JP6988581B2 - 車載センサ洗浄装置 - Google Patents
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Description
上記車載センサ洗浄装置であって、前記ノズル口と前記開閉弁と前記蓄圧部と前記逆止弁とが単一の筐体に設けられることが好ましい。
同構成によれば、前記ノズル口と前記開閉弁と前記蓄圧部と前記逆止弁とが単一の筐体に設けられるため、それらを連通するホース等を用いる必要が無く、構成を簡単とすることができる。
上記車載センサ洗浄装置であって、前記蓄圧部は、前記ポンプから給送されるウォッシャ液によって圧縮される空気を収容可能に設けられ、前記センシング面に対して空気を噴射するためのサブノズル口と、前記サブノズル口と前記蓄圧部とを連通するサブ流路と、該サブ流路の途中に設けられ、サブ制御信号に基づいて該サブ流路を開閉するサブ開閉弁と、をさらに備える。
以下、車載センサ洗浄装置の第1実施形態を図1及び図2に従って説明する。
図1に示すように、車両に設けられた車載センサとしての車載カメラ1の近傍には、車載カメラ1のセンシング面としてのレンズ1aに対して流体としてのウォッシャ液を噴射するためのノズル口2aを有するノズル2が設けられている。
図4に示すように、制御装置8は、例えばタイミングT1において運転席の洗浄スイッチが操作されたり、センサによって汚れが検知されると、開閉弁5にて流路を閉状態とする。その後、制御装置8は、タイミングT2において、ウォッシャポンプ4を駆動させる。このとき、ウォッシャポンプ4は、制御装置8によって予め設定された時間T(タイミングT2からタイミングT3の間)だけ駆動させる。
(1)ノズル口2aとウォッシャポンプ4とを連通する流路の途中に設けられ制御信号に基づいてその流路を開閉する開閉弁5と、開閉弁5とウォッシャポンプ4とを連通する流路の途中に設けられた蓄圧部6とを備えるため、開閉弁5にて流路を閉状態としてウォッシャポンプ4を駆動することで蓄圧部6内のウォッシャ液を高圧とすることができる。そして、ウォッシャ液が高圧となった状態で開閉弁5にて流路を開状態とすることで、開閉弁5の位置からノズル口2aに高圧のウォッシャ液を給送することができ、ノズル口2aからレンズ1aに高圧のウォッシャ液を噴射することができる。よって、少ないウォッシャ液で高い洗浄力を得ることができる。また、この構成では、例えば、開閉弁5を備えていないものに比べて開閉弁5(又は逆止弁7)とウォッシャポンプ4とを連通する流路での圧力の損失を考慮しなくてよくなるため、該流路を細い配管(ホース)等で構成することができ、構成部品を安価とすることができるとともに、取り廻し等を容易とすることができる。具体的には、本実施形態では、逆止弁7とウォッシャポンプ4とを接続して車両内を取り廻されて長くなるホースHaを、ノズル2、開閉弁5、蓄圧部6、及び逆止弁7を接続するホースHよりも細くでき、取り廻し易く安価なものとすることができる。また、本実施形態のノズル2、開閉弁5、蓄圧部6、及び逆止弁7を接続するホースHの硬度は、逆止弁7とウォッシャポンプ4とを接続するホースHaの硬度よりも高くなるように設定されるため、逆止弁7からノズル口2aの間でのホースHの柔軟性による圧力の逃げを低減することができる。また、この構成ではホースHaは硬度が比較的に低いため、取り廻しが容易となる。
次に、車載センサ洗浄装置の第2実施形態を説明する。なお、本実施形態では第1実施形態との差異点を中心に説明し、第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明の一部又は全部を割愛する。
洗浄ユニット30は、車載カメラ1に対して固定される連結固定部材31と、該連結固定部材31に固定されるノズルユニット32とを有する。連結固定部材31は、車載カメラ1が内嵌可能な略四角筒状の保持部31aを有し、該保持部31aに車載カメラ1が内嵌されることで、車載カメラ1に対して固定されている。なお、図9においては車載カメラ1と洗浄ユニット30とは離間した状態を図示している。
次に、本実施形態の車載光学センサ洗浄装置の動作例(作用)について説明する。
(3)ノズル口35aを有する可動ノズル35は、ノズル口35aが車載カメラ1の撮像範囲中心に近づく洗浄位置と該洗浄位置よりも撮像範囲中心から遠のく非洗浄位置とに移動するように可動可能に設けられるため、洗浄時のみ洗浄位置に可動させることで、撮像の邪魔にならずにレンズ1aを良好に洗浄することができる。
・上記第1実施形態では、ノズル2(ノズル口2a)、開閉弁5、蓄圧部6、及び逆止弁7がそれぞれ独立して構成される(ホースHにて接続される)としたが、これに限定されず、例えば、ノズル口2aと開閉弁5と蓄圧部6と逆止弁7とを単一の筐体に設けてもよい。
例えば、ウォッシャポンプ4を、空気を給送可能なエアポンプに変更して実施してもよい。
図8に示すように、制御装置8は、例えばタイミングT1において運転席の洗浄スイッチが操作されたり、センサによって汚れが検知されると、開閉弁5及び開閉弁13にて流路を閉状態とする。その後、制御装置8は、タイミングT2において、ウォッシャポンプ4を駆動させる。このとき、ウォッシャポンプ4は、制御装置8によって予め設定された時間T(タイミングT2からタイミングT3の間)だけ駆動させる。
そして、制御装置8は、タイミングT6において、ウォッシャポンプ4を駆動させる。このとき、ウォッシャポンプ4は、制御装置8によって予め設定された時間T(タイミングT6からタイミングT7の間)だけ駆動させる。
図15に示すように、制御装置8は、例えばタイミングT21において運転席の洗浄スイッチが操作されたり、センサによって汚れが検知されると、開閉弁5及び開閉弁13にて流路を閉状態とする。その後、制御装置8は、タイミングT22において、ウォッシャポンプ4を駆動させる。すると、ウォッシャポンプ4が駆動された直後にウォッシャポンプ4の出口における圧力が上昇し、略一定の高圧となる。このとき、蓄圧部6内の圧力も同様の高圧となる。
次いで、制御装置8は、タイミングT25においてウォッシャポンプ4を停止させる。このように、可動ノズル35からのウォッシャ液の噴射を停止させるまでウォッシャポンプ4が駆動されることで、可動ノズル35から噴射されるウォッシャ液を高圧とすることができる。
上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
Claims (5)
- 車載センサのセンシング面に対して流体を噴射するためのノズル口と、
該ノズル口に流体を給送するポンプと、
前記ノズル口と前記ポンプとを連通する流路と、
該流路の途中に設けられ、制御信号に基づいてその流路を開閉する開閉弁と、
前記開閉弁と前記ポンプとを連通する流路の途中に設けられた蓄圧部と、
前記蓄圧部と前記ポンプとを連通する流路の途中に設けられ、前記蓄圧部側から前記ポンプ側への流体の流れを規制する逆止弁と、
前記開閉弁にて流路が閉状態とされた状態で前記ポンプを駆動し、その後、該開閉弁の閉状態及び該ポンプの駆動状態を、予め設定された時間が経過するまで、又は、前記蓄圧部内の圧力が所定の圧力となるまで継続し、その後、該ポンプを停止させた後、該ポンプを停止させた状態で前記開閉弁にて流路を開状態として前記ノズル口から流体を噴射させる制御装置と
を備えたことを特徴とする車載センサ洗浄装置。 - 請求項1に記載の車載センサ洗浄装置であって、
前記ノズル口と前記開閉弁と前記蓄圧部と前記逆止弁とが単一の筐体に設けられたことを特徴とする車載センサ洗浄装置。 - 請求項1又は2に記載の車載センサ洗浄装置であって、
前記蓄圧部と前記ポンプとを連通する流路を構成するホースのうち、前記逆止弁と前記ポンプとを連通するホースは、前記蓄圧部と前記ノズル口とを連通する流路を構成するホースよりも内径が小さいことを特徴とする車載センサ洗浄装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車載センサ洗浄装置であって、
前記蓄圧部と前記ポンプとを連通する流路を構成するホースのうち、前記逆止弁と前記ポンプとを連通するホースは、前記蓄圧部と前記ノズル口とを連通する流路を構成するホースよりも硬度が低いことを特徴とする車載センサ洗浄装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車載センサ洗浄装置であって、
前記蓄圧部は、前記ポンプから給送されるウォッシャ液によって圧縮される空気を収容可能に設けられ、
前記センシング面に対して空気を噴射するためのサブノズル口と、
前記サブノズル口と前記蓄圧部とを連通するサブ流路と、
該サブ流路の途中に設けられ、サブ制御信号に基づいて該サブ流路を開閉するサブ開閉弁と、
をさらに備えたことを特徴とする車載センサ洗浄装置。
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