JP7326773B2 - 車両制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、車両制御装置に関する。
ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、電気自動車等の車両においては、例えば特許文献1に示すように、前輪11の駆動軸13にモータジェネレータ15を併設し、このモータジェネレータ15の回転駆動力を、変速比が一定の歯車対14を介して駆動軸13に伝達している(特許文献1の段落0020、図1等参照)。この場合、モータのトルク効率を高めるために、車軸とモータのモータ軸との間に、両者の回転数を変えるための変速機が設けられることがある。この変速機として、例えば、高速ギアと低速ギアから構成される2段変速機が用いられる。この2段変速機は、低速ギア位置と高速ギア位置との間で移動可能な可動ギアを備えており、ギア同士の噛み合いによって変速動作が行なわれる。
この変速機は、車速に対応して可動ギアが低速ギア位置と高速ギア位置の間で移動し、停車時には次の加速に備えて低速ギア位置に戻される。ところが、何らかの理由で、可動ギアが高速ギア位置のまま停車したり、可動ギアの位置情報が失われて、可動ギアが低速ギア位置と高速ギア位置の間のどの位置にあるのか不明になったりすると、車両をスムーズに発進させることができなくなる。そこで、このような場合は、例えば、可動ギアをその可動範囲内で移動させて、その初期位置についての情報を回復するための学習が必要となる。
この初期位置の学習は、特許文献2に示すように、例えば、可動ギア(スリーブ24等)をいずれのギアとも噛み合っていないニュートラル位置から、ギア同士が噛み合う同期開始位置まで移動させ、シフトストロークセンサ93のセンサ値変化量が所定の閾値以下になったときに、ギア同士が噛み合った同期開始位置であると判断することによって行なうことができる(特許文献2の段落0061、図10等参照)。
特開2009-77556号公報 特開2017-3114号公報
この学習に際しては、可動ギアをその可動範囲において移動させる際に、この可動ギアと低速ギア又は高速ギアが噛み合うことなく当接する、いわゆるギアブロックが発生することがある。このギアブロックが生じると、初期位置の学習をスムーズに行うことができない。また、可動ギアが低速ギア又は高速ギアのいずれとも噛み合っていないにも関わらず、可動ギアの移動停止に伴って初期位置を誤判断することがある。
そこで、この発明は、変速機の可動ギアの初期位置の学習をスムーズかつ正確に行うことを課題とする。
上記の課題を解決するために、この発明においては、車両の車輪を駆動するモータと、前記車輪と前記モータとの間に設けられ、該車輪の車軸と該モータのモータ軸との間で回転数を変える変速機と、前記変速機の変速動作を行うギアの初期位置を学習する学習部と、を備え、ドライバによる車両の起動操作に基づいて前記モータを駆動可能な高電圧モードとした後に、前記ギアの学習の必要有無を判断し、学習の必要がない場合、又は、学習の必要があり、かつ前記学習部による学習が完了した場合に、通常走行が可能な走行モードへ遷移する車両制御装置を構成した。
前記構成においては、前記学習部による学習中にフェイルが生じた際に、前記高電圧モードを終了する高電圧終了モードへ遷移するように構成することができる。
あるいは、前記学習部による学習中にフェイルが生じた際に、前記高電圧モードを暫定的に維持する高電圧維持モードへ遷移するように構成することもできる。
この場合、前記高電圧維持モードへの遷移後に、ドライバによる起動操作を一旦自動解除し、その後所定時間内に、ドライバによる車両の再起動操作がない場合に、前記高電圧維持モードを終了する高電圧終了モードへ遷移するように構成することができる。
さらにこの場合、ドライバによる前記再起動操作が行なわれた際に、前記学習部によって前記ギアの初期位置の再学習を行い、再学習が完了した場合に前記走行モードへ遷移する一方で、再学習中に所定回数を越えてフェイルが繰り返された際に、車両の走行性能を制限した上で走行可能とするリンプホームモードへ遷移するように構成することができる。
この発明では、ドライバによる車両の起動操作に基づいて、モータを駆動可能な高電圧モードとした後に、必要に応じてギアの初期位置を学習するようにしたので、学習の際にモータ軸を若干回転させることができる。このため、モータ軸の回転とともに高速ギア及び低速ギアを若干動かして、可動ギアと高速ギア又は低速ギアとの間のギアブロックを回避することにより、初期位置の学習をスムーズかつ正確に行うことができる。
この発明に係る車両制御装置が搭載された車両の一例(4輪駆動式のシリーズ式ハイブリッド車)を示す模式図である。 車両の走行準備のフローを示すフローチャートである。 初期位置の学習モード(第一例)のフローを示すフローチャートである。 初期位置の学習モード(第二例)のフローを示すフローチャートである。 図4に示すフローチャートの要部を示すフローチャートである。
この発明に係る車両制御装置が搭載された車両10の一例を図1に示す。この車両10は、前輪11をフロントモータ12で、後輪(車輪)13をリアモータ14(モータ)によってそれぞれ駆動する4輪駆動式のシリーズ式ハイブリッド車である。車両制御装置は、リアモータ14と、後輪13とリアモータ14の間に設けられ、後輪13の車軸とリアモータ14のモータ軸との間で回転数を変速する変速機15と、変速機15の変速動作を行う可動ギア(ギア)の初期位置を学習する学習部16と、を主要な構成要素としている。フロントモータ12は、前輪11の車軸に変速機を介さずに直結されている。
変速機15は、低速ギアと高速ギアを有する2段変速機である。低速ギアは、車速が比較的低速で大きなトルクを必要とする走行状態(例えば、登坂時や低速からの全開加速時)に、高速ギアは、それほど大きなトルクを必要としない低速から高速までの広い車速域(例えば、街中や高速道路での通常走行時)にそれぞれ対応している。可動ギアは、低速ギア位置と高速ギア位置の間の可動範囲内で移動可能となっており、この可動ギアが低速ギア又は高速ギアと噛み合うことによって変速動作が行なわれる。
学習部16は、可動ギアに対して、その可動範囲の全体に亘って移動させるための制御信号を送る。そして、この可動ギアの移動状態(例えば、可動ギアと低速ギア又は高速ギアが噛み合うことによって移動が停止したこと)を検出し、この検出結果から、可動ギアの初期位置(低速ギアとの噛み合い位置)を確定する。学習部16は、図1に示すように、車両10の制御を行なう電子制御ユニット17の一部として構成してもよいし、独立部品として構成してもよい。
電子制御ユニット17には、学習部16の他、バッテリ電圧や残存容量等の状態を監視するバッテリマネジメントユニット18、バッテリ19とインバータ(図示せず)間等に設けられるコンタクタ、プリチャージコンタクタ(図示せず)の溶着等を監視するコンタクタ監視部20、バッテリ19に併設されたコンデンサ(図示せず)の電圧等を監視するコンデンサ監視部21が設けられている。
可動ギアを移動して学習を行う際には、リアモータ14を駆動して、そのモータ軸と連動する低速ギア及び高速ギアをわずかに回転させる。このようにすると、可動ギアと低速ギア及び高速ギアとをスムーズに噛み合わせることができ、変速機15の可動ギアの初期位置の学習をスムーズかつ正確に行うことができる。
ジェネレータ22は、エンジン23の駆動力によって発電を行う。そして、その電力によって直接、又は、発電後に一旦バッテリ19に蓄えられた電力によって、フロントモータ12及びリアモータ14が駆動される。
車両10の走行準備を図2に示すフローチャートを用いて説明する。まず、ドライバによる車両システムの起動操作(READY ON操作)(ステップS10)によって、高電圧開始モードを立ち上げる(ステップS11)。この起動操作は、例えば、運転席近傍に設けられた起動ボタン(図示せず)をドライバが押す操作である。
高電圧開始モードの開始後、バッテリマネジメントユニット18によるバッテリ電圧、残存容量等が充分であることの確認(ステップS12)、コンタクタ監視部20によるコンタクタ及びプリチャージコンタクタに溶着が生じていないことの確認(ステップS13、S14)、コンデンサ監視部21によるコンデンサの電圧がバッテリ電圧相当となっていることの確認(ステップS15)が行なわれる。これらの確認事項の全てに問題が無ければ(ステップS12~S15のOK側)、車両10の全体を制御する電子制御ユニット17が準備完了状態(READY状態)となる(ステップS16)。
電子制御ユニット17の準備が完了すると、モータを駆動する高電圧を発生させることが可能となる。ここで、可動ギアの初期位置の学習を行う学習モードへ遷移し(ステップS17)、必要に応じてリアモータ14を駆動しつつ、可動ギアの初期位置の学習を行う。学習モードが完了したら、一連の処理フローを終了する(ステップS18)。
その一方で、上記の確認項目のうち、一つでも満たさない項目があれば(ステップS12~S15のNG側)、高電圧状態とすることができない。そこで、高電圧開始モードを終了する高電圧終了モードへ遷移し(ステップS19)、一連の処理フローを終了する(ステップS18)。
なお、図2に示したフローチャート中の確認項目は例示に過ぎず、高電圧の立ち上げのために必要な他の確認項目が追加されたり、図2に示した確認項目の一部が省略されたりすることがあり得る。また、各確認項目の順序は限定されず、順序の変更が可能な場合もある。
初期位置の学習モードの第一例を図3に示す。この学習モードにおいては、図2において電子制御ユニット17を準備完了状態とした後に(ステップS16)、まず、初期位置の学習が必要かどうかについて判断する(ステップS20)。この学習が必要とされるのは、停車時に、次の加速に備えて低速ギア位置に戻されるべき可動ギアが、何らかの理由で高速ギア位置のままとなったり、可動ギアの位置情報が失われて、可動ギアが低速ギア位置と高速ギア位置の間のどの位置にあるのか不明になったりした場合等である。可動ギアの位置情報が、電子制御ユニット17等に保存されているときは、初期位置の学習を行う必要はない。
初期位置の学習が不要と判断された場合は(ステップS20のNo側)、ドライバの操作によって車両10の通常走行が可能な走行モードへ遷移し(ステップS21)、一連の処理フローを抜ける(ステップS22)。
その一方で、初期位置の学習が必要と判断された場合は(ステップS20のYes側)、初期位置の学習が開始される(ステップS23)。初期位置の学習とは、例えば、可動ギアをその可動範囲の全体(2段変速機の場合、高速ギアとの噛み合い位置から低速ギアとの噛み合い位置まで)に亘って移動し、この可動ギアの移動状態(例えば、可動ギアと低速ギア又は高速ギアが噛み合うことによって、可動ギアの移動が停止したこと)を検出することによって、可動ギアの初期位置(低速ギアとの噛み合い位置)を確定する一連の工程である。
初期位置の学習開始後に、初期位置の学習が完了したかどうかについて判断される(ステップS24)。初期位置の学習が完了した場合は(ステップS24のYes側)、ドライバの操作によって車両10の通常走行が可能な走行モードへ遷移し(ステップS21)、一連の処理フローを抜ける(ステップS22)。
その一方で、初期位置の学習が完了していないと判断された場合は(ステップS24のNo側)、引き続いて、初期位置の学習中にフェイルが発生したかどうかについて判断される(ステップS25)。このフェイルとは、例えば、可動ギアと低速ギア又は高速ギアがうまく噛み合わずに、可動ギアがその可動範囲の全体に亘って移動できなかった場合等がある。
初期位置の学習中にフェイルが発生していないと判断された場合は(ステップS25のNo側)、初期位置の学習が継続されて、学習の完了判断が行われる(ステップS24)。その一方で、初期位置の学習中にフェイルが発生したと判断された場合は(ステップS25のYes側)、一旦立ち上げた高電圧を立ち下げる高電圧終了モードへ遷移し(ステップS26)、一連の処理フローを抜ける(ステップS22)。
初期位置の学習モードの第二例を図4に示す。この学習モードにおける基本的な処理フローは第一例(図3)に係る処理フローと共通するが(ステップS30~S35)、第一例では、初期位置の学習中にフェイルが発生したときに高電圧終了モードへ遷移したのに対し(ステップS26)、第二例では、初期位置の学習中にフェイルが発生したときに高電圧状態を暫定的に維持する高電圧維持モードへ遷移し(ステップS36)、引き続いてAで示すステップ(ステップS37)に移行する点で相違する。
このように、高電圧状態を維持することにより、ドライバが改めて車両システムの起動操作を行った際に、図2のフローチャートで示した確認項目(ステップS12~S15)を再度繰り返す必要がないため、迅速な再起動が可能となる。
このAで示すステップ(ステップS37)の具体的な内容を図5に示す。図4に示す処理フローにおいて高電圧維持モードとされた後に(ステップS36)、ドライバに対し、フェイルが発生したこと等について警告が行われ、さらに所定時間(例えば10秒)が経過した後に、自動的に車両システムの終了処理(READY OFF処理)が行われる(ステップS40)。ドライバの意思によって行われる通常の終了操作では、高電圧状態も同時に終了状態となるが、高電圧維持モードにおける終了処理では、高電圧状態はそのまま維持される。
この終了処理後、タイマによるタイムカウントが開始される(ステップS41)。そして、ドライバによる車両システムの起動操作が行なわれたかどうかについて判断される(ステップS42)。起動操作が行なわれていない場合は(ステップS42のNo側)、カウントされた時間Xと予め定めた所定時間α(例えば10秒)との大小が比較される(ステップS43)。
カウントされた時間Xが所定時間α以上のときは(ステップS43のYes側)、高電圧維持モードを終了する高電圧終了モードへ遷移し(ステップS44)、一連の処理フローを終了する(ステップS32)。その一方で、カウントされた時間Xが所定時間αよりも小さいときは(ステップS43のNo側)、引き続いて、ドライバによる車両システムの起動操作が行なわれたかどうかについて判断される(ステップS42)。
その一方で、ドライバによって起動操作が行なわれた場合は(ステップS42のYes側)、図4に示したフローにおいてフェイル状態で終わった初期位置学習(ステップS35のYes側)の再学習が開始される(ステップS45)。そして、初期位置の再学習開始後に、初期位置の学習が完了したかどうかについて判断される(ステップS46)。
初期位置の学習が完了した場合は(ステップS46のYes側)、ドライバの操作によって車両10の通常走行が可能な走行モードへ遷移し(ステップS47)、一連の処理フローを抜ける(ステップS32)。その一方で、初期位置の学習が完了していないと判断された場合は(ステップS46のNo側)、引き続いて、初期位置の学習中にフェイルが発生したかどうかについて判断される(ステップS48)。初期位置の学習中にフェイルが発生していないと判断された場合は(ステップS48のNo側)、初期位置の学習が継続されて学習の完了判断が行われる(ステップS46)。
その一方で、初期位置の学習中にフェイルが発生したと判断された場合は(ステップS48のYes側)、フェイル回数のカウントが開始される(ステップS49)。そして、フェイル回数のカウント数Yと予め定めた所定回数β(例えば3回)との大小が比較される(ステップS50)。
カウント数Yが所定回数β以上のときは(ステップS50のYes側)、車両10の走行性能を制限(例えば、リアモータ14の駆動を停止してフロントモータ12のみを駆動して走行する等)した上で最低限の走行を可能とする、走行モードの一種であるリンプホームモードへ遷移した上で(ステップS51)、一連の処理フローを抜ける(ステップS32)。その一方で、カウント数Yが所定回数βよりも小さいときは(ステップS50のNo側)、高電圧維持モードを保持しつつ(ステップS52)、ドライバへの警告と、所定時間経過後の車両システムの終了処理(READY OFF処理)を行うステップに戻る(ステップS40)。
なお、図2から図5で示した各処理フローは、車両の停車中に行なわれる。走行中に学習のために変速機のギアの噛み合い状態が変化するのを回避するためである。
上記において説明した車両制御装置の構成、処理フローのフローチャート等は、この発明を説明するための単なる例示に過ぎず、変速機15の可動ギアの初期位置の学習をスムーズかつ正確に行う、というこの発明の課題を解決し得る限りにおいて、上記の構成要素、処理フロー等に適宜変更を加えることができる。
上記においては、後輪13のみに変速機15を設けた構成としたが、前輪11のみに変速機15を設けた構成とすることもできる。また、前後輪11、13の両方に変速機15を設けた構成とできる可能性もある。また、変速機15を2段変速機とする代わりに、より多段の変速機15を採用することもできる。
また、上記においては、シリーズ式ハイブリッド車を例示して説明したが、この車両制御装置は、パラレル式ハイブリッド車、電気自動車、プラグインハイブリッド車等のように、モータのモータ軸と車軸との間に変速機15を備えた車両10に幅広く適用することができる。
10 車両
11 前輪
12 フロントモータ
13 後輪(車輪)
14 リアモータ(モータ)
15 変速機
16 学習部
17 電子制御ユニット
18 バッテリマネジメントユニット
19 バッテリ
20 コンタクタ監視部
21 コンデンサ監視部
22 ジェネレータ
23 エンジン

Claims (5)

  1. 車両の車輪を駆動するモータと、
    前記車輪と前記モータとの間に設けられ、該車輪の車軸と該モータのモータ軸との間で回転数を変える変速機と、
    前記変速機の変速動作を行う可動ギアの移動可能な範囲における初期位置を学習する学習部と、
    を備え、ドライバによる車両の起動操作に基づいて前記モータを駆動可能な高電圧モードとした後に、前記ギアの学習の必要有無を判断し、学習の必要がない場合、又は、学習の必要があり、かつ前記学習部による学習が完了した場合に、通常走行が可能な走行モードへ遷移する車両制御装置。
  2. 前記学習部による学習中にフェイルが生じた際に、前記高電圧モードを終了する高電圧終了モードへ遷移する
    請求項1に記載の車両制御装置。
  3. 前記学習部による学習中にフェイルが生じた際に、前記高電圧モードを暫定的に維持する高電圧維持モードへ遷移する
    請求項1に記載の車両制御装置。
  4. 前記高電圧維持モードへの遷移後に、ドライバによる起動操作を一旦自動解除し、その後所定時間内に、ドライバによる車両の再起動操作がない場合に、前記高電圧維持モードを終了する高電圧終了モードへ遷移する
    請求項3に記載の車両制御装置。
  5. ドライバによる前記再起動操作が行なわれた際に、前記学習部によって前記ギアの初期位置の再学習を行い、再学習が完了した場合に前記走行モードへ遷移する一方で、再学習中に所定回数を越えてフェイルが繰り返された際に、車両の走行性能を制限した上で走行可能とするリンプホームモードへ遷移する
    請求項4に記載の車両制御装置。
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