JP7118322B2 - 監視システム - Google Patents

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Description

本発明は、カメラを用いた監視システムに関する。
近年、カメラを用いた監視システムが多く用いられている。例えば、カメラに接続されたレコーダ内に画像解析装置を有し、異常時の前後のみ映像を録画し、異常時に異常検出メールを携帯端末に送付し、携帯端末側から異常時の映像を受信可能とすることにより、少ないデータ格納量と、少ないデータ通信料で異常発生時の画像を遠隔地より確認する監視システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第6266184号明細書
しかし、特許文献1に記載された従来技術による監視システムでは、ユーザは、異常発生時に受信した異常検出メールによって連絡されたURLから動画をダウンロードして閲覧することにより異常の状況の確認を行うので、異常の状態を確認するのに時間が掛かる場合があった。また、異常シーンの内容、或いは、携帯端末の通信状態に応じて、最適なデータ配信方法が選択できず、迅速に異常の状況確認できない場合があった。
そこで、本発明は、ユーザが迅速に異常の状態を確認できる監視システムを提供することを目的とする。
本発明の監視システムは、カメラが撮像した動画データを格納すると共に、前記カメラが撮像した動画データを分析し、異常を検出した際に異常発生時刻を含むアラーム信号を生成する画像分析格納装置と、前記画像分析格納装置と通信し、前記画像分析格納装置から前記アラーム信号を受信した際に、前記画像分析格納装置に格納された動画データの内の前記異常発生時刻の前後における設定時間分の動画データを記録動画データとして前記画像分析格納装置から受信する通信装置と、前記通信装置と通信し、前記通信装置から前記記録動画データを受信し、受信した前記記録動画データに基づいて異常状態情報を携帯端末に配信するサーバと、を備え、前記サーバは、前記通信装置から前記記録動画データを取得する画像取得部と、前記携帯端末との通信状態データと前記異常の緊急度と前記異常状態情報の配信方法とを関連付けて格納した配信方法選択マップと、前記画像取得部から入力された前記記録動画データに基づいて前記異常の緊急度を判定し、判定した前記異常の緊急度と前記携帯端末から受信した前記携帯端末との前記通信状態データと前記配信方法選択マップとに基づいて前記携帯端末に配信する前記異常状態情報の配信方法を選択する配信方法選択部と、前記配信方法選択部が選択した配信方法に基づいて前記携帯端末に配信する前記異常状態情報の配信データを生成する配信データ生成部と、を備え、前記通信状態データは、前記携帯端末との通信速度と前記携帯端末との送受信電波強度とを含み、前記配信方法選択部は、前記異常の緊急度と前記通信速度と前記送受信電波強度と前記配信方法選択マップとに基づいて前記携帯端末に配信する前記異常状態情報の配信方法を選択し、前記配信方法選択部は、前記記録動画データの全部配信と、前記記録動画データの一部配信と、記録動画の少なくとも1つのフレーム画像データの配信と、異常状態を示すテキストデータの配信と、異常検出メールの配信との内のいずれか一つの配信方法を選択し、前記画像取得部は、前記配信方法選択部が前記記録動画データの全部配信を選択した場合であって、ユーザが確認すべき特徴事項が前記記録動画の記録時間の全体に分布している場合には、前記通信装置を介して前記画像分析格納装置に前記異常発生時刻の前後における設定時間を長くさせる指令を出力し、前記通信装置を介して長くした設定時間分の動画データを前記記録動画データとして前記画像分析格納装置から受信すること、を特徴とする。
これにより、異常シーンの内容、或いは、携帯端末の通信状態に応じて、最適なデータ配信方法を選択できるので、ユーザが迅速に異常の状態を確認できる。
これにより、携帯端末との通信速度と携帯端末との送受信電波強度に応じて最適なデータ配信方法を選択できるので、ユーザがより迅速に異常の状態を確認できる。
このように、記録動画データの全部配信と、記録動画データの一部配信と、記録動画の少なくとも1つのフレーム画像データの配信と、異常状態を示すテキストデータの配信をするので、ユーザは、従来技術の監視システムのように、異常検出メールによって連絡されたURLから動画をダウンロードして閲覧することなく、配信された異常状態情報によって異常の状態を把握できる。このため、ユーザは、迅速に異常の状態を確認することができる。また、異常の緊急度が低く、携帯端末との通信状態が低い場合には異常検出メールを発信することによりユーザに迅速に異常の発生を連絡することができる。
このように、ユーザが確認すべき特徴事項が前記記録動画の記録時間の全体に分布しており、ユーザにとって記録動画データの記録時間が短いと思われる場合には、記録時間を長くした記録動画データの全部或いは記録動画の低画質データを配信するので、ユーザが再度動画データの閲覧要求をせずに容易に異常状態を確認することができる。
本発明の監視システムにおいて、前記記録動画データの一部配信は、ユーザが確認すべき特徴事項を含むように前記記録動画データを編集した記録動画部分データを配信する記録動画部分データ配信と、前記記録動画データの画質を低下させた記録動画低画質データを配信する記録動画低画質データ配信と、を含み、前記配信方法選択部は、前記記録動画データの一部配信を選択した場合で、ユーザが確認すべき特徴事項が前記記録動画の記録時間の一部にのみ存在している場合には前記記録動画部分データ配信を選択し、そうでない場合には前記記録動画低画質データ配信を選択してもよい。
このように、ユーザが確認すべき特徴事項に応じて記録動画データの一部を抽出してユーザに配信するので、ユーザは迅速に異常の状態を確認できる。
本発明の監視システムにおいて、前記画像取得部は、前記配信方法選択部が前記記録動画低画質データ配信を選択した場合であって、ユーザが確認すべき特徴事項が前記記録動画の記録時間の全体に分布している場合には、前記通信装置を介して前記画像分析格納装置に前記異常発生時刻の前後における設定時間を長くさせる指令を出力し、前記通信装置を介して長くした設定時間分の動画データを前記記録動画データとして前記画像分析格納装置から受信してもよい。
このように、ユーザが確認すべき特徴事項が前記記録動画の記録時間の全体に分布しており、ユーザにとって記録動画データの記録時間が短いと思われる場合には、記録時間を長くした記録動画データの全部或いは記録動画の低画質データを配信するので、ユーザが再度動画データの閲覧要求をせずに容易に異常状態を確認することができる。
本発明の監視システムにおいて、前記配信方法選択部は、前記異常の緊急度が高く、前記通信速度と前記送受信電波強度の両方が高い場合には、前記記録動画データの全部配信を選択し、前記異常の緊急度が高く、前記通信速度又は前記送受信電波強度のいずれか一方のみが高い場合には、前記記録動画データの一部配信を選択し、前記異常の緊急度が高いが、前記通信速度と前記送受信電波強度の両方が高くない場合には、異常状態を示すテキストデータの配信を選択してもよい。
本発明の監視システムにおいて、前記配信方法選択部は、前記異常の緊急度が高くなく、前記通信速度と前記送受信電波強度の両方が高い場合には、ユーザが確認すべき特徴事項を含む前記記録動画の少なくとも1つのフレーム画像の配信を選択し、前記異常の緊急度が高くなく、前記通信速度又は前記送受信電波強度のいずれか一方のみが高い場合には、異常状態を示すテキストデータの配信を選択し、前記異常の緊急度が高くなく、前記通信速度と前記送受信電波強度の両方が高くない場合には、異常検出メールの配信を選択してもよい。
このように、携帯端末との通信速度と携帯端末との送受信電波強度に応じて最適なデータ配信方法を選択できるので、ユーザがより迅速に異常の状態を確認できる。
本発明の監視システムにおいて、前記サーバは、ユーザの属性とユーザの指定配信方法とを関連付けて格納したユーザデータベースを含み、前記配信方法選択部は、選択した配信方法と、前記ユーザデータベースに格納されたユーザの前記指定配信方法とが同一でない場合には、ユーザの前記指定配信方法を前記配信データ生成部に出力してもよい。
これにより、ユーザの指定配信方法に基づいて異常情報を配信することができるので、監視システムの使い勝手を向上させることができる。
本発明の監視システムにおいて、前記携帯端末は、前記サーバから受信した前記異常状態情報に応じて前記サーバと通信し、前記サーバから前記記録動画データを受信してもよい。
これにより、ユーザは画像分析格納装置に格納された動画データを自由に閲覧して異常の確認を行うことができる。
本発明は、ユーザが迅速に異常の状態を確認できる監視システムを提供できる。
実施形態の監視システムの構成を示す系統図である。 図1に示すカメラ装置の画像格納部の第1メモリと第2メモリの動画格納時間を示す説明図である。 図1に示す監視システムの画像分析部の画像分析動作を示す説明図である。 図1に示す監視システムのサーバを形成する汎用コンピュータのハードウェア構成図である。 図1に示す配信方法選択マップのデータベース構造を示す図である。 実施形態の監視システムの動作処理を示すシーケンス図である。 図6に示す動作処理におけるレコーダの動作を示すフローチャートである。 図6に示す動作処理における通信装置の動作を示すフローチャートである。 図6に示す動作処理におけるサーバの動作を示すフローチャートである。 図9に示す配信方法選択処理におけるサーバの動作を示すフローチャートである。 図9に示す配信方法選択処理におけるサーバの動作を示すフローチャートである。 図10に示す設定時間延長処理における通信装置の動作を示すフローチャートである。 実施形態の監視システムの他の動作処理を示すシーケンス図である。
以下、図面を参照しながら実施形態の監視システム100について説明する。図1に示すように、カメラ11を含む画像分析格納装置10と、画像分析格納装置10から記録動画データを受信する通信装置30と、通信装置30から受信した記録動画データに基づいて異常状態情報を携帯端末50に配信するサーバ40と、を備えている。なお、以下の説明では、監視システム100は、カメラ11によってビル内の動画を撮像し、この動画に基づいて、不審者の侵入、災害の発生等、ビル内での異常発生を監視するシステムとして説明するが、監視システム100は、例えば、病院、学校、工場等他の建物、或いは、河川の水位等の屋外の事象の監視にも適用可能である。
画像分析格納装置10は、監視対象のビルに設置される装置で、監視対象のビルの内部の動画を撮像する複数のカメラ11と動画データを格納するレコーダ12とを含んでいる。カメラ11は動画の撮像を行うことができる監視カメラである。レコーダ12は、カメラ11に接続されてカメラ11の撮像した動画データを格納する画像格納部13と、画像格納部13と接続されてカメラ11の撮像した動画データを分析してビル内に異常の発生があるかどうかを分析する画像分析部16と、画像分析部16から異常発生の信号を受けてアラーム信号を生成するアラーム信号生成部17とを含んでいる。レコーダ12は、内部に演算処理を行うCPUとデータ、プログラムを格納する記憶装置とで構成されるコンピュータであり、画像格納部13、画像分析部16、アラーム信号生成部17は、CPUがプログラムを実行することにより構成される機能ブロックである。
レコーダ12の画像格納部13は、第1メモリ14、第2メモリ15の2つの動画データ格納領域を有している。図2に示すように、第1メモリ14は、カメラ11で撮像した、1日、あるいは数日、あるいは一週間程度の長期間の動画データを更新しながら保存しておくものである。例えば、1日分の動画データを保存する場合、第1メモリ14には現時点から1日前までの動画データが保存され、それ以前の動画データは順次消去されていく。数日、一週間分の動画データを保存する場合も同様である。第1メモリ14に格納される動画データには撮像時刻が入っている。図2に示すように、第2メモリ15は、第1メモリ14に格納された動画データの中から、ある時刻t1の前の前設定時間と時刻t1の後の後設定時間との合計の設定時間分の短期間の動画データを1つまたは複数保存するものである。前設定時間は、図2に示す時刻t1と時刻t2との間の時間である。後設定時間は図2に示す時刻t1と時刻t3との間の時間である。設定時間は、前設定時間と後設定時間との合計時間であり、図2に示す時刻t2と時刻t3との間の時間である。前設定時間、後設定時間は、例えば、30秒でもよいし、1分、5分、或いは10分でもよい。画像格納部13は、外部から動画要求信号が入力された場合に、第2メモリ15に格納されている動画データを外部に出力することができるよう構成されている。なお、前設定時間、後設定時間は外部からの指令によって変更することができる。
画像分析部16は、カメラ11が撮像した動画を分析し、異常の発生を検出する。図3を参照しながらカメラ11でビルの入口ドア22を監視する場合を例に、動画の分析と異常検知について簡単に説明する。
ビルの入口ドア22が施錠されている場合、画像分析部16にはビルの入口ドア22の基準画像として図3の(a)に示すような入口ドア22が閉じた状態の画像が格納されている。画像分析部16は、カメラ11から入力される動画と図3の(a)に示す基準画像とを比較して両者に差が無い場合には、異常は発生していないと判断する。一方、カメラ11から図3の(b)に示すように入口ドア22が開いた状態の動画が入力された場合、この動画と図3の(a)に示す基準画像とに差異が発生する。このように、カメラ11から入力された動画と基準画像との間に差異が発生した場合、画像分析部16は、入口ドア22に異常が発生の可能性があると判断する。
次に、画像分析部16は、図3の(b)に示すように、入口ドア22から入って来る人25を認識する。そして、その人25の着用している服と予め基準画像として格納している警備員の制服とを比較し、その人25が警備員であるかどうかを判断する。画像分析部16は、入口ドア22から入ってきた人25が警備員であった場合には、入口ドア22からの侵入は発生していないと判断する。一方、入口ドア22から入ってきた人25が警備員では無い場合には、入口ドア22に侵入が発生したと判断する。そして、異常が発生したことをアラーム信号生成部17に出力する。
アラーム信号生成部17は、画像分析部16から異常発生の信号を受信すると異常発生時刻を含むアラーム信号を生成する。アラーム信号は、例えば、「侵入発生」、「1階Aゾーン」等の異常の種類と異常の発生場所等と異常発生時刻とで構成される信号である。異常の種類については、例えば、数字4ケタによる「0010」等のコードを用いるようにしてもよい。
図1に戻って、通信装置30は、画像分析格納装置10の接続されているビル内のLAN回線とセキュリティの確保された遠隔通信ネットワーク35を接続するゲートウェイ装置である。通信装置30は、画像分析格納装置10と通信し、画像分析格納装置10からアラーム信号を受信した際に、画像分析格納装置10のレコーダ12の第2メモリ15に格納された動画データの内の異常発生時刻の前後における設定時間分の動画データを記録動画データとして受信し、受信した記録動画データをサーバ40に出力する。
携帯端末50は、監視システム100のユーザであるビルの管理者、オーナー等が所有し、メールの送受信、画像データの受信、閲覧ができるスマートフォン、タブレット端末等である。携帯端末50は、監視対象のビルから離れた遠隔地に位置していてもよい。
サーバ40は、通信装置30と通信し、通信装置30から記録動画データを受信し、受信した記録動画データに基づいて異常状態情報を携帯端末50に配信する。サーバ40は、通信部41と、端末通信部42と、画像取得部43と、配信方法選択部44と、配信データ生成部45と、画像データベース46と、ユーザデータベース47と、配信方法選択マップ60の各機能ブロックを含んでいる。
サーバ40の各機能ブロックは、図4に示すような汎用コンピュータ150によって実現することができる。図4に示すように、汎用コンピュータ150は、情報処理を行うプロセッサであるCPU151と、情報処理の際にデータを一時的に記憶するROM152、RAM153と、プログラムやユーザのデータ等を格納するハードディスクドライブ(HDD)154と、入力手段として設けられたマウス155と、キーボード156、及び表示装置として設けられたディスプレイ157とを含んでいる。CPU151とROM152とRAM153とHDD154とはデータバス160によって接続されている。また、マウス155とキーボード156とディスプレイ157とは入出力コントローラ158を介してデータバス160に接続されている。また、データバス160には通信手段として設けられたネットワークコントローラ159が接続されている。
サーバ40の通信部41、端末通信部42、画像取得部43、配信方法選択部44、配信データ生成部45は、図4に示す汎用コンピュータ150のハードウェアとCPU151で動作するプログラムとの協調動作により実現される。画像データベース46、ユーザデータベース47は、図4に示す汎用コンピュータ150のHDD154にそれぞれ動画データ、ユーザデータを格納することにより実現される。また、配信方法選択マップ60は、図4に示す汎用コンピュータ150のHDD154に格納されている。なお、HDD154に代えて、外部の記憶手段をネットワーク経由で利用することによって実現してもよい。
通信部41は、遠隔通信ネットワーク35に接続されており、通信装置30を介して画像分析格納装置10との間でデータの授受を行う。端末通信部42は、遠隔通信ネットワーク36に接続されており、携帯端末50との間でデータの授受を行う。
画像取得部43は、通信部41が通信装置30から受信した記録動画データを取得し、画像データベース46に格納する。配信方法選択部44は、画像取得部43から入力された記録動画データに基づいて異常の緊急度を判定し、判定した異常の緊急度と携帯端末50から受信した携帯端末50との通信状態データと配信方法選択マップ60とに基づいて携帯端末50に配信する異常状態情報の配信方法を選択する。ここで、配信方法選択マップ60は、図5に示すように携帯端末50との通信状態データと異常の緊急度と異常状態情報の配信方法とを関連付けて格納したマップである。配信方法選択マップ60については後で詳しく説明する。
配信データ生成部45は配信方法選択部44が選択した配信方法に基づいて携帯端末50に配信する異常状態情報の配信データを生成して端末通信部42に出力する。
画像データベース46には、通信部41が通信装置30から受信した記録動画データが格納されている。ユーザデータベース47には、監視システム100のユーザであるビルの管理者、オーナー等のメールアドレス、住所、電話番号等のユーザの属性とユーザの指定配信方法とが関連付けられて格納されている。ここで、指定配信方法は、後で説明する配信方法選択マップ60に格納されている配信方法と同様、記録動画データの全部配信、記録動画データの一部配信、フレーム画像の配信、異常状態を示すテキストデータの配信、異常検出メールの配信としてもよいし、後で説明する、記録動画部分データ配信、記録動画低画質データ配信を含んでもよい。また、これ以外の配信方法を指定配信方法として格納してもよい。ユーザは、携帯端末50でサーバ40と通信してユーザデータベース47に格納されている指定配信方法を自由に変更することができる。
サーバ40は、ネットワークに接続されていれば、例えば、クラウド上のサーバ装置でもよいし、監視対象のビルから離れた遠隔地にあるデータセンター等に設置したサーバ装置でもよい。
次に、図5を参照しながら配信方法選択マップ60について説明する。先に説明したように、配信方法選択マップ60は、携帯端末50との通信状態データと異常の緊急度と異常状態情報の配信方法とを関連付けて格納したマップである。通信状態データは、サーバ40の端末通信部42と携帯端末50との通信速度、及び、サーバ40の端末通信部42と携帯端末50との送受信電波強度を含んでいる。図5に示すように、配信方法選択マップ60は、携帯端末50との通信速度と、携帯端末50との送受信電波強度と、異常の緊急度とによって選択する配信方法を決めたマトリクスマップである。図5において、配信方法1は、記録動画データの全部配信を示す。配信方法2は、記録動画データの一部配信を示す。配信方法3は、ユーザが確認すべき特徴事項を含む記録動画の少なくとも1つのフレーム画像の配信を示す。配信方法4は、異常状態を示すテキストデータの配信を示す。配信方法5は、異常検出メールの配信を示す。
配信方法1の記録動画データの全部配信は、通信装置30から取得した記録画像データの画質の低下処理等をせず、オリジナルのデータのまま配信する配信方法である。配信方法2の記録動画データの一部配信は、通信装置30から取得した記録画像データを編集してオリジナルのデータの一部を配信する配信方法である。記録動画データの一部配信は、ユーザが確認すべき特徴事項を含むように記録動画データを編集した記録動画部分データを配信する記録動画部分データ配信と、記録動画データの画質を低下させた記録動画低画質データを配信する記録動画低画質データ配信とを含む。ここで、記録動画部分データは、例えば、記録画像データから図3に示す時刻t1の前後数秒の動画を抽出した動画データでもよいし、盗難発生をとらえた動画データの中の盗難の瞬間の動画データや、犯人の顔が含まれている瞬間の動画データでもよい。
配信方法3のユーザが確認すべき特徴事項を含む記録動画の少なくとも1つのフレーム画像の配信は、例えば、記録画像データの図3に示す時刻t1の前後数秒の動画データから1つあるいは複数のフレーム画像を抽出した画像の配信でもよる。また、盗難発生をとらえた動画の中の盗難中のフレーム画像や、犯人の顔が含まれているフレーム画像の配信でもよい。配信方法4の異常状態を示すテキストデータの配信は、例えば、「不審者の侵入が発生しました」、「火災が発生しています。緊急事態です」というような異常状態を示すテキストデータの配信である。配信方法5の異常検出メールは、例えば、「異常検出」という文面のメールを発信する配信方法である。
図5に示す配信方法選択マップ60によれば、配信方法選択部44は、異常の緊急度が高く、通信速度と送受信電波強度の両方が高い場合には、配信方法1の記録動画データの全部配信を選択する。また、配信方法選択部44は、異常の緊急度が高く、通信速度又は送受信電波強度のいずれか一方のみが高い場合、配信方法2の記録動画データの一部配信を選択する。更に、配信方法選択部44は、異常の緊急度が高いが、通信速度と送受信電波強度の両方が高くない場合、すなわち、通信速度又は送受信電波強度の両方が中程度か低い場合には、配信方法4の異常状態を示すテキストデータの配信を選択する。
また、配信方法選択部44は、異常の緊急度が高くなく、通信速度と送受信電波強度の両方が高い場合に、すなわち、異常の緊急度が中程度か低い場合で通信速度と送受信電波強度の両方が高い場合には、配信方法3のユーザが確認すべき特徴事項を含む記録動画の少なくとも1つのフレーム画像の配信を選択する。また、配信方法選択部44は、異常の緊急度が中程度か低い場合で、通信速度又は送受信電波強度のいずれか一方のみが高い場合には、配信方法4の異常状態を示すテキストデータの配信を選択する。更に、配信方法選択部44は、異常の緊急度が中程度か低い場合で、通信速度と送受信電波強度の両方が中程度か低い場合には、配信方法5の異常検出メールの配信を選択する。
次に図6から図12を参照しながら実施形態の監視システム100の動作について説明する。
図6に示すように、カメラ11で撮像した動画データはレコーダ12に送られる。図7のステップS101に示すように、レコーダ12はカメラ11から受け取った動画データを第1メモリ14に格納していく。また、図7のステップS102に示すように、レコーダ12の画像分析部16は、先に説明したような方法で動画データと基準画像データとを比較、分析して異常発生の検出を行う。異常発生が検出されない場合には、レコーダ12は図7のステップS101に戻ってカメラ11の動画データの格納と異常発生の検出動作を繰り返し実行する。
一方、通信装置30は、図8のステップS201に示すようにレコーダ12に対してポーリングを行っている。ポーリングは、例えば、1回/分程度の頻度で行ってもよい。
そして、図7のステップS103で画像分析部16が異常発生を検出したら、画像分析部16は、異常発生を検出した信号をアラーム信号生成部17に送信する。図7のステップS104において、アラーム信号生成部17は、画像分析部16から送信された信号に基づいて異常の種類と異常の発生場所等と異常発生時刻とで構成されるアラーム信号を生成する。
レコーダ12は、アラーム信号を生成した後に、図7のステップS105に示すように通信装置30からのポーリングを受信したら、図7のステップS106に示すように、アラーム信号生成部17が生成したアラーム信号を通信装置30に送信する。
通信装置30は、図8のステップS202に示すように、レコーダ12からアラーム信号を受信したら、図8のステップS203に進み、レコーダ12に対して記録動画データ要求信号を出力する。
レコーダ12は、図7のステップS107に示すように通信装置30から記録動画データ要求信号を受信するまで待機する。そして、レコーダ12は、通信装置30から記録動画データ要求信号を受信したら、第1メモリ14に格納されている画像データの内、図2に示すように画像分析部16によって特定された異常発生時刻の前設定時間と後設定時間の合計の設定時間分の動画データを記録動画データとして第2メモリ15に書き出す。そして、レコーダ12は、図7のステップS108に示すように、第2メモリ15に書き出した記録動画データを通信装置30に送信する。
通信装置30は、図8のステップS204に示すように、レコーダ12から記録動画データを受信するまで待機し、記録動画データを受信したら図8のステップS205に進んで、サーバ40に対してアラーム信号を送信する。
図9のステップS301に示すように、サーバ40は、通信装置30からアラーム信号を受信するまで待機し、アラーム信号を受信したら、図9のステップS302に示すように、通信装置30に対して記録動画データ要求信号を送信する。
通信装置30は、図8のステップS206に示すように、サーバ40からの記録動画データ要求信号を受信するまで待機し、記録動画データ要求信号を受信したら図8のステップS207に進んで記録動画データをサーバ40に送信する。
サーバ40の画像取得部43は、図9のステップS303に示すように、記録動画データを受信するまで待機し、記録動画データを受信したら、図9のステップS304に進み、画像データベース46に記録動画データを格納、保存する。また、画像取得部43は、記録動画データを配信方法選択部44に出力する。
サーバ40の端末通信部42は、図9のステップS305において、携帯端末50との通信速度と、携帯端末50との送受信電波強度とを取得して配信方法選択部44に出力する。
配信方法選択部44は、図9のステップS306において、図10,11に示す配信方法選択処理を実行し、画像配信方法と付属データとを配信データ生成部45に出力する。配信方法選択処理については、後で詳細に説明する。
サーバ40の配信データ生成部45は、図9のステップS307において、画像データベース46から記録動画データを読み出し、配信方法選択部44から入力された配信方法と付属データとに基づいて、携帯端末50に配信する配信データを生成して端末通信部42に出力する。そして、端末通信部42は、図9のステップS308において、携帯端末50に配信データを送信する。
端末通信部42は、図9のステップS309で携帯端末50から記録動画データ要求信号が入力されるまで待機し、携帯端末50から記録動画データ要求信号が入力された場合には、記録動画要求信号を配信方法選択部44に出力する。配信方法選択部44は、配信方法として記録動画データの全部配信を選択して配信方法と付属データを配信データ生成部45に出力する。配信データ生成部45は記録動画データを画像データベース46から読み出して配信データとして端末通信部42に出力する。端末通信部42は、図9のステップS310において、入力された記録動画データを携帯端末50に送信する。
次に図10,11を参照しながら配信方法選択処理について説明する。図10に示すように、配信方法選択部44は、図10のステップS401で画像取得部43から記録動画データを取得し、図10のステップS402で端末通信部42から携帯端末50との通信速度、送受信電波強度を取得する。そして、配信方法選択部44は、図10のステップS403において、記録動画から異常の緊急度を判定する。
記録動画に基づいて、異常の緊急度を判定する方法はいろいろな方法があるが、先に図3を参照して説明した例のように、記録動画と基準画像とを比較する方法がある。例えば、入口ドア22から人25が入って来る場合、その人25の着用している服が予め基準画像として格納している警備員の制服ではなく、予め基準画像として登録した凶器の画像が存在する場合には、緊急度が高いと判定する。また、警備員の制服を着用しておらず、走って侵入してきた場合には、緊急度は中程度と判断する。更に、警備員の制服を着用していないが、配達員の制服を着用している場合には、緊急度は低いと判定する。また、河川の水位を監視している場合に、河川の水位の上昇の程度に応じて緊急度を判定するようにしてもよい。配信方法選択部44は、異常の緊急度の判定が終了したら図10のステップS404に進んで、図5に示す配信方法選択マップ60に基づいて異常状態情報の配信方法の選択を行う。
ここで、配信方法選択部44は、携帯端末50との間の回線種類に基づいて通信速度の高速、中速、低速の判定をしてもよい。例えば、回線の種類が、WiFi,5G,4G等の場合は高速、3Gの場合は中速、電話回線の場合は低速のように判定してもよい。また、配信方法選択部44は、携帯端末50から携帯端末50の現在位置情報を取得し、携帯端末50の現在位置に基づいて送受信電波強度の高強度、中強度、低強度の判定をしてもよい。例えば、携帯端末50が移動中の場合には、中強度、携帯端末50が地下にある場合には、低強度のように判定してもよい。
そして、配信方法選択部44は、通信速度の高速、中速、低速と、送受信電波強度の高強度、中強度、低強度と、異常の緊急度の高い、中程度、低いと、に基づいて、図5に示す配信方法選択マップ60から1つの配信方法を選択する。先に説明したように、例えば、異常の緊急度が高く、通信速度と送受信電波強度の両方が高い場合には、配信方法選択部44は配信方法1の記録動画データの全部配信を選択する。また、異常の緊急度が高く、通信速度又は送受信電波強度のいずれか一方のみが高い場合、配信方法選択部44は配信方法2の記録動画データの一部配信を選択する。
配信方法選択部44は、配信方法を選択したら、図10のステップS405に進んで記録動画データの一部配信を選択したかどうかを判断する。そして、図10のステップS405でYESと判断した場合、図10のステップS406に進んで、ユーザが確認すべき特徴事項が記録動画の記録時間の一部にのみ存在しているかどうかを判断する。例えば、先に説明した入口ドア22から人25が入って来る場合、入口ドア22からの人25の侵入動作が記録されているのは図3に示す時刻t1の前後数秒であり、それ以前は、入口ドア22が閉まった状態の画像であり、その後は、入口ドア22が開いた状態の画像となる場合がある。この場合、ユーザの確認すべき特徴事項は、図3に示す時刻t1の前後数秒にのみ記録されている入口ドア22からの人25の侵入動作である。このような場合、配信方法選択部44は、図10のステップS406でYESと判断して図10のステップS407に進んで記録動画部分データ配信を選択する。
このように,記録動画部分データ配信は、ユーザが確認すべき特徴事項を含むように記録動画データを編集した記録動画部分データを配信する。先の例で説明すると、記録画像データから図3に示す時刻t1の前後数秒の画像を抽出した動画データが記録動画部分データとなる。
また、配信方法選択部44は、図10のステップS406でNOと判断した場合には、図10のステップS408に進んで記録動画低画質データ配信を選択する。ここで、記録動画低画質データ配信は、記録動画データの画質を低下させた設定時間分の記録動画低画質データを配信する。
配信方法選択部44は、記録動画低画質データ配信を選択した場合、図10のステップS409に進んで、ユーザが確認すべき特徴事項が記録動画の記録時間の全体に分布しているかどうかを判断する。そして、図10のステップS409でYESと判断した場合には、図10のステップS410に進んで後で説明する設定時間延長処理を行う。
また、配信方法選択部44は、図10のステップS405でNOと判断した場合、図10のステップS411に進んで記録動画の全部配信を選択したかどうかを判断する。そして、図10のステップS411でYESと判断した場合も記録動画低画質データ配信を選択した場合と同様、図10のステップS409でYESと判断した場合には、図10のステップS410に進んで設定時間延長処理を行う。設定時間延長処理については、後で詳細に説明する。
配信方法選択部44は、図10のステップS407に進んで記録動画部分データ配信を選択した場合、図10のステップS409でNOと判断した場合、図10のステップS411でNOと判断した場合には、図11のステップS412に進んでユーザデータベース47からユーザの指定配信方法を読み出す。そして、図11のステップS413で、先にステップS401~S411で選択した配信方法と、ユーザデータベース47に格納されたユーザの指定配信方法とが同一かどうかを判断する。そして、図11のステップS413でYESと判断した場合には、図11のステップS414に進み、先にステップS401~S411で選択した配信方法を配信データ生成部45に出力する。一方、図11のステップS413でNOと判断した場合には、図11のステップS415に進み、ユーザの指定配信方法を配信データ生成部45に出力する。
ここで、配信方法選択部44は、記録動画部分データ配信を配信データ生成部45に出力する場合には、記録動画データの中から抽出する時間のデータを付属データとして一緒に出力する。先の例で言えば、付属データは、動画データを抽出する時間として図3に示す時刻t1の前後数秒というデータである。また、配信方法選択部44は、記録動画低画質データ配信を出力する場合には、携帯端末50との通信速度、送受信電波強度に応じて、どの程度の画質低減を行うかの画質低減度を付属データとして一緒に出力する。また、ユーザが確認すべき特徴事項を含む記録動画の少なくとも1つのフレーム画像の配信を出力する場合には、記録動画データの中から抽出するフレーム画像の時間データを付属データとして一緒に出力する。また、異常状態を示すテキストデータの配信を出力する場合には、付属データとして異常状態を示すテキストデータを一緒に出力する。
配信方法選択部44は、画像配信方法と付属データとを配信データ生成部45に出力したら図9のステップS306に示す配信方法選択処理を終了する。
次に図11,12を参照しながら、図10のステップS410に示す設定時間延長処理とその後の動作について説明する。設定時間延長処理は、ユーザが確認すべき特徴事項が記録動画の記録時間の全体に分布しており、特徴事項の一部が記録動画データに含まれていない可能性が有る場合に、レコーダ12の設定時間を長くして、長くした設定時間分の動画データを記録動画データとして取得する処理である。
サーバ40の画像取得部43は、配信方法選択部44が図10のステップS409でYESと判断した場合、通信装置30を介して画像分析格納装置10に異常発生時刻の前後における前設定時間、又は、後設定時間を長くさせる指令を出力する。
図12のステップS501に示すように、通信装置30は画像取得部43からの設定時間延長処理指令を受信するまで待機している。通信装置30は、画像取得部43からの設定時間延長処理指令を受信したら、図12のステップS502に進んで、レコーダ12の前設定時間と後設定時間のいずれか一方又は両方を延長する。そして、通信装置30は、図12のステップS503においてレコーダ12に延長した設定時間分の記録動画データを取得する記録動画データ要求を出力する。
レコーダ12は、記録動画要求信号を受信したら、先に説明したと同様、第1メモリ14に格納されている画像データの内、延長された設定時間分の動画データを記録動画データとして第2メモリ15に書き出す。そして、レコーダ12は第2メモリ15に書き出した記録動画データを通信装置30に送信する。
図12のステップS504に示すように、通信装置30は、記録動画データを受信するまで待機する。また、通信装置30は、記録画像データを受信したら図12のステップS505に示すように、サーバ40の画像取得部43からの記録動画要求信号が入力されるまで待機する。そして、通信装置30は、記録動画要求信号が入力されたら、図12のステップS506に示すようにサーバ40の画像取得部43に延長された設定時間分の記録動画データを送信する
設定時間延長処理が終了したらサーバ40の画像取得部43は、図9のステップS303で記録画像データを受信するまで待機した後、図9のステップS304、ステップS305で記録動画データを画像データベース46に格納すると共に携帯端末50の端末通信状態データを取得する。そして、サーバ40の配信方法選択部44は、先ほどと同様、配信方法選択処理を実行する。そして、図10のステップS409でNOと判断した場合には、ユーザが確認すべき特徴事項の全部が記録動画データに含まれていると判断して、図11のステップS412~S414、S415を実行して配信方法と付属データを配信データ生成部45に出力する。
また、図10のステップS409でYESと判断した場合には、ユーザが確認すべき特徴事項の一部が記録動画データに含まれていないと判断して、図10でYESと判断するまで設定時間延長処理を繰り返して実行する。
以上説明したように、実施形態の監視システム100は、携帯端末50との通信速度と、携帯端末50との送受信電波強度と、異常の緊急度とによって配信法保を選択視し、選択した配信方法によって携帯端末50の配信データを送信するので、通信速度が低い場合や送受信電波強度が低い場合でもテキストデータやフレーム画像データの配信により確実にユーザに異常状態を通知することができる。また、通信速度や送受信電波強度が高い場合には、クリアな画像をユーザに配信することにより、ユーザが容易に異常の状態を理解することができる。
また、監視システム100は、記録動画データの全部配信と、記録動画データの一部配信と、記録動画の少なくとも1つのフレーム画像データの配信と、異常状態を示すテキストデータの配信をするので、ユーザは、従来技術の監視システムのように、異常検出メールによって連絡されたURLから動画をダウンロードして閲覧することなく、配信された異常状態情報によって異常の状態を把握できる。このため、ユーザは、迅速に異常の状態を確認することができる。また、異常の緊急度が低く、携帯端末との通信状態が低い場合には異常検出メールを発信することによりユーザに迅速に異常の発生を連絡することができる。
更に、実施形態の監視システム100は、ユーザが確認すべき特徴事項に応じて記録動画部分データ配信、記録動画低画質データ配信を選択し、記録動画データの一部を抽出してユーザに配信する。これにより、ユーザは特徴事項をすぐに確認でき、異常状態を迅速に確認することができる。
また、監視システム100は、ユーザが確認すべき特徴事項が記録動画の記録時間の全体に分布しており、ユーザにとって記録動画データの記録時間が短いと思われる場合には設定時間延長処理を行って、記録時間を長くした記録動画データの全部或いは記録動画の低画質データを配信するので、ユーザが再度動画データの閲覧要求をせずに容易に異常状態を確認することができる。
以上説明したように、実施形態の監視システム100は、ユーザが迅速に異常の状態を確認できる。
以上の説明では、実施形態の監視システム100は、記録動画データの全部配信、又は、記録動画低画質データ配信を選択した場合で、ユーザが確認すべき特徴事項が前記記録動画の記録時間の全体に分布している場合には、設定時間延長処理を行うこととして説明したがこれ限らない。例えば、設定時間延長処理を行わず、当初の設定時間分の記録動画データをそのまま配信するようにしてもよいし、当初の設定時間分の記録画像データの画質を低減した記録動画低画質データを配信するようにしてもよい。
また、ユーザデータベース47にユーザの指定配信方法を格納していない場合には、図11のステップS412~S415を実行せずに、配信方法選択部44が選択した配信方法によって携帯端末50に異常状態情報を配信してもよい。
また、監視システム100は、図9のステッブS309、S310を実行せず、携帯端末50に異常状態情報の配信を行ったら、動作を停止してもよい。
次に、図13を参照しながら、監視システム100の他の動作処理について簡単に説明する。この動作処理は、監視システム100ユーザから携帯端末50によって時刻を指定してカメラ11の撮像した動画の閲覧要求があった場合に閲覧動画を携帯端末50に送信する動作である。
図13に示すように、監視システム100のユーザが携帯端末50からサーバ40にアクセスして指定時刻の動画の閲覧を要求する閲覧動画要求を入力すると、図13に示すように、サーバ40は、通信装置30に対して指定時刻を含む閲覧動画要求を発信する。これを受けた通信装置30は、画像分析格納装置10のレコーダ12に閲覧動画要求を送信する。閲覧動画要求を受信したレコーダ12は、第1メモリ14に格納されている動画データの内、閲覧動画要求に含まれる指定時刻の前後の設定時間分の動画データを閲覧動画データとして第2メモリ15に書き出し、通信装置30に閲覧動画データをサーバ40に送信する。サーバ40は、受信した閲覧動画データを画像データベース46に格納すると共に、ユーザの携帯端末50に閲覧動画データを送信する。
これにより、ユーザは送信された閲覧動画データを受信し、携帯端末50で指定した時刻の前後の設定時間分の動画を遠隔地から閲覧することができる。
なお、監視システム100は、図13を参照して説明した閲覧動画を携帯端末50に配信する動作 を備えていなくてもよい。
10 画像分析格納装置、11 カメラ、12 レコーダ、13 画像格納部、14 第1メモリ、15 第2メモリ、16 画像分析部、17 アラーム信号生成部、22 入口ドア、25 人、30 通信装置、35,36 遠隔通信ネットワーク、40 サーバ、41 通信部、42 端末通信部、43 画像取得部、44 配信方法選択部、45 配信データ生成部、46 画像データベース、47 ユーザデータベース、50 携帯端末、60 配信方法選択マップ、100 監視システム、150 汎用コンピュータ、151 CPU、152 ROM、153 RAM、154 HDD、155 マウス、156 キーボード、157 ディスプレイ、158 入出力コントローラ、159 ネットワークコントローラ、160 データバス。

Claims (11)

  1. 監視システムであって、
    カメラが撮像した動画データを格納すると共に、前記カメラが撮像した動画データを分析し、異常を検出した際に異常発生時刻を含むアラーム信号を生成する画像分析格納装置と、
    前記画像分析格納装置と通信し、前記画像分析格納装置から前記アラーム信号を受信した際に、前記画像分析格納装置に格納された動画データの内の前記異常発生時刻の前後における設定時間分の動画データを記録動画データとして前記画像分析格納装置から受信する通信装置と、
    前記通信装置と通信し、前記通信装置から前記記録動画データを受信し、受信した前記記録動画データに基づいて異常状態情報を携帯端末に配信するサーバと、を備え、
    前記サーバは、
    前記通信装置から前記記録動画データを取得する画像取得部と、
    前記携帯端末との通信状態データと前記異常の緊急度と前記異常状態情報の配信方法とを関連付けて格納した配信方法選択マップと、
    前記画像取得部から入力された前記記録動画データに基づいて前記異常の緊急度を判定し、判定した前記異常の緊急度と前記携帯端末から受信した前記携帯端末との前記通信状態データと前記配信方法選択マップとに基づいて前記携帯端末に配信する前記異常状態情報の配信方法を選択する配信方法選択部と、
    前記配信方法選択部が選択した配信方法に基づいて前記携帯端末に配信する前記異常状態情報の配信データを生成する配信データ生成部と、を備え
    前記通信状態データは、前記携帯端末との通信速度と前記携帯端末との送受信電波強度とを含み、
    前記配信方法選択部は、前記異常の緊急度と前記通信速度と前記送受信電波強度と前記配信方法選択マップとに基づいて前記携帯端末に配信する前記異常状態情報の配信方法を選択し、
    前記配信方法選択部は、前記記録動画データの全部配信と、前記記録動画データの一部配信と、記録動画の少なくとも1つのフレーム画像データの配信と、異常状態を示すテキストデータの配信と、異常検出メールの配信との内のいずれか一つの配信方法を選択し、
    前記画像取得部は、前記配信方法選択部が前記記録動画データの全部配信を選択した場合であって、ユーザが確認すべき特徴事項が前記記録動画の記録時間の全体に分布している場合には、前記通信装置を介して前記画像分析格納装置に前記異常発生時刻の前後における設定時間を長くさせる指令を出力し、前記通信装置を介して長くした設定時間分の動画データを前記記録動画データとして前記画像分析格納装置から受信すること、
    を特徴とする監視システム。
  2. 請求項に記載の監視システムであって、
    前記記録動画データの一部配信は、ユーザが確認すべき特徴事項を含むように前記記録動画データを編集した記録動画部分データを配信する記録動画部分データ配信と、前記記録動画データの画質を低下させた記録動画低画質データを配信する記録動画低画質データ配信と、を含み、
    前記配信方法選択部は、前記記録動画データの一部配信を選択した場合で、
    ユーザが確認すべき特徴事項が前記記録動画の記録時間の一部にのみ存在している場合には前記記録動画部分データ配信を選択し、そうでない場合には前記記録動画低画質データ配信を選択すること、
    を特徴とする監視システム。
  3. 監視システムであって、
    カメラが撮像した動画データを格納すると共に、前記カメラが撮像した動画データを分析し、異常を検出した際に異常発生時刻を含むアラーム信号を生成する画像分析格納装置と、
    前記画像分析格納装置と通信し、前記画像分析格納装置から前記アラーム信号を受信した際に、前記画像分析格納装置に格納された動画データの内の前記異常発生時刻の前後における設定時間分の動画データを記録動画データとして前記画像分析格納装置から受信する通信装置と、
    前記通信装置と通信し、前記通信装置から前記記録動画データを受信し、受信した前記記録動画データに基づいて異常状態情報を携帯端末に配信するサーバと、を備え、
    前記サーバは、
    前記通信装置から前記記録動画データを取得する画像取得部と、
    前記携帯端末との通信状態データと前記異常の緊急度と前記異常状態情報の配信方法とを関連付けて格納した配信方法選択マップと、
    前記画像取得部から入力された前記記録動画データに基づいて前記異常の緊急度を判定し、判定した前記異常の緊急度と前記携帯端末から受信した前記携帯端末との前記通信状態データと前記配信方法選択マップとに基づいて前記携帯端末に配信する前記異常状態情報の配信方法を選択する配信方法選択部と、
    前記配信方法選択部が選択した配信方法に基づいて前記携帯端末に配信する前記異常状態情報の配信データを生成する配信データ生成部と、を備え、
    前記通信状態データは、前記携帯端末との通信速度と前記携帯端末との送受信電波強度とを含み、
    前記配信方法選択部は、前記異常の緊急度と前記通信速度と前記送受信電波強度と前記配信方法選択マップとに基づいて前記携帯端末に配信する前記異常状態情報の配信方法を選択し、
    前記配信方法選択部は、前記記録動画データの全部配信と、前記記録動画データの一部配信と、記録動画の少なくとも1つのフレーム画像データの配信と、異常状態を示すテキストデータの配信と、異常検出メールの配信との内のいずれか一つの配信方法を選択し、
    前記記録動画データの一部配信は、ユーザが確認すべき特徴事項を含むように前記記録動画データを編集した記録動画部分データを配信する記録動画部分データ配信と、前記記録動画データの画質を低下させた記録動画低画質データを配信する記録動画低画質データ配信と、を含み、
    前記配信方法選択部は、前記記録動画データの一部配信を選択した場合で、
    ユーザが確認すべき特徴事項が前記記録動画の記録時間の一部にのみ存在している場合には前記記録動画部分データ配信を選択し、そうでない場合には前記記録動画低画質データ配信を選択すること、
    を特徴とする監視システム。
  4. 請求項2又は3に記載の監視システムであって、
    前記画像取得部は、前記配信方法選択部が前記記録動画低画質データ配信を選択した場合であって、ユーザが確認すべき特徴事項が前記記録動画の記録時間の全体に分布している場合には、前記通信装置を介して前記画像分析格納装置に前記異常発生時刻の前後における設定時間を長くさせる指令を出力し、前記通信装置を介して長くした設定時間分の動画データを前記記録動画データとして前記画像分析格納装置から受信すること、
    を特徴とする監視システム。
  5. 請求項からのいずれか1項に記載の監視システムであって、
    前記配信方法選択部は、
    前記異常の緊急度が高く、前記通信速度と前記送受信電波強度の両方が高い場合には、前記記録動画データの全部配信を選択し、
    前記異常の緊急度が高く、前記通信速度又は前記送受信電波強度のいずれか一方のみが高い場合には、前記記録動画データの一部配信を選択し、
    前記異常の緊急度が高いが、前記通信速度と前記送受信電波強度の両方が高くない場合には、異常状態を示すテキストデータの配信を選択すること、
    を特徴とする監視システム。
  6. 監視システムであって、
    カメラが撮像した動画データを格納すると共に、前記カメラが撮像した動画データを分析し、異常を検出した際に異常発生時刻を含むアラーム信号を生成する画像分析格納装置と、
    前記画像分析格納装置と通信し、前記画像分析格納装置から前記アラーム信号を受信した際に、前記画像分析格納装置に格納された動画データの内の前記異常発生時刻の前後における設定時間分の動画データを記録動画データとして前記画像分析格納装置から受信する通信装置と、
    前記通信装置と通信し、前記通信装置から前記記録動画データを受信し、受信した前記記録動画データに基づいて異常状態情報を携帯端末に配信するサーバと、を備え、
    前記サーバは、
    前記通信装置から前記記録動画データを取得する画像取得部と、
    前記携帯端末との通信状態データと前記異常の緊急度と前記異常状態情報の配信方法とを関連付けて格納した配信方法選択マップと、
    前記画像取得部から入力された前記記録動画データに基づいて前記異常の緊急度を判定し、判定した前記異常の緊急度と前記携帯端末から受信した前記携帯端末との前記通信状態データと前記配信方法選択マップとに基づいて前記携帯端末に配信する前記異常状態情報の配信方法を選択する配信方法選択部と、
    前記配信方法選択部が選択した配信方法に基づいて前記携帯端末に配信する前記異常状態情報の配信データを生成する配信データ生成部と、を備え、
    前記通信状態データは、前記携帯端末との通信速度と前記携帯端末との送受信電波強度とを含み、
    前記配信方法選択部は、前記異常の緊急度と前記通信速度と前記送受信電波強度と前記配信方法選択マップとに基づいて前記携帯端末に配信する前記異常状態情報の配信方法を選択し、
    前記配信方法選択部は、前記記録動画データの全部配信と、前記記録動画データの一部配信と、記録動画の少なくとも1つのフレーム画像データの配信と、異常状態を示すテキストデータの配信と、異常検出メールの配信との内のいずれか一つの配信方法を選択し、
    前記配信方法選択部は、
    前記異常の緊急度が高く、前記通信速度と前記送受信電波強度の両方が高い場合には、前記記録動画データの全部配信を選択し、
    前記異常の緊急度が高く、前記通信速度又は前記送受信電波強度のいずれか一方のみが高い場合には、前記記録動画データの一部配信を選択し、
    前記異常の緊急度が高いが、前記通信速度と前記送受信電波強度の両方が高くない場合には、異常状態を示すテキストデータの配信を選択すること、
    を特徴とする監視システム。
  7. 請求項から6のいずれか1項に記載の監視システムであって、
    前記配信方法選択部は、
    前記異常の緊急度が高くなく、前記通信速度と前記送受信電波強度の両方が高い場合には、ユーザが確認すべき特徴事項を含む前記記録動画の少なくとも1つのフレーム画像の配信を選択し、
    前記異常の緊急度が高くなく、前記通信速度又は前記送受信電波強度のいずれか一方のみが高い場合には、異常状態を示すテキストデータの配信を選択し、
    前記異常の緊急度が高くなく、前記通信速度と前記送受信電波強度の両方が高くない場合には、異常検出メールの配信を選択すること、
    を特徴とする監視システム。
  8. 監視システムであって、
    カメラが撮像した動画データを格納すると共に、前記カメラが撮像した動画データを分析し、異常を検出した際に異常発生時刻を含むアラーム信号を生成する画像分析格納装置と、
    前記画像分析格納装置と通信し、前記画像分析格納装置から前記アラーム信号を受信した際に、前記画像分析格納装置に格納された動画データの内の前記異常発生時刻の前後における設定時間分の動画データを記録動画データとして前記画像分析格納装置から受信する通信装置と、
    前記通信装置と通信し、前記通信装置から前記記録動画データを受信し、受信した前記記録動画データに基づいて異常状態情報を携帯端末に配信するサーバと、を備え、
    前記サーバは、
    前記通信装置から前記記録動画データを取得する画像取得部と、
    前記携帯端末との通信状態データと前記異常の緊急度と前記異常状態情報の配信方法とを関連付けて格納した配信方法選択マップと、
    前記画像取得部から入力された前記記録動画データに基づいて前記異常の緊急度を判定し、判定した前記異常の緊急度と前記携帯端末から受信した前記携帯端末との前記通信状態データと前記配信方法選択マップとに基づいて前記携帯端末に配信する前記異常状態情報の配信方法を選択する配信方法選択部と、
    前記配信方法選択部が選択した配信方法に基づいて前記携帯端末に配信する前記異常状態情報の配信データを生成する配信データ生成部と、を備え、
    前記通信状態データは、前記携帯端末との通信速度と前記携帯端末との送受信電波強度とを含み、
    前記配信方法選択部は、前記異常の緊急度と前記通信速度と前記送受信電波強度と前記配信方法選択マップとに基づいて前記携帯端末に配信する前記異常状態情報の配信方法を選択し、
    前記配信方法選択部は、前記記録動画データの全部配信と、前記記録動画データの一部配信と、記録動画の少なくとも1つのフレーム画像データの配信と、異常状態を示すテキストデータの配信と、異常検出メールの配信との内のいずれか一つの配信方法を選択し、
    前記配信方法選択部は、
    前記異常の緊急度が高くなく、前記通信速度と前記送受信電波強度の両方が高い場合には、ユーザが確認すべき特徴事項を含む前記記録動画の少なくとも1つのフレーム画像の配信を選択し、
    前記異常の緊急度が高くなく、前記通信速度又は前記送受信電波強度のいずれか一方のみが高い場合には、異常状態を示すテキストデータの配信を選択し、
    前記異常の緊急度が高くなく、前記通信速度と前記送受信電波強度の両方が高くない場合には、異常検出メールの配信を選択すること、
    を特徴とする監視システム。
  9. 請求項から8のいずれか1項に記載の監視システムであって、
    前記サーバは、ユーザの属性とユーザの指定配信方法とを関連付けて格納したユーザデータベースを含み、
    前記配信方法選択部は、選択した配信方法と、前記ユーザデータベースに格納されたユーザの前記指定配信方法とが同一でない場合には、ユーザの前記指定配信方法を前記配信データ生成部に出力すること、
    を特徴とする監視システム。
  10. 監視システムであって、
    カメラが撮像した動画データを格納すると共に、前記カメラが撮像した動画データを分析し、異常を検出した際に異常発生時刻を含むアラーム信号を生成する画像分析格納装置と、
    前記画像分析格納装置と通信し、前記画像分析格納装置から前記アラーム信号を受信した際に、前記画像分析格納装置に格納された動画データの内の前記異常発生時刻の前後における設定時間分の動画データを記録動画データとして前記画像分析格納装置から受信する通信装置と、
    前記通信装置と通信し、前記通信装置から前記記録動画データを受信し、受信した前記記録動画データに基づいて異常状態情報を携帯端末に配信するサーバと、を備え、
    前記サーバは、
    前記通信装置から前記記録動画データを取得する画像取得部と、
    前記携帯端末との通信状態データと前記異常の緊急度と前記異常状態情報の配信方法とを関連付けて格納した配信方法選択マップと、
    前記画像取得部から入力された前記記録動画データに基づいて前記異常の緊急度を判定し、判定した前記異常の緊急度と前記携帯端末から受信した前記携帯端末との前記通信状態データと前記配信方法選択マップとに基づいて前記携帯端末に配信する前記異常状態情報の配信方法を選択する配信方法選択部と、
    前記配信方法選択部が選択した配信方法に基づいて前記携帯端末に配信する前記異常状態情報の配信データを生成する配信データ生成部と、を備え、
    前記通信状態データは、前記携帯端末との通信速度と前記携帯端末との送受信電波強度とを含み、
    前記配信方法選択部は、前記異常の緊急度と前記通信速度と前記送受信電波強度と前記配信方法選択マップとに基づいて前記携帯端末に配信する前記異常状態情報の配信方法を選択し、
    前記配信方法選択部は、前記記録動画データの全部配信と、前記記録動画データの一部配信と、記録動画の少なくとも1つのフレーム画像データの配信と、異常状態を示すテキストデータの配信と、異常検出メールの配信との内のいずれか一つの配信方法を選択し、
    前記サーバは、ユーザの属性とユーザの指定配信方法とを関連付けて格納したユーザデータベースを含み、
    前記配信方法選択部は、選択した配信方法と、前記ユーザデータベースに格納されたユーザの前記指定配信方法とが同一でない場合には、ユーザの前記指定配信方法を前記配信データ生成部に出力すること、
    を特徴とする監視システム。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の監視システムであって、
    前記携帯端末は、前記サーバから受信した前記異常状態情報に応じて前記サーバと通信し、前記サーバから前記記録動画データを受信すること、
    を特徴とする監視システム。
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