JP6414551B2 - 車両の前部車体構造 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態に係る前部車体構造1を示している。図1に示すように、前部車体構造1は、車室Cの前方側部において上下に延びるヒンジピラー2と、ヒンジピラー2の上部に連結されて前方に延びるエプロンレイン3と、ヒンジピラー2の下部に連結されて後方に延びるサイドシル4と、エプロンレイン3をヒンジピラー2に筋交い状に連結すると共にサイドシル4の前部にも連結する連結部材5とを備えている。ヒンジピラー2には、フロントドア(不図示)が開閉可能に枢支されるようになっている。
図4は、図2のIV−IV線に沿った断面図であり、ヒンジピラー2及び連結部材5の水平断面図を示している。図4に示すように、ヒンジピラー2は、車幅方向の内側が開口したコ字状断面に形成されており、上下に延びる前面部21及び後面部22と、前面部21及び後面部22の車幅方向の外側端部を前後に接続する側面部23と、を有している。前面部21には、車幅方向の内側端部から前方に延びる前部フランジ21aが形成されている。後面部22には、車幅方向の内側端部から後方に延びる後部フランジ22aが形成されている。
図1に示すように、エプロンレイン3は、前方に位置する前部エプロンレイン31と、後方に位置する後部エプロンレイン32とに前後に二分割されている。前部エプロンレイン31は、サスハウジング6の車幅方向の外側において前後に延びており、後部エプロンレイン32は、前部エプロンレイン31とヒンジピラー2との間を前後に連結している。
図7は、図2のVII−VII線に沿った断面図であり、サイドシル4の車幅方向及び上下方向に平行な縦断面図を示している。図7に示すように、サイドシル4は、カウルサイドパネル11を挟んで、車幅方向の内側に位置するサイドシルインナ41と車幅方向の外側に位置するサイドシルアウタ45とを含み、これらがカウルサイドパネル11の車幅方向両側から接合されることで構成されている。
図1に示すように、連結部材5は、後方下方へ傾斜して延びている。図4を併せて参照して、連結部材5は、車幅方向に幅を有して後方下方へ延びる後面部51と、後面部51の車幅方向の外側端部から前方に屈曲した第1屈曲部52を介して前方に延びる側面部53と、を有するL字状断面に形成されている。後面部51の車幅方向の内側端部には後方に延びる後部フランジ51aが形成されている。側面部53の前縁部にはホイルハウスアウタ12bに沿って円弧上に車幅方向の外側へ向けて屈曲した第2屈曲部54を介して車幅方向の外側に延びる前部フランジ55(前面部)が形成されている。
第1補強部材91(バルクヘッド部材)は、エプロンレイン3によって構成される閉断面の内側に設けられており、該断面内を上下に延びて前後に仕切る隔壁部91aと、この上端部から後方に延びる上部フランジ91bと、下端部から前方に延びる下部フランジ91cと、車幅方向の外側端部から後方に延びる外側フランジ91dと、車幅方向の内側端部から前方に延びる内側フランジ91eと、を有する節状部材として形成されている。
第2補強部材92は、ヒンジピラー2によって構成される閉断面の内側に設けられており、該断面内を前方上方に延びて後方上方に傾斜した方向に仕切る隔壁部92aと、この上端部から前方下方に延びる上部フランジ92bと、下端部から後方に延びる下部フランジ92cと、車幅方向の外側端部から下方に延びる外側フランジ92dと、車幅方向の内側端部から上方に延びる内側フランジ92eと、を有する節状部材として形成されている。
第3補強部材93は、サイドシル4によって構成される閉断面のうち、サイドシルアウタ45とカウルサイドパネル11との間に構成される閉断面の内側に設けられている。第3補強部材93は、この断面内を上下に延びて前後に仕切る隔壁部93aと、この上端部、下端部、及び車幅方向の外側端部からそれぞれ前方に延びる、上部フランジ93b、下部フランジ93c、及び外側フランジ93d、を有する節状部材として形成されている。
第4補強部材94は、ヒンジピラー2の第1前面部21cと後面部22との間を水平に延びるように設けられ、該断面を上下に仕切る隔壁部94aと、この前端部から上方に延びる前部フランジ94bと、後端部から下方に延びる後部フランジ94cと、車幅方向の外側端部から下方に延びる外側フランジ94dと、車幅方向の内側端部から上方に延びる内側フランジ94eと、を有する節状部材として形成されている。
第5補強部材95は、ホイルハウスアウタ12bとヒンジピラー2の第2前面部21eとの間を水平に延びるように設けられ、該断面を上下に仕切る隔壁部95aと、この前端部から上方に延びる前部フランジ95bと、後端部から下方に延びる後部フランジ95cと、車幅方向の外側端部から下方に延びる外側フランジ95dと、車幅方向の内側端部から上方に延びる内側フランジ95eと、を有する節状部材として形成されている。
図1に示すように、ダッシュパネル7は、左右のカウルサイドパネル11の間を車幅方向に延びると共に上下方向に延びるダッシュパネル本体71を有している。図4を併せて参照して、ダッシュパネル本体71は、サスハウジング6とヒンジピラー2との間に位置しており、より具体的には、前後方向においてヒンジピラー2よりに位置している。
図1に示すように、カウルトップパネル8は、エンジンルームEの上部において車幅方向に延びると共に前後方向に延びるカウルトップ本体81を有している。カウルトップ本体81には、例えばワイパーモータ(不図示)が支持されるようになっている。カウルトップ本体81の車幅方向の両側部には、カウルサイドパネル11への接合部としての左右一対のカウルトップ接合部82,82が形成されている。
2 ヒンジピラー
3 エプロンレイン
4 サイドシル
5 連結部材
6 サスハウジング
7 ダッシュパネル
8 カウルトップパネル
11 カウルサイドパネル
12 ホイルハウス
13 サイドフレーム
14 エプロンリヤパネル
91 第1補強部材
92 第2補強部材
93 第3補強部材
94 第4補強部材
95 第5補強部材
96 ブレース部材
C 車室
E エンジンルーム
W 接合部
Claims (5)
- 車幅方向に延びてエンジンルームと車室とを隔てるダッシュパネルと、
前記エンジンルームの車幅方向外側を前方に延びるエプロンレインと、
前記ダッシュパネルの前方で前記エプロンレインに結合されたサスハウジングと、
車両側面視で前記サスハウジングの後部と前記ダッシュパネルとの間を前後方向に延びており、前記エンジンルームの車幅方向外側の壁部を構成するカウルサイドパネルと、
前記ダッシュパネルの上部に結合され車幅方向に延びており、前記サスハウジングに対して後方に離間して設けられたカウルトップパネルと、
を備え、
前記エプロンレインは、前記カウルサイドパネルと共に閉断面を構成しており、
前記カウルトップパネルは、車幅方向に延びるカウルトップ本体と、この車幅方向の両端部に設けられており、前記カウルサイドパネルに接合されるカウルトップ接合部とを有し、
前記カウルトップ本体は、車幅方向において、中間部が両端部よりも前方に位置しており、
前記カウルトップ接合部は、前記カウルトップ本体よりも前後方向に長く、その前端部が前記カウルトップ本体の前端部よりも前方に位置していると共に前記サスハウジングに対して後方に離間している車両の前部車体構造。 - 前記カウルトップ接合部の下側を、前記カウルサイドパネルに筋交い状に連結するブレース部材が、更に設けられている、
請求項1に記載の車両の前部車体構造。 - 前記カウルトップ接合部は、前後方向に延びる部位からその前端に形成される上下方向に延びる部位にわたり前記カウルサイドパネルに接合され、
前記ブレース部材は、前記カウルトップ接合部に対して前記前後方向の延びる部位から前記上下方向に延びる部位にわたり接合されている、
請求項2に記載の車両の前部車体構造。 - 前記閉断面の内側には、車両側面視で前記カウルトップ接合部及び前記ブレース部材とオーバーラップする位置に、前後方向に仕切るバルクヘッド部材が設けられている、
請求項2又は3に記載の車両の前部車体構造。 - 前記閉断面の内側には、車両側面視で前記カウルトップ接合部の上下方向に延びる部位と前記ブレース部材の上下方向に延びる部位とにオーバーラップする位置に、前後方向に仕切るバルクヘッド部材が設けられている、
請求項2又は3に記載の車両の前部車体構造。
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