JP6876738B2 - 車体後部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車体後部構造に関する。
従来、リアフェンダパネルがリアピラーの車体側面を形成し、ピラーアウタがリアピラーの車体後面を形成した車体後部構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。この車体後部構造についてさらに具体的に説明すると、リアフェンダパネルは、後端から車幅方向内側に屈曲したフランジ部にてピラーアウタと接合されている。
特開平6−144289号公報
ところで、このような従来の車体後部構造(例えば、特許文献1参照)において、車体後面を形成するピラーアウタを介した車体内側に、交換や補修が必要な部材が存在する場合も多い。
この車体内側の交換補修対象部材に他部材との溶接点があると、ドリルなどの工具にて溶接点を解く必要があるが、ピラーアウタのように車体外側の部品があるため、車体内側の溶接点を解くことが難しい。
このような車体後部構造において、車体内側の交換補修対象部材に対して交換や補修を行う場合には、車体後面のピラーアウタとリアフェンダパネルとの接合を解き、交換補修対象部材の車体外側にあるピラーアウタを取り外してから車体内側の交換補修対象部材の溶接点にアクセスすることとなり、部材の交換や補修に煩雑を極める。
本発明の課題は、車体内側の部材に対するアクセスが容易な車体後部構造を提供することにある。
前記課題を解決した本発明は、車内側に突出するとともに前後方向に延びるリアホイールハウスと、前記リアホイールハウスの後方で上下方向に延びるリアピラーと、前記リアピラーに接合されて上下方向に延びるリアパネルと、を有する車体後部構造において、前記リアピラーは、ピラーインナと前記ピラーインナの車体後方に位置するピラーアウタとを有し、前記リアパネルは、前記ピラーインナとの接合部を有し、前記ピラーアウタは、前記接合部の車体後方に開口部を有することを特徴とする。
本発明によれば、車体内側の部材に対するアクセスが容易な車体後部構造を提供することができる。
本発明の実施形態に係る車体後部構造を有する車体の部分斜視図である。 図1における矢示II部の部分拡大図である。 車体を構成するリアピラーの下端部を、図1の矢示III方向にて車内側から見た様子を示す部分拡大斜視図である。 図2のIV−IV断面図である。 本発明の実施形態に係る車体後部構造を構成するピラーアウタの開口部周囲の様子を示す部分拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係る車体後部構造を構成するアウタパネルのフランジ周囲の様子を示す部分拡大斜視図である。 (a)から(d)は、車体後部構造の補修交換作業の手順を示す工程図である。
次に、本発明を実施するための形態(本実施形態)に係る車体後部構造について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、参照する図面の上下前後の矢示方向は、車体の上下前後方向に一致している。また、図面の内外の矢示方向は、車幅方向内側及び車幅方向外側に一致している。
本実施形態に係る車体後部構造は、車体後方に向くピラーアウタが、このピラーアウタの前方に位置するピラーインナとリアパネルとの接合部を車体後方側に臨ませる開口部を有していることを主な特徴とする。
このような本実施形態に係る車体後部構造は、車体の左右両側に適用される。
ただし、以下では、車体の左側後部に配置されるものについてのみ説明し、これと車幅方向の中心線を挟んで対称構造となる車体の右側後部に配置されるものについてはその説明を省略する。
以下では、まず車体後部構造を有する車体について説明した後に、車体後部構造について説明する。
<車体>
図1は、本発明の実施形態に係る車体後部構造Cを有する車体1の斜視図である。
図1に示すように、車体後部構造Cを有する車体1は、リアゲート(図示を省略)で閉じられる後部開口7の左右両側にリアピラー2を備えている。
これらリアピラー2の下端部は、後部開口7の下辺を形成するリアパネル3の両端部に接続されている。
また、リアピラー2の下端部は、左右両側に配置されるリアホイールハウス6(図1中、右側のみ図示)に対してもリアエンドパネル(図示を省略)を介して接続されている。
これらリアピラー2の上端部のそれぞれは、後部開口7の上辺を形成するリアルーフレール5の両端部に接続されている。
このようなリアピラー2は、上下方向に延びる複数の板体が接合されて構成されている。
本実施形態でのリアピラー2は、具体的には、アウタパネル21と、ピラーアウタ22と、後記するピラーインナ23(図3参照)とによって構成されている。
アウタパネル21は、車体1の後部側面に配置されてリアピラー2の車幅方向の外側面を形成している。
そして、アウタパネル21の後縁は、後記するように、リアパネル3の車幅方向の端部と接続されるとともに、ピラーアウタ22とも接続される。
また、アウタパネル21は、車体側部で、後部ドア開口8を形成するとともに、この後部ドア開口8の後方でクオータウインド(図示を省略)の取付開口9を形成している。
また、アウタパネル21は、この取付開口9の下方で、リアホイールハウス6に対応するようにホイールアーチ6aを形成している。
図2は、図1における矢示II部の部分拡大図である。
図2に示すように、ピラーアウタ22は、リアピラー2の後面を形成している。
ピラーアウタ22の下端部は、前記のように後部開口7の下辺を形成するリアパネル3の車幅方向の端部に接続されている。具体的には、リアパネル3の車幅方向の端部は、上方に向けて屈曲して延びており、ピラーアウタ22の下端部は、このリアパネル3の延出部の後面に接続されている。
なお、このリアパネル3の上方への延出部は、図示を省略するが、ピラーアウタ22との接続部からピラーアウタ22の前側でピラーアウタ22と離間しつつさらに上方に延びている。そして、リアパネル3の上端部は、後記するピラーインナ23(図3参照)の下端部と接続されることとなる。
このようなピラーアウタ22の車幅方向の外側縁は、アウタパネル21の後縁と接続されている。
具体的には、アウタパネル21の後縁は、車幅方向内側に屈曲する縁部21aを有しており、ピラーアウタ22の車幅方向の外側縁は、アウタパネル21の縁部21aの前側に重ね合わせられて溶接などにて接続されている。
ちなみに、リアパネル3の車幅方向の端部についても、アウタパネル21の縁部21aの前側に重ね合わせられて溶接などにて接続されている。
なお、図2中、符号22aは、隠れ線(点線)で示すピラーアウタ22に形成された開口部である。また、符号21bは、開口部22aを覆うようにアウタパネル21に形成されたフランジである。これら開口部22aとフランジ21bについては後に詳しく説明する。
図3は、リアピラー2の下端部を、図1の矢示III方向から見た部分拡大斜視図である。
図3に示すように、ピラーインナ23は、上下方向に延びる後部開口7に沿ってL字状に屈曲することで、リアピラー2の車幅方向の内側面と、前側面とを形成している。
このようなピラーインナ23の下端部は、リアパネル3に接続されている。
具体的には、リアパネル3は、前記のようにピラーアウタ22(図2参照)の前側で上下方向に延びて、ピラーインナ23の下端部の後側(車外側)でオーバーラップしている。そして、このオーバーラップ部にてピラーインナ23とリアパネル3とが接続されている。
図3中、符号22eは、このオーバーラップ部におけるピラーインナ23とリアパネル3との接合部である。ちなみに、本実施形態での接合部22eは、スポット溶接による溶接部(溶接点)を想定している。このような接合部22eは、リアピラー2(ピラーインナ23)の前面に形成されることとなる。
図3中、符号6は、リアホイールハウスである。
リアホイールハウス6は、前記のようにホイールアーチ6a(図1参照)に対応するように前後方向に延びるように形成されるとともに、車内側に向けて突出するように形成されている。
そして、前記のピラーインナ23とリアパネル3との接合部22eは、この車内側に膨出したリアホイールハウス6の後部と近接して対向することとなる。
また、この接合部22eの車外側(後側)は、リアピラー2を構成するピラーアウタ22(図3参照)によって覆われている。
ところで、一般にこのような接合部22eに対して車内側からドリル等の工具がアクセスしようとすると、工具がリアホイールハウス6に干渉することによって、アクセスが困難になるか又は不能となる。
また、このような接合部22eに対する車外側からのアクセスは、ピラーアウタ22によって不能となる。
次に説明する本実施形態に係る車体後部構造Cによれば、このような接合部22eに対するアクセスを容易にすることができる。
<車体後部構造>
図4は、図2のIV−IV断面図である。図5は、ピラーアウタ22における開口部22aの周囲の様子を示す部分拡大斜視図である。図6は、アウタパネル21におけるフランジ21bの周囲の様子を示す部分拡大斜視図である。
なお、図5には、開口部22aを覆うように配置されるフランジ21b(図6参照)を仮想線(二点鎖線)にて付記している。
図4に示すように、本実施形態の車体後部構造Cは、ピラーアウタ22と、ピラーインナ23と、リアパネル3とを備えている。また、車体後部構造Cは、車体後方に向くピラーアウタ22が、このピラーアウタ22の前方に位置するピラーインナ23とリアパネル3との前記した接合部22e(図3を併せて参照)を車体後方側に臨ませる開口部22aを有している。
図5に示すように、ピラーアウタ22は、車幅方向の外側に開口部22aを有している。
この開口部22aは、図4に示すようにピラーインナ23とリアパネル3との接合部22eに対応する位置でピラーアウタ22に形成されている。
この開口部22aは、図5に示すように、後面視で、ピラーアウタ22の車幅方向の外縁側に開くU字状を呈している。
この開口部22aは、ピラーアウタ22の一般面22cから前方に窪むように形成された棚部22dに形成されている。
これにより開口部22aの周囲には、ピラーアウタ22の一般面22cとの段差を吸収する壁部22bが形成されている。
このような棚部22dには、ピラーアウタ22の後面側からアウタパネル21のフランジ21bが配置されることとなる。
そして、このフランジ21bは、開口部22aを挟む上下のいずれか一方に設定された溶接部21dにてピラーアウタ22の棚部22dと接続されることとなる。
なお、本実施形態では、図5に示すように、開口部22aの上側の溶接部21dにてスポット溶接する構成を想定しているが、溶接部21dは開口部22aの下側に設定することもできる。
また、ピラーアウタ22には、開口部22aに隣接するようにビード22fが形成されている。
このビード22fは、ピラーアウタ22の一般面22cよりも後方に部分的に***するように形成され、開口部22aの車幅方向内側で上下方向に延びている。
つまり、ビード22fは開口部22aから棚部22d及び壁部22bを挟んだ一般面22cに設けられ、開口部22aに近接して上下方向に延びるように形成される。
図6に示すように、アウタパネル21は、車幅方向内側に向けて延びる舌状部からなるフランジ21bを有している。このフランジ21bは、ピラーアウタ22(図5参照)の開口部22a(図5参照)に対応する位置に形成されている。
本実施形態でのフランジ21bは、ピラーアウタ22(図2参照)の車幅方向の外側縁に後方から重ね合わせられるアウタパネル21の縁部21aから車幅方向内側に延出している。
このようなフランジ21bの根元(基端部)には、後面視で、U字状の切欠き21cが形成されている。つまり、アウタパネル21は、フランジ21bの周囲の面と、フランジ21bとの間に切欠き21cを有している。
なお、図6中、符号21b1は、フランジ21bの根元(基端部)で前後方向に延びる折り曲げ部である。
この折り曲げ部21b1を境にフランジ21bの根本から先が車幅方向内側に折れ曲がっているため、図4に示す開口部22aを介して接合部22eを後方に臨ませる際に、フランジ21bの折り返しが容易になる。
<補修交換作業>
次に、本実施形態の車体後部構造Cにおける補修交換作業の手順の一例について説明する。この補修交換作業は、例えば後突などによって損傷したリアパネル3(図1参照)の交換作業を想定している。
この交換作業においては、作業者は車体1の後方から図2に示すアウタパネル21及びピラーアウタ22に対するリアパネル3との接続を解く。この作業は、従来の車体後部構造と同様に行うことができる。
次に、作業者は、図3に示す接合部22eにおけるピラーインナ23とリアパネル3との接合を解いてリアパネル3を車体1(図1参照)から取り外して交換する。この際、前記のように、ドリル等の工具がリアホイールハウス6(図3参照)に干渉することによって、車内側からの接合部22e(図3参照)に対する工具のアクセスが困難となる。
図7(a)から図7(d)は、車体後部構造の補修交換作業の手順を示す工程図である。
この補修交換作業においては、図7(a)に示すように、まず作業者は、ピラーアウタ22の後方から、アウタパネル21のフランジ21bと、ピラーアウタ22との溶接部21dをドリルなどの工具T1にて削り取る。これによりピラーアウタ22に対するフランジ21bの接合は解かれる。
次いで、作業者は、図7(a)中、点線矢印で示すように、フランジ21bをピラーアウタ22側から曲げ起こす。
図7(b)に示すように、フランジ21bが曲げ起こされることによって、接合部22eは、ピラーアウタ22の開口部22aを介して後方の作業者側に臨む。
作業者が、工具T1によって接合部22eを削り取ることによって、ピラーインナ23(図4参照)に対するリアパネル3(図4参照)の接続が解かれる。
これにより損傷したリアパネル3の交換が可能となる。
作業者は、交換後のリアパネル3(図4参照)とリアパネル3(図4参照)とのスポット溶接を、接合部22e(図3参照)にて行う。ちなみに、図7(c)に示すように、本実施形態における接合部22eでのスポット溶接は、接合部22eとリアホイールハウス6との間にスポット溶接機T2の電極部が挿入可能である場合を想定している。
次に、この補修交換作業においては、図7(d)に示すように、曲げ起こしたフランジ21bを元に戻すとともに、フランジ21bを新たな溶接部21dにてピラーアウタ22に溶接することで、補修交換作業の一連の工程が終了する。
≪作用効果≫
次に、本実施形態の車体後部構造Cの奏する作用効果について説明する。
本実施形態の車体後部構造Cは、リアパネル3とピラーインナ23との接合部22eの後方でピラーアウタ22が開口部22aを有している。
このような車体後部構造Cによれば、ピラーアウタ22を取り外すことなく、リアパネル3を取り外すことができる。これによりリアパネル3の交換作業の工数を削減することができる。
また、車体後部構造Cにおいては、アウタパネル21が、ピラーアウタ22の開口部22aを車体後方から覆うフランジ21bを有している。
このような車体後部構造Cによれば、開口部22aからリアピラー2の内側に水などが侵入することを防止することができる。
また、車体後部構造Cは、フランジ21bを曲げ起こすことで、開口部22aを露出させることができる。これにより車体後部構造Cは、接合部22eを開口部22aを介して車体後方に臨ませることができる。
また、車体後部構造Cにおいては、開口部22aの周囲には、車体後方に立ち上がる壁部22bを有している。
このような車体後部構造Cによれば、開口部22aの周囲でのピラーアウタ22の剛性及び強度を高めることができる。
また、車体後部構造Cにおいては、開口部22aに隣接するようにピラーアウタ22にビード22fが形成されている。
このような車体後部構造Cによれば、開口部22aの周囲でのピラーアウタ22の剛性及び強度を、より一層高めることができる。
また、車体後部構造Cにおいては、開口部22aの周囲のピラーアウタ22の面と、フランジ21bの車体上側と車体下側のうちの少なくとも一方がスポット溶接で接合されている。
このような車体後部構造Cによれば、開口部22aに対するフランジ21bによる防水効果を、より高めることができる。
また、このような車体後部構造Cによれば、スポット溶接を車幅方向内側で行うものと比べて、フランジ21bの車幅方向の長さを短く設定することができる。
これにより車体後部構造Cは、重量削減を図ることができる。
また、フランジ21bの車幅方向の長さを短くすることで、壁部22bの車幅方向内側への入り込みを抑えることができるため、開口部22aを設けることによるピラーアウタ22の剛性、強度の低下を抑えることができる。
また、車体後部構造Cにおいては、アウタパネル21はフランジ21bの周囲の面と、フランジ21bとの間に切欠き21cを有している。
このような車体後部構造Cによれば、切欠き21cによって、フランジ21bの曲げ起こしが容易になる。
また、このような車体後部構造Cによれば、フランジ21bの曲げ起こしと、その復元操作を繰り返す際に、切欠き21cはフランジ21bの根元での応力集中を防止できる。これによりフランジ21bの曲げ起こしと、その復元操作に基づく耐用年数を向上させることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、種々の形態で実施することができる。
1 車体
2 リアピラー
3 リアパネル
5 リアルーフレール
6 リアホイールハウス
6a ホイールアーチ
7 後部開口
8 後部ドア開口
9 取付開口
21 アウタパネル
21b1 折り曲げ部
21a 縁部
21b フランジ
21d 溶接部
22 ピラーアウタ
22a 開口部
22b 壁部
22c 一般面
22d 棚部
22e 接合部
22f ビード
23 ピラーインナ
C 車体後部構造
T1 工具
T2 スポット溶接機

Claims (6)

  1. 車内側に突出するとともに前後方向に延びるリアホイールハウスと、
    前記リアホイールハウスの後方で上下方向に延びるリアピラーと、
    前記リアピラーに接合されて上下方向に延びるリアパネルと、
    を有する車体後部構造において、
    前記リアピラーは、ピラーインナと前記ピラーインナの車体後方に位置するピラーアウタとを有し、
    前記リアパネルは、前記ピラーインナとの接合部を有し、
    前記ピラーアウタは、前記接合部の車体後方に開口部を有することを特徴とする車体後部構造。
  2. 前記ピラーアウタの車幅方向外側と接合し、車体側面を構成するアウタパネルをさらに備え、
    前記アウタパネルは、前記開口部を車体後方側から覆うフランジを有することを特徴とする請求項1に記載の車体後部構造。
  3. 記開口部の周囲の前記ピラーアウタの面と、
    前記フランジの車体上側と車体下側のうちの少なくとも一方と、はスポット溶接で接合されていることを特徴とする請求項2に記載の車体後部構造。
  4. 記フランジの周囲の面と、前記フランジとの間に切欠きを有することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の車体後部構造。
  5. 前記ピラーアウタの前記開口部の周囲には、車体後方に立ち上がる壁部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車体後部構造。
  6. 前記ピラーアウタは、前記開口部に隣接するようにビードを有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車体後部構造。
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