JP7359622B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤのサイドウォール部の表面には不必要な凹凸が生じることがある。例えば、空気入りタイヤの内部のカーカスプライの端部の形状がサイドウォール部の表面に凹凸として現れることがある。そのような凹凸は空気入りタイヤの外観品質を低下させる。
これに対し、特許文献1や特許文献2に記載のように、空気入りタイヤのサイドウォール部に凸条であるリッジを多数設けることが知られている。このような多数のリッジがあれば、サイドウォール部の表面の不必要な凹凸が目立ちにくくなり、空気入りタイヤの外観品質が向上する。
特許第4947225号 特許第5310805号
ところで、特許文献1や特許文献2の空気入りタイヤでは、1本1本のリッジは直線状であり、リッジの延長方向が場所毎に異なっている。そして、直線状のリッジの端部同士は連結されていない。
このような空気入りタイヤでは、空気入りタイヤが転動してサイドウォール部が繰り返したわんだときに、リッジの端部等からクラックが生じるおそれがある。そのようにしてクラックが生じた場合の問題点の1つは、空気入りタイヤの外観が悪くなることである。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、より外観品質の良い空気入りタイヤを提供することを目的とする。
実施形態の空気入りタイヤは、タイヤ幅方向両側のサイドウォール部の少なくとも一方にタイヤ周方向に延びるセレーションが設けられ、前記セレーションに凸条である複数のリッジがタイヤ周方向に並べて設けられた空気入りタイヤにおいて、それぞれの前記リッジは屈曲部を有しつつタイヤ径方向へ延び、隣り合う前記リッジの最も近い前記屈曲部同士を連結した仮想線が複数形成され、それぞれの前記仮想線が曲線であり、隣り合う前記仮想線の形状が異なり、前記セレーションが、小径の円形の内径側縁部と大経の円形の外径側縁部とに挟まれた装飾領域の一部に設けられ、複数の前記リッジが、前記内径側縁部から前記外径側縁部まで延長され、隣り合う前記仮想線がそれぞれ前記内径側縁部から前記外径側縁部まで延長されていることを特徴とする。
実施形態の空気入りタイヤによれば、リッジが屈曲部を有しつつタイヤ径方向へ延びているため、サイドウォール部のたわみが抑制されてクラックの発生が抑制される。また、隣り合う仮想線の形状が異なるため、サイドウォール部の表面の不必要な凹凸等が目立ちにくくなる。そのため、空気入りタイヤの外観品質がより良くなる。
空気入りタイヤの幅方向の半断面図。 空気入りタイヤを軸方向から見た図。 図2のセレーションの拡大図。 図3のセレーションに対し仮想線を加えた図。 図3のセレーションの範囲Cと範囲Dの境界付近の部分拡大図。 リッジの断面図(図5のX―X断面図)。 リッジの断面図(図5のX―X断面図)。 リッジの断面図(図5のX―X断面図)。
実施形態の空気入りタイヤ1は、サイドウォール部の構造を除き一般的なラジアルタイヤと同様の構造を有している。図1に実施形態の空気入りタイヤ1の大まかな断面構造を例示する。なお図1に示されているのはタイヤ幅方向の半分のみであり、実際の空気入りタイヤ1は中心線Cに対してほぼ左右対称になっている。
空気入りタイヤ1では、タイヤ幅方向両側にビード部9が設けられている。ビード部9は、円形に巻かれた鋼線からなるビードコアと、ビードコアの径方向外側に設けられたゴム製のビードフィラーとからなる。
タイヤ幅方向両側のビード部9には1枚又は2枚のカーカスプライ2が架け渡されている。カーカスプライ2はタイヤ周方向に直交する方向に並べられた多数のプライコードがゴムで被覆されたシート状の部材である。カーカスプライ2は、タイヤ幅方向両側のビード部9の間で空気入りタイヤ1の骨格形状を形成するとともに、ビード部9の周りでタイヤ幅方向内側から外側に折り返され巻き上げられることによりビード部9を包んでいる。また、カーカスプライ2の折り返し部2aのタイヤ幅方向外側の場所には、ラバーチェーファー3が設けられている。
また、カーカスプライ2のタイヤ径方向外側には1枚又は複数枚のベルト4が設けられ、ベルト4のタイヤ径方向外側にはベルト補強層5が設けられている。ベルト4はスチール製の多数のコードがゴムで被覆されて出来た部材である。ベルト補強層5は有機繊維製の多数のコードがゴムで被覆されて出来た部材である。ベルト補強層5のタイヤ径方向外側にはトレッドゴム6が設けられている。トレッドゴム6には多数の溝が設けられてトレッドパターンが形成されている。
また、カーカスプライ2のタイヤ幅方向両側にはサイドウォールゴム7が設けられている。トレッドゴム6とサイドウォールゴム7とはバットレス部において重なっているが、トレッドゴム6とサイドウォールゴム7のいずれがタイヤ表面側に重なっていても良い。サイドウォールゴム7のタイヤ径方向内側の部分はビード部9の近くにまで延びており、ラバーチェーファー3の一部に被さっている。本実施形態においては、サイドウォールゴム7がタイヤ表面に現れている部分だけでなく、空気入りタイヤ1をタイヤ軸方向から見たときに目視できる範囲全体をサイドウォール部10とする。
また、カーカスプライ2の内側には空気の透過性の低いゴムからなるシート状のインナーライナー8が貼り付けられている。これらの部材の他にも、タイヤの機能上の必要に応じて、ベルト下パッドやチェーハー等の部材が設けられている。
次にサイドウォール部10について説明する。
図1及び図2に示すように、タイヤ幅方向両側のサイドウォール部10の少なくとも一方に、タイヤ回転軸を中心とする円環状の装飾領域11が設けられている。装飾領域11は、小径の円形の内径側縁部12と、大径の円形の外径側縁部13とに挟まれた、一定幅の領域である。
装飾領域11のタイヤ径方向の位置は限定されないが、図1では装飾領域11はトレッドゴム6とサイドウォールゴム7との界面がタイヤ表面に現れている場所を含む形で設けられている。このように、装飾領域11は、サイドウォール部10の表面に段差が現れやすい場所を含む形で設けられていることが好ましい。サイドウォール部10の表面に段差が現れやすい場所とは、典型的にはタイヤ構成部材の端部の場所である。そのような典型的な場所として、上記のようにトレッドゴム6とサイドウォールゴム7との界面がタイヤ表面に現れている場所の他に、例えばカーカスプライ2の巻き上げ端2b(カーカスプライ2の折り返し部2aの端部)のタイヤ幅方向の場所等がある。
図2に示すように、円環状の装飾領域11の対向する2箇所に、一定幅を有してタイヤ周方向に延びるセレーション14が設けられている。セレーション14は、タイヤ径方向へ延びる多数のリッジ20が一定間隔でタイヤ周方向に並ぶことにより形成されている。ここでリッジ20とは、タイヤ表面に突出し、タイヤ表面に沿って長く延びる凸条のことである。リッジ20の長手方向に直交する方向の断面形状としては、図6に示す半円、図7に示す三角形、図8に示す台形等がある。なお図2~図5にリッジ20として描かれている線は、リッジ20の中心線(図6~図8でPで示す位置の線)である。
それぞれのリッジ20は屈曲しながらタイヤ径方向へ延びている。それぞれのリッジ20は、内径側縁部12から外径側縁部13まで1本の凸条として連続しており、屈曲部等で途切れていない。詳細な屈曲の様子を説明するために、図3に示すように、内径側縁部12に、タイヤ周方向に順番に、少なくともA、B、C、D、Eの範囲を設定する。
内径側縁部12の範囲Aを起点とするそれぞれのリッジ20aは、内径側縁部12に近い第1屈曲部21aと外径側縁部13に近い第2屈曲部22aとの2つの屈曲部を有している。そして、それぞれのリッジ20aは、内径側縁部12から第1屈曲部21aまで延びる第1線部23aと、第1屈曲部21aから第2屈曲部22aまで延びる第2線部24aと、第2屈曲部22aから外径側縁部13まで延びる第3線部25aとを有している。
また、内径側縁部12の範囲Bを起点とするそれぞれのリッジ20bは、内径側縁部12に最も近い第1屈曲部21bと、その次に内径側縁部12に近い第2屈曲部22bと、外径側縁部13に最も近い第3屈曲部26bとの3つの屈曲部を有している。そして、それぞれのリッジ20bは、内径側縁部12から第1屈曲部21bまで延びる第1線部23bと、第1屈曲部21bから第2屈曲部22bまで延びる第2線部24bと、第2屈曲部22bから第3屈曲部26bまで延びる第3線部25bと、第3屈曲部26bから外径側縁部13まで延びる第4線部27bとを有している。
また、内径側縁部12の範囲Cを起点とするそれぞれのリッジ20cは、内径側縁部12に近い第1屈曲部21cと外径側縁部13に近い第2屈曲部22cとの2つの屈曲部を有している。そして、それぞれのリッジ20cは、内径側縁部12から第1屈曲部21cまで延びる第1線部23cと、第1屈曲部21cから第2屈曲部22cまで延びる第2線部24cと、第2屈曲部22cから外径側縁部13まで延びる第3線部25cとを有している。
また、内径側縁部12の範囲Dを起点とするそれぞれのリッジ20dは、内径側縁部12に最も近い第1屈曲部21dと、その次に内径側縁部12に近い第2屈曲部22dと、外径側縁部13に最も近い第3屈曲部26dとの3つの屈曲部を有している。そして、それぞれのリッジ20dは、内径側縁部12から第1屈曲部21dまで延びる第1線部23dと、第1屈曲部21dから第2屈曲部22dまで延びる第2線部24dと、第2屈曲部22dから第3屈曲部26dまで延びる第3線部25dと、第3屈曲部26dから外径側縁部13まで延びる第4線部27dとを有している。
内径側縁部12の範囲Eを起点とするそれぞれのリッジ20eは、内径側縁部12に近い第1屈曲部21eと外径側縁部13に近い第2屈曲部22eとの2つの屈曲部を有している。そして、それぞれのリッジ20eは、内径側縁部12から第1屈曲部21eまで延びる第1線部23eと、第1屈曲部21eから第2屈曲部22eまで延びる第2線部24eと、第2屈曲部22eから外径側縁部13まで延びる第3線部25eとを有している。
ここで、範囲A、D及びEを起点とする第1線部23a、23d及び23eは、内径側縁部12の接線方向に対する傾斜角θ1(図5参照)が同じである。また、範囲B及びCを起点とする第1線部23b及び23cは、内径側縁部12の接線方向に対する傾斜角θ2(図5参照)が同じである。
このように屈曲しながらタイヤ径方向へ延びるリッジ20が並んでいるが、屈曲部のタイヤ径方向の位置が、隣のリッジ20に移るに従いタイヤ径方向へ徐々に移動している。そして、隣り合うリッジ20の最も近い屈曲部同士を次々と連結することにより、タイヤ軸方向から見て曲線状の仮想線30(図4参照)が形成される。
例えば図4に示すように、リッジ20aの第1屈曲部21a、リッジ20bの第2屈曲部22b、リッジ20cの第2屈曲部22c及びリッジ20dの第3屈曲部26dを次々と連結することにより、1本の仮想線30aが形成される。また、リッジ20bの第1屈曲部21b、リッジ20cの第1屈曲部21c、リッジ20dの第2屈曲部22d及びリッジ20eの第2屈曲部22eを次々と連結することにより、1本の仮想線30bが形成される。他の屈曲部も次々と連結することによりそれぞれ1本の仮想線30が形成される。なお仮想線30はあくまで仮想の線であり、実際に凹又は凸で1本の線がタイヤ表面上に描かれているのではない。
それぞれの仮想線30は装飾領域11の内径側縁部12側から外径側縁部13側へ向かって延長されている。このような仮想線30が1つのセレーション14の中に複数本形成され、模様となっている。ここで、例えば上記の仮想線30aとその隣の仮想線30bとの比較からわかるように、隣り合う2本の仮想線30は形状が異なり平行にもなっていない。従って、1本の仮想線30をその隣の仮想線30の位置まで移動させたとしても、それらの仮想線30は重ならない。
内径側縁部12の接線方向に対する第1線部の傾斜角が同じであるリッジ20の範囲、例えばリッジ20b及びリッジ20cの範囲(つまり範囲B及び範囲Cを起点に延びるリッジ20の範囲)に限定して見ると、第1屈曲部21b、21cを連結した仮想線30(上記の仮想線30bの一部)と、第2屈曲部22b、22cを連結した仮想線30(上記の仮想線30aの一部)とは、形状が異なり平行にもなっていない。
それぞれの屈曲部の屈曲角の大きさは限定されないが、90°以上であることが好ましい。なおここで言う「屈曲角の大きさ」とは劣角(頂点と2辺を共有する角のうち小さい方の角)側の角度のことである。また、共通する1本の仮想線30上にある全ての屈曲部の屈曲角は同じであることが好ましい。例えば、上記の仮想線30a上にある、リッジ20aの第1屈曲部21a、リッジ20bの第2屈曲部22b、リッジ20cの第2屈曲部22c及びリッジ20dの第3屈曲部26dの屈曲角は、同じであることが好ましい。ちなみに図2~図4の場合は全ての屈曲部の屈曲角が90°である。
リッジ20のピッチL(隣り合う2本のリッジ20の頂点間の最短距離、図6参照)は例えば0.4mm以上5.0mm以下である。また、リッジ20の高さH(図6参照)は例えば0.2mm以上2.0mm以下である。
このようなリッジ20や仮想線30の特徴は、円環状の装飾領域11の2つのセレーション14で共通している。そして、リッジ20及び仮想線30の形状が、2回(180°)の回転対称性を有している。また、空気入りタイヤ1の幅方向両側に装飾領域11が設けられている場合は、上記のリッジ20や仮想線30の特徴が両側の装飾領域11で共通していても良い。
また、図2では装飾領域11のうちセレーション14以外の部分が平滑面となっているが、この部分に文字や模様が形成されていても良い。
次に本実施形態の効果について説明する。
本実施形態のリッジ20は、屈曲部で屈曲しつつ、途中で途切れることなくタイヤ径方向へ延びている。そのため、それぞれのリッジ20が1本の長い補強リブとして機能し、空気入りタイヤ1が転動したときのサイドウォール部10のたわみが抑制され、サイドウォール部10でのクラックの発生が抑制される。そのため使用中の空気入りタイヤ1の外観が悪くなりにくい。
また、最も近い屈曲部同士を連結した仮想線30が1つのセレーション14の中に複数形成されるが、隣り合う仮想線30の形状が異なるため、セレーション14の模様に不均一性が生じる。セレーション14の模様に不均一性が生じると、サイドウォール部10の表面の不必要な凹凸やクラックが目立ちにくくなる。また、不均一な模様に特徴的な部分(例えば仮想線30同士の間隔が狭くなっている部分)があれば、その部分が人の目を引きやすいため、サイドウォール部10の表面の不必要な凹凸やクラックがさらに目立ちにくくなる。そのため、未使用状態での空気入りタイヤ1の外観が良く、また使用中の空気入りタイヤ1の外観も悪くなりにくい。
また、屈曲部の屈曲角が90°以上であるため、屈曲部に歪みが集中しにくく、屈曲部を起点としたクラックが生じにくい。
また、リッジ20のピッチLが0.4mm以上5.0mm以下である場合や、リッジ20の高さHが0.2mm以上2.0mm以下である場合は、サイドウォール部10の表面の不必要な凹凸やクラックが目立ちにくくなる効果が特に高い。
以上の実施形態は例示であり、発明の範囲は以上の実施形態に限定されない。以上の実施形態に対し、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、様々な変更を行うことができる。
例えば、上記実施形態では円環状の装飾領域11の対向する2箇所にセレーション14が設けられているが、円環状の装飾領域11の周方向の3箇所以上にセレーション14が設けられても良い。いずれにしても、円環状の装飾領域11の周方向の半分以上にセレーション14が設けられていることが好ましい。また、装飾領域11全体がセレーション14の部分となっていても良い。
また、リッジ20や仮想線30の形態は上記実施形態に限定されない。リッジ20の屈曲角の数や位置、リッジ20の各線部の延長方向(傾斜方向)等は、様々な形態に変更可能である。また、リッジ20の屈曲部を連結して形成される仮想線30の形状も、様々な形状に変更可能である。
また、仮想線は曲線状のものに限定されず、例えばタイヤ軸方向から見て直線状であっても良い。仮想線が直線状の場合、「隣り合う仮想線の形状が異なる」とは、内径側縁部12の接線方向に対する傾斜角が、隣り合う仮想線で異なることを意味するものとする。
1…空気入りタイヤ、2…カーカスプライ、2a…折り返し部、2b…巻き上げ端、3…ラバーチェーファー、4…ベルト、5…ベルト補強層、6…トレッドゴム、7…サイドウォールゴム、8…インナーライナー、9…ビード部、10…サイドウォール部、11…装飾領域、12…内径側縁部、13…外径側縁部、14…セレーション、20、20a、20b、20c、20d、20e…リッジ、21a、21b、21c、21d、21e…第1屈曲部、22a、22b、22c、22d、22e…第2屈曲部、23a、23b、23c、23d、23e…第1線部、24a、24b、24c、24d、24e…第2線部、25a、25b、25c、25d、25e…第3線部、26b、26d…第3屈曲部、27b、27d…第4線部、30…仮想線、30a…仮想線、30b…仮想線

Claims (3)

  1. タイヤ幅方向両側のサイドウォール部の少なくとも一方にタイヤ周方向に延びるセレーションが設けられ、前記セレーションに凸条である複数のリッジがタイヤ周方向に並べて設けられた空気入りタイヤにおいて、
    それぞれの前記リッジは屈曲部を有しつつタイヤ径方向へ延び、隣り合う前記リッジの最も近い前記屈曲部同士を連結した仮想線が複数形成され、それぞれの前記仮想線が曲線であり、隣り合う前記仮想線の形状が異なり、
    前記セレーションが、小径の円形の内径側縁部と大経の円形の外径側縁部とに挟まれた装飾領域の一部に設けられ、
    複数の前記リッジが、前記内径側縁部から前記外径側縁部まで延長され、
    隣り合う前記仮想線がそれぞれ前記内径側縁部から前記外径側縁部まで延長されていることを特徴とする、空気入りタイヤ。
  2. それぞれの前記リッジには、少なくともタイヤ径方向内側の第1屈曲部と、前記第1屈曲部よりもタイヤ径方向外側の第2屈曲部とが形成され、
    タイヤ径方向内側の端部から前記第1屈曲部までの第1線部が同じ方向を向いている複数の前記リッジの範囲において、前記第1屈曲部を連結した仮想線と前記第2屈曲部を連結した仮想線とが平行でない、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記リッジの屈曲部の屈曲角が90°以上である、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
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