JP7125663B2 - 高耐食性Fe又はNi基合金及びその製造方法 - Google Patents

高耐食性Fe又はNi基合金及びその製造方法 Download PDF

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本発明は、主としてFeにNiとCrを与えた成分組成を有し高い耐食性を示すFe又はNi基合金及びその製造方法に関し、特に、石油掘削用途に用いられて耐低温衝撃性に優れる高耐食性Fe又はNi基合金及びその製造方法に関する。
耐食性を向上させ得る合金元素であるFeにNiやCrを多く与えた成分組成の合金が腐食性環境下で使用される配管や機械部品などに用いられる。ここで、UNS規格でN09925として示される合金は、商品名:INCOLOY925や商品名:Alloy925相当材として上市されている。その代表的な成分組成範囲としては、質量%で、C:<0.03、Si:<0.50、Mn:<1.00、S:<0.03、P:<0.03、Cr:19.5~22.5、Ni:42.0~46.0、Mo:2.5~3.50、Nb:<0.50、Cu:1.50~3.00、Ti:1.90~2.40、Al:0.10~0.50、Fe:bal.である。
例えば、特許文献1では、サワーガス環境よりも更に過酷なS(硫黄)がFeSやNiS等の硫化物ではなく単体として混入する環境下においても、良好な耐応力腐食割れ性及び耐水素割れ性を有する油井管用Ni基合金が開示されている。かかるNi基合金は、Crとともに、Mo及び/又はWを所定範囲で添加し、且つ、Cuを添加した成分組成を有し、より強硬で修復性の優れる保護皮膜を形成させ得るとしている。具体的な成分組成範囲としては、質量%で、C:<0.10、Si:0.05~0.30、Mn:<2.0、S:<0.0050、P:<0.030、Cr:15~30、Ni:45~60、Mo:<16、W<5.0、Nb:0.30~3.0、Cu:0.30~3.0、Ti:<2.0、Al:<1.0、N:<0.050、Fe:bal.であって、Mo及びWを所定の範囲内に規定するとしている。
ところで、米国石油協会(American Petroleum Institute)のAPI規格では、石油掘削用ドリルやシャフト、油井管などの石油掘削用途に用いられる合金部材の成分組成やその製造過程における熱処理などの詳細な規格が定められている。また、米国腐食工業会(National Association of Corrosion Engineers)のNACE規格では、耐腐食性の評価についての規格が設けられている。例えば、応力腐食割れ(SCC:Stress Corrosion Cracking)の評価方法の1つであるSSRT(Slow Strain Rate Test)の試験方法や評価基準について定めている。
特開昭62-158844号公報
石油掘削用途に用いられる合金として、耐食性の観点からFeにNiやCrを多く与えた成分組成のFe又はNi基合金の利用が考慮される。一方、かかる合金のAPI規格による製造方法では、NACE規格でのSSRTについての基準を満たさず、特に、掘削の低温環境下における耐衝撃性を十分に得られないことがわかった。
本発明は、上記したような状況に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、SCCを抑制し、特に、掘削の低温環境下における耐衝撃性を確保した高耐食性Fe又はNi基合金及びその製造方法を提供することにある。
本発明は、UNS規格でN09925として示される合金の耐食性を向上させてSCCを抑制し、掘削の低温環境下における耐衝撃性を確保しようとするものである。また、本発明は、Moの量を制御するだけでは不十分だったSCCの抑制をCu及びMn量を制御するとともに、時効熱処理でのγ’相の析出を制御することで達成しようとするものである。
すなわち、本発明による高耐食性Fe又はNi基合金は、質量%で、C:<0.020、Nb:0.1~0.4、Mo:3.0~3.5、Cr:19.5~22.5、Ni:42.5~46.0、Al:0.10~0.40、Ti:2.0~2.3、Mn:0.6~1.0、及び、Cu:1.5~2.0を含み、残部不純物及びFeとし、Mn/Cu比を0.3以上とした成分組成を有し、ASTM A370準拠試験法で室温での絞りが45%以下であることを特徴とする。
かかる発明によれば、SSRTでの二次クラックの発生を抑制できて、掘削の低温環境下における耐衝撃性を確保できるのである。
上記した発明において、前記絞りとともに、伸びが18~35%であることを特徴としても良い。かかる発明によれば、SSRTでの二次クラックの発生を抑制できて、掘削の低温環境下における耐衝撃性を確保できるのである。
また、本発明による高耐食性Fe又はNi基合金の製造方法は、質量%で、C:<0.020、Nb:0.1~0.4、Mo:3.0~3.5、Cr:19.5~22.5、Ni:42.5~46.0、Al:0.10~0.40、Ti:2.0~2.3、 Mn:0.6~1.0、及び、Cu:1.5~2.0を含み、残部不純物及びFeとし、Mn/Cu比を0.3以上とした成分組成を有する合金を固溶化処理後、第1の温度で時効処理し、第2の温度に降温して時効処理する二段時効処理を含み、前記二段時効処理における前記第1の温度から前記第2の温度への冷却速度を5~60℃/hとすることで、ASTM A370準拠試験法で室温での絞りを45%以下としたことを特徴とする。
かかる発明によれば、SSRTでの二次クラックの発生を抑制するよう、二段階時効でγ’相の析出を制御し、結果として、掘削の低温環境下における耐衝撃性を確保した合金を得られるのである。
上記した発明において、前記絞りとともに、伸びが18~35%であることを特徴としてもよい。かかる発明によれば、SSRTでの二次クラックの発生を抑制できて、結果として、掘削の低温環境下における耐衝撃性を確保した合金を得られるのである。
実施例及び比較例の合金の成分組成の表である。 実施例及び比較例の熱処理条件を示す表である。 実施例及び比較例の引張試験及び衝撃試験の結果を示す表である。 実施例及び比較例の低歪速度法による応力腐食割れ試験結果を示す表である。 比較例1の試験片に発生した二次クラックの写真である。
本発明による1つの実施例としての高耐食性Fe又はNi基合金の製造方法について、図1及び図2を用いて説明する。
図1を参照すると、実施例1、2及び比較例1、2は、UNS規格でN09925として示される合金の規格値内の成分組成を有する合金である。ここで、実施例1、2を含む本実施例については、得られる合金の耐食性を向上させて応力腐食割れ(SCC)を抑制するため、同規格値内で成分組成の範囲を新たに定めるとともに熱処理条件を変更したものである。
具体的には、この新たに定めた成分組成の範囲は、質量%で、C:<0.020、Nb:0.1~0.4、Mo:3.0~3.5、Cr:19.5~22.5、Ni:42.5~46.0、Al:0.10~0.40、Ti:2.0~2.3、Mn:0.6~1.0、及び、Cu:1.5~2.0を含み、残部不純物及びFeとするものであり、さらに、Mn/Cu比を0.3以上とするものである。特に、UNS規格においては、Mn:≦1.0質量%、Cu:1.50~3.00質量%とされているのに対し、本実施例ではMnについての下限値を高く設定し、Cuについての上限値を小さく設定している。
そして、高耐食性Fe又はNi基合金の製造方法としては、まず、この範囲内の成分組成を有する合金塊を得て、鍛造等の熱間加工によって得ようとする部材の形状に合わせて合金塊を成形する。
図2に示すように、鍛造後の合金塊の熱処理においては、固溶化処理の後、二段時効処理とする。固溶化処理は、例えば、1025℃で2h保持し、水冷する処理とできる。二段時効処理では、第1の温度で時効処理し、第2の温度に降温して時効処理する。例えば、第1の温度を740℃として8h保持後、所定の冷却速度で降温させて、第2の温度を620℃として8h保持し、空冷する処理とできる。特に、第1の温度から第2の温度までの冷却速度は、5~60℃/hとする。この冷却速度によって、得られる合金のASTM A370に準拠した室温での引張試験での絞りを45%以下とするようにしている。
ところで、上記したUNS規格におけるN09925合金では、NACE規格でのSSRT(Slow Strain Rate Test)についての基準、特に掘削の低温環境下における耐衝撃性を満たさないことがある。他方、耐衝撃性を考慮して延性を高くした場合に、SSRTでの二次クラックの発生を助長してしまい、結果として低温環境下における耐衝撃性を満たさないことがある。これについては、同合金において絞りを大きくすると、歪みによって表面にネッキングを生じやすく、生じたネッキング部におけるすべりによって不働態被膜の分断された新生面を生成し、この新生面を起点として粒内進展型の腐食割れ現象を進行させてしまうものと考えられる。
そこで、本発明者らは上記した成分組成について、特に、Mn及びCuの含有量に着目した。すなわち、Mnは積層欠陥エネルギーを上昇させるため、その含有量を多く設定することで加工硬化を促進させて延性を適度に低下させてネッキングを減じ、不働態被膜の破壊による新生面の生成を抑制し得る。他方、Cuは、積層欠陥エネルギーを低下させるため、その含有量を少なく設定することで加工硬化の低下を抑制し、延性の適度な低下を阻害しないようにし得る。そのため、Mnの含有量のCuの含有量に対する比(Mn/Cu)を0.3以上とする。
その上で、二段時効処理の第1の温度から第2の温度までの冷却速度を上記したように定めて、低温での靭性を維持しつつもSSRTでの二次クラックの発生を抑制するようγ’相の析出を制御して室温での絞りを45%以下にする。そして、掘削の低温環境下における耐衝撃性を確保した合金を得るのである。
このように、本実施例においては、特にMn及びCuの含有量と二段時効処理の間の冷却速度を制御することで、SSRTでの二次クラックの発生を抑制し、その結果として掘削の低温環境下において高い耐衝撃性を得られるのである。
[機械試験]
上記した製造方法によって製造された実施例1及び2の合金について、室温での引張試験、低温でのシャルピー衝撃試験、及び、SSRTを行ったのでその結果について図1~図5を用いて説明する。
図1の実施例1及び2に示す成分組成の合金を用意し、鍛造後に図2に示すよう熱処理し、上記した試験のそれぞれに用いる試験片を切り出した。なお、比較例1及び2として、実施例1及び2に比べてMnの含有量を少なくし、Cuの含有量を多くした合金でも同様に試験片を得た。なお、熱処理においては、上記した2段時効の第1及び第2の温度の間の冷却速度を実施例1及び比較例1で34℃/h、実施例2及び比較例2で10℃/hとし、他は同じ条件とした。
引張試験は室温で行い、シャルピー衝撃試験は2mmVノッチ試験片を用いて-60℃において行った。また、SSRTについては、NACEのStandard TMD198-2004に規定されるテストレベル7にて行った。すなわち、試験温度を205℃、Co分圧及びHS分圧をともに508psiaとし、NaClの濃度を25%とした。また、ひずみ速度は4×10-6(s-1)であり、破断するまで連続してひずみを与え、破断後に目視観察によって二次クラックの有無を確認し、クラスを評価した。
図3に示すように、室温での引張試験において、実施例1及び2と比較例1及び2とでは0.2%耐力及び引張強度においては同等であったが、伸び及び絞りにおいて比較例1及び2に比べて実施例1及び2の方が小さかった。また、-60℃でのシャルピー衝撃試験において、実施例1及び2は、比較例1及び2に比べて低い衝撃値であった。つまり、実施例1及び2は、石油掘削用ドリルなどの掘削の低温環境下で用いられる部材として必要とされる引張強度や靭性は確保しつつも、比較例1及び2に比べて低い延性を有していると言える。
図4に示すようにSSRTでは、実施例1及び2のそれぞれ3つの試験片では二次クラックは観察されず、クラス3と評価された。つまりSCCの発生は確認されなかった。他方、比較例1及び2においては多くの試験片でSCCの証拠となる二次クラックが観察され、SCCの発生と判断されるクラス4と評価された。
図5に示すように、例えば、比較例1では、破面1の近傍に二次クラック(「crack」と表示した部分)を生じていることがわかる。
すなわち、比較例1及び2は、実施例1及び2に比べて高い延性を有し、低温での高い靭性を有するものの、腐食環境下にけるSCCを発生しやすく、結果として掘削の低温環境下において耐衝撃性を低くしてしまっている。換言すれば、実施例1及び2は、比較例1及び2に比べて素材としての延性及び靭性を若干低くしながらも、掘削の低温環境下において部材として高い耐衝撃性を有しているのである。
ところで、上記した実施例を含む高耐食性Fe又はNi基合金とほぼ同等の掘削の低温環境下での耐衝撃性を与え得る合金の組成範囲は以下のように定められる。
Cは、Nbと結合して、MC型の炭化物を生成する。このMC型の炭化物は高温域で安定に存在して、結晶粒の過度の成長を抑制する。そこで、Cは、必要に応じて0.020質量%未満で添加し得る。
Nbは、Cと結合してMC型の炭化物を生成する。Cを固定するので熱処理によって生成されるCr系炭化物を減じて粒界部の耐食性を向上し得る。そこで、Nbは、質量%で、0.1~0.4%の範囲内である。
Moは、母相のオーステナイトに固溶して材料を固溶強化させるとともに耐食性を向上させる。一方、過剰に含有させると、α相の生成を促進させてしまう。これらを考慮して、Moは、質量%で、3.0~3.5%の範囲内である。
Crは、酸素と結合して不働態被膜を生成することで耐食性を向上させる。一方、過剰に含有させると、α相の生成を促進させてしまう。これらを考慮して、Crは、質量%で、19.5~22.5%の範囲内である。
Niは、母相のオーステナイトの安定化元素として必須であり、耐食性を確保するとともに、AlやTiと結合してNi(Al,Ti)に代表される析出物(γ’相)を生成して機械強度を向上させる。そこで、Niは、質量%で42.5~46.0%の範囲内である。
Alは、Niと結合してNi(Al,Ti)に代表される析出物(γ’相)を生成して機械強度を向上させる。そこで、Alは、質量%で、0.10~0.40%の範囲内である。
Tiは、Niと結合してNi(Al,Ti)に代表される析出物(γ’相)を生成して機械強度を向上させる。そこで、Tiは、質量%で、2.0~2.3%の範囲内である。
Mnは、積層欠陥エネルギーを上昇させることで加工硬化を促進させ、靭性及び延性に影響を与える。そこで、Mnは、質量%で、0.6~1.0%の範囲内である。
Cuは、耐食性を向上させる効果を有する元素である。一方、過剰に含有させると、積層欠陥エネルギーを低下させることで加工硬化を抑制してしまい、靭性及び延性に影響を与える。これらを考慮して、Cuは、質量%で、1.5~2.0%の範囲内である。
以上、本発明の代表的な実施例を説明したが、本発明は必ずしもこれらに限定されるものではなく、当業者であれば、本発明の主旨又は添付した特許請求の範囲を逸脱することなく、種々の代替実施例及び改変例を見出すことができるであろう。

Claims (2)

  1. 質量%で、
    C:<0.020、
    Nb:0.1~0.4、
    Mo:3.0~3.5、
    Cr:19.5~22.5、
    Ni:42.5~46.0、
    Al:0.10~0.40、
    Ti:2.0~2.3、
    Mn:0.6~1.0、及び、
    Cu:1.5~2.0を含み、残部不純物及びFeとし、Mn/Cu比を0.3以上とした成分組成を有し、
    ASTM A370準拠試験法で室温での絞りが45%以下、かつ伸びが18~35%であることを特徴とする高耐食性Fe又はNi基合金。
  2. 質量%で、
    C:<0.020、
    Nb:0.1~0.4、
    Mo:3.0~3.5、
    Cr:19.5~22.5、
    Ni:42.5~46.0、
    Al:0.10~0.40、
    Ti:2.0~2.3、
    Mn:0.6~1.0、及び、
    Cu:1.5~2.0を含み、残部不純物及びFeとし、Mn/Cu比を0.3以上とした成分組成を有する合金を固溶化処理後、第1の温度で時効処理し、第2の温度に降温して時効処理する二段時効処理を含み、前記二段時効処理における前記第1の温度から前記第2の温度への冷却速度を5~60℃/hとすることで、ASTM A370準拠試験法で室温での絞りを45%以下、かつ伸びを18~35%としたことを特徴とする高耐食性Fe又はNi基合金の製造方法。
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