JP6708614B2 - 車体構造 - Google Patents

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Description

本発明は、主に車体構造に関する。
車両は、一般に、フロントガラスに付着した雨水を除去するためのワイパ装置を備えている。ワイパ装置は、フロントガラスとボンネットフードとの間に配されたカウルトップガーニッシュに取り付けられる(特許文献1参照)。ワイパ装置のワイパブレードにより弾かれた雨水は、例えば、フロントガラスをつたってカウルトップガーニッシュに向かって流れ落ちる。
特開2015−77900号公報
カウルトップガーニッシュに向かって流れた雨水は、ボンネットフード内に浸入することなく排水されるとよい。
本発明は、ボンネットフード内への雨水の浸入を比較的簡素な構成で適切に防止可能とすることを目的とする。
本発明の一つの側面は車体構造に係り、前記車体構造は、フロントガラスと、前記フロントガラスを清掃するための一対のワイパブレードと、ボンネットフードと、前記フロントガラスと前記ボンネットフードとの間に配されたカウルトップガーニッシュと、車幅方向に延在し且つ前記ボンネットフードと当接可能に前記カウルトップガーニッシュに取り付けられたフードシールと、を備える車体構造であって、前記カウルトップガーニッシュは、前記フロントガラスの下縁部に沿って前記車幅方向に延設されると共に、前記一対のワイパブレードの一方に対応して第1凹部を形成するように且つ前記一対のワイパブレードの他方に対応して第2凹部を更に形成するように湾曲しており、前記第1凹部は、第1平面部と、前記第1平面部に排水可能に設けられ、前記一対のワイパブレードの一方が挿通する第1ワイパ孔と、前記第1平面部の周縁部から前記ボンネットフードに向かって延設された第1延設部と、を含み、前記第2凹部は、第2平面部と、前記第2平面部に排水可能に設けられ、前記一対のワイパブレードの他方が挿通する第2ワイパ孔と、前記第2平面部の周縁部から前記ボンネットフードに向かって延設された第2延設部と、を含み、正面視において、前記フードシールは、前記第1延設部の一部と重なり且つ前記第2延設部の全部と重なるように配されており、前記第1延設部の前記第1平面部から離間した位置には突出壁が設けられ、該突出壁は、前記車幅方向において、前記フードシールの端より車体外側まで延設されており、前記第2延設部には突出壁が設けられていないことを特徴とする。
本発明によれば、ボンネットフード内への雨水の浸入を適切に防止することができる。
車両の全体構造の一例を説明するための斜視図である。 車体構造の一例を説明するための上面図である。 車体構造の一例を説明するための上面図である。 車体構造の一例を説明するための拡大斜視図である。 車体構造の一例を説明するための断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。なお、各図は、実施形態の構造ないし構成を示す模式図であり、図示された各部材の寸法は必ずしも現実のものを反映するものではない。また、各図において、同一の部材または同一の構成要素には同一の参照番号を付しており、以下、重複する内容については説明を省略する。
図1は、実施形態に係る車両1の斜視図である。図中には、構造の理解を容易にするため、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を示す(他の図においても同様とする。)。X方向は車体前後方向に対応し、Y方向は車幅方向に対応し、また、Z方向は車体上下方向に対応する。本明細書において、前/後、左/右(側方)、上/下等の表現は、車体を基準とした相対的な位置関係を示す。例えば、「前」、「前方」等の表現は+X方向に対応し、「後」、「後方」等の表現は−X方向に対応する。同様に、内/外(車内外)等の表現についても車体を基準とする相対的な位置関係を示す。
図2は、車両1の主に前方側の車体構造STの上面図である。車体構造STは、フロントガラス11、ワイパ装置12、ボンネットフード13、カウルトップガーニッシュ14、並びに、フロントピラー15L及び15Rを備える。図3は、ボンネットフード13を不図示としたときの車体構造STの上面図である。
フロントガラス11は、公知の透光性材料で構成されればよい。ワイパ装置12は、フロントガラス11を清掃可能に構成され、本実施形態では左右一対のワイパブレード121及び122を含む。例えば、フロントガラス11に付着した雨水は、ワイパブレード121及び122がフロントガラス11上をワイピングすることで、弾かれて除去される。
本実施形態では、キャビン(車室)前方にはエンジンルームが設けられており、ボンネットフード13はエンジンルームのフードとして機能する。ボンネットフード13はエンジンフード等と称されてもよい。ここでは詳細な説明を省略するが、ボンネットフード13内、即ちエンジンルームには、エンジン本体およびそれを駆動するための補機類の他、ウォッシャ液を貯留するウォッシャタンク等も配される。
カウルトップガーニッシュ14は、フロントガラス11とボンネットフード13との間に、フロントガラス11の下縁部に沿ってY方向に延設される。ワイパ装置12はカウルトップガーニッシュ14を挿通して車体に取り付けられ、本実施形態では、カウルトップガーニッシュ14は、ワイパ装置12に対応して凹部141及び142を形成するように下方に湾曲している。即ち、カウルトップガーニッシュ14がフロントガラス11から前方に延びた形で設けられ、そのうち、ワイパ装置12の挿通位置(車体に対する取付位置に対応する位置)に凹部141及び142が設けられた形となっている。
本実施形態では、凹部141はカウルトップガーニッシュ14の右側端部(+Y方向の側)に設けられ、この凹部141に対応してワイパブレード121が配される。詳細については後述とするが、この凹部141にはワイパブレード121を支持するワイパアームのピボット軸が挿通される。また、凹部142はカウルトップガーニッシュ14の略中央部(凹部141より車幅方向内側)に設けられ、この凹部142に対応してワイパブレード122が配される。凹部141同様、この凹部142にはワイパブレード122を支持するワイパアームのピボット軸が挿通される。この構成においては、キャビン側から見て(+X方向の視点で)、ワイパブレード121及び122は、共に、CW方向に(時計回りで)ワイピングして雨水を弾いて、CCW方向に(反時計回りで)ワイピングして元の位置に戻る形となる。
フロントピラー15L及び15Rは、フロントガラス11の左右の側縁部に沿ってそれぞれ配され、上述のカウルトップガーニッシュ14およびルーフパネルと共にフロントガラス11の周縁部を取り囲む。
ワイパ装置12は、フロントガラス11に付着した雨水をワイパブレード121及び122により弾いて除去することができる。この雨水は、フロントガラス11をつたってカウルトップガーニッシュ14まで流れ落ち、上述の凹部141及び142に集められる。
図3に図示されるように、車体構造STは、カウルトップガーニッシュ14に取り付けられたフードシール16を更に備える。フードシール16は、車幅方向に延設されており、詳細については後述とするが、ボンネットフード13が閉じられた状態ではボンネットフード13の下面部と当接する。これにより、フードシール16は、例えば、カウルトップガーニッシュ14まで流れ落ちた上記雨水がボンネットフード13内に流れ込むのを防止する。
図4は、凹部141およびその周辺の構造を説明するための車体構造STの拡大斜視図である。凹部141は、平面部1411、ワイパ孔1412、延設部1413、及び、突出壁1414を含む。平面部1411は、本実施形態ではボンネットフード13と向かい合う略平坦な部分であってフロントガラス11と略平行に設けられる。
ワイパ孔1412は、ワイパ装置12を挿通させるための孔あるいは開口であって、本実施形態ではワイパブレード121を支持するワイパアームのピボット軸が挿通される。このワイパ孔1412は、平面部1411に排水可能に設けられ、即ち、排水用孔としても機能する。
延設部1413は、正面視において(−X方向の視点で)上方が開放された形状、例えばU字状/円弧状/椀型の形状、を呈するように、平面部1411の周縁部からボンネットフード13に向かって延設される。図中において、延設部1413のうち最も前方となる位置を位置P1と示す。
突出壁1414は、延設部1413の平面部1411から離間した位置に設けられる。本実施形態では、突出壁1414は、延設部1413の前方端部に設けられており、延設部1413と一体成形され、或いは、延設部1413の前方端部が上方に向かって折り返されて成る。
本実施形態では、フロントピラー15Rはガーニッシュ部材151を含む。ガーニッシュ部材151は、延設部1413と連続面を形成している。これにより、フロントピラー15をつたって流れ落ちた雨水は延設部1413、即ち凹部141内、に導かれる。図2及び図3からも分かるように、ガーニッシュ部材151は、凹部141上方において車体内側に向かって湾曲した後に延設部1413に向かって下方に延びて設けられる。ガーニッシュ部材151は、このような形状を有することで上記雨水をより適切に延設部1413、即ち凹部141内、に導く。
ガーニッシュ部材151は、本実施形態では、ボンネットフード13用のヒンジを覆う外装部材(ヒンジガーニッシュ)であり、フロントピラー15の下側の一部として示されるが、他の実施形態として、フロントピラー15の外装部材(フロントピラーガーニッシュ)そのものであってもよい。
図5は、位置P1を通る車両前後方向の車体構造STの断面図を、フードシール16およびその周辺の領域の拡大図と併せて示す。本実施形態では、フードシール16は、カウルトップガーニッシュ14の下方部のパネル1415における上方端部に取り付けられており、また、この上方端部は延設部1413の前方端部と接合される。
ボンネットフード13は、上面部131と、下面部132と、それらを接続するように下面部132の後方端部から上方に向かって延在する後面部133とを含む。フードシール16は、ボンネットフード13が閉じられた状態では下面部132と当接して、ボンネットフード13内を封止する。
ここで図4から分かるように、フードシール16は、例えばボンネットフード13内の構造上/製造上の理由により、正面視で凹部141の全部と重なるように設けられない場合がある。この理由としては、例えば、フードシール16がボンネットフード13のヒンジその他の開閉機構と干渉すること、これを回避するようにフードシール16を加工すると製造コストが増大してしまうこと等が挙げられる。そのため、フードシール16が凹部141の前方に配されるにも関わらず、このフードシール16のみでは凹部141からボンネットフード13内への雨水の浸入を十分に防止できないことがある。
本実施形態では、前述のとおり、延設部1413の前方端部には突出壁1414が設けられる(図4及び図5参照)。これにより、例えば大量の雨水が一度に凹部141内に流れ込んだ場合、この雨水は突出壁1414により塞き止められて跳ね返される。図5から分かるように、延設部1413は、突出壁1414側からワイパ孔1412側に向かって低くなるように延設され、上記跳ね返された雨水は延設部1413をつたってワイパ孔1412側に導かれる。このような構成によれば、雨水は、フードシール16に到達しにくくなり、ボンネットフード13内に流れ込むことなく、ワイパ孔1412から排水される。
図5の拡大図から分かるように、本実施形態では、突出壁1414は、ボンネットフード13の後面部133と同一平面(拡大図において破線で示された面)上またはそれよりも前方に位置する。これにより、突出壁1414で跳ね返った雨水は、ボンネットフード13の下面部132で更に凹部141側に跳ね返される形となり、この雨水をより適切にワイパ孔1412から排水可能となる。他の実施形態として、突出壁1414を後面部133と同一平面より後方に位置させて、突出壁1414で跳ね返された雨水が下面部132に付着しないようにしてもよい。
また、突出壁1414の突出方向は、+Z方向というよりはキャビン側(+Z方向かつ−X方向)に傾いており、これにより、雨水は突出壁1414により適切に凹部141側に跳ね返される。本実施形態では、突出壁1414は、その突出方向が後面部133の延在方向と平行になるように設けられ、これにより、キャビン側から凹部141を覗き込んだ場合の見た目を良くすることもできる。
また、突出壁1414は、ワイパ孔1412と同じ高さ又はそれより高くなるように設けられるとよく、これにより、雨水が突出壁1414に到達する程度まで凹部141内に溜まることがないようにする。本実施形態では、突出壁1414は、その上端がワイパ孔1412の何れの部分よりも高くなるよう設けられる。
再び図4を参照すると、フードシール16は、その端が少なくとも位置P1より車体外側に位置するように設けられるとよい。位置P1は凹部141から雨水が流出する可能性が最も高くなる位置といえる。そのため、フードシール16の端を位置P1より車体外側にすることで、凹部141から流出した雨水がフードシール16を回り込んでボンネットフード13内へ浸入することを適切に防止することができる。代替的/付随的に、フードシール16は、その端が延設部1413のうち最も低い位置より車体外側に位置するように設けられてもよく、これによっても同様の効果が得られる。更に、本実施形態では、突出壁1414はフードシール16の端に対して車体内側から車体外側まで車幅方向に延設され、これにより雨水の上記浸入を適切に防止する。
また、再び図3を参照すると、凹部142は、凹部141同様、平面部1421、ワイパ孔1422、及び、延設部1423を含む。一方、延設部1423の前方端部には、突出壁(或いは突出壁1414に相当するもの)は設けられていない。本実施形態では、フードシール16が正面視において凹部142の全体と重なるように延設されているため、この凹部142には突出壁を設ける必要がない。これに対して、凹部141については、フードシール16が正面視において凹部141の一部のみと重なるため、延設部1413の前方端部に突出壁1414を設けることで、この凹部141からボンネットフード13内への雨水の浸入を防止することができる。
他の実施形態として、凹部141及び142はカウルトップガーニッシュ14の左右の両端部にそれぞれ設けられてもよい。この場合、ワイパブレード121はCW方向にワイピングして雨水を弾いてCCW方向にワイピングして元の位置に戻り、且つ、ワイパブレード122はCCW方向にワイピングして雨水を弾いてCW方向にワイピングして元の位置に戻る。この場合には、フードシール16は正面視において凹部142の一部のみと重なる形となりうるため、凹部142にも突出壁が設けられるとよい。
以上、本実施形態によれば、カウルトップガーニッシュ14のワイパ装置12に対応して設けられた凹部141において、延設部1413の平面部1411から離間した位置に突出壁1414が設けられる。これにより、凹部141内の雨水のボンネットフード13内への浸入を防止し、この雨水をワイパ孔1412から適切に排水する。よって、本実施形態によれば、ボンネットフード13内への雨水の浸入を比較的簡素な構成で防止可能となる。
(実施形態のまとめ)
第1の態様は、フロントガラス(例えば11)と、前記フロントガラスを清掃するためのワイパ装置(例えば12)と、ボンネットフード(例えば13)と、前記フロントガラスと前記ボンネットフードとの間に配されたカウルトップガーニッシュ(例えば14)と、を備える車体構造(例えばST)であって、前記カウルトップガーニッシュは、前記フロントガラスの下縁部に沿って車幅方向に延設されると共に前記ワイパ装置に対応して凹部(例えば141)を形成するように湾曲しており、前記凹部は、平面部(例えば1411)と、前記平面部に排水可能に設けられ、前記ワイパ装置が取り付けられるワイパ孔(例えば1412)と、前記取付面部の周縁部から前記ボンネットフードに向かって延設された延設部(例えば1413)と、を含み、前記延設部の前記平面部から離間した位置には突出壁(例えば1414)が設けられている。
第1の態様によれば、凹部に集められた雨水のボンネットフード内への浸入ないし流出は突出壁により防止され、該雨水をワイパ孔から適切に排水可能となる。
第2の態様では、前記カウルトップガーニッシュに取り付けられたフードシール(例えば16)を更に備え、前記ボンネットフードは、前記フードシールと当接可能な下面部(例えば132)と、前記下面部の後方端部から上方に向かって延在する後面部(例えば133)と、を含み、前記突出壁は、前記後面部と同一平面上またはそれよりも前方に位置している。
第2の態様によれば、突出壁で跳ね返った雨水がボンネットフードの下面部で更に凹部側に跳ね返され、その雨水をワイパ孔から適切に排水可能となる。
第3の態様では、前記突出壁の突出方向と、前記後面部の延在方向とは互いに平行である。
第3の態様によれば、凹部を覗き込んだ場合の見た目を良くすることができる。
第4の態様では、前記フードシールは、前記車幅方向に延在しており、前記凹部の前記延設部のうち最も前方となる位置を第1位置(例えばP1)としたとき、前記フードシールの端は、前記車幅方向において、前記第1位置より車体外側に位置している。
第4の態様によれば、雨水がフードシールを回り込んでボンネットフード内へ浸入することを防止可能となる。
第5の態様では、前記フードシールは、前記車幅方向に延在しており、前記凹部の前記延設部のうち最も低い位置を第2位置としたとき、前記フードシールの端は、前記車幅方向において、前記第2位置より車体外側に位置している。
第5の態様によれば、雨水がフードシールを回り込んでボンネットフード内へ浸入することを防止可能となる。
第6の態様では、前記フロントガラスの側縁部に沿って延在するフロントピラー(例えば15)の少なくとも一部を構成するガーニッシュ部材(例えば151)を更に備えており、前記ガーニッシュ部材は、前記凹部の前記延設部と連続面を形成するように設けられている。
第6の態様によれば、ガーニッシュ部材をつたう雨水を適切に凹部に導くことが可能となる。
第7の態様では、前記ガーニッシュ部材は、前記凹部の上方において前記車幅方向の内側に向かって湾曲した形状を有する。
第7の態様によれば、ガーニッシュ部材をつたう水をより適切に凹部に導くことが可能となる。
第8の態様では、前記車幅方向に延在し且つ前記ボンネットフードと当接可能に前記カウルトップガーニッシュに取り付けられたフードシール(例えば16)を更に備え、前記ワイパ装置は、一対のワイパブレード(例えば121、122)を含み、前記凹部は、前記一対のワイパブレードの一方(例えば121)に対応して設けられており、前記カウルトップガーニッシュは、前記一対のワイパブレードの他方(例えば122)に対応する第2凹部(例えば142)を更に形成するように湾曲しており、前記第2凹部は、第2平面部(例えば1421)と、前記第2平面部に排水可能に設けられ、前記一対のワイパブレードの他方に対応する第2ワイパ孔(例えば1422)と、前記第2平面部の周縁部から前記ボンネットフードに向かって延設された第2延設部(例えば1423)と、を含み、正面視において、前記フードシールは、前記延設部の一部と重なり且つ前記第2延設部の全部と重なるように配されており、前記第2延設部には突出壁が設けられていない。
第8の態様によれば、例えば他の車体構造にも適用可能なフードシールを流用しながら、雨水のボンネットフード内への浸入を比較的簡素な構成で防止可能となるため、製造コストの低減にも有利である。
(その他)
以上、いくつかの好適な態様を例示したが、本発明はこれらの例に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、その一部が変更されてもよい。例えば、各実施形態の内容に、目的、用途等に応じて他の要素を組み合わせることも可能であるし、或る実施形態の内容に他の実施形態の内容の一部を組み合わせることも可能である。また、本明細書に記載された個々の用語は、本発明を説明する目的で用いられたものに過ぎず、本発明は、その用語の厳密な意味に限定されるものでないことは言うまでもなく、その均等物をも含みうる。
1:車両、ST:車体構造、11:フロントガラス、12:ワイパ装置、13:ボンネットフード、14:カウルトップガーニッシュ、141:凹部、1411:平面部、1412:ワイパ孔、1413:延設部、1414:突出壁。

Claims (7)

  1. フロントガラスと、
    前記フロントガラスを清掃するための一対のワイパブレードと、
    ボンネットフードと、
    前記フロントガラスと前記ボンネットフードとの間に配されたカウルトップガーニッシュと、
    車幅方向に延在し且つ前記ボンネットフードと当接可能に前記カウルトップガーニッシュに取り付けられたフードシールと、
    を備える車体構造であって、
    前記カウルトップガーニッシュは、前記フロントガラスの下縁部に沿って前記車幅方向に延設されると共に、前記一対のワイパブレードの一方に対応して第1凹部を形成するように且つ前記一対のワイパブレードの他方に対応して第2凹部を更に形成するように湾曲しており、
    前記第1凹部は、
    第1平面部と、
    前記第1平面部に排水可能に設けられ、前記一対のワイパブレードの一方が挿通する第1ワイパ孔と、
    前記第1平面部の周縁部から前記ボンネットフードに向かって延設された第1延設部と、
    を含み、
    前記第2凹部は、
    第2平面部と、
    前記第2平面部に排水可能に設けられ、前記一対のワイパブレードの他方が挿通する第2ワイパ孔と、
    前記第2平面部の周縁部から前記ボンネットフードに向かって延設された第2延設部と、
    を含み、
    正面視において、前記フードシールは、前記第1延設部の一部と重なり且つ前記第2延設部の全部と重なるように配されており、
    前記第1延設部の前記第1平面部から離間した位置には突出壁が設けられ、該突出壁は、前記車幅方向において、前記フードシールの端より車体外側まで延設されており、前記第2延設部には突出壁が設けられていない
    ことを特徴とする車体構造。
  2. 前記ボンネットフードは、
    前記フードシールと当接可能な下面部と、
    前記下面部の後方端部から上方に向かって延在する後面部と、
    を含み、
    前記突出壁は、前記後面部と同一平面上またはそれよりも前方に位置している
    ことを特徴とする請求項1に記載の車体構造。
  3. 前記突出壁の突出方向と、前記後面部の延在方向とは互いに平行である
    ことを特徴とする請求項2に記載の車体構造。
  4. 前記第1凹部の前記第1延設部のうち最も前方となる位置を第1位置としたとき、前記フードシールの端は、前記車幅方向において、前記第1位置より車体外側に位置している
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の車体構造。
  5. 前記第1凹部の前記第1延設部のうち最も低い位置を第2位置としたとき、前記フードシールの端は、前記車幅方向において、前記第2位置より車体外側に位置している
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の車体構造。
  6. 前記フロントガラスの側縁部に沿って延在するフロントピラーの少なくとも一部を構成するガーニッシュ部材を更に備えており、
    前記ガーニッシュ部材は、前記第1凹部の前記第1延設部と連続面を形成するように設けられている
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の車体構造。
  7. 前記ガーニッシュ部材は、前記第1凹部の上方において前記車幅方向の内側に向かって湾曲した形状を有する
    ことを特徴とする請求項6に記載の車体構造。
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