JP7289360B2 - エレベーターシステム - Google Patents

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Description

本発明は、エレベーターシステムに関する。
昇降路内を昇降動作する乗りかごを有するエレベーターでは、一般的に、乗客の乗降が可能な位置であることを示すドアゾーンに、乗りかごがあるか否かを判別する制御がなされている。例えば、乗りかごの上部または下部に設置された検出センサが、昇降路内の各階床位置に設置された被検出体を検出することで、ドアゾーンの検出を行っている。
検出センサ、または被検出体に何らかの異常が生じた場合、ドアゾーンで乗りかごのドアが開かない、あるいはドアゾーン外でドアが開く、といった事故の原因になる可能性がある。したがって、検出センサや被検出体の異常を検出し、エレベーターの運転を休止するなどの機能が安全上重要である。
エレベーターの安全性を確保する一例として、例えば特許文献1に記載の技術がある。特許文献1では、乗りかごの階床位置を検出する階床検出回路が、2階床分の乗りかごの移動を検出したにもかかわらず、検出センサが被検出体を検出しなかった場合に、検出センサまたは被検出体を異常として判断している。
特開2018-2387号公報
特許文献1では、乗りかごの現在の階床を検出する階床検出回路と、位置検出器の故障判定を行う位置検出器故障判定回路との間で通信ができない期間が発生した場合、その期間において検出センサおよび被検出体に異常が生じていても検出することができないといった課題があった。
本発明の目的は、通信手段に異常が発生している期間に発生した検出センサ、或いは被検出体の異常を、通信が正常に復帰した後に遡って検出することができるエレベーターシステムを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、昇降路内を昇降する乗りかごと、前記乗りかごに備えられた検出センサと、前記昇降路内に設置され、前記検出センサによって検出される被検出体とを備えたエレベーターシステムであって、前記乗りかごの昇降に応じて信号を出力するエンコーダと、各階に設置された前記被検出体の位置、及び前記エンコーダの信号から前記乗りかごの位置を算出し、算出した所定時間前から現在までの前記乗りかごの位置を記憶する制御コントローラと、前記検出センサによって検出される所定時間前から現在までの前記被検出体の検出状態におけるログを記憶し、前記被検出体の検出状態を前記制御コントローラに送信するかごコントローラと、を備え、前記制御コントローラは、前記かごコントローラとの間で通信異常が発生した場合、前記被検出体の検出状態におけるログ、前記乗りかごの位置情報のログ及び各階に設置された前記被検出体の位置の情報に基づいて、通信異常発生中における前記検出センサまたは前記被検出体の異常を判定することを特徴とする。
本発明によれば、通信手段に異常が発生している期間に発生した検出センサあるいは被検出体の異常を、通信が正常に復帰した後に遡って検出することができるエレベーターシステムを提供することができる。
本発明の実施例に係るエレベーターシステムの全体構成図である。 本発明の実施例に係るかごコントローラ11と制御コントローラ14の構成を示す図である。 本発明の実施例に係るかごコントローラ11の処理内容を示すフローチャートである。 本発明の実施例に係る制御コントローラ14の処理内容を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施例について添付の図面を参照しつつ説明する。同様の構成要素には同様の符号を付し、同様の説明は繰り返さない。
本発明の各種の構成要素は必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、一の構成要素が複数の部材から成ること、複数の構成要素が一の部材から成ること、或る構成要素が別の構成要素の一部であること、或る構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複すること、などを許容する。
図1は、本発明の実施例に係るエレベーターシステムの全体構成図である。本実施例におけるエレベーターシステムは、乗りかご1とカウンタウェイト2が主ロープ3によって連結されている、所謂つるべ式のエレベーターシステムである。主ロープ3が掛けられたシーブをモータ4が回転駆動することにより、乗りかご1が昇降路内を昇降する。モータ4は、昇降路上部の機械室に備えられている。
モータ4には巻上機ブレーキ5が備えられており、巻上機ブレーキ5が動作することで、モータ4の回転が阻止される。その結果、乗りかご1が停止する。
ガバナロープ6は、乗りかご1の昇降に伴い牽引され、ガバナ7を回転させる。ガバナ7には、エンコーダ8が備えられており、エンコーダ8はガバナ7と共に回転してパルス信号を発生する。すなわち、エンコーダ8は、乗りかごの昇降に応じて信号を出力する。
乗りかご1の上部には、検出センサ9が備えられており、昇降路内の各階床FLの位置に設置された被検出体10を検出する。被検出体10は、乗りかご1が着床ずれなく停止したときに、検出センサ9が被検出体10の上下方向の中心に位置するように調整して設置されている。
検出センサ9は、乗りかご1に備えられたかごコントローラ11に接続されており、かごコントローラ11は検出センサ9が被検出体10を検出しているか否かを判断する。さらに、かごコントローラ11は、かご側無線端末12、および制御盤側無線端末13を介して、検出センサ9の検出状態を制御コントローラ14に送信する。制御コントローラ14は機械室に備えられている。
制御コントローラ14は、かごコントローラ11から受信した検出センサ9の検出状態から、乗りかご1が階床位置にいるか否かを判断する。さらに、制御コントローラ14はエンコーダ8からのパルス信号を用いて乗りかご1の位置および速度を算出する。制御コントローラ14は、これらの情報を基にモータ4および巻上機ブレーキ5へ動作指令を出力することで乗りかご1の昇降運転を制御する。
かごコントローラ11と制御コントローラ14は、ヘルスチェックによって通信の健全性を常時監視しており、かご側無線端末12や制御盤側無線端末13の故障などで、正常に通信できなくなった場合、各々で通信異常として検知できる。
図2は、本発明の実施例に係るかごコントローラ11と制御コントローラ14の構成を示す図である。
かごコントローラ11は、検出判定部201、かごコントローラ内通信判定部202を有する。
検出判定部201は、検出センサ9の検出状態(被検出体10を検出中か否か)を判定する。かごコントローラ内通信判定部202は、制御コントローラ14との通信が正常か判定する。
また、かごコントローラ11は、かごコントローラ内通信判定部202が、通信異常を検知した場合に、検出センサ9の検出状態を検出状態メモリ203に格納する。かごコントローラ11は、検出センサ9による被検出体10の検出状態について現在から所定時間前まで記憶する。かごコントローラ11の検出状態メモリ203は、「現在検出状態」、「1ms前検出状態」、「2ms前検出状態」といったように複数の検出状態に関する情報を格納できるようになっており、情報を格納するための多くの領域を有している。
制御コントローラ14は、乗りかご位置算出部204、制御コントローラ内通信判定部205、検出異常判定部206を有する。
乗りかご位置算出部204は、エンコーダ8のパルス信号を用いて乗りかご1の昇降路内位置を算出する。
制御コントローラ内通信判定部205は、かごコントローラ11との通信が正常か判定する。検出異常判定部206は、かごコントローラ11からの受信信号を用いて検出センサ9または被検出体10の異常(以降では、検出異常とよぶ)を判定する。
さらに、制御コントローラ14は、制御コントローラ内メモリ207を有し、制御コントローラ内メモリ207は、階床位置メモリ208と、乗りかご位置メモリ209で構成される。
階床位置メモリ208には、エレベーターシステムの立ち上げや調整時に、乗りかご1を最下階から最上階まで低速で移動させて、検出センサ9が被検出体10の下端を検出したときの乗りかご位置算出値(最下階の被検出体10の下端を0とする)が階床毎に格納されている。すなわち、検出センサ9が被検出体10の下端を検出した際の位置は、エンコーダ8のパルス信号によって算出され、算出された値を乗りかご位置算出値として、階床位置メモリ208に格納する。階床位置メモリ208には、各階の被検出体10の位置(下端位置)が格納される。
また、制御コントローラ14は、制御コントローラ内通信判定部205が通信異常を検知した場合に、乗りかご位置算出値を乗りかご位置メモリ209に格納する。
制御コントローラ14は、エンコーダ8の信号(パルス信号)から乗りかご1の位置を算出し、算出した乗りかご1の位置について現在から所定時間前まで記憶する。制御コントローラ14の乗りかご位置メモリ209は、「現在乗りかご位置」、「1ms前乗りかご位置」、「2ms前乗りかご位置」というように複数の乗りかご位置に関する情報を格納できるようになっており、情報を格納するための多くの領域を有している。
次に、エレベーターシステムに異常が発生した場合の処理について、図3及び図4を用いて説明する。
図3は、本発明の実施例に係るかごコントローラ11の処理内容を示すフローチャートである。図4は、本発明の実施例に係る制御コントローラ14の処理内容を示すフローチャートである。
図3及び図4のフローは周期的に実行される。本実施例では、周期は1msそしている。以下、処理ステップごとに説明する。まず、かごコントローラ11の処理内容について、図3を用いて説明する。
ステップS301:かごコントローラ内通信判定部202は、制御コントローラ14との通信が異常か否か判定する。通信が異常の場合(Yes)、ステップ302に移り、通信が異常ではない場合(No)、ステップ303に移る。
ステップS302:かごコントローラ11は、検出判定部201で判定した検出センサ9の検出状態を「現在検出状態」として検出状態メモリ203に格納する。既に「現在検出状態」に1周期前(すなわち1ms前)の検出状態の情報が格納されている場合は、その情報を同時に「1ms前検出状態」に移動する。同様に、「(N)ms前検出状態」に格納されている検出状態は全て「(N+1)ms前検出状態」に移動する(Nは自然数)。したがって、検出状態メモリ203には、通信異常が発生してから現在に至るまでの被検出体10の検出状態におけるログが格納される。ステップS302の後、本フローを終了する。
ステップS303:かごコントローラ11は、検出判定部201で判定した検出センサ9の検出状態の情報を制御コントローラ14に送信する。その後、ステップS304に移る。
ステップS304:かごコントローラ11は、検出状態メモリ203に検出状態の情報が格納されているかを判定する。検出状態の情報が格納されている場合(Yes)、ステップS305に移り、検出状態の情報が格納されていない場合(No)は本フローを終了する。
ステップS305:かごコントローラ11は、検出状態メモリ203に格納されている検出状態の情報を全て制御コントローラ14に送信する。送信する情報は、現在検出状態から順に並べて行い、制御コントローラ14にて各検出状態の情報が何ms前の検出状態か判別可能にする。その後、ステップS306に移る。ステップS305では、通信異常が発生した場合、通信異常が発生した時点を起点とし、検出センサ9によって検出される所定時間前から現在までの被検出体10の検出状態を記憶し、通信異常が解消され場合、記憶された被検出体10の検出状態を制御コントローラ14に送信する。
ステップS306:かごコントローラ11は、検出状態メモリ203に格納されている検出状態に関するログを全てクリア(消去)する。その後、本フローを終了する。
次に制御コントローラ14の処理内容について、図4を用いて説明する。
ステップS401:制御コントローラ内通信判定部205は、かごコントローラ11との通信が異常か否か判定する。通信が異常の場合(Yes)、ステップS402に移り、通信が異常ではない場合(No)、ステップS405に移る。
ステップS402:制御コントローラ14は、乗りかご位置算出部204で算出した乗りかご位置の情報を「現在乗りかご位置」として乗りかご位置メモリ209に格納する。既に「現在乗りかご位置」に1周期前(すなわち1ms前)の乗りかご位置の情報が格納されている場合は、それを同時に「1ms前乗りかご位置」に移動する。同様に、「(N)ms前乗りかご位置」に格納されている検出状態の情報は全て「(N+1)ms前検出状態」に移動する(Nは自然数)。したがって、乗りかご位置メモリ209には、通信異常が発生してから現在に至るまでの乗りかご位置のログが格納される。ステップS402の後、ステップS403に移る。
ステップS403:制御コントローラ14は、エンコーダ8からのパルス信号に基づき乗りかご1が走行中か否かを判定する。乗りかご1が走行中の場合(Yes)はステップS404に移り、そうでない場合(No)は本フローを終了する。
ステップS404:制御コントローラ14は、モータ4の回転速度を落とし、乗りかご1を緩やかに減速し、停止させる。通信異常時は安全のために乗りかごの走行を中止する。ただし、乗客へ与える不安を極力抑えるために乗りかご1を急停止させることなく、緩やかに減速させたのちに停止させるものとする。停止後はエレベーターの運転を休止する。ステップS404後に本フローを終了する。
ステップS405:検出異常判定部206は、かごコントローラ11からの受信した被検出体10の検出状態と、乗りかご1の現在位置、および階床位置メモリ208に格納された各階の被検出体10の位置(下端位置)に基づいて検出センサ9または被検出体10の異常の有無を判定する。具体的には、いずれかの階の被検出体10の下端位置から被検出体10の長さ分高い位置までの間に、現在乗りかご位置がある場合に検出センサ9が被検出体10を検出していないこと、および乗りかご位置が上記範囲以外の場合に検出していることを、検出センサ9または被検出体10に異常があると判定する。検出異常と判定される場合(Yes)はステップS406に移り、検出異常でない場合(No)はステップS407に移る。
ステップS406:検出センサ9または被検出体10に異常があると判定された場合、制御コントローラ14は、モータ4の回転速度を落とし、乗りかご1を緩やかに減速し、停止させる。停止後はエレベーターの運転を休止する。ステップS406後に本フローを終了する。
ステップS407:制御コントローラ14は、かごコントローラ11から検出状態メモリ203に格納されていた検出状態の情報のログ(ステップS305にて送信)を受信しているか否か判定する。受信している場合(Yes)、ステップS408に移り、受信していない場合(No)、本フローを終了する。
ステップS408:検出異常判定部206は、かごコントローラ11から受信した検出状態のログと、乗りかご位置メモリ209に格納された乗りかごの位置情報のログ、および階床位置メモリ208に格納された各階の被検出体10の下端位置の情報に基づいて通信異常発生中における検出センサ9または被検出体10の異常を判定する。判定は、ステップS405において、検出状態を「(N)ms前検出状態」、乗りかご位置を「(N)ms前乗りかご位置」に置き換えたロジックで行い(Nは自然数)、全てのログに対し実施する。いずれかのログで異常と判定される場合(Yes)はステップS409に移り、そうでない場合(No)はステップS410に移る。
ステップS409:制御コントローラ14は、モータ4の回転速度を落とし、乗りかご1を緩やかに減速し、停止させる。停止後はエレベーターの運転を休止する。ステップS409後、ステップS411に移る。
ステップS410:制御コントローラ14は、エレベーターの運転を再開する。本ステップに至るとき、1周期前まで通信異常を検出していた場合であり、このとき、制御コントローラ14はステップS404にてエレベーターの運転を休止している。ステップS405,S408にて、現在および通信異常中に検出異常が発生していないと判定されたため、エレベーターの運転を再開する。ステップS410の後、ステップS411に移る。
ステップS411:制御コントローラ14は、乗りかご位置メモリ209に格納されている乗りかご位置情報のログを全て消去(クリア)する。その後、本フローを終了する。
以上のように、本実施例では通信、センサの異常を検出して乗りかごを休止状態にする。このように、通信異常時に、かごコントローラ11が検出状態メモリ203に検出状態の情報のログを格納し(ステップS302)、制御コントローラ14が乗りかご位置メモリに乗りかご位置の情報のログを格納し(ステップS402)、通信が正常復帰した後に、これらを用いて制御コントローラ14が検出異常を判定する(ステップS408)ことで、通信異常中の検出異常を発見することができる。
なお、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、本発明は必ず説明した全ての構成を備えるものに限定されるものでない。例えば、エンコーダ8はガバナ7に備えられているものとしたが、モータ4に備えられていてもよい。
1…乗りかご、4…モータ、8…エンコーダ、9…検出センサ、10…被検出体、11…かごコントローラ、14…制御コントローラ、201…検出判定部、202…かごコントローラ内通信判定部、203…検出状態メモリ、204…乗りかご位置算出部、205…制御コントローラ内通信判定部、206…検出異常判定部、208…階床位置メモリ、209…乗りかご位置メモリ

Claims (8)

  1. 昇降路内を昇降する乗りかごと、前記乗りかごに備えられた検出センサと、前記昇降路内に設置され、前記検出センサによって検出される被検出体とを備えたエレベーターシステムであって、
    前記乗りかごの昇降に応じて信号を出力するエンコーダと、
    各階に設置された前記被検出体の位置、及び前記エンコーダの信号から前記乗りかごの位置を算出し、算出した所定時間前から現在までの前記乗りかごの位置を記憶する制御コントローラと、
    前記検出センサによって検出される所定時間前から現在までの前記被検出体の検出状態におけるログを記憶し、前記被検出体の検出状態を前記制御コントローラに送信するかごコントローラと、を備え、
    前記制御コントローラは、前記かごコントローラとの間で通信異常が発生した場合、前記被検出体の検出状態におけるログ、前記乗りかごの位置情報のログ及び各階に設置された前記被検出体の位置の情報に基づいて、通信異常発生中における前記検出センサまたは前記被検出体の異常を判定することを特徴とするエレベーターシステム。
  2. 請求項1において、
    前記検出センサまたは前記被検出体に異常があった場合には、前記乗りかごを停止させることを特徴とするエレベーターシステム。
  3. 請求項1において、
    前記かごコントローラは、前記制御コントローラとの通信異常が発生した場合、前記検出センサによって検出される現在から所定時間前までの前記被検出体の検出状態を記憶し、通信異常が解消され場合、記憶された前記被検出体の検出状態を前記制御コントローラに送信することを特徴とするエレベーターシステム。
  4. 請求項3において、
    前記かごコントローラは、記憶された前記被検出体の検出状態を前記制御コントローラに送信した後、記憶された前記被検出体の検出状態に関するログを消去することを特徴とするエレベーターシステム。
  5. 請求項1において、
    前記制御コントローラは、前記かごコントローラから受信した前記被検出体の検出状態と、前記乗りかごの現在位置、各階に設置された前記被検出体の位置に基づいて、前記検出センサまたは前記被検出体の異常を判定することを特徴とするエレベーターシステム。
  6. 請求項3において、
    前記制御コントローラは、前記かごコントローラから前記被検出体の検出状態におけるログを受信しているか否かを判定し、
    前記被検出体の検出状態におけるログを受信している場合には、通信異常発生中における前記検出センサまたは前記被検出体の異常を判定することを特徴とするエレベーターシステム。
  7. 請求項6において、
    前記検出センサまたは前記被検出体に異常があった場合には、前記乗りかごを停止させることを特徴とするエレベーターシステム。
  8. 請求項7において、
    前記制御コントローラは、前記乗りかごを停止後、記憶された前記乗りかごの位置情報のログを消去することを特徴とするエレベーターシステム。
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