JP2004145652A - 監視装置および監視プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】CCDカメラ2と、検出器3と、監視者の携帯電話7の電子メールアドレスを予め記憶する通知先DB11と、検出器3の検出結果に基づく監視情報を蓄積する監視情報DB12と、CCDカメラ2により取り込んだ画像を蓄積する画像DB13と、検出器3の検出結果に基づく監視情報を監視情報DB12に記録する監視情報記録手段14と、CCDカメラ2により取り込んだ画像を画像DB13に記録する画像記録手段15と、検出器3の検出結果に基づく監視情報と画像DB13の画像にアクセスするための場所情報とを含む電子メールを、通知先DB11の電子メールアドレス宛てにインターネットを介して送信する通知手段16と、携帯電話7からの場所情報に基づく要求に対して画像データベースの画像を提供する情報提供手段17とを有する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信ネットワークを用いた監視装置および監視プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、監視会社によって、住宅、ビル、マンション用の監視システムが提供されている。この種の監視システムでは、住宅等に取り付けた各種センタおよび操作盤が、通信ネットワークを介して監視センタに接続された構成となっている。このようなシステムでは、各種センサが動作したときに自動的に監視センタに異常が通知されるため、その後の監視会社の迅速かつ適切な措置により、不法侵入者による被害等を防ぐことができる。
【0003】
また、近年では、住宅等に取り付けた監視カメラによる監視画像を、インターネットを介して遠隔地のパーソナルコンピュータや携帯電話等により確認できるようにしたシステムが提案されている。
【0004】
例えば、特許文献1には、防犯センサで異常を監視し、センサが作動すると、監視カメラにより撮影した画像を取り込んでデータベースに蓄積する防犯監視システムが開示されている。また、この防犯監視システムでは、インターネット等を介して携帯端末器を呼び出し、応答があればユーザ認証を行って、ユーザであることを確認できれば、撮影した画像などを配信する。
【0005】
また、非特許文献1には、各種センサやカメラをターミナルに接続し、インターネット経由で遠隔地の監視を行えるようにした監視システムが開示されている。この監視システムでは、カメラにより取り込んだ画像を一旦ターミナルからインターネット経由でセンタのサーバへ送信し、このサーバを通じて監視者の携帯電話等にメールにより通知し、監視者はこのサーバにアクセスして監視画像を見る。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−165211号公報
【非特許文献2】
“インターネットカメラ@株式会社ベルショップ”、[online]、2001年、株式会社ベルショップ、[2002年8月28日検索]、インターネット<URL: http://www.bellshop−web.co.jp/cyber/index.html>
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1の防犯監視システムでは、監視者に対して撮影した画像を配信する際に、呼び出し、応答、ユーザ認証、配信の手順を踏む必要があるため、監視者が画像を見るまでに時間が掛かる。
【0008】
また、非特許文献1の監視システムでは、センタのサーバで複数の監視者のカメラの画像を集中して管理し、各監視者はそれぞれがこのサーバにアクセスして各カメラの画像を見るものであるため、サーバへのアクセスが集中した場合には画像を見るまでに時間が掛かることになる。
【0009】
監視システムは、より速く監視内容を監視者に伝達することが重要であるが、上記のように従来の監視システムでは、監視画像を監視者に伝達するまでに時間が掛かる。
【0010】
そこで、本発明においては、より早く監視内容を監視者に伝達することが可能な監視装置および監視プログラムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の監視装置は、検出器および撮像装置と、監視者の携帯端末の電子メールアドレスを予め記憶する通知先データベースと、撮像装置により取り込んだ画像を蓄積する画像データベースと、撮像装置により取り込んだ画像を画像データベースに記録する画像記録手段と、検出器の検出結果に基づく監視情報と画像データベースの画像にアクセスするための場所情報とを含む電子メールを、通知先データベースの電子メールアドレス宛てに通信ネットワークを介して送信する通知手段と、携帯端末からの場所情報に基づく要求に対して画像データベースの画像を提供する情報提供手段とを有するものである。
【0012】
本発明の監視装置によれば、異常が発生した際、検出器の検出結果に基づく監視情報と撮像装置により取り込んで画像データベースに記録した画像にアクセスするための場所情報とを含む電子メールが、予め通知先データベースに記憶された監視者の携帯端末の電子メールアドレス宛てに通信ネットワークを介して送信される。これにより、監視者は、携帯端末により受信した電子メールに含まれる監視情報によって、監視場所で発生した異常の内容を直に知ることができる。また、監視者は、この携帯端末によって受信した電子メールに含まれる場所情報に基づいて、監視装置に撮像装置により取り込んだ画像を要求することにより、この監視装置に備えた画像データベースの画像を直に受け取り、携帯端末上で見ることができる。
【0013】
また、本発明の別の監視装置は、検出器および撮像装置と、監視者の携帯端末の電子メールアドレスを予め記憶する通知先データベースと、前記撮像装置により取り込んだ画像を蓄積する画像データベースと、前記撮像装置により取り込んだ画像を前記画像データベースに記録する画像記録手段と、前記検出器の検出結果に基づく監視情報と前記画像データベースの画像とを含む電子メールを、前記通知先データベースの電子メールアドレス宛てに通信ネットワークを介して送信する通知手段とを有するものである。
【0014】
この監視装置によれば、異常が発生した際、検出器の検出結果に基づく監視情報と撮像装置により取り込んで画像データベースに記録した画像とを含む電子メールが、予め通知先データベースに記憶された監視者の携帯端末の電子メールアドレス宛てに通信ネットワークを介して送信される。これにより、監視者は、携帯端末により受信した電子メールに含まれる監視情報および画像によって、監視場所で発生した異常の内容を直に知ることができる。
【0015】
本発明の監視装置は、検出器の検出結果に基づく監視情報を蓄積する監視情報データベースと、検出器の検出結果に基づく監視情報を監視情報データベースに記録する監視情報記録手段とを備えたものとするのが望ましい。これにより、検出器の検出結果に基づく監視情報を監視情報データベースに逐一記録しておき、後に、この監視情報データベースに蓄積された監視情報を参照することができる。
【0016】
また、本発明の監視装置は、検出器を複数備え、通知手段は、複数の検出器のそれぞれの検出結果を複合的に解析して監視情報を送信するものであることが望ましい。これにより、一つの検出器が異常を誤検出した場合であっても、他の検出器により異常が検出され、複数の検出器のそれぞれの検出結果を複合的に解析して真に異常が発生したと判断されない限り、監視者の携帯端末に監視情報を送信することがなくなる。
【0017】
さらに、画像記録手段は、検出器の動作をトリガとして撮像装置により取り込んだ画像を画像データベースに格納するものであることが望ましい。これにより、検出器の動作と同期させた撮像画像を得ることができる。ここで、検出器を呼び鈴に備えたものとすれば、呼び鈴の動作のタイミングで来訪者の画像を得ることができる。
【0018】
本発明の監視プログラムは、検出器および撮像装置が接続されるコンピュータを、監視者の携帯端末の電子メールアドレスを予め記憶する通知先データベースと、撮像装置により取り込んだ画像を蓄積する画像データベースと、撮像装置により取り込んだ画像を画像データベースに記録する画像記録手段と、検出器の検出結果に基づく監視情報と画像データベースの画像にアクセスするための場所情報とを含む電子メールを、通知先データベースの電子メールアドレス宛てに通信ネットワークを介して送信する通知手段と、携帯端末からの場所情報に基づく要求に対して画像データベースの画像を提供する情報提供手段として機能させるためのものである。
【0019】
また、本発明の別の監視プログラムは、検出器および撮像装置が接続されるコンピュータを、監視者の携帯端末の電子メールアドレスを予め記憶する通知先データベースと、撮像装置により取り込んだ画像を蓄積する画像データベースと、撮像装置により取り込んだ画像を画像データベースに記録する画像記録手段と、検出器の検出結果に基づく監視情報と画像データベースの画像とを含む電子メールを、通知先データベースの電子メールアドレス宛てに通信ネットワークを介して送信する通知手段として機能させるためのものである。
【0020】
これらの監視プログラムを、検出器および撮像装置が接続されるコンピュータ上で実行することにより、このコンピュータを上記本発明の監視装置と同様に機能させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態における監視システムの構成図である。
図1において、本実施形態における監視システムは、監視対象となる建物の屋内に設置される、監視プログラムの実行により監視装置として機能するパーソナルコンピュータ(以下、「PC」と称す。)1と、撮像装置としてのCCD(Charge Coupled Device)カメラ2と、ドアホン3a、ガスセンサ3b、熱センサ3c、煙センサ3dおよびドア/窓センサ3e等の各種様々な状態を検出する検出器3と、モデム装置4と、電話機5とを有する。
【0022】
CCDカメラ2、各種検出器3(ドアホン3a,ガスセンサ3b,熱センサ3c,煙センサ3d,ドア/窓センサ3e等)、モデム装置4および電話機5は、それぞれPC1に接続されている。PC1は、モデム装置4を介して通信ネットワークとしてのインターネット6に接続されている。また、本実施形態における監視システムは、監視者が携帯する携帯端末としての携帯電話7やハンドヘルドコンピュータ(以下、「HC」と称す。)8等を利用するものである。
【0023】
ドアホン3aは、呼び鈴、マイクやスピーカ等を備え、呼び鈴の押下を検出するものである。ドアホン3aは、CCDカメラ2を内蔵してもよい。ガスセンサ3bは、ガス漏れを検知するものである。熱センサ3cは、火災等による発熱を検出するものである。煙センサ3dは、火災等による煙の発生を検出するものである。ドア/窓センサ3eは、ドア・窓の開閉、振動や割れ等を検出するものである。
【0024】
図2は監視装置として機能するPC1の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、PC1は、各種データベース(以下、「DB」と称す。)としての通知先DB11、監視情報DB12および画像DB13と、監視情報記録手段14と、画像記録手段15と、通知手段16と、情報提供手段17とを有する。
【0025】
通知先DB11は、各種検出器3による検出結果等を通知する通知先として、監視者の携帯電話7の電子メールアドレスを予め記憶するものである。この通知先DB11に登録する電子メールアドレスは、監視者がPC1により任意に設定することが可能である。なお、通知先の電子メールアドレスとして、携帯電話7の電子メールアドレスの他、HC8の電子メールアドレスを登録することも可能である。
【0026】
監視情報DB12は、各検出器3の検出結果に基づく監視情報を蓄積するものである。ここで、監視情報とは、各検出器3の検出結果そのものの他、各検出器3の検出結果に基づいて分析した監視結果などを含むものとする。画像DB13は、CCDカメラ2により取り込んだ画像を蓄積するものである。
【0027】
監視情報記録手段14は、前述の各検出器3の検出結果に基づく監視情報を監視情報DB12に逐次記録する手段である。画像記録手段15は、CCDカメラ2により取り込んだ画像を画像DB13に逐次記録する手段である。また、画像記録手段15は、ドアホン3aによる呼び鈴の押下の検出などの検出器3の動作をトリガとして、CCDカメラ2により取り込んだ画像を画像DB13に格納する機能を備える。
【0028】
通知手段16は、前述の各検出器3の検出結果に基づく監視情報と、画像DB13の画像にアクセスするための場所情報としてのURL(Uniform Resource Locator)または画像DB13の画像情報そのものとを含む電子メールを、通知先DB11に登録された電子メールアドレス宛てにインターネット6を介して送信する手段である。
【0029】
また、通知手段16は、複数の検出器3のそれぞれの検出結果を複合的に解析した結果、真に異常が発生したと判断した場合にのみ、監視情報を送信する機能を備える。ここで、画像DB13の画像にアクセスするためのURLは、次の情報提供手段17に対して携帯電話7から情報提供要求をするためのものである。
【0030】
情報提供手段17は、携帯電話7からのURLに基づく情報提供要求に対して画像DB13の画像を提供するものである。また、情報提供手段17は、携帯電話7からの要求に対して、画像DB13の画像のみならず、監視情報DB12に蓄積した監視情報の詳細について提供する機能を備える。
【0031】
次に、上記構成の監視システムによる監視の例について、図3から図7を参照して説明する。
【0032】
本実施形態における監視システムによる監視を行う際、まず、PC1上で監視プログラムを実行し、監視動作を開始させる。あるいは、図3に示すように監視者が携帯する携帯電話7によりインターネット6およびモデム装置4を介してPC1に接続し、各検出器3の動作のオン・オフをリモートコントロールすることも可能である。
【0033】
監視装置による監視中、CCDカメラ2は所定のタイミングで随時画像を取り込んでおり、画像記録手段15は、このCCDカメラ2によって取り込んだ画像を画像DB13に逐次記録している。あるいは、画像記録手段15は、各検出器3による検出動作をトリガとして、CCDカメラ2によって取り込んだ画像を画像DB13に格納するように構成することもできる。
【0034】
各検出器3が異常を検出すると、監視情報記録手段14は、各検出器3による検出結果に基づく監視情報を監視情報DB12に記録する。そして、通知手段16は、この監視情報DB12の監視情報と、画像DB13の画像にアクセスするためのURLとを含む電子メールを、通知先DB11に登録された携帯電話7の電子メールアドレス宛てにインターネット6を介して送信する。
【0035】
図4は監視情報として火災警報作動を通知する例を示している。図4の電子メールは、熱センサ3cにより火災と判断される温度以上の温度が検出された際に、通知手段16によって携帯電話7に送信されるものである。この電子メールには、熱センサ3cによる検出結果と、その対処方法として消防署や防犯会社等への連絡先の電話番号21等が記載されている。
【0036】
また、この電子メールには、CCDカメラ2によって取り込まれ、画像DB13に格納された画像にアクセスするためのURLに張られたリンクボタン22が埋め込まれている。そして、携帯電話7によってこのリンクボタン22を指定すると、携帯電話7からPC1へリンクボタン22のURLに基づく情報提供要求がなされる。PC1は、この要求に基づいて情報提供手段17による処理を行う。
【0037】
情報提供手段17は、携帯電話7からのURLに基づく情報提供要求に対して画像DB13の画像とともに、監視情報DB12に蓄積した監視情報の詳細について示したウェブページ(図示せず)を携帯電話7に提供する。このウェブページには、CCDカメラ2により取り込まれ、画像DB13に格納された最新の画像が表示される。
【0038】
図5は監視情報としてガラス警報作動を通知する例を示している。図5の電子メールは、ドア/窓センサ3eにより窓の破損が検出され、さらに検出器3としての赤外線センサにより侵入者が検出された際に、通知手段16によって携帯電話7に送信されるものである。この電子メールには、ドア/窓センサ3eによる検出結果と、その対処方法として警察や家族等への連絡先の電話番号31等が記載されている。
【0039】
また、この電子メールには、CCDカメラ2によって取り込まれ、画像DB13に格納された画像にアクセスするためのURLに張られたリンクボタン32が埋め込まれている。そして、携帯電話7によってこのリンクボタン32を指定すると、携帯電話7からPC1へリンクボタン32のURLに基づく情報提供要求がなされる。PC1は、この要求に基づいて情報提供手段17による処理を行う。
【0040】
情報提供手段17は、携帯電話7からのURLに基づく情報提供要求に対して画像DB13の画像とともに、監視情報DB12に蓄積した監視情報の詳細について示したウェブページ33を携帯電話7に提供する。このウェブページ33には、CCDカメラ2により取り込まれ、画像DB13に格納された最新の画像(図示せず)が表示される。
【0041】
また、図5に示すように、ウェブページ33には、複数の検出器3(ドア/窓センサ3e,赤外線センサ)による検出結果が表示されている。図5の例では、通知手段16は、複数の検出器3のそれぞれの検出結果を複合的に解析した上で監視情報を携帯電話7に送信している。このように、本システムでは、一つの検出器3が異常を誤検出した場合であっても、他の検出器3により異常が検出され、複数の検出器3のそれぞれの検出結果を複合的に解析して真に異常が発生したと判断されない限り、監視者の携帯電話7に監視情報を送信することがないため、携帯電話7へ誤報が送信されるのを防止することができる。
【0042】
図6は監視情報として玄関の電子ロック解除を通知する例を示している。図6の電子メールは、検出器3としての電子ロックセンサにより玄関の電子ロック解除が検出された際に、通知手段16によって携帯電話7に送信されるものである。この電子メールには、電子ロックセンサによる検出結果が記載されている。
【0043】
また、この電子メールには、CCDカメラ2によって取り込まれ、画像DB13に格納された画像にアクセスするためのURLに張られたリンクボタン41が埋め込まれている。携帯電話7によってこのリンクボタン41を指定すると、携帯電話7からPC1へリンクボタン41のURLに基づく情報提供要求がなされる。PC1は、この要求に基づいて情報提供手段17による処理を行う。情報提供手段17による処理は前述の通りである。
【0044】
図7は監視情報としてドアホン3aの呼び鈴の押下を通知する例を示している。監視情報記録手段14は、ドアホン3aの呼び鈴の押下の検出をトリガとして、CCDカメラ2により取り込んだ画像を画像DB13に格納する。また、このとき、通知手段16は、ドアホン3aの呼び鈴が押下されたという監視情報と、この画像DB13に格納した画像にアクセスするためのURLを含む電子メールを携帯電話7へ送信する。なお、この通知手段16による携帯電話7への最初の電子メールの送信の際、画像DB13に格納した画像にアクセスするためのURLを含む電子メールではなく、画像DB13の画像そのものをこの電子メールに添付することも可能である。
【0045】
そして、携帯電話7からの、この電子メールに含まれるURLに基づいた情報提供要求に対して、情報提供手段17は、画像DB13の画像とともに、監視情報DB12に蓄積した監視情報の詳細について示したウェブページ51を携帯電話7に提供する。このウェブページ51には、CCDカメラ2により取り込まれ、画像DB13に格納された最新の画像52が表示される。
【0046】
さらに、本実施形態における監視システムでは、このドアホン3aの呼び鈴の押下に対して、携帯電話7により応対することが可能である(図7(a),(b)参照)。携帯電話7により応対する場合、携帯電話7と電話機5とが接続される。この電話機5はPC1に接続され、PC1を介してドアホン3aのマイクおよびスピーカに接続されているため、携帯電話7とドアホン3aとの間で通話することが可能である。
【0047】
また、ここで、携帯電話7により過去の訪問者を確認したい場合(図7(c)参照)、携帯電話7からPC1へ情報提供要求を行う。PC1の情報提供手段7は、この携帯電話7からの要求に基づいて、監視情報DB12および画像DB13を参照し、ドアホン3aの呼び鈴の押下時の監視情報および画像を携帯電話7へ提供する。
【0048】
以上のように、監視者は、携帯電話7により受信した電子メールに含まれる監視情報によって、監視場所で発生した異常の内容を直に知ることができる。また、監視者は、この携帯電話7によって受信した電子メールに含まれるURLに張られたリンクボタン22に基づいて、PC1にCCDカメラ2により取り込んだ画像を要求することにより、このPC1に備えた画像DB13の画像を、PC1から直に受け取り、携帯電話7上で見ることができる。
【0049】
したがって、本実施形態における監視システムでは、従来のように監視者に対して撮像した際に呼び出し、応答、ユーザ認証、配信の手順を踏むことなく、PC1から直に監視者の携帯電話7へ監視情報や画像等を送信するため、監視者は短時間でこれらの情報を得ることができる。また、センタのサーバで複数の監視者のカメラの画像を集中して管理することなく、各監視者の個別のPC1でCCDカメラ2の画像および各センサ3を管理し、このPC1により監視者の携帯電話7へ情報を伝達するため、アクセス集中による情報取得までの時間のロスが生じることがない。
【0050】
【発明の効果】
本発明により、以下の効果を奏することができる。
【0051】
(1)監視者の携帯端末の電子メールアドレスを予め記憶する通知先データベースと、撮像装置により取り込んだ画像を蓄積する画像データベースと、撮像装置により取り込んだ画像を画像データベースに記録する画像記録手段と、検出器の検出結果に基づく監視情報と画像データベースの画像にアクセスするための場所情報とを含む電子メールを、通知先データベースの電子メールアドレス宛てに通信ネットワークを介して送信する通知手段と、携帯端末からの場所情報に基づく要求に対して画像データベースの画像を提供する情報提供手段とを有すること、または、検出器の検出結果に基づく監視情報と画像データベースの画像とを含む電子メールを、通知先データベースの電子メールアドレス宛てに通信ネットワークを介して送信する通知手段を有することによって、異常が発生した際、検出器の検出結果に基づく監視情報と撮像装置により取り込んで画像データベースに記録した画像にアクセスするための場所情報とを含む電子メールが、予め通知先データベースに記憶された監視者の携帯端末の電子メールアドレス宛てに通信ネットワークを介して直に送信されるため、監視者は従来のように長い手順を踏むことなく、短時間で監視情報および監視画像を得ることができる。
【0052】
(2)検出器の検出結果に基づく監視情報を蓄積する監視情報データベースと、検出器の検出結果に基づく監視情報を監視情報データベースに記録する監視情報記録手段とを備えたことにより、検出器の検出結果に基づく監視情報を監視情報データベースに逐一記録しておき、後に、この監視情報データベースに蓄積された監視情報に基づいて、発生した異常に対応することができる。
【0053】
(3)検出器を複数備え、通知手段は、複数の検出器のそれぞれの検出結果を複合的に解析して監視情報を送信するものであることによって、一つの検出器が異常を誤検出した場合であっても、他の検出器により異常が検出され、複数の検出器のそれぞれの検出結果を複合的に解析して真に異常が発生したと判断されない限り、監視者の携帯端末に監視情報を送信することがなく、誤報を防止することができる。
【0054】
(4)画像記録手段は、検出器の動作をトリガとして撮像装置により取り込んだ画像を画像データベースに格納することで、検出器の動作と同期させた撮像画像を得ることができ、検出器を呼び鈴に備えた場合には、呼び鈴の動作のタイミングで来訪者の画像を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における監視システムの構成図である。
【図2】監視装置として機能するパーソナルコンピュータの構成を示すブロック図である。
【図3】監視者の携帯電話による監視動作のリモートコントロールの様子を示す図である。
【図4】監視情報として火災警報作動を通知する例を示す図である。
【図5】監視情報としてガラス警報作動を通知する例を示す図である。
【図6】監視情報として玄関の電子ロック解除を通知する例を示す図である。
【図7】監視情報としてドアホンの呼び鈴の押下を通知する例を示す図である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ(PC)
2 CCDカメラ
3 検出器
3a ドアホン
3b ガスセンサ
3c 熱センサ
3d 煙センサ
3e ドア/窓センサ
4 モデム装置
5 電話機
6 インターネット
7 携帯電話
8 ハンドヘルドコンピュータ(HC)
11 通知先データベース(DB)
12 監視情報データベース(DB)
13 画像データベース(DB)
14 監視情報記録手段
15 画像記録手段
16 通知手段
17 情報提供手段
Claims (11)
- 検出器および撮像装置と、
監視者の携帯端末の電子メールアドレスを予め記憶する通知先データベースと、
前記撮像装置により取り込んだ画像を蓄積する画像データベースと、
前記撮像装置により取り込んだ画像を前記画像データベースに記録する画像記録手段と、
前記検出器の検出結果に基づく監視情報と前記画像データベースの画像にアクセスするための場所情報とを含む電子メールを、前記通知先データベースの電子メールアドレス宛てに通信ネットワークを介して送信する通知手段と、
前記携帯端末からの前記場所情報に基づく要求に対して前記画像データベースの画像を提供する情報提供手段と
を有する監視装置。 - 前記検出器の検出結果に基づく監視情報を蓄積する監視情報データベースと、
前記検出器の検出結果に基づく監視情報を前記監視情報データベースに記録する監視情報記録手段と
を備えた請求項1記載の監視装置。 - 前記情報提供手段は、前記携帯端末からの要求に対して前記監視情報データベースの監視情報を提供するものである
請求項2記載の監視装置。 - 検出器および撮像装置と、
監視者の携帯端末の電子メールアドレスを予め記憶する通知先データベースと、
前記撮像装置により取り込んだ画像を蓄積する画像データベースと、
前記撮像装置により取り込んだ画像を前記画像データベースに記録する画像記録手段と、
前記検出器の検出結果に基づく監視情報と前記画像データベースの画像とを含む電子メールを、前記通知先データベースの電子メールアドレス宛てに通信ネットワークを介して送信する通知手段と
を有する監視装置。 - 前記検出器の検出結果に基づく監視情報を蓄積する監視情報データベースと、
前記検出器の検出結果に基づく監視情報を前記監視情報データベースに記録する監視情報記録手段と
を備えた請求項4記載の監視装置。 - 前記携帯端末からの要求に対して前記監視情報データベースの監視情報を提供する情報提供手段を備えた請求項5記載の監視装置。
- 前記検出器を複数備え、
前記通知手段は、前記複数の検出器のそれぞれの検出結果を複合的に解析して前記監視情報を送信するものである
請求項1から6のいずれかに記載の監視装置。 - 前記画像記録手段は、前記検出器の動作をトリガとして前記撮像装置により取り込んだ画像を前記画像データベースに格納するものである請求項1から7のいずれかに記載の監視装置。
- 前記検出器を呼び鈴に備えた請求項8記載の監視装置。
- 検出器および撮像装置が接続されるコンピュータを、
監視者の携帯端末の電子メールアドレスを予め記憶する通知先データベースと、
前記撮像装置により取り込んだ画像を蓄積する画像データベースと、
前記撮像装置により取り込んだ画像を前記画像データベースに記録する画像記録手段と、
前記検出器の検出結果に基づく監視情報と前記画像データベースの画像にアクセスするための場所情報とを含む電子メールを、前記通知先データベースの電子メールアドレス宛てに通信ネットワークを介して送信する通知手段と、
前記携帯端末からの前記場所情報に基づく要求に対して前記画像データベースの画像を提供する情報提供手段と
して機能させるための監視プログラム。 - 検出器および撮像装置が接続されるコンピュータを、
監視者の携帯端末の電子メールアドレスを予め記憶する通知先データベースと、
前記撮像装置により取り込んだ画像を蓄積する画像データベースと、
前記撮像装置により取り込んだ画像を前記画像データベースに記録する画像記録手段と、
前記検出器の検出結果に基づく監視情報と前記画像データベースの画像とを含む電子メールを、前記通知先データベースの電子メールアドレス宛てに通信ネットワークを介して送信する通知手段と
して機能させるための監視プログラム。
Priority Applications (2)
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