JP5125708B2 - 車両およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、走行用の動力を出力する動力出力装置が搭載された車両およびその制御方法に関する。
従来、この種の車両としては、エンジンと、シフトレバーの位置に基づく変速比でエンジンからの動力を変速して出力する自動変速機と、シフトレバー位置が特定のレンジにあるときのみにオンする複数のシフトレバー位置スイッチ(例えば、DレンジのときのみにオンするDスイッチや2レンジのときのみにオンする2スイッチなど)を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この車両では、各シフトレバー位置スイッチのうち1つのスイッチのみがオンしているときには各シフトレバー位置スイッチが正常と判定し、各シフトレバー位置スイッチのうち1つのスイッチのみがオンでない状態(例えば、全てのシフトレバー位置スイッチがオフである状態など)が所定時間継続したときにシフトレバー位置スイッチの異常を確定して、各シフトレバー位置スイッチからの信号と自動変速機のクラッチなどの油圧を調整するためのシフトソレノイドからの信号とに基づいて警告ランプを点灯させている。
特開平3−61760号公報
しかしながら、上述の車両では、各シフトレバー位置スイッチのうち1つのスイッチのみがオンでない状態が所定時間継続したときに異常を確定するまでこうした異常に対処するための制御が何ら行なわれていないため、異常を確定するまでに車両が運転者の意図と異なる挙動を示すことがある。したがって、こうしたシフトレバー位置スイッチなどのシフトポジションを検出する検出器に異常が生じたときには、より適正に対処することが望ましい。
本発明の車両およびその制御方法は、シフトポジションを検出するシフトポジション検出器に異常が生じたときにより適正に対処することを主目的とする。
本発明の車両およびその制御方法は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の車両は、
走行用の動力を出力する動力出力装置が搭載された車両であって、
電気信号に基づいてシフトポジションを検出するシフトポジション検出手段と、
前記シフトポジションの変更を検出するシフトポジション変更検出手段と、
前記シフトポジション検出手段に異常が生じたとき、前記シフトポジション変更検出手段によりシフトポジションの変更が検出されていないときには前記シフトポジション検出手段に異常が生じる直前に検出されたシフトポジションと運転者の駆動要求とに基づく駆動力で走行するよう前記動力出力装置を制御し、前記シフトポジション変更検出手段によりシフトポジションの変更が検出されたときには前記動力出力装置からの走行用の駆動力の出力が停止されるよう前記動力出力装置を制御する異常時制御手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の車両では、シフトポジション検出手段に異常が生じたときに、シフトポジションが変更されていないときにはシフトポジション検出手段に異常が生じる直前に検出されたシフトポジションと運転者の駆動要求とに基づく駆動力で走行するよう動力出力装置を制御し、シフトポジションが変更されているときには動力出力装置からの走行用の駆動力の出力が停止されるよう動力出力装置を制御する。これにより、シフトポジション検出手段に異常が生じたときにより適正に対処することができる。
こうした本発明の車両において、前記異常時制御手段は、前記シフトポジション変更検出手段によりシフトポジションの変更が検出されていないときでも前記シフトポジション検出手段に異常が生じた状態が所定時間経過したときには前記動力出力装置からの走行用の駆動力の出力が停止されるよう前記動力出力装置を制御する手段であるものとすることもできる。こうすれば、シフトポジション検出手段の異常により適正に対処することができる。
また、本発明の車両において、前記シフトポジション検出手段は、シフトレバーのポジション毎に出力される複数の電気信号に基づいてシフトポジションを検出する手段であるものとすることもできる。
さらに、本発明の車両において、前記動力出力装置は、内燃機関と、車軸に連結された駆動軸に接続されると共に該駆動軸とは独立に回転可能に前記内燃機関の出力軸に接続され電力と動力の入出力を伴って前記駆動軸と前記出力軸とに動力を入出力する電力動力入出力手段と、前記駆動軸に動力を入出力可能な電動機と、を備える装置であるものとすることもできる。この場合において、前記電力動力入出力手段は、動力を入出力する発電機と、前記駆動軸と前記出力軸と前記発電機の回転軸との3軸に接続され該3軸のうちのいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の軸に動力を入出力する3軸式動力入出力手段と、を備える手段であるものとすることもできる。
本発明の車両の制御方法は、
走行用の動力を出力する動力出力装置が搭載され、電気信号に基づいてシフトポジションを検出するシフトポジション検出手段を備える車両の制御方法であって、
前記シフトポジション検出手段に異常が生じたとき、前記シフトポジションが変更されていないときには前記シフトポジション検出手段に異常が生じる直前に検出されたシフトポジションと運転者の駆動要求とに基づく駆動力で走行するよう前記動力出力装置を制御し、前記シフトポジションが変更されているときには前記動力出力装置からの走行用の駆動力の出力が停止されるよう前記動力出力装置を制御する、
ことを特徴とする。
この本発明の車両の制御方法では、シフトポジション検出手段に異常が生じたとき、シフトポジションが変更されていないときにはシフトポジション検出手段に異常が生じる直前に検出されたシフトポジションと運転者の駆動要求とに基づく駆動力で走行するよう動力出力装置を制御し、シフトポジションが変更されているときには動力出力装置からの走行用の駆動力の出力が停止されるよう動力出力装置を制御する。これにより、シフトポジション検出手段に異常が生じたときにより適正に対処することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するように、エンジン22と、エンジン22の出力軸としてのクランクシャフト26に図示しないダンパを介してキャリアが接続されたプラネタリギヤ30と、同期発電電動機として構成されプラネタリギヤ30のサンギヤに回転子が接続されたモータMG1と、同期発電電動機として構成されデファレンシャルギヤ32を介して駆動輪34a,34bに接続された駆動軸としてのリングギヤ軸36に回転子が接続されたモータMG2と、インバータ40,42を介してモータMG1,MG2に電力を供給可能なバッテリ44と、車両全体をコントロールする電子制御ユニット70とを備える。なお、実施例では、主として、エンジン22と、プラネタリギヤ30と、モータMG1,MG2とが動力出力装置に相当する。
電子制御ユニット70は、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU72の他に処理プログラムを記憶するROM74と、データを一時的に記憶するRAM76と、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。電子制御ユニット70には、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号,シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフト信号,アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ88からの車速V,エンジン22の状態を検出する種々のセンサからの信号などエンジン22の運転制御に必要な信号,モータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する図示しない回転位置検出センサからの信号などモータMG1,MG2を駆動制御するために必要な信号,バッテリ44の端子間に設置された図示しない電圧センサからの端子間電圧などバッテリ44を管理するのに必要な信号などが入力ポートを介して入力されている。また、電子制御ユニット70からは、エンジン22の運転制御をするための運転制御信号やインバータ40,42へのスイッチング制御信号などが出力されている。
シフトポジションセンサ82は、図2に例示するように、スイッチSW1〜SW7と、スイッチSW1〜SW7がオンしたときに立ち上がるシフト信号を出力する信号出力回路SOUT1〜SOUT7とを備える。スイッチSW1〜SW7は、図3に例示するように、シフトレバー81の軸81aの軸方向に配置された可動接点MC1〜MC7と、シフトレバー81が駐車ポジション(Pポジション)やニュートラルポジション(Nポジション),前進走行用のドライブポジション(Dポジション),後進走行用のリバースポジション(Rポジション)の各ポジションに操作されたときに可動接点MC1〜MC7のうちの1つと接触するようシフトレバー81の軸81aが収納されたケース81b内の配線基板82a上に位置決めして設けられた固定接点FC1〜FC10とから構成されている。スイッチSW1は、可動接点MC1と固定接点FC1とから構成され、シフトレバー81がPポジションの位置にあるときに可動接点MC1と固定接点FC1とが接触してオンになり、こうしてスイッチSW1がオンすると信号出力回路SOUT1から立ち上がったシフト信号Pが出力される。スイッチSW2,SW3は、それぞれ可動接点MC2,MC3と固定接点FC2,FC3とから構成され、シフトレバー81がRポジションの位置にあるときに可動接点MC2,MC3と固定接点FC2,FC3とがそれぞれ接触してオンになり、こうしてスイッチSW2,SW3がオンすると信号出力回路SOUT2,SOUT3から立ち上がったシフト信号R1,R2が出力される。スイッチSW4は、可動接点MC4と固定接点FC4とから構成され、シフトレバー81がNポジションの位置にあるときに可動接点MC4と固定接点FC4とが接触してオンになり、こうしてスイッチSW4がオンすると信号出力回路SOUT4から立ち上がったシフト信号Nが出力される。スイッチSW5,SW6は、それぞれ可動接点MC5,MC6と固定接点FC5,FC6とから構成され、シフトレバー81がDポジションの位置にあるときに可動接点MC5,MC6と固定接点FC5,FC6とが接触してオンになり、こうしてスイッチSW5,SW6がオンすると信号出力回路SOUT5,SOUT6から立ち上がったシフト信号D1,D2が出力される。スイッチSW7は、可動接点MC7と固定接点FC7〜FC10とから構成され、シフトレバー81が各ポジションの位置に操作される毎に可動接点MC7と固定接点FC7〜FC10のいずれかとが接触してオンになり、こうしてスイッチSW7がオンすると信号出力回路SOUT7からシフト信号MJが出力される。即ち、シフトポジションSPは、シフト信号P,MJが立ち上がっているときにはPポジションが設定され、シフト信号R1,R2,MJが立ち上がっているときにはRポジションが設定され、シフト信号N,MJが立ち上がっているときにはNポジションが設定され、シフト信号D1,D2,MJが立ち上がっているときにはDポジションが設定されることになる。また、電子制御ユニット70は、入力したシフト信号P,R1,R2,N,D1,D2,MJに基づいてシフトポジションセンサ82に異常が生じているか否かも判定するものとした。シフトポジションセンサ82の異常の判定は、シフトポジションSPを設定する際に各シフトポジション毎に立ち上がる2つまたは3つの信号(例えば、信号R1,R2,MJなど)の全て立ち上がっているときには正常であると判定し、立ち上がっていない信号がある場合(例えば、信号R1,MJが立ち上がっているにも拘わらず信号R2が立ち上がっていない場合)などにはシフトポジションセンサ82の異常を判定することにより行なうものとした。こうした異常は、可動接点MC1〜MC7と固定接点FC1〜FC10との接触不良やシフトポジションセンサ82から電子制御ユニット70へシフト信号を入力するための配線の断線などで生じることがある。なお、電子制御ユニット70がシフトポジションセンサ82の異常を判定するときには、異常を判定する直前に検出された各シフト信号の状態と異常を判定する際に検出された各シフト信号の状態とをRAM76に記憶するものとした。ここで、シフトレバー81がRポジション,Dポジションの走行用のポジションにあるときにPポジションやNポジションの非走行用のシフトポジションセンサ82より多くのシフト信号を出力するのは、シフトポジションセンサ82の異常の判定をより精度良く行なうためである。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20は、運転者によるアクセルペダル83の踏み込み量に対応するアクセル開度Accと車速Vとに基づいて駆動軸としてのリングギヤ軸36に出力すべき要求トルクTr*を計算し、この要求トルクTr*に対応する要求動力(例えば、要求トルクTr*にリングギヤ軸36の現在の回転数Nrを乗じたもの)がリングギヤ軸36に出力されると共にシフトポジションSPに応じた走行ができるようエンジン22とモータMG1とモータMG2とが運転制御される。エンジン22とモータMG1とモータMG2の運転制御としては、要求動力に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にエンジン22から出力される動力のすべてがプラネタリギヤ30とモータMG1とモータMG2とによってトルク変換されてリングギヤ軸36に出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御するトルク変換運転モードや要求動力とバッテリ44の充放電に必要な電力との和に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にバッテリ44の充放電を伴ってエンジン22から出力される動力の全部またはその一部がプラネタリギヤ30とモータMG1とモータMG2とによるトルク変換を伴って要求動力がリングギヤ軸36に出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御する充放電運転モード、エンジン22の運転を停止してモータMG2からの要求動力に見合う動力をリングギヤ軸36に出力するよう運転制御するモータ運転モードなどがある。
次に、こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20の動作,特にシフトポジションセンサ82の異常が生じたときの動作について説明する。図4は電子制御ユニット70により実行されるセンサ異常時制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、電子制御ユニット70でシフトポジションセンサ82の異常が判定されたときに実行される。
センサ異常時制御ルーチンが実行されると、電子制御ユニット70のCPU72は、まず、シフトポジションセンサ82の異常が判定されてからの経過時間tの計測を開始して(ステップS100)、シフトポジションセンサ82の異常が判定される直前にシフトレバー81の操作位置が変更されているか否かを調べる処理を実行する(ステップS110)。シフトレバー81の操作位置の変更は、シフトポジションSPを設定する際に異常が生じているシフト信号と組み合わせて用いる正常な他のシフト信号(例えば、シフト信号R2に異常が生じているときにはシフト信号R1,MJ)について、RAM76に記憶されているシフトポジションセンサ82の異常が判定される直前のシフト信号の状態とシフトポジションセンサ82の異常が判定されたときのシフト信号の状態とを比較し、比較したシフト信号の状態に変化がないときにはシフトレバー81の操作位置が変更されていないと判定し、比較したシフト信号の状態が変化しているときにはシフトレバー81の操作位置が変更されていると判定するものとした。図5は、シフト信号R2に異常が生じている場合にシフトレバー81がDポジションからRポジションに操作されたときのシフト信号の時間変化の一例を示す説明図である。図示するように、異常が判定される直前にシフトレバー81の操作位置が変更されているときには、シフト信号R1,MJは、異常が判定される直前と異常が判定されているときで状態が変化する。このように、シフトポジションセンサ82の異常が判定される直前のシフト信号の状態と異常が判定されているときのシフト信号の状態とを比較することにより異常が判定される直前にシフトレバー81の操作位置が変更されたか否かを調べることができる。
シフトレバー81の操作位置が変更されていないときには(ステップS110)、異常が判定される直前に設定されたシフトポジションSPに基づいてエンジン22やモータMG1,MG2を制御しても運転者の意図に反する走行状態とはならないと判断して、経過時間tが時間trefを経過していないときには(ステップS120)、アクセル開度Accと車速Vとに基づく要求トルクTr*と異常が判定される直前に設定されたシフトポジションSPとに基づく駆動力で車両が走行するようエンジン22とモータMG1,MG2を制御する(ステップS130)。ステップS120の処理で、時間trefは、シフトポジションセンサ82の異常を確定するか否かを判定するための閾値であって、例えば、500msや600ms,700msなどに設定されるものとした。こうした制御により、シフトポジションセンサ82の異常が検出されたときにシフトレバー81の操作位置が変更されていないときには、車両を走行させることができる。したがって、シフトポジションセンサ82の異常がある程度の時間継続して異常が確定するまでシフトポジションセンサ82の異常に対処するための制御を何ら行なわないものに比して、より迅速にシフトポジションセンサ82の異常に対処することができる。
続いて、シフトポジションセンサ82からのシフト信号P,R1,R2,N,D1,D2を入力して(ステップS140)、シフトポジションセンサ82の異常が継続しているか否かを調べる(ステップS150)。シフトポジションセンサ82からシフト信号が正常な状態になったら、経過時間tをリセットして(ステップS160)、本ルーチンを終了する。こうして本ルーチンを終了した後は、シフトポジションセンサ82からのシフト信号P,R1,R2,N,D1,D2に基づいて設定されたシフトポジションSPと要求トルクTr*とに基づいてエンジン22やモータMG1,MG2を制御する通常の制御が実行される。
シフトポジションセンサ82の異常が継続しているときには、経過時間tが時間trefを超えるまでステップS120〜S150の処理を繰り返し、経過時間tが時間trefを超えたときには(ステップS120)、シフトポジションセンサ82が正常な状態に戻ることはないため走行を停止したほうがよいと判断して、要求トルクTr*を値0として走行用の駆動力の出力を停止して車両が停止するようエンジン22とモータMG1,MG2を制御して(ステップS170)、本ルーチンを終了する。こうした制御により、車両を停止させることができる。
シフトポジションセンサ82の異常が判定される直前にシフトレバー81の操作位置が変更されているときには(ステップS110)、シフトレバー81がどの位置に操作されているのか推定することができないため、異常判定直前のシフトポジションSPを用いてエンジン22やモータMG1,MG2を制御すべきでない判断して、直ちに要求トルクTr*を値0として走行用の駆動力の出力を停止して車両が停止するようエンジン22とモータMG1,MG2を制御して(ステップS170)、本ルーチンを終了する。これにより、シフトポジションセンサ82の異常がある程度の時間継続して異常が確定するまでシフトポジションセンサ82の異常に対処するための制御を何ら行なわないものに比して、より迅速にシフトポジションセンサ82の異常に対処することができる。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20によれば、シフトポジションセンサ82の異常が判定されたとき、シフトレバー81の操作位置が変更されていないときにはシフトポジションセンサ82の異常が生じる直前に設定されたシフトポジションSPと要求トルクTr*とに基づく駆動力で走行するようエンジン22やモータMG1,MG2を制御し、シフトレバー81の操作位置が変更されているときには要求トルクTr*が値0としてエンジン22やモータMG1,MG2を制御する。したがって、シフトポジションセンサ82に異常がある程度の時間継続して異常が確定するまでシフトポジションセンサ82の異常に対処するための制御を何ら行なわないものに比して、シフトポジションセンサ82の異常により適正に対処することができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、シフトレバー81の操作位置が特定のシフトポジションにあるときにはシフトポジションセンサ82から2つまたは3つのシフト信号が出力されるものとしたが、複数のシフト信号が出力されればよいから、4つ以上のシフト信号が出力されるものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、シフトポジションセンサ82の異常が生じたときにシフトレバー81が操作されていない場合に、シフトポジションセンサ82の異常が生じてからの経過時間tが時間trefを経過するまでは異常判定直前に設定されたシフトポジションSPと要求トルクTr*とに基づいてエンジン22やモータMG1.MG2を制御すると共に経過時間tが時間trefを経過したときには要求トルクTr*を値0としてエンジン22やモータMG1.MG2を制御するものとしたが、シフトレバー81が操作されていないときには要求トルクTr*を値0としてエンジン22やモータMG1.MG2を制御することなく異常判定直前に設定されたシフトポジションSPと要求トルクTr*とに基づいてエンジン22やモータMG1.MG2を制御するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、モータMG2の動力をリングギヤ軸32aに出力するものとしたが、図6の変形例のハイブリッド自動車120に例示するように、モータMG2の動力をリングギヤ軸36が接続された車軸(駆動輪34a,34bが接続された車軸)とは異なる車軸(図6における車輪35a,35bに接続された車軸)に接続するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、エンジン22の動力をプラネタリギヤ30を介して駆動輪34a,34bに接続された駆動軸としてのリングギヤ軸36に出力するものとしたが、図7の変形例のハイブリッド自動車220に例示するように、エンジン22のクランクシャフト26に接続されたインナーロータ232と駆動輪34a,34bに動力を出力する駆動軸に接続されたアウターロータ234とを有し、エンジン22の動力の一部を駆動軸に伝達すると共に残余の動力を電力に変換する対ロータ電動機230を備えるものとしてもよい。
また、実施例では、動力出力装置として走行用の動力をエンジンとモータとから出力するものに適用する場合を例示したが、こうした動力出力装置に限定されるものではなく、走行用の動力をエンジンのみから出力するものやモータのみから出力するものに適用しても構わない。また、こうしたハイブリッド自動車に適用するものに限定されるものではなく、自動車以外の列車など車両の形態としても構わない。さらに、こうした車両の制御方法の形態としてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、主としてエンジン22とモータMG1とモータMG2とが「動力出力装置」に相当し、シフトポジションセンサ82が「シフトポジション検出手段」に相当し、シフトレバー81の操作位置が変更されているか否かを判定する図4のセンサ異常時制御ルーチンのステップS110の処理を実行する電子制御ユニット70が「シフトポジション変更検出手段」に相当し、シフトポジションセンサ82の異常が判定されたとき、シフトレバー81の操作位置が変更されていないときにはシフトポジションセンサ82の異常が生じる直前に設定されたシフトポジションSPと要求トルクTr*とに基づく駆動力で走行するようエンジン22やモータMG1,MG2を制御し、シフトレバー81の操作位置が変更されているときには要求トルクTr*が値0になるようエンジン22やモータMG1,MG2を制御する図4のセンサ異常時制御ルーチンのステップS100〜ステップS130,ステップS170の処理を実行する電子制御ユニット70が「異常時制御手段」に相当する。エンジン22が「内燃機関」に相当し、プラネタリギヤ30とモータMG1とが「電力動力入出力手段」に相当し、モータMG2が「電動機」に相当する。モータMG1が「発電機」に相当し、プラネタリギヤ30が「3軸式動力入出力手段」に相当する。また、対ロータ電動機230も「電力動力入出力手段」に相当する。
ここで、「動力出力装置」としては、主としてエンジン22とモータMG1とモータMG2とを組み合わせたものに限定されるものではなく、走行用の動力を出力するものであれば如何なるものとしても構わない。「シフトポジション検出手段」としては、シフトポジションセンサ82に限定されるものではなく、電気信号に基づいてシフトポジションを検出するものであれば如何なるものとしても構わない。「シフトポジション変更検出手段」としては、シフトレバー81の操作位置が変更されているか否かを判定するものに限定されるものではなく、シフトポジションの変更を検出するものであれば如何なるものとしても構わない。「異常時制御手段」としては、シフトレバー81の操作位置が変更されていないときにはシフトポジションセンサ82の異常が生じる直前に設定されたシフトポジションSPと要求トルクTr*とに基づく駆動力で走行するようエンジン22やモータMG1,MG2を制御し、シフトレバー81の操作位置が変更されているときには要求トルクTr*が値0になるようエンジン22やモータMG1,MG2を制御するものに限定されるものではなく、シフトポジション検出手段に異常が生じたとき、シフトポジション変更検出手段によりシフトポジションの変更が検出されていないときにはシフトポジション検出手段に異常が生じる直前に検出されたシフトポジションと運転者の駆動要求とに基づく駆動力で走行するよう動力出力装置を制御し、シフトポジション変更検出手段によりシフトポジションの変更が検出されたときには動力出力装置からの走行用の駆動力の出力が停止されるよう動力出力装置を制御するものであれば如何なるものとしても構わない。「内燃機関」としては、エンジン22に限定されるものではなく、内燃機関であれば如何なるものとしても構わない。「電力動力入出力手段」としては、プラネタリギヤ30とモータMG1とを組み合わせたものに限定されるものではなく、車軸に連結された駆動軸に接続されると共に駆動軸とは独立に回転可能に内燃機関の出力軸に接続され電力と動力の入出力を伴って駆動軸と出力軸とに動力を入出力するものであれば如何なるものとしても構わない。「電動機」としては、同期発電電動機として構成されたモータMG2に限定されるものではなく、駆動軸に動力を入出力可能なものあれば如何なるものとしても構わない。「発電機」としては、同期発電電動機として構成されたモータMG1に限定されるものではなく、駆動軸に動力を入出力可能なものあれば如何なるものとしても構わない。「3軸式動力入出力手段」としては、上述のプラネタリギヤ30に限定されるものではなく、ダブルピニオン式の遊星歯車機構を用いるものや複数の遊星歯車機構を組み合わせて4以上の軸に接続されるものやデファレンシャルギヤのように遊星歯車とは異なる差動作用を有するものなど、駆動軸と出力軸と発電機の回転軸との3軸に接続され3軸のうちのいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の軸に動力を入出力するものであれば如何なるものとしても構わない。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための最良の形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、車両の製造産業などに利用可能である。
本発明の一実施例であるハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 シフトポジションセンサ82の構成の概略を示す説明図である。 スイッチSW1〜SW7の構成の概略を示す説明図である。 電子制御ユニット70により実行されるセンサ異常時制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 シフト信号R2に異常が生じている場合にシフトレバー81がDポジションからRポジションに操作されたときのシフト信号の時間変化の一例を示す説明図である 変形例のハイブリッド自動車120の構成の概略を示す構成図である。 変形例のハイブリッド自動車220の構成の概略を示す構成図である。
符号の説明
20,120,220 ハイブリッド自動車、22 エンジン、26 クランクシャフト、30 プラネタリギヤ、32 デファレンシャルギヤ、34a,34b 駆動輪、35a,35b 車輪、36 リングギヤ軸、40,42 インバータ、44 バッテリ、70 電子制御ユニット、72 CPU、74 ROM、76 RAM、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、81a 軸、81b ケース、82 シフトポジションセンサ、82a 配線基板、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、FC1〜FC10 固定接点、MC1〜MC7 可動接点、SOUT1〜SOUT7 信号出力回路、SW1〜SW7 スイッチ。

Claims (5)

  1. 走行用の動力を出力する動力出力装置が搭載された車両であって、
    シフトレバーのポジション毎に出力される複数の電気信号に基づいてシフトポジションを検出するシフトポジション検出手段と、
    前記複数の電気信号のうち異常が生じていない正常な電気信号の状態に基づいて前記シフトポジションの変更を検出するシフトポジション変更検出手段と、
    前記複数の電気信号のうち一部の電気信号に異常が生じる電気信号異常が前記シフトポジション変更検出手段に生じたとき、シフトポジションの変更が検出されていないときには前記シフトポジション検出手段に前記電気信号異常が生じる直前に検出されたシフトポジションと運転者の駆動要求とに基づく駆動力で走行するよう前記動力出力装置を制御し、前記シフトポジション変更検出手段によりシフトポジションの変更が検出されたときには前記動力出力装置からの走行用の駆動力の出力が停止されるよう前記動力出力装置を制御する異常時制御手段と、
    を備える車両。
  2. 前記異常時制御手段は、前記シフトポジション変更検出手段によりシフトポジションの変更が検出されていないときでも前記シフトポジション検出手段に前記電気信号異常が生じた状態が所定時間経過したときには前記動力出力装置からの走行用の駆動力の出力が停止されるよう前記動力出力装置を制御する手段である請求項1記載の車両。
  3. 前記動力出力装置は、内燃機関と、車軸に連結された駆動軸に接続されると共に該駆動軸とは独立に回転可能に前記内燃機関の出力軸に接続され電力と動力の入出力を伴って前記駆動軸と前記出力軸とに動力を入出力する電力動力入出力手段と、前記駆動軸に動力を入出力可能な電動機と、を備える装置である請求項1または2記載の車両。
  4. 前記電力動力入出力手段は、動力を入出力する発電機と、前記駆動軸と前記出力軸と前記発電機の回転軸との3軸に接続され該3軸のうちのいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の軸に動力を入出力する3軸式動力入出力手段と、を備える手段である請求項記載の車両。
  5. 走行用の動力を出力する動力出力装置が搭載され、シフトレバーのポジション毎に出力される複数の電気信号に基づいて電気信号に基づいてシフトポジションを検出するシフトポジション検出手段を備え、前記複数の電気信号のうち異常が生じていない正常な電気信号の状態に基づいて前記シフトポジションの変更を判定可能な車両の制御方法であって、
    前記複数の電気信号のうち一部の電気信号に異常が生じる電気信号異常が前記シフトポジション検出手段に生じたとき、前記シフトポジションが変更されていないときには前記シフトポジション検出手段に前記電気信号異常が生じる直前に検出されたシフトポジションと運転者の駆動要求とに基づく駆動力で走行するよう前記動力出力装置を制御し、前記シフトポジションが変更されているときには前記動力出力装置からの走行用の駆動力の出力が停止されるよう前記動力出力装置を制御する、
    ことを特徴とする車両の制御方法。


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