JP6909036B2 - 自動車用ドアのシール構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ロールサッシュとプレスサッシュが接合され、装飾用モールが設けられた自動車用ドアのシール構造に関するものである。
図5乃至図7に示すように、車両の上縁のドアサッシュ10のコーナーが、車両前後方向に延びるロールサッシュ11と車両上下方向に備わるプレスサッシュ12が車両前後方向にも少し延びて溶接によって接合されてなるとともに、そのロールサッシュ11の上端縁11aとプレスサッシュ12の上端縁12aを車外側から装飾用モール20で覆うようして構成されたタイプのドア1が知られている。
このようなドア1の上側外周縁(ルーフ側外周縁)には、ドア1の閉時にボディ2のドア開口縁に弾接する中空シール部32とアウタシールリップ部33を有するドアウェザーストリップ30が取付けられている。
ドアウェザーストリップ30の取付基部31は、略板状で、図6に示すように、ロールサッシュ11の平担面11bに配置され、ロールサッシュ11の上端縁11aの車内側面に形成された突出部11cと平担面11bの間に、取付基部31の車外側端部31aが嵌め込まれ、平担面11bの車内側に立設された係止部11dと平担面11bの間に、取付基部31の車内側端部31bが嵌め込まれている。
また、ドアウェザーストリップ30の取付基部31とアウタシールリップ部33の間には車外側にリブ状突起部35が突設され、そのリブ状突起部35と取付基部31の車外側端部31aでロールサッシュ11に形成された突出部11cを挟持するようにしてドアウェザーストリップ30はロールサッシュ11に取付けられている。
これに対して、プレスサッシュ12側では、図7に示すように、プレスサッシュ12の上端縁12aの車内側面には、特に突出部が形成されていないので、ドアウェザーストリップ30の取付基部31は、プレスサッシュ12の平担面12bに配置されるだけでプレスサッシュ12に対して嵌合されてないので不安定な状態となっている。
そのため、ドア1の閉時には中空シール部32の車外側でボディ2に弾接するアウタシールリップ部33にうねりが発生してドア1閉時の外観上見栄えが悪くなるとともにシール機能が低下して車内側に水が浸入するといった問題がある。
このアウタシールリップ部33のうねりは、プレスサッシュ12の平担面12bに対してドアウェザーストリップ30の取付基部31を、図示しない両面テープやクリップで固定したとしても発生する恐れがある。
なお、ロールサッシュにドアウェザーストリップを取付けたもの(特許文献1)や、装飾用モールをドアに設けたもの(特許文献2)は開示されているものの、ロールサッシュ11とプレスサッシュ12が接合されたものが装飾用モール20で覆われたドアの構造において、ドアウェザーストリップの取付性に言及した従来例はない。
実開昭62−3312号公報 特許第5402807号公報
そこで、本発明の目的とするところは、アウタシールリップ部のうねりの発生を防止して見栄えとシール機能の低下を防止しうる自動車用ドアのシール構造を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の自動車用ドアのシール構造は、自動車のドアサッシュ(10)が上部において、長手方向に延びロール成形されるとともにその上端縁(11a)の車内側面に突出部(11c)が形成されたロールサッシュ(11)と、ドアベルトライン(100)から上方向に延びるとともに、前記長手方向に延びプレス成形されるとともにその上端縁(12a)の車内側面に突出部が形成されていないプレスサッシュ(12)が接合されてなり、前記ロールサッシュ(11)の上端縁(11a)と前記プレスサッシュ(12)の上端縁(12a)が車外側から前記長手方向に延びる装飾用モール(20)で覆われてなり、
前記ドアサッシュ(10)の上側外周縁に、ドア(1)閉時にボディ(2)のドア開口縁に弾接する中空シール部(32)とアウタシールリップ部(33)を有するドアウェザーストリップ(30)の取付基部(31)が取付けられ、前記取付基部(31)の車外側端部(31a)と、その車外側端部(31a)の上部から車外側に突設されたリブ状突起部(35)で、前記ロールサッシュ(11)に形成された突出部(11c)を挟持するタイプの自動車用ドアのシール構造であって、
前記ドアウェザーストリップ(30)に設けられた前記リブ状突起部(35)のさらに上部から車外側に向けて突出し前記装飾用モール(20)の上部に圧着する上部突起部(50)を設けたもので、
前記プレスサッシュ(12)では、前記取付基部(31)の車外側からは支柱部(34)が立設され、前記中空シール部(32)の車内側及び車外側は前記取付基部(31)の車内側及び前記支柱部(34)の上部の車内側にそれぞれ接続され、前記アウタシールリップ部(33)の付け根部(33a)は前記支柱部(34)の上部に接続され、前記リブ状突起部(35)は前記支柱部(34)の略中央の車外側から突設され、前記上部突起部(50)は前記支柱部(34)の上部の車外側から突設されてなることを特徴にする。
また、本発明の自動車用ドアのシール構造は、自動車のドアサッシュ(10)が上部において、長手方向に延びロール成形されるとともにその上端縁(11a)の車内側面に突出部(11c)が形成されたロールサッシュ(11)と、ドアベルトライン(100)から上方向に延びるとともに、前記長手方向に延びプレス成形されるとともにその上端縁(12a)の車内側面に突出部が形成されていないプレスサッシュ(12)が接合されてなり、前記ロールサッシュ(11)の上端縁(11a)と前記プレスサッシュ(12)の上端縁(12a)が車外側から前記長手方向に延びる装飾用モール(20)で覆われてなり、
前記ドアサッシュ(10)の上側外周縁に、ドア(1)閉時にボディ(2)のドア開口縁に弾接する中空シール部(32)とアウタシールリップ部(33)を有するドアウェザーストリップ(30)の取付基部(31)が取付けられ、前記取付基部(31)の車外側端部(31a)と、その車外側端部(31a)の上部から車外側に突設されたリブ状突起部(35)で、前記ロールサッシュ(11)に形成された突出部(11c)を挟持するタイプの自動車用ドアのシール構造であって、
前記ドアウェザーストリップ(30)に設けられた前記リブ状突起部(35)のさらに上部から車外側に向けて突出し前記装飾用モール(20)の上部に圧着する上部突起部(50)を設けたもので、
前記プレスサッシュ(12)の端部側でかつ前記ドア(1)の後側では、前記装飾用モール(20)と前記プレスサッシュ(12)の上端縁の隙間を埋めるようにエンドキャップ(40)が取付けられ、前記リブ状突起部(35)と前記取付基部(31)の車外側端部(31a)は、前記エンドキャップ(40)の車内側に上下に形成された凹部(40b,40a)にそれぞれ嵌合することを特徴にする。
また本発明は、前記リブ状突起部(35)と前記上部突起部(50)で前記装飾用モール(20)の上部を挟持することを特徴にする。
また本発明は、前記リブ状突起部(35)は、前記プレスサッシュ(12)の上端縁(12a)の車内側面に弾接することを特徴にする。
なお、括弧内の記号は、図面および後述する発明を実施するための形態に記載された対応要素または対応事項を示す。
本発明によれば、突出部が形成されていないプレスサッシュであっても、ドアウェザーストリップに設けられた上部突起部が装飾用モールの上部に圧着するようにしたので、アウタシールリップ部の下部、すなわち付け根部が安定する。
これにより、アウタシールリップ部の全体も安定した状態になるので、ドア閉時にアウタシールリップ部にうねりが発生して外観上見栄えが悪くなることが防止されるとともに、このアウタシールリップ部のシール機能の低下も防止される。
よって安定した止水性が確保される。
また、上部突起部が装飾用モールの上部に圧着しているため、上部突起部がシール機能を発揮し、装飾用モールの上部を越えて水が浸入することを防止する。
また本発明によれば、リブ状突起部と上部突起部で装飾用モールの上部を挟持するようにしたので、アウタシールリップ部はより安定した状態となる。
なお、リブ状突起部と上部突起部で装飾用モールの上部を挟持する部位は、ロールサッシュとプレスサッシュの両方の部位にしても、ロールサッシュの部位だけ、あるいはプレスサッシュの部位だけにしてもよい。
また本発明によれば、リブ状突起部は、プレスサッシュの上端縁の車内側面に弾接するようにしたので、アウタシールリップ部はより一層安定した状態となる。
本発明の実施形態に係る自動車用ドアのシール構造を示す図5のA−A線拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る自動車用ドアのシール構造を示す図5のB−B線拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る自動車用ドアのシール構造を示す図5のC−C線拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る別の自動車用ドアのシール構造を示す図5のB−B線拡大断面図である。 自動車の外観側面図である。 従来例に係る自動車用ドアのシール構造を示す図5のA−A線拡大断面図である。 従来例に係る自動車用ドアのシール構造を示す図5のB−B線拡大断面図である。
図面を参照して、本発明の実施形態に係る自動車用ドアのシール構造について説明する。なお、従来例と同一部分は同一符号を付した。
本発明の実施形態に係る自動車用ドア1は、そのドアサッシュ10が上部において、長手方向(ドア1を閉じた状態では自動車の前後方向)に延びロール成形されたロールサッシュ11と、ドアベルトライン100から上方向に延びるとともに、同じく長手方向に少し延びた形にプレス成形されたプレスサッシュ12が溶接によって接合されたものである。そして、ロールサッシュ11側では、図1に示すように、ロールサッシュ11の上端縁11aの車内側面に、車内側に向けて突出する突出部11cが形成されているが、プレスサッシュ12側では、図2に示すように、プレスサッシュ12の上端縁12aの車内側面には車内側に向けて突出する突出部は形成されていない。
ロールサッシュ11の上端縁11aは、ロールサッシュ11の平担面11bの車外側に形成され、平担面11bの車内側には係止部11dが立設されている。平担面11bは前記長手方向に延び車内外方向にその幅を有する。
プレスサッシュ12の上端縁12aは、プレスサッシュ12の平担面12bの車外側に立設されている。平担面12bは前記長手方向に延び車内外方向にその幅を有する。
なお、図1は図5のA−A線拡大断面を示し、図2は図5のB−B線拡大断面を示すものであり、ロールサッシュ11とプレスサッシュ12の接合位置は、図5に示したA−A線とB−B線の間になる。
そして、ロールサッシュ11の上端縁11aとプレスサッシュ12の上端縁12aは、車外側から前記長手方向に延びる装飾用モール20で覆われている。
装飾用モール20としては、例えば、「光モール」と呼ばれるものがあげられる。これは、車外側表面を銀色で鏡面に仕上げて銀色に光っているように見せることで自動車に高級感を与えるようにしたものである。
このような自動車用ドアに取付けられるドアウェザーストリップ30は、ドアサッシュ10の上側外周縁(ルーフ側外周縁)に取付けられる取付基部31と、取付基部31に一体成形されメインシールとして機能する中空シール部32と、同じく取付基部31に一体成形されサブシールとして機能するアウタシールリップ部33を有している。ドアウェザーストリップ30は、押出成形されたものがコーナー部で型成形接続されているが、ロールサッシュ11とプレスサッシュ12の接合位置を含め、プレスサッシュ12側では、ドアウェザーストリップ30は型成形された部分になっている。
取付基打31は略板状で、ロールサッシュ11側では、図1に示すように、ロールサッシュの平担面11bに配置され、ロールサッシュ11の上端縁11aの車内側面に形成された突出部11cと平担面11bの間に、取付基部31の車外側端部31aが嵌め込まれ、平担面11bの車内側に立設された係止部11dと平担面11bの間に、取付基部31の車内側端部31bが嵌め込まれている。
また、プレスサッシュ12側では、図2に示すように、プレスサッシュの平担面12bに配置されている。なお、プレスサッシュ12の平担面12bに対してドアウェザーストリップ30の取付基部31を、両面テープやクリップで固定するようにしてもよい。
中空シール部32とアウタシールリップ部33は並設され、中空シール部32は取付基部31の車内側に一体成形され、アウタシールリップ部33は取付基部31の車外側に一体成形されている。アウタシールリップ部33の先端側は断面略舌形状で、ドア1の外周方向かつ車外側方向に斜めに突出している。
取付基部31の車外側からは支柱部34が立設され、その支柱部34の上部の車内側にアウタシールリップ部33の付け根部33aが接続されている。また、支柱部34の略中央の車外側にはさらに車外側に向けてリブ状突起部35が突設されている。
そして、支柱部34の上部の車外側にはさらに車外側に向けて上部突起部50が突設されている。
リブ状突起部35は、取付基部31の車外側端部31aの上部の位置で車外側に突設されていて、ロールサッシュ11側では、図1に示すように、取付基部31の車外側端部31aとリブ状突起部35で、ロールサッシュ11に形成された突出部11cを強固に挟持している。
また、上部突起部50は、リブ状突起部35のさらに上部の位置で車外側に向けて突設されていて、装飾用モール20の上部に圧着するようにしている。
そして、ロールサッシュ11側では、図1に示すように、リブ状突起部35と上部突起部50で装飾用モール20の上部を挟持するようにしている。なお、ロールサッシュ11側であっても、上部突起部50は装飾用モール20の上部に圧着するだけでリブ状突起部35とで装飾用モール20の上部を特に挟持しないようにしてもよい。
また、リブ状突起部35は、プレスサッシュ12側では、図2に示すように、プレスサッシュ12の上端縁12aの車内側面まで延びて車内側面に弾接するようにしている。
また、上部突起部50は、プレスサッシュ12側において、リブ状突起部35のさらに上部の位置で車外側に向けて突設されていて、装飾用モール20の上部に圧着するようにしている。
前記のとおり、上部突起部50は、そのドアサッシュ10の上部に設けられている装飾用モール20の上部に連続して圧着した状態にある。
なお、プレスサッシュ12の端部側、ドア1の後側では、図3に示すように、装飾用モール20とプレスサッシュ12の上端縁の隙間を埋めるようにエンドキャップ40が取付けられていて、取付基部31の車外側端部31aとリブ状突起部35は、エンドキャップ40に形成された凹部40a,40bにそれぞれ嵌合するようにされている。
以上のような自動車用ドアのシール構造によれば、突出部が形成されていないプレスサッシュ12であっても、ドアウェザーストリップ30に設けられた上部突起部50が装飾用モール20の上部に圧着するようにしたので、アウタシールリップ部33の下部に位置する付け根部33aが安定する。
これにより、アウタシールリップ部33の全体も安定した状態になるので、ドア1閉時にアウタシールリップ部33にうねりが発生して外観上見栄えが悪くなることが防止されるとともにアウタシールリップ部33によるシール機能の低下も防止される。
また、上部突起部50が装飾用モール20の上部に圧着しているので、車外から装飾用モール20の上部を越えて水が浸入することが防止されている。従って、従来例を示す図6や図7よりもシール機能が増している。
またさらに、装飾用モール20が存在する限り、上部突起部50によるシール構造が出来るため、装飾用モール20がドア1の上端縁全域にある場合は、ドア1の上端縁全域に形成することができる。このように、上部突起部50によるシール構造は、サッシュに接続構造があっても接続による溶接痕などによる段差の影響を受けることなく、同一な状態を作り出すことができる。
また、リブ状突起部35と上部突起部50で装飾用モール20の上部を挟持するようにしたので、アウタシールリップ部33はより安定した状態となる。
なお、リブ状突起部35と上部突起部50で装飾用モール20の上部を挟持する部位は、図1及び図2に示すように、ロールサッシュ11の部位だけにしても、あるいは、図4に示すように、プレスサッシュ12の部位でもリブ状突起部35と上部突起部50で装飾用モール20の上部を挟持するようにしてもよい。さらには、プレスサッシュ12の部位だけにすることもできる。
なお、本発明の実施形態では、フロントドア1を例にして説明したが、リヤドアにおいても同様に適用可能である。
1 ドア
2 ボディ
10 ドアサッシュ
11 ロールサッシュ
11a ロールサッシュの上端縁
11b ロールサッシュの平担面
11c ロールサッシュの突出部
11d ロールサッシュの係止部
12 プレスサッシュ
12a プレスサッシュの上端縁
12b プレスサッシュの平担面
20 装飾用モール
30 ドアウェザーストリップ
31 取付基部
31a 車外側端部
31b 車内側端部
32 中空シール部
33 アウタシールリップ部
33a アウタシールリップ部の付け根部
34 支柱部
35 リブ状突起部
40 エンドキャップ
40a 凹部
40b 凹部
50 上部突起部
100 ドアベルトライン

Claims (4)

  1. 自動車のドアサッシュが上部において、長手方向に延びロール成形されるとともにその上端縁の車内側面に突出部が形成されたロールサッシュと、ドアベルトラインから上方向に延びるとともに、前記長手方向に延びプレス成形されるとともにその上端縁の車内側面に突出部が形成されていないプレスサッシュが接合されてなり、前記ロールサッシュの上端縁と前記プレスサッシュの上端縁が車外側から前記長手方向に延びる装飾用モールで覆われてなり、
    前記ドアサッシュの上側外周縁に、ドア閉時にボディのドア開口縁に弾接する中空シール部とアウタシールリップ部を有するドアウェザーストリップの取付基部が取付けられ、前記取付基部の車外側端部と、その車外側端部の上部から車外側に突設されたリブ状突起部で、前記ロールサッシュに形成された突出部を挟持するタイプの自動車用ドアのシール構造であって、
    前記ドアウェザーストリップに設けられた前記リブ状突起部のさらに上部から車外側に向けて突出し前記装飾用モールの上部に圧着する上部突起部を設けたもので、
    前記プレスサッシュでは、前記取付基部の車外側からは支柱部が立設され、前記中空シール部の車内側及び車外側は前記取付基部の車内側及び前記支柱部の上部の車内側にそれぞれ接続され、前記アウタシールリップ部の付け根部は前記支柱部の上部に接続され、前記リブ状突起部は前記支柱部の略中央の車外側から突設され、前記上部突起部は前記支柱部の上部の車外側から突設されてなることを特徴にする自動車用ドアのシール構造。
  2. 自動車のドアサッシュが上部において、長手方向に延びロール成形されるとともにその上端縁の車内側面に突出部が形成されたロールサッシュと、ドアベルトラインから上方向に延びるとともに、前記長手方向に延びプレス成形されるとともにその上端縁の車内側面に突出部が形成されていないプレスサッシュが接合されてなり、前記ロールサッシュの上端縁と前記プレスサッシュの上端縁が車外側から前記長手方向に延びる装飾用モールで覆われてなり、
    前記ドアサッシュの上側外周縁に、ドア閉時にボディのドア開口縁に弾接する中空シール部とアウタシールリップ部を有するドアウェザーストリップの取付基部が取付けられ、前記取付基部の車外側端部と、その車外側端部の上部から車外側に突設されたリブ状突起部で、前記ロールサッシュに形成された突出部を挟持するタイプの自動車用ドアのシール構造であって、
    前記ドアウェザーストリップに設けられた前記リブ状突起部のさらに上部から車外側に向けて突出し前記装飾用モールの上部に圧着する上部突起部を設けたもので、
    前記プレスサッシュの端部側でかつ前記ドアの後側では、前記装飾用モールと前記プレスサッシュの上端縁の隙間を埋めるようにエンドキャップが取付けられ、前記リブ状突起部と前記取付基部の車外側端部は、前記エンドキャップの車内側に上下に形成された凹部にそれぞれ嵌合することを特徴にする自動車用ドアのシール構造。
  3. 前記リブ状突起部と前記上部突起部で前記装飾用モールの上部を挟持することを特徴にする請求項1又は2に記載の自動車用ドアのシール構造。
  4. 前記リブ状突起部は、前記プレスサッシュの上端縁の車内側面に弾接することを特徴にする請求項1乃至3のうちいずれか一つに記載の自動車用ドアのシール構造。
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