JP6918860B2 - ワイヤハーネス - Google Patents

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Description

本発明は、自動車の所定位置に配索されるワイヤハーネスに関する。
例えば自動車のエンジンルームには、バッテリーやオルタネータ、リレーボックス等が搭載される。バッテリーの出力端子やオルタネータの出力端子は、リレーボックスに接続される。そして更にリレーボックス及びこのリレーボックスを端末に設けたワイヤハーネスを介して車室内のジャンクションボックスに接続される(例えば下記特許文献1参照)。
特開2014−97709号公報
上記リレーボックス及びワイヤハーネスを例に挙げると、ワイヤハーネスは一般的に三次元的な形状に曲げられて配索される。図5及び図6を参照しながら具体的に説明をすると、引用符号1はリレーボックス(電気接続箱)、引用符号2はワイヤハーネス、引用符号3はエンジンルームを示す。ワイヤハーネス2は、ハーネス幹線4と、このハーネス幹線4を保護し且つボディ5(又はパネル)に固定されるプロテクタ6と、図示のハーネス幹線4の中間に設けられる回転クランプ7とを有する。ハーネス幹線4は、リレーボックス1及びプロテクタ6の間で三次元的な形状に曲げられる(略S字状に曲げられる)。三次元的な形状に曲げられた後、ハーネス幹線4はこの中間が回転クランプ7にて保持される。回転クランプ7は、ブラケット8に対し回転自在に組み付けられる。回転クランプ7は、図5及び図6の紙面垂直方向の軸回りに回転自在な構造を有する(矢印9で示す方向に回転自在)。尚、回転クランプ7でなく回転しないクランプを用いた場合、三次元的な形状に曲げられたハーネス幹線4を保持しつつブラケット8に組み付けようとすると、その作業性が悪くなるのは勿論である。
ハーネス幹線4は上記の如く三次元的な形状に曲げられる。例えば図5の場合、紙面垂直方向に凹凸となるようなS字状に曲げられる。S字状に曲げられたハーネス幹線4には、元の状態に戻ろうとする力が作用する。このような状態において、回転クランプ7は矢印9で示す方向に回転し易く、そのためハーネス幹線4は太矢印で示すように図5の状態から図6の状態へと変わってしまうことがある。この時、引用符号10で示す他の部品が図示の位置に存在していれば、ハーネス幹線4の曲げ可能な曲げ部11が他の部品10に干渉してしまうことになる(図6参照)。ハーネス幹線4の干渉があると、例えば走行時の振動を受けることで損傷や破損に繋がってしまう。また、他の部品10の損傷や破損にも繋がってしまう。ハーネス幹線4が上記状態へと変わってしまうことは、配索状態のバラツキが大きいと言える。尚、図示のハーネス幹線4の長さが寸法公差のプラス側でできているとすると(長めにできているとすると)、曲げ部11が大きくなることから、その結果、上記バラツキが起こり易くなってしまう。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、配索状態のバラツキを抑えて干渉に繋がってしまうのを防止することが可能なワイヤハーネスの提供を課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の本発明のワイヤハーネスは、第一の固定箇所及び第二の固定箇所を通ってこれらの間に配索されるハーネス幹線、及び、該ハーネス幹線を筒状の外装部材に収容した外装付き幹線のうちいずれか一方と、該いずれか一方における前記第一の固定箇所及び前記第二の固定箇所に対応する第一固定部及び第二固定部の中間に配設され、且つ、取付部位への組み付け方向を軸とした軸回りに回転自在な構造を有する回転クランプとを備え、前記いずれか一方は、前記第一固定部と前記回転クランプとの間の第一区間、及び、前記第二固定部と前記回転クランプとの間の第二区間にそれぞれ曲げ可能な曲げ部が形成され、且つ、該曲げ部にて前記第一固定部から前記第二固定部にかけて全体的に略S字状に曲げた配索形状にすることが可能に形成され、且つ、前記第一区間及び/又は前記第二区間に前記曲げ部よりも硬質で略ストレートな形状の硬質部が設けられることを特徴とする。
このような請求項1の特徴を有する本発明によれば、ハーネス幹線に硬質部を設けることから、本来、曲げ部になる部分をなくして略ストレートな形状にすることができる。また、硬質部を設けることから、第一区間及び/又は第二区間において曲げ部の占める割合を小さくするとともに、曲げ部の配置を変えることができ、その結果、回転クランプへの作用を小さくして、回転クランプの回転を起こり難くすることができる。これにより配索状態のバラツキを抑えることができることから、例えば他部品への干渉を防止することができる。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のワイヤハーネスにおいて、前記第二区間の近傍に干渉を避けたい部品があるとすると、少なくとも前記第一区間側に前記硬質部が配置されることを特徴とする。
このような請求項2の特徴を有する本発明によれば、干渉を避けたい部品と硬質部との配置関係に関し、より良い一形態を提供することができる。
請求項3に記載の本発明は、請求項1又は2に記載のワイヤハーネスにおいて、前記硬質部は、チューブ状となる硬質チューブが採用されることを特徴とする。
このような請求項3の特徴を有する本発明によれば、硬質部に関し、より良い一形態を提供することができる。
請求項4に記載の本発明は、請求項3に記載のワイヤハーネスにおいて、前記硬質部である前記硬質チューブは、チューブ軸方向に移動しないように固定されることを特徴とする。
このような請求項4の特徴を有する本発明によれば、硬質チューブを移動しないように固定することから、例えばワイヤハーネスの配索作業性に影響を来さないようにすることができる。
請求項5に記載の本発明は、請求項1、2、3又は4に記載のワイヤハーネスにおいて、前記第一の固定箇所は、電気接続箱のハーネス導出部であり、前記第二の固定箇所は前記電気接続箱から離れて固定されるプロテクタであることを特徴とする。
このような請求項5の特徴を有する本発明によれば、電気接続箱と、この電気接続箱から離れて固定されるプロテクタとの間の配索に関し、配索状態のバラツキを抑えて干渉を防止することができる。
本発明のワイヤハーネスによれば、硬質部を設けることで配索状態のバラツキを抑えることができるという効果を奏する。これにより干渉に繋がることを防止し、以てワイヤハーネス自身の損傷や破損、更には干渉を避けたい部品の損傷や破損を防止することができるという効果を奏する。
本発明のワイヤハーネスの一実施形態を示す斜視図である。 図1の矢印A方向から見たワイヤハーネスの斜視図である。 ハーネス幹線の斜視図である。 図3の矢印B方向から見たハーネス幹線の斜視図である。 従来例のワイヤハーネスの斜視図である。 図5の状態から回転クランプが回転した時のワイヤハーネスの斜視図である。
ワイヤハーネスは、外装付き幹線(又はハーネス幹線)と、回転クランプとを備えて構成される。外装付き幹線は、電気接続箱のハーネス導出部及び電気接続箱から離れて固定されるプロテクタを通ってこれらの間に配索される。回転クランプは、外装付き幹線の中間に配設される。外装付き幹線は、第一固定部と回転クランプとの間の第一区間、及び、第二固定部と回転クランプとの間の第二区間にそれぞれ曲げ可能な曲げ部が形成される。また、外装付き幹線は、曲げ部にて第一固定部から第二固定部にかけて全体的に略S字状に曲げた配索形状となるように形成される。また、外装付き幹線は、第一区間及び/又は第二区間に曲げ部よりも硬質で略ストレートな形状の硬質部が設けられる。硬質部は、チューブ状となる硬質チューブが採用される。
以下、図面を参照しながら実施例を説明する。図1は本発明のワイヤハーネスの一実施形態を示す斜視図である。また、図2は図1の矢印A方向から見たワイヤハーネスの斜視図、図3はハーネス幹線の斜視図、図4は図3の矢印B方向から見たハーネス幹線の斜視図である。
<ワイヤハーネス21について>
図1及び図2において、ここでは自動車のエンジンルーム内に配索されるワイヤハーネス21を一例に挙げて説明する。ワイヤハーネス21は、エンジンルームから引き出されて機器間の電気的な接続に用いられる。図1及び図2で示す範囲のワイヤハーネス21は、ハーネス幹線22と、このハーネス幹線22の端末に設けられるリレーボックス23(電気接続箱、機器)と、ハーネス幹線22の中間を保護し且つボディBD(又はパネル)に固定されるプロテクタ24と、リレーボックス23及びプロテクタ24間におけるハーネス幹線22の中間に設けられる回転クランプ25と、本発明の特徴部分である硬質チューブ26(硬質部)とを備えて構成される。ワイヤハーネス1は、図1及び図2で示す範囲において、エンジンルーム内の狭いスペースを三次元的な形状に曲げられて(略S字状に曲げられて)配索される。ワイヤハーネス21は、干渉を避けたい部品27との距離を適度に保った状態に配索され、且つ、その配索状態が維持される。
<ハーネス幹線22について>
図1ないし図4において、ハーネス幹線22は、特許請求の範囲に記載された「第一の固定箇所」に相当するハーネス導出部29(後述する)及び「第二の固定箇所」に相当するプロテクタ24を通って配索される。図示範囲のハーネス幹線22は、全体的に見ればワイヤハーネス21における幹線の一部である。ハーネス幹線22は、本実施例において、一又は複数本の電線と、この電線を覆う筒状の外装部材(コルゲートチューブ等)とを備えて構成される。尚、この構成は特許請求の範囲に記載された「外装付き幹線」の構成に相当するが、ここでは便宜上「ハーネス幹線」の構成とするものとする(特許請求の範囲の記載に合わせれば、例えば上記一又は複数本の電線のみの構成を「ハーネス幹線」と呼び、電線と外装部材(コルゲートチューブ等)とを含む構成を「外装付き幹線」と呼ぶ)。
ハーネス幹線22は、三次元的な曲げが可能なものに形成される。また、ハーネス幹線22は、比較的コシが有るものにも形成される。尚、ハーネス幹線22を構成する電線には、太物や細物など様々な太さのものがあるが、ここでは特に限定されないものとする。また、電線を構成する導体も銅や銅合金、アルミニウムやアルミニウム合金など様々な金属があるが、特に限定されないものとする。ハーネス幹線22は、本実施例において、リレーボックス23のハーネス導出部29から引き出されるものであるため、複数本の電線を束ね、これをコルゲートチューブに収容してなるものになる。また、ハーネス幹線22は、エンジンルーム内の配索であるため、水分が掛かったり埃等が付着したりする可能性があるため、コルゲートチューブを構成に含むものになる。
<リレーボックス23について>
図1及び図2において、リレーボックス23は、図示しないバッテリーやオルタネータと共にエンジンルーム内に搭載される所謂電気接続箱であって、上記の如くハーネス幹線22の端末に設けられる。リレーボックス23は、この筐体28にハーネス導出部29を有し、ハーネス導出部29からハーネス幹線22を引き出せるように形成される。ハーネス導出部29には、図示しないテープ巻きが施される。このテープ巻きによりハーネス幹線22の端末部分である第一固定部30は固定される。
<プロテクタ24について>
図1及び図2において、プロテクタ24は、ハーネス幹線22の中間に設けられてこの部分を保護する樹脂製の部材として備えられる。プロテクタ24は、上記の如くボディBD(又はパネル)に固定される。プロテクタ24は、ハーネス幹線22の第二固定部31を固定するような状態で設けられる。プロテクタ24は、内部に所定の配索経路を有するプロテクタ本体と、このプロテクタ本体における側壁の突出端がある側の開口を覆うプロテクタカバーとを備えて構成される。プロテクタ24は、嵌め合いにて互いに嵌合し合う本体側ロック部及びカバー側ロック部を複数箇所に有する。また、プロテクタ24は、ボディBDへの固定のため固定脚部も複数箇所に有する。尚、プロテクタ24に係る上記「中間」とは、ハーネス幹線22の全長における所定の中間部分のことを呼ぶものとする。
<回転クランプ25について>
図1ないし図4において、回転クランプ25は、ハーネス幹線22の第一固定部30及び第二固定部31の間に設けられる。回転クランプ25は、円形のハーネス組み付け部(符号省略)と、このハーネス組み付け部に連続する回転軸部(符号省略)と、ブラケット32に対し組み付けられるブラケット固定部(符号省略)とを有する。回転クランプ25は、図1の紙面垂直方向の軸回りに回転自在な構造を有する(取付部位であるブラケット32の鉛直方向の軸回りに回転自在な構造を有する。別な言い方をすれば、ブラケット32への組み付け方向を軸とした軸回りに回転自在な構造を有する)。回転クランプ25は、ハーネス幹線22の中間に予め組み付けられ、そして、リレーボックス23及びプロテクタ24が固定された後にブラケット32に対し組み付けられる。尚、回転クランプ25に係る上記「中間」とは、第一固定部30から第二固定部31にかけてのハーネス幹線22の長さ方向中央、上記略S字の中央、又は、これら中央に近い部分のことを呼ぶものとする。
<硬質チューブ26(硬質部)について>
図1ないし図4において、硬質チューブ26は、ハーネス幹線22の曲げ可能な曲げ部33が回転クランプ25の回転に伴って干渉を避けたい部品27(図1参照)に対し干渉してしまわないようにするために備えられる。硬質チューブ26は、曲げ部33よりも硬質で略ストレートな形状の部材に形成される。ここでハーネス幹線22の第一固定部30と回転クランプ25との間を第一区間S1、及び、第二固定部31と回転クランプ25との間を第二区間S2と定義し、また、干渉を避けたい部品27を図1に示すような配置にしたとすると、硬質チューブ26は少なくとも第一区間S1に設けられるものとする。硬質チューブ26は、干渉を避けたい部品27の配置に応じて、第一区間S1及び/又は第二区間S2のハーネス幹線22に設けられる。硬質チューブ26は、ハーネス幹線22を構成する筒状の外装部材(コルゲートチューブ等)よりも若干大きな径の樹脂製で硬質なチューブに形成される。硬質チューブ26は、上記外装部材に対して図示しないテープ巻きにて軸方向に移動しないように固定される。硬質チューブ26は、図示の如く第一区間S1におけるハーネス幹線22の半分程度を占める長さに形成される。尚、硬質チューブ26は、配索に必要な曲げ部33を例えば硬質チューブ26の両側等に確保できていれば、特に長さは限定されないものとする(但し、作業性や後述する干渉防止の効果に配慮して長さが適宜設定されるものとする)。
本実施例の硬質チューブ26は、ハーネス幹線22に対し挿通される組み付けのものであるが、このような組み付けの硬質部に限らないものとする。具体的には、柔軟な蛇腹管と硬質なストレート管とを一体成形した硬質部付き外装部材にて代替してもよいものとする。硬質部付き外装部材の場合、組み付け作業を削減できるのは勿論である。硬質部は、本実施例の硬質チューブ26に限らず、第一区間S1におけるハーネス幹線22の中間を曲げ部33よりも硬質にすることができれば特に限定されないものとする。ハーネス幹線22は、硬質チューブ26が設けられていても、第一固定部30から第二固定部31にかけて全体的に略S字状の配索形状に形成されるものとする。
本実施例の場合、第一区間S1における曲げ可能な曲げ部33の三次元的な曲げ状態がもともと図3及び図4の仮想線で示す状態であるとすると、これに硬質チューブ26を設けることで図1及び図2の実線で示す状態、すなわち曲げ部33の大きさを図1及び図2に示すような小さな状態にすることができる。硬質チューブ26は、第一区間S1における曲げ部33の占める割合を小さくするとともに、曲げ部33の配置を変えることができ、その結果、回転クランプ25への作用を小さくして回転クランプ25の回転を起こり難くすることができる。これにより図中の範囲におけるハーネス幹線22の配索状態のバラツキを抑えることができ、干渉を避けたい部品27への干渉(第二区間S2の曲げ部33による干渉を避けたい部品27への干渉)を防止することができる。
<ワイヤハーネス21の効果について>
以上、図1ないし図4を参照しながら説明してきたように、本発明の一実施形態であるワイヤハーネス21によれば、硬質部である硬質チューブ26を設けることから、上記の如く回転クランプ25の回転を起こり難くすることができ、また、ハーネス幹線22の配索状態のバラツキを抑えることができ、また、干渉を避けたい部品27への干渉を防止することができるという効果を奏する。従って、ワイヤハーネス21自身の損傷や破損、干渉を避けたい部品27の損傷や破損を防止することができるという効果を奏する。
本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
21…ワイヤハーネス、 22…ハーネス幹線(いずれか一方)、 23…リレーボックス(電気接続箱)、 24…プロテクタ(第二の固定箇所)、 25…回転クランプ、 26…硬質チューブ(硬質部)、 27…干渉を避けたい部品、 28…筐体、 29…ハーネス導出部(第一の固定箇所)、 30…第一固定部、 31…第二固定部、 32…ブラケット(取付部位)、 33…曲げ部、 BD…ボディ、 S1…第一区間、 S2…第二区間

Claims (5)

  1. 第一の固定箇所及び第二の固定箇所を通ってこれらの間に配索されるハーネス幹線、及び、該ハーネス幹線を筒状の外装部材に収容した外装付き幹線のうちいずれか一方と、
    該いずれか一方における前記第一の固定箇所及び前記第二の固定箇所に対応する第一固定部及び第二固定部の中間に配設され、且つ、取付部位への組み付け方向を軸とした軸回りに回転自在な構造を有する回転クランプとを備え、
    前記いずれか一方は、前記第一固定部と前記回転クランプとの間の第一区間、及び、前記第二固定部と前記回転クランプとの間の第二区間にそれぞれ曲げ可能な曲げ部が形成され、且つ、該曲げ部にて前記第一固定部から前記第二固定部にかけて全体的に略S字状に曲げた配索形状にすることが可能に形成され、且つ、前記第一区間及び/又は前記第二区間に前記曲げ部よりも硬質で略ストレートな形状の硬質部が設けられる
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  2. 請求項1に記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記第二区間の近傍に干渉を避けたい部品があるとすると、少なくとも前記第一区間側に前記硬質部が配置される
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  3. 請求項1又は2に記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記硬質部は、チューブ状となる硬質チューブが採用される
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  4. 請求項3に記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記硬質部である前記硬質チューブは、チューブ軸方向に移動しないように固定される
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  5. 請求項1、2、3又は4に記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記第一の固定箇所は、電気接続箱のハーネス導出部であり、前記第二の固定箇所は前記電気接続箱から離れて固定されるプロテクタである
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
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