JP6954207B2 - プレス成形装置およびエンボス部を有するプレス成形品の製造方法 - Google Patents

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本発明は、エンボス部を有するプレス成形品の成形技術に関する。
自動車を構成する外板パネルの中には、例えば図1に示されるドアアウターパネルのようにエンボス加工により形成される凹部(以下、“エンボス部”)を有する外板パネルがある。エンボス部は通常、プレス成形装置によりブランクを絞り加工することで形成されるが、プレス成形時においてはエンボス部の周囲からエンボス部に流入する材料の移動量が不均一となり、外板パネルの意匠面に数十ミクロンから数百ミクロン程度の面歪が発生することがある。ドアアウターパネルのエンボス部の場合は、図1中の黒丸印の位置において面歪が発生しやすい。面歪が発生した外板パネルに光が当たると、面歪が模様のように外観に現れ、製品の外観品質基準を満たすことができない場合がある。このような面歪の問題は自動車の外板パネルに限らず、エンボス部を有する他のプレス成形品においても同様に起こり得る。
エンボス部の周囲に発生する面歪を抑えるためには、プレス成形時にエンボス部の周囲における材料の移動をある程度抑えることが有効である。そのような材料の移動を抑制するプレス成形装置として、特許文献1にはダイが分割ダイとして構成されたプレス成形装置が開示されている。このプレス成形装置は、独立して可動するダイの一部がエンボス部の周囲を押圧できるよう構成されている。特許文献1のプレス成形装置によれば、面歪が発生しやすい箇所を予め押さえた状態でエンボス部の成形を行うことができる。
特開平3−068928号公報
特許文献1のプレス成形装置によれば、エンボス部の周囲に発生する面歪をある程度抑えることは可能であるが、分割ダイを設ける金型構造はプレス成形装置の構成を複雑にするために、装置コストの増大を招くことになる。また、保守、点検作業にも負荷がかかる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、エンボス部の周囲の面歪を抑制すると共に、プレス成形装置の構成を簡略化することを目的とする。
上記課題を解決する本発明は、プレス成形装置において、成形領域に設けられる頂部に、凸部と、周囲を前記凸部に囲まれた凹部とを有するパンチと、前記パンチの前記頂部に対向するダイと、前記パンチの前記凸部に設けられた、粒子固着部とを備え、前記粒子固着部は、ビッカース硬度が700HV以上の粒子と、該粒子を保持する保持層とを有し、前記粒子の平均粒径に対する前記保持層の高さが50〜80%であることを特徴としている。
別の観点による本発明は、成形領域に設けられる頂部に、凸部と、周囲を前記凸部に囲まれた凹部とを有するパンチに、ビッカース硬度が700HV以上の粒子と、該粒子を保持する保持層とを有し、かつ前記粒子の平均粒径に対する前記保持層の高さが50〜80%である粒子固着部を設け、ブランクの非意匠面側が前記パンチ側に向くように前記パンチと該パンチの前記頂部に対向するダイとの間にブランクを配置してプレス成形を行うことを特徴としている。
本発明においては、パンチ頂部に粒子固着部が設けられていることにより、プレス成形の際にパンチとブランクとの間の摩擦力が大きくなり、エンボス部の周囲における材料の移動を制限することができる。
本発明によれば、エンボス部の周囲の面歪を抑制すると共に、プレス成形装置の構成を簡略化することができる。
自動車側面の外板パネルを示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るプレス成形装置の概略構成を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るパンチおよびブランクホルダーを示す平面図である。 本発明の第1の実施形態に係るパンチ頂部の拡大図である。 本発明の第1の実施形態に係る粒子固着部の拡大図である。 本発明の第1の実施形態に係るプレス成形装置の動作を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るプレス成形装置の動作を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。また、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する要素においては、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<第1の実施形態>
図2に示すように第1の実施形態のプレス成形装置1は、下型として設けられたパンチ2と、上型として設けられたダイ3と、パンチ2の側方においてダイ3に対向するように設けられたブランクホルダー4を備えている。図3に示すようにブランクホルダー4はパンチ2の周囲を囲むように配置されている。また、本実施形態においては、パンチ2およびブランクホルダー4が昇降機構(不図示)によって昇降可能に構成されている。本実施形態のプレス成形装置1は、1回のプレス成形で部品を1つ製造する1個取りの装置構成であるが、装置構成は本実施形態で説明するものに限定されない。なお、本実施形態では下型のパンチ2を可動式、上型のダイ3を固定式としているが、パンチ2を固定式、ダイ3を可動式としても良い。また、上型をパンチ2、下型をダイ3としても良い。すなわち、パンチ2およびダイ3の少なくともいずれか一方が上下動し、互いに接近可能な構成であれば、パンチ2やダイ3の昇降動作に関する構成は限定されない。
パンチ2の頂部5は、パンチ2の成形領域Rに設けられる。成形領域Rとは、パンチ2において、プレス成形により得られる成形品の成形面を形成する領域を意味する。頂部5には凸部5aと、その凸部5aに周囲を囲まれた凹部5bとが形成され、図3に示すように凹部5bは平面視で略楕円形状となっている。図2に示すようにダイ3のパンチ頂部5に対向する部分には、パンチ頂部5の凹部5bに対応した形状の凸部3aが形成されている。プレス成形時においては、このダイ3の凸部3aとパンチ2の凹部5bによってブランクSにエンボス部が形成される。
パンチ頂部5の凸部5aの表面には粒子固着部10が設けられている。図3に示すように、本実施形態においては凹部5bの周囲を囲む凸部5aの全周にわたって粒子固着部10が設けられ、粒子固着部10は図4に示すように凸部5aの頂点Pから外側の部分に設けられている。この粒子固着部10の頂点P側の端部は頂点Pよりも内側(凹部5b側)の部分に位置していても良い。なお、図2および図4においては粒子固着部10の説明の便宜のために、パンチ2と粒子固着部10の実際の大きさの相対的な関係に対して粒子固着部10を拡大して図示している。
図5に示すように粒子固着部10は、粒子10aと、当該粒子10aをパンチ2に固着させる保持層10bとを有している。粒子10aは、保持層10bを介してパンチ頂部5の凸部5a表面に固着されている。粒子10aを固着する方法は特に限定されないが、電着塗装や溶着などが挙げられる。電着塗装では、粒子10aが含まれた液層の中にパンチ頂部5の凸部5aを浸漬し、その浸漬している部分に電圧をかける。
粒子10aを溶着させる場合は、粒子10aの表面に金属メッキを施し、その粒子10aをパンチ頂部5の凸部5a表面に直接ろう付けする。この場合、ろうが保持層10bの役割を果たす。
(硬度)
粒子固着部10の粒子10aは、700HV以上のビッカース硬度を有している。このような粒子10aを有する粒子固着部10がパンチ頂部5の凸部5aに設けられていることにより、粒子固着部10を有しないパンチ2を用いる場合に比べ、プレス成形時におけるパンチ2とブランクSとの間の摩擦力を大きくすることができる。一方、粒子10aのビッカース硬度が700HV未満の場合には、プレス成形時に粒子10aがブランクSに噛み込みにくくなり、パンチ2とブランクSとの間の摩擦力を十分に得ることができない。なお、粒子10aのビッカース硬度は1500HV以上であることが好ましく、2000HV以上であることがさらに好ましい。粒子固着部10の粒子10aの種類はブランクSの硬度に応じて適宜選択されるが、例えば溶融アルミナ(2100HV)、炭化ケイ素(2500HV)、炭化ホウ素(2750HV)、セラミック(2800HV)、ダイヤモンド(9000HV)等が用いられる。
(粒子の平均粒径に対する保持層の高さ)
粒子固着部10における粒子10aの平均粒径Dに対する保持層10bの高さHの比率は50〜80%となっている。粒子10aの平均粒径Dに対する保持層10bの高さHは、(保持層10bの高さH/粒子10aの平均粒径D)×100(%)として算出され、保持層10bから突出する粒子10aの高さを示す指標である。
粒子10aの平均粒径Dに対する保持層10bの高さHが50%未満であると、保持層10bから突出する粒子10aの高さが高くなり、パンチ2とブランクSとの摩擦力が向上する。しかし、それぞれの粒子10aへの入力荷重が大きくなる。
これにより、粒子10aが保持層10bから脱落し易くなるとともに、粒子10aが摩耗し易くなる。このため、粒子固着部10の保持性および耐摩耗性を向上させるために、粒子10aの平均粒径Dに対する保持層10bの高さHは、好ましくは50%以上であり、より好ましくは55%以上であり、さらに好ましくは60%以上である。
一方、粒子10aの平均粒径Dに対する保持層10bの高さHが80%を超えると、保持層10bに埋没する粒子10aの数が増加し、粒子固着部10とブランクSの摩擦力を十分に高めることができない。このため、粒子10aの平均粒径Dに対する保持層10bの高さHは、好ましくは80%以下であり、より好ましくは75%以下であり、さらに好ましくは70%以下である。
保持層10bの高さHの測定法を説明する。図3に示すパンチ2の平面視において、粒子固着部10の内側(ハンドル側)の全長をWとし、前記の任意の点の始端位置をOとする。この際、0W位置、0.25W位置、0.50W位置、0.75W位置からそれぞれ周囲方向ヘ±2.0mmの範囲を観察箇所とする。これらの観察箇所について、粒子固着部10に垂直な断面の光学顕微鏡試料を作製し、0W位置、0.25W位置、0.50W位置および0.75W位置の断面における、前記観察箇所(周囲方向ヘ±2.0mmの範囲)を観察する。各観察箇所において、保持層10bの高さ(パンチ表面に垂直方向)を各20点測定し、計80点の平均値として保持層10bの高さが求められる。
次に、粒子10aの平均粒径の測定法を説明する。図3に示すパンチ2の平面視において、粒子固着部10の内側(ハンドル側)の全長をWとし、前記の任意の点を始端位置Oとする。この際、0W位置、0.25W位置、0.50W位置および0.75W位置からそれぞれ周囲方向へ−2mm,−1mm,0mm,1mm,2mmの位置において、粒子固着部10に垂直な断面の光学顕微鏡試料を作製し、光学顕微鏡で100〜400倍の視野を観察する。これらの観察箇所の断面20箇所における粒子10aの粒径の平均値を粒子10aの平均粒径とする。なお、粒子10aの個々の粒径については長辺と短辺の平均値を粒径と定義する。前記観察箇所の観察視野の外縁と重なった粒子10aの粒径は測定せずに値として含めない。
(平均粒径)
粒子10aの平均粒径は好ましくは5〜600μmである。粒子10aの平均粒径が5μm以上であれば、ブランクSのプレス成形時において十分に面圧がブランクSに加わるので、パンチ2とブランクSとの摩擦力がより十分に確保される。このため、粒子10aの平均粒径は、より好ましくは10μm以上であり、さらに好ましくは50μm以上である。
また、粒子10aの平均粒径が600μm以下であれば、ブランクSのプレス成形時において、粒子10aが保持層10bから脱落しにくくなる。粒子10aの平均粒径は、より好ましくは500μm以下であり、さらに好ましくは400μm以下である。
なお、図5に示すように、粒子10aの上部が保持層10bから露出するように粒子10aが保持層10bに埋め込まれている。発明者らによる検討の結果、粒子10aの各々の保持層10bの埋没の程度、すなわち粒子10aの上部の露出の程度にかかわらず、粒子10aの平均粒径に対する保持層10bの高さが上記の所定の範囲内であれば、粒子10aの保持性および耐摩耗性を担保しつつ、粒子固着部10とブランクSとの摩擦力を十分に確保することができることが分かった。このことから、保持層10bの高さと粒子10aの平均粒径との関係を規定することにより、プレス加工においてエンボス部周囲の面歪を抑制できる。
(粒子率)
粒子固着部10の粒子率は好ましくは5〜20%である。粒子率は、一定領域内における粒子の密集度を示す指標となるものであり、(粒子固着部10中の粒子10aの総体積/粒子固着部10の体積)×100(%)として、算出される。
粒子率が5%以上であれば、粒子10aが十分に粒子固着部10の表面に分散されるので、パンチ2とブランクSとの摩擦力をより十分に確保できる。粒子固着部10の粒子率は、より好ましくは8%以上であり、さらに好ましくは10%以上である。
また、粒子率が20%以下であれば、粒子固着部10中の粒子10a分散の程度(例えば粒子間の距離)が最適となり、粒子10a間における目詰まりが生じにくくなる。そうすると、操業条件にかかわらず、パンチ2とブランクSとの間の摩擦力を十分維持することができる。粒子固着部10の粒子率は、より好ましくは15%以下であり、さらに好ましくは10%以下である。
本実施形態のプレス成形装置1は以上のように構成されている。次に、上記のプレス成形装置1を用いた、エンボス部を有するプレス成形品(例えば自動車の外板パネル)の製造方法について説明する。なお、以下の説明で参照する図6〜図7においては粒子固着部10が図示されていないが、前述のようにパンチ頂部5の凸部5aには粒子固着部10が設けられている。
まず、図2のようにダイ3とブランクホルダー4との間にブランクSを固定するが、この際にブランクSの、製品の外観に現れる面(意匠面)と外観に現れない面(非意匠面)のうち、非意匠面側がパンチ2側に向くようにしてブランクSを固定する。なお、ブランクSは鋼板に限定されず、アルミニウム合金板やチタン合金板等の他の金属板であっても良い。
続いて、図6のようにパンチ2を上昇させる。パンチ頂部5の凸部5aには粒子固着部10が設けられているため、ここでパンチ2とブランクSとが接触することで、粒子固着部10の粒子10aがブランクSに噛み込み、両者の間の摩擦力が大きくなる。そして、図7のようにさらにパンチ2を上昇させる。ここで、パンチ頂部5の凹部5bに対向するダイ3の凸部3aにブランクSが接触すると、ブランクSがパンチ頂部5の凹部5bに押し込まれるようにして変形する。このとき、材料が凹部5b内に引き込まれるように移動しようとするが、本実施形態においては粒子固着部10によりパンチ2の凸部5aとブランクSとの間の摩擦力が大きいために、材料の移動が制限される。すなわち、エンボス部の周囲における材料の移動量が少なくなり、面歪の発生を抑えることができる。
その状態のまま、パンチ2を上死点まで上昇させることで、エンボス部を有するプレス成形品を得ることができる。なお、パンチ2の粒子固着部10はブランクSの非意匠面に接するため、製品の外観には粒子10aの接触が原因となるような疵は発生しない。
このように第1の実施形態のプレス成形装置1においては、分割ダイのような複雑な金型構造としなくても、エンボス部を有するプレス成形品の面歪を抑えることが可能となる。
なお、本実施形態においては、パンチ頂部5の凹部5bを囲む凸部5aの全周にわたって粒子固着部10を設けることとしたが、凸部5aの全周ではなく、面歪が発生しやすいと推定される箇所にのみ、粒子固着部10を設けるようにしても良い。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到しうることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、エンボス部を有するプレス成形品の製造に利用することができる。
1 プレス成形装置
2 パンチ
3 ダイ
3a ダイの凸部
4 ブランクホルダー
5 パンチ頂部
5a パンチ頂部の凸部
5b パンチ頂部の凹部
10 粒子固着部
10a 粒子
10b 保持層
D 平均粒径
H 保持層の高さ
P パンチ凸部の頂点
R パンチの成形領域
S ブランク


Claims (6)

  1. 成形領域に設けられる頂部に、凸部と、周囲を前記凸部に囲まれた凹部とを有するパンチと、
    前記パンチの前記頂部に対向するダイと、
    前記パンチの前記凸部に設けられた、粒子固着部とを備え、
    前記粒子固着部は、ビッカース硬度が700HV以上の粒子と、該粒子を保持する保持層とを有し、
    前記粒子の平均粒径に対する前記保持層の高さが50〜80%である、プレス成形装置。
  2. 前記粒子の平均粒径は5〜600μmである、請求項1に記載のプレス成形装置。
  3. 固着された前記粒子の粒子率は5〜20%である、請求項1または2に記載のプレス成形装置。
    ただし、前記粒子率は、(前記粒子の総体積/前記粒子固着部の体積)×100(%)として算出される。
  4. 成形領域に設けられる頂部に、凸部と、周囲を前記凸部に囲まれた凹部とを有するパンチに、ビッカース硬度が700HV以上の粒子と、該粒子を保持する保持層とを有し、かつ前記粒子の平均粒径に対する前記保持層の高さが50〜80%である粒子固着部を設け、
    ブランクの非意匠面側が前記パンチ側に向くように前記パンチと該パンチの前記頂部に対向するダイとの間にブランクを配置してプレス成形を行う、エンボス部を有するプレス成形品の製造方法。
  5. 前記粒子の平均粒径は5〜600μmである、請求項4に記載のエンボス部を有するプレス成形品の製造方法。
  6. 固着された前記粒子の粒子率は5〜20%である、請求項4または5に記載のエンボス部を有するプレス成形品の製造方法。
    ただし、前記粒子率は、(前記粒子の総体積/前記粒子固着部の体積)×100(%)として算出される。













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