JP2598182B2 - エレベータの制御装置 - Google Patents

エレベータの制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エレベータのカゴの
上部に取り付けられた位置スイッチの故障を検出して、
戸開を制御するためのエレベータの制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベータの制御装置を図につい
て説明する。図3は、例えば特開昭62−205982号公報に
示された従来のエレベータの制御装置を示す構成図であ
る。同図において、1はエレベータのカゴ、2はカゴ1
の上部に取り付けられた位置スイッチ、3はロープ4を
介してカゴ1に接続されたつり合いおもり、5はロープ
4が巻き掛けられたシーブ、6はシーブ5を駆動してカ
ゴ1を昇降するモータ、7はこのモータ6に接続されて
モータ6の回転数に同期したパルスを発生するパルス発
生器、8はこのパルス発生器7が発生するパルス数を計
数する計数回路、そして9は位置スイッチ2の検知信号
b及び計数回路8で発生した計数値aが入力されるマイ
クロコンピュータである。また、10は複数の階床に対応
して昇降路内に設置されたプレートである。
【0003】また、図4は、図3のマイクロコンピュー
タ9の機能ブロック図である。同図において、11は計数
回路8から出力された計数値aに基づいてカゴ1の現在
位置を演算するカゴ位置検出手段、12はこのカゴ位置検
出手段11の演算結果とカゴ1の停止動作における減速開
始時から停止までの時間とに基づいてカゴ位置検出手段
11の誤演算の有無を検出する誤演算検出手段、13はカゴ
位検出手段11の演算結果に基づいて着床予定階までの残
距離を演算する残距離演算手段、14はこの残距離演算手
段13の出力に基づいて位置スイッチ2がオン・オフする
各ゾーンを演算するゾーン検出手段、15は位置スイッチ
2の検知信号bに基づいてカゴ1の現在位置を検出する
位置検出手段、16はこの位置検出手段15の検出結果をゾ
ーン検出手段14の演算結果に基づいて検査し、位置スイ
ッチ2の故障の有無を検出する故障判定手段である。
【0004】次に、従来例の動作を説明する。モータ6
の回転によりシーブ5を介してロープ4が巻き上げら
れ、巻き下げられて、かご1は着床予定階へ昇降する。
カゴ1に取り付けられた位置スイッチ2が着床予定階に
対応したプレート10の位置にくると、位置スイッチ2の
検知信号bがオフの状態からオンになる。この検知信号
bは、マイクロコンピュータ9に入力され、マイクロコ
ンピュータ9は、検知信号bがオンであることを検出し
て、カゴ1が戸開可能ゾーンに達したと判断し、戸開を
行う。
【0005】一方、カゴ1の昇降中、マイクロコンピュ
ータ9において、カゴ位置検出手段11により、計数回路
8からのモータ6の回転に同期した計数値aに基づい
て、カゴ1の現在位置が検出される。残距離演算手段13
は、カゴ位置検出手段11の出力に基づいて、カゴ1の着
床予定階までの残距離を演算する。さらに、ゾーン検出
手段14は、残距離演算手段13の出力に基づいて位置スイ
ッチ2が通常オフとなるゾーンを検出する。そして、故
障判定手段16は、ゾーン検出手段14によって求められた
ゾーン内で検出信号bがオンであれば、位置スイッチ2
が故障していると判断する。また、誤演算検出手段12
は、カゴ位置検出手段11の検出結果が誤りかどうかを検
出し、誤りである場合に、故障判定手段16の判断を無効
にする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のエレベータの制
御装置は以上のように構成されているので、位置スイッ
チ2の故障の誤り検出を避けるために、残距離が誤って
演算されたりカゴの現在位置が誤検出された場合には、
故障判定手段16による位置スイッチ2の故障検出を無効
にしているが、この場合に、位置スイッチ2が実際に故
障していると、何らかの原因によってカゴ1が階間に停
止したときに、戸開してしまうという問題点があった。
【0007】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、位置スイッチの故障を確実に検
出し、エレベータの安全姓を高めることができるエレベ
ータの制御装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
タの制御装置は、カゴを駆動するモータの回転数に同期
したパルスを計数する計数手段、この計数手段の出力に
基づいてカゴの昇降移動量を演算するカゴ移動量演算手
段、上記カゴに設置され、上記カゴの昇降に伴って、複
数の階床に対応して昇降路内に設置されたプレートの位
置に基づき、カゴの現在位置を表す検知信号を出力する
位置検知手段、上記計数手段の出力に基づいて、上記検
知信号が出力されている間の上記カゴの検出区間移動量
を演算する検出区間移動量演算手段、及び、上記昇降移
動量と上記検出区間移動量とに基づいて、上記位置検知
手段の故障を判定する故障判定手段を備えたものであ
る。
【0009】
【作用】この発明においては、計数手段によって、カゴ
を駆動するモータの回転数に同期したパルスが計数さ
れ、カゴ移動量演算手段によって、計数手段の出力に基
づいてカゴの昇降移動量が演算される。また、上記カゴ
の昇降に伴って、上記カゴに設置された位置検知手段に
より、複数の階床に対応して昇降路内に設置されたプレ
ートの位置に基づき、上記カゴの現在位置を表す検知信
号を出力する。さらに、検出区間移動量演算手段によっ
て、上記カゴ移動量演算手段の出力に基づいて、上記検
知信号が出力されている間の上記カゴの検出区間移動量
が演算される。そして、故障判定手段によって、上記昇
降移動量と上記検出区間移動量とに基づいて、上記位置
検知手段の故障が検出される。
【0010】
【実施例】
実施例1.この発明の実施例1を図について説明する。
図1は、この発明の実施例1の主要部を示すブロック図
である。同図において、9Aは図3のマイクロコンピュー
タ9の替わりに位置スイッチ2及び計数回路8接続され
たマイクロコンピュータであり、このマイクロコンピュ
ータ9Aにおいて、17は計数回路8からの計数値aを所定
の演算周期毎に取り込み、積算してカゴ移動量を演算す
るカゴ移動量演算手段、18は位置スイッチ2の検知信号
aの状態に基づいてカゴ移動量を演算する検出区間移動
量演算手段、そして、19はカゴ移動量演算手段17の出力
と検出区間移動量演算手段18の出力とに基づいて位置ス
イッチ2の故障を判定する位置スイッチ故障判定手段で
ある。
【0011】次に、実施例1の動作を図2のフローチャ
ートに基づいて説明する。まずステップS1において、
エレベータが走行中であるか否かが判断され、走行して
いると判断された場合(YESの場合)には、ステップS2
に進む。ステップS2において、位置スイッチ2が正常
であって故障検出フラグがオフであるか否が判断され、
オフと判断された場合(YESの場合)には、ステップS3
に進む。そして、ステップS3において、カゴ移動量演
算手段17によってカゴ移動量が算出される。
【0012】続いて、ステップS4において、検出区間
移動量演算手段18によって、位置スイッチ2の検知信号
bが検出され、位置スイッチ2がオフであるか否かが判
断され、オフであると判断された場合(YESの場合)に
は、ステップS5に進む。そして、ステップS5におい
て、検出区間移動量演算手段18によって、計数値aに基
づき、位置スイッチ2がオフであるときのカゴ移動量
(オフ区間の移動量)が算出され、次のステップS6に進
む。また、ステップS4において、検出区間移動量演算
手段18により、位置スイッチ2がオンであると判断され
た場合(NOの場合)には、ステップS6に進む。
【0013】次にステップS6において、位置スイッチ
故障判定手段19によって、ステップS3でモータの回転
に基づいて算出されたカゴ移動量が、予め設定されてい
る故障検出判定可能距離(例えば、階床から上下に1000m
m)に達しているか否かが判断され、達していると判断さ
れた場合にはステップS7に進む。ステップS7におい
て、オフ区間の移動量が予め設定されている規定値(例
えば、階床から上下に80mm)以上であるか否かが判断さ
れ、規定値以上であると判断された場合(YESの場合)に
は、位置スイッチ2が正常であるとし、ステップS8に
進む。そして、ステップS8において、位置スイッチ故
障判定手段19によって、故障検出フラグがオフにされ、
ステップS9においてカゴ移動量がリセットされて、動
作が終了する。また、ステップS7において、位置スイ
ッチ故障判定手段19によってオフ区間の移動量が規定値
に達していないと判断された場合(NOの場合)には、位置
スイッチ2が故障であるとされ、ステップS10に進む。
そして、ステップS10において、故障検出フラグがオン
にされ、動作は終了する。
【0014】なお、ステップS1において、カゴ1が走
行していないと判断された場合(NOの場合)には、ステッ
プS9に進み、ステップS9において、位置スイッチ故
障判定手段19によりカゴ移動量がリセットされ、動作は
終了する。また、ステップS2において、故障検出フラ
グがオフであると判断された場合(NOの場合)には、動作
は終了する。さらに、ステップS6において、位置スイ
ッチ故障判定手段19によってカゴ移動量が故障検出判定
距離に達していないと判断された場合(NOの場合)には、
動作は終了する。
【0015】実施例2.上記実施例1では、位置スイッ
チ2がオフであるときのカゴ移動量が算出され、このカ
ゴ移動量が規定値に達していなければ、位置スイッチ2
が故障であると判断されているが、位置スイッチがオン
であるときのカゴ移動量を算出し、このカゴ移動量が規
定値以上である場合に、位置スイッチ2が故障している
と判断するようにしてもよい。
【0016】実施例3.実施例1では、カゴ移動量演算
手段18によって演算されたカゴ移動量が位置スイッチ2
の故障検出判定距離に達していると判断された場合に
は、カゴ移動量がリセットされるが、リセットせずに、
カゴ移動量を継続的に算出し続けるようにしてもよい。
【0017】
【発明の効果】この発明は、以上説明したとおり、カゴ
を駆動するモータの回転数に同期したパルスを計数する
計数手段と、この計数手段の出力に基づいてカゴの昇降
移動量を演算するカゴ移動量演算手段と、上記カゴに設
置され、上記カゴの昇降に伴って、複数の階床に対応し
て昇降路内に設置されたプレートの位置に基づき、上記
カゴの現在位置を表す検知信号を出力する位置検知手
段、上記計数手段の出力に基づいて、上記検知信号が出
力されている間の上記カゴの検出区間移動量を演算する
検出区間移動量演算手段と、上記昇降移動量と上記検出
区間移動量とに基いて、上記位置検出手段の故障を判定
する故障判定手段とを備えたことによって、位置検出手
段の故障を確実に検出するので、何らかの原因でエレベ
ータが階間に停止した場合に戸開することがなく、エレ
ベータの安全姓を高めることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の主要部を示すブロック図
である。
【図2】この発明の実施例1の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図3】従来のエレベータの制御装置を示す構成図であ
る。
【図4】従来のエレベータの制御装置のマイクロコンピ
ュータの機能ブロック図である。
【符号の説明】
2 位置スイッチ 8 計数回路 17 カゴ移動量演算手段 18 検出区間移動量演算手段 19 位置スイッチ故障判定手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カゴを駆動するモータの回転数に同期し
    たパルスを計数する計数手段、 この計数手段の出力に基づいて上記カゴの昇降移動量を
    演算するカゴ移動量演算手段、 上記カゴに設置され、上記カゴの昇降に伴って、複数の
    階床に対応して昇降路内に設置されたプレートの位置に
    基づき、上記カゴの現在位置を表すための検知信号を出
    力する位置検知手段、 上記計数手段の出力に基づいて、上記検知信号が出力さ
    れている間の上記カゴの検出区間移動量を演算する検出
    区間移動量演算手段、及び、 上記昇降移動量と上記検出区間移動量とに基づいて、上
    記位置検知手段の故障を判定する故障判定手段を備えた
    ことを特徴とするエレベータの制御装置。
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CN106715312B (zh) * 2014-11-26 2018-12-07 三菱电机株式会社 电梯的控制装置
JP6549065B2 (ja) * 2016-07-01 2019-07-24 株式会社日立製作所 エレベーター装置及びプログラム
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