JP7369907B2 - スキージおよび印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、マスクを介して基板にペーストを印刷する印刷装置に用いられるスキージおよびこのスキージが用いられた印刷装置に関する。
印刷装置は、マスク上に供給された半田ペーストを、マスク上を摺動するスキージによってマスクに設けられた開口に充填させて基板上に印刷している。スキージは、マスクに接触して半田ペーストをマスクの開口に充填させる板状のブレードと、ブレードをマスクに対して傾斜させて保持する保持部とを備えている。印刷時は、ブレードに対してマスクの方向に押し込む適度な押し込み圧力を加えながらマスク上を摺動させることで、半田ペーストを基板に適切に印刷することができる。
このようなブレードの材料として、ウレタンや金属が知られている。ウレタン製のブレードは柔軟性があるため、ブレードをマスクに押し込む量を増減することでブレードの下端部のしなり量を変更してマスクに対するブレードの傾き(アタック角)を変更することが可能であり、押し込み圧力の調整が容易である。一方で、ウレタン製のブレードは、繰り返し使用できる寿命が短いという欠点がある。金属製のブレードは寿命が長いという特徴があるが、一方で柔軟性に欠けるためしなり量の変化は小さく、アタック角を小さくして充填力を増すことが困難という欠点がある。そこで、特許文献1では、金属製ブレードの欠点を補うために金属製ブレードの下端の一部に厚みを薄くした帯状の凹部を形成し、押し込み圧力により凹部を湾曲させることでブレードの下端部を印刷に適した角度に傾斜させることが提案されている。
特開2009-45839号公報
しかしながら、特許文献1では、ブレードの押し込み量を増やすと凹部の湾曲は大きくなって下端部のアタック角が小さくはなるが、ブレードの下端部に十分な押し込み圧力が伝わらずに逃げてしまうため半田ペーストの充填力には限界があり、基板に半田ペーストを適切に印刷できない場合があるという課題があった。
そこで本発明は、基板に半田ペーストを適切に印刷することができるスキージおよび印刷装置を提供することを目的とする。
本発明のスキージは、所定の開口が設けられたマスク上を摺動して、基板上にペーストを印刷するスキージであって、前記マスクに向き、前記ペーストを印刷方向に移動させる第1の主面と前記第1の主面に対向する第2の主面を有するブレードと、前記ブレードを前記マスクに対して傾斜させて保持する保持部と、印刷時の前記ブレードの角度を規制する規制部と、を備え、前記ブレードの前記第2の主面には、前記ブレードの幅方向に沿って線状の低剛性部が設けられ、前記規制部は、前記低剛性部を支点として屈曲する前記ブレードを所定の角度で規制する。
本発明の印刷装置は、請求項1から6のいずれかに記載のスキージを備え、前記基板上にペーストを印刷する。
本発明によれば、基板に半田ペーストを適切に印刷することができる。
本発明の一実施の形態の印刷装置の構造説明図 本発明の一実施の形態の印刷装置の構造を示す正面図 (a)(b)本発明の一実施の形態のスキージの構造説明図 本発明の一実施の形態のスキージの構造を示す正面図 (a)(b)(c)本発明の一実施の形態の印刷装置による印刷工程の説明図 (a)(b)(c)本発明の一実施の形態の第2のスキージの構造と機能を説明する図 (a)(b)(c)本発明の一実施の形態の第3のスキージの構造と機能を説明する図 (a)(b)(c)本発明の一実施の形態の第4のスキージの構造と機能を説明する図
以下に図面を用いて、本発明の一実施の形態を詳細に説明する。以下で述べる構成、形状等は説明のための例示であって、印刷装置の仕様に応じ、適宜変更が可能である。以下では、全ての図面において対応する要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。以下、基板の搬送方向(図2における左右方向)をX方向、X方向と水平面内において直交する方向(図1における左右方向)をY方向、水平面に直交する方向(図1における上下方向)をZ方向と定義する。
まず図1、図2を参照して、印刷装置1の構造を説明する。印刷装置1の基台上には、基板搬送機構2がX方向に設置されている。印刷装置1は、制御部Cを備えている。基板搬送機構2は制御部Cによって制御され、上流側から搬入された基板3をX方向へ搬送し、所定のクランプ位置で基板3を保持して昇降させる。また、基板搬送機構2は、印刷作業が完了した基板3を下流側に搬出する。基板3は、半田ペースト、フラックス、導電性接着剤、銀ペースト、インク等のペーストPが転写される被印刷物である。
クランプ位置に保持された基板3の上方には、基板3の上面に形成された電極3a(図5参照)に対応する位置に設けられた複数の開口4a(図5参照)を有するマスク4が設置されている。マスク4の上方には、印刷ヘッド移動機構5によってY方向に移動する印刷ヘッド6が備えられている。印刷ヘッド移動機構5は、Y方向に延伸する送りねじ7と、送りねじ7を回転駆動するモータ8を備えている。印刷ヘッド6は、送りねじ7のネジ山と係合するネジ山を有して送りねじ7の回転によってY方向に移動する移動ベース9を備えている。モータ8は制御部Cによって制御され、送りねじ7を正方向または逆方向に回転駆動することにより、移動ベース9を備える印刷ヘッド6がY方向に往復移動する。
図1、図2において、印刷ヘッド6は、移動ベース9の上部にY方向に並ぶ2つの昇降シリンダ10を備えている。昇降シリンダ10は、それぞれ移動ベース9を貫いて下方に延伸している昇降軸11を昇降させる。昇降軸11の下端には、それぞれ保持部12が設けられている。保持部12は、それぞれブレード13をマスク4に対して傾斜させて保持している。各ブレード13は、それぞれマスク上を摺動する方向に傾斜している。
2つの昇降シリンダ10は、制御部Cによって制御されている。ペーストPを基板3に印刷する際は、制御部Cは昇降シリンダ10をそれぞれ制御して、一方の保持部12を下降させてブレード13をマスク4上に当接させる(図1参照)。その後、制御部Cは印刷ヘッド移動機構5を制御して、印刷ヘッド6をマスク4に当接したブレード13が傾斜する方向に移動させる。これにより、ブレード13はマスク4上を摺動してペーストPをマスク4の開口4aに充填させる(図5(a)参照)。
このように、保持部12とブレード13は、所定の開口4aが設けられたマスク4上を摺動して、基板3上にペーストPを印刷するスキージ14を構成する。その後、基板3をマスク4から離反させることで基板3の電極3aにペーストPが転写(印刷)される(図5(c)参照)。
次に図3~5を参照して、スキージ14の詳細な構造について説明する。図3(a)、図3(b)はスキージ14の側面図であり、図3(b)はスキージ14の下端付近の拡大図である。図4は、後述するブレード13の第2の主面13b側から見たスキージ14の正面図である。図5(a)は、ブレード13がマスク4の開口4aにペーストPを充填している様子を模式的に表している。
図3、図4において、ブレード13は金属材料(例えばステンレス)から構成された板材であり、マスク4に対して第1の傾き角θ1(θ1<90°)だけ傾けた状態で上端側を保持部12に固定されている。印刷時には、スキージ14はブレード13が有する2つの面のうち、マスク4に向いた第1の主面13aの方向(印刷方向)に移動する(図5(a)の矢印b)。すなわち、金属の板材であるブレード13が有する2つの面のうち、マスク4に向いた第1の主面13aがペーストPに接触可能で、ペーストPを印刷方向に移動させる。
ブレード13が有する2つの面のうち第1の主面13aに対向する第2の主面13bは、上方を向いておりペーストPを移動させない。第2の主面13bには、ブレード13がマスク4に接触する接触端部13c(ブレード13の下端)から保持部12の間に、第2の主面13bからブレード13の内部の途中まで切り欠かれた切欠き13dが形成されている。すなわち、保持部12に保持されずに露出しているブレード13の第2の主面13bの一部には、切欠き13dが形成されている。
図4において、切欠き13dは、接触端部13cと平行に、ブレード13の左右の側面13eまでブレード13の幅方向(X方向)に沿って第2の主面13bに形成されている。第2の主面13bに設けられる線状の切欠き13dは、ブレード13の厚さが薄くなっており、ブレード13の剛性が他の部分より低くなった低剛性部である。すなわち、ブレード13の第2の主面13bには、ブレード13の幅方向に沿って線状の低剛性部(切欠き13d)が設けられている。
図5(a)に示すように、印刷時にスキージ14を下降させてブレード13の接触端部13cがマスク4に接触してから、さらにスキージ14を押し下げると(矢印a)、ブレード13は低剛性部である切欠き13dを支点として屈曲する。この時の、ブレード13の切欠き13dより下方の下端部13fがマスク4と成す第2の傾き角θ2がアタック角であり、ブレード13が保持部12に保持された第1の傾き角θ1より小さい(θ2<θ1)。そして、第1の傾き角θ1から第2の傾き角θ2を引いた残りの第3の傾き角θ3が、切欠き13dを支点としてブレード13が屈曲する角度である。
図3、図4において、ブレード13の第2の主面13bには、ブレード13の左右の側面13eまでブレード13の幅方向(X方向)に沿って、帯状の規制板材15が接合されている。規制板材15は、剛性のある金属材料(例えばステンレス)などから構成された板材であり、切欠き13dの上方で第2の主面13bに接合されている。規制板材15は、下面15a側の一部が切欠き13dと重なっている。
図5(a)において、スキージ14を押し下げると第3の傾き角θ3が大きくなり、屈曲したブレード13の下端部13fが規制板材15の下面15aに接近する。そして、下端部13fの第2の主面13bの一部または切欠き13dの一部が規制板材15の下面15aに当接すると、ブレード13の屈曲が規制される。すなわち、第2の主面13b上に接合された帯状の板材である規制板材15は、低剛性部(切欠き13d)を支点として屈曲するブレード13を所定の角度(第3の傾き角θ3)で規制する規制部である。このように、規制部は、印刷時のブレード13の角度(第2の傾き角θ2)を規制する。
次に図5(a)~図5(c)を参照して、スキージ14を使用して基板3上にペーストPを印刷する工程について説明する。図5(a)において、スキージ14は、規制板材15でブレード13の角度が規制されてから、所定の印圧がマスクに加わる状態までさらに押し下げられる(矢印a)。所定の印圧になると、スキージ14は第1の主面13aの方向に移動する(矢印b)。これにより、マスク4に当接したブレード13はペーストPを掻き寄せながらマスク4上を摺動する。この過程で屈曲したブレード13の下端部13fが開口4aを通過するとき、その開口4aにペーストPが押し込まれて充填される。
1枚の基板3に対するマスク4上の移動が終了すると、スキージ14は元の高さまで上昇する。スキージ14が上昇してブレード13がマスク4から離れると、ブレード13はブレード13の有する復元力により図3(a)に示す屈曲していない状態に戻る。図5(b)は、スキージ14の摺動が終了し、マスク4の各開口4aにペーストPが充填されている状態を示している。図5(c)において、次いで基板3を下降させてマスク4から離反させると(矢印c)、基板3の電極3a上にペーストPが転写(印刷)される。
上記説明したように、スキージ14は、ペーストPに接触する第1の主面13aと第1の主面13aに対向する第2の主面13bを有するブレード13と、ブレード13をマスク4に対して傾斜させて保持する保持部12と、印刷時のブレード13の角度(第2の傾き角θ2)を規制する規制部(規制板材15)と、を備えている。そして、ブレード13の第2の主面13bには、ブレード13の幅方向に沿って線状の低剛性部(切欠き13d)が設けられ、規制部は、低剛性部を支点として屈曲するブレード13を所定の角度(第3の傾き角θ3)で規制する。これによって、基板3に半田ペースト(ペーストP)を適切に印刷することができ、スキージ14を繰り返し使用できる寿命も長くすることができる。
なお、ブレード13の接触端部13cから切欠き13dまでの長さ(すなわち、ブレード13の下端部13fの長さ)、規制板材15の形状、規制板材15の接合位置、切欠き13dの形状(大きさ、深さなど)は、印刷時の印圧、ペーストPの粘度、マスク4の開口4aの形状などを考慮して設計される。
次に図6を参照して、印刷装置1に装着される第2のスキージ16の構造について説明する。図6(a)、図6(b)は第2のスキージ16の側面図であり、図6(b)は第2のスキージ16の下端付近の拡大図である。図6(c)は、第2のスキージ16により基板3上にペーストPを印刷している様子を模式的に表している。第2のスキージ16は、図3~5に示すスキージ14とブレード13の形状は同じで、ブレード13には規制板材15は接合されておらず、保持部17の構造が異なっている。以下、同じ構造には同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
図6(a)において、保持部17は、ブレード13をマスク4に対して傾斜させた姿勢で保持する。保持部17において、ブレード13の第2の主面13bを保持する延伸部17aは、ブレード13の第2の主面13bに形成された切欠き13d付近まで延伸している。図6(b)において、延伸部17aの下端であって第2の主面13bに近接する位置には、第2の主面13bから第4の傾き角θ4の角度を有する下端規制面17bが保持部17の幅方向(X方向)に沿って形成されている。
図6(c)において、印刷時のブレード13における切欠き13dを支点とする屈曲は、保持部17の下端規制面17bにブレード13の切欠き13d付近の第2の主面13bが当接することで規制される。このように、第2のスキージ16の保持部17は、所定の角度(第4の傾き角θ4)の先端形状(下端規制面17b)を有しており、低剛性部(切欠き13d)を支点として屈曲するブレード13を所定の角度(第4の傾き角θ4)で規制する規制部である。
次に図7を参照して、印刷装置1に装着される第3のスキージ18の構造について説明する。図7(a)、図7(b)は第3のスキージ18の側面図であり、図7(b)は第3のスキージ18の下端付近の拡大図である。図7(c)は、第3のスキージ18により基板3上にペーストPを印刷している様子を模式的に表している。第3のスキージ18は、図3~5に示すスキージ14と保持部12は同じで、ブレード19の構造が異なっており、ブレード19には規制板材15は接合されていない。また、ブレード19に形成された切欠き19cの形状がブレード13の切欠き13dとは異なっている。
図7(a)において、ブレード19は金属材料(例えばステンレス)から構成された板材である。保持部12は、ブレード19の第1の主面19a側をマスク4に対して傾斜させた姿勢でブレード19を保持する。ブレード19が有する2つの面のうち、第1の主面19aに対向する第2の主面19bには、切欠き19cがブレード19の幅方向(X方向)に沿って形成されている。図7(b)において、切欠き19cは、平面状の第1の切欠き内面19dと平面状の第2の切欠き内面19eで形成されるV字形の溝であり、第1の切欠き内面19dと第2の切欠き内面19eが成す角度は第5の傾き角θ5である。
図7(c)において、印刷時のブレード19における切欠き19cを支点とする屈曲は、切欠き19cの第1の切欠き内面19dと第2の切欠き内面19eが互いに当接することで規制される。なお、ブレード19の屈折を規制する箇所は互いに当接する面(第1の切欠き内面19d、第2の切欠き内面19e)に限定されることはなく、第2の主面19bの表面に現れる切欠き19cの2つの並行するエッジ部であってもよい。
このように、ブレード19の第2の主面19bに設けられる線状の切欠き19cは、切欠き19cを支点としてブレード19を屈曲させる低剛性部である。そして、切欠き19cが有する第1の箇所(第1の切欠き内面19d)および第1の箇所と当接可能な第2の箇所(第2の切欠き内面19e)は、低剛性部(切欠き19c)を支点として屈曲するブレード19を所定の角度(第5の傾き角θ5)で規制する規制部である。
次に図8を参照して、印刷装置1に装着される第4のスキージ20の構造について説明する。図8(a)、図8(b)は第4のスキージ20の側面図であり、図8(b)は第4のスキージ20の下端付近の拡大図である。図8(c)は、第4のスキージ20により基板3上にペーストPを印刷している様子を模式的に表している。第4のスキージ20は、第2のスキージ16と保持部17は同じで、ブレード21の構造が異なっている。
図8(a)、図8(b)において、ブレード21は金属材料(例えばステンレス)から構成された板材である。保持部17は、ブレード21の第1の主面21a側をマスク4に対して傾斜させた姿勢で、ブレード21を保持する。ブレード21が有する2つの面のうち、第1の主面21aに対向する第2の主面21bには、線状の軟化部21cがブレード21の幅方向(X方向)に沿って形成されている。
軟化部21cは、ブレード21の第2の主面21bをレーザ光や電磁加熱装置によって線状に加熱することで形成される。すなわち、金属であるブレード21を加熱することで、軟化部21cの性質が変化して硬度が加熱前より低くなっている。すなわち、第2の主面21bに設けられる線状の軟化部21cは、低剛性部である。そのため、図8(c)に示すように、印刷時にブレード21を下降させると、マスク4に当接したブレード21は軟化部21cを支点として屈曲し、ブレード21の下端部21dがマスク4に対して傾斜する。そして、印刷時のブレード21の屈曲は、保持部17の下端規制面17bにブレード21の軟化部21c付近の第2の主面21bが当接することで規制される。
このように、印刷装置1には、スキージ14、第2のスキージ16、第3のスキージ18、第4のスキージ20のいずれかが装着され、基板3上にペーストPを印刷する。なお、印刷装置1に装着するスキージはこれらに限定されることはなく、第2の主面に線状の低剛性部を有するブレードと、ブレードをマスク4に対して傾斜させて保持する保持部と、印刷時のブレードの角度を規制する規制部を備えていればよい。
例えば、スキージ14のブレード13を第4のスキージ20の軟化部21cを有するブレード21に置き換え、ブレード21の第2の主面21bに規制板材15を接合した構成であってもよい。すなわち、このスキージは、ブレード21は金属の板材であり、低剛性部は第2の主面21bに設けられる線状の軟化部21cであり、規制部は第2の主面21b上に接合された帯状の板材(規制板材15)である。
なお、上記は印刷装置1がペーストPを印刷する被印刷物として、部品が実装されるプリント基板などの基板3を例に説明したが、被印刷物は基板3に限定されることはない。例えば、被印刷物はインクなどのペーストPが印刷されるTシャツなどの衣類であっても、ガラス、陶磁器などであってもよい。
本発明のスキージおよび印刷装置は、基板に半田ペーストを適切に印刷することができるという効果を有し、部品を基板に実装する分野において有用である。
1 印刷装置
3 基板
4 マスク
4a 開口
12、17 保持部
13、19、21 ブレード
13a、19a、21a 第1の主面
13b、19b、21b 第2の主面
13d、19c 切欠き(低剛性部)
14 スキージ
15 規制板材(規制部)
16 第2のスキージ(スキージ)
17b 下端規制面(規制部)
18 第3のスキージ(スキージ)
19d 第1の切欠き内面(第1の箇所、規制部)
19e 第2の切欠き内面(第2の箇所、規制部)
20 第4のスキージ(スキージ)
21c 軟化部(低剛性部)
P ペースト
θ2 第2の傾き角(ブレードの角度)
θ3 第3の傾き角(所定の角度)
θ4 第4の傾き角(所定の角度)
θ5 第5の傾き角(所定の角度)

Claims (7)

  1. 所定の開口が設けられたマスク上を摺動して、基板上にペーストを印刷するスキージであって、
    前記マスクに向き、前記ペーストを印刷方向に移動させる第1の主面と前記第1の主面に対向する第2の主面を有するブレードと、
    前記ブレードを前記マスクに対して傾斜させて保持する保持部と、
    印刷時の前記ブレードの角度を規制する規制部と、を備え、
    前記ブレードの前記第2の主面には、前記ブレードの幅方向に沿って線状の低剛性部が設けられ、
    前記規制部は、前記低剛性部を支点として屈曲する前記ブレードを所定の角度で規制する、スキージ。
  2. 前記低剛性部は、前記第2の主面に設けられる線状の切欠きであり、
    前記規制部は、前記第2の主面上に接合された帯状の板材である、請求項1に記載のスキージ。
  3. 前記低剛性部は、前記第2の主面に設けられる線状の切欠きであり、
    前記規制部は、前記所定の角度の先端形状を有する前記保持部である、請求項1に記載のスキージ。
  4. 前記ブレードは、金属の板材であり、
    前記低剛性部は、前記第2の主面に設けられる線状の軟化部であり、
    前記規制部は、前記第2の主面上に接合された帯状の板材である、請求項1に記載のスキージ。
  5. 前記ブレードは、金属の板材であり、
    前記低剛性部は、前記第2の主面に設けられる線状の軟化部であり、
    前記規制部は、前記所定の角度の先端形状を有する前記保持部である、請求項1に記載のスキージ。
  6. 前記低剛性部は、前記第2の主面に設けられる線状の切欠きであり、
    前記規制部は、前記切欠きが有する第1の箇所および前記第1の箇所と当接可能な第2の箇所である、請求項1に記載のスキージ。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載のスキージを備え、前記基板上にペーストを印刷する印刷装置。
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