサーによるその消去とが可能なスクリーンが知られている。このようなスクリーンは、投影用スクリーンや筆記性スクリーンとも呼ばれている。
従来の投影用スクリーンでは、表面素材のエンボス加工や微細粒子の練りこみなどによってスクリーンの表面に凹凸を設け、プロジェクターからの投影光を乱反射させることにより、ホットスポットと呼ばれる光のギラツキを抑え、映像視野角の拡大が図られている。
これに対し、使用時のホットスポットやギラツキのない、筆記性、消去性、さらに長期使用による耐擦傷性などバランスの取れた筆記性スクリーンは未だ満足し得るものは見出されていない。
例えば、特許文献1には、ポリエチレンテレフタレート樹脂製フィルムの表面に紫外線硬化性樹脂を塗布・硬化させて、硬化塗膜表面にエンボス加工を施し、算術平均粗さ1.5~3.0μm、平均山間隔50~280μm程度の凹凸を設けたスクリーンが提案されている。特許文献1のスクリーンは、ホワイトボード用マーカーで書いた文字などの消去性を改善することが目的とされている。
特許文献2には、基材の上に微細粒子を含む樹脂層を設け、筆記かつ投影面における算術平均粗さRa1(カットオフ値0.8mm、触針先端半径2.5μmにおけるJIS B0601(2001)に準拠する表面の算術平均粗さ)が0.1~3.0μmであり、当該筆記かつ投影面におけるRa2(カットオフ値0.08mm、触針先端半径2.5μmにおけるJIS B0601(2001)に準拠する表面の算術平均粗さ)が0.05~0.20μmである筆記性スクリーンが記載されている。特許文献2のスクリーンは、筆記性および消去性の改善に加え、ホットスポットおよびギラツキの改善を目的としている。
特許文献3には、熱可塑性樹脂製の基材上に平均粒子径2~12μmの微粒子を含ませた紫外線硬化性樹脂を塗布・硬化させることにより作製した映写用スクリーンが記載されている。この特許文献3はまた、この紫外線硬化性樹脂にフッ素系またはシリコーン系化合物を添加することによって硬化表面のグロス(60度表面光沢度)が3~38程度となり、ホットスポットおよび消去性が改善することを記載している。
しかし、特許文献1~3に記載のスクリーンはいずれも、各特許文献が目的とする相応の改善効果が期待できるものの、ホワイトボード用マーカーやホワイトボードイレーサーを用いる際の書込み性および消去性に関する筆記機能と、ホットスポットおよびギラツキの防止または低減に関する投影機能とを未だバランス良く改善し得るものであるとは言い難い。このため、筆記性スクリーンのさらなる開発が所望されている。
国際公開第2001/032440号 国際公開第2013/137099号 特開2018-54809号公報
本発明は、上記問題の解決を課題とするものであり、その目的とするところは、ホワイトボード用マーカーやホワイトボードイレーサーを用いる際の書込み性および消去性に関する筆記機能と、ホットスポットおよびギラツキの防止または低減に関する投影機能とをバランス良く向上させ得る、筆記性スクリーンを提供することにある。
本発明は、基材層の上に樹脂層を有する筆記性スクリーンであって、該樹脂層が1%~20%の表面光沢度と5H~2Bの表面鉛筆硬度とを有する、筆記性スクリーンである。
1つの実施形態では、上記樹脂層の上記表面光沢度は5%~14%である。
1つの実施形態では、上記樹脂層の上記表面鉛筆硬度は2H~Bである。
1つの実施形態では、上記樹脂層は、紫外線硬化性樹脂と反応性シリコーンとの硬化物で構成されている。
さらなる実施形態では、上記反応性シリコーンは、アクリル酸基またはメタクリル酸基で変性したポリシロキサンである。
本発明によれば、ホワイトボード用マーカーを用いた書き込みに対してホワイトボードイレーサーによる消去性を高め、かつホットスポットおよびギラツキの防止または低減を図ることができる。
本発明の筆記性スクリーンの一例を示す概略断面図である。
以下、本発明について詳述する。
本発明の筆記性スクリーンは基材層の上に樹脂層を有する。
図1は、本発明の筆記性スクリーンの一例を示す概略断面図である。図1のスクリーン100において、樹脂層120は、基材層110の一方の面上に配置されている。図1において、樹脂層120は基材層110に対して直接接触するように配置されているが、本発明はこのような実施形態にのみ限定されない。例えば、樹脂層120と基材層110との間には、後述するような材料を用いてプライマー層や粘着層が設けられていてもよい。
基材層を構成する材料としては、例えば、紙(例えば、板紙、洋紙、和紙)、合成紙、布帛(例えば、織布、編布、不織布)、および合成樹脂製のシートまたはフィルム、ならびにこれらの積層体が挙げられる。スクリーンを構成するものであるとの点から、基材層の少なくとも片面(すなわち、上記図1において基材層110を構成する面のうち、樹脂層120が配置される側の面)は白色を呈していることが好ましい。
本発明においては、耐久性や平面性等が良好であるとの理由から、基材層を構成する材料のうち合成樹脂製のシートまたはフィルムが好ましい。さらに、合成樹脂製シートあるいはフィルムは、強度、寸法安定性、耐熱性などが良好であるとの理由から、白色ポリエステル樹脂製シートまたはフィルムであることが好ましく、白色2軸延伸ポリエステルフィルムであることがより好ましい。このような白色2軸延伸ポリエステルフィルムとしては、例えば、三菱ケミカル株式会社製ダイアホイルW400J、東レ株式会社製ルミラーE28G、帝人フィルムソリューション株式会社製テイジン(登録商標)テトロン(登録商標)フィルムU292W、東洋紡株式会社製クリスパーK2323などが市販されている。
本発明の筆記性スクリーンにおける基材層の厚みは必ずしも限定されないが、例えば、25μm~250μm、より好ましくは75μm~200μmである。基材層の厚みが25μmを下回ると、得られるスクリーンに十分な強度を付与することができず、使用の際(例えば、ボードイレーサーによる文字の消去の際)に破損し易くなるおそれがある。基材層の厚みが250μmを上回ると、所望される筆記機能および投影機能の改善には変化がなく、むしろ得られるスクリーン自体の自重が重くなるおそれがある。
一方、本発明において、樹脂層は所定の表面光沢度および所定の表面鉛筆硬度を有する。
樹脂層の表面光沢度とは、例えば図1に示す筆記性スクリーン100の樹脂層120の外表面130における光沢度である。このような表面光沢度は、グロス(60度鏡面光沢度)とも呼ばれ、JIS Z 8741(1997)に準拠して測定される。
本発明の筆記性スクリーンを構成する樹脂層の表面光沢度は1%~20%、好ましくは5%~14%である。樹脂層の表面光沢度が1%を下回ると、樹脂層の外表面において、ホワイトボード用マーカーやホワイトボードイレーサーによる滑りが低下したり、投影映像の鮮明度が低下する場合がある。樹脂層の表面光沢度が20%を上回ると樹脂層全体が高光沢となり、スクリーンとして使用した際にギラツキを感じる場合がある。このような樹脂層の表面光沢度は、例えば、本発明の筆記性スクリーンを製造する際に使用され得る機器内のピンチロールまたはプレスロールの表面粗さ、シボ付きシートの表面粗さ、紫外線硬化性樹脂の種類または硬化条件、硬化剤の種類または量によって調整することができる。
樹脂層の表面鉛筆硬度とは、例えば図1に示す筆記性スクリーン100の樹脂層120の外表面130における硬度である。表面鉛筆硬度は、以下のようにして測定される。
まず、鉛筆硬度試験用鉛筆(硬度の異なる6Bから6Hまでの14本の鉛筆群)が、木軸部分のみを削って芯を5~6mm露出させられる。このうち、最初に最も柔らかい6Bの鉛筆が鉛筆試験機にセットされ、鉛筆の芯の先端に750±10gの荷重がかかった状態で45±1°の角度を保持し、スクリーンの樹脂層の外表面に対して0.5~1mm/秒の速度で、少なくとも7mmの距離で移動させる。次いで、当該鉛筆の芯が移動した樹脂層の表面を柔らかな布または脱脂綿と不活性溶媒で拭き取った後、樹脂層の外表面に傷が生じているか否かが目視で観察される。その後、上記14本の鉛筆群のうち、その次に硬い鉛筆について上記と同様の操作および目視による観察が行われる。このような操作および目視による観察を樹脂層の外表面上の傷が観察されるまで(最終的に6Hの鉛筆に至るまで)行われる。
そして、樹脂層の外表面に傷が入ったことを観察できた場合、その操作の1つ前の柔らかい鉛筆の硬度(6B~6Hのいずれか)が表面鉛筆硬度として表される。
本発明の筆記性スクリーンを構成する樹脂層の表面鉛筆硬度は、JIS規格(JIS K 5600-5-4)に規定されている9H~6Bの17種のうち、5H~2B、好ましくは2H~Bである。樹脂層の表面鉛筆硬度が5Hを上回る(すなわち、6Hまたは樹脂層の外表面が硬すぎて測定不能である)場合、スクリーンを折り曲げや巻回した際に、樹脂層にクラックが入って表面品位を低下させて消去性を損なうことがある。樹脂層の表面鉛筆硬度が2Bを下回る(すなわち、3B~6Bのいずれか、または樹脂層の外表面が柔らかすぎて測定不能である)場合、当該樹脂層の外表面はホワイトボードイレーサーにより傷がつき易く耐擦傷性に劣り、長期間使用して生じた傷により表面が劣化してホワイトボード用マーカーの消去性が低下する場合がある。このような樹脂層の表面鉛筆強度は、例えば、本発明の筆記性スクリーンを製造する際に使用され得る紫外線硬化性樹脂の種類または硬化条件、硬化剤の種類または量によって調整することができ、例えば、樹脂層の硬化度を高めることにより表面鉛筆硬度を高くすることができる。
本発明おいて、樹脂層は筆記性スクリーン用樹脂組成物の硬化物から構成されている。
この筆記性スクリーン用樹組成物は、例えば、紫外線硬化性樹脂、または紫外線硬化性樹脂と反応性シリコーンとの混合物を含有する。
紫外線硬化性樹脂は、光(特に紫外線)の照射によって重合反応を生じ固化する性質を有するモノマーおよびオリゴマーであり、例えば、光の照射によって不飽和二重結合のラジカル重合を引き起こす性質を有するもの(アクリレート型の紫外線硬化性樹脂)、光照射によってカチオン重合を引き起こす性質を有するもの(エポキシ型の紫外線硬化性樹脂)が挙げられる。このような紫外線硬化性樹脂の具体的な例としては、エポキシ変性アクリレート系、ウレタン変性アクリレート系、シリコーン変性アクリレート系、およびエポキシ系、ならびにそれらのフッ素変性オリゴマー、またはモノマー、あるいは公知の光重合開始剤を含有する樹脂が挙げられる。
紫外線硬化性樹脂としては、例えば、大日精化工業株式会社製セイカビームNR-G4;共栄社化学株式会社製GY-2;ならびに日本化薬株式会社製GYO-111A、DPR-047およびPET-061;日本合成株式会社製紫光(登録商標)UV-7510B;などが挙げられる。
反応性シリコーンは、当該シリコーンを構成する珪素原子の一部に反応性官能基が導入されたシリコーンオイルであり、上記紫外線硬化性樹脂と一緒に組み合わせることにより、当該樹脂が紫外線によって硬化する際に併せてシリコーンオイルの特性を付与し得る材料である。反応性シリコーンは無溶剤型反応性シリコーンと呼ばれることもある。このような反応性シリコーンには、例えば、ポリシロキサンを構成する分子の片方の末端に反応性官能基を付与したもの(片末端型反応性シリコーン)、およびポリシロキサンを構成する分子の側鎖に反応性官能基を付与したもの(側鎖型反応性シリコーン)、ならびにそれらの組み合わせが挙げられる。片末端型反応性シリコーンは、例えば樹脂(紫外線硬化性樹脂)に対してグラフト共重合が可能であり、樹脂表面に撥水性や滑り性を付与することができる。側鎖型反応性シリコーンは、例えば樹脂(紫外線硬化性樹脂)に対してランダム共重合が可能であり、樹脂表面に撥水性や滑り性を付与することができる。
上記片末端型反応性シリコーンおよび/または側鎖型反応性シリコーンを構成する反応性官能基の例としては、アミノ基、ジアミノ基、エポキシ基、脂環式エポキシ基、カルビノール基、メルカプト基、カルボキシル基、ジオール基、アクリル基、およびメタクリル基、ならびにそれらの組み合わせが挙げられる。得られるスクリーンに良好な筆記機能(例えば、ホワイトボード用マーカーまたはホワイトボードイレーサーによる書込み性および消去性)を提供することができるという点から、反応性シリコーンは、アクリル酸基またはメタクリル酸基で変性したポリシロキサンであることが好ましく、ポリシロキサン分子の片側末端をアクリル酸基またはメタクリル酸基で変性した、片末端型反応性のポリシロキサン(片末端型反応性シリコーン)であることがより好ましい。
反応性シリコーンは、例えば、信越化学工業株式会社より「信越シリコーンオイルX-22-174」シリーズで市販されており、特に信越シリコーンオイルX-22-174AS-Xが好ましい。
上記筆記性スクリーン用樹組成物における反応性シリコーンの含有量は、上記紫外線硬化性樹脂100重量部に対して0.5重量部~10重量部であり、好ましくは1重量部~8重量部である。反応性シリコーンの含有量が0.5重量部を下回ると、得られたスクリーンにおいてホワイトボードイレーサーによる消去性および/または滑り性が低下する場合がある。反応性シリコーンの含有量が10重量部を上回ると、上記紫外線硬化樹脂に配合する際の分散性が低下し、均質な樹脂組成物を得ることが困難となる場合がある。
筆記性スクリーン用樹組成物は、得られるスクリーンの筆記機能および投影機能の両方を一層向上させるために、微粒子が添加されていてもよい。このような微粒子の例としては、有機系材料(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、アクリル樹脂などの熱可塑性樹脂)、および無機系材料(例えば、ガラス、シリカ、アルミナ、チタン化合物、ジルコニウム化合物)、ならびにそれらの組み合わせが挙げられる。微粒子の平均粒子径および含有量は特に限定されず、当業者にて適切な平均粒子径および量が選択され得る。
筆記性スクリーン用樹組成物は、必要に応じて他の添加剤を含有していてもよい。このような他の添加剤の例としては、酸化防止剤(例えば、フェノール系酸化防止剤、硫黄系酸化防止剤、および/またはリン系酸化防止剤);帯電防止剤(例えば、アニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤、非イオン系界面活性剤、および/または両性界面活性剤);滑剤(例えば、炭化水素系滑剤、脂肪酸系滑剤、高級アルコール系滑剤、脂肪酸アミド系滑剤、金属石ケン系滑剤、および/またはエステル系滑剤);および難燃剤(例えば、有機系難燃剤および/または無機系難燃剤);ならびにそれらの組み合わせ;が挙げられる。筆記性スクリーン用樹組成物に含有され得る上記他の添加剤の含有量は、特に限定されず、当業者によって任意の量が選択され得る。
本発明の筆記性スクリーンにおける樹脂層の厚みは必ずしも限定されないが、例えば、2μm~50μm、より好ましくは5μm~20μmである。樹脂層の厚みが2μmを下回ると、塗工の均一性を保つ(すなわち、基材層上に樹脂層をほぼ均一な厚みで配置する)ことが難しくなる場合がある。樹脂層の厚みが50μmを上回ると、得られるスクリーンがカールを起こす場合がある。
本発明の筆記性スクリーンにおいて、基材層と樹脂層との間にプライマー層が配置される場合、プライマー層を構成する材料は、特に限定されず、当該分野における公知の材料が採用され得る。プライマー層の厚みもまた特に限定されず、当業者によって適切な厚みが選択され得る。
本発明の筆記性スクリーンは、基材層の他方の面、すなわち、樹脂層と接触する面と反対側の面に、例えば粘着層や接着剤層を介してマグネットシートのような他の層が設けられていてもよい。本発明の筆記性スクリーンに当該マグネットシートが設けられている場合、黒板、金属製パーテションなどの所定の場所に本発明の筆記性スクリーンを簡単に設置し、かつ取り外しを行うことができる。このようなマグネットシートは市販されている。
本発明の筆記性スクリーンは、例えば、以下のようにして製造される。
まず、基材層の上に、上記筆記性スクリーン用樹脂組成物が配置される。
具体的には、基材層を構成する材料の一方の面上に、上記紫外線硬化性樹脂、または紫外線硬化性樹脂と反応性シリコーンとの混合物を含む上記筆記性スクリーン用樹脂組成物が例えば均一な混合物の状態で付与される。基材層への筆記性スクリーン用樹脂組成物の付与は、当該分野において公知の手段を用いて、例えば塗布または散布することにより行われる。
基材層への筆記性スクリーン用樹脂組成物の配置が行われた後、筆記性スクリーン用樹脂組成物が配置された面には、得られるスクリーン表面においてプロジェクターから発せられる投影光を乱反射させることにより、ホットスポットの発生を防止するために、所定の凹凸や物理的形状を付与するためにシボ加工が行われてもよい。このシボ加工には当該分野において公知の手段が用いられ得る。
これにより、基材層上に筆記性スクリーン用樹脂組成物が配置される。
次いで、基材層上に配置された樹脂組成物に紫外線が照射される。
紫外線の照射は、当該分野において公知の手段、例えば、UV光源を備える紫外線照射装置を用いて行われる。使用され得るUV光源の種類としては、例えば、水銀ランプ、メタルハライドランプ、高効率メタルハライドランプ、ハイパワーメタルハライドランプなどのランプ;およびLEDライト;が挙げられる。本発明において、照射される紫外線は、好ましくは254nmおよび/または365nmの波長を含み、照射時間は使用するUV光源の種類や出力によって変動するため、必ずしも限定されない。紫外線の照射によって、基材層上で、筆記性スクリーン用樹脂組成物は硬化物として樹脂層を形成する。
このようにして、本発明の筆記性スクリーンが製造される。
本発明の筆記性スクリーンは、例えば市販のホワイトボード用マーカーを用いて樹脂層上に自由に書き込みを行うことができる。また、市販のホワイトボードイレーサーを用いれば、当該書込みされた文字や図形を容易に消去することができる。加えて、本発明の筆記性スクリーンは、プロジェクターから発せされる光を、ホットスポットやギラツキを防止または低減して樹脂層上に投影することができる。このように、本発明の筆記性スクリーンは、筆記機能および投影機能の両方に優れ、従来のスクリーンと比較して両機能がバランス良く向上されている。
本発明の筆記性スクリーンは、例えば、オフィス、学校または教育施設、図書館、病院、貸会議室、展示会会場、劇場、コンサートホール、商業施設、空港、役所などの種々の施設において有用である。
以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(スクリーンの評価)
以下の実施例および比較例で作製または入手したスクリーンに対し、以下の評価項目についての評価を行った。
(1)表面光沢度
実施例および比較例で作製または入手したスクリーンについて、樹脂層の外表面における表面光沢度(グロス、60度鏡面光沢度)を、JIS Z 8741(1997)に準拠して測定した。
(2)表面鉛筆硬度
まず、鉛筆硬度試験用鉛筆(硬度の異なる6Bから6Hまでの14本の鉛筆群)が、木軸部分のみを削って芯を5~6mm露出させた。このうち、最初に最も柔らかい6Bの鉛筆が鉛筆試験機にセットされ、鉛筆の芯の先端に750±10gの荷重がかかった状態で45±1°の角度を保持し、実施例および比較例で作製または入手したスクリーンの樹脂層の外表面に対して0.5~1mm/秒の速度で、少なくとも7mmの距離で移動させた。次いで、当該鉛筆の芯が移動した樹脂層の表面を柔らかな布または脱脂綿と不活性溶媒(プロパノールを使用した)で拭き取った後、樹脂層の外表面に傷が生じているか否かを目視で観察した。その後、上記14本の鉛筆群のうち、その次に硬い鉛筆について上記と同様の操作および目視による観察を行った。このような操作および目視による観察を樹脂層の外表面上の傷が観察されるまで(最終的に6Hの鉛筆に至るまで)行った。
そして、樹脂層の外表面に傷が入ったことを観察できた際、その操作の1つ前の柔らかい鉛筆の硬度(6B~6Hのいずれか)を表面鉛筆硬度として決定した。
(3)ホットスポット
実施例および比較例で作製または入手したスクリーンについて、スクリーン表面(樹脂層側の表面)に、単焦点プロジェクター(パナソニック株式会社製VX425NXGA)で白色光を照射し、ホットスポットの有無を5人のパネラーによって目視で確認し、その後、パネラー全員で協議して、以下の基準で判定を行った:
「5」・・・ホットスポットが観察されなかった。
「4」・・・ホットスポットが僅かに観察されたが、全く気にならないレベルのものであった。
「3」・・・ホットスポットが観察されたが、実用性に耐え得ると判断した。
「2」・・・ホットスポットが観察され、実用性には耐え得ないと判断した。
「1」・・・強いホットスポットが観察され、不快に感じられた。
(4)ギラツキ
実施例および比較例で作製または入手したスクリーンについて、スクリーン表面(樹脂層側の表面)に、単焦点プロジェクター(パナソニック株式会社製VX425NXGA)で白色光を照射し、ギラツキの有無を5人のパネラーによって目視で確認し、その後、パネラー全員で協議して、以下の基準で判定を行った:
「5」・・・ギラツキが全く感じられなかった。
「4」・・・ギラツキが僅かに感じられたが、全く気にならないレベルのものであった。
「3」・・・ギラツキが感じられたが、実用性に耐え得るレベルのものであった。
「2」・・・ギラツキが感じられたが、実用性には耐え得ないレベルのものであった。
「1」・・・ギラツキが強く、不快に感じられた。
(5)消去性
実施例および比較例で作製または入手したスクリーンの表面(樹脂層側の表面)に市販のホワイトボード用マーカーで、約10cmの長さの5本の直線を引き、約25℃の室内で5分間放置した。その後、この5本の直線を市販のホワイトボードイレーサーで軽く繰り返し擦って、マーカーで付けたインクの消し易さを5人のパネラーによって個々に評価し、その後、パネラー全員で協議して、以下の基準で判定を行った:
「5」・・・力を入れずに1~3回擦ることでインクを完全に消し去ることができた。
「4」・・・力を入れずに4~7回擦ることでインクを完全に消し去ることができた。
「3」・・・力を入れずに8~10回擦ることでインクを完全に消し去ることができた。
「2」・・・力を入れずに8~10回擦ってもインクを完全に消し去ることができず、力を入れて繰り返し擦ることでようやく消し去ることができたが、実用性に乏しいと判断した。
「1」・・・力を入れて繰り返し擦っても消し去ることができず、実用性に欠くと判断した。
(6)耐擦傷性
実施例および比較例で作製または入手したスクリーンについて、スクリーン表面(樹脂層側の表面)の一部分を市販のホワイトボードイレーサーで500回往復して擦り、この擦った一部分にホワイトボード用マーカーで約10cmの直線を引き、約25℃で5分間放置した後、この直線をホワイトボードイレーサーできれいに消し去ることができるか否かと、表面についた擦り傷の有無とを5人のパネラーによって目視で確認し、その後、パネラー全員で協議して、以下の基準で判定を行った:
「5」・・・スクリーン表面には傷がなく、イレーサーを3回以内擦ることで直線を完全に消し去ることができた。
「4」・・・スクリーン表面に僅かに傷があり、イレーサーを3回以内擦ることで直線を完全に消し去ることができた。
「3」・・・スクリーン表面に僅かに傷があり、イレーサーを4回~10回擦ることで直線を完全に消し去ることができた。
「2」・・・イレーサーを4回~10回擦ることで直線を完全に消し去ることができたが、スクリーン表面に明らかな傷が残り、実用性に乏しいと判断した。
「1」・・・スクリーン表面に明らかな傷が残り、イレーサーを10回擦ることでは直線を消し去ることができなかった、またはスクリーン表面には傷がなかったもののイレーサーを10回擦ることでは直線を消し去ることができなかった点で、実用性に欠くと判断した。
(7)耐クラック性
実施例および比較例で作製または入手したスクリーンについて、スクリーン表面(樹脂層側の表面)を外側に向けて、直径10mm、8mm、6mm、4mmまたは2mmの金属製マンドレルの軸周りに沿って180度折り曲げ、その後元の状態に戻した際のスクリーン表面に生じたクラックの有無を目視で観察し、クラックが発生した際に使用したマンドレルの直径を記録した。ここで、記録した直径について、値が小さいほど耐クラック性に優れていることを示す。また、直径10mmのマンドレルでクラックを発生したものは、実用性に欠くと判断した。直径4mmのマンドレルではクラックは発生しなかったが、直径2mmのマンドレルでクラックを発生したもの、および直径2mmのマンドレルでもクラックを発生したものを、「2mm以下」と記録した。
(参考例1:表面光沢度を調整するためのシボ付シートの作製)
クロムメッキ鉄製のロール7本の表面をサンドブラスト処理により表面加工して、表面光沢度がそれぞれ0.5%、2%、6%、13%、15%、45%または60%である8種の表面シボ付きピンチロールを準備した。これらのピンチロールを用いてポリプロピレン樹脂をそれぞれシート状に押し出すことにより、以下の実施例また比較例で得られたフィルムに0.5%、2%、6%、13%、15%、45%および60%の表面光沢度を有する厚さ約50μmのシボ付シートを作製した。なお、後述の実施例1~9のスクリーン(ES1)~(ES9)および比較例4~7のスクリーン(CS4)~(CS7)の各表面光沢度は、それぞれに使用したシボ付シートの表面光沢度がそのまま対応するものであった。
(実施例1)
紫外線硬化性樹脂(大日精化工業株式会社製セイカビームNR-G4)100重量部に、無溶剤型反応性シリコーン(信越化学工業株式会社製X-22-174AS-X)1重量部を添加して樹脂組成物を得た。次いで、基材層として、厚さ125μmの両面易接着性(アンカーコート処理済)の白色2軸延伸ポリエチレンテレフタレート製フィルム(東レ株式会社製ルミラーE28G)に、この樹脂組成物を塗布し、参考例1で得られた13%の表面光沢度を提供し得るシボ付シートを当てて圧力0.3MPaでプレスし、紫外線を照射(照射条件:1700mJ/cm)し、シボ付きシートを剥離して、白色2軸延伸ポリエチレンテレフタレート製フィルム上に厚さ10μmの塗膜(樹脂層)を形成してスクリーン(ES1)を作製した。得られたスクリーン(ES1)の評価結果を表1に示す。
(実施例2、3、5~9、ならびに比較例4~6)
表1に示す紫外線硬化性樹脂100重量部と無溶剤型反応性シリコーン1重量部と参考例1で得られた各表面光沢度を提供し得るシボ付シートを用いたこと以外は、実施例1と同様にして樹脂組成物を作製し、実施例1と同様にしてスクリーン(ES2)、(ES3)、(ES5)~(ES9)、および(CS4)~(CS6)をそれぞれ作製した。得られたスクリーンの評価結果を表1に示す。
(実施例4および比較例7)
表1に示す紫外線硬化性樹脂100重量部および参考例1で得られた各表面光沢度を提供し得るシボ付シートを用い、かつ無溶剤型反応性シリコーンを用いなかったこと以外は、実施例1と同様にしてスクリーン(ES4)および(CS7)をそれぞれ作製した。得られたスクリーンの評価結果を表1に示す。
(比較例1)
市販のスクリーン(スリーエムジャパン株式会社製PWF-500)(CS1)を用い、樹脂層が配置された面(投影面)について、実施例1のスクリーン(ES1)と同様にして評価した。スクリーン(CS1)の評価結果を表1に示す。
(比較例2)
市販のスクリーン(株式会社サンゲツ製TW-1000)(CS2)を用い、樹脂層が配置された面(投影面)について、実施例1のスクリーン(ES1)と同様にして評価した。スクリーン(CS2)の評価結果を表1に示す。
(比較例3)
市販のスクリーン(ゼネラル株式会社製書き映シート)(CS3)を用い、樹脂層が配置された面(投影面)について、実施例1のスクリーン(ES1)と同様にして評価した。スクリーン(CS3)の評価結果を表1に示す。
Figure 0007478449000001
表1に示すように、実施例1~9で得られたスクリーン(ES1)~(ES9)はいずれも、スクリーンの評価項目のほとんど全てにおいて、比較例1~7のスクリーン(CS1)~(CS7)と同等またはより優れており、筆記性スクリーンとして総合的に優れていたものであったことがわかる。
本発明によれば、例えば事務機製造分野等において有用である。
100 筆記性スクリーン
110 基材層
120 樹脂層
130 外表面

Claims (6)

  1. 基材層の上に樹脂層を有する筆記性スクリーンであって、該樹脂層が1%~20%の表面光沢度と5H~2Bの表面鉛筆硬度とを有する、筆記性スクリーン(ただし、該樹脂層がフィラーを含む場合を除く)
  2. 前記樹脂層の前記表面光沢度が5%~14%である、請求項1に記載の筆記性スクリーン。
  3. 前記樹脂層の前記表面鉛筆硬度が2H~Bである、請求項1または2に記載の筆記性スクリーン。
  4. 前記樹脂層が、紫外線硬化性樹脂と反応性シリコーンとの硬化物で構成されている、請求項1から3のいずれかに記載の筆記性スクリーン。
  5. 前記反応性シリコーンが、アクリル酸基またはメタクリル酸基で変性したポリシロキサンである、請求項4に記載の筆記性スクリーン。
  6. 前記表面光沢度が、製造する際に使用される機器内のピンチロールの表面粗さ、プレスロールの表面粗さ、またはシボ付きシートの表面粗さによって調整されている、請求項1から5のいずれかに記載の筆記性スクリーン
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