JP7124465B2 - ミラー駆動機構および光モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、ミラー駆動機構および光モジュールに関するものである。
複数の半導体発光素子からの光が合波される発光部と、発光部からの光を反射するミラーを含み、ミラーを駆動することで発光部からの光を走査するミラー駆動機構と、を含む光モジュールが知られている(たとえば、特許文献1~3参照)。このような光モジュールは、発光部からの光を所望の経路に沿って走査することにより、文字や図形などを描画することができる。
特開2014-186068号公報 特開2014-56199号公報 国際公開第2007/120831号
半導体発光素子から出射される光は、出力等に応じて偏光角が変化してしまう場合がある。光の偏光角が変化すると、ミラー駆動機構のミラーでの反射率が変化し、光の強度が変化してしまうおそれがある。ミラーでの反射光を効率良く利用したい場合には、ミラー駆動機構に入射する光の偏光角が変化したとしても、ミラーでの反射率の変化が抑制されることが好ましい。
そこで、ミラー駆動機構から取り出される光を効率良く利用することができるミラー駆動機構を提供することを目的の1つとする。
本願のミラー駆動機構は、ベース部と、ベース部に支持され、共振により揺動可能で、入射した光を反射する反射面を有するミラーと、を備える。ミラーは、反射面に配置され、入射した光のうち特定方向の直線偏光成分の光を選択する偏光子を含む。
上記ミラー駆動機構によれば、ミラー駆動機構から取り出される光を効率良く利用することができる。
ミラー駆動機構の構造を示す概略平面図である。 ミラー駆動機構の構造を示す概略断面図である。 光モジュールの構造を示す概略斜視図である。 キャップを取り外した状態における光モジュールの構造を示す概略斜視図である。 光モジュールの構造を示す概略図である。 光モジュールの構造を示す概略図である。 自動車に搭載されるHUDシステムの一例を示す概略図である。 光モジュールから走査される光の走査領域と、拡散板との関係を示す概略図である。
[本願発明の実施形態の説明]
最初に本願発明の実施態様を列記して説明する。本願のミラー駆動機構は、ベース部と、ベース部に支持され、共振により揺動可能で、入射した光を反射する反射面を有するミラーと、を備える。ミラーは、反射面に配置され、入射した光のうち特定方向の直線偏光成分の光を選択する偏光子を含む。
本願のミラー駆動機構では、ミラーは反射面に配置され、入射した光のうち特定方向の直線偏光成分の光を選択する偏光子を含む。このように偏光子を配置することで、ミラーに入射する光の偏光角が変化したとしても、特定方向の直線偏光成分の光を選択し、反射面に到達させることができる。このように特定方向の直線偏光成分の光が選択されることで、ミラーにより反射された反射光の反射率の変化を抑制することができる。このため、反射光の光の強度が調整し易くなり、反射光を効率良く利用することができる。ミラーが共振により揺動することで、ミラーを高速で揺動させて、反射光を走査することができる。以上のように、本願のミラー駆動機構によれば、ミラー駆動機構から取り出される光を効率良く利用することができる。
上記ミラー駆動機構において、偏光子は、ワイヤーグリッド偏光子であってもよい。このようにすることで、光の波長に依らずに特定方向の直線偏光成分の光を選択することができる。
上記ミラー駆動機構において、偏光子は、偏光フィルムであってもよい。このように偏光フィルムを用いることで、ミラーの反射面に偏光子を配置することが容易となる。
本願の光モジュールは、レーザダイオードと、レーザダイオードから出射された光を走査する上記ミラー駆動機構と、を備える。レーザダイオードから出射された光がミラーの反射面によって反射される。
本願の光モジュールでは、ミラー駆動機構のミラーは、反射面に配置され、入射した光のうち特定方向の直線偏光成分の光を選択する偏光子を含む。このように偏光子を配置することで、ミラーに入射する光の偏光角が変化したとしても、特定方向の直線偏光成分の光を選択し、反射面に到達させることができる。このように特定方向の直線偏光成分の光が選択されることで、ミラーにより反射された反射光の反射率の変化を抑制することができる。このため、反射光の強度が調整し易くなり、反射光を効率良く利用することができる。ミラーが共振により揺動することで、ミラーを高速で揺動させて、反射光を走査することができる。以上のように、本願の光モジュールによれば、ミラー駆動機構から取り出される光を効率良く利用することができる。
上記光モジュールにおいて、レーザダイオードと、ミラー駆動機構と、を封止する保護部材を、さらに備えるようにしてもよい。このような構成とすることで、レーザダイオードと、ミラー駆動機構とを、外部環境から保護することができる。
上記光モジュールにおいて、レーザダイオードから出射される光のスポットサイズを変換する複数のレンズをさらに備えるようにしてもよい。このような構成とすることで、所望のスポットサイズの光を得ることができる。
上記光モジュールにおいて、複数のレーザダイオードを備え、複数のレーザダイオードから出射される光を合波するフィルタをさらに備えるようにしてもよい。このような構成とすることで、合波された光を走査することができる。
上記光モジュールにおいて、複数のレーザダイオードは、赤色の光を出射する第一のレーザダイオードと、緑色の光を出射する第二のレーザダイオードと、青色の光を出射する第三のレーザダイオードと、を含むようにしてもよい。このような構成とすることで、これらの光を合波し、所望の色の光を形成することができる。
[本願発明の実施形態の詳細]
次に、本発明にかかるミラー駆動機構および光モジュールの一実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は繰返さない。
まず、本発明にかかるミラー駆動機構120の一実施の形態を図1および図2を参照して説明する。図1は、実施の形態におけるミラー駆動機構の構造を示す概略平面図である。図2は、実施の形態におけるミラー駆動機構を線分II-IIで切断した場合の断面図である。
図1および図2を参照して、本実施の形態におけるミラー駆動機構120は、ベース部111と、ミラー126と、を備える。ミラー駆動機構120は、板状である。ベース部111の外縁114は、板厚方向から平面的に見て、長方形状である。ベース部111は、外周部112と、中央部113と、第一のヒンジ127a,127bと、第二のヒンジ121a,121bと、ピエゾ素子122a,122b,123a,123b,131a,131bと、を含む。
外周部112は、環状の厚肉部112aと、一対の突出部117a,117bと、を含む。ベース部111には、厚み方向に貫通する貫通孔115が形成されている。厚肉部112aは、ベース部111の外縁114を含むように配置されている。一対の突出部117a,117bは、厚肉部112aの内縁116が位置する領域から延びるように配置されている。一対の突出部117a,117bの厚みは、厚肉部112aの厚みよりも薄い。突出部117a、117bの板厚方向の一方の面118a、118bが、厚肉部112aの板厚方向の一方の面119と連なるように形成されている。なお、図1において、理解の容易の観点から、厚肉部112aと、一対の突出部117a、117bとの境界を破線で示している。
中央部113と、一対の突出部117a,117bとは、一対の突出部117a,117bから延出する一対の細い棒状の第二のヒンジ121a,121bによって連結されている。すなわち、中央部113は、外周部112によって支持されている。中央部113は、厚肉部112aよりも厚みが薄い。中央部113の厚みとしては、例えば、10μm程度である。
突出部117aの面118aには、一対のピエゾ素子122a、122bが配置されている。ピエゾ素子122a、122bは、矢印Dを示す方向に沿って間隔をあけて配置されている。ピエゾ素子122a、122bは、板厚方向から平面的に見てそれぞれ矩形状である。同様に、突出部117bの面118bには、板厚方向から平面的に見てそれぞれ矩形状である一対のピエゾ素子123a、123bが矢印Dを示す方向に沿って間隔をあけて配置されている。ピエゾ素子122a、122bにそれぞれ逆位相の電圧を加え、ピエゾ素子123a、123bにもそれぞれ逆位相の電圧を加えることにより、一点鎖線で示す一対の第二のヒンジ121a、121bを通る第二の軸125bを揺動軸として、中央部113を揺動させることができる。第二の軸125bは、一点鎖線で示されている。すなわち、中央部113を圧電現象により第二の軸125bを揺動軸として揺動させることができる。外周部112は、中央部113を揺動可能に支持する支持部に相当する。本実施の形態において、中央部113の揺動は、非共振型の揺動である。
ミラー126は、ミラー駆動機構120の外部から入射した光を反射する反射面126aを有する。ミラー126は、本体部141と、偏光子142と、を含む。本体部141は、円盤状である。本体部141は、一方側に配置される主面であり、外部から入射した光を反射する反射面126aを含む。偏光子142は、ミラー駆動機構120の外部から入射した光のうち特定方向の直線偏光成分の光を選択する。偏光子142は、反射面126a上に配置されている。偏光子142は、本体部141が配置される側とは反対側において、外部から光が入射する入射面142aを含む。本実施の形態において、偏光子142は、ワイヤーグリッド偏光子である。偏光子142としては、例えば、偏光フィルムを採用することができる。偏光子142としては、例えばトリアセチルセルロース等の樹脂フィルムの主面上に金属ナノワイヤグリッドが形成された偏光フィルムである。ワイヤが延びる方向に沿った直線偏光成分の光を反射し、ワイヤが延びる方向に直交した方向に沿った偏光成分の光を透過する。このため、ワイヤが延びる方向を調整することで、入射した光のうち特定方向の直線偏光成分の光を選択することができる。本実施の形態では、偏光子142により、入射した光のうちP偏光の直線偏光成分の光が選択される。
本体部141は、一対の細い棒状の第一のヒンジ127a,127bにより、中央部113に支持されている。本体部141は、一対の第一のヒンジ127a,127bにより、第二の軸125bを揺動軸として、ミラー126を揺動させることができる。一対の第一のヒンジ127a,127bが配置される領域を除いて、本体部141の外縁よりも外径側には、貫通孔128が形成されている。一対の第一のヒンジ127a,127bによって仕切られる貫通孔128の一方の半円弧状の外縁129aに沿って、ピエゾ素子131aが配置されている。また、一対の第一のヒンジ127a,127bによって仕切られる貫通孔128の他方の半円弧状の外縁129bに沿って、ピエゾ素子131bが配置されている。ピエゾ素子131a,131bはそれぞれ、中央部113の一方の面133上に配置されている。ピエゾ素子131a,131bにそれぞれ逆位相の電圧を交互にかけることにより、一対の第一のヒンジ127a,127bを通り、第二の軸に直交する第一の軸125aを揺動軸として、ミラー126を揺動させることができる。第一の軸125aは、一点鎖線で示されている。すなわち、ミラー126を圧電現象により第一の軸125aを揺動軸として揺動させることができる。中央部113は、ミラー126を揺動可能に支持する支持部に相当する。本実施の形態において、ミラー126の揺動は、共振型の揺動であり、ミラー126の固有振動数に合わせて振動させる。このようにすることで、ミラー126を高速で揺動させることが容易となる。
次に、ミラー駆動機構120の動作について説明する。ミラー126に入射した光は、反射面126aによって反射される。第二の軸125bを揺動軸として、中央部113を揺動させることで、反射面126aによって反射された光は、矢印Dの方向に沿って走査される。また、第一の軸125aを揺動軸として、ミラー126を揺動させることで、反射面126aによって反射された光は、矢印Dに垂直な方向である矢印Dの方向に沿って走査される。このようにして、ミラー駆動機構120は、2次元的に光を走査することができる。
ここで、本実施の形態におけるミラー駆動機構120のミラー126は、反射面126aに配置され、入射した光のうち特定方向の直線偏光成分(P偏光)の光を選択する偏光子142を含む。このように偏光子142を配置することで、ミラー126に入射する光の偏光角が変化したとしても、特定方向の直線偏光成分(P偏光)の光を選択し、反射面126aに到達させることができる。このように特定方向の直線偏光成分(P偏光)の光が選択されることで、ミラー126により反射された反射光の反射率の変化を抑制することができる。このため、反射光の光の強度が調整し易くなり、反射光を効率良く利用することができる。ミラー126が共振により揺動することで、ミラー126を高速で揺動させて、反射光を走査することができる。以上のように、本実施の形態のミラー駆動機構120によれば、ミラー駆動機構120から取り出される光を効率良く利用することができる。
なお、上記実施の形態では、偏光子142は、ワイヤーグリッド偏光子である。このようにすることで、光の波長に依らずに特定方向の直線偏光成分の光を選択することができる。
なお、上記実施の形態では、偏光子142は、偏光フィルムである。このように偏光フィルムを用いることで、ミラー126の反射面126aに偏光子142を配置することが容易となる。
次に、本発明にかかる光モジュールの一実施の形態を図3~図6を参照しつつ説明する。図3は、実施の形態1における光モジュールの構造を示す概略斜視図である。図4は、図3のキャップ40を取り外した状態に対応する斜視図である。図5は、キャップ40を断面にて、他の部品を平面視にて示したX-Y平面における概略図である。図6は、キャップ40を断面にて、他の部品を平面視にて示したX-Z平面における概略図である。
図3~図6を参照して、本実施の形態における光モジュール1は、ベース部材4と、レーザダイオード81,82,83と、フィルタ97,98,99と、ビーム整形部としてのアパーチャ部材55と、ミラー駆動機構120と、保護部材2とを備える。保護部材2は、ベース部材4と、レーザダイオード81,82,83と、フィルタ97,98,99と、ビーム整形部としてのアパーチャ部材55とを取り囲み、封止されている。保護部材2は、ベース体としての基部10と、基部10に対して溶接された蓋部であるキャップ40と、を含む。
基部10は、平板状の形状を有する。キャップ40は、基部10の一方の主面10A上に接触して配置される。基部10の他方の主面10B側から一方の主面10A側まで貫通し、一方の主面10A側および他方の主面10B側の両側に突出するように、複数のリードピン51が基部10に設置されている。基部10とキャップ40とにより取り囲まれる空間には、たとえば乾燥空気などの水分が低減(除去)された気体が封入されている。キャップ40には、窓42が形成されている。窓42には、たとえば平行平板状のガラス部材が嵌め込まれている。
ベース部材4は、電子温度調整モジュール30と、ベース板60と、ミラー駆動機構ベース65とを含む。電子温度調整モジュール30は、平板状の形状を有する吸熱板31および放熱板32と、電極を挟んで吸熱板31と放熱板32との間に並べて配置される半導体柱33とを含む。吸熱板31および放熱板32は、たとえばアルミナからなっている。放熱板32が基部10の一方の主面10Aに接触するように、電子温度調整モジュール30は基部10の一方の主面10Aに配置される。
吸熱板31に接触するように、吸熱板31上にベース板60と、ミラー駆動機構ベース65とが配置される。ベース板60は、板状の形状を有する。ベース板60は、平面的に見て長方形形状(正方形形状)を有する一方の主面60Aを有している。ベース板60の一方の主面60Aは、レンズ搭載領域61と、チップ搭載領域62と、フィルタ搭載領域63とを含んでいる。チップ搭載領域62は、一方の主面60Aの一の辺を含む領域に、当該一の辺に沿って形成されている。レンズ搭載領域61は、チップ搭載領域62に隣接し、かつチップ搭載領域62に沿って配置されている。フィルタ搭載領域63は、一方の主面60Aの上記一の辺と向かい合う他の辺を含む領域に、当該他の辺に沿って配置されている。チップ搭載領域62、レンズ搭載領域61およびフィルタ搭載領域63は、互いに平行である。
レンズ搭載領域61におけるベース板60の厚みと、フィルタ搭載領域63におけるベース板60の厚みとは、等しい。レンズ搭載領域61とフィルタ搭載領域63とは同一平面に含まれる。チップ搭載領域62におけるベース板60の厚みは、レンズ搭載領域61およびフィルタ搭載領域63に比べて大きい。その結果、レンズ搭載領域61およびフィルタ搭載領域63に比べて、チップ搭載領域62の高さ(レンズ搭載領域61を基準とした高さ、すなわちレンズ搭載領域61に垂直な方向における高さ)が高くなっている。
チップ搭載領域62上には、平板状の第1サブマウント71、第2サブマウント72および第3サブマウント73が、一方の主面60Aの上記一の辺に沿って並べて配置されている。第1サブマウント71と第3サブマウント73とに挟まれるように、第2サブマウント72が配置されている。第1サブマウント71上に、第1レーザダイオードとしての赤色レーザダイオード81が配置されている。第2サブマウント72上に、第2レーザダイオードとしての緑色レーザダイオード82が配置されている。第3サブマウント73上に、第3レーザダイオードとしての青色レーザダイオード83が配置されている。赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83の光軸の高さ(一方の主面60Aのレンズ搭載領域61を基準面とした場合の基準面と光軸との距離;Z軸方向における基準面との距離)は、第1サブマウント71、第2サブマウント72および第3サブマウント73により調整されて一致している。
レンズ搭載領域61上には、第1レンズ91、第2レンズ92および第3レンズ93が配置されている。第1レンズ91、第2レンズ92および第3レンズ93は、それぞれ表面がレンズ面となっているレンズ部91A,92A,93Aを有している。第1レンズ91、第2レンズ92および第3レンズ93は、レンズ部91A,92A,93Aとレンズ部91A,92A,93A以外の領域とが一体成型されている。第1レンズ91、第2レンズ92および第3レンズ93のレンズ部91A,92A,93Aの中心軸、すなわちレンズ部91A,92A,93Aの光軸は、それぞれ赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83の光軸に一致する。第1レンズ91、第2レンズ92および第3レンズ93は、それぞれ赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83から出射される光のスポットサイズを変換する(ある投影面におけるビーム形状を所望の形状に整形する)。第1レンズ91、第2レンズ92および第3レンズ93により、赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83から出射される光のスポットサイズが一致するようにスポットサイズが変換される。第1レンズ91、第2レンズ92および第3レンズ93により、赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83から出射される光がコリメート光に変換される。
フィルタ搭載領域63上には、第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99が配置される。赤色レーザダイオード81と第1レンズ91とを結ぶ直線上に、第1フィルタ97が配置される。緑色レーザダイオード82と第2レンズ92とを結ぶ直線上に、第2フィルタ98が配置される。青色レーザダイオード83と第3レンズ93とを結ぶ直線上に、第3フィルタ99が配置される。第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99は、それぞれ互いに平行な主面を有する平板状の形状を有している。第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99は、たとえば波長選択性フィルタである。第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99は、たとえば誘電体多層膜フィルタである。
より具体的には、第1フィルタ97は、赤色の光を反射する。第2フィルタ98は、赤色の光を透過し、緑色の光を反射する。第3フィルタ99は、赤色の光および緑色の光を透過し、青色の光を反射する。このように、第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99は、特定の波長の光を選択的に透過および反射する。その結果、第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99は、赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83から出射された光を合波する。
アパーチャ部材55は、吸熱板31上に配置される。アパーチャ部材55は、第3フィルタ99から見て第2フィルタ98とは反対側に配置される。アパーチャ部材55は、平板状の形状を有する。アパーチャ部材55は、アパーチャ部材55を厚み方向に貫通する貫通孔55Aを有する。本実施の形態において、貫通孔55Aの延在方向に垂直な断面における形状は円形である。貫通孔55Aが、第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99において合波された光の光路に対応する領域に位置するように、アパーチャ部材55は配置される。貫通孔55Aは、第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99において合波された光の光路に沿って延在する。レーザダイオード81,82,83から出射された光の、光の進行方向に垂直な断面における形状は楕円形である。光の進行方向に垂直な断面において、フィルタ97,98,99にて合波された光の長径よりも貫通孔55Aの直径が小さく、かつ貫通孔55Aの中心軸と合波された光の光軸が一致するように、アパーチャ部材55は配置される。その結果、フィルタ97,98,99にて合波された光の進行方向に垂直な断面における形状は、アパーチャ部材55の貫通孔55Aの内径より小さな形状に整形される。
ミラー駆動機構ベース65は、三角柱(直三角柱)形状を有する。三角柱の一の側面において吸熱板31に接触するように、ミラー駆動機構ベース65は吸熱板31上に配置される。ミラー駆動機構ベース65の他の側面上に、ミラー駆動機構120が配置される。ミラー駆動機構ベース65およびミラー駆動機構120は、アパーチャ部材55から見て第3フィルタ99とは反対側に配置される。
特に図5を参照して、赤色レーザダイオード81、第1レンズ91のレンズ部91Aおよび第1フィルタ97は、赤色レーザダイオード81の光の出射方向に沿う一直線上に並んで(Y軸方向に並んで)配置されている。緑色レーザダイオード82、第2レンズ92のレンズ部92Aおよび第2フィルタ98は、緑色レーザダイオード82の光の出射方向に沿う一直線上に並んで(Y軸方向に並んで)配置されている。青色レーザダイオード83、第3レンズ93のレンズ部93Aおよび第3フィルタ99は、青色レーザダイオード83の光の出射方向に沿う一直線上に並んで(Y軸方向に並んで)配置されている。
赤色レーザダイオード81の出射方向、緑色レーザダイオード82の出射方向および青色レーザダイオード83の出射方向は、互いに平行である。第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99の主面は、それぞれ赤色レーザダイオード81、緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83の出射方向(Y軸方向)に対して45°傾斜している。
基部10とベース板60およびミラー駆動機構ベース65との間には、電子温度調整モジュール30が配置されている。吸熱板31がベース板60およびミラー駆動機構ベース65に接触して配置される。放熱板32は、基部10の一方の主面10Aに接触して配置される。本実施の形態において、電子温度調整モジュール30は、電子冷却モジュールであるペルチェモジュール(ペルチェ素子)である。本実施の形態では、電子温度調整モジュール30に電流を流すことにより、吸熱板31に接触するベース板60の熱が基部10へと移動し、ベース板60およびミラー駆動機構ベース65が冷却される。その結果、レーザダイオード81,82,83およびミラー駆動機構120の温度が適切な温度範囲に調整される。これにより、たとえば自動車に搭載される場合など、温度が高くなる環境下においても光モジュール1を使用することが可能となる。
次に、本実施の形態における光モジュール1の動作について説明する。図5を参照して、赤色レーザダイオード81から出射された赤色の光は、光路Lに沿って進行する。この赤色の光は、第1レンズ91のレンズ部91Aに入射し、光のスポットサイズが変換される。具体的には、たとえば赤色レーザダイオード81から出射された赤色の光がコリメート光に変換される。第1レンズ91においてスポットサイズが変換された赤色の光は、光路Lに沿って進行し、第1フィルタ97に入射する。
第1フィルタ97は赤色の光を反射するため、赤色レーザダイオード81から出射された光は光路Lに沿ってさらに進行し、第2フィルタ98に入射する。第2フィルタ98は赤色の光を透過するため、赤色レーザダイオード81から出射された光は光路Lに沿ってさらに進行し、第3フィルタ99に入射する。第3フィルタ99は赤色の光を透過するため、赤色レーザダイオード81から出射された光は光路Lに沿ってさらに進行し、アパーチャ部材55に到達する。アパーチャ部材55に到達した光は、アパーチャ部材55により整形され、光路Lに沿ってさらに進行し、ミラー126に到達する。
緑色レーザダイオード82から出射された緑色の光は、光路Lに沿って進行する。この緑色の光は、第2レンズ92のレンズ部92Aに入射し、光のスポットサイズが変換される。具体的には、たとえば緑色レーザダイオード82から出射された緑色の光がコリメート光に変換される。第2レンズ92においてスポットサイズが変換された緑色の光は、光路Lに沿って進行し、第2フィルタ98に入射する。
第2フィルタ98は緑色の光を反射するため、緑色レーザダイオード82から出射された光は光路Lに沿ってさらに進行し、第3フィルタ99に入射する。第3フィルタ99は緑色の光を透過するため、緑色レーザダイオード82から出射された光は光路Lに沿ってさらに進行し、アパーチャ部材55に到達する。アパーチャ部材55に到達した緑色の光は、アパーチャ部材55により整形され、光路Lに沿ってさらに進行し、ミラー126に到達する。
青色レーザダイオード83から出射された青色の光は、光路Lに沿って進行する。この青色の光は、第3レンズ93のレンズ部93Aに入射し、光のスポットサイズが変換される。具体的には、たとえば青色レーザダイオード83から出射された青色の光がコリメート光に変換される。第3レンズ93においてスポットサイズが変換された青色の光は、光路Lに沿って進行し、第3フィルタ99に入射する。
第3フィルタ99は青色の光を反射するため、青色レーザダイオード83から出射された光は光路Lに沿ってさらに進行し、アパーチャ部材55に到達する。アパーチャ部材55に到達した青色の光は、アパーチャ部材55により整形され、光路Lに沿ってさらに進行し、ミラー126に到達する。
このようにして、赤色、緑色および青色の光が合波されて形成された光(合波光)が光路Lに沿ってミラー126へ到達する。図6を参照して、ミラー126へ到達した光は、ミラー126の反射面126aによって反射される。この時に、偏光子142によりP偏光の偏光方向(Y軸方向)に沿った直線偏光成分の光が選択される。そして、光は光路L10に沿って窓42を通ってキャップ40の外部へと出射する。ミラー駆動機構120において、第二の軸125bを揺動軸として、中央部113を揺動すると、反射面126aによって反射された光はX軸方向に沿って走査される。また、第一の軸125aを揺動軸として、ミラー126を揺動すると、反射面126aによって反射された光はY軸方向に沿って走査される。このようにして、光モジュール1は、X軸方向およびY軸方向に沿って光を走査することができる。
ここで、本願発明者らはレーザダイオード81,82,83の光出力と、偏光角との関係について着目した。緑色レーザダイオード82および青色レーザダイオード83の場合、光出力を増加させたとしても偏光角はほぼ一定である。これに対して、赤色レーザダイオード81の場合、光出力を増加させると、偏光角が大きく変化する場合がある。このように偏光角が変化すると、光におけるS偏光の直線偏光成分と、P偏光の直線偏光成分との比率が変化し、ミラーでの反射率が変化する。その結果、赤色レーザダイオード81から出射された光の強度は、ミラーで反射されることで変化してしまうおそれがある。このため、例えば、レーザダイオード81,82,83から出射された光がミラーで反射すると、それぞれの強度比が変化し、所望の明るさや色調を有する画像が得られ難くなる場合がある。
本実施の形態における光モジュール1では、ミラー駆動機構120のミラー126は、反射面126aに配置され、ミラー126に入射した光のうち、P偏光の直線偏光成分の光を選択する偏光子142を含む。このような偏光子142を配置することで、赤色レーザダイオード81の光出力に応じて、偏光角が変化したとしても、赤色レーザダイオード81から出射された光のうち、P偏光の直線偏光成分を取り出することができる。このため、赤色レーザダイオード81から出射された光のミラー126での反射率の変化を抑制し、光の強度が調整し易くなる。従って、レーザダイオード81,82,83を用いたとしても、レーザダイオード81,82,83の強度比が調整し易くなり、所望の明るさや色調を有する画像が得られ易くなる。以上から、本実施の形態における光モジュール1によれば、ミラー駆動機構120から取り出される光を効率良く利用することができる。
また、本実施の形態における光モジュール1では、偏光子142を反射面126aに配置することで、偏光子142を別部品として設ける必要がなく、部品点数の増加を抑制し、光モジュール1の大型化を抑制することができる。
なお、上記実施の形態では、光モジュール1は、レーザダイオード81,82,83と、ミラー駆動機構120と、を封止する保護部材2を備える。このような構成とすることで、レーザダイオード81,82,83と、ミラー駆動機構120とを、外部環境から保護することができる。さらに、保護部材2は、基部10と、基部10に対して溶接されたキャップ40と、を含む。すなわち、レーザダイオード81,82,83と、ミラー駆動機構120と保護部材2によりハーメチックシールされている。このような構成とすることで、レーザダイオード81,82,83と、ミラー駆動機構120とをより確実に外部環境から保護することができる。
上記実施の形態では、光モジュール1は、レーザダイオード81,82,83から出射される光のスポットサイズを変換する第1レンズ91、第2レンズ92および第3レンズ93を備える。このような構成とすることで、所望のスポットサイズの光を得ることができる。
上記実施の形態では、光モジュール1は、複数のレーザダイオードとして、赤色の光を出射する赤色レーザダイオード81、緑色の光を出射する緑色レーザダイオード82および青色の光を出射する青色レーザダイオード83を含む。このような構成とすることで、これらの光を合波し、所望の色の光を形成することができる。
上記実施の形態においては、3個のレーザダイオードからの光が合波される場合について説明したが、レーザダイオードは2個であってもよく、4個以上であってもよい。また、上記実施の形態においては、第1フィルタ97、第2フィルタ98および第3フィルタ99として波長選択性フィルタが採用される場合を例示したが、これらのフィルタは、たとえば偏波合成フィルタであってもよい。
上記実施の形態においては、レーザダイオード81,82,83としてチップ状のレーザダイオードが採用される場合について説明したが、レーザダイオードのチップが、たとえば金属製の容器内に封入された構造を有するものが採用されてもよい。
次に、本実施の形態における光モジュール1を自動車に搭載されるHUD(Head Up Display)システムの光源として用いた場合について説明する。図7を参照して、HUDシステム3は、光モジュール1と、拡散板211と、拡大鏡213と、ウィンドシールド214と、を含む。光モジュール1は、Z軸方向に沿って光を出射し、X軸方向およびY軸方向に沿って光を走査し、画像を投影する。光モジュール1から投影される画像は、中間像として拡散板211の表面に結像される。中間像は、拡大鏡213によって拡大され、ウィンドシールド214の表示領域214aに投影される。表示領域214aに投影された画像は、ウィンドシールド214で反射されるとともに、ウィンドシールド214のZ軸方向側に虚像Vが結像される。運転者Pは、Z軸方向側の虚像Vを目視することで、ウィンドシールド214の虚像Vが位置する側に画像が表示されているように見ることができる。
図8は、光モジュール1から出射される光の走査領域と、拡散板との関係を示す概略図である。図8は、図7に示す拡散板をZ軸方向から見た時の概略図である。図8を参照して、光モジュール1から出射される光は、ラスタースキャン方式により出射される。光モジュール1から出射される光の走査領域SのY軸方向の長さMは、拡散板211のY軸方向の長さMよりも長い。Z軸方向から平面的に見て、拡散板211に走査された光のうち画像として得られる画面領域Sの面積は、拡散板211の面積よりも小さい。
例えば、光モジュール1から走査される光の走査領域Sにおいて、拡散板211に対応する領域以外の領域Sに、光モジュール1から出射される光を受光する受光素子217を配置するようにしてもよい。このような領域に、受光素子21を配置することで、画像に影響を与えることなく、走査領域Sを有効利用することができる。本実施の形態において受光素子217は、フォトダイオードである。領域Sに受光素子217を配置することで、レーザダイオード81,82,83からの光を受光素子217により受光し、得られた光の強度をレーザダイオード81,82,83に流す電流値の制御にフィードバックすることができる。偏光子142が配置されたミラー126に光を入射すると、偏光子142により特定方向の直線偏光成分が選択される。このため、ミラー126によって反射された光では、光の強度が低下してしまう場合がある。上記のようなフィードバック制御することで、レーザダイオード81,82,83に流す電流値を制御して、所望の光の強度に調整することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本願のミラー駆動機構は、ミラー駆動機構から取り出される光を効率良く利用することが求められるミラー駆動機構に、特に有利に適用される。
1 光モジュール
2 保護部材
3 HUDシステム
4 ベース部材
10 基部
10A,10B,60A 主面
30 電子温度調整モジュール
31 吸熱板
32 放熱板
33 半導体柱
40 キャップ
42 窓
51 リードピン
55 アパーチャ部材
55A,115,128 貫通孔
60 ベース板
61 レンズ搭載領域
62 チップ搭載領域
63 フィルタ搭載領域
65 ミラー駆動機構ベース
71 第1サブマウント
72 第2サブマウント
73 第3サブマウント
81 赤色レーザダイオード
82 緑色レーザダイオード
83 青色レーザダイオード
91 第1レンズ
91A,92A,93A レンズ部
92 第2レンズ
93 第3レンズ
97 第1フィルタ
98 第2フィルタ
99 第3フィルタ
111 ベース部
112 外周部
112a 厚肉部
113 中央部
114,129a,129b 外縁
116 内縁
117a,117b 突出部
118a,118b,119,133,141a 面
120 ミラー駆動機構
121a,121b 第二のヒンジ
122a,122b,123a,123b,131a,131b ピエゾ素子
125a 第一の軸
125b 第二の軸
126 ミラー
126a 反射面
127a,127b 第一のヒンジ
141 本体部
142 偏光子
142a 入射面
211 拡散板
213 拡大鏡
214 ウィンドシールド
214a 表示領域
217 受光素子

Claims (7)

  1. ベース部材と、
    前記ベース部材上に配置されるレーザダイオードと、
    前記ベース部材上に配置され、前記レーザダイオードから出射された光を走査するミラー駆動機構と、を備え、
    前記ベース部材は、
    吸熱板と放熱板とを含む温度調整モジュールと、
    前記吸熱板の上に配置されるミラー駆動機構ベースと、を含み、
    前記ミラー駆動機構は、
    ベース部と、
    前記ベース部に支持され、共振により揺動可能で、入射した光を反射する反射面を有するミラーと、を備え、
    前記ミラーは、前記反射面に配置され、入射した光のうち特定方向の直線偏光成分の光を選択する偏光子を含み、
    前記ミラー駆動機構は、前記ミラー駆動機構ベース上に配置されている、
    光モジュール。
  2. 前記偏光子は、ワイヤーグリッド偏光子である、請求項1に記載の光モジュール。
  3. 前記偏光子は、偏光フィルムである、請求項2に記載の光モジュール。
  4. 前記レーザダイオードと、前記ミラー駆動機構と、を封止する保護部材を、さらに備える、請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の光モジュール。
  5. 前記レーザダイオードから出射される光のスポットサイズを変換する複数のレンズをさらに備える、請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の光モジュール。
  6. 複数の前記レーザダイオードを備え、
    前記複数のレーザダイオードから出射される光を合波するフィルタをさらに備える、請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の光モジュール。
  7. 前記複数のレーザダイオードは、
    赤色の光を出射する第一のレーザダイオードと、
    緑色の光を出射する第二のレーザダイオードと、
    青色の光を出射する第三のレーザダイオードと、を含む、請求項6に記載の光モジュール。
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