JP7265951B2 - 表示装置、表面実装機、及び、表示方法 - Google Patents

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Description

本明細書で開示する技術は、表示装置、表面実装機、及び、表示方法に関する。
プリント基板などのワークに部品を実装する表面実装機は複数の装置で構成されており、いずれかの装置の動作不良によって実装エラーが発生することがある。このため、従来、実装エラーの解決を支援することが行われている(例えば、特許文献1参照)。具体的には、特許文献1には、表面実装機を構成する装置の一つであるテープフィーダがキャリアテープを送り方向に正常に送れない状態であることを検出すると、キャリアテープを送り方向とは逆方向に送ることにより、キャリアテープを正常に送れない状態からの復旧を試みることが記載されている。
特開2017-45791号公報
部品を保持してワークに搭載する表面実装機では、実装エラーの一つとして保持エラーが発生することがある。上述した特許文献1に記載の技術はキャリアテープを送り方向に正常に送れない状態の解決を支援するものであり、保持エラーの解決を支援することは検討されていなかった。
本明細書では、保持エラーの解決を容易にする技術を開示する。
(1)本明細書で開示する表示装置は、部品を保持してワークに搭載する表面実装機に関する情報を表示する表示装置であって、表示部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記表面実装機を構成している複数の装置のうち前記部品の保持に関係する2以上の装置について、保持エラーが発生したときの当該装置の動作量に関連する値の時間的変化と、保持エラーが発生しなかったときの当該装置の動作量に関連する値の時間的変化とを前記表示部に表示する。
「装置の動作量に関連する値」とは、装置の動作量そのものであってもよいし、装置の動作量に応じて変化する値であってもよい。ただし、装置の動作量に応じて変化する値は、保持エラーが発生した場合には装置の動作量に応じて変化しないこともある。「装置の動作量に関連する値」は「装置の動作量に相関する値」と言い換えることもできる。
部品の保持には複数の装置が関係している。このため、保持エラーが発生した場合、その原因(以下、「エラー原因」ともいう)を特定するためには複数の装置の動作を把握することが望ましい。また、ある装置の動作の異常によって保持エラーが発生した場合、その装置の動作の異常によって別の装置の動作に異常が生じることもある。この場合、当該別の装置の動作の異常は保持エラーの本質的な原因ではないので、複数の装置の動作を総合的に判断して原因を特定することが望ましい。
しかしながら、一般に部品の保持に関係する装置は小さい上、目に見えないほど高速で動作する。装置によっては動作が外から見えないものもある。このため、表面実装機のオペレータが複数の装置の動作を目で見て保持エラーの原因を特定することが難しい。このため保持エラーの解決が難しいという問題があった。
上記の表示装置によると、保持に関係する2以上の装置について、保持エラーが発生したときの動作と保持エラーが発生しなかったときの動作との違いを視覚化(所謂見える化)できる。このようにすると、オペレータは保持エラーが発生したときと保持エラーが発生しなかったときとで動作に違いがある装置を容易に把握できるので、複数の装置の動作を総合的に判断して保持エラーの原因を特定することが容易になる。このため上記の表示装置によると、保持エラーの解決が容易になる。
(2)前記制御部は、保持エラーが発生したときの前記関連する値の時間的変化と保持エラーが発生しなかったときの前記関連する値の時間的変化とを2以上の前記装置について同時に表示してもよい。
同時に表示するとは、各装置の上述した時間的変化をオペレータが同時に見られるように表示することをいい、各装置の上述した時間的変化の表示を開始するタイミングが同じである場合に限定されない。言い換えると、同時に表示するとは、ある装置について上述した時間的変化を表示部に表示している期間と、別の装置について上述した時間的変化を表示部に表示している期間とに重なりがあることをいう。各装置の上述した時間的変化は一つの表示部の同じウィンドウに表示されてもよいし、一つの表示部の異なるウィンドウに表示されてもよいし、異なる表示部に表示されてもよい。
前述したように保持エラーの原因は複数の装置の動作を総合的に判断して特定することが望ましい。上記の表示装置によると、2以上の装置について上述した時間的変化を同時に表示するので、2以上の装置の動作を総合的に判断して保持エラーの原因を特定することがより容易になる。
(3)前記表面実装機は、部品供給位置に前記部品を送る部品供給装置、前記部品供給位置に送られた前記部品を負圧によって保持する実装ヘッド、前記実装ヘッドを移動させるヘッド移動装置、前記実装ヘッドを昇降させるヘッド昇降装置、及び、前記実装ヘッドに負圧を供給する負圧供給装置を備え、前記部品の保持に関係する2以上の前記装置は、前記部品供給装置、前記ヘッド移動装置、前記ヘッド昇降装置及び前記負圧供給装置のうち少なくとも2つを含んでもよい。
上記の表示装置によると、部品の保持に関係する4つの装置(部品供給装置、ヘッド移動装置、ヘッド昇降装置、及び、負圧供給装置)のうち少なくとも2つの装置について、保持エラーが発生したときと保持エラーが発生しなかったときとで動作が異なるか否かをオペレータが容易に把握できる。
(4)前記制御部は、保持エラーが発生しなかったときの期間であって、前記ヘッド昇降装置によって前記実装ヘッドが前記部品に接触する高さとして予め設定されている高さまで下降した時から前記実装ヘッドが上昇を開始した時までの期間を前記表示部に更に表示してもよい。
保持エラーは上述した期間に発生することが多い。このため、上述した期間を更に表示すると、オペレータは上述した期間における各装置の動作を把握し易くなる。このため、保持エラーの原因の特定がより容易になる。
(5)前記制御部は、前記部品の保持に関係する2以上の装置についての保持エラーが発生したときの前記関連する値の時間的変化と保持エラーが発生しなかったときの前記関連する値の時間的変化とから保持エラーの特徴を判断し、判断した特徴に対応するエラー原因を前記表示部に更に表示してもよい。
上記の表示装置によると、制御部が保持エラーの原因を表示するので、保持エラーの解決がより容易になる。
(6)前記制御部は、前記エラー原因を解消するための対策を前記表示部に更に表示してもよい。
表面実装機を使用している工場によってはエラー原因を解消する対策がオペレータのノウハウとなっている場合があり、不慣れなオペレータの場合はエラー原因を特定できてもそのエラー原因を解消する対策が判らないことがあった。上記の表示装置によると、エラー原因を解消するための対策を表示するので、オペレータのスキルによらず保持エラーに適切に対処できる。
(7)前記制御部は、保持エラーが発生したときの前記関連する値の時間的変化、保持エラーが発生しなかったときの前記関連する値の時間的変化、前記エラー原因、及び、前記対策を同時に表示してもよい。
上記の表示装置によると、各装置の動作、保持エラーの原因及び対策の関係をオペレータが把握し易くなる。
(8)前記制御部は前記表面実装機の制御部を兼ねており、前記エラー原因を解消するための対策が、前記制御部が自動で実行できる対策である場合は、当該対策を実行してもよい。
保持エラーのエラー原因を解消するための対策の中には制御部が自動で実行できるものもある。上記の表示装置によると、エラー原因を解消するための対策が、制御部が自動で実行できる対策である場合は、制御部が当該対策を実行するので、オペレータの負担を軽減できる。
(9)前記制御部は、保持エラーが発生し、且つ、保持率が閾値より低い場合に、保持エラーが発生したときの前記関連する値の時間的変化と、保持エラーが発生しなかったときの前記関連する値の時間的変化とを前記表示部に表示してもよい。
保持エラーは何らかの偶発的な原因によって単発的に発生する場合もある。その場合は時間的変化を表示部に表示しても無駄になる可能性がある。これに対し、保持率が閾値より低い場合は保持エラーが恒常的に発生していると考えられる。上記の表示装置によると、保持エラーが発生し、且つ、保持率が閾値より低い場合に時間的変化を表示するので、無駄な表示を抑制できる。
本明細書によって開示される発明は、装置、方法、これらの装置または方法の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等の種々の態様で実現できる。
実施形態1に係る表面実装機の上面図 ヘッドユニット及びヘッド移動部の正面図 部品テープの斜視図 テープ送出装置の側面図(一部断面図) 表面実装機の電気的構成を示すブロック図 部品の実装を説明するための模式図 次の部品を実装したときの各装置の動作量に関連する値の時間的変化を示すグラフ 制御部によって表示部に表示される画面の模式図であって、部品テープの送り不良によって吸着エラーが発生したときの各装置の動作量に関連する値の時間的変化と、吸着エラーが発生しなかったときの各装置の動作量に関連する値の時間的変化とを表すグラフ 負圧異常によって吸着エラーが発生したときの各装置の動作量に関連する値の時間的変化と、吸着エラーが発生しなかったときの各装置の動作量に関連する値の時間的変化とを表すグラフ 部品ハンドリング異常によって吸着エラーが発生したときの各装置の動作量に関連する値の時間的変化と、吸着エラーが発生しなかったときの各装置の動作量に関連する値の時間的変化とを表すグラフ Z方向の位置異常によって吸着エラーが発生したときの各装置の動作量に関連する値の時間的変化と、吸着エラーが発生しなかったときの各装置の動作量に関連する値の時間的変化とを表すグラフ グラフに表れる特徴とその特徴に対応するエラー原因及び対策が対応付けられているテーブルの模式図
<実施形態1>
実施形態1を図1ないし図12に基づいて説明する。以降の説明では同一の構成部材には一部を除いて図面の符号を省略している場合がある。
(1)表面実装機の全体構成
図1を参照して、表面実装機1の全体構成について説明する。表面実装機1はプリント基板P(ワークの一例)に電子部品などの部品Eを実装する装置である。表面実装機1は、プリント基板Pに部品Eを実装する部品実装装置2、及び、部品実装装置2に部品Eを供給する4つのテープ部品供給装置3(部品供給装置の一例)を備えている。
(1-1)部品実装装置
部品実装装置2は基台10、搬送コンベア11、ヘッドユニット12(ヘッド昇降装置の一例)、ヘッド移動部13(ヘッド移動装置の一例)、図示しないバックアップ装置、2つの部品撮像カメラ14、基板撮像カメラ15、後述する制御部30(図5参照)、操作部31(図5参照)、図示しないエジェクタ(負圧供給装置の一例)などを備えている。
基台10は平面視長方形状をなしている。図1において二点鎖線で示す矩形枠Aはプリント基板Pに部品Eを実装するときの作業位置(以下、作業位置Aという)を示している。
図示しないバックアップ装置は作業位置Aの下方に配置されている。バックアップ装置はプリント基板Pの品種に応じた位置にセットされている複数のバックアップピンを備えており、作業位置Aにプリント基板Pが搬送されるとバックアップピンを上昇させてプリント基板Pを下から支持する。
搬送コンベア11はプリント基板PをX方向の上流側から作業位置Aに搬入し、作業位置Aで部品Eが実装されたプリント基板Pを下流側に搬出するものである。搬送コンベア11はX方向に循環駆動する一対のコンベアベルト11A及び11B、それらのコンベアベルトを駆動するコンベア駆動モータ42(図5参照)などを備えている。後側のコンベアベルト11Aは前後方向に移動可能であり、プリント基板Pの幅に応じて2つのコンベアベルト11Aと11Bとの間隔を調整できる。
ヘッドユニット12には複数(ここでは5個)の実装ヘッド18が設けられている。ヘッドユニット12の構成については後述する。
ヘッド移動部13はヘッドユニット12を所定の可動範囲内でX方向及びY方向に移動させるものである。ヘッド移動部13はヘッドユニット12をX方向に往復移動可能に支持しているビーム16、ビーム16をY方向に往復移動可能に支持している一対のY軸ガイドレール17、ヘッドユニット12をX方向に往復移動させるX軸サーボモータ38、ビーム16をY方向に往復移動させるY軸サーボモータ39などを備えている。
2つの部品撮像カメラ14はそれぞれX方向に並んだ2つのテープ部品供給装置3の間に設けられている。部品撮像カメラ14は実装ヘッド18に吸着(保持の一例)されている部品Eを下から撮像して実装ヘッド18に対する部品Eの位置や部品形状などを認識するためのものである。
基板撮像カメラ15はヘッドユニット12に設けられている。基板撮像カメラ15はプリント基板Pに付されている図示しないフィデューシャルマークを撮像するためのものである。
図2を参照して、ヘッドユニット12の構成について説明する。図2に示すヘッドユニット12は所謂インライン型であり、X方向に並んで設けられている複数の実装ヘッド18、実装ヘッド18を個別に昇降させるZ軸サーボモータ40(図5参照)、複数の実装ヘッド18を一斉に軸周りに回転させるR軸サーボモータ41(図5参照)などを備えている。
各実装ヘッド18は部品Eを吸着及び解放するものであり、ヘッドシャフト18Aと、ヘッドシャフト18Aの下端部に着脱可能に取り付けられている吸着ノズル18Bとを有している。ヘッドシャフト18Aはエアホースなどの図示しない空気供給経路を介してエジェクタに接続されており、エジェクタからヘッドシャフト18Aを介して吸着ノズル18Bに負圧が供給される。また、図示しない正圧の供給源からヘッドシャフト18Aを介して吸着ノズル18Bに正圧が供給される。吸着ノズル18Bは負圧が供給されることによって部品Eを吸着し、正圧が供給されることによってその部品Eを解放する。
上述した空気供給経路にはエジェクタから供給される負圧を計測する圧力センサが設けられている。
なお、ここではインライン型のヘッドユニット12を例に説明するが、ヘッドユニット12は例えば複数の実装ヘッド18が円周上に配列された所謂ロータリーヘッドであってもよい。
(1-2)テープ部品供給装置
先ず、図3を参照して、部品テープ19について説明する。部品テープ19は複数の部品Eが収容されたテープであり、複数の収容凹部19Aが長手方向に等間隔に設けられているキャリアテープ19B、各収容凹部19Aに収容されている部品E、及び、収容凹部19Aを塞ぐためにキャリアテープ19Bに貼り付けられるトップテープ19Cを有している。部品テープ19の幅方向の一方の側には後述するフィーダ20(図1参照)に設けられているスプロケット22の歯が挿入される送り穴19Dが長さ方向に沿って等間隔で設けられている。
図1に示すように、テープ部品供給装置3は搬送コンベア11のY方向の両側においてX方向に並んで2箇所ずつ、計4箇所に配されている。これらのテープ部品供給装置3には複数のフィーダ20(装置の一例)がX方向に横並び状に整列して取り付けられている。各フィーダ20は所謂テープフィーダであり、部品テープ19が捲かれたリール(図示せず)、及び、リールから部品テープ19を引き出す電動式のテープ送出装置21(図4参照)等を備えている。
図4に示すように、テープ送出装置21は部品テープ19の送り穴19Dに挿入される歯が形成されているスプロケット22、スプロケット22を回転させる図示しないモータ、及び、当該モータの回転駆動力をスプロケット22に伝達するギア群23などを備えている。テープ送出装置21はスプロケット22を間欠的に回転させることにより、部品テープ19に収容されている部品Eを部品供給位置Sに一つずつ順に送り出す。
ここでは部品供給装置としてテープ部品供給装置3を例に説明するが、部品供給装置は部品Eが載置されているトレイを供給する所謂トレイフィーダであってもよいし、半導体ウェハを供給するものであってもよい。
(2)部品実装装置の電気的構成
図5に示すように、部品実装装置2は制御部30及び操作部31を備えている。制御部30は演算処理部32、モータ制御部33、記憶部34、画像処理部35、外部入出力部36、フィーダ通信部37などを備えている。
演算処理部32はCPU、ROM、RAMなどを備えており、ROMに記憶されている制御プログラムを実行することによって部品実装装置2の各部を制御する。
モータ制御部33は演算処理部32の制御の下でX軸サーボモータ38、Y軸サーボモータ39、Z軸サーボモータ40、R軸サーボモータ41、コンベア駆動モータ42などの各モータの運転、停止、及び回転速度を制御する。
記憶部34は電源をオフにしてもデータが消えない書き換え可能な記憶装置(ハードディスク等)である。記憶部34には表面実装機1の実装動作を制御するための各種のデータが記憶されている。各種のデータには生産が予定されているプリント基板Pの生産枚数や品種に関する情報、部品Eの実装座標や実装角度に関する情報、部品Eの実装順序に関する情報、部品Eの吸着に関する情報、後述するテーブル(図12参照)などが含まれる。
画像処理部35は部品撮像カメラ14や基板撮像カメラ15から出力される画像信号が取り込まれるように構成されており、出力された画像信号に基づいてデジタル画像を生成する。
外部入出力部36はいわゆるインターフェースであり、部品実装装置2の本体に設けられている各種センサ類43(エジェクタから供給される負圧を計測する圧力センサを含む)から出力される検出信号が取り込まれるように構成されている。また、外部入出力部36は演算処理部32から出力される制御信号に基づいて各種アクチュエータ類44(エジェクタを含む)に対する動作制御を行うように構成されている。
フィーダ通信部37は各フィーダ20に接続されており、複数のフィーダ20を統括して制御する。
操作部31は液晶ディスプレイなどの表示部31Aや、タッチパネル、キーボード、マウスなどの入力部31Bを備えている。作業者は操作部31を操作して各種の設定や表面実装機1に対する動作の指示などを行うことができる。
制御部30及び表示部31Aは表示装置の一例である。
(3)部品の実装
図6において丸印50及び丸印51はプリント基板Pにおいて部品Eが実装される実装位置を示している。図6に示す状態は、丸印50によって示される実装位置に部品E(便宜上、「前の部品E」という)を実装した直後の状態である。図6に示す状態では、実装ヘッド18は丸印50に位置しており、実装ヘッド18の上下方向の位置は上下方向の可動範囲の上限位置である。表面実装機1は、前の部品Eの実装が終了すると、実装ヘッド18を図4に記載のテープ送出装置の部品供給位置Sに移動させて次の部品Eを吸着し、吸着した次の部品Eを丸印51で示される実装位置に実装する。
図7を参照して、上述した次の部品Eを実装したときのフィーダ20、ヘッド移動部13、ヘッドユニット12及びエジェクタの動作量に関連する値の時間的変化について説明する。図7に示す各グラフ60,61,62の横軸(時間軸)の原点は表面実装機1が前の部品Eを実装した直後の時点である。図7において時点T1~時点T2までの期間は、部品供給位置Sに送り出された次の部品Eに接触する高さまで実装ヘッド18が下降した時(時点T1)から、実装ヘッド18が上昇を開始した時(時点T2)までの期間を示している。ここで、実装ヘッド18が部品Eに接触する高さは部品Eの種類毎に予め設定されており、部品Eの吸着に関する情報として記憶部34に記憶されている。
グラフ60において実線63はフィーダ20によって部品テープ19が送り出された量(以下、「部品テープ19の送り量」という)の時間的変化を示している。部品テープ19の送り量の単位は、テープ送出装置21が備える図示しないモータに入力された駆動パルスのパルス数であってもよいし、当該モータの回転数(あるいは回転角度)であってもよいし、駆動パルスのパルス数から換算される部品テープ19の移動距離(ミリメートル)であってもよい。部品テープ19の送り量はフィーダ20の動作量に関連する値の一例である。
フィーダ20は、前の部品Eが実装ヘッド18によって吸着された後、部品テープ19を送り出して次の部品Eを部品供給位置Sに供給する。フィーダ20は次の部品Eが部品供給位置Sに到達すると部品テープ19の送りを所定時間停止させる。所定時間は後述する送り停止時間として設定されている。
グラフ61において実線64は実装ヘッド18のX方向の位置の時間的変化を示している。実装ヘッド18のX方向の位置の単位は、X軸サーボモータ38に入力された駆動パルスのパルス数であってもよいし、X軸サーボモータ38の回転数(あるいは回転角度)であってもよいし、駆動パルスのパルス数から換算されるX座標であってもよい。実装ヘッド18のX方向の位置はヘッド移動部13の動作量に関連する値の一例である。
実線65は実装ヘッド18のY方向の位置の時間的変化を示している。実装ヘッド18のY方向の位置の単位は、Y軸サーボモータ39に入力された駆動パルスのパルス数であってもよいし、Y軸サーボモータ39の回転数(あるいは回転角度)であってもよいし、駆動パルスのパルス数から換算されるY座標であってもよい。実装ヘッド18のY方向の位置はヘッド移動部13の動作量に関連する値の一例である。
ヘッド移動部13は、前の部品Eが実装された後、時点T1までに実装ヘッド18がXY方向において部品供給位置Sに位置しているように実装ヘッド18を移動させ、実装ヘッド18が部品供給位置Sに到達すると実装ヘッド18のXY方向の移動を、予め設定されて記憶部34に格納されている所定時間停止させる。所定時間は後述する吸着時間として設定され、記憶部34に格納されている。また、実装ヘッド18のXY方向の移動を停止してから、エジェクタから供給される負圧が部品Eの吸着により上昇し、圧力センサが計測する負圧が予め設定されている圧力に達した時点で実装ヘッド18のXY方向の移動をスタートさせてもよい。
実線66は実装ヘッド18のZ方向の位置の時間的変化を示している。実装ヘッド18のZ方向の位置の単位は、Z軸サーボモータ40に入力された駆動パルスのパルス数であってもよいし、Z軸サーボモータ40の回転数(あるいは回転角度)であってもよいし、駆動パルスのパルス数から換算されるZ座標であってもよい。実装ヘッド18のZ方向の位置はヘッドユニット12の動作量に関連する値の一例である。
ヘッドユニット12は、前の部品Eが実装された後、時点T1までに実装ヘッド18が次の部品Eに接触する高さまで下降しているように実装ヘッド18を下降させる。ヘッドユニット12は、次の部品Eに接触する高さまで実装ヘッド18を下降させた後、予め設定されて記憶部34に格納されている所定時間が経過すると実装ヘッド18の上昇を開始する。所定時間は後述する吸着時間として設定され、記憶部34に格納されている。また、実装ヘッド18が下降を停止してから、エジェクタから供給される負圧が部品Eの吸着により上昇し、圧力センサが計測する負圧が予め設定されている圧力に達した時点で実装ヘッド18の上昇をスタートさせてもよい。
グラフ62において実線67はエジェクタから実装ヘッド18に供給された負圧の時間的変化を示している。負圧は負圧センサによって計測されたものである。また、負圧はエジェクタの動作量に関連する値の一例である。なお、吸着エラーが発生した場合は、負圧は必ずしもエジェクタの動作量に応じて変化しない。
エジェクタは、前の部品Eを解放するために正圧を供給した後、次の部品Eを吸着するために負圧を高くする。実装ヘッド18が次の部品Eに接触する高さ、即ち、次の部品Eを吸着する高さまで下降すると吸着ノズル18Bの開口が次の部品Eによって塞がれるので、ヘッドシャフト18Aが密閉されて負圧が開放レベルから密閉レベルに上昇する。エジェクタは次の部品Eが実装位置に到達するまで負圧の供給を継続し、次の部品Eが実装位置に到達すると正圧を供給して部品Eを解放させる。
(4)吸着エラーの解決支援処理
吸着エラーとは、部品Eの吸着に失敗するエラー、及び、吸着した部品Eを実装位置に搬送する途中で部品Eが落下するエラーのことをいう。
制御部30は、実装ヘッド18によって部品Eを吸着した後、部品撮像カメラ14によって部品Eを下から撮像する。制御部30は、撮像した画像を解析することによって実装ヘッド18に部品Eが吸着されているか否かを判断し、部品Eが吸着されていなく、撮像されていない場合は吸着エラーが発生したと判断する。制御部30は、部品Eを吸着した後、その部品Eを実装位置に搭載する前に負圧が密閉レベル未満になった場合(すなわちヘッドユニット12の移動途中に部品Eが実装ヘッド18から落下した場合)も吸着エラーが発生したと判断する。また、吸着動作の終了後、負圧が密閉レベルに到達しない場合(部品Eの吸着姿勢が例えば、斜めであった場合)も吸着エラーが発生したと判断する。
吸着エラーの解決支援処理は、吸着エラーが発生した場合に、オペレータが吸着エラーを解決する作業を支援する処理である。図8に示すように、吸着エラーの解決支援処理では、制御部30は表示部31Aに画面70を表示する。画面70はグラフ表示欄71と原因・対策表示欄72とを有している。
(4-1)グラフ表示欄
グラフ表示欄71には3つのグラフが表示される。グラフ73は部品テープ19の送り量のグラフである。実線76は部品テープ19の送りが遅れ、吸着エラーが発生したときの部品テープ19の送り量の時間的変化、点線77は部品テープ19の送りが正常であり、吸着エラーが発生しなかったときの部品テープ19の送り量の時間的変化を表している。
グラフ74は実装ヘッド18が部品Eを吸着するときのXYZ方向の位置のグラフである。実線78,79,80は部品テープ19の送りが遅れたことにより、吸着エラーが発生したが、実装ヘッド18のXYZ方向の位置の時間的変化は正常であったことを表している。図8では実線78に重なって見えていないが、実装ヘッド18のXYZ方向の位置の時間的変化が正常であったときの実装ヘッド18のXYZ方向の位置の時間的変化が点線によって表示されている。
グラフ75はエジェクタによって供給される負圧のグラフである。実線81は吸着エラーが発生したときの負圧の時間的変化、点線82は吸着エラーが発生しなかったときの負圧の時間的変化を表している。
制御部30は、一枚のプリント基板Pに部品Eを実装するとき、全ての部品Eについて各装置の動作量に関連する値を所定の時間間隔で検出して記憶部34に記憶している。各グラフにおいて、吸着エラーが発生しなかったときの各装置の動作量に関連する値の時間的変化(点線で示される時間的変化)は、吸着エラーが発生した部品Eについて過去に吸着エラーが発生することなく実装されたときの値をグラフ化したものである。
吸着エラーの原因とグラフとの関係について説明する。吸着エラーは様々な原因で発生する。ここでは吸着エラーの原因として部品テープ19の送り不良、負圧異常、部品ハンドリング異常、及び、Z方向の位置異常を例に説明する。なお、XY方向の位置異常によって吸着エラーが発生することもあるが、通常、XY方向の位置異常が生じることは稀であるので、ここではXY方向の位置異常についての説明は省略する。
(a)部品テープの送り不良
図8に示す例では、部品テープ19の送り量のグラフ73及び負圧のグラフ75において、実装ヘッド18が部品Eに接触する高さまで下降した時(時点T1)から実装ヘッド18が上昇を開始した時(時点T2)までの期間に、吸着エラーが発生したときと吸着エラーが発生しなかったときとで時間的変化に違いが生じている。XYZ方向の位置のグラフ74は違いが生じていない。
部品テープ19の送り量を見ると、実装ヘッド18が部品Eに接触する高さまで下降した時点で吸着対象の部品Eが部品供給位置Sに到達していないことが判る。このことから、部品テープ19の送りに遅れが生じていることが判る。負圧については、時間的変化に違いが生じているが、実装ヘッド18が次の部品Eに接触する高さまで下降した時点で負圧が開放レベルまで上昇しているので、負圧については問題ないといえる。このため、図8に示す例では、吸着エラーが発生した原因は部品テープ19の送り不良であり、それによって発生した吸着エラーによって負圧が密閉レベルまで上昇しなかったと考えられる。
(b)負圧異常
図9に示す例では、負圧のグラフ75において、実装ヘッド18が部品Eに接触する高さまで下降した時(時点T1)から実装ヘッド18が上昇を開始した時(時点T2)までの期間に、吸着エラーが発生したときと発生しなかったときとで負圧の時間的変化に違いが生じている。具体的には、実装ヘッド18が部品Eに接触する高さまで下降した時点では負圧が開放レベルまで上昇しているが、実装ヘッド18が上昇を開始した時点で負圧が基準レベル(開閉レベルと密閉レベルとの間に設定されている所定の負圧レベル)まで上昇していない。部品テープ19の送り量のグラフ73及びXYZ方向の位置のグラフ74は違いが生じていない。このことから、負圧に異常があることが判る。このため、図9に示す例では、吸着エラーが発生した原因は負圧異常であると考えられる。
(c)部品ハンドリング異常
部品ハンドリング異常とは、実装ヘッド18によって部品Eが吸着されたが、部品Eを実装位置に搬送する途中で部品Eが落下したことをいう。また、実装ヘッド18の上昇速度が速過ぎると部品Eが追従できずに落下することによって部品ハンドリング異常が発生することもある。
図10に示す例では、負圧のグラフ75において、時点T2で実装ヘッド18が上昇を開始した後、吸着エラーが発生したときと吸着エラーが発生しなかったときとで時間的変化に違いが生じている。具体的には、吸着エラーが発生したときは、吸着エラーが発生しなかったときに比べ、実装ヘッド18が上昇を開始した後で負圧が急激に低下している。部品テープ19の送り量のグラフ73及びXYZ方向の位置のグラフ74は違いが生じていない。このことから、一旦は正常に吸着された部品Eが搬送中に落下したことが判る。このため、図10に示す例では、吸着エラーが発生した原因は部品ハンドリング異常であると考えられる。
(d)Z方向の位置異常
Z方向の位置異常とは、実装ヘッド18が正常に下降又は上昇していないことをいう。
図11に示す例では、Z方向の位置のグラフにおいて、実装ヘッド18が下降を開始したときから実装ヘッド18が部品Eに接触する高さまで下降した時(時点T1)までの期間に、吸着エラーが発生したとき(実線66)と発生しなかったとき(点線83)とで時間的変化に違いが生じている。図11に示す例では負圧のグラフ75にも違いが生じている。部品テープ19の送り量のグラフ及びXY方向の位置のグラフは違いが生じていない。
Z方向の位置のグラフを見ると、吸着エラーが発生したときは、実線66で示したように吸着エラーが発生しなかったときに比べ、初めは実装ヘッド18の下降は、予め設定されている速度からスタートし、その後、下降の速度が次第に増加し、途中から実装ヘッド18が急激に下降している。しかしながら、実装ヘッド18が部品Eに接触する高さまで下降した時点が、吸着エラーが発生しなかったときに比べて遅くなっている。このことから、実装ヘッド18が下降するときにグリス不足などによってヘッドシャフト18Aに引っ掛かりが生じ、その後に引っ掛かりが解消されて実装ヘッド18が急激に下降したが、下降が間に合わず、Z方向の位置に遅れが生じたことが判る。
負圧については、時間的変化に違いが生じているが、実装ヘッド18が次の部品Eに接触する高さまで下降した時点で開放レベルまで上昇しているので、負圧については問題ないといえる。このため、図11に示す例では、吸着エラーが発生した原因はZ方向の位置異常であり、それによって発生した吸着エラーによって負圧が密閉レベルまで上昇しなかったと考えられる。
ここでは実装ヘッド18が下降するときのZ方向の位置異常を例に説明したが、実装ヘッド18が上昇するときに引っ掛かりが生じてZ方向の位置異常が生じることもある。その場合は引っ掛かりが解消されると実装ヘッド18が急激に上昇し、部品Eが追従できずに落下することによって吸着エラーが発生することもある。
(4-2)原因・対策表示欄
図8に示すように、原因・対策表示欄72には吸着エラーの原因とその対策が表示される。前述した図9から図11に示すグラフから判るように、グラフには吸着エラーの原因に応じた特徴が表れる。図12に示すように、記憶部34にはグラフに表れる特徴とその特徴に対応するエラー原因及び対策が対応付けられているテーブルが予め記憶されている。制御部30はグラフから吸着エラーの特徴を判断し、判断した特徴に対応するエラー原因及び対策をテーブルから読み出して原因・対策表示欄72に表示する。
以下、具体的に説明する。以下に示す原因及び対策は一例である。吸着エラーの原因及び対策はこれらに限られるものではない。
前述したように吸着エラーのエラー原因には部品テープ19の送り不良、負圧異常、部品ハンドリング異常、Z方向の位置異常などがある。一つのエラー原因が生じる要因は一つに限られず、同じエラー原因であっても要因が異なるとグラフの特徴が異なる場合がある。図9から図11に示すグラフはそれぞれいずれかの要因でエラー原因が生じた場合のグラフを示している。便宜上、以下の説明では図9から図11を参照して説明する。このため、以下の説明ではグラフの特徴と対策とが対応していない場合もある。
図8に示すように、部品テープ19の送り不良の場合は、実装ヘッド18が部品Eに接触する高さまで下降した時(時点T1)から実装ヘッド18が上昇を開始した時(時点T2)までの期間に、吸着エラーが発生したときの部品テープ19の送り量の時間的変化と吸着エラーが発生しなかったときの部品テープ19の送り量の時間的変化とに違いが生じるとともに、吸着エラーが発生したときの負圧の時間的変化と吸着エラーが発生しなかったときの負圧の時間的変化とに違いが生じるという特徴がある。このため、図12に示すように、テーブルには当該特徴に対応するエラー原因として「部品テープの送り不良」が対応付けられている。
なお、図8に示すように、部品テープ19の送り不良の場合は、時点T1より前の時点で、吸着エラーが発生したときの部品テープ19の送り量の時間的変化と吸着エラーが発生しなかったときの部品テープ19の送り量の時間的変化とに違いが生じる。このため、この点を更に特徴として追加してもよい。
部品テープ19の送り不良が生じる要因としては、部品テープ19が捲かれているリールに引っ掛かりが生じてリールが円滑に回転していない、フィーダ20に不具合が生じて正常に動作していない、送り停止時間の設定値が適切でない、部品テープ19の送り速度が遅いなどが考えられる。送り停止時間の設定値が適切でないとは、フィーダ20が部品テープ19の送りを停止する時間として設定されている時間が適切でないことをいう。
このため、図12に示すように、テーブルには「部品テープの送り不良」の対策として「リール状態の確認。フィーダの確認。送り停止時間の確認。部品テープの送り速度の確認。」が対応付けられている。
図9に示すように、負圧異常の場合は、実装ヘッド18が部品Eに接触する高さまで下降した時から実装ヘッド18が上昇を開始した時までの期間に、吸着エラーが発生したときの負圧の時間的変化と吸着エラーが発生しなかったときの負圧の時間的変化とに違いが生じるという特徴がある。このため、図12に示すように、テーブルには当該特徴に対応するエラー原因として「負圧異常」が対応付けられている。
負圧異常が生じる要因としては、吸着位置が適切でない、吸着ノズル18Bの種類が適切でない、吸着時間の設定値が適切でないなどが考えられる。吸着位置が適切でないとは、部品Eを吸着する吸着位置(言い換えると部品供給位置S)として設定されているXY座標が適切でないことによって実装ヘッド18と部品Eとの相対位置がずれ、吸着ノズル18Bの開口に隙間が生じて負圧が上がりきらないことをいう。吸着ノズル18Bの種類が適切でないとは、部品Eの吸着に用いる吸着ノズル18Bの種類として設定されている種類が適切でないことをいう。例えば適切な吸着ノズル18Bに比べて開口が大きい吸着ノズル18Bを用いると、開口に隙間が生じて負圧が上がりきらなくなることがある。吸着時間の設定値が適切でないとは、実装ヘッド18が部品Eに接触する高さまで下降してから上昇を開始するまでの期間の長さとして設定されている時間が適切でないことをいう。
このため、図12に示すように、テーブルには「負圧異常」の対策として「吸着位置の確認、再教示。吸着ノズルの確認、再選定。吸着時間の確認。」が対応付けられている。
図10に示すように、部品ハンドリング異常の場合は、実装ヘッド18が上昇を開始した後の期間(時点T2以降の期間)に、吸着エラーが発生したときの負圧の時間的変化と吸着エラーが発生しなかったときの負圧の時間的変化とに違いが生じるという特徴がある。このため、図12に示すように、テーブルには当該特徴に対応するエラー原因として「部品ハンドリング異常」が対応付けられている。
部品ハンドリング異常が生じる要因としては、実装ヘッド18の上昇速度が速過ぎる、吸着ノズル18Bの種類が適切でない、吸着時間の設定値が適切でないなどが考えられる。このため、図12に示すように、テーブルには「部品ハンドリング異常」の対策として「実装ヘッドの上昇速度の低減。吸着ノズルの確認、再選定。吸着時間の確認。」が対応付けられている。
図11に示すように、Z方向の位置異常の場合は、実装ヘッド18が下降を開始してから実装ヘッド18が部品Eに接触する高さまで下降する期間に、吸着エラーが発生したときのZ方向の位置の時間的変化と吸着エラーが発生しなかったときのZ方向の位置の時間的変化とに違いが生じるとともに、吸着エラーが発生したときの負圧の時間的変化と吸着エラーが発生しなかったときの負圧の時間的変化とに違いが生じるという特徴がある。このため、図12に示すように、テーブルには当該特徴に対応するエラー原因として「Z方向の位置異常」が対応付けられている。
Z方向の位置異常が生じる要因としては、実装ヘッド18が下降するときにヘッドシャフト18Aに引っ掛かりが生じ、それによって実装ヘッド18の下降に遅れが生じたことが考えられる。このため、図12に示すように、テーブルには「Z方向の位置異常」の対策として「ヘッドシャフトの状態の確認。グリスアップ。実装ヘッドの交換。」が対応付けられている。
(5)実施形態の効果
実施形態1に係る表示装置(制御部30及び表示部31A)によると、吸着に関係する2以上の装置(フィーダ20、ヘッド移動部13、ヘッドユニット12、エジェクタ)について、それぞれ吸着エラーが発生したときの当該装置の動作量に関連する値の時間的変化と、吸着エラーが発生しなかったときの当該装置の動作量に関連する値の時間的変化とを表示する。このため、これらの装置について吸着エラーが発生したときの動作と吸着エラーが発生しなかったときの動作との違いを視覚化(所謂見える化)できる。このようにすると、オペレータは吸着エラーが発生したときと吸着エラーが発生しなかったときとで動作に違いがある装置を容易に把握できるので、複数の装置の動作を総合的に判断して吸着エラーの原因を特定することが容易になる。このため表示装置によると、吸着エラーの解決が容易になる。
表示装置によると、各装置の動作量に関連する値の時間的変化を一画面(画面70)に表示する。言い換えると、表示装置によると、2以上の装置について上述した時間的変化を同時に表示するので、2以上の装置の動作を総合的に判断して吸着エラーの原因を特定することがより容易になる。
表示装置によると、部品Eの吸着に関係する4つの装置(フィーダ20、ヘッド移動部13、ヘッドユニット12、エジェクタ)のうち少なくとも2つの装置について、吸着エラーが発生したときと吸着エラーが発生しなかったときとで動作が異なるか否かをオペレータが容易に把握できる。
表示装置によると、吸着エラーが発生しなかったときの期間であって、ヘッドユニット12によって実装ヘッド18が部品Eに接触する高さまで下降した時(時点T1)から実装ヘッド18が上昇を開始した時(時点T2)までの期間を表示部31Aに更に表示するので、オペレータは上述した期間における各装置の動作を把握し易くなる。このため、吸着エラーの原因の特定がより容易になる。
表示装置によると、制御部30が吸着エラーの原因を表示するので、吸着エラーの解決がより容易になる。
表示装置によると、エラー原因を解消するための対策を表示するので、オペレータのスキルによらず吸着エラーに適切に対処できる。
表示装置によると、吸着エラーが発生したときの装置の動作量に関連する値の時間的変化、吸着エラーが発生しなかったときの装置の動作量に関連する値の時間的変化、エラー原因、及び、対策を同時に表示するので、各装置の動作、吸着エラーの原因及び対策の関係をオペレータが把握し易くなる。
<実施形態2>
実施形態2に係る表面実装機1は実施形態1の変形例である。実施形態2に係る制御部30は、吸着エラーの解決支援処理において、エラー原因を解消するための対策が、制御部30が自動で実行できる対策である場合は、当該対策を自動で実行する。
図12を参照して、制御部30が自動で実行できる対策について説明する。以下に説明する対策は一例であり、制御部30が自動で実行できる対策は以下に説明する対策に限定されるものではない。
例えば、エラー原因が部品テープ19の送り不良である場合、エラー原因を解消するための対策には「リール状態の確認。フィーダの確認。送り停止時間の確認。部品テープの送り速度の確認。」がある。このうち「部品テープの送り速度の確認」は、吸着エラーが発生したときに部品Eが部品供給位置Sに到達した時刻と吸着エラーが発生しなかったときに部品Eが部品供給位置Sに到達した時刻との差に応じて制御部30が部品テープ19の送り速度を変更することにより、自動で実行できる対策である。例えば、吸着エラーが発生したときに部品Eが部品供給位置Sに到達した時刻が、吸着エラーが発生しなかったときに部品Eが部品供給位置Sに到達した時刻より遅れた(早かった)場合は、遅れた(早かった)時間に基づいて送り速度を自動的に早く(遅く)することより、送り不良が生じないようにすることができる。「送り停止時間の確認」も自動で実行できる対策である。
エラー原因が負圧異常である場合、「吸着位置の確認、自動再教示」は、実装ヘッド18が部品Eを吸着するときに吸着ノズル18Bの開口と部品Eとの間に隙間が生じないように制御部30が吸着位置を修正することにより、自動で実行できる対策である。「吸着時間の設定」も自動で実行できる対策である。
エラー原因が部品ハンドリング異常である場合、「実装ヘッドの上昇速度の低減」は、部品Eが落下しないように制御部30が実装ヘッド18の上昇速度を遅くすることにより、自動で実行できる対策である。
実施形態2に係る表示装置によると、エラー原因を解消するための対策が、制御部30が自動で実行できる対策である場合は、制御部30が当該対策を実行するので、オペレータの負担を軽減できる。
<実施形態3>
実施形態3は実施形態1または実施形態2の変形例である。実施形態3に係る制御部30は、吸着エラーが発生したときに直ちに吸着エラーの解決支援処理を実行するのではなく、吸着エラーが発生し、且つ、吸着率が所定の閾値より低い場合に吸着エラーの解決支援処理を実行する。吸着率とは、部品Eの吸着を実行した回数に対する部品Eの吸着に成功した回数の割合をいう。
吸着エラーが発生し、且つ、吸着率が所定の閾値より低い場合に画面70を表示する場合、表示するグラフは最後に発生した吸着エラーについてのグラフであってもよいし、発生した全ての吸着エラーについてのグラフを平均したグラフであってもよい。
実施形態3に係る表示装置によると、吸着エラーが発生し、且つ、吸着率が閾値より低い場合に時間的変化を表示するので、無駄な表示を極力抑制できる。
<他の実施形態>
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書によって開示される技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、表面実装機1を構成している複数の装置のうち部品Eの吸着に関係する装置としてフィーダ20、ヘッド移動部13、ヘッドユニット12及びエジェクタを例に説明したが、これらは一例である。部品Eの吸着に関係する装置はこれらに限定されるものではない。
(2)上記実施形態では、制御部30は、2以上の装置について、吸着エラーが発生したときの装置の動作量に関連する値の時間的変化と吸着エラーが発生しなかったときの装置の動作量に関連する値の時間的変化とを同時に表示する場合を例に説明したが、これらは同時ではなく装置毎に切り替え表示されてもよい。
例えば、表示部に切替ボタンを表示し、作業者が切替ボタンを操作することにより、吸着エラーが発生したときの装置の動作量に関連する値の時間的変化と吸着エラーが発生しなかったときの装置の動作量に関連する値の時間的変化とが切り替え表示されてもよい。
また、表示部に表示されている同じ表示画面で、吸着エラーが発生したときの装置の動作量に関連する値の時間的変化と吸着エラーが発生しなかったときの装置の動作量に関連する値の時間的変化とが短時間毎に自動的に切り替え表示されてもよい。
(3)上記実施形態では、吸着エラーが発生したときの装置の動作量に関連する値の時間的変化、吸着エラーが発生しなかったときの装置の動作量に関連する値の時間的変化、エラー原因及び対策を同時に表示する場合を例に説明したが、これらは同時ではなく切り替え表示されてもよい。
(4)上記実施形態では、装置の動作量に関連する値の時間的変化をグラフで表示する場合を例に説明した。しかしながら、表示はグラフに限定されるものではなく、関連する値(数値)をそのまま表示してもよい。例えば、吸着エラーが発生したときの装置の動作量に関連する値の時間的変化と吸着エラーが発生しなかったときの装置の動作量に関連する値の時間的変化との数値を異なる色で表示してもよい。更に、それぞれの数値の差が予め設定されている数値以上の場合は、更に異なる表示態様(例えば異なる色、字体等)で数値を表示してもよい。
(5)上記実施形態ではグラフの他にエラー原因及び対策を表示する場合を例に説明したが、エラー原因及び対策は表示しないようにしてもよい。その場合はオペレータがグラフからエラー原因を判断して対策を考えることになる。エラー原因については表示し、対策については表示しないようにしてもよい。
(6)上記実施形態では、吸着エラーが発生したときの装置の動作量に関連する値の時間的変化と、吸着エラーが発生しなかったときの当該装置の動作量に関連する値の時間的変化とに違いがある場合もない場合もグラフの表示形態が同じであるが、吸着エラーが発生したときの装置の動作量に関連する値の時間的変化と、吸着エラーが発生しなかったときの当該装置の動作量に関連する値の時間的変化とに違いがある装置のグラフを識別可能に表示してもよい。
例えば、部品テープ19の送り量のグラフについては上述した違いがあり、実装ヘッド18のXYZ方向の位置のグラフ及び負圧のグラフでは違いがなかったとする。この場合、部品テープ19の送り量のグラフについては、グラフの左側に表示されている「部品テープの送り量」という文字(すなわちグラフの縦軸の変数を表す文字)を赤色で表示し、「実装ヘッドのXYZ方向の位置」という文字及び「負圧」という文字を黒色で表示してもよい。
あるいは、吸着エラーが発生したときの装置の動作量に関連する値の時間的変化と、吸着エラーが発生しなかったときの当該装置の動作量に関連する値の時間的変化とに違いがある場合は、グラフにおいて吸着エラーが発生したときの装置の動作量に関連する値の時間的変化を表す線を例えば実線、且つ赤色で表示し、吸着エラーが発生しなかったときの装置の動作量に関連する値の時間的変化を表す線を、吸着エラーが発生したときの線とは異なる線、例えば点線、且つ青色で表示してもよい。
(7)上記実施形態では、実装ヘッド18のXY方向の位置異常については説明を省略したが、XY方向の位置異常によって吸着エラーが発生する可能性もないとはいえないので、XY方向の位置異常によって吸着エラーが発生した場合の対策を表示してもよい。
(8)上記実施形態2では、エラー原因を解消するための対策が、制御部30が自動で実行できる対策である場合は、制御部30が自動で実行する場合を例に説明した。これに対し、制御部30に自動で対策を実行させるか否かをオペレータが設定できるようにし、制御部30に自動で対策を実行させるという設定がされている場合のみ、制御部30が自動で実行するようにしてもよい。
(9)上記実施形態では、吸着エラーが発生した場合、あるいは、吸着エラーが発生し、且つ、吸着率が閾値より低い場合に、装置の動作量に関連する値の時間的変化を表示する場合を例に説明した。しかしながら、表示するタイミングはこれらに限られない。例えば、オペレータが表示を指示したときに表示してもよいし、予め設定された時刻に達すると表示してもよいし、1日の表面実装機1の運転終了時に表示してもよいし、前日に発生した吸着エラーについて翌日に表示してもよい。
(10)上記実施形態では表面実装機1が備える制御部30及び表示部31Aが表示装置として動作する場合を例に説明したが、表示装置はこれに限られない。例えば、表示装置は表面実装機1と通信可能に接続されているパーソナルコンピュータであってもよい。
(11)上記実施形態では、各装置の動作量に関連する値の時間的変化を一つの表示部31Aの同じウィンドウに表示する場合を例に説明した。各装置の上述した時間的変化を一つの表示部31Aの同じウィンドウに表示すると、作業者は1つのウィンドウ内の表示から短時間で吸着エラーの原因を特定することができる。
なお、各装置の動作量に関連する値の時間的変化は表示部31Aの異なるウィンドウに表示されてもよい。また、表示部31Aが例えば並んで複数ある場合、装置の動作量に関連する値の時間的変化は互いに異なる表示部31Aに表示されてもよい。
(12)上記実施形態では部品を保持する例として部品を吸着する場合を例に説明したが、部品の保持は吸着に限られない。例えば部品を挟んで保持する所謂チャッキングであってもよい。具体的には、チャッキングによる部品の保持も駆動源はエア(負圧)であり、負圧により部品を掴む機構を動作させ、部品を掴む際に、掴めなかったとき、或は、確実に掴めなかったときの負圧の変化は、正常時の負圧の変化と異なり、正常時の負圧まで上昇しない(下がりきらない)。その他のテープの送り量、ヘッドの位置については部品を吸着する場合と同様である。
(13)上記実施形態ではワークとしてプリント基板Pを例に説明したが、ワークはプリント基板Pに限られない。例えば、表面実装機1が3次元形状のワークに部品Eを実装するものである場合、ワークは3次元形状を有する任意の実装対象であってよい。
1…表面実装機、3…テープ部品供給装置(部品供給装置の一例)、12…ヘッドユニット(ヘッド昇降装置の一例)、13…ヘッド移動部、18…実装ヘッド、30…制御部(表示装置の一例)、31A…表示部(表示装置の一例)、42…コンベア駆動モータ、43…センサ類、44…アクチュエータ類(負圧供給装置の一例)、E…部品、P…プリント基板(ワークの一例)

Claims (11)

  1. 部品を保持してワークに搭載する表面実装機に関する情報を表示する表示装置であって、
    表示部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記表面実装機を構成している複数の装置のうち前記部品の保持に関係する2以上の装置について、保持エラーが発生したときの当該装置の動作量に関連する値の時間的変化と、保持エラーが発生しなかったときの当該装置の動作量に関連する値の時間的変化とを前記表示部に表示する、表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置であって、
    前記制御部は、保持エラーが発生したときの前記関連する値の時間的変化と保持エラーが発生しなかったときの前記関連する値の時間的変化とを2以上の前記装置について同時に表示する、表示装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の表示装置であって、
    前記表面実装機は、部品供給位置に前記部品を送る部品供給装置、前記部品供給位置に送られた前記部品を負圧によって保持する実装ヘッド、前記実装ヘッドを移動させるヘッド移動装置、前記実装ヘッドを昇降させるヘッド昇降装置、及び、前記実装ヘッドに負圧を供給する負圧供給装置を備え、
    前記部品の保持に関係する2以上の前記装置は、前記部品供給装置、前記ヘッド移動装置、前記ヘッド昇降装置及び前記負圧供給装置のうち少なくとも2つを含む、表示装置。
  4. 請求項3に記載の表示装置であって、
    前記制御部は、保持エラーが発生しなかったときの期間であって、前記ヘッド昇降装置によって前記実装ヘッドが前記部品に接触する高さとして予め設定されている高さまで下降した時から前記実装ヘッドが上昇を開始した時までの期間を前記表示部に更に表示する、表示装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の表示装置であって、
    前記制御部は、前記部品の保持に関係する2以上の装置についての保持エラーが発生したときの前記関連する値の時間的変化と保持エラーが発生しなかったときの前記関連する値の時間的変化とから保持エラーの特徴を判断し、判断した特徴に対応するエラー原因を前記表示部に更に表示する、表示装置。
  6. 請求項5に記載の表示装置であって、
    前記制御部は、前記エラー原因を解消するための対策を前記表示部に更に表示する、表示装置。
  7. 請求項6に記載の表示装置であって、
    前記制御部は、保持エラーが発生したときの前記関連する値の時間的変化、保持エラーが発生しなかったときの前記関連する値の時間的変化、前記エラー原因、及び、前記対策を同時に表示する、表示装置。
  8. 請求項5乃至請求項7のいずれか一項に記載の表示装置であって、
    前記制御部は前記表面実装機の制御部を兼ねており、前記エラー原因を解消するための対策が、前記制御部が自動で実行できる対策である場合は、当該対策を実行する、表示装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の表示装置であって、
    前記制御部は、保持エラーが発生し、且つ、保持率が閾値より低い場合に、保持エラーが発生したときの前記関連する値の時間的変化と、保持エラーが発生しなかったときの前記関連する値の時間的変化とを前記表示部に表示する、表示装置。
  10. 部品を保持してワークに搭載する表面実装機であって、
    表示部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、当該表面実装機を構成している複数の装置のうち前記部品の保持に関係する2以上の装置について、保持エラーが発生したときの当該装置の動作量に関連する値の時間的変化と、保持エラーが発生しなかったときの当該装置の動作量に関連する値の時間的変化とを前記表示部に表示する、表面実装機。
  11. 部品を保持してワークに搭載する表面実装機に関する情報を表示する表示方法であって、
    前記表面実装機を構成している複数の装置のうち前記部品の保持に関係する2以上の装置について、保持エラーが発生したときの当該装置の動作量に関連する値の時間的変化と、保持エラーが発生しなかったときの当該装置の動作量に関連する値の時間的変化とを表示部に表示するステップを含む、表示方法。
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