JP6883921B2 - ハーネス配索構造 - Google Patents
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Description
車幅方向の中央付近であって、側面視でフロントクロスメンバの直上近傍に設けられる電気接続箱と、
フロアパネルにおいて前記フロントクロスメンバよりも後方、かつ、後面視で前記電気接続箱のほぼ直下に設けられた開口部から引き出され、前記電気接続箱に接続されるワイヤーハーネスとを備え、
前記ワイヤーハーネスは、
前記開口部から前方に向かって、前記フロアパネルに沿って延びる延線部と、
前記フロントクロスメンバよりも前方位置で、前記延線部から前記電気接続箱に向かって立ち上がる屈曲部とを備え、
上面視で直線状に配置される。
図1〜図3を参照して、実施形態1のハーネス配索構造1を説明する。
図1〜図3は、自動車において、車幅方向の中央付近であって、車両前方に備えられるダッシュパネル7近く、かつ車両下方に備えられるフロアパネル5近くの領域を部分的に示す。
図1,図2において、車両前方をFr、車両後方をRrとし、矢印で示す。
図1では紙面垂直方向、図2では紙面上下方向、図3では紙面左右方向を車幅方向とする。図1及び図3では紙面上下方向、図2では紙面垂直方向を車両上下方向とする。
実施形態1のハーネス配索構造1は、ワイヤーハーネス2と、ワイヤーハーネス2が接続される電気接続箱3とを備える。このハーネス配索構造1は、代表的には自動車のインストルメントパネル(以下、インパネと呼ぶ)6内に備えられる電装品(図示せず)と、エンジン等のパワーユニット近くに配置される電源(同)との間に設けられて、電装品への電力供給や電力遮断等に利用される。特に、実施形態1のハーネス配索構造1は、パワーユニットがキャビン下に設けられるキャブオーバー型の自動車(例、トラックやバン等)やピックアップトラック等に好適に利用できる。この例では、ハーネス配索構造1がキャブオーバー型の自動車に設置される場合を説明する。
ワイヤーハーネス2は、両端部にコネクタ(図示せず)が取り付けられた1本以上の電線、代表的には複数の電線20を束ねた電線束を備えるものである。各電線20は、銅等の金属からなる導体線と、導体線の外周に設けられた絶縁被覆とを備える。ここでは、電線束の端部を除いて、概ねの領域を収納する保護チューブ21を備えるワイヤーハーネス2を例示するが、保護チューブ21を省略してもよい。
電気接続箱3は、代表的には、ヒューズやリレー等を含む電気回路を集積した回路集合体と、上述の電線20のコネクタが接続されるコネクタ部と、回路集合体及びコネクタ部をまとめて収納するケースと、を備えるものであり(詳細は図示せず)、ワイヤーハーネス2の分岐接続等に利用される。図3では、回路集合体(図3では左側の大矩形部分)と、コネクタ部の一部(図3では右側の小矩形部分)とが車幅方向に並んでケースに収納されるものを例示する。
電気接続箱3は、車幅方向の中央付近であって、図1に示すように側面視でFCメンバ8の直上近傍に設けられる。「車幅方向の中央付近」とは、車幅方向の中心を含み、インパネ6において空調装置の操作パネルやラジオ等のオーディオ機器等が設けられる領域が挙げられる。「FCメンバ8の直上近傍に設けられる」とは、以下の(1)〜(3)が挙げられる。
(1)図2に示すように上面視で電気接続箱3の外形の少なくとも一部がFCメンバ8の平面外形に重複するように設けられる。図2では、電気接続箱3の外形がFCメンバ8を車両前後方向に跨ぐように設けられて、FCメンバ8の平面外形のうち、車幅方向の中央付近の領域全体に重複する場合を例示する。
(2)上面視で電気接続箱3の前端面がFCメンバ8の後端面よりも若干(例えば、電気接続箱3における車両前後方向の厚さ以下程度)、車両後方に位置するように設けられる。
(3)この例のように車両前後方向に離間して二つのFCメンバ8,80を備える場合には、電気接続箱3の後端面が車両後方側のFCメンバ80の前端面よりも車両前方に位置するように設けられる。より具体的な例として、側面視で電気接続箱3の後端面と開口部50の後端縁とが同一面上に位置するように電気接続箱3を設けることが挙げられる。
フロアパネル5の開口部50から引き出されたワイヤーハーネス2は、開口部50から電気接続箱3に向かって、車両前方かつ車両上方に配置される。具体的には、ワイヤーハーネス2は、図1に示すように開口部50から車両前方に向かって、フロアパネル5に沿って延びる延線部2aと、FCメンバ8よりも前方位置で、延線部2aから電気接続箱3に向かって立ち上がる屈曲部2bとを備え、L字状に配置される。延線部2aの車両前方端、即ち屈曲部2bの車両下方端がFCメンバ8よりも車両前方に突出し、屈曲部2bの概ねの領域は、図1,図2に示すように、FCメンバ8よりも車両前方に配置される。この例では、電気接続箱3における電線20との接続箇所を車両後方に備える。そのため、図1に示すように、屈曲部2bにおける電気接続箱3側の端部、ここでは保護チューブ21から露出される各電線20の端部は、車両前方から車両後方に取り回されて配置される。
実施形態1のハーネス配索構造1では、電気接続箱3の配置位置及びワイヤーハーネス2の引出位置(開口部50の形成位置)とが車幅方向の中央付近であり、両者の位置が近い上に、上面視でワイヤーハーネス2が直線状に配置される。そのため、実施形態1のハーネス配索構造1では、電気接続箱3がグローブボックス近傍に配置される場合に比較して、開口部50から電気接続箱3までの配線経路が短い。好ましくは最短である。
(1)上述のように上面視でワイヤーハーネス2が車両前後方向に沿って直線状に配置されることで、屈曲部2bが形状変形した際に車幅方向に広がるように崩れ難い点。
(2)上面視でFCメンバ8とダッシュパネル7との間の空間において、屈曲部2bの周囲には、ワイヤーハーネス2を立ち上げるように折り曲げ、更に各電線20の端部を電気接続箱3に接続するという作業を行う関係上、実質的に部材を介在させない点。ダッシュパネル7と屈曲部2bとの間に介在部材が無いことで、ダッシュパネル7と介在部材との間に挟まれることによる断線を防止できる。
電気接続箱3の上部に庇部9を設ける(図3では仮想的に示す二点鎖線参照)。
ハーネス配索構造1では、電気接続箱3を車幅方向の中央付近であって、フロアパネル5に近い車両下方に設ける。そのため、庇部9を備える形態は、空調装置のダクトなどからの結露水が滴下して電気接続箱3内に浸入することを防止できる。図3に示す庇部9は、電気接続箱3の上面を覆う天面部と、天面部の縁から車両下方に向かって傾斜する傾斜面部とを備え、車両後方に突出して、各電線20と電気接続箱3との接続箇所の上方を覆うものを例示するが、庇部9の形状、大きさ等は適宜変更できる。
2 ワイヤーハーネス、2a 延線部、2b 屈曲部、20 電線、21 保護チューブ
3 電気接続箱
5 フロアパネル、50 開口部、51 グロメット、52 保護部材
6 インストルメントパネル(インパネ)
7 ダッシュパネル
8,80 フロントクロスメンバ(FCメンバ)
9 庇部
Claims (1)
- 車幅方向の中央付近であって、側面視でフロントクロスメンバの直上近傍に設けられる電気接続箱と、
フロアパネルにおいて前記フロントクロスメンバよりも後方、かつ、後面視で前記電気接続箱のほぼ直下に設けられた開口部から引き出され、前記電気接続箱に接続されるワイヤーハーネスとを備え、
前記ワイヤーハーネスは、
前記開口部から前方に向かって、前記フロアパネルに沿って延びる延線部と、
前記フロントクロスメンバよりも前方位置で、前記延線部から前記電気接続箱に向かって立ち上がる屈曲部とを備え、
上面視で直線状に配置されるハーネス配索構造。
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