JP6997055B2 - 車両用カウルトップ - Google Patents

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Description

本発明は、車両用カウルトップに関する。
四輪車両などの車両では、ウィンドシールド(フロントガラス)の前方に、パワープラント(エンジン又は燃料電池システム)の上方を覆うフードが設けられている。また、ウィンドシールドの前端とフードの後端は離間しており、これらの間に、車幅方向に延在する車両用カウルトップ(以下、カウルトップという場合がある)が設けられている(下記特許文献を参照)。
ところで、上記カウルトップに関し、カウルトップ全体をフードの後端よりも低く形成しつつ、カウルトップの車幅方向の端部に上方へ膨出する膨出部を形成し、膨出部によってフードとウィンドシールドの間の窪み(凹部)を埋める場合がある。
特開2006-327450号公報
しかしながら、従来の膨出部は、平面視で例えば矩形状など、フードとウィンドシールドの間の凹部に対応した形状となっており、フードとウィンドシールドとの間に木の葉等の異物が挟まっているような印象を(以下、異物感という)を与えていた。
そこで、本発明は、前記する背景に鑑みて創案された発明であって、異物感を抑制できる車両用カウルトップを提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明に係る車両用カウルトップは、フードとウィンドシールドとの間に配置される車両用カウルトップであって、車幅方向に延在し、上面が前記フードの後端よりも下方に位置する底壁と、前記底壁の上面から上方に突出する少なくとも1つ以上のリブと、を備え、前記リブは、前記底壁の車幅方向の端部に配置されていることを特徴とする。
本発明のリブによれば、従来の膨出部よりも異物感を抑制できる。
実施形態の車両の左前面を拡大した拡大斜視図である。 図1のII-II線の矢視端面図である。 図1のIII-III線の矢視端面図である。 変形例の車両用カウルトップを前後及び上下方向に延在する平面で切った端面図である。
実施形態に係る車両用カウルトップ5を適用した車両1について図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、車両1は、フロントピラー2に支持されたウィンドシールド3と、ウィンドシールド3の前方に離間して配置されたフード4と、ウィンドシールド3とフード4との間に配置されたカウルトップ5と、を備えている。
ウィンドシールド3は、車室の前方を区画するフロントガラスであり、前端3aが車幅方向に延在している。
フード4は、図示しないパワープラントの上方を覆う部品である。フード4の後部は、図示しないヒンジにより支持されている。よって、フード4の前部を上方へ持ち上げると、フード4が後部を中心に回動し、パワープラントが開放される。
なお、図示しないヒンジの一部は、フロントピラー2の下部の車幅方向内側に配置され、後述するヒンジカバー8で覆われている。
フード4の後端4aは、車幅方向の中央部から端部に向うにつれて後方に位置するように湾曲している。よって、フード4の後端4aとウィンドシールド3との間隔は、車幅方向の中央部から端部に向うにつれて小さくなる。
カウルトップ5は、図示しないダッシュボードアッパ等に支持され、ウィンドシールド3とフード4との間を閉塞する部品である。カウルトップ5は、左右に延在する略水平板状の底壁6と、底壁6の車幅方向の両端部に形成されたリブ7と、リブ7よりもさらに車幅方向外側に形成されたヒンジカバー8と、を備えている。
図2に示すように、底壁6は、フード4の後部の下方から後方に延出する本体部6aと、本体部6aの後端から上方へ屈曲しながら後方へ延出する屈曲部6bと、を備えている。
本体部6aは、フード4の上面4bと略平行となっている。本体部6aの前端の上面には、車幅方向に延在する壁状の横壁6cが形成されている。そして、横壁6cには、底壁6とフード4との間を封止するシール部材9が取り付けられている。
屈曲部6bは、ウィンドシールド3と略平行となっている。屈曲部6bの上端は、ウィンドシールド3の前端3aの前面側に重なっている。そして、屈曲部6bの上端とウィンドシールド3の前端3aの間にはシール部材10が接着されている。
また、底壁6の上方空間は、フード4の上面4bの延長線Lよりも下方に窪む凹部6dとなっている。そして、凹部6d内には、図示しないワイパーアームやウオッシャーノズルが収容されている。
そのほか、底壁6には、上下方向に貫通して外気をパワープラントに供給するための外気吸入口(不図示)が形成されている。
図3に示すように、リブ7は、本体部6aの上面から上方に突出している。リブ7は、前後方向に延在するとともに車幅方向に肉薄に形成されており、平面視で線状(直線状)を呈している。
リブ7の前部7aの上端は、フード4の上面4bの延長線Lに沿って延在している。
リブ7の中間部7b及び後部7cの突出量は、後方に向うにつれて低減し、リブ7の中間部7b及び後部7cの上端は、側面視で曲線状となっている。
また、リブ7は、底壁6の左端部及び右端部のそれぞれに2つずつ形成されている(図1参照)。
ヒンジカバー8は、下方に開口する断面視で略C字状を呈しており、底壁6の左右端部の上面からフロントピラー2に沿って上方かつ後方へ延出しており、内部にヒンジが収容されている。
以上、実施形態に係る車両用カウルトップ5は、フード4とウィンドシールド3との間に配置される車両用カウルトップ5であって、車幅方向に延在し、上面が前記フード4の後端4aよりも下方に位置する底壁6と、前記底壁6の上面から上方に突出する少なくとも1つ以上のリブ7と、を備え、前記リブ7は、前記底壁6の車幅方向の端部に配置されていることを特徴とする。
上記構成によれば、リブ7は平面視で線状であり、異物感の抑制を図ることができる。
また、実施形態の車両用カウルトップ5は、前記底壁6の車幅方向の端部であって前記リブ7よりも車幅方向外側から後方に延出するヒンジカバー8を備えていることを特徴とする。
上記構成によれば、ヒンジが外部に露出しないため、車両1の美観を維持できる。
また、車両1の歩行者頭部保護性能試験は、図3に示すように、頭部インパクタ20をフード4の後端4aとウィンドシールド3に接触させ(言い換えると、頭部インパクタ20の下面を凹部6d内に入り込ませ)、さらに車幅方向に転がして測定範囲を決定している。なお、頭部インパクタ20は、直径165mmの球体である。
実施形態によると、凹部6dの車幅方向の端部に複数のリブ7が存在し、頭部インパクタ20を車幅方向の中央部から端側へ転動させた場合、頭部インパクタ20は、リブ7と接触し凹部6dの車幅方向の端部まで移動しない。このため、リブ7よりも車幅方向の外側に位置するヒンジカバー8及びヒンジ(不図示)は当該試験において測定範囲外となる。
以上、実施形態について説明したが、本発明は実施形態で説明した例に限定されない。例えば、実施形態では、底壁6の車幅方向の両端部にリブ7が2つずつ形成されているが、1つ又は3つ以上であってもよい。
また、リブ7は、平面視で直線に限定されず、曲線や波線であってもよい。
また、リブ7は、底壁6の本体部6aに形成されているが、底壁6の屈曲部6bに延設されてもよい。
また、リブ7は、前後方向に延在するものに限定されない。例えば、車幅方向に延在するリブ17であってもよい。また、リブ17が車幅方向に延在する場合においては、図4に示すように、凹部6dの前後方向の中間部にリブ17を形成することが好ましい。このようなリブ17によれば、上方への突出量を出来る限り抑えつつ、歩行者頭部保護性能試験において頭部インパクタ20が車両用カウルトップ5の車幅方向の端部まで移動することを抑制できる。
1 車両
2 フロントピラー
3 ウィンドシールド
4 フード
5 車両用カウルトップ
6 底壁
7 リブ
8 ヒンジカバー
9 シール部材
10 シール部材
20 頭部インパクタ

Claims (2)

  1. フードとウィンドシールドとの間に配置される車両用カウルトップであって、
    車幅方向に延在し、上面が前記フードの後端よりも下方に位置する底壁と、
    前記底壁の上面から上方に突出する少なくとも1つ以上のリブと、を備え、
    該底壁は、前記フードの後部の下方から前記フードの後端よりも後方に延出する本体部と、該本体部の後端から上方へ屈曲しながら後方へ延出する屈曲部と、を有し、
    前記屈曲部は、前記ウィンドシールドと側面視で略平行であり、該屈曲部の上端は、前記ウィンドシールドの前端の前面側に重なっており、
    前記リブは、前記底壁の車幅方向の端部に配置され、該リブの前後方向の中間部及び後部の前記本体部からの突出量は、後方に向うにつれて低減し、前記リブの前記中間部及び後部の上端は、側面視で曲線状となっていることを特徴とする車両用カウルトップ。
  2. 前記底壁の車幅方向の端部であって前記リブよりも車幅方向外側から後方に延出するヒンジカバーを備えていることを特徴とする請求項1に記載の車両用カウルトップ。
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