JP2008198726A - 表面実装機 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品とが干渉することを防止できるだけでなく、不必要な工程を少なくして、連続した円滑な実装作業を維持することにより生産性を高くすることができる表面実装機を提供する。
【解決手段】吸着ノズルの寸法および座標と、基板に実装済みの電子部品の寸法および座標とを考慮して吸着ノズルが電子部品を吸着するにあたっての許容される吸着誤差である吸着許容値X、Y、Rを計算し、この吸着許容値X、Y、Rが所定の設定値よりも小さく、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品とが干渉する恐れがあると判断される場合は、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品との間の干渉を回避するように表面実装機の制御にかかる設定を変更する干渉予防処理制御手段(主制御部)を備えた。
【選択図】図8

Description

本発明は、吸着ノズルを有する移動可能なヘッドユニットを備えた表面実装機に関するものである。
一般に、吸着ノズルを有する移動可能なヘッドユニットを備えた表面実装機として、吸着ノズルに吸着された電子部品を撮像手段で撮像して吸着ノズルに対する電子部品の吸着ずれを画像認識し、この吸着ずれ量に基づいて装着位置補正量を求めてから、吸着ノズルを基板上の補正された位置に移動させて電子部品を実装するように構成されたものが知られている。
従来、このような表面実装機においては、吸着ずれ量が大きいと吸着ノズルの装着位置補正量も大きくなるので、基板上の電子部品の密度が高い場合には、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品とが干渉して実装済み部品の位置ずれ、跳ね飛ばし等が生じた不良基板が発生する恐れがあった。図11は、基板93上の電子部品92の密度が高く、吸着ノズル96aと基板93に実装済みの電子部品92aとが干渉する場合の説明図であり、(a)は、側面図を(b)は、上面図をそれぞれ示している。
そこで、最近では、吸着ノズルに吸着された電子部品の吸着ずれをあらかじめ矯正してから電子部品を基板に実装するように構成されたものが開発されている。
例えば、特許文献1には、あらかじめアラインメントツールのアラインメント面に電子部品を押し付けて電子部品の位置決めを行ってから電子部品を基板に実装するように構成された電子部品実装装置の技術が開示されている。
特開2004−186385号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示された電子部品実装装置の技術では、撮像手段で電子部品の吸着ずれを画像認識する前に、毎回、アラインメント面に電子部品を押し付けて電子部品の位置決めを行なうように構成されているので、本来アラインメント操作が不要な電子部品に対してもアラインメント操作を行う工程が含まれる結果、表面実装機の生産性を低くしていた。
本発明は上記不具合に鑑みてなされたものであり、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品とが干渉して、吸着ノズルの先端や基板に実装済みの電子部品を損傷させたりすることを防止して不良基板の発生を防止あるいは少なくし、しかもアラインメント操作が不要な電子部品に対してもアラインメント操作を行うなどの不必要な工程を少なくして、連続した円滑な実装作業を維持することにより表面実装機の生産性を高くすることができる表面実装機を提供することを課題としている。
上記課題を解決するための本発明にかかる表面実装機は、電子部品を吸着可能な吸着ノズルを有する移動可能なヘッドユニットを備え、このヘッドユニットの吸着ノズルにより部品供給部から電子部品を吸着するとともに、この吸着ノズルに吸着された電子部品を撮像手段で撮像して吸着ノズルに対する電子部品の吸着ずれを画像認識し、この吸着ずれ量に基づいて装着位置補正量を求めてから、吸着ノズルを基板上の補正された位置に移動させて電子部品を実装する表面実装機であって、吸着ノズルが電子部品を吸着する部品吸着動作の前に、あらかじめ吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品とが干渉すると判断される場合は、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品との干渉を回避する干渉予防処理制御手段を備え、上記干渉予防処理制御手段は、電子部品の実装過程において吸着ノズルの寸法および座標と、基板に実装済みの電子部品の寸法および座標とを考慮して吸着ノズルが電子部品を吸着するにあたっての許容される吸着誤差である吸着許容値を計算し、この吸着許容値が所定の設定値よりも小さく、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品とが干渉する恐れがあると判断される場合は、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品との間の干渉を回避するように表面実装機の制御にかかる設定を変更するものであることを特徴とする表面実装機である。
本発明の表面実装機によれば、干渉予防処理制御手段が、吸着ノズルが電子部品を吸着するにあたっての許容される吸着誤差である吸着許容値を計算し、この吸着許容値が所定の設定値よりも小さく、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品とが干渉する恐れがあると判断される場合は、吸着ノズルと実装済みの電子部品との間の干渉を回避するように表面実装機の制御にかかる設定を変更するので、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品とが干渉して、吸着ノズルの先端や基板に実装済みの電子部品を損傷させたりすることがない。その結果、連続した円滑な実装作業を維持することができるので、表面実装機の生産性が高くなる。また、実装済みの電子部品を損傷させることが少なくなるので、不良基板の発生を防止あるいは少なくすることができる。
そして、特に、部品吸着動作の前に、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品との間の干渉を回避するように表面実装機の制御にかかる設定を変更するので、不必要な工程を少なくすることができるようになる。
ここで、上記ヘッドユニットは、複数の吸着ノズルを備え、上記干渉予防処理制御手段は、ヘッドユニットが複数の吸着ノズルにより複数の電子部品を同時吸着する時に、いずれかの吸着ノズルの上記吸着許容値が所定の第1の設定値よりも小さく、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品とが干渉する恐れがあると判断される場合は、同時吸着基準位置を一番許容値の少ないヘッド基準に変更し、吸着座標を再計算するものであることが好ましい。
このようにすれば、吸着ノズルの吸着許容値が所定の第1の設定値よりも小さく、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品とが干渉する恐れがあると判断される場合は、同時吸着基準位置を一番許容値の少ないヘッド基準に変更し、吸着座標を再計算する工程を含んでいるので、複数の吸着ノズルに複数の電子部品を同時吸着させながら、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品との干渉を低減させることができる。
また、上記干渉予防処理制御手段は、上記吸着許容値が所定の第2の設定値よりも小さく、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品とが干渉する恐れがあると判断される場合は、吸着許容値と所定の第2の設定値との差に応じて吸着速度を遅くするものであることが好ましい。
このようにすれば、吸着許容値が所定の第2の設定値よりも小さく、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品とが干渉する恐れがあると判断される場合は、吸着許容値と所定の第2の設定値との差に応じて吸着速度を遅くするので、吸着ノズルの慣性のために生ずる吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品との干渉を低減させることができる。
また、上記干渉予防処理制御手段は、上記吸着許容値が所定の第3の設定値よりも小さく、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品とが干渉する恐れがあると判断される場合は、同時吸着を止め、連続吸着を行うように動作設定変更するものであることが好ましい。
このようにすれば、吸着許容値が所定の第3の設定値よりも小さく、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品とが干渉する恐れがあると判断される場合は、同時吸着を止め、連続吸着を行うように動作設定変更するので、電子部品を同時吸着させる場合に生ずる吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品との干渉を低減させることができる。
また、上記干渉予防処理制御手段は、上記吸着許容値が所定の第4の設定値よりも小さく、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品とが干渉する恐れがあると判断される場合は、干渉を回避できる方向があれば干渉を回避できる方向にずらすように吸着座標を変更するものであることが好ましい。
このようにすれば、吸着許容値が所定の第4の設定値よりも小さく、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品とが干渉する恐れがあると判断される場合は、干渉を回避できる方向があれば干渉を回避できる方向にずらすように吸着座標を変更するので、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品との干渉を低減させることができる。
上記干渉予防処理制御手段は、上記吸着許容値が所定の第5の設定値よりも小さく、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品とが干渉する恐れがあると判断される場合は、小型の狭隣接専用ノズルに吸着ノズルを交換するものであることが好ましい。
このようにすれば、吸着許容値が所定の第5の設定値よりも小さく、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品とが干渉する恐れがあると判断される場合は、小型の狭隣接専用ノズルに吸着ノズルを交換するので、引き続き電子部品を基板に実装させることができるようになる。
また、もう一つの上記課題を解決するための本発明にかかる表面実装機の制御方法は、電子部品を吸着可能な吸着ノズルを有する移動可能なヘッドユニットを備え、このヘッドユニットの吸着ノズルにより部品供給部から電子部品を吸着するとともに、この吸着ノズルに吸着された電子部品を撮像手段で撮像して吸着ノズルに対する電子部品の吸着ずれを画像認識し、この吸着ずれ量に基づいて装着位置補正量を求めてから、吸着ノズルを基板上の補正された位置に移動させて電子部品を実装する表面実装機であって、上記撮像手段により上記吸着ノズルに吸着された電子部品が画像認識された後に、画像認識された電子部品を基板に実装するにあたって吸着ノズルと実装済みの電子部品とが干渉すると判断される場合は、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品との干渉を回避するように部品吸着姿勢を矯正する部品吸着姿勢矯正制御手段を備え、上記部品吸着姿勢矯正制御手段は、単独あるいは吸着ノズルと協働し、吸着ノズルと吸着された電子部品との相対位置を矯正する矯正装置により、吸着位置あるいは吸着ノズル中心軸回りの吸着方向の少なくとも一方を変更させるものであることを特徴とする表面実装機である。
本発明の表面実装機によれば、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品との間の干渉を回避するように、単独あるいは吸着ノズルと協働し、吸着ノズルと吸着された電子部品との相対位置を矯正する矯正装置により、吸着位置あるいは吸着ノズル中心軸回りの吸着方向の少なくとも一方を変更させるので、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品とが干渉して、吸着ノズルの先端や基板に実装済みの電子部品を損傷させたりすることがない。その結果、連続した円滑な実装作業を維持することができるので、表面実装機の生産性が高くなる。また、実装済みの電子部品を損傷させることが少なくなるので、不良基板の発生を防止あるいは少なくすることができる。
そして、特に、電子部品の画像認識の後に、矯正装置を動かし吸着位置あるいは吸着ノズル中心軸回りの吸着方向の少なくとも一方を変更させるので、アラインメント操作が不要な電子部品に対してもアラインメント操作を行うなどの不必要な工程を少なくすることができるようになる。
ここで、上記矯正装置は、矯正爪駆動機構により駆動される矯正爪の先端を吸着ノズルに吸着された電子部品に当接させることで、あるいは当接させつつ吸着ノズルを移動あるいは回動の少なくとも一方をさせることで、吸着ノズルと吸着された電子部品との相対位置を矯正するものであり、上記部品吸着姿勢矯正制御手段は、電子部品の吸着状態の上記画像認識により電子部品が上記矯正装置で矯正可能と判断される場合は、上記ヘッドユニットが矯正装置へ移動するとともに矯正装置を動かし干渉しない吸着位置および吸着姿勢にするものであることが好ましい。
このようにすれば、電子部品の吸着状態の画像認識により電子部品が矯正装置で矯正可能と判断される場合は、ヘッドユニットが矯正装置へ移動するとともに矯正装置を動かし、矯正爪駆動機構により駆動される矯正爪の先端を吸着ノズルに吸着された電子部品に当接させることで、あるいは当接させつつ吸着ノズルを移動あるいは回動の少なくとも一方をさせることで、矯正装置を動かし干渉しない吸着位置および吸着姿勢にするので、吸着ずれにより生ずる吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品との干渉を低減させることができる。
また、上記部品吸着姿勢矯正制御手段は、電子部品の吸着状態の上記画像認識により電子部品がステーションにて再吸着可能と判断される場合は、吸着ずれ量を加味して電子部品を仮置き可能なステーションへ置き、このステーションにおいて吸着ノズルを部品の中心位置に移動あるいはさらに回動させるか、あるいは、吸着ノズルを部品の中心位置から離間する所定位置に移動あるいはさらに回動させることで、干渉しない吸着位置および吸着姿勢にするものであることが好ましい。
このようにすれば、電子部品を仮置き可能なステーションへ置き、このステーションにおいて吸着ノズルを部品の中心位置に移動あるいはさらに回動させるか、あるいは、吸着ノズルを部品の中心位置から離間する所定位置に移動あるいはさらに回動させることで、干渉しない吸着位置および吸着姿勢にするので、吸着ずれにより生ずる吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品との干渉を低減させることができる。
また、上記部品吸着姿勢矯正制御手段は、電子部品の吸着状態の上記画像認識により電子部品が部品供給部にて再吸着可能と判断される場合は、吸着ずれ量を加味して電子部品を部品供給部に戻し、この部品供給部において吸着ノズルで干渉しない吸着位置および吸着姿勢に部品を再吸着するものであることが好ましい。
このようにすれば、電子部品を部品供給部に戻し、この部品供給部において吸着ノズルで干渉しない吸着位置および吸着姿勢に部品を再吸着するので、吸着ずれにより生ずる吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品との干渉を低減させることができる。
以上説明したように、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品とが干渉して、吸着ノズルの先端や基板に実装済みの電子部品を損傷させたりすることを防止して不良基板の発生を防止あるいは少なくすることができるだけでなく、アラインメント操作が不要な電子部品に対してもアラインメント操作を行うなどの不必要な工程を少なくして、連続した円滑な実装作業を維持することにより表面実装機の生産性を高くすることができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施の一形態について詳述する。図1は、本発明の実施の形態に係る表面実装機1の概略の構成を示す平面図であり、図2は、表面実装機1の概略の構成を示す側面図である。また、図3は、表面実装機1の制御装置20の構成を示すブロック図であり、図4は、制御装置20の軸制御部22の構成を示すブロック図である。また、図5は、吸着ノズル6aに吸着された電子部品2の姿勢の例を示す説明図であり、(a)は、側面図を(b)は、上面図をそれぞれ示している。そして、図6は、矯正装置16の概略の構成を示す説明図であり、(a)は、側面図を(b)は、上面図をそれぞれ示している。
図1と図2とに示すように、本発明の実施の形態に係る表面実装機1は、小型の電子部品2(図5、図6)と、これよりも寸法が大きい図略の大型電子部品とを基板3に実装する装置であって、基台1a上に配置されて基板3を搬送する基板搬送手段4と、複数の電子部品2と複数の大型電子部品とを供給する部品供給部5と、この部品供給部5から電子部品2と大型電子部品とを吸着することが可能な吸着ノズル6a(図2)を担持して部品供給部5と基板3との間を移動可能なヘッドユニット7とを備えている。
また、この表面実装機1は、さらに、吸着ノズル6aに対する電子部品2の吸着ずれを画像認識する手段として、部品認識装置8を備えるとともに、吸着ノズル6aに対する大型電子部品の吸着ずれを画像認識する手段として、基台1a上に配置された固定カメラ1bを備えている。
また、この表面実装機1は、吸着ノズル6aと吸着された電子部品2との相対位置を矯正する矯正装置16と、電子部品2を仮置き可能なステーション17と、ノズルチェンジャ18とを備えている。
上記基板搬送手段4は、基台1a上において基板3を搬送する一対のコンベア4a、4aを有しており、このコンベア4a、4aにより搬入された基板3は、所定の実装作業位置(同図に示す基板3の位置)で一旦停止させられ、ここで電子部品2が基板3に実装される。
上記部品供給部5は、複数の電子部品2を供給する多数のテープフィーダ5aと、複数の大型電子部品を供給するトレイフィーダ5bとを基板搬送手段4の側方に備えている。
テープフィーダ5aは、各々IC、トランジスタ、コンデンサ等の小片状のチップ電子部品2を所定間隔おきに収納、保持したテープが巻回されたリールを有しており、このリールから電子部品2を間欠的に繰り出してヘッドユニット7の吸着ノズル6aによりピックアップさせるように構成されている。
また、トレイフィーダ5bは、QFP等の大型電子部品を載置した矩形のトレイ5cを内部に収納しており、このトレイ5cを引き出してトレイ5c上の大型電子部品をヘッドユニット7の吸着ノズル6aによりピックアップさせるように構成されている。なお、トレイ5cは、詳しくは図示しないが、上面に複数の部品収納部がマトリックス状に設けられ、これら部品収納部にそれぞれ大型電子部品が収納されている。
そして、吸着ノズル6aに吸着された大型電子部品の吸着状態は、基台1a上に配置された固定カメラ1bで下方から画像認識されるようになっている。
上記ヘッドユニット7は、これらテープフィーダ5aからの電子部品2と、トレイフィーダ5bからの大型電子部品とを吸着ノズル6aにより吸着保持して基板3に搬送するものであり、本実施形態では、このヘッドユニット7にそれぞれ吸着ノズル6aを備えた6本の実装用ヘッド6がX軸方向(基板搬送手段4の搬送方向)に等間隔で列状に設けられている。
なお、吸着ノズル6aは、図略の負圧発生装置に接続されることにより、ノズル先端に負圧状態を発生させ、この負圧吸着力により、電子部品2を着脱可能に吸着保持し得るように構成されている。
また、吸着ノズル6aは、それぞれ、ヘッドユニット7に対してノズル昇降駆動手段(ヘッドZ軸昇降モータ6b、図4)により昇降(Z軸方向の移動)が可能に、かつノズル回転駆動手段(ヘッドR軸昇降モータ6c、図4)によりノズル中心軸回りの回転(R軸回りの回転)が可能に構成されている。
ここで、ヘッドZ軸昇降モータ6bは、吸着もしくは装着を行う時の下降位置と、搬送や撮像を行う時の上昇位置との間で吸着ノズル6aを昇降させるものであり、ヘッドR軸昇降モータ6cは、吸着ノズル6aを必要に応じて回転させて、電子部品2の姿勢を調整するものである。これらヘッドZ軸昇降モータ6bとヘッドR軸昇降モータ6cとは、それぞれサーボモータと所定の動力伝達機構で構成されている。
そして、ヘッドユニット7は、これらの吸着ノズル6aで吸着された複数の電子部品2と大型電子部品とを部品供給部5と基板3との間で搬送し、電子部品2と大型電子部品とを基板3に一つ一つ実装する。そのため、このヘッドユニット7は、基台1aの所定範囲にわたりX軸方向及びY軸方向(X軸方向と直交する方向)に移動可能となっている。
すなわち、ヘッドユニット7は、X軸方向に延びる実装用ヘッド支持部材7aに対してX軸に沿って移動可能に支持されている。また、実装用ヘッド支持部材7aは、両端部がY軸方向の固定レール9に支持され、この固定レール9に沿ってY軸方向に移動可能になっている。そして、このヘッドユニット7は、X軸サーボモータ11によりボールねじ12を介してX軸方向に駆動され、実装用ヘッド支持部材7aは、Y軸サーボモータ13によりボールねじ14を介してY軸方向へ駆動される。
上記部品認識装置8は、ヘッドユニット7が吸着ノズル6aに吸着された電子部品2を部品供給部5から目的位置まで搬送する際に、吸着ノズル6aにおける電子部品2の吸着状態を順次撮像して画像認識するためにヘッドユニット7に設けられた装置であり、スキャンユニット8aと、詳細の場所は図示しないが、このスキャンユニット8aに一体に設けられた照明手段8e(図3)と電子部品2の下面の画像を撮像する撮像手段8f(図3)とを備えている。
スキャンユニット8aは、ヘッドユニット7に設けられた図略のサーボモータによりボールねじ8gを介して吸着ノズル6aの列と概ね平行に移動可能に設けられた部材である。
照明手段8eは、吸着ノズル6aに吸着された電子部品2の方向に照明光を照射し、電子部品2の下面を照明する装置であり、照明手段8eとして複数の発光ダイオードが採用されている。
撮像手段8fは、吸着ノズル6aに吸着されて、照明手段8eで照明された電子部品2の下面を、個々に撮像するように構成されたカメラ、例えばCCDラインセンサカメラで構成され、この撮像手段8fは、電子部品2が、各部品供給部5において吸着ノズル6aに吸着されると、各部品供給部5から基板3に移送される間に吸着ノズル6aの下方から電子部品2を撮像し、この撮像された画像は、制御装置20(図3)に備えられた画像処理部25により画像処理される。
なお、吸着ノズル6aに吸着された大型電子部品の吸着ずれは、基台1a上に配置された固定カメラ1bにより撮像されるが、この固定カメラ1bは、例えばCCDカメラで構成されており、大型電子部品が吸着ノズル6aに吸着されると、トレイフィーダ5bから基板3に移送される間に吸着ノズル6aの下方から大型電子部品を画像認識するように構成されている。
上記矯正装置16は、図6に示すように、矯正爪駆動機構16aにより駆動される矯正爪16bの先端16cを吸着ノズル6aに吸着された電子部品2に当接させることで、あるいは当接させつつ吸着ノズル6aを移動あるいは回動の少なくとも一方をさせることで、吸着ノズル6aと吸着された電子部品2との相対位置を矯正する装置である。
吸着ノズルにおいては、まれに図5のように電子部品の吸着ずれが起きることがあり、本実施形態では、図5のように吸着ずれを起こした電子部品を矯正装置16により、吸着位置あるいは吸着ノズル6aの中心軸回りの吸着方向の少なくとも一方を変更させて姿勢を矯正する。
上記ステーション17は、図1に示すように、大型電子部品を仮置き可能なように基台1a上において設けられたスペースであり、このステーション17に仮置きされた大型電子部品に対して吸着ノズル6aを部品の中心位置に移動あるいはさらに回動させるか、あるいは、吸着ノズル6aを部品の中心位置から離間する所定位置に移動あるいはさらに回動させることで、干渉しない吸着位置および吸着姿勢にするように構成されている。
上記ノズルチェンジャ18は、吸着ノズル6aと基板3に実装済みの電子部品2aとが干渉する恐れがあると判断される場合に、小型の狭隣接専用ノズルに吸着ノズル6aを交換するための装置であり、図1に示すように、基台1a上において、ヘッドユニット7がアクセスできる位置に上向きに設けられている。
次に、図3を参照して表面実装機1の制御装置20について説明する。
図3に示すように、制御装置20は、機能構成として主制御部21、軸制御部22、照明制御部23、カメラ制御部24、画像処理部25を備えている。
上記主制御部21は、論理演算を実行する周知のCPU、そのCPUを制御する種々のプログラムなどを予め記憶するROMおよび装置動作中に種々のデータを一時的に記憶するRAM等から構成され、予め記憶されているプログラムに従って、基板搬送手段4、部品供給部5、実装用ヘッド6、ヘッドユニット7、部品認識装置8など各機器を制御して実装機の動作を統括的に制御するものである。この主制御部21は、実装機の動作の統括的な制御に加えて、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品との干渉を回避する干渉予防処理制御手段として、また、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品との干渉を回避するように部品吸着姿勢を矯正する部品吸着姿勢矯正制御手段として各機器を制御するように構成されている。
上記軸制御部22は、主制御部21と制御信号を授受しながら、X軸サーボモータ11、Y軸サーボモータ13、スキャンユニット8aのサーボモータなどの各種サーボモータ31の駆動を制御する。なお各種サーボモータ31には、それぞれエンコーダ32が設けられており、これにより各部の移動位置が検出されて、制御信号として軸制御部22にフィードバックされる。
上記照明制御部23は、主制御部21と制御信号を授受しながら、撮像手段8fによる電子部品2の撮像に合わせて撮像手段8fの照明手段8eを制御するものである。
上記カメラ制御部24は、主制御部21と制御信号を授受しながら、部品認識装置8の撮像手段8fを制御する。
上記画像処理部25は、撮像手段8fから出力される画像信号に所定の処理を施すことにより部品認識に適した画像データを生成して主制御部21に出力する。そして、主制御部21は、画像処理部25より出力された画像データに基づいて吸着ノズル6aに対する電子部品2の吸着ずれ(吸着誤差)を画像認識し、この吸着ずれ量に基づいて装着位置補正量を算出するなどの演算を行う。
次に図7〜図10を参照して、本発明の実施の形態に係る表面実装機1の制御と作用について説明する。
本発明の実施の形態に係る表面実装機1においては、制御装置20が、実装機の各部の動作を統括的に制御する。
まず、図1に示すように、基板搬送手段4の一対のコンベア4a、4aが、基板3を基台1a上において所定の実装作業位置(同図に示す基板3の位置)に搬入する。ここで基板3は、一旦停止させられる。
また、ヘッドユニット7は、吸着ノズル6aが、部品供給部5から供給される電子部品2を吸着保持した状態で部品供給部5から基板3へと移動し、電子部品2を基板3に実装する。
ここで、電子部品2を基板3に実装する時の表面実装機1の制御方法について説明する。図7は、電子部品2を基板3に実装する時の本発明の実施の形態に係る表面実装機1の制御方法を示すフロー図であり、図8は干渉予防処理工程S4の構成を示すフロー図である。また、図9は、部品吸着姿勢矯正工程S12の構成を示すフロー図である。
図7〜図9に示すように、制御装置20の主制御部21は、本実施形態では、実装機の動作の統括的な制御に加えて、特に、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品との干渉を回避する干渉予防処理制御手段として、干渉予防処理工程S4の制御を実行するとともに、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品との干渉を回避するように部品吸着姿勢を矯正する部品吸着姿勢矯正制御手段として、部品吸着姿勢矯正工程S12の制御を実行するように構成されている。
本発明の実施の形態に係る表面実装機1においては、図7に示すように、実装作業が開始されると、まず、ステップS1において、基板3上の実装位置に対して電子部品2が装着済みかどうかを示すフラグである装着済みフラグのメモリーが初期化され、ステップS2以降のルーチンに進む。ステップS2では、装着済みフラグのメモリーが検査されることにより、電子部品2の全実装処理が完了したかどうか判断され、YESの場合は、電子部品2の全実装処理が完了したものとしてステップS15に進み基板3の固定が解除され、表面実装機1から基板3が搬出されてステップS16で実装作業が終了する。
また、ステップS2において、NOの場合は、ステップS3において、装着済みフラグのメモリーが検査されることにより、装着済みの電子部品2のグループを示す実装グループのメモリーが作成され、この装着済みの実装グループに対してステップS4において、干渉予防処理が行われる。この干渉予防処理工程S4は、吸着ノズル6aが電子部品2を吸着する部品吸着動作の前に、あらかじめ吸着ノズル6aと基板3に実装済みの電子部品2aとが干渉すると判断される場合は、吸着ノズル6aと基板3に実装済みの電子部品2aとの干渉を回避する工程である。
この干渉予防処理工程S4では、電子部品2の実装過程において吸着ノズル6aの寸法および座標と、基板3に実装済みの電子部品2aの寸法および座標とを考慮して吸着ノズル6aが電子部品2を吸着するにあたっての許容される吸着誤差である吸着許容値X、Y、Rを計算し、この吸着許容値X、Y、Rが所定の設定値よりも小さく、吸着ノズル6aと基板3に実装済みの電子部品2aとが干渉する恐れがあると判断される場合は、吸着ノズル6aと基板3に実装済みの電子部品2aとの間の干渉を回避するように表面実装機1の制御にかかる設定を変更するように構成されている(詳細は後述の図8の説明を参照)。
ステップS4の干渉予防処理工程S4が終了すると、ステップS5において、部品吸着動作が行われ、ステップS6において、部品認識動作が行われる。
そして、ステップS7において、認識OKかどうか、すなわち画像認識の結果が良好かどうかが判断され、NOの場合は、ステップS8において、部品廃棄動作が行われてステップS2に戻る。また、YESの場合は、ステップS9において、実際の吸着ずれ量が計算され、ステップS10に進んで、この計算された吸着ずれ量を考慮して、実装可否判断が行われる。
すなわち、ステップS11において、電子部品2の実装が可能かどうかが判断され、NOの場合は、ステップS12に進んで部品吸着姿勢矯正が行われ、ステップS6に戻って再び部品認識動作から制御が繰り返される。また、YESの場合は、ステップS13において、電子部品2の装着動作が行われ、ステップS14において装着が済んだことを装着済みフラグのメモリーに記憶されて、ステップS2に戻り、次の電子部品2について制御が繰り返される。
ここで、上記干渉予防処理工程S4は、以下の要領で行われる。
すなわち、図8に示すように、干渉予防処理が開始されると、ステップS41において、ヘッドユニット7が複数の吸着ノズル6aにより複数の電子部品2を同時吸着する時に、吸着ノズル6aの吸着許容値X、Y、Rすなわち、吸着ノズル6aが電子部品2を吸着するにあたっての許容されるそれぞれX座標、Y座標、回転角度Rの誤差である吸着許容値X、Y、Rがいずれもそれぞれ対応する所定の第1の設定値α(ΔXα、ΔYα、ΔRα)以上かどうかが判断され、YESの場合は、そのままステップS43に進む。また、NOの場合すなわち、吸着ノズル6aの吸着許容値X、Y、Rのいずれかが対応する所定の第1の設定値α(ΔXα、ΔYα、ΔRα)よりも小さく、吸着ノズル6aと基板3に実装済みの電子部品2aとが干渉する恐れがあると判断される場合は、ステップS42に進んで、同時吸着基準位置を一番許容値の少ないヘッド基準に変更し、吸着座標を再計算してからステップS43に進む。
また、ステップS43においては、吸着許容値X、Y、Rがいずれもそれぞれ対応する所定の第2の設定値β(ΔXβ、ΔYβ、ΔRβ)以上かどうかが判断され、YESの場合は、そのままステップS45に進む。また、NOの場合すなわち、吸着許容値X、Y、Rのいずれかが対応する所定の第2の設定値β(ΔXβ、ΔYβ、ΔRβ)よりも小さく、吸着ノズル6aと基板3に実装済みの電子部品2aとが干渉する恐れがあると判断される場合は、ステップS44に進んで、吸着速度を吸着許容値X、Y、Rと所定の第2の設定値β(ΔXβ、ΔYβ、ΔRβ)の差に応じて遅くしてからステップS45に進む。
また、ステップS45において、吸着許容値X、Y、Rがいずれもそれぞれ対応する所定の第3の設定値γ(ΔXγ、ΔYγ、ΔRγ)以上かどうかが判断され、YESの場合は、そのままステップS47に進む。また、NOの場合すなわち、吸着許容値X、Y、Rのいずれかが対応する所定の第3の設定値γ(ΔXγ、ΔYγ、ΔRγ)よりも小さく、吸着ノズル6aと基板3に実装済みの電子部品2aとが干渉する恐れがあると判断される場合は、ステップS46に進んで、同時吸着を止め、連続吸着を行うように動作設定変更する。してからステップS47に進む。
また、ステップS47において、吸着許容値X、Y、Rがいずれもそれぞれ対応する所定の第4の設定値κ(ΔXκ、ΔYκ、ΔRκ)以上かどうかが判断され、YESの場合は、そのままステップS49に進む。また、NOの場合すなわち、吸着許容値X、Y、Rのいずれかが対応する所定の第4の設定値κ(ΔXκ、ΔYκ、ΔRκ)よりも小さく、吸着ノズル6aと基板3に実装済みの電子部品2aとが干渉する恐れがあると判断される場合は、ステップS48に進んで、干渉を回避できる方向があれば干渉を回避できる方向にずらすように吸着座標を変更してからステップS49に進む。図10は、ステップS48による吸着ノズル6aの基板3に対する電子部品2の実装の例を示す説明図であり、(a)は、側面図を(b)は、上面図をそれぞれ示している。
また、ステップS49において、吸着許容値X、Y、Rがいずれもそれぞれ対応する所定の第5の設定値μ(ΔXμ、ΔYμ、ΔRμ)以上かどうかが判断され、YESの場合は、そのままステップS43に進んで干渉予防処理工程S4を終了する。また、NOの場合すなわち、吸着許容値X、Y、Rのいずれかが対応する所定の第5の設定値μ(ΔXμ、ΔYμ、ΔRμ)よりも小さく、吸着ノズル6aと基板3に実装済みの電子部品2aとが干渉する恐れがあると判断される場合は、ステップS50に進んで、小型の狭隣接専用ノズルに吸着ノズル6aを交換してからステップS51に進んで干渉予防処理工程S4を終了する。
なお、それぞれの所定の設定値の大小関係は、α>β>γ>κ>μ、すなわち、ΔXα>ΔXβ>ΔXγ>ΔXκ>ΔXμ、ΔYα>ΔYβ>ΔYγ>ΔYκ>ΔYμ、ΔRα>ΔRβ>ΔRγ>ΔRκ>ΔRμに設定されている。
次に、上記部品吸着姿勢矯正工程S12は、図9に示すように、以下の要領で行われる。
すなわち、部品吸着姿勢矯正処理が開始されると、ステップS111において、電子部品2の吸着状態の画像認識により電子部品2が矯正装置16で矯正可能かどうかが判断され、NOの場合は、そのままステップS115に進む。また、YESの場合すなわち、電子部品2の吸着状態の画像認識により電子部品2が矯正装置16で矯正可能と判断される場合は、ステップS112において、ヘッドユニット7が矯正装置16へ移動するとともにステップS113において、矯正装置16を動かし、矯正爪駆動機構16aにより駆動される矯正爪16bの先端を吸着ノズル6aに吸着された電子部品2に当接させることで、あるいは当接させつつ吸着ノズル6aを移動あるいは回動の少なくとも一方をさせることで、吸着位置をノズル6aの中心に合わせてからステップS114に進み、部品吸着姿勢矯正工程S12を終了する。
また、ステップS115では、電子部品2の吸着状態の画像認識により電子部品2がステーション17にて再吸着可能かどうかが判断され、NOの場合は、そのままステップS118に進む。また、YESの場合すなわち、電子部品2の吸着状態の画像認識により電子部品2がステーション17にて再吸着可能と判断される場合は、ステップS116において、吸着ずれ量を加味して電子部品2を仮置き可能なステーション17へ置き、ステップS117において、吸着ノズル6aを部品の中心位置に移動あるいはさらに回動させるか、あるいは、吸着ノズル6aを部品の中心位置から離間する所定位置に移動あるいはさらに回動させることで、干渉しない吸着位置および吸着姿勢にしてからステップS114に進み、部品吸着姿勢矯正工程S12を終了する。
また、ステップS118では、電子部品2の吸着状態の画像認識により電子部品2がリールやトレイなどの部品供給部5にて再吸着可能かどうかが判断され、NOの場合は、そのままステップS121に進み、電子部品2を廃棄してからステップS122で次の電子部品2を吸着し、ステップS114に進み、部品吸着姿勢矯正工程S12を終了する。
また、YESの場合すなわち、電子部品2の吸着状態の画像認識により電子部品2が部品供給部5にて再吸着可能と判断される場合は、ステップS119において、吸着ずれ量を加味して電子部品2を部品供給部5に戻し、ステップS120において、この部品供給部5において吸着ノズル6aで干渉しない吸着位置および吸着姿勢に部品を再吸着してからステップS114に進み、部品吸着姿勢矯正工程S12を終了する。
なお、本実施形態では、一部の吸着ノズル6aにより小型の電子部品2を吸着し、別の吸着ノズル6aで大型電子部品を吸着して、これらの部品2、2aを混送するが、小型の電子部品2については、部品吸着後にスキャンユニット8aにより上述のように部品認識を行うとともに、これと前後して、大型電子部品については、固定カメラ1bで撮像して画像認識する。それからこれらの部品2、2aを順次基板3に装着するように制御される。
以上説明したように、本発明の実施形態にかかる表面実装機1の制御方法によれば、干渉予防処理工程S4において、吸着ノズル6aが電子部品2を吸着するにあたっての許容される吸着誤差である吸着許容値X、Y、Rを計算し、この吸着許容値X、Y、Rが所定の設定値よりも小さく、吸着ノズル6aと基板3に実装済みの電子部品2aとが干渉する恐れがあると判断される場合は、吸着ノズル6aと実装済みの電子部品2aとの間の干渉を回避するように表面実装機1の制御にかかる設定を変更するので、吸着ノズル6aと基板3に実装済みの電子部品2aとが干渉して、吸着ノズル6aの先端や基板3に実装済みの電子部品2aを損傷させたりすることがない。その結果、連続した円滑な実装作業を維持することができるので、表面実装機1の生産性が高くなる。また、実装済みの電子部品2aを損傷させることが少なくなるので、不良基板の発生を防止あるいは少なくすることができる。
そして、特に、部品吸着動作の前に、吸着ノズル6aと基板3に実装済みの電子部品2aとの間の干渉を回避するように表面実装機1の制御にかかる設定を変更するので、不必要な工程を少なくすることができるようになる。
また、吸着ノズル6aの吸着許容値X、Y、Rが所定の第1の設定値αよりも小さく、吸着ノズル6aと基板3に実装済みの電子部品2aとが干渉する恐れがあると判断される場合は、同時吸着基準位置を一番許容値の少ないヘッド基準に変更し、吸着座標を再計算する工程を含んでいるので、複数の吸着ノズル6aに複数の電子部品2を同時吸着させながら、吸着ノズル6aと基板3に実装済みの電子部品2aとの干渉を低減させることができる。
また、吸着許容値X、Y、Rが所定の第2の設定値βよりも小さく、吸着ノズル6aと基板3に実装済みの電子部品2aとが干渉する恐れがあると判断される場合は、吸着許容値と所定の第2の設定値との差に応じて吸着速度を遅くするので、吸着ノズル6aの慣性のために生ずる吸着ノズル6aと基板3に実装済みの電子部品2aとの干渉を低減させることができる。
また、吸着許容値X、Y、Rが所定の第3の設定値γよりも小さく、吸着ノズル6aと基板3に実装済みの電子部品2aとが干渉する恐れがあると判断される場合は、同時吸着を止め、連続吸着を行うように動作設定変更するので、電子部品2を同時吸着させる場合に生ずる吸着ノズル6aと基板3に実装済みの電子部品2aとの干渉を低減させることができる。
また、吸着許容値X、Y、Rが所定の第4の設定値κよりも小さく、吸着ノズル6aと基板3に実装済みの電子部品2aとが干渉する恐れがあると判断される場合は、干渉を回避できる方向があれば干渉を回避できる方向にずらすように吸着座標を変更するので、吸着ノズル6aと基板3に実装済みの電子部品2aとの干渉を低減させることができる。
また、吸着許容値X、Y、Rが所定の第5の設定値μよりも小さく、吸着ノズル6aと基板3に実装済みの電子部品2aとが干渉する恐れがあると判断される場合は、小型の狭隣接専用ノズルに吸着ノズル6aを交換するので、引き続き電子部品2を基板3に実装させることができるようになる。
また、本発明の実施形態にかかる表面実装機1の制御方法によれば、吸着ノズル6aと基板3に実装済みの電子部品2aとの間の干渉を回避するように、単独あるいは吸着ノズル6aと協働し、吸着ノズル6aと吸着された電子部品2との相対位置を矯正する矯正装置16により、吸着位置あるいは吸着ノズル6aの中心軸回りの吸着方向の少なくとも一方を変更させるので、吸着ノズル6aと基板3に実装済みの電子部品2aとが干渉して、吸着ノズル6aの先端や基板3に実装済みの電子部品2aを損傷させたりすることがない。その結果、連続した円滑な実装作業を維持することができるので、表面実装機1の生産性が高くなる。また、実装済みの電子部品2aを損傷させることが少なくなるので、不良基板の発生を防止あるいは少なくすることができる。
そして、特に、電子部品2の画像認識の後に、矯正装置16を動かし吸着位置あるいは吸着ノズル6aの中心軸回りの吸着方向の少なくとも一方を変更させるので、アラインメント操作が不要な電子部品2に対してもアラインメント操作を行うなどの不必要な工程を少なくすることができるようになる。
また、矯正爪駆動機構16aにより駆動される矯正爪16bの先端を吸着ノズル6aに吸着された電子部品2に当接させることで、あるいは当接させつつ吸着ノズル6aを移動あるいは回動の少なくとも一方をさせることで、矯正装置16を動かし干渉しない吸着位置および吸着姿勢にするので、吸着ずれにより生ずる吸着ノズル6aと基板3に実装済みの電子部品2aとの干渉を低減させることができる。
さらに、電子部品2を仮置き可能なステーション17へ置き、このステーション17において吸着ノズル6aを部品の中心位置に移動あるいはさらに回動させるか、あるいは、吸着ノズル6aを部品の中心位置から離間する所定位置に移動あるいはさらに回動させることで、干渉しない吸着位置および吸着姿勢にするので、吸着ずれにより生ずる吸着ノズル6aと基板3に実装済みの電子部品2aとの干渉を低減させることができる。
そして、電子部品2を部品供給部5に戻し、この部品供給部5において吸着ノズル6aで干渉しない吸着位置および吸着姿勢に部品を再吸着するので、吸着ずれにより生ずる吸着ノズル6aと基板3に実装済みの電子部品2aとの干渉を低減させることができる。
上述した実施の形態は本発明の好ましい具体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施の形態に限定されない。
例えば、基板搬送手段4、部品供給部5、実装用ヘッド6、ヘッドユニット7のX軸Y軸駆動機構、部品認識装置8などの構成は、本発明を限定するものではなく、種々の設計変更が可能である。
矯正装置16は、必ずしも図示のような形状に限定されない。矯正爪駆動機構16aにより駆動される矯正爪16bの先端を吸着ノズル6aに吸着された電子部品2に当接させて吸着ノズル6aと吸着された電子部品2との相対位置を矯正する装置に限定されない。電子部品2が画像認識された後に、吸着ノズル6aと基板3に実装済みの電子部品2aとの相対位置を矯正可能なものであれば、例えば、吸着ノズル6aが電子部品2を壁面に当接させて電子部品2の位置を変更するように構成された装置も採用可能である。
また、干渉予防処理工程S4は、本実施形態ではそれぞれの所定の設定値の大小関係がα>β>γ>κ>μ、となっており、その結果、ステップS41、ステップS43、ステップS45、ステップS47、ステップS49の順序で制御が行われるが、設定値の大小関係は必ずしもα>β>γ>κ>μである必要はない。それ故、ステップS41、ステップS43、ステップS45、ステップS47、ステップS49の順序も、対応する所定の設定値α、β、γ、κ、μの大きさに応じて変更可能である。
その他、本発明の特許請求の範囲内で種々の設計変更が可能であることはいうまでもない。
本発明の実施の形態に係る表面実装機の概略の構成を示す平面図である。 表面実装機の概略の構成を示す側面図である。 表面実装機の制御装置の概略の構成を示すブロック図である。 制御装置の軸制御部の概略の構成を示すブロック図である。 吸着ノズルに吸着された電子部品の姿勢の例を示す説明図であり、(a)は、側面図を(b)は、上面図をそれぞれ示している。 矯正装置の概略の構成を示す説明図であり、(a)は、側面図を(b)は、上面図をそれぞれ示している。 電子部品を基板に実装する時の本発明の実施の形態に係る表面実装機の制御方法を示すフロー図である。 干渉予防処理工程S4の構成を示すフロー図である。 部品吸着姿勢矯正工程S12の構成を示すフロー図である。 ステップS48による吸着ノズルの基板に対する電子部品の干渉予防処理工程S4による実装の例を示す説明図であり、(a)は、側面図を(b)は、上面図をそれぞれ示している。 基板上の電子部品の密度が高く、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品とが 干渉する場合の説明図であり、(a)は、側面図を(b)は、上面図をそれぞれ示している。
符号の説明
1 表面実装機
2 電子部品
2a 実装済みの電子部品
3 基板
5 部品供給部
6a 吸着ノズル
7 ヘッドユニット
8f 撮像手段
16 矯正装置
16a 矯正爪駆動機構
16b 矯正爪
17 ステーション
21 主制御部(干渉予防処理制御手段、部品吸着姿勢矯正制御手段)
X、Y、R 吸着許容値
α 第1の設定値
β 第2の設定値
γ 第3の設定値
κ 第4の設定値
μ 第5の設定値

Claims (10)

  1. 電子部品を吸着可能な吸着ノズルを有する移動可能なヘッドユニットを備え、このヘッドユニットの吸着ノズルにより部品供給部から電子部品を吸着するとともに、この吸着ノズルに吸着された電子部品を撮像手段で撮像して吸着ノズルに対する電子部品の吸着ずれを画像認識し、この吸着ずれ量に基づいて装着位置補正量を求めてから、吸着ノズルを基板上の補正された位置に移動させて電子部品を実装する表面実装機であって、
    吸着ノズルが電子部品を吸着する部品吸着動作の前に、あらかじめ吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品とが干渉すると判断される場合は、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品との干渉を回避する干渉予防処理制御手段を備え、
    上記干渉予防処理制御手段は、電子部品の実装過程において吸着ノズルの寸法および座標と、基板に実装済みの電子部品の寸法および座標とを考慮して吸着ノズルが電子部品を吸着するにあたっての許容される吸着誤差である吸着許容値を計算し、この吸着許容値が所定の設定値よりも小さく、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品とが干渉する恐れがあると判断される場合は、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品との間の干渉を回避するように表面実装機の制御にかかる設定を変更するものであることを特徴とする表面実装機。
  2. 上記ヘッドユニットは、複数の吸着ノズルを備え、
    上記干渉予防処理制御手段は、ヘッドユニットが複数の吸着ノズルにより複数の電子部品を同時吸着する時に、いずれかの吸着ノズルの上記吸着許容値が所定の第1の設定値よりも小さく、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品とが干渉する恐れがあると判断される場合は、同時吸着基準位置を一番許容値の少ないヘッド基準に変更し、吸着座標を再計算するものであることを特徴とする請求項1に記載の表面実装機。
  3. 上記干渉予防処理制御手段は、上記吸着許容値が所定の第2の設定値よりも小さく、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品とが干渉する恐れがあると判断される場合は、吸着速度を許容値と所定の第2の設定値の差に応じて遅くするものであることを特徴とする請求項1または2に記載の表面実装機。
  4. 上記干渉予防処理制御手段は、上記吸着許容値が所定の第3の設定値よりも小さく、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品とが干渉する恐れがあると判断される場合は、同時吸着を止め、連続吸着を行うように動作設定変更するものであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の表面実装機。
  5. 上記干渉予防処理制御手段は、上記吸着許容値が所定の第4の設定値よりも小さく、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品とが干渉する恐れがあると判断される場合は、干渉を回避できる方向があれば干渉を回避できる方向にずらすように吸着座標を変更するものであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の表面実装機。
  6. 上記干渉予防処理制御手段は、上記吸着許容値が所定の第5の設定値よりも小さく、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品とが干渉する恐れがあると判断される場合は、小型の狭隣接専用ノズルに吸着ノズルを交換するものであることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の表面実装機。
  7. 電子部品を吸着可能な吸着ノズルを有する移動可能なヘッドユニットを備え、このヘッドユニットの吸着ノズルにより部品供給部から電子部品を吸着するとともに、この吸着ノズルに吸着された電子部品を撮像手段で撮像して吸着ノズルに対する電子部品の吸着ずれを画像認識し、この吸着ずれ量に基づいて装着位置補正量を求めてから、吸着ノズルを基板上の補正された位置に移動させて電子部品を実装する表面実装機であって、
    上記撮像手段により上記吸着ノズルに吸着された電子部品が画像認識された後に、画像認識された電子部品を基板に実装するにあたって吸着ノズルと実装済みの電子部品とが干渉すると判断される場合は、吸着ノズルと基板に実装済みの電子部品との干渉を回避するように部品吸着姿勢を矯正する部品吸着姿勢矯正制御手段を備え、
    上記部品吸着姿勢矯正制御手段は、単独あるいは吸着ノズルと協働し、吸着ノズルと吸着された電子部品との相対位置を矯正する矯正装置により、吸着位置あるいは吸着ノズル中心軸回りの吸着方向の少なくとも一方を変更させるものであることを特徴とする表面実装機。
  8. 上記矯正装置は、矯正爪駆動機構により駆動される矯正爪の先端を吸着ノズルに吸着された電子部品に当接させることで、あるいは当接させつつ吸着ノズルを移動あるいは回動の少なくとも一方をさせることで、吸着ノズルと吸着された電子部品との相対位置を矯正するものであり、
    上記部品吸着姿勢矯正制御手段は、電子部品の吸着状態の上記画像認識により電子部品が上記矯正装置で矯正可能と判断される場合は、上記ヘッドユニットが矯正装置へ移動するとともに矯正装置を動かし干渉しない吸着位置および吸着姿勢にするものであることを特徴とする請求項7に記載の表面実装機。
  9. 上記部品吸着姿勢矯正制御手段は、電子部品の吸着状態の上記画像認識により電子部品がステーションにて再吸着可能と判断される場合は、吸着ずれ量を加味して電子部品を仮置き可能なステーションへ置き、このステーションにおいて吸着ノズルを部品の中心位置に移動あるいはさらに回動させるか、あるいは、吸着ノズルを部品の中心位置から離間する所定位置に移動あるいはさらに回動させることで、干渉しない吸着位置および吸着姿勢にするものであることを特徴とする請求項7または8に記載の表面実装機。
  10. 上記部品吸着姿勢矯正制御手段は、電子部品の吸着状態の上記画像認識により電子部品が部品供給部にて再吸着可能と判断される場合は、吸着ずれ量を加味して電子部品を部品供給部に戻し、この部品供給部において吸着ノズルで干渉しない吸着位置および吸着姿勢に部品を再吸着するものであることを特徴とする請求項7ないし請求項9のいずれか1項に記載の表面実装機。
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