JP6959038B2 - 容器入り非アルコール飲料及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、容器入り非アルコール飲料及びその製造方法に関する。
容器入り飲料として、難消化性デキストリンを含有する飲料が知られている。難消化性デキストリンは、整腸作用等を有することが知られている物質である。
例えば、特許文献1(特開2014−161293号公報)には、水溶性食物繊維とクエン酸とを含有し、水溶性食物繊維の含有量に対するクエン酸の含有量の比率を特定の範囲に調整した、ノンアルコール飲料が開示されている。
特許文献2(特開2016−111946号公報)には、柑橘類のフレーバー、酸味物質、及び0.7〜1.6w/v%の難消化性デキストリンを含有する柑橘類風味ノンアルコール飲料が開示されている。
特許文献3(特開2014−14319号公報)には、カラメル組成物及び高甘味度甘味料を含んでなる、難消化性デキストリン含有容器詰め炭酸飲料が開示されている。
特開2014−161293号公報 特開2016−111946号公報 特開2014−14319号公報
本発明者は、難消化性デキストリンを含有する容器入り非アルコール飲料において、ウィスキーや焼酎等のアルコール飲料の風味(以下、お酒らしさという)を再現した飲料のニーズがあることを見出した。
そして、そのような飲料について検討を行い、お酒らしさを再現する為に、フレーバーの使用を試みた。しかしながら、フレーバーによってお酒らしさを再現するためには、フレーバーの風味を損なわないよう、酸味を少なくする(酸度を低減する)必要があり、好ましくは甘味も抑える(甘味度を低減する)必要がある事が判明した。ところが、酸味や甘味を低減させると、コク(味の厚み)が失われる。
従って、本発明の課題は、難消化性デキストリンを含有する容器入り非アルコール飲料において、低酸度でありながらも、十分なコクを有する飲料及びその製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は以下の事項を含んでいる。
〔1〕飲用水と、
難消化性デキストリン(a)と、
アセスルファムカリウム(b)と、
アルコールフレーバーと、
を含有し、
酸度が0.1以下であり、
前記難消化性デキストリンの含有量が0.5〜3.0質量%であり、
前記難消化性デキストリンの含有量に対する前記アセスルファムカリウムの含有量の比(b/a)が0.0005〜0.01である、
容器入り非アルコール飲料。
〔2〕甘味度が1以下である、前記〔1〕に記載の容器入り非アルコール飲料。
〔3〕糖質が0.5g/L以下である、前記〔1〕又は〔2〕に記載の容器入り非アルコール飲料。
〔4〕前記アセスルファムカリウムの含有量が、10〜100mg/Lである、前記〔1〕から〔3〕のいずれかに記載の容器入り非アルコール飲料。
〔5〕更に、スクラロース(c)を0.1〜5mg/L含有する、前記〔1〕から〔4〕のいずれかに記載の容器入り非アルコール飲料。
〔6〕前記アセスルファムカリウムの含有量に対する前記スクラロースの含有量の比(c/b)が、0.01〜0.2である、前記〔5〕に記載の容器入り非アルコール飲料。
〔7〕前記アルコールフレーバーが、酢酸エステルを含むフレーバーである、前記〔1〕から〔6〕のいずれかに記載の容器入り非アルコール飲料。
〔8〕前記酢酸エステルが、酢酸エチルを含む、前記〔7〕に記載の容器入り非アルコール飲料。
〔9〕前記酢酸エステルの含有量が、0.01〜100ppmである、前記〔7〕又は〔8〕に記載の容器入り非アルコール飲料。
〔10〕炭酸飲料である、前記〔1〕から〔9〕のいずれかに記載の容器入り非アルコール飲料。
〔11〕飲用水を調製する工程と、
前記飲用水に、アルコールフレーバーを添加する工程と、
前記飲用水の酸度を、0.1以下になるように調整する工程と、
前記飲用水に、0.5〜3.0質量%の含有量になるように、難消化性デキストリンを添加する工程と、
前記飲用水に、アセスルファムカリウムを添加する工程と、
を有し、
前記アセスルファムカリウムは、前記難消化性デキストリンの含有量に対するアセスルファムカリウムの含有量の比が0.0005〜0.01となるような量で、添加される、
容器入り非アルコール飲料の製造方法。
〔12〕前記飲用水の甘味度を、1以下になるように調整する工程を有する、前記〔11〕に記載の製造方法。
〔13〕前記飲用水の糖質含有量を0.5g/L以下になるように調整する工程を有する、前記〔11〕又は〔12〕に記載の製造方法。
〔14〕前記アセスルファムカリウムが、10〜100mg/Lの含有量となるように添加される、前記〔11〕から〔13〕のいずれかに記載の製造方法。
本発明によれば、難消化性デキストリンを含有する非アルコール飲料において、低酸度でありながらも、十分なコクを有する飲料及びその製造方法が提供される。
本発明の実施形態に係る容器入り非アルコール飲料は、飲用水と、アルコールフレーバーと、難消化性デキストリン(a)と、アセスルファムカリウム(b)とを含有する。飲料の酸度は、0.1以下である。難消化性デキストリンの含有量は、0.5〜3.0質量%である。難消化性デキストリンの含有量に対するアセスルファムカリウムの含有量の比(b/a)は、0.0005〜0.01である。
このような構成を採用することによって、難消化性デキストリンを含有する非アルコール飲料において、低酸度でありながらも、十分なコクを有する飲料及びその製造方法が提供される。
(アルコールフレーバー)
本実施形態に係る容器入り非アルコール飲料は、飲用水にアルコールフレーバーで風味を付した非アルコール飲料である。アルコールフレーバーは、お酒らしさ(例えば、ウィスキー及び蒸留酒の風味)を付与するフレーバーである。
アルコールフレーバーとしては、例えば、酢酸エステルを含むフレーバーが挙げられる。酢酸エステルとしては、例えば、酢酸アミル、酢酸イソアミル、酢酸イソブチル、酢酸イソプロピル、酢酸エチル、酢酸オクチル、酢酸ゲラニル及び酢酸ブチルからなる群から選ばれる少なくとも一種が挙げられる。好ましくは、酢酸エステルは、酢酸エチルを含む。
飲料中における酢酸エステルの含有量は、例えば0.01〜100ppm、好ましくは0.1〜10ppm、より好ましくは0.3〜3ppmである。
(酸度)
本実施形態に係る飲料は、低酸度の飲料である。具体的には、飲料の酸度は、上述のように0.1以下である。酸度は、好ましくは0.001〜0.05、より好ましくは0.005〜0.03である。飲料の酸度がこのような範囲であることにより、お酒らしさを付与するフレーバーの風味が損なわれず、非アルコール飲料でありながら、お酒らしさを再現しやすくなる。
尚、酸度は、クエン酸換算した酸度(w/v%)を示し、国税庁所定分析法(平19国税庁訓令第6号)の8頁、総酸(遊離酸)にて定められた酸度の測定方法に基づいて算出される。
詳細には、酸度は、以下の方法により測定できる。
試料1〜50mlを正確に量りとり、水で適宜希釈する。これを、0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定し、pHメーターで8.2を終点とし、下記の式により算出する。
(数式1):酸度(%)=A×f×100/W×0.0064(クエン酸酸度の場合)
A:0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液による滴定量(ml)
f:0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液の力価
W:試料重量(g)
なお、数式1中、「0.0064」は、「0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mlに相当する無水クエン酸の重量(g)」である。
(酸味料)
酸度は、酸味料の添加によって調整することができる。酸味料の具体例としては、アジピン酸、クエン酸(無水)、クエン酸三ナトリウム、グルコノデルタラクトン、グルコン酸、グルコン酸カリウム、グルコン酸ナトリウム、コハク酸、コハク酸一ナトリウム、コハク酸二ナトリウム、酢酸ナトリウム、DL−酒石酸、L−酒石酸、DL−酒石酸ナトリウム、L−酒石酸ナトリウム、二酸化炭素、乳酸、乳酸ナトリウム、氷酢酸、フマル酸、フマル酸一ナトリウム、DL−リンゴ酸、DL−リンゴ酸ナトリウム及びリン酸が挙げられる。これらは、カリウム塩やナトリウム塩といった塩の形態で用いることも可能であるし、緩衝液の形態で用いることも可能である。好ましくは、酸味料として、クエン酸(無水)が挙げられる。
(難消化性デキストリン)
本実施形態に係る飲料は、難消化性デキストリンを含有する。難消化性デキストリンは、整腸作用、及び、食後の血中中性脂肪の上昇を抑制する作用などを有している。加えて、難消化性デキストリンは、飲料のコクを増加させる機能も有している。
上記のように、飲料中の難消化性デキストリンの含有量は0.5〜3.0質量%である。好ましくは、難消化性デキストリンの含有量は、1.0〜2.5質量%である。
難消化性デキストリンはデンプン分解物であり、デンプンを酸焙焼して得られるデキストリンにアルファーアミラーゼなどの酵素を作用させて得られる。
(アセスルファムカリウム)
本実施形態に係る飲料は、アセスルファムカリウムを含有する。アセスルファムカリウムは、高甘味度甘味料の一種である。アセスルファムカリウムは、難消化性デキストリンの含有量に対するアセスルファムカリウムの含有量の比(b/a)が0.0005〜0.01となるような添加量で飲料に含有される。比(b/a)は、好ましくは0.001〜0.01である。比(b/a)をこのような範囲とすることにより、お酒らしさを損なうことなく、飲料のコクを増加させることができる。
飲料中におけるアセスルファムカリウムの含有量は、例えば、10〜100mg/L、好ましくは20〜50mg/Lである。
(他の甘味料)
飲料には、アセスルファムカリウム以外の甘味料が含まれていてもよい。甘味料としては、例えば、糖類及び高甘味度甘味料が挙げられる。糖類とは、単糖類及び二糖類を意味する。単糖類としては、ぶどう糖、果糖、果糖ぶどう糖液糖、及び又は異性化糖などが挙げられ、二糖類としては、蔗糖、麦芽糖、乳糖、及び異性化乳糖などが挙げられる。
高甘味度甘味料としては、例えば、スクラロース、アセスルファムカリウム、アスパルテーム、及びステビア甘味料などが挙げられる。
好ましくは、飲料には、スクラロース(c)が含まれる。高甘味度甘味料として、アセスルファムカリウムとスクラロースとの組み合わせを用いることにより、お酒らしさを高めることができる。
スクラロースの含有量は、例えば0.1〜5mg/L、好ましくは0.5〜5mg/Lである。
アセスルファムカリウムの含有量に対するスクラロースの含有量の比(c/b)は、0.01〜0.2であるであることが好ましく、0.05〜0.2であることがより好ましい。アスセルファムカリウムとスクラロースとの含有量の比がこのような範囲内にあると、飲料のコクをより増加させることができる。
(甘味度)
本実施形態に係る飲料は、甘味が抑えられた飲料であることが好ましい。具体的には、飲料の甘味度は、3以下であることが好ましく、1以下であることがより好ましい。飲料の甘味度が小さい(3以下)であることによって、フレーバーの風味が損なわれず、結果として、飲料のお酒らしさを高めることができる。
尚、「飲料の甘味度」とは、飲料の甘さの強さを示すパラメータであり、飲料中に含まれる甘味料の含有量を、甘味の観点からショ糖に換算して求めたパラメータである。具体的には、飲料に含まれる各甘味料について、その濃度(g/100ml)に、各「甘味料の甘味度」を乗じることにより、ショ糖に換算した時の各甘味料の含有量(g/100ml)を求めることができる。そして、飲料に含まれる全甘味料についてのショ糖換算含有量の合計値(g/100ml)を、「飲料の甘味度」として求めることができる。
ここで、「甘味料の甘味度」とは、ショ糖と比較した時の各甘味料の甘味の強さを示すパラメータであり、本発明においては、「飲料用語事典、平成11年6月25日発行、株式会社ビバリッジジャパン社、資11」の値を採用する。尚、甘味度の値に幅がある場合には、その中央値を採用する。
例えば、代表的な甘味料の甘味度は、以下の通りである。
ブドウ糖(甘味度0.65)
果糖(甘味度1.5)
スクラロース(甘味度600)
アセスルファムカリウム(甘味度200)
アスパルテーム(甘味度200)
(糖質)
飲料の糖質含有量は、0.5g/L以下であることが好ましい。尚、糖質とは、炭水化物から食物繊維を除いたものをいう。
(炭酸ガスボリューム)
本実施形態に係る飲料は、炭酸飲料であることが好ましい。炭酸飲料である場合、飲料の炭酸ガス圧は、例えば1.5〜3.5ガスボリューム、好ましくは、2.0〜3.0ガスボリュームである。
(果汁)
本実施形態に係る飲料は、低果汁又は無果汁飲料であることが好ましい。好ましくは、飲料中の果汁の含有量は、5(w/v%)以下、より好ましくは3(w/v%)以下であり、最も好ましくは、本発明の飲料は無果汁である。
(製造方法)
本実施形態に係る飲料の製造方法は、例えば、以下の工程によって得ることができる。
まず、飲用水を調製する。
次いで、飲用水に、難消化性デキストリン、フレーバー、アセスルファムカリウムを含む甘味料、酸味料、及びその他の所定の添加剤を、それぞれ所定の添加量で添加する。その後、カーボネーションにより炭酸を加え、容器に充填・密封する。これにより、本実施形態に係る飲料を得ることができる。なお、水に代えて炭酸水を用いることによって炭酸を添加してもよい。
(実施例)
以下、本発明について実施例を挙げて詳細に説明する。但し、本発明は以下に示す実施例に何ら限定されるものではない。
表1〜3に示す組成で、難消化性デキストリン、クエン酸(無水)、アセスルファムカリウム、スクラロース、アルコールフレーバー、及び炭酸水を混合し、例1乃至14に係る飲料を得た。尚、アルコールフレーバーとしては、酢酸エチルを含有するフレーバーを用いた。例11を除き、飲料中の酢酸エチル濃度が1.02ppmとなるような添加量で、アルコールフレーバーを添加した。
表1〜3には、得られた飲料の酸度、ガスボリューム、比(b)/(a)、比(c)/(b)が示されている。尚、比(b)/(a)は、難消化性デキストリンの含有量に対する、アセスルファムカリウムの含有量の比である。また、比(c)/(b)は、アセスルファムカリウムの含有量に対するスクラロースの含有量の比である。
例1乃至14に係る飲料について、5名の専門パネルによる官能評価を実施した。
評価項目は、(1)コク、味の厚み、(2)お酒らしさ、及び(3)味の総合評価とした。
(1)コク、味の厚み、及び(2)お酒らしさについては、以下の5段階で評価した。
−2:弱い、
−1:やや弱い、
0:普通
+1:やや強い
+2:強い
(3)味の総合評価については、以下の5段階で評価した。
−2:悪い、
−1:やや悪い、
0:普通、
+1:やや良い、
+2:良い
何れの評価項目についても、5名の専門パネルの平均値を結果とした。
結果を表1〜3に示す。
表1〜3に示されるように、例2〜4、例7〜10に係る飲料は、コク及び厚みが強く、お酒らしさが強く、味の総合評価が高かった。
尚、アセスルファムカリウムを含有しない例1に係る飲料については、水っぽいというコメントが得られた。
一方、比(b/a)が0.014である例5に係る飲料については、甘さが目立つとのコメントが得られた。
難消化性デキストリンを含有しない例6に係る飲料については、「ボディない」、「水っぽい」というコメントが得られた。
また、酸度が0.1を超える比較例14は、酒らしさに欠け、味の総合評価が損なわれていた。
Figure 0006959038
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Claims (14)

  1. 飲用水と、
    難消化性デキストリン(a)と、
    アセスルファムカリウム(b)と、
    アルコールフレーバーと、
    を含有し、
    酸度が0.1以下であり、
    前記難消化性デキストリンの含有量が0.5〜3.0質量%であり、
    前記難消化性デキストリンの含有量に対する前記アセスルファムカリウムの含有量の比(b/a)が0.0005〜0.01である、
    容器入り非アルコール飲料(但し、ビール風味ノンアルコール飲料を除く)
  2. 甘味度が1以下である、請求項1に記載の容器入り非アルコール飲料。
  3. 糖質が0.5g/L以下である、請求項1又は2に記載の容器入り非アルコール飲料。
  4. 前記アセスルファムカリウムの含有量が、10〜100mg/Lである、請求項1から3のいずれかに記載の容器入り非アルコール飲料。
  5. 更に、スクラロース(c)を0.1〜5mg/L含有する、請求項1から4のいずれかに記載の容器入り非アルコール飲料。
  6. 前記アセスルファムカリウムの含有量に対する前記スクラロースの含有量の比(c/b)が、0.01〜0.2である、請求項5に記載の容器入り非アルコール飲料。
  7. 前記アルコールフレーバーが、酢酸エステルを含むフレーバーである、請求項1から6のいずれかに記載の容器入り非アルコール飲料。
  8. 前記酢酸エステルが、酢酸エチルを含む、請求項7に記載の容器入り非アルコール飲料。
  9. 前記酢酸エステルの含有量が、0.01〜100ppmである、請求項7又は8に記載の容器入り非アルコール飲料。
  10. 炭酸飲料である、請求項1から9のいずれかに記載の容器入り非アルコール飲料。
  11. 飲用水を調製する工程と、
    前記飲用水に、アルコールフレーバーを添加する工程と、
    前記飲用水の酸度を、0.1以下になるように調整する工程と、
    前記飲用水に、0.5〜3.0質量%の含有量になるように、難消化性デキストリンを添加する工程と、
    前記飲用水に、アセスルファムカリウムを添加する工程と、
    を有し、
    前記アセスルファムカリウムは、前記難消化性デキストリンの含有量に対するアセスルファムカリウムの含有量の比が0.0005〜0.01となるような量で、添加される、容器入り非アルコール飲料(但し、ビール風味ノンアルコール飲料を除く)の製造方法。
  12. 前記飲用水の甘味度を、1以下になるように調整する工程を有する、請求項11に記載の製造方法。
  13. 前記飲用水の糖質含有量を0.5g/L以下になるように調整する工程を有する、請求項11又は12に記載の製造方法。
  14. 前記アセスルファムカリウムが、10〜100mg/Lの含有量となるように添加される、請求項11から13のいずれかに記載の製造方法。
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