JP7272038B2 - 包装容器の組み立て方法 - Google Patents

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Description

本発明は、包装容器の組み立て方法に関するものである。
シート材を箱型に折り曲げ、端部を重ね合わせてシールすることにより形成される包装容器が知られている。
例えば、特許文献1には、紙を基材とするシート材を用いた容器本体のサイドシールに剥離可能なプルタブを設けて、プルタブが、易剥離性のテープ状フィルムによる剥離層を介して剥離可能に設けられている包装容器(液体包装用紙容器)が開示されている。この包装容器は、プルタブを引っ張ることによってサイドシール部を剥離して、あるいは側面板に設けたプルタブを引っ張ることによって側面板を切り破って、それをきっかけとして解体することができる。
特開平9-290822号公報
特許文献1の包装容器は廃棄に際して解体が容易であるため、ゴミの減容化に有用であるが、一度解体した包装容器を組立てて再使用することができなかった。このため、一度平坦な状態に潰した後でも再び箱型の状態に戻すことにより再使用することが可能な包装容器およびその組み立て方法については検討の余地があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、一度平坦な状態に潰した後でも再び箱型の状態に戻すことにより再使用することが可能な包装容器の組み立て方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の一局面は、包装容器の組み立て方法であって、互いに重なる平坦板形状の第1の部分および第2の部分を備え、第1の部分および第2の部分がそれぞれ、凸多角形状の凸多角形面と、凸多角形面の各辺から延出し、各辺を平行な2辺のうちの一辺とする等脚台形状の等脚台形面と、隣接する各等脚台形面の間に設けられた複数の折り返し面と、外縁の全周にわたる周縁部とを有し、周縁部の全周において互いに接続する包装容器を用意し、第1の部分と第2の部分との間に空隙を形成するとともに折り返し面を折り畳んで折り返し片を形成して、包装容器を、第1の部分の凸多角形面である上面と、第2の部分の凸多角形面であり上面に対向する下面と、等脚台形面により形成される側面とを含む箱型とする工程と、包装容器を密閉し、空隙の内部の気体を加熱することにより空隙の内部の気圧を外部の気圧よりも高い状態としながら折り返し片を側面に貼り付ける工程とを含む、包装容器の組み立て方法である
本発明によれば、一度平坦な状態に潰した後でも再び箱型の状態に戻すことにより再使用することが可能な包装容器の組み立て方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る包装容器の箱型の状態を示す斜視図 本発明の一実施形態に係る包装容器の平坦な状態を示す斜視図 本発明の一実施形態に係る包装容器のブランクの平面図 本発明の一実施形態に係る包装容器の変形方法の各工程を示す図 ブランクの変形例を示す平面図
[包装容器]
初めに、本発明の実施形態に係る包装容器100について、図を参照して説明する。なお、以下の説明では、各実施形態及び各変形例において、同一または対応する構成には、同一の参照符号を付して適宜説明を省略する。また、以下の説明では、便宜上、包装容器を箱型の状態として正立させた状態での上下を上下方向と呼ぶ。
包装容器100は、シート材を所定の形状に裁断したブランクの端部を重ね合わせてシールすることにより形成された、箱型の状態と平坦な状態との間で変形可能な容器である。
(箱型の状態)
図1に、箱型の状態にある包装容器100の斜視図を示す。図1の(a)に示すように、箱型の状態にある包装容器100は、上面110と、下面130と、側面120と、シート材の端部を重ね合せてシールしたサイドシール部140と、シート材を折り畳んで形成された折り返し片150とを含む。包装容器100は、上面110と、下面130と、側面120とにより空隙(収容空間)が形成される。折り返し片150は、側面120の角から外方に延出し、側面120の外周面に沿うように折り曲げられている。サイドシール部140は、側面120および折り返し片150の上下方向中央から外方に延出し、側面120およびサイドシール部140の外周面に沿うように折り曲げられている。包装容器100では、一例としてサイドシール部140は、端縁が下面130側に向いた状態で側面120および折り返し片150に沿っている。上面110には、開口111が形成され、開口111には一例としてスパウト112が取り付けられている。
(平坦な状態)
図2に、平坦な状態にある包装容器100の斜視図を示し、図3に、包装容器100のブランクの平面図を示す。図2に示すように、平坦な状態にある包装容器100は、互いに重なる平坦板形状の第1の部分170aと第2の部分170bとにより構成される。図3に示すように、包装容器100を形成するためのブランクは、第1の部分170aに対応するブランク101aと、第2の部分170bに対応するブランク101bとにより構成される。なお、図2の(a)は、包装容器100を上面110側から見た図であり、図2の(b)は、包装容器100を下面130側から見た図である。また、図3の(a)は、ブランク101aの平面図であり、図3の(b)は、ブランク101bの平面図である。
第1の部分170aは、開口111の形成された上側凸多角形面110aと、上側凸多角形面110aの各辺から延出する複数の上側等脚台形面120aと、隣接する各上側等脚台形面120aの間に形成された複数の上側折り返し面150aと、上側等脚台形面120aおよび上側折り返し面150aの上側凸多角形面110aと反対側の端縁に沿って、第1の部分170aの外縁の全周にわたる周縁部を構成する上側シール代140aとを含む。
第2の部分170bは、下側凸多角形面130aと、下側凸多角形面130aの各辺から延出する複数の下側等脚台形面120bと、隣接する各下側等脚台形面120bの間に形成された複数の下側折り返し面150bと、下側等脚台形面120bおよび下側折り返し面150bの下側凸多角形面130aと反対側の端縁に沿って、第2の部分170bの外縁の全周にわたる周縁部を構成する下側シール代140bとを含む。
上側凸多角形面110aおよび下側凸多角形面130aはそれぞれ、箱型の状態にある包装容器100の上面110および下面130となる面である。上側凸多角形面110aおよび下側凸多角形面130aは凸多角形状の面であれば形状は限定されず、包装容器100では一例として、合同な矩形状である。上側凸多角形面110aと下側凸多角形面130aとは、一例として面積が異なる互いに相似な形状であってもよい。
複数の上側等脚台形面120aおよび複数の下側等脚台形面120bは、箱型の状態にある包装容器100の側面120となる面である。上側等脚台形面120aおよび下側等脚台形面120bは、等脚台形状であれば形状は限定されず、包装容器100では一例として上側等脚台形面120aおよび下側等脚台形面120bは矩形状である。上側等脚台形面120aおよび下側等脚台形面120bの少なくともいずれかは、矩形ではない等脚台形状であってもよい。上側等脚台形面120aおよび下側等脚台形面120bは、上側凸多角形面110aおよび下側凸多角形面130aの辺の数に対応して設けられるためその数は上側凸多角形面110および下側凸多角形面130の形状によって決まる。包装容器100では、上側等脚台形面120aおよび下側等脚台形面120bはそれぞれ、4つずつ設けられる。
図2、図3に示すように、上側等脚台形面120aは、上側凸多角形面110aの各辺から延出し、平行な2辺のうちの1辺を上側凸多角形面110aの各辺とする。また、下側等脚台形面120bは、下側凸多角形面130aの各辺から延出し、平行な2辺のうちの1辺を下側凸多角形面130の各辺とする。上側等脚台形面120aの上側シール代140a側の辺と、下側等脚台形面120bの下側シール代140b側の辺とは、同じ長さに形成されている。
上側折り返し面150aおよび下側折り返し面150bは、箱型の状態にある包装容器100の折り返し片150となる面であり、後述する変形の過程において折り畳まれる面である。上側折り返し面150aおよび下側折り返し面150bはそれぞれ、隣接する各上側等脚台形面120aおよび各下側等脚台形面120bの間に形成されるためその数は、上側等脚台形面120aおよび下側等脚台形面120bの数によって決まる。包装容器100では、上側折り返し面150aおよび下側折り返し面150bはそれぞれ、4つずつ設けられる。包装容器100では、一例として上側凸多角形面110aおよび下側凸多角形面130aの各頂点から、第1の部分170aおよび第2の部分170bの周縁部に向かって延出する折り返し罫線151を上側折り返し面150aおよび下側折り返し面150bに設けている。折り返し罫線151を設けることにより、上側折り返し面150aおよび下側折り返し面150bを所望の位置で容易に折り畳むことが可能になる。
上側シール代140aおよび下側シール代140bは、第1の部分170aと第2の部分170bとを周縁部において接続するために設けられる帯状の面である。第1の部分170aと第2の部分170bとを接続する際には、第1の部分170aと第2の部分170bとを互いに重ね合せて、上側シール代140aおよび下側シール代140bそれぞれの互いに対向する面をシール、接着等して周縁部であるサイドシール部140を形成する。上側シール代140aおよび下側シール代140bの形状は、重ね合せてサイドシール部140を形成するために、互いに重なるシール代があればよく、任意に設定できる。包装容器100では、一例として、後述する変形の過程においてサイドシール部140の折り曲げを容易にするために、下側シール代140bと下側等脚台形面120bおよび下側折り返し面150bとの間に罫線160を設けている。上側シール代140aと下側シール代140bと互いにシールして形成された包装容器100は、開口111を除いて密閉性を有している。
ブランク101a、101bは、シート材を所定形状に裁断して形成される。ブランク101a、101bには、一例として図3に細線で示すように各面を区画する罫線を設けてもよい。
ブランク101a、101bに用いるシート材としては、特に限定されないが、例えば紙製の基材層に、熱可塑性樹脂層やシーラント層を積層した積層フィルムを好適に用いることができる。これ以外にも、必要な機能に応じて、バリア層や機能性フィルム等を適宜追加してもよい。
(変形方法)
次に、平坦な状態にある包装容器100を箱型の状態へ変形させる方法の一例を、包装容器100を用いて説明する。図4の(a)から図4の(d)に、容器本体100の変形方法の一例を説明する図を示す。
初めに、図4の(a)に示すように、平坦な状態にある包装容器100の第1の部分170aまたは第2の部分170bを周縁部において(詳細には、上側サイドシール部140aと上側等脚台形面120aおよび上側折り返し面150aとの間、または下側サイドシール部140bと下側等脚台形面120bおよび下側折り返し面150bとの間において)折り曲げて、第1の部分170aと第2の部分170bとを引き離す。これにより、第1の部分170aと第2の部分170bとの間に空隙を形成するとともに、上側凸多角形面110aが上面110となり、下側凸多角形面130aが下面130となり、上側等脚台形面120aおよび下側等脚台形面120bが側面120となり、上側サイドシール部140aおよび下側サイドシール部140bがサイドシール部140となることで包装容器100が箱型になる。
また、図4の(b)に示すように、複数の上側折り返し面150aは隣接する上側等脚台形面120aと共有する辺どうしが近づき、複数の下側折り返し面150bは隣接する下側等脚台形面120bと共有する辺どうしが近づく。これにより、上側折り返し面150aおよび下側折り返し面150bは、折り畳まれて折り返し片150となる。同時に、矢印で示すように、サイドシール部140を罫線160に沿って端縁が下面130に向くように折り曲げて側面120に沿わせる。なお、サイドシール部140は、端縁が上面110に向くように折り曲げて側面120に沿わせてもよい。この場合、罫線160を第1の部分170aに形成することによりサイドシール部140の折り曲げが容易になる。
次に、空隙の内部の気圧を外部の気圧よりも高い状態としながら折り返し片150を側面120に貼り付ける。具体的には、一例として図4の(c)に示すように、気体を吹き出すことができるノズル300をスパウト112に挿入して、ノズル300から気体を吹き出させて上側凸多角形面110aに形成された開口111を介して空隙に気体を吹き込みながら折り返し片150を側面120の外周面に沿うように折り曲げる。折り返し片150を沿わせる方向は限定されず、一例として図4の(c)に示すように、2つの折り返し片150を1つの側面120に沿わせてもよいし、折り返し片150のそれぞれを異なる側面120へ沿わせてよい。なお、この場合、包装容器100は、例えば図示しない載置台の上に固定され、折り返し片150は図示しない治具により折り曲げることができる。
この際、折り返し片150を側面120へ貼り付ける方法としては、例えば、ヒートシール、ホットメルト接着剤等を用いる方法がある。
このように、折り返し片150を側面120に貼り付ける際に、空隙の内部の気圧を外部の気圧よりも高い状態とすることにより、空隙の内部と外部との気圧差により側面120を外方に膨出させることができる。これにより、折り返し片150および側面120の間に発生する隙間を減らして、折り返し片150および側面120の間の溶融したシーラントや接着剤を広く行き渡らせることができる。この結果、シーラントや接着剤が付着する領域を広くして、折り返し片150と側面120とが剥離し難い包装容器100を提供することができる。
空隙の内部の気圧を外部の気圧よりも高い状態とする方法は上述の方法に限定されず、例えば空隙の内部の気体を加熱してもよい。具体的には、例えば、開口111を閉塞して包装容器100を密閉した後、ホットエアー等を用いて外方から空隙の内部の気体を加熱することができる。これにより、加熱された空隙の内部の気体が熱膨張するため、側面120を外方に膨出させることができる。この方法によれば、シーラントの溶融と空隙内部の気体の加熱とを1つのホットエアーを用いて行うことができるため、包装容器100を変形させるための工程をシンプルにすることができる。
また、空隙の外部を減圧することにより空隙の内部の気圧を外部の気圧よりも高い状態としてもよい。具体的には、例えば、開口111を閉塞し密閉した包装容器100を、内部の気圧を低下させることができる減圧室に入れて、減圧室の内部の気圧を空隙の内部の気圧よりも低くする。これにより、空隙の外部と内部との気圧差により側面120を外方に膨出させることができる。
以上の手順により、図4の(d)に示すように、平坦な状態であった包装容器100を箱型の状態へ変形させることができる。
箱型の状態の包装容器100は、上述の手順と反対の手順により平坦な状態にすることができる。具体的には、初めに、箱型の状態の包装容器100の折り返し片150を側面120から離脱させる。次に、周縁部において(詳細には、サイドシール部140と側面120との間に沿って)第1の部分170aと第2の部分170bとを伸展させる。次に、第1の部分170aと第2の部分170bとの間の空隙を解消し、第1の部分170aと第2の部分170bとを互いに重ねることにより、包装容器100を平坦な状態に変形することができる。
(ブランクの変形例)
上述の例では、第1の部分170aおよび第2の部分170bに対応する2枚のブランク101a、101bを用いて包装容器100を形成する例を示したが、これらのブランクを一体に形成してもよい。図5に示すブランク102は、第1の部分170aおよび第2の部分170bに対応するブランクの周縁部の一部が接続部180により接続されている。
ブランク102を用いて包装容器100を形成する場合には、例えば接続部180で折り返すことにより、第1の部分170aと第2の部分170bとを重ね、その後、上側シール代140aおよび下側シール代140bをシールする。このようにブランクを一体に形成することで、例えばシート材を打ち抜いてブランクを形成する場合に、1枚のシート材から多くのブランクを打ち抜くことができるため、低コストで包装容器を製造することができる。
なお、ブランク102を用いて形成された包装容器の第1の部分170aと第2の部分170bとを引き離して箱型の状態に変形するときには、接続部180は伸展させられる。また、平坦な状態に変形するときには、接続部180は折り返される。
以上で説明したように、包装容器100は、平坦な状態から容易に箱型の状態に変形できるため、一度平坦な状態に潰した後でも再び箱型の状態に戻して再使用することが可能である。また、包装容器100を平坦な状態にし、必要に応じて箱型の状態に変形できるため、運搬に際しての積載効率がよく、運搬、保管費用を低減することができる。
実施例および比較例に係る包装容器の組み立て方法を用いて包装容器100を箱型の状態に変形させて側面120および折り返し片150が接着した面積を比較した。包装容器100に用いたシート材は、外方から順に、ポリエチレン(50μm)/紙(300g/m)/ポリエチレン(25μm)/ポリエチレンテレフタレート(12μm)/ポリエチレン(50μm)を積層して形成した。
(実施例)
実施例に係る組み立て方法では、図4の(a)、(b)に示した変形方法により側面120および折り返し片150を形成した後、側面120および折り返し片150の互いに貼り付けられる面をホットエアーで温めながら、図4の(c)に示したように、エアノズル300により気体を供給して空隙の内部の気圧を外部の気圧よりも高い状態とした。その後、エアノズル300による気体の供給を継続しながら折り返し片150を側面120の表面に貼り付けた。
(比較例)
比較例に係る組み立て方法では、図4の(a)、(b)に示した変形方法により側面120および折り返し片150を形成した後、側面120および折り返し片150の互いに貼り付けられる面をホットエアーで温め、気体を供給することなく、折り返し片150を側面120の表面に貼り付けた。
(評価結果)
以上の方法により形成された包装容器100の折り返し片150を側面120の表面から剥がして、側面120および折り返し片150の外面のポリエチレン層が接着し、一体化した事により、剥がした場所の紙層が露出した領域の面積を測定した。
実施例に係る組み立て方法を用いて組み立てられた包装容器100の紙層が露出した領域の面積は、21cmであった。これに対して、比較例に係る組み立て方法を用いて組み立てられた包装容器100の紙層が露出した領域の面積は、9cmであった。以上の結果から、空隙の内部の気圧を外部の気圧よりも高い状態としながら折り返し片150を側面120に貼り付けることにより、接着する領域を広くして折り返し片150が剥離し難い包装容器100を提供できることが確認できた。
本発明は、シート材を箱型に折り曲げ、端部を重ね合わせてシールすることにより形成される包装容器の製造に好適に用いることができる。
100 包装容器
101a、101b ブランク
110 上面
110a 上側凸多角形面
111 開口
120 側面
120a 上側等脚台形面
120b 下側等脚台形面
130 下面
130a 下側凸多角形面
140 サイドシール部
140a 上側シール代
140b 下側シール代
150 折り返し片
150a 上側折り返し面
150b 下側折り返し面
151 折り返し罫線
170a 第1の部分
170b 第2の部分
180 接続部
300 ノズル

Claims (1)

  1. 包装容器の組み立て方法であって、
    互いに重なる平坦板形状の第1の部分および第2の部分を備え、前記第1の部分および前記第2の部分がそれぞれ、凸多角形状の凸多角形面と、前記凸多角形面の各辺から延出し、前記各辺を平行な2辺のうちの一辺とする等脚台形状の等脚台形面と、隣接する各前記等脚台形面の間に設けられた複数の折り返し面と、外縁の全周にわたる周縁部とを有し、前記周縁部の全周において互いに接続する包装容器を用意し、前記第1の部分と前記第2の部分との間に空隙を形成するとともに前記折り返し面を折り畳んで折り返し片を形成して、前記包装容器を、前記第1の部分の前記凸多角形面である上面と、前記第2の部分の前記凸多角形面であり前記上面に対向する下面と、前記等脚台形面により形成される側面とを含む箱型とする工程と、
    前記包装容器を密閉し、前記空隙の内部の気体を加熱することにより前記空隙の内部の気圧を外部の気圧よりも高い状態としながら前記折り返し片を前記側面に貼り付ける工程とを含む、
    包装容器の組み立て方法。
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