JP6930908B2 - タイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、外面に突起が形成されたタイヤに関する。
従来、タイヤのサイド部に微細な突起を形成して、コントラストを有するパターン領域を形成することが行われている。例えば特許文献1には、複数の突起によって、タイヤのサイド部に大きなコントラストを呈する技術が開示されている。
特表2009−512584号
タイヤのサイド部の装飾部は、突起が形成された一の領域を有する。この一の領域の明度は、突起によって光の反射をコントロールすることにより、光をそのまま反射させる他の領域の明度と比して低くなる。
特表2009−512584号に記載の具体的な構成は、突起がタイヤ側面の表面から該表面に対して垂直方向に延びており、突起の設けられたタイヤ側面をタイヤ側面に対して垂直方向から正面視する、言い換えれば、突起の設けられたタイヤ側面を突起の突出方向から正面視すると、突起の設けられていない領域に比較して黒色に見える。
しかしながら、突起の設けられたタイヤ側面を、タイヤ側面に対して斜め方向(タイヤ側面の表面に垂直に立てた法線に対して角度を有した方向)から見ると、正面視した場合よりも明るく見え、突起の設けられたタイヤ側面を垂直方向から正面視した場合のように黒色に見えず、他の明るく見える部位とのコントラストを大きくとることが難しい。
本発明の課題は、装飾部を斜め方向から見たときに大きなコントラストを得ることができるタイヤを提供することである。
請求項1に記載のタイヤは、タイヤ外面に形成され、ベース面を有する装飾部と、前記装飾部に設けられ、前記ベース面から突出すると共に間隔が0.1〔mm〕よりも大きく1.0〔mm〕以下で、かつ、高さが0.1〔mm〕以上で1.0〔mm〕以下とされた突起が複数形成されているパターン領域と、を備え、前記突起は、基点を中心として前記ベース面に沿って夫々異なる方向へ延出され延出方向と直交する方向の断面が三角形状とされた複数本の延出部を含んで構成され、少なくとも前記パターン領域では、複数の前記突起全体が、前記ベース面に垂直な法線に対して一方向に傾斜している。
請求項1に記載のタイヤによれば、タイヤの外面の装飾部には、パターン領域が形成されている。そして、このパターン領域には、ベース面から突出すると共に間隔が0.1〔mm〕よりも大きく1.0〔mm〕以下で、かつ、突出高さが0.1〔mm〕以上で1.0〔mm〕以下とされた突起が複数形成されている。そして、パターン領域に形成される突起は、全体がベース面に垂直な法線に対して傾斜している。
パターン領域に入射した光は、突起の向かい合う側面で反射を繰り返しながら減衰して、外側に反射されるので、パターン領域は、突起が形成されていないタイヤの外面の他の領域(平滑な面)と比して明度が低くなる。そして、パターン領域の外側に反射される光の中でも、突起の突出方向に反射される光は、突出方向とは異なる方向に反射される光に比較して少ないので、突起の突出方向からパターン領域を見ると、突起の突出方向とは異なる方向から見る場合に比較して黒色に見える。即ち、突起の突出方向からパターン領域を見ると、最もパターン領域が黒く見える。
請求項1のタイヤによれば、パターン領域の突起が、全体がベース面に垂直な法線に対して傾斜しているので、突起の傾斜している方向から、言い換えれば、装飾部をベース面に垂直な法線に対して傾斜した方向(突起の突出方向)から見たときに、パターン領域を黒く見せることができる。
これにより、装飾部を斜め方向から見た時に、パターン領域と他の領域との間で大きなコントラストを得ることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のタイヤにおいて、前記装飾部には、前記突起の傾斜方向が異なる複数の前記パターン領域が設けられている。
突起の傾斜方向が同一方向であると、突起の傾斜している方向から見たときはパターン領域が黒色に見えるが、突起の傾斜している方向とは異なる方向から見たときは、突起の傾斜している方向から見たときよりも明るく見える。即ち、装飾部のパターン領域に設けられる突起が全て同一方向に傾斜していると、装飾部は、パターン領域を黒色に見せるために方向性を有することになる。
一方、請求項2に記載のタイヤの装飾部は、突起の傾斜方向が異なる複数のパターン領域を備えているので、特定の方向以外の方向から見た時にも該装飾部の何れかのパターン領域が黒く見えるようになり、パターン領域と他の領域との間で大きなコントラストを得ることができる。
言い換えれば、複数の方向から該装飾部を見た時に、該装飾部のうちの何れかパターン領域を黒く見せることが可能となり、方向性を無くすことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のタイヤにおいて、前記装飾部は、タイヤ側面に形成され、前記装飾部に設けられた前記パターン領域では、前記突起全体が前記タイヤ側面に垂直な法線に対してタイヤ径方向外側に傾斜している。
請求項3に記載のタイヤは、タイヤ側面に装飾部が設けられており、該装飾部に設けられたパターン領域において、突起全体がタイヤ側面に垂直な法線に対してタイヤ径方向外側に傾斜しているため、タイヤ側面の上側部分(タイヤ回転軸の上側の部分)のパターン領域に形成されている突起は、斜め上方に向いていることになる。
したがって、タイヤ側面の上側部分の装飾部を、タイヤ側面に対して斜め上側から見ることで、該装飾部のパターン領域に設けられた突起を、突起の突出方向から見ることになり、該装飾部をタイヤ側面に対して垂直の方向から見る場合に比較してパターン域が黒く見える。
即ち、請求項3に記載のタイヤでは、タイヤ側面の上側の装飾部において、大きなコントラストを得ることができるようになる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のタイヤにおいて、前記パターン領域は、前記タイヤ側面のうちのタイヤ最大幅部に設けられている。
請求項4に記載のタイヤでは、パターン領域をタイヤ最大幅部に設けているので、タイヤの側部の斜め上方からタイヤの上側の最大幅部を見た場合に、該タイヤ最大幅部に設けられたパターン領域における突起を、突起の突出方向から見ることができ、タイヤの上側の最大幅部におけるパターン領域が最も黒く見えるようになる。
即ち、請求項4に記載のタイヤでは、タイヤ側方の上側から、タイヤ側面の上側のタイヤ最大幅部の装飾部を見た時に、大きなコントラストを得ることができるようになる。
請求項5に記載の発明は、請求項2に記載のタイヤにおいて、前記装飾部は、タイヤ側面に形成され、前記装飾部は、前記突起全体がタイヤ径方向外側に傾斜している前記パターン領域と、前記突起全体がタイヤ径方向外側とは異なる方向に傾斜している前記パターン領域とを有している。
突起全体がタイヤ径方向外側に傾斜しているパターン領域と、突起全体がタイヤ径方向外側とは異なる方向に傾斜しているパターン領域とを有している場合、タイヤ回転軸の上側のタイヤ側面の装飾部における突起は斜め上方を向く。
回転軸の上側のタイヤ側面の装飾部を見たとき、視線の方向と、突起の傾斜方向とが近づく、または一致するので、傾斜した突起の形成されている部分が最も黒く見えるようになる。
本発明によれば、タイヤの装飾部を斜めから見たときにコントラストを得ることができる。
(A)は本発明の第1実施形態に係るタイヤのサイド部を回転軸の斜め上から見下ろした斜視図であり、(B)は第1実施形態に係るタイヤの回転軸に沿った断面図である。 本発明の第1実施形態に係るタイヤの装飾部の第1低明度領域を示した平面図である。 本発明の第1実施形態に係るタイヤの装飾部の第1低明度領域に形成された突起を示した拡大平面図である。 本発明の第1実施形態係るタイヤの装飾部の第1低明度領域に形成された第一アスタリスク突起のタイヤ径方向に延びる延出部を示した断面図である。 本発明の第1実施形態係るタイヤの装飾部の第1低明度領域に形成された第一アスタリスク突起のタイヤ周方向に延びる延出部を示した断面図である。 本発明の第2実施形態に係るタイヤの装飾部を示したトレッドの斜視図である。 本発明の第3実施形態係るタイヤの装飾部を示した平面図である。 低明度領域に形成されたリブ状突起の断面図である。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係るタイヤの一例について図1〜図5に従って説明する。なお、図中に示す矢印Cは、タイヤ周方向を示し、矢印Rは、タイヤ径方向を示す。
図1(A)に示されるように、タイヤ10のタイヤサイド部12には、タイヤ10の軸方向から見て、タイヤ最大幅部Wmaxをタイヤ径方向に跨り、かつタイヤ周方向に連続した円環状の装飾部14が形成されている。
さらに、タイヤサイド部12において装飾部14以外の領域で、後述する突起等が形成されていない他の領域20に対して一定の寸法で凹んだ平滑なベース面30(図1(B)参照)が、装飾部14に形成されている。本実施形成では、ベース面30は、タイヤサイド部12の他の領域20に対して0.45〔mm〕凹んでいる。なお、本実施形態のベース面30は、他の領域20と同様の表面粗さとされている。
(第1低明度領域18A、及び第2低明度領域18B)
さらに、装飾部14には、他の領域20に比して明度が低く、黒色に見える第1低明度領域18A、及び第2低明度領域18Bがタイヤ周方向、及びタイヤ径方向に交互に形成されている。第1低明度領域18A、及び第2低明度領域18Bは、パターン領域の一例である。なお、本実施形態の第1低明度領域18A、及び第2低明度領域18Bは、平面視で矩形状とされている。
なお、タイヤ10を成形するためのモールド(金型)において、第1低明度領域18A、及び第2低明度領域18Bに対応する部分に凹凸を設けることによって、第1低明度領域18A、及び第2低明度領域18Bが形成される。
以下に代表して第1低明度領域18Aについて説明する。
図2〜図3に示すように、第1低明度領域18Aは、ベース面30から突出した複数の第一アスタリスク突起34と、複数の第二アスタリスク突起36とを有している。そして、第一アスタリスク突起34と、第二アスタリスク突起36とは、タイヤ周方向、及びタイヤ径方向に交互に配置されている。第一アスタリスク突起34、及び第二アスタリスク突起36は、突起の一例である。
〔第一アスタリスク突起34〕
図3に示すように、第一アスタリスク突起34は、ベース面30に対して直交する方向(タイヤ10の回転軸方向)から見て、基点としての中心O1から夫々異なる方向へ延出された第一延出部35A−1、35A−2、第二延出部35B−1、35B−2、及び第三延出部35C−1、35C−2で構成されている。以下、これらの6本の延出部を、まとめて「延出部34E」と称する。そして、一の延出部34Eと他の延出部34E(中心O1から互いに逆向きに延出されているもの同士を除く)とで、中心O1において屈曲された線形状が構成されている。
第一延出部35A−1と第一延出部35A−2とは、中心O1から互いに逆方向に延出され、第一延出部35A−1と第一延出部35A−2とで直線状に連続した形状が構成されている。第一延出部35A−1は、中心O1からタイヤ径方向の外側に延び、第一延出部35A−2は、中心O1からタイヤ径方向の内側に延びている。そして、第一延出部35A−1と第一延出部35A−2とは同様の長さとされている。以下、第一延出部35A−1と第一延出部35A−2とを、まとめて「第一延出部35A」と称する。
第二延出部35B−1と第二延出部35B−2とは、中心O1から互いに逆方向に延出され、第二延出部35B−1と第二延出部35B−2とで直線状に連続した形状が構成されている。第二延出部35B−1及び第二延出部35B−2は、タイヤ周方向の一方側(図中左側)の端部が他方側(図中右側)の端部と比して、タイヤ径方向の外側に位置するように、タイヤ周方向に対して傾斜している。
第二延出部35B−1は、中心O1からタイヤ周方向の一方側に延び、第二延出部35B−2は、中心O1からタイヤ周方向の他方側に延びている。そして、第二延出部35B−1は、第二延出部35B−2と比して長くされている。さらに、第二延出部35B−2の先端側の部分は、タイヤ径方向の内側に湾曲している。以下、第二延出部35B−1と第二延出部35B−2とを、まとめて「第二延出部35B」と称する。
第三延出部35C−1と第三延出部35C−2とは、中心O1から互いに逆方向に延出され、第三延出部35C−1と第三延出部35C−2とで直線状に連続した形状が構成されている。第三延出部35C−1及び第三延出部35C−2は、タイヤ周方向の一方側(図中左側)の端部が他方側(図中右側)の端部と比して、タイヤ径方向の内側に位置するように、タイヤ周方向に対して傾斜している。
第三延出部35C−1は、中心O1からタイヤ周方向の他方側に延び、第三延出部35C−2は、中心O1からタイヤ周方向の一方側に延びている。そして、第三延出部35C−1は、第三延出部35C−2と比して短くされている。以下、第三延出部35C−1と第三延出部35C−2とを、まとめて「第三延出部35C」と称する。
6本の延出部34Eは、隣り合う延出部34Eと、夫々60°の角度を成している。第一アスタリスク突起34は、換言すると、中心O1から6本の延出部34Eが放射状に延出された形状となっている。
図4には、代表して第一アスタリスク突起34の延出部34Eの内の、タイヤ径方向一方に沿って延びる第一延出部35A−1のタイヤ周方向断面が示されている。図4に示されるように、第一延出部35A−1において、延出方向と直交する方向の断面は、平坦な頂面34Cを有する三角形状とされている。つまり、第一アスタリスク突起34は、頂面34Cと、一対の側面34Dとを有している。本実施形態では、延出部34Eの頂面34Cの幅(図中W1)は、0.02〔mm〕とされ、延出部34Eの頂角(図中D1)は、26〔度〕とされている。
また、ベース面30から計測する第一アスタリスク突起34の高さ(図中H1)は、0.1〔mm〕以上、1.0〔mm〕以下の予め決められた一の値とされている。突起の高さ(突出高さ)が0.1〔mm〕未満の場合は、突起の成形が困難になり、かつ、入射された光を減衰させて黒色に見える程度まで明度を低くできない虞がある(詳細は後述)。さらに、突起の高さを1.0〔mm〕以下とすることで、突起の部分の剛性と突起の周辺の部分の剛性との差を小さくし、局部的な応力集中を抑制させるようになっている。
なお、本実施形態における突起の高さ及び後述する突起の間隔(ピッチ)等の寸法については、一例として、株式会社キーエンスのワンショット3D形状測定機 VR−3000シリーズを用いて測定することができる。
〔第二アスタリスク突起36〕
図3に示すように、第二アスタリスク突起36は、第一アスタリスク突起34と同様の形状をしている。具体的には、第二アスタリスク突起36は、ベース面30に対して直交する方向から見て、中心O1を中心にして第一アスタリスク突起34を時計回り方向に90〔度〕回転させ、さらに、中心O1を中心に90〔度〕回転させた第一アスタリスク突起34の上下を反転させた形状である。
第二アスタリスク突起36において、第一アスタリスク突起34の第一延出部35A−1、35A−2、第二延出部35B−1、35B−2、第三延出部35C−1、35C−2、及び中心O1に対応する部分を、第一延出部37A−1、37A−2、第二延出部37B−1、37B−2、第三延出部37C−1、37C−2、及び中心O2と称する。以下、前述の6本の延出部を、まとめて「延出部36E」称する。
なお、第二アスタリスク突起36の高さH1、頂角D1は、第一アスタリスク突起34と同様の規定である。
ここで、本実施形態の装飾部14においては、第一アスタリスク突起34の延出部34E、及び第二アスタリスク突起36の延出部36Eは、全体がタイヤ径方向外側へ傾斜している。
図5には、代表して第二アスタリスク突起36の延出部36Eの内の、タイヤ周方向に沿って延びる第一延出部37A−1のタイヤ径方向断面が示されている。図5に示すように、第一延出部37A−1は、タイヤ径方向外側(矢印B方向)に傾斜している(ベース面30に対する第一延出部37A−1の幅方向(厚み方向)の中心線C1の傾斜角度はθ°)。
また、第一延出部37A−1の様にタイヤ周方向に沿って延びる延出部36Eは、図5に示すように延出部36Eのタイヤ径方向外側の側面36D側へ傾斜しているが、第一延出部35A−1の様にタイヤ径方向に沿って延びる延出部34Eは、図4に示すように何れかの側面34D側へは傾斜していない。
図示は省略するが、タイヤ周方向に対して傾斜する方向に延びる延出部34Eにおいては、タイヤ径方向外側の側面34D側に傾斜しており、同様に、タイヤ周方向に対して傾斜する方向に延びる延出部36Eにおいては、タイヤ径方向外側の側面36D側に傾斜している。
ちなみに、第一アスタリスク突起34は、全体がタイヤ径方向外側に傾斜しているので、延出部34Eの傾斜角度θは、タイヤ周方向に沿って延びている延出部34Eの傾斜角度θが最も大きく(例えば、30°)、延出部34Eの延びている方向がタイヤ周方向に近づくに従って傾斜角度θが徐々に小さくなり、延出部34Eの延びている方向がタイヤ周方向になると傾斜角度θが零となる(図4参照)。
〔その他〕
図2、図3に示されるように、第一アスタリスク突起34と、第二アスタリスク突起36とは、タイヤ周方向、及びタイヤ径方向に交互に配置されており、第1低明度領域18Aの全体を埋めている。
そして、第一アスタリスク突起34の第一延出部35A−1、35A−2の夫々の先端は、タイヤ径方向で隣り合う第二アスタリスク突起36の第二延出部37B−2と第三延出部37C−1の間、第二延出部37B−1と第三延出部37C−2の間に夫々挿入されている。また、第二アスタリスク突起36の第一延出部37A−1、37A−2の夫々の先端は、タイヤ周方向に隣り合う第一アスタリスク突起34の第二延出部35B−1と第三延出部35C−2の間、第二延出部35B−2と第三延出部35C−1の間に挿入されている。
さらに、第一アスタリスク突起34の第三延出部35C−1の先端と、第一アスタリスク突起34に対してタイヤ径方向の外側に配置された第二アスタリスク突起36の第二延出部37B−1の先端とは連結されている。これにより、連結部34Aが形成されている。さらに、第一アスタリスク突起34の第二延出部35B−1の先端と、第一アスタリスク突起34に対してタイヤ周方向の一方側に配置された第二アスタリスク突起36の第三延出部37C−1の先端とは連結されている。これにより、連結部34Bが形成されている。
この構成において、第一アスタリスク突起34と第二アスタリスク突起36とは、タイヤ径方向の内側から外側に向かって、連結部34A、34Bを介して階段状に連結されている。
また、タイヤ径方向及びタイヤ周方向で隣り合う第一アスタリスク突起34と第二アスタリスク突起36において、中心O1と中心O2との間隔(以下「間隔P1」)は、0.1〔mm〕以上1.0〔mm〕以下の予め決められた一の値とされている。間隔P1が0.1〔mm〕未満の場合は、突起の成形が困難となる。さらに、間隔P1が1.0〔mm〕より大きくなると、入射された光を減衰させて、タイヤサイド部12における装飾部14以外の他の領域20に比較して黒色に見える程度まで明度を低くできない虞がある(詳細は後述)。
図4、及び図5に示すように、第一アスタリスク突起34の高さH1、及び第二アスタリスク突起36の高さH1は、各々装飾部14の深さ寸法D(タイヤサイド部12の他の領域20の表面からベース面30までの寸法)よりも小さいことが好ましい。言い換えれば、第一アスタリスク突起34、及び第二アスタリスク突起36は、タイヤサイド部12の他の領域20の表面よりも突出していないことが好ましい。
ここで、本実施形態に記載する黒色に見える第1低明度領域18Aとは、日本電色工業(株)のハンディ型分光色差計を用いて測定した明度Lの値が、一例として10未満の領域であるが、装飾部14以外の他の領域20よりも黒く見えればよく、明度Lの値は10未満でなくてもよい。
一方、タイヤサイド部12において装飾部14以外の他の領域20(第一アスタリスク突起34、及び第二アスタリスク突起36が形成されていない領域)については、日本電色工業(株)のハンディ型分光色差計を用いて測定した明度Lの値が、一例として20より大きい領域であるが、明度Lは20以下であってもよい。つまり、黒色に見える第1低明度領域18とは、タイヤ10の外面において、相対的に周囲に比べて明度が低い領域のことである。
なお、第2低明度領域18Bは、第1低明度領域18Aにおける第一アスタリスク突起34、及び第二アスタリスク突起36を、タイヤ径方向内側に傾斜させたものである。言い換えれば、第2低明度領域18Bは、平面視で、第1低明度領域18Aを180°回転させたものであるため、図示、及び詳細な説明は省略する。
(作用、効果)
次に、本実施形態に係るタイヤ10の作用効果について説明する。
タイヤサイド部12の第一アスタリスク突起34及び第二アスタリスク突起36が形成されていない他の領域20では、入射した光は、他の領域20を構成する外面によって外側に反射される。
一方、タイヤサイド部12の装飾部14に設けられた第1低明度領域18A、及び第1低明度領域18Bでは、第一アスタリスク突起34及び第二アスタリスク突起36へ入射する光が、側面34D及び側面36Dに当たる。そして、入射した光は、向かい合う側面34D間、及び側面36D間で反射を繰り返しながら減衰してから、外側に反射される。
したがって、第1低明度領域18A、及び第2低明度領域18Bにおいて外側に反射される光の量は、第一アスタリスク突起34及び第二アスタリスク突起36が形成されていない他の領域20において外側に反射される光の量と比して少なくなり、低明度領域18は他の領域20と比して相対的に黒色に見えるようになる。
さらに、第1低明度領域18Aについて、例えば、図5に示すように、延出部36Eの傾斜方向、言い換えれば延出部36Eの中心線C1の延長線方向から見た場合(視線E1。符号Eは目。)と、延出部36Eの傾斜方向とは反対方向から見た場合(視線E2。符号Eは目。)、及び第1低明度領域18Aを平面視で見た場合(視線E3。符号Eは目)とを比較すると、延出部36Eの傾斜方向とは反対方向に傾斜した方向に反射される光の量、及び第1低明度領域18Aの垂直方向に反射される光の量は、延出部36Eの傾斜方向に反射される光の量に比較して大きい。これは、図5に示す延出部36Eにおいて、視線E2、E3に対する図面右側の側面36Dの角度が大きいため、図面右側の側面36Dで目Eの方向に反射される光の量が多くなるためである。
本実施形態の装飾部14では、第1低明度領域18Aの第一アスタリスク突起34及び第二アスタリスク突起36がタイヤ径方向外側へ傾斜しており、第2低明度領域18Bの第一アスタリスク突起34及び第二アスタリスク突起36がタイヤ径方向内側に配置されているので、例えば、図1(B)に示すように、タイヤ10の回転軸の上側に位置するタイヤ最大幅部Wmaxを跨る装飾部14は、タイヤ最大幅部Wmaxを斜め上方から見下ろした際に、視線E1の向きと第1低明度領域18Aの第一アスタリスク突起34及び第二アスタリスク突起36の傾斜した方向と近くなる、または一致し、第1低明度領域18Aは、他の領域20、かつ第2低明度領域18Bよりも黒く見え、第1低明度領域18Aと他の領域20との間で大きなコントラストを得ることができる。
言い換えれば、車両に装着したタイヤ10を、例えば、立った状態で斜め下に視線を移動して見下ろした際に、図1(A)に示すように、タイヤサイド部12の、タイヤ回転軸の上側部分の装飾部14において、第1低明度領域18Aを最も黒色に見せて大きなコントラストを得ることができる。
なお、第一アスタリスク突起34と、第二アスタリスク突起36とが、連結部34A、34Bを介して階段状に連結されている。これにより、連結部34A、34Bを介して第一アスタリスク突起34と第二アスタリスク突起36が互いに支え合い、第一アスタリスク突起34及び第二アスタリスク突起36の倒れ込みが抑制され、耐久性を向上させることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係るタイヤの一例について図6に従って説明する。なお、第1実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
前述した実施形態では、タイヤ10のタイヤサイド部12に装飾部14を設けたが、例えば、図6に示すように、トレッド40に形成された溝42の溝底に装飾部14を設けてもよい。
図6に示す装飾部14では、第1低明度領域18Aの第一アスタリスク突起34及び第二アスタリスク突起36がタイヤ周方向の図面手前側へ傾斜しており、第2低明度領域18Bの第一アスタリスク突起34及び第二アスタリスク突起36が第1低明度領域18Aとは反対側に傾斜している。このため、図6に示すように、タイヤ10の溝42の装飾部14をタイヤ周方向から、斜め方向に見ると、第1低明度領域18Aがトレッド40の踏面に比較して黒色に見え、大きなコントラストを得ることができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係るタイヤの一例について図7乃至図8に従って説明する。なお、前述した実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図7、及び図8に示すように、本実施形態の装飾部14のベース面30には、第1実施形態の第一アスタリスク突起34及び第二アスタリスク突起36に代えて、複数のリブ状突起44が設けられている。図7に示すように、リブ状突起44は、装飾部14の平面視でジグザグ状に形成されている。リブ状突起44は、突起の一例である。
図8に示すように、リブ状突起44において、延出方向と直交する方向の断面は、平坦な頂面44Cを有する三角形状とされている。つまり、リブ状突起44は、頂面44Cと、一対の側面44Dとを有している。本実施形態では、頂面44Cの幅(図中Wa)は、0.02〔mm〕とされ、リブ状突起44の頂角(図中Da)は、26〔度〕とされている。また、ベース面30から計測するリブ状突起44の高さ(図中Ha)は、0.1〔mm〕以上、1.0〔mm〕以下の予め決められた一の値とされている。
また、隣り合うリブ状突起44において、一方のリブ状突起44と他方のリブ状突起44との間隔(図中Pa)は、0.1〔mm〕以上1.0〔mm〕以下の予め決められた一の値とされている。
本実施形態の装飾部14に設けたリブ状突起44は、第1実施形態の第一アスタリスク突起34及び第二アスタリスク突起36とは形状が異なるが、第1実施形態と同様の原理で、リブ状突起44に入射した光は、向かい合う側面44D間で反射を繰り返しながら減衰してから、外側に反射される。これにより、本実施形態の装飾部14においても外側に反射される光の量は、リブ状突起44が形成されていない他の領域20において外側に反射される光の量と比して少なくなり、装飾部14は他の領域20と比して相対的に黒色に見えるようになる。
本実施形態の低明度領域18においても、装飾部14をリブ状突起44の傾斜方向から見た場合と、装飾部14を平面視した場合、及びリブ状突起44の傾斜方向とは反対方向から見た場合とを比較すると、リブ状突起44の傾斜方向から見た場合が最も黒く見える。したがって、リブ状突起44は、大きなコントラスを見せたい方向に傾斜させる。
<その他の実施形態>
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。
上記実施形態では、矩形の第1低明度領域18Aを例示したが、第1低明度領域18Aの形状は矩形に限らず、三角形、五角形以上の多角形、円形、楕円等の矩形以外の形状であってもよく、文字、数字、記号、ロゴ、模様等であってもよい。何れの場合も、第1低明度領域18Aを黒色に見せ、大きなコントラストを得て、目立たせること、言い換えれば視認性を向上することができる。延出部34Eの傾斜角度θは、黒色に見せたい方向に対応して適宜変更される。
突起の形状は第1実施形態の第一アスタリスク突起34、及び第二アスタリスク突起36、第3実施形態のリブ状突起44に限らず、他の形状であってもよい。何れの形状の突起であっても、大きなコントラストを見せたい方向に、突起を傾斜させることが本発明の特徴である。
上記実施形態の装飾部14は、突起の傾斜方向が互いに反対方向とされた第1低明度領域18Aと第2低明度領域18Bとを設けたが、突起の傾斜方向が各々異なる3以上の低明度領域を設けてもよい。また、突起の傾斜角度θを低明度領域毎に変えてもよい。
10…タイヤ、12…タイヤ側部(タイヤ側面)、14…装飾部、18A…低明度領域(パターン領域の一例)、30…ベース面、34…第一アスタリスク突起(突起の一例)、36…第二アスタリスク突起(突起の一例)

Claims (5)

  1. タイヤ外面に形成され、ベース面を有する装飾部と、
    前記装飾部に設けられ、前記ベース面から突出すると共に間隔が0.1〔mm〕よりも大きく1.0〔mm〕以下で、かつ、高さが0.1〔mm〕以上で1.0〔mm〕以下とされた突起が複数形成されているパターン領域と、
    を備え、
    前記突起は、基点を中心として前記ベース面に沿って夫々異なる方向へ延出され延出方向と直交する方向の断面が三角形状とされた複数本の延出部を含んで構成され、
    少なくとも前記パターン領域では、複数の前記突起全体が、前記ベース面に垂直な法線に対して一方向に傾斜している、タイヤ。
  2. 前記装飾部には、前記突起の傾斜方向が異なる複数の前記パターン領域が設けられている、請求項1に記載のタイヤ。
  3. 前記装飾部は、タイヤ側面に形成され、
    前記装飾部に設けられた前記パターン領域では、前記突起全体が前記タイヤ側面に垂直な法線に対してタイヤ径方向外側に傾斜している、請求項1に記載のタイヤ。
  4. 前記パターン領域は、前記タイヤ側面のうちのタイヤ最大幅部に設けられている、請求項3に記載のタイヤ。
  5. 前記装飾部は、タイヤ側面に形成され、
    前記装飾部は、前記突起全体がタイヤ径方向外側に傾斜している前記パターン領域と、前記突起全体がタイヤ径方向外側とは異なる方向に傾斜している前記パターン領域とを有している、請求項2に記載のタイヤ。
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