JP7127406B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、定着装置及びその定着装置を搭載した画像形成装置に関する。
プリンタ・複写機・ファクシミリなどの画像形成装置に対し、近年、省エネルギー化・高速化についての市場要求が高まってきている。
画像形成装置では、電子写真記録・静電記録・磁気記録等の画像形成プロセスにより、画像転写方式又は直接方式により未定着トナー画像が記録材シート・印刷紙・感光紙・静電記録紙などの記録材に形成される。未定着トナー画像を定着させるための定着装置としては、熱ローラ方式、フィルム加熱方式、電磁誘導加熱方式等の接触加熱方式の定着装置が広く採用されている。
このような定着装置の一例として、ベルト方式の定着装置やセラミックヒータを用いた定着装置、定着ベルトをハロゲンヒータで直接加熱することで省エネルギーとなる定着装置が知られている。
セラミックヒータやハロゲンヒータを用いた定着装置では、定着ベルト内面がニップ形成部材と摺動する構成のため、定着ベルト内面とニップ形成部材の間に潤滑剤が塗布される。ただ、粘度の低い潤滑剤(グリス)は、定着ベルトの軸方向端部から流出してしまい、不具合を引き起こすことがある。具体的には、流出した潤滑剤が定着ベルト表面、加圧ローラ表面に回り込み、定着ベルト表面と加圧ローラ表面の摩擦力が低下することで、スリップジャムやオイル付着画像等の異常画像が発生する。
上記不具合を防止する技術として、定着ベルトを両端部で内面から保持するフランジ部材の端面に溝を設け、はみ出した潤滑剤を保持する技術(特許文献1)や定着ベルト表面の両端部に掻き取り部材を設ける技術(特許文献2)が公開されている。特許文献1では、定着ベルトを両端部で保持するフランジ部材の端面に潤滑剤回収溝部を設け、定着ベルト端部から漏れ出した潤滑剤を潤滑剤回収部材に保持することで、定着や加圧部材の表面及び記録材の汚染を防止する。
また、潤滑剤によっても部品の摺動摩耗を完全に防止することはできず、定着ベルト内面又はニップ形成部材から摩耗粉が発生して異常画像を生じさせることがある。これを防止する技術として摩耗粉の掻き取り部材を設置する技術(特許文献3)が公開されている。
しかし、摩耗粉がフランジ部材に付着すると摩擦抵抗が増加し、定着ベルト端部に捩り応力が掛かり、定着ベルト端部が破損してしまう。すなわち、摩耗粉はニップ部の摺動部で発生し、潤滑剤と混ざって両端部に移動することでフランジ部材に到達する。フランジ部材表面と定着ベルト内面が擦れる部分には隙間が殆ど無いため、流動性の低い摩耗粉は隙間から移動できず、フランジ部材表面に付着した状態で隙間に留まってしまい、フランジ部材表面と定着ベルト内面の摺動負荷上昇の原因となり、定着ベルト端部の破損を引き起こしてしまう。
よって、摩耗粉を含む潤滑剤がフランジ部材に到達する前にこれを回収し、フランジ部材に付着しないようにする必要がある。
そこで本発明は、定着装置においてニップ部の摺動部で発生した摩耗粉がフランジ部材に付着して、摩擦抵抗増大により定着部材の端部が破損するのを防止することを目的とする。
この課題は、回転可能な定着部材と、前記定着部材に対向配置されて回転可能な加圧部材と、前記定着部材の内側に配置され、前記定着部材を介して前記加圧部材との間でニップ部を形成するニップ形成部材と、前記ニップ形成部材と前記定着部材の内面との間に塗布された潤滑剤と、前記定着部材を両端部で支持するフランジ部材とを有し、記録材上のトナー像を前記ニップ部において定着する定着装置において、前記ニップ形成部材は、基材と、該基材よりも熱伝導率の高い高熱伝導部材とで形成され、前記基材は、長手方向において前記高熱伝導部材よりも長く、少なくとも前記高熱伝導部材の長手方向外側に、摩耗粉を含む潤滑剤又は摩耗粉を保持する溝部を有し、前記溝部は前記高熱伝導部材で覆われた前記基材の部分において長手方向に連続的に形成されている、ことを特徴とする定着装置により解決される。
定着装置においてニップ部の摺動部で発生した摩耗粉が、フランジ部材に付着することを防止し、摩擦抵抗増加により定着部材端部が破損する不具合を防止することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 第1実施形態に係る定着装置を示す概略構成図である。 定着装置200の軸方向端部の概略断面図である。 ニップ形成部材206を構成する基材208と熱移動補助部材216の概略斜視図である。 ニップ形成部材206を構成する基材208と熱移動補助部材216の概略斜視図である。 ニップ形成部材の溝部に潤滑剤が溜まる様子を示す模式図である。 ニップ形成部材206の概略断面図である。 第2実施形態に係る定着装置を示す概略斜視図である。 ニップ形成部材206を図3のA-A’断面で見たときの模式図である。
以下に、図1を用いて本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を説明する。
図1に示した画像形成装置100は、複数の色画像を形成する作像部がベルトの展張方向に沿って並置されたタンデム方式のカラープリンタある。だが、本発明はこの方式に限られず、またプリンタだけではなく複写機やファクシミリ装置などを対象とすることも可能である。
画像形成装置100は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色に分解された色にそれぞれ対応する像としての画像を形成可能な像担持体としての感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkを並設したタンデム構造が採用されている。
画像形成装置100では、各感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkに形成された可視像が、各感光体ドラムに対峙しながら矢印A1方向に移動可能な無端ベルトである中間転写体(以下、転写ベルトという)11に対して1次転写される。この1次転写行程の実行によってそれぞれの色の画像が重畳転写され、その後、記録シートなどが用いられる記録材Sに対して2次転写行程を実行することで一括転写される。
各感光体ドラムの周囲には、感光体ドラムの回転に従い画像形成処理するための装置が配置されている。ブラック画像形成を行う感光体ドラム20Bkを代表として説明すると、感光体ドラム20Bkの回転方向に沿って画像形成処理を行う帯電装置30Bk、現像装置40Bk、1次転写ローラ12Bk及びクリーニング装置50Bkが配置されている。帯電後に行われる書き込み光Lbを用いた書き込みには、光書き込み装置8が用いられる。
転写ベルト11に対する重畳転写では、転写ベルト11がA1方向に移動する過程において、各感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkに形成された可視像が、転写ベルト11の同じ位置に重ねて転写される。このために、転写は、転写ベルト11を挟んで各感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkに対向して配設された1次転写ローラ12Y、12C、12M、12Bkによる電圧印加によって、A1方向上流側から下流側に向けてタイミングをずらして行われる。
各感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkは、A1方向の上流側からこの順で並んでいる。各感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkは、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの画像をそれぞれ形成するための画像ステーションに備えられている。
画像形成装置100は、色毎の画像形成処理を行う4つの画像ステーションと、各感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkの上方に対向して配設され、転写ベルト11及び1次転写ローラ12Y、12C、12M、12Bkを備えた転写ベルトユニット10と、転写ベルト11に対向して配設され転写ベルト11に従動し、連れ回りする2次転写ローラ5と、転写ベルト11に対向して配設され転写ベルト11をクリーニングするベルトクリーニング装置13と、これら4つの画像ステーションの下方に対向して配設された光書き込み装置8とを有している。
光書き込み装置8は、光源としての半導体レーザ、カップリングレンズ、fθレンズ、トロイダルレンズ、折り返しミラー及び偏光手段としての回転多面鏡などを装備している。光書き込み装置8は、各感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkに対して色毎に対応した書き込み光Lbを出射して感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkに静電潜像を形成するよう構成されている。書き込み光Lbは、図1では、便宜上、ブラック画像の画像ステーションのみを対象として符号が付けてあるが、その他の画像ステーションも同様である。
画像形成装置100には、感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkと転写ベルト11との間に向けて搬送される記録材Sを積載した給紙カセットとしてのシート給送装置61が設けられている。また、シート給送装置61から搬送されてきた記録材Sを、画像ステーションによるトナー像の形成タイミングに合わせた所定のタイミングで、各感光体ドラムと転写ベルト11との間の転写部に向けて繰り出すレジストローラ対4が設けられている。また、記録材Sの先端がレジストローラ対4に到達したことを検知するセンサが設けられている。
また、画像形成装置100には、トナー像が転写された記録材Sにトナー像を定着させるためのローラ定着方式の定着ユニットとしての定着装置200と、定着済みの記録材Sを画像形成装置100の本体外部に排出する排出ローラ7が備えられている。また、画像形成装置100の本体上部には、排出ローラ7により画像形成装置100の本体外部に排出された記録材Sを積載する排紙トレイ17が備えられている。また、排紙トレイ17の下側には、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色のトナーを充填されたトナーボトル9Y、9C、9M、9Bkが備えられている。
転写ベルトユニット10は、転写ベルト11、1次転写ローラ12Y、12C、12M、12Bkの他に、転写ベルト11が掛け回されている駆動ローラ72及び従動ローラ73を有している。
従動ローラ73は、転写ベルト11に対する張力付勢手段としての機能も備えており、このため、従動ローラ73には、バネなどを用いた付勢手段が設けられている。このような転写ベルトユニット10と、1次転写ローラ12Y、12C、12M、12Bkと、2次転写ローラ5と、クリーニング装置13とで転写装置71が構成されている。
シート給送装置61は、画像形成装置100の本体下部に配設されており、最上位の記録材Sの上面に当接する給送ローラ3を有している。給送ローラ3が図中反時計回りに回転駆動されることにより、最上位の記録材Sをレジストローラ対4に向けて給送するようになっている。
転写装置71に装備されているクリーニング装置13は、詳細な図示を省略するが、転写ベルト11に対向、当接するように配設されたクリーニングブラシとクリーニングブレードとを有している。クリーニング装置13は、転写ベルト11上の残留トナー等の異物をクリーニングブラシとクリーニングブレードとにより掻き取り、除去して、転写ベルト11をクリーニングするようになっている。
クリーニング装置13はまた、転写ベルト11から除去した残留トナーを搬出し廃棄するための排出手段を有している。
図2は、第1実施形態に係る定着装置を示す概略構成図である。
定着装置200は、回転可能な定着部材としての定着ベルト201と、これに対向配置されて回転可能な加圧部材としての加圧ローラ203とを有し、複数の熱源としてのハロゲンヒータ202A,202Bにより定着ベルト201が内周側から輻射熱で直接加熱される。また、温度センサ230A,230Bが定着ベルト201の外側に取り付けられ、非接触で定着ベルト201の温度を検知し、その検知温度によってハロゲンヒータ202A,202Bの点灯率をそれぞれ制御し、定着ベルト201の温度を所望の温度に制御している。温度センサ230A,230Bは、ハロゲンヒータ202A,202Bの温度を検知しやすいように、ハロゲンヒータ202A,202Bに対向して配置されている。
このとき、図2の定着ベルト201内には、定着ベルト201を介して加圧ローラ203との間でニップ部Nを形成するニップ形成部材206が配置され、ニップ形成部材206上に設けられた熱移動補助部材216を介して定着ベルト内面と間接的に摺動するようになっている。記録材S上のトナー像はニップ部Nにおいて加熱・加圧により定着される。ニップ形成部材206は、基材208と、該基材208よりも高い熱伝導率を有する高熱伝導部材としての熱移動補助部材216を有する。
なお、基材208は、機械的強度及び耐熱性が高い樹脂部材、例えば液晶ポリエステルで構成されている。これにより、トナー定着温度域で、熱による基材208の変形を防止し、安定した定着ニップの状態を確保し、出力画質の安定化を図っている。
図2の描写では、定着ベルト201の内周面に対向する熱移動補助部材216の面が定着ベルト201に直接接触するニップ形成面となっており、平坦状に形成されているが、凹形状やその他の形状であってもよい。凹形状のニップ部Nの場合、記録材先端の排出方向が加圧ローラ寄りになり、分離性が向上するのでジャムの発生が抑制される。
図2の熱移動補助部材216の表面、つまり、定着ベルト201の内面と接触する熱移動補助部材216の面には、摩擦力を低減するために、摩耗しにくい摺動コーティングが施されている。摺動コーティングとしては、低摩擦特性を有するフッ素コーティングや耐摩耗性が高いDLC(ダイヤモンドライクカーボン)などの材料が使われる。
定着装置200は、定着ベルト201の内側には加圧ローラ203に対向して配置されたニップ形成部材206と、ニップ形成部材206を加圧ローラ203からの加圧力に対抗して保持するステー207とを有している。
定着ベルト201の内面に対向する基材208の面を覆っている熱移動補助部材216は、端部ヒータとして機能するハロゲンヒータ202Bの熱が局所的に留まることを防止し、定着ベルト201の長手方向に積極的に熱を移動させて長手方向の温度不均一性を低減するために設けられている。なお、ハロゲンヒータ202Bは長手方向両端部にフィラメントを有する端部ヒータであり、ハロゲンヒータ202Aは長手方向中央部にフィラメントを有する中央ヒータとして機能する。
このため、高熱伝導部材である熱移動補助部材216は短時間で熱移動が可能な材料であることが望ましく、熱伝導率の高い材料、例えば銅(398W/mk)、アルミニウム(236W/mk)、銀などの金属部材であることが望ましい。コスト、入手性、熱伝導率特性、加工性を総合的に考慮すると、銅を用いることが最も望ましい。
定着ベルト201は、ニッケルやSUSなどの金属ベルトやポリイミドなどの樹脂材料を用いた無端ベルト又はフィルムで構成される。ベルトの表層はPFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)又はPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)層などの離型層を有し、トナーが付着しないように離型性を持たせている。ベルトの基材とPFA又はPTFE層の間にはシリコーンゴムの層などで形成された弾性層があっても良い。シリコーンゴム層がない場合は熱容量が小さくなり、定着性が向上するが、未定着画像を押し潰して定着させるときにベルト表面の微小な凹凸が画像に転写されて画像のベタ部にユズ肌状の光沢ムラ(ユズ肌画像)が残るという不具合が生じ得る。これを改善するにはシリコーンゴム層を100[μm]以上設ける必要がある。シリコーンゴム層の変形により、微小な凹凸が吸収されユズ肌画像が改善する。
ステー207は、ニップ部N側と反対側が起立した起立部207c,207eを有しており、起立部207c,207eを隔てて、定着熱源としてのハロゲンヒータ202A、202Bが配置され、定着ベルト201は、ハロゲンヒータ202A、202Bにより内面側から輻射熱で直接加熱される。ハロゲンヒータ202A、202Bは、ステー207に囲まれていない(各ハロゲンヒータの中心はステー207が囲む空間の外側にある)ため、定着ベルト201に対する照射角α、βが鈍角となり、加熱効率を向上できる。
定着ベルト201の内部にはニップ形成部材206とニップ部Nを支持するための支持部材としてのステー207が設けられ、加圧ローラ203により圧力を受けるニップ形成部材206の撓みを防止し、軸方向で均一なニップ幅を得られるようにしている。このステー207は両端部で保持部材としてのフランジ部材に保持固定され位置決めされている。また、ハロゲンヒータ202とステー207の間に反射部材209を備え、ハロゲンヒータ202からの輻射熱などによりステー207が加熱されてしまうことによる無駄なエネルギー消費を抑制している。ここで反射部材209を備える代わりに、ステー207表面に断熱もしくは鏡面処理を行っても同様の効果を得ることが可能となる。
図2に示すように、ハロゲンヒータ202A,202Bの間に反射部材209を設けて、それぞれのヒータが相手のガラス管を加熱しないようにすることで、効率的に定着ベルト201を加熱することができる。
加圧ローラ203は芯金205に弾性ゴム層204があり、離型性を得るために表面に離型層(PFA又はPTFE層)が設けてある。加圧ローラ203は、画像形成装置に設けられたモータなどの駆動源からギヤを介して駆動力が伝達され回転する。また、加圧ローラ203は、スプリングなどにより定着ベルト201側に押し付けられており、弾性ゴム層204が押し潰されて変形することにより、所定のニップ幅を有している。加圧ローラ203は中空のローラであっても良く、加圧ローラ203にハロゲンヒータなどの加熱源を有していても良い。弾性ゴム層204はソリッドゴムでも良いが、加圧ローラ203内部にヒータが無い場合は、スポンジゴムを用いても良い。スポンジゴムの方が、断熱性が高まり定着ベルトの熱が奪われにくくなるので、より望ましい。
定着ベルト201は加圧ローラ203により連れ回り、回転する。図2の場合は加圧ローラ203が駆動源により回転し、ニップ部Nでベルトに駆動力が伝達されることにより定着ベルト201が回転する。定着ベルト201はニップ部Nで挟み込まれて回転し、ニップ部以外では両端部でフランジ部材300(図3)にガイドされ、走行する。
上記のような構成により安価で、ウォームアップが速い定着装置を実現することが可能となる。
次に、図3を参照して熱移動補助部材、基材及びフランジ部材の位置関係を説明する。図3は、定着装置200の軸方向端部の概略断面図である。
基材208、熱移動補助部材216及びステー207は、いずれも定着ベルト201の軸方向(以下、「長手方向」という)に延びている。
具体的には、加圧ローラ203の長手方向の長さは、ユーザーの記録材セット位置のずれを加味して、定着装置200の最大通紙幅(本例の場合、320mm)に対して長く設計されている。また、熱移動補助部材216の長さは、加圧ローラ203に対して長く設計されている。これは、熱移動補助部材216が加圧ローラ203よりも短いと、ニップ部Nにおいて定着ベルト201が熱移動補助部材216の長手方向端部で屈曲し破損してしまうためである。さらに、取り付けガタも含め、熱移動補助部材216の方が加圧ローラ203より長くなるように設計している。また、定着ベルト201の両端部には、定着ベルト201を支持するフランジ部材300が配置されている。フランジ部材300と加圧ローラ203の端面は所定の距離だけ離間している。これにより、定着ベルト201に働くストレスが小さくなる。また、基材208は、長手方向において熱移動補助部材216よりも長く、且つ長手方向端部に位置するフランジ部材300とは離間している。
次に、図4を参照してニップ形成部材の溝形状を説明する。図4は、ニップ形成部材206を構成する基材208と熱移動補助部材216の概略斜視図である。
図4に示すニップ形成部材206では、熱移動補助部材216からはみ出した摩耗粉を含む潤滑剤又は摩耗粉を保持する2列の溝部208aが、基材208の長手方向両端部のみに形成されている。溝部208aは長手方向に真っすぐ伸び、基材208の長手方向と直交する方向の溝部208aの断面形状は四角形である。しかしながら、溝部の断面形状はこれに限られず、五角形などの他の多角形であってもよい。潤滑剤は熱移動補助部材216と定着ベルト201の内面との間に塗布されている。
前述したように、ニップ形成部材206の基材208は、長手方向において熱移動補助部材216よりも長い。その熱移動補助部材216を基材208に被せて定着装置200に取り付けたときに、溝部208aが熱移動補助部材216からはみ出すように、溝部の長さを設定する。すなわち、基材208は、少なくとも熱移動補助部材216の長手方向外側に、潤滑剤を保持する溝部208aを有する。また、熱移動補助部材216よりも長手方向外側に形成された溝部208aは、熱移動補助部材216の裏面まで延在している。より具体的には、熱移動補助部材216の端部216aは、溝部208aの内側端部208cより長手方向外側に位置し、溝部208aの外側端部208bより長手方向内側に位置する。これにより、定着装置200においてニップ部Nの摺動部で発生した摩耗粉又は摩耗粉を含む潤滑剤を溝部208aで回収することができ、摩耗粉がフランジ部材300に付着することを防止し、摩擦抵抗増加により定着ベルト端部が破損する不具合を防止することができる。
また、摩耗粉には金属フィラー等の固い成分が含まれるため、摩耗粉が定着ベルト内面に付着して循環するだけでも、定着ベルト内面や熱移動補助部材表面を傷つけ、画像スジ等の異常画像の問題が発生し得る。しかしながら、摩耗粉を溝部208aで回収することでこれらの不具合を防止することができる。
また、溝部208aの内側端部208cの位置は適宜設定することができ、より長手方向中央に近づけてもよい。このように、溝部208aが熱移動補助部材216の長手方向内側に侵入することで、熱移動補助部材216からはみ出した潤滑剤又は摩耗粉の保持量を侵入量に応じて調節できる。
なお、本実施形態では、ニップ形成部材206の基材208は2列の溝部208aを有するが、3列以上の溝部を有してもよい。溝部の容積が大きい方が、潤滑剤又は摩耗粉の保持量が多くなる点で有利である。ただし、溝部の幅(短手方向)が大きくなると基材208が撓みやすくなるため、基材208の強度を考慮する必要がある。
次に、図5を参照してニップ形成部材の別な溝形状を説明する。図5は、ニップ形成部材206を構成する基材208と熱移動補助部材216の概略斜視図である。
図5に示すニップ形成部材206では、熱移動補助部材216からはみ出した摩耗粉を含む潤滑剤又は摩耗粉を保持する2列の溝部208aが、熱移動補助部材216で覆われた基材208の部分において長手方向に連続的に形成されている。溝部208aは長手方向に真っすぐ伸び、基材208の長手方向と直交する方向の溝部208aの断面形状は四角形である。しかしながら、溝部208aの断面形状はこれに限られず、五角形などの他の多角形であってもよい。本例でも、図4に示す構成と同様に、熱移動補助部材216を基材208に被せて定着装置200に取り付けたときに、溝部208aが熱移動補助部材216からはみ出すように、溝部の長さを設定する。すなわち、基材208は、少なくとも熱移動補助部材216の外側の部分に、潤滑剤を保持する溝部208aを有する。より具体的には、熱移動補助部材216の端部216aは、溝部208aの外側端部208bより長手方向内側に位置する。これにより、定着装置200においてニップ部Nの摺動部で発生した摩耗粉又は摩耗粉を含む潤滑剤を溝部208aで回収することができ、摩耗粉がフランジ部材300に付着することを防止し、摩擦抵抗増加により定着ベルト端部が破損する不具合を防止することができる。
本実施形態において、2列の溝部208aのうち熱移動補助部材216で覆われる部分は、摩耗粉を含む潤滑剤又は摩耗粉を保持する機能を有する。すなわち、熱移動補助部材216よりも外側に位置する基材208の溝部208aに溜まった摩耗粉を含む潤滑剤又は摩耗粉は、溝部208aの中を伝って熱移動補助部材216に覆われた溝部208aの部分にも流れ込む。この基材208の場合、図4に示す基材に比べて強度は下がるものの、基材208の熱容量を減らし、省エネルギー性を高めることができる。
図6は、ニップ形成部材の溝部に摩耗粉を含む潤滑剤が溜まる様子を示す模式図である。
加圧ローラ203と熱移動補助部材216の圧接部が定着ニップ幅の範囲であり、潤滑剤(グリス)217は定着ニップ幅の外側、つまり両端部側へ押し出される。最初は、潤滑剤217は熱移動補助部材216上に堆積するが、押し出された潤滑剤量が増えると、熱移動補助部材216よりもさらに外側の基材208上にはみ出してくる。このとき、潤滑剤は基材208に形成された溝部208aに溜まり、収容される。
基材208が溝部208aを有しない場合には、最初は、潤滑剤217は基材208の表面に付着するが、基材208上を紙面に垂直な方向に広がって基材208から落下し、定着ベルト201の内面に再付着する。その後、潤滑剤217はフランジ部材300に達してしまい、フランジ部材300と定着ベルト201の間の摺動負荷を増大させてしまう。また、潤滑剤217が、定着ベルト201の内面ではなくハロゲンヒータ202A,202Bに付着した場合には、高温になったハロゲンヒータ202A,202Bによって潤滑剤217が気化し、異臭等の原因となる。
よって、熱移動補助部材216からはみ出した潤滑剤217は、溝部208aによって確実に捕え、溜めることが望ましい。
図7は、基材208の概略断面図である。
図7(a)に示す例では、基材208の溝部208aの断面形状は台形であり、溝部208aの底辺208dは上辺208fよりも下方に延びている。図7(b)に示す例では、基材208の溝部208aの断面形状は菱形であり、溝部208aの底辺208dは上辺208fよりも下方に延びている。このようにして、溝部208aに溜まった摩耗粉を含む潤滑剤又は摩耗粉が鉛直下向きに垂れることを防止できる。
図8は、第2実施形態に係る定着装置を示す概略斜視図である。
本第2実施形態では、ニップ形成部材206の基材208には、熱移動補助部材216よりも長手方向外側であってニップ部出口側に、定着ベルト201内面の摩耗粉又は摩耗粉を含む潤滑剤を掻き取る掻き取り部材であるマイラー301が設置されている。図8に示すように、マイラー301は、ニップ部Nの長手方向外側において溝部208aに隣接して基材208の下流側に接着剤や粘着テープなどで取り付けられており、マイラー301で掻き取られた摩耗粉又は摩耗粉を含む潤滑剤は溝部208aに溜まる。
図9は、このニップ形成部材206を図3のA-A’断面で見たときの模式図である。
マイラー301は定着ベルト201内面に当接し、定着ベルト内面に付着している摩耗粉と混ざった潤滑剤を掻き取り、溝部208aに回収する。これにより、潤滑剤が定着ベルト201内面に付着した状態で両端部側へ伝い、フランジ部材300に到達してしまう前に、摩耗粉を含む潤滑剤を掻き取ることができる。
特許文献3には、摩耗粉を掻き取る部材を取り付ける技術が公開されているが、掻き取り部材を定着ベルトの長手方向全域に取り付けるとトルク上昇が発生した。これは掻き取り部材が摩耗粉だけでなく潤滑剤も掻き取るため、定着ベルトと熱移動補助部材の間の潤滑剤が減少し、摺動摩擦力が上昇したためと考えられる。よって、図8に示す第2実施形態では、ニップ部Nの外側範囲であって定着ベルト201と加圧ローラ203が摺動しない領域のみにマイラー301を取り付け、この領域で潤滑剤を掻き取るように構成した。
以上のように、本発明によれば、樹脂部材である基材208を金属部材である熱移動補助部材216よりも長手方向に長く形成し、熱移動補助部材216よりも外側にある基材208に溝部208aを形成したうえで、摩耗粉を含む潤滑剤をその溝部で捕える。これにより、摩耗粉を溝部に確実に収容できる。よって、摩耗粉がフランジ部材300に付着して摩擦抵抗になること、摩耗粉が定着ベルト内面に滞在して部品を傷つけることを防止できる。
200 定着装置
201 定着ベルト(定着部材)
203 加圧ローラ(加圧部材)
206 ニップ形成部材
208 基材
208a 溝部
216 熱移動補助部材(高熱伝導部材)
300 フランジ部材
特開2017-9944号公報 特開2011-43666号公報 特開2007-114698号公報

Claims (10)

  1. 回転可能な定着部材と、
    前記定着部材に対向配置されて回転可能な加圧部材と、
    前記定着部材の内側に配置され、前記定着部材を介して前記加圧部材との間でニップ部を形成するニップ形成部材と、
    前記ニップ形成部材と前記定着部材の内面との間に塗布された潤滑剤と、
    前記定着部材を両端部で支持するフランジ部材とを有し、
    記録材上のトナー像を前記ニップ部において定着する定着装置において、
    前記ニップ形成部材は、基材と、該基材よりも熱伝導率の高い高熱伝導部材とで形成され、
    前記基材は、長手方向において前記高熱伝導部材よりも長く、少なくとも前記高熱伝導部材の長手方向外側に、摩耗粉を含む潤滑剤又は摩耗粉を保持する溝部を有し、
    前記溝部は前記高熱伝導部材で覆われた前記基材の部分において長手方向に連続的に形成されている、ことを特徴とする定着装置。
  2. 前記高熱伝導部材よりも長手方向外側に形成された前記溝部は、前記高熱伝導部材の裏面まで延在している、ことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記溝部は前記基材の長手方向両端部のみに形成されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 前記基材は長手方向端部に位置する前記フランジ部材とは離間している、ことを特徴とする請求項1~のいずれか一項に記載の定着装置。
  5. 前記高熱伝導部材よりも長手方向外側の前記基材の部分には、摩耗粉又は摩耗粉を含む潤滑剤を掻き取る掻き取り部材が設置されている、ことを特徴とする請求項1~のいずれか一項に記載の定着装置。
  6. 前記掻き取り部材は前記定着部材の内面に当接している、ことを特徴とする請求項に記載の定着装置。
  7. 前記高熱伝導部材が前記定着部材の内面と接する金属部材で形成され、前記基材が前記金属部材を支持する樹脂部材で形成される、ことを特徴とする請求項1~のいずれか一項に記載の定着装置。
  8. 前記金属部材が銅又はアルミニウムであり、前記樹脂部材が液晶ポリエステルである、ことを特徴とする請求項に記載の定着装置。
  9. 前記基材の長手方向と直交する方向の前記溝部の断面形状は台形である、ことを特徴とする請求項1~のいずれか一項に記載の定着装置。
  10. 請求項1~のいずれか一項に記載の定着装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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