JP6845015B2 - 基材上に形成されたローラーボールペンおよび導電性トレースのための導電性インク - Google Patents

基材上に形成されたローラーボールペンおよび導電性トレースのための導電性インク Download PDF

Info

Publication number
JP6845015B2
JP6845015B2 JP2016565656A JP2016565656A JP6845015B2 JP 6845015 B2 JP6845015 B2 JP 6845015B2 JP 2016565656 A JP2016565656 A JP 2016565656A JP 2016565656 A JP2016565656 A JP 2016565656A JP 6845015 B2 JP6845015 B2 JP 6845015B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive
ink
trace
conductive ink
silver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016565656A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017523251A (ja
Inventor
スティーブン ブレット ウォーカー,
スティーブン ブレット ウォーカー,
アナリサ ルッソ,
アナリサ ルッソ,
Original Assignee
エレクトロニンクス ライタブルズ, インコーポレイテッド
エレクトロニンクス ライタブルズ, インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エレクトロニンクス ライタブルズ, インコーポレイテッド, エレクトロニンクス ライタブルズ, インコーポレイテッド filed Critical エレクトロニンクス ライタブルズ, インコーポレイテッド
Publication of JP2017523251A publication Critical patent/JP2017523251A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6845015B2 publication Critical patent/JP6845015B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/52Electrically conductive inks
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/16Writing inks
    • C09D11/18Writing inks specially adapted for ball-point writing instruments
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B1/00Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors
    • H01B1/02Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors mainly consisting of metals or alloys
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0274Optical details, e.g. printed circuits comprising integral optical means
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/09Use of materials for the conductive, e.g. metallic pattern
    • H05K1/092Dispersed materials, e.g. conductive pastes or inks
    • H05K1/097Inks comprising nanoparticles and specially adapted for being sintered at low temperature
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2004/00Particle morphology
    • C01P2004/30Particle morphology extending in three dimensions
    • C01P2004/32Spheres
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2004/00Particle morphology
    • C01P2004/60Particles characterised by their size
    • C01P2004/64Nanometer sized, i.e. from 1-100 nanometer
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2006/00Physical properties of inorganic compounds
    • C01P2006/40Electric properties
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K2201/00Indexing scheme relating to printed circuits covered by H05K1/00
    • H05K2201/02Fillers; Particles; Fibers; Reinforcement materials
    • H05K2201/0203Fillers and particles
    • H05K2201/0242Shape of an individual particle
    • H05K2201/0245Flakes, flat particles or lamellar particles
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K2201/00Indexing scheme relating to printed circuits covered by H05K1/00
    • H05K2201/02Fillers; Particles; Fibers; Reinforcement materials
    • H05K2201/0203Fillers and particles
    • H05K2201/0242Shape of an individual particle
    • H05K2201/0257Nanoparticles

Description

(関連出願)
本特許書類は、2014年5月30日に出願された米国仮特許出願番号第62/005,305号に対し、米国特許法第119条(e)項の下で優先権の利益を主張しており、この仮特許出願は、その全体が参考として本明細書によって援用される。
(技術分野)
本開示は、広くは、インク配合物に、より詳細には、紙および他の基材に書かれて導電性トレースを形成し得る導電性インクに関する。
(背景)
プリンテッドエレクトロニクスは、光起電力技術、トランジスタ、ディスプレイ、バッテリー、アンテナ、およびセンサに潜在的な用途を有する、新興の材料類を成す。最近の注目は、フレキシブルで、軽量で、使い捨てにできるデバイスを可能にする、低コストの基盤材料として、紙基材に集中している。このようなデバイスは導電性電極を必要とし、これらは、今日まで、スパッタコーティング、インクジョット印刷、およびエアーブラシスプレー法によって堆積されている。しかし、これらの堆積法は、多大の費用を要するか、または、紙基材に浸透し易い希薄なインクを使用する可能性がある。
紙基材は、プリンテッドエレクトロニクスデバイスに多くの利点を提供する。紙は、広範囲から入手可能で、高価でないだけでなく、それは、軽量で、生分解性であり、3次元(3D)形状に巻く、または折ることができる。サーモクロミックディスプレイ、使い捨て無線周波数識別(RFID)タグ、およびセルロース系バッテリーを含めて、最近、機能性エレクトロニクスコンポーネントが紙基材に製造されている。入手可能な紙のテクスチャー、組成、およびコーティングの多様さは、特定のデバイス構造を可能にするために、利用できる。雰囲気条件下で、「オンザフライ」のデバイスを作り出すための容易な手段により、紙をベースにしたプリンテッドエレクトロニクスの可能性を十分に利用することが可能になるであろう。
(簡単な要旨)
ローラーボール(rollerball)ペンのための導電性インクは、水性溶媒と、少なくとも約30wt%の濃度でその水性溶媒に分散された、1種または複数の金属を含む導電性粒子とを含む。導電性粒子は、導電性フレークおよび導電性ナノ粒子を含む。分散剤が、少なくとも約0.1mg/mから約0.8mg/mの担持レベルで、導電性粒子を被覆する。
ローラーボールペンから基材上に堆積される導電性トレースは、1種または複数の金属を含む導電性粒子のパーコレーションネットワークを含む。導電性粒子は、導電性フレークおよび導電性ナノ粒子を含む。導電性トレースは、バルク金属導電率の少なくとも約1%の導電率、および40%を超える反射率を有する。
導電性トレースは、ローラーボールペンに導電性インクを供給すること;表面上でローラーボールペンを動かして、表面に導電性インクを堆積させること;および、室温で導電性インクを乾燥し、こうして導電性トレースを形成すること;によって形成される。導電性インクは、水性溶媒と、少なくとも約30wt%の濃度でその水性溶媒に分散された、1種または複数の金属を含む導電性粒子とを含む。導電性粒子は、導電性フレークおよび導電性ナノ粒子を含む。分散剤が、約0.1mg/mから約0.8mg/mの担持レベルで、導電性粒子を被覆する。
導電性トレースを形成する方法は、導電性インクをローラーボールペンに供給すること、表面上でローラーボールペンを動かして、表面に導電性インクを堆積すること、および、室温で導電性インクを乾燥し、こうして導電性トレースを形成すること、を含む。導電性インクは、水性溶媒と、少なくとも約30wt%の濃度でその水性溶媒に分散された、1種または複数の金属を含む導電性粒子とを含む。導電性粒子は、導電性フレークおよび導電性ナノ粒子を含み、分散剤が、約0.1mg/mから約0.8mg/mの担持レベルで、導電性粒子を被覆する。
用語「含む」、「備える」、「包含する」および「有する」は、挙げられていない要素(またはステップ)を排除することなく、挙げられた要素(またはステップ)を指示する非制限的用語として、本開示の全体を通して、交換可能であるように使用されている。
図1は、エレクトロニクスデバイスの間の連結を提供するために、紙上に形成された、いくつかの導電性トレースを示す。
図2Aおよび2Bは、コピー用紙上に形成された例示的導電性トレースの、異なる2つの倍率での走査電子顕微鏡(SEM)画像を示す。
図3Aおよび3Bは、写真用紙上に形成された例示的導電性トレースの、異なる2つの倍率でのSEM画像を示す。
図4は、所定の位置に保持され、プロッターによって動かされるローラーボールペンからの、紙基材への導電性インクの堆積を示す。
図5は、コピー用紙および写真用紙に、異なるプロッター走査速度(1mm/秒、10mm/秒、および100mm/秒)で形成された導電性トレースのコンピュータ断層撮影(CT)画像を示す。
(詳細な説明)
非常に安定で、速乾性の導電性インク配合物が、広範な基材に導電性トレースを形成するために、ローラーボールペンで使用されるように開発された。導電性トレースは、銀のような金属を含み、金属のバルク導電率の約20%に達する導電率を示し得る。導電性インクは、例えば図1に示されるように、エレクトロニクスデバイスのための配線として使えるトレースを形成するために、紙、プラスチック、および他のフレキシブルまたは堅い基材上に堆積され得る。
図2Aおよび2Bは、コピー用紙上に形成された例示的導電性トレースの、2つの異なる倍率での走査電子顕微鏡(SEM)画像を示し、図3Aおよび3Bは、写真用紙上に形成された例示的導電性トレースの、2つの異なる倍率でのSEM画像を示す。導電性トレースは、銀を含む導電性粒子のパーコレーションネットワークを含む。図2Bおよび3Bに示されるように、導電性粒子は、フレークおよびナノ粒子を含む、異なるサイズおよび形態の導電性粒子を含み得る。
トレースを形成するために使用される導電性インクは、水性溶媒と、少なくとも約30wt%の濃度でその水性溶媒に分散された、1種または複数の金属を含む導電性粒子とを含む。分散剤が、約0.1mg/mから約0.8mg/mの担持レベルで、導電性粒子を被覆する。導電性粒子は、堆積後の例えば図2Bに示されるように、導電性フレークおよび導電性ナノ粒子を含む。
導電性インク配合物における導電性粒子の高い担持レベルに起因して、インクが紙(または別の基材)上に堆積されたとき、低抵抗の導電性トレースが形成され得る。また、双峰性のサイズ分布および/または異なる形態を有する導電性粒子の使用は、導電性トレースにおける粒子パッキングを向上させ得るので、パーコレーションを促進し得る(導電性粒子を通る電気的に連続な経路の形成)。
好ましくは、導電性インクは、長い貯蔵寿命または分散安定性を有し、これは、当業者によって認められるであろうように、高い固体(粒子)担持量を達成することと両立しないかもしれない。インクの安定性を高めるための分散剤の添加は、また、基材に書かれるトレースの導電度に悪影響を及ぼし得る。しかし、本発明者らは、以下で論じられるように、導電性フレークと導電性ナノ粒子の適切な比と組み合わせて、0.1mg/mから約0.8mg/mの範囲における分散剤の量を使用することによって、高い固体担持レベルでさえ、安定で、かつ速乾性の導電性インクを生成できることを見出した。ローラーボールペンを使用し、紙のような基材に塗布されるとき、導電性インクは、乾燥して、高い反射率および基材への良好な接着もまた特徴とする高導電性トレースを形成する。
理想的には、所望の導電率を有するトレースを形成するために、インクにおける導電性粒子の濃度は、少なくとも約40wt%、少なくとも約50wt%、少なくとも約60wt%、少なくとも約70wt%、または少なくとも約80wt%である。この濃度は、また、約85wt%のように高い、または約90wt%のように高いこともあり得る。
分散剤の量は、少なくとも約0.2mg/m、少なくとも約0.3mg/m、少なくとも約0.4mg/m、または、少なくとも約0.5mg/mであり得るが、ここで、この単位は、導電性粒子の1mの表面積あたりの分散剤の質量(mg)を表す。代表的には、分散剤の量は、約0.7mg/m、または約0.8mg/mを超えない。導電性粒子(フレークおよび/またはナノ粒子)の表面に吸着されたとき、分散剤は、凝集を防ぐか、または最少限度にし、こうして、インク組成物の安定性を向上させる。しかし、0.8mg/mを超える量が使用された場合、それは、導電性フレークと粒子との間の電気的接触を妨げ、導電性トレースの導電率を低下させ得る。
分散剤には、ポリマー、例えば、約1000g/molを超える分子量を有する高分子電解質(例えば、ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリアクリル酸(PAA)および/またはヒドロキシプロピルセルロース(HPC))が含まれ得る。一般的に言えば、前記ポリマーは、ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリアクリル酸(PAA)、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)、ポリビニルメチルエーテル(PVME)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリオキシエチレングリコールソルビタンアルキルエステル、ポリオキシプロピレングリコールアルキルエーテル、ポリオキシエチレングリコールアルキルエーテル、および、ポリオキシエチレングリコールオクチルフェノールエーテルからなる群から選択され得る。代わりに、分散剤がポリマーを含まないこともあり得る。例えば、分散剤は、パーフルオロオクタンスルホネート(PFOS)、またはパーフルオロノナン酸(PFNA)であってもよい。
導電性フレークは、フレークの平均横寸法より、ずっと小さい平均厚さを有する板状形態を有し得るが、ここで、「横寸法」は、フレークの厚さに垂直に測定される直線寸法(例えば、幅、長さおよび/または直径)を表す。代表的には、導電性フレークの平均厚さは、平均幅(または他の横寸法)より1〜2桁小さい。例えば、導電性フレークは、数ミクロン(例えば、約1〜5ミクロン)の平均幅を有し得るが、一方、導電性フレークの平均厚さは、数十から数百ナノメートルであり得る。通例、導電性フレークの平均横寸法は、少なくとも約500nm、少なくとも約750nm、少なくとも約1ミクロン、または少なくとも約2ミクロンの大きさであり得るし、代表的には、約5ミクロン以下、約4ミクロン以下、または約3ミクロン以下である。導電性フレークの平均厚さは、少なくとも約10nm、少なくとも約50nm、または少なくとも約100nmであり得るし、代表的には、約300nm以下、約200nm以下、または約100nm以下である。本明細書において「平均」値として表される値、例えば平均厚さまたは平均幅は、複数の粒子またはフレークに対する公称値を表す。当業者によって認められるであろうように、複数の中の個々の粒子またはフレークは、平均値からのばらつきを示し得る。
導電性ナノ粒子は、実質的に球状の形状を有し、このため、導電性ナノスフィアと呼ばれ得る。代わりに、導電性ナノ粒子は、不規則なまたは他の形態を、例えば小平面を有する形状または針状の形を有し得る。導電性ナノ粒子は、代表的には、約500nmまたはそれ未満、約200nmまたはそれ未満、あるいは、約100nmまたはそれ未満の平均直線寸法(長さ、幅および/または直径)を有する。平均直線寸法は、また、少なくとも約10nm、少なくとも約50nm、または少なくとも約100nmであり得る。例えば、導電性ナノ粒子の平均直線寸法は、約10nmから約200nm、または約100nmから約500nmの範囲であり得る。
適切な重量比の導電性フレークと導電性ナノ粒子を含めることによって、導電性粒子のパーコレーションネットワークが、堆積された導電性トレースに形成され得るように、良好な粒子パッキングが導電性インクにおいて実現され得る。例えば、重量比は、少なくとも約0.1:1、少なくとも約1:1、少なくとも約3:1、少なくとも約6:1、または少なくとも約9:1であり得る。代表的には、重量比は、約20:1以下、または約15:1以下である。
導電性フレークおよび導電性ナノ粒子を含む導電性粒子は、遷移金属、半金属、および/または希土類金属から選択される1種または複数の金属を含み得る。例えば、1種または複数の金属は、Al、Sc、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Y、Zr、Nb、Mo、Tc、Ru、Rh、Pd、Ag、In、Sn、Sb、Hf、Ta、W、Re、Os、Ir、Pt、およびAuからなる群から選択され得る。好ましい金属には、Ag、Au、Cu、Ni、Pt、および/またはPdが含まれ得る。導電性粒子は、不可避不純物だけを含む実質的に純粋な金属、金属合金、および/または金属酸化物(例えば、酸化スズまたは酸化インジウム−スズ)を含み得る。導電性粒子が、個々のフレークおよび/または粒子にコーティング(例えば、導電性コーティングまたは不動態化層)を含み得ることもまた想定されている。コーティングは、上記の1種または複数の金属を含み得る。
導電性インクは、インクの流動挙動を調節するための増粘剤をさらに含み得る。例えば、増粘剤は、ヒドロキシエチルセルロース(HEC)、キサンタンガム、およびグアルガムの中から選択され得る。一例として、増粘剤は、導電性粒子に対して約2wt%から約3wt%の濃度のHECである。導電性インクの粘度は、剪断応力ゼロの条件下で約4000センチポアズから約6000センチポアズの範囲であり得る。
界面活性剤が、表面張力を下げ、また、紙または他の基材の良好な濡れ性を高めるために、導電性インクに添加されてもよい。使用される場合、界面活性剤には、BYK(登録商標)340(BYK−Chemie GmbH、Wesel、ドイツ)のような、ポリマーのフッ素系界面活性剤が含まれ得る。
導電性インクは、導電性フレークおよびナノ粒子を、分散剤(例えば、PAA)と共に、水性溶媒(例えば、水)中に含む混合物を生成することによって調製され得る。前記混合物は、フレークおよびナノ粒子が十分に分散されることを保証するために、超音波処理され得る。増粘剤が、混合物の粘度を増すために添加され、少量の表面張力調節剤(界面活性剤)が、さらに、または代わりに、紙または他の基材に投液されたインクの平滑性を向上させるために添加され得る。導電性インクに望まれる全ての成分の添加および混合の後、インクは、書くために、ローラーボールペンに充填され得る。当技術分野において公知のローラーボールペンは、代表的には、250ミクロンから1ミリメートル近傍までの範囲に渡るボール直径を有する。導電性インクとともに使用されるローラーボールペンの直径の好ましい範囲は、約800ミクロンから約1000ミクロンである。
前記のように設計された導電性インクは、少なくとも約8カ月、または少なくとも約12カ月の分散安定性または貯蔵寿命を示し得る。貯蔵寿命は、また、約24カ月またはそれを超え得る。代表的には、分散安定性/貯蔵寿命は、約8カ月から約12カ月である。
導電性トレースは、導電性インクから、最初に、ローラーボールペンに導電性インクを供給することによって形成され得るが、ここで、前記のように、導電性インクは、水性溶媒と、少なくとも約30wt%の濃度でその水性溶媒に分散された、1種または複数の金属を含む導電性粒子とを含み、導電性粒子は、導電性フレークおよび導電性ナノ粒子を含み、分散剤が、約0.1mg/mから約0.8mg/mの担持レベルで導電性粒子を被覆する。次いで、ローラーボールペンは、表面上を動かされて、表面に導電性インクを堆積させる。導電性インクは室温で乾燥されて、導電性トレースを形成する。
導電性インクは、素早く乾燥するように設計される。乾燥時間は、40秒以下、30秒以下であり、約20秒またはそれ未満、約10秒またはそれ未満、あるいは約5秒またはそれ未満であり得る。乾燥時間は、表面に導電性インクを堆積させた後、導電性トレースの抵抗率が安定するのに要する時間を測定することによって求めることができ、ここで、抵抗率(ρ)は、ρ=(A/L)Rとして定義され、Aは断面積であり、Lは長さであり、Rは電気抵抗である。2点プローブが、抵抗率測定を行うために使用され得るが、この測定は、試験体に電流(I)を流すこと、および電圧降下(V)を測定することを伴い、ここで、Rは、オームの法則、V=IRから求められ得る。表面形状測定装置(profilometer)が、断面積Aを測定するために使用され得る。
乾燥で形成された導電性トレースは、例えば図2Bに示されるように、1種または複数の金属を含む導電性粒子のパーコレーションネットワークを含み得る。導電性粒子は、導電性フレークおよび導電性ナノ粒子を含み、導電性トレースは、以下で説明されるように、バルク金属導電率の少なくとも約1%の導電率、および約40%を超える反射率を有し得る。
導電性インクの説明において上で記載されたように、導電性トレースの1種または複数の金属は、遷移金属、半金属、および/または希土類金属から選択され得る。例えば、1種または複数の金属は、Al、Sc、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Y、Zr、Nb、Mo、Tc、Ru、Rh、Pd、Ag、In、Sn、Sb、Hf、Ta、W、Re、Os、Ir、Pt、およびAuからなる群から選択され得る。好ましい金属には、Ag、Au、Cu、Ni、Pt、および/またはPdが含まれ得る。導電性粒子は、不可避不純物だけを含む実質的に純粋な金属、金属合金、および/または金属酸化物(例えば、酸化スズまたは酸化インジウム−スズ)を含み得る。導電性粒子が、個々のフレークおよび/または粒子にコーティング(例えば、導電性コーティングまたは不動態化層)を含み得ることもまた想定されている。コーティングは、上記1種または複数の金属を含み得る。
導電性トレースの導電性フレークおよび導電性ナノ粒子は、導電性インクの説明において上記に記載された形態およびサイズのいずれかを有し得る。インクは、室温で堆積され、乾燥されるので、過度の焼成は避けられ、導電性トレースのフレークおよびナノ粒子は、形態/サイズにおいて、堆積されたときの導電性インクのものと似ているか、または同じであり得る。
また、上で説明されたように、導電性フレークと導電性ナノ粒子の適切な重量比が、堆積された導電性トレースにおける良好な粒子パッキングと導電性粒子のパーコレーションネットワークの形成とを実現するように選択され得る。例えば、重量比は、少なくとも約0.1:1、少なくとも約1:1、少なくとも約3:1、少なくとも約6:1、または少なくとも約9:1であり得る。代表的には、重量比は、約20:1以下、または約15:1以下である。
インク配合物における導電性粒子の担体としての役目を果たす水性溶媒は、インクが乾燥されるときに除去される;しかし、分散剤は乾燥後も残る。したがって、導電性粒子のパーコレーションネットワークは、それらを被覆する分散剤を含み得るし、分散剤は、約0.1mg/mから約0.8mg/m、または、約0.5mg/mから約0.8mg/mの範囲の量で存在し得る。
導電性トレースは、バルク金属導電率の少なくとも0.1%の導電率を示し、ここで、バルク金属導電率は、導電性トレースの主要部分、またはその全体を成す金属のバルク導電率を表す。導電率は、また、バルク金属導電率の少なくとも約1%、バルク金属導電率の少なくとも約5%、バルク金属導電率の少なくとも約10%、または、バルク金属導電率の少なくとも約15%であり得る。導電率は抵抗率の逆数であるので、導電性トレース(またはバルク金属)の導電率は、上記で呈示された抵抗率(ρ)を測定することによって求められ得る。2点プローブまたは4点プローブ法が、表面形状測定装置と共に使用され得る。有利には、導電性トレースの電気抵抗率は、約10−5ohm−cmまたはそれ未満である。導電率は、バルク金属導電率の約20%のように高いこともあり得る。
良好な導電率以外に、導電性トレースは、また、高反射性の表面を有し得る。UV−Vis反射率分光光度計が、導電性トレースから反射される光の強度(I)を測定するために使用され得る。標準材料、例えば、WS−1、テフロン(登録商標)拡散反射率標準から反射される光の強度(I)と比較されたとき、I/I比(反射率)が求められ得る。反射率は、通常、100倍され、パーセントで表される(反射率%)。こうして、UV−Vis反射率測定によって求められたとき、導電性トレースは、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、または、少なくとも約80%の反射率値を示し得る。導電性トレースの反射率は、約90%のように大きいか、または、約99%のように大きいこともあり得る。
導電性トレースが基材に強く接着することが有利である。基材へのトレースの接着は、ASTM standard D3359に従って測定され得る。この試験法は、導電性トレースに網目状カットを入れること、および網目状領域にテープを張り付けることを伴う。テープが引き剥がされた後、カット領域が精査され、採点される。本明細書に記載されたようにして生成された導電性トレースは、以下で表に示されるように、試験に合格するのに十分な、基材への接着性を有することが分かる。
導電性トレースを形成する方法は、ローラーボールペンに導電性インクを供給すること、表面上でローラーボールペンを動かして、表面に導電性インクを堆積すること、および、室温で導電性インクを乾燥して、導電性トレースを形成すること、を含む。導電性インクは、上記のように、水性溶媒と、少なくとも約30wt%の濃度でその水性溶媒に分散された、1種または複数の金属を含む導電性粒子とを含み、ここで、導電性粒子は、導電性フレークおよび導電性ナノ粒子を含み、分散剤が、約0.1mg/mから約0.8mg/mの担持レベルで導電性粒子を被覆する。
乾燥時間は、上記のように、極めて迅速であり、約30秒またはそれ未満である。前記の方法によって形成された導電性トレースは、先に記載された特徴のいずれも有し得る。
ローラーボールペンは、基材上を、手で、または自動的に(例えば、図4に示されるように、プロッターにより)動かされ得る。こうして、導電性インクは、望まれる任意の速度で、基材上に堆積され得る。少なくとも約1mm/s、少なくとも約10mm/s、または、少なくとも約100mm/sの堆積速度が容易に実現可能であり、これらの速度で形成された例示的トレースが、図5に、コンピュータ断層撮影(CT)画像により示されている。代表的なトレースは、幅および厚さが約500ミクロンから約1200ミクロンの範囲にある。
室温加工条件を考えると、基材には、ポリマーおよび紙(例えば、写真用紙、コピー用紙、カード用紙など)のような熱に感受性の材料、さらには、セラミック、金属および/または半導体を含めて、いくつかの材料のいずれも含まれ得る。
(実施例1)
導電性インク配合物が、90重量%の銀フレーク(平均サイズ1〜3ミクロン)および10重量%の銀ナノ粒子(平均サイズ50〜500nm)を、0.2mg/mの担持レベルでポリ(アクリル酸)分散剤を用い、分散させることによって製造される。ナノ粒子の形態は実質的に球状である。溶液における銀の重量パーセント(固形分担持量)は、20wt%であるように調節され、粘度は、増粘剤としてヒドロキシエチルセルロースを、銀の3重量%の濃度で添加することによって増加させられる。導電性銀インクは十分に混合され、最終の粘度は4000cPであると測定される。インクは、基材(紙)上に堆積され、室温で迅速に乾燥して、銀のトレースを形成する。乾燥後、銀トレースの抵抗率は、≦10−4ohm−cmであると測定され、これは、室温でバルク銀導電率(Agの抵抗率は、1.59×−6ohm−cmである)の約1%の導電率に相当し、銀トレースは、金属様外観を有することが認められる。
(実施例2)
導電性インク配合物が、90重量%の銀フレーク(平均サイズ1〜3ミクロン)および10重量%の銀ナノ粒子(平均サイズ50〜500nm)を、0.2mg/mの担持レベルでポリ(アクリル酸)分散剤を用い、分散させることによって製造される。ナノ粒子の形態は実質的に球状である。溶液における銀の重量パーセント(固形分担持量)は、50wt%であるように調節され、粘度は、増粘剤としてヒドロキシエチルセルロースを、銀の3重量%の濃度で添加することによって増加させられる。導電性銀インクは十分に混合され、最終の粘度は4000cPであると測定される。インクは、基材上に堆積され、室温で迅速に乾燥して、銀のトレースを形成する。乾燥後、銀トレースの抵抗率は、≦5×10−5ohm−cmであると測定され、これは、室温でバルク銀導電率の約2%の導電率に相当し、銀トレースは、金属様外観を有することが認められる。
(実施例3)
導電性インク配合物が、90重量%の銀フレーク(平均のサイズ1〜3ミクロン)および10重量%の銀ナノ粒子(平均サイズ50〜500nm)を、0.2mg/mの担持レベルでポリ(アクリル酸)分散剤を用い、分散させることによって製造される。ナノ粒子の形態は実質的に球状である。溶液における銀の重量パーセント(固形分担持量)は、80wt%であるように調節され、粘度は、増粘剤としてヒドロキシエチルセルロースを、銀の3重量%の濃度で添加することによって増加させられる。導電性銀インクは十分に混合され、最終の粘度は4000cPであると測定される。インクは、基材上に堆積され、室温で迅速に乾燥して、銀のトレースを形成する。乾燥後、銀トレースの抵抗率は、≦10−5ohm−cmであると測定され、これは、室温でバルク銀導電率の約10%の導電率に相当し、銀トレースは、金属様外観を有することが認められる。
(実施例4)
導電性インク配合物が、90重量%の銀フレーク(平均サイズ1〜3ミクロン)および10重量%の銀ナノ粒子(平均サイズ50〜500nm)を、0.2mg/mの担持レベルでポリ(アクリル酸)分散剤を用い、分散させることによって製造される。ナノ粒子の形態は実質的に球状である。溶液における銀の重量パーセント(固形分担持量)は、50wt%であるように調節され、粘度は、増粘剤としてヒドロキシエチルセルロースを、銀の3重量%の濃度で添加することによって増加させられる。導電性銀インクは十分に混合され、最終の粘度は4000cPであると測定される。インクは、基材上に堆積され、室温で迅速に乾燥して、銀のトレースを形成する。乾燥後、銀トレースの抵抗率は、≦10−5ohm−cmであると測定され、これは、室温でバルク銀導電率の約4%の導電率に相当し、銀トレースは、金属様外観を有することが認められる。
(実施例5)
導電性インク配合物が、50重量%の銀フレーク(平均サイズ1〜3ミクロン)および50重量%の銀ナノ粒子(平均サイズ50〜500nm)を、0.2mg/mの担持レベルでポリ(アクリル酸)分散剤を用い、分散させることによって製造される。ナノ粒子の形態は実質的に球状である。溶液における銀の重量パーセント(固形分担持量)は、50wt%であるように調節され、粘度は、増粘剤としてヒドロキシエチルセルロースを、銀の3重量%の濃度で添加することによって増加させられる。導電性銀インクは十分に混合され、最終の粘度は4000cPであると測定される。インクは、基材上に堆積され、室温で迅速に乾燥して、銀のトレースを形成する。乾燥後、銀トレースの抵抗率は、≦10−5ohm−cmであると測定され、これは、室温でバルク銀導電率の約5%の導電率に相当し、銀トレースは、金属様外観を有することが認められる。
(実施例6)
導電性インク配合物が、10重量%の銀フレーク(平均サイズ1〜3ミクロン)および90重量%の銀ナノ粒子(平均サイズ50〜500nm)を、0.2mg/mの担持レベルでポリ(アクリル酸)分散剤を用い、分散させることによって製造される。ナノ粒子の形態は実質的に球状である。溶液における銀の重量パーセント(固形分担持量)は、50wt%であるように調節され、粘度は、増粘剤としてヒドロキシエチルセルロースを、銀の3重量%の濃度で添加することによって増加させられる。導電性銀インクは十分に混合され、最終の粘度は4000cPであると測定される。インクは、基材上に堆積され、室温で迅速に乾燥して、銀のトレースを形成する。乾燥後、銀トレースの抵抗率は、≦10−4ohm−cmであると測定され、これは、室温でバルク銀導電率の約5%の導電率に相当し、銀トレースは、金属様外観を有することが認められる。
本発明が、その特定の実施形態を参照して、かなり詳細に説明されたが、他の実施形態が、本発明から逸脱することなく、可能である。したがって、添付の請求項の精神および範囲は、本明細書に含まれる好ましい実施形態の説明に、限定されるべきでない。請求項の含意の範囲内に入る全ての実施形態は、文字通りにか、または均等物によるかのいずれかで、その範囲内に包含されるものとする。
さらに、前記の利点だけが、必ずしも本発明の利点であるとは限らず、記載された利点の全てが、本発明の全ての実施形態により実現されることは、必ずしも予想されていない。
本発明の好ましい実施形態によれば、例えば、以下が提供される。
(項1)
ローラーボールペンのための導電性インクであって、
水性溶媒;
少なくとも約30wt%の濃度で前記水性溶媒に分散された、1種または複数の金属を含む導電性粒子であって、導電性フレークおよび導電性ナノ粒子を含む導電性粒子;および
約0.1mg/m から約0.8mg/m の担持レベルで前記導電性粒子を被覆する分散剤;
を含む、導電性インク。
(項2)
前記導電性フレークと前記導電性ナノ粒子の重量比が、少なくとも約3:1である、上記項1に記載の導電性インク。
(項3)
前記重量比が、少なくとも約9:1である、上記項2に記載の導電性インク。
(項4)
前記導電性粒子の濃度が、少なくとも約50wt%である、上記項1から3のいずれか一項に記載の導電性インク。
(項5)
前記分散剤の担持レベルが、約0.5mg/m から約0.8mg/m である、上記項1から4のいずれか一項に記載の導電性インク。
(項6)
前記1種または複数の金属が、Ag、Au、Cu、Ni、PtおよびPdからなる群から選択される、上記項1から5のいずれか一項に記載の導電性インク。
(項7)
前記導電性フレークが、約1ミクロンから約4ミクロンの平均横寸法、および約10nmから約100nmの平均厚さを備える、上記項1から6のいずれか一項に記載の導電性インク。
(項8)
前記導電性ナノ粒子が、実質的に球状の形状を有する導電性ナノスフィアを含む、上記項1から7のいずれか一項に記載の導電性インク。
(項9)
前記導電性ナノ粒子が、約500nmまたはそれ未満の平均直線寸法を備える、上記項1から8のいずれか一項に記載の導電性インク。
(項10)
少なくとも約8カ月の貯蔵寿命を備える、上記項1から9のいずれか一項に記載の導電性インク。
(項11)
少なくとも約12カ月の貯蔵寿命を備える、上記項10に記載の導電性インク。
(項12)
約4000センチポアズから約6000センチポアズの粘度を備える、上記項1から11のいずれか一項に記載の導電性インク。
(項13)
前記水性溶媒に増粘剤をさらに含む、上記項1から12のいずれか一項に記載の導電性インク。
(項14)
前記増粘剤が、ヒドロキシエチルセルロール(HEC)、キサンタンガムおよびグアルガムからなる群から選択される、上記項13に記載の導電性インク。
(項15)
表面張力を下げるために、前記水性溶媒に界面活性剤をさらに含む、上記項1から14のいずれか一項に記載の導電性インク。
(項16)
前記界面活性剤が、ポリマーのフッ素系界面活性剤を含む、上記項15に記載の導電性インク。
(項17)
ローラーボールペンから基材上に形成される導電性トレースであって、
1種または複数の金属を含む導電性粒子のパーコレーションネットワークであって、前記導電性粒子が導電性フレークおよび導電性ナノ粒子を含むパーコレーションネットワーク;
を含み、
バルク金属導電率の少なくとも約1%の導電率、および40%を超える反射率を有する、
導電性トレース。
(項18)
前記1種または複数の金属が、Ag、Au、Cu、Ni、PtおよびPdからなる群から選択される、上記項17に記載の導電性トレース。
(項19)
前記導電性フレークと前記導電性粒子の重量比が、少なくとも約3:1である、上記項17または18に記載の導電性トレース。
(項20)
前記重量比が、少なくとも約9:1である、上記項19に記載の導電性トレース。
(項21)
前記導電性フレークが、約1ミクロンから約4ミクロンの平均横寸法、および約10nmから約100nmの平均厚さを備える、上記項17から20のいずれか一項に記載の導電性トレース。
(項22)
前記導電性ナノ粒子が、実質的に球状の形状を有する導電性ナノスフィアを含む、上記項17から21のいずれか一項に記載の導電性トレース。
(項23)
前記導電性ナノ粒子が、約500nmまたはそれ未満の平均直線寸法を備える、上記項17から22のいずれか一項に記載の導電性トレース。
(項24)
前記導電性粒子が、それらを被覆する分散剤を含み、前記分散剤が、約0.5mg/m から約0.8mg/m の量で存在する、上記項17から23のいずれか一項に記載の導電性トレース。
(項25)
約10 −5 ohm−cmまたはそれ未満の電気抵抗率を備える、上記項17から24のいずれか一項に記載の導電性トレース。
(項26)
水性溶媒;少なくとも約30wt%の濃度で前記水性溶媒に分散された、1種または複数の金属を含む導電性粒子であって、導電性フレークおよび導電性ナノ粒子を含む導電性粒子;および、約0.1mg/m から約0.8mg/m の担持レベルで前記導電性粒子を被覆する分散剤;を含む導電性インクをローラーボールペンに供給すること;
表面上で前記ローラーボールペンを動かすことであって、前記表面に前記導電性インクを堆積させること;
前記導電性インクを室温で乾燥することであって、これによって前記1種または複数の金属を含む導電性トレースを形成すること;
によって形成される導電性トレース。
(項27)
バルク金属導電率の少なくとも1%の導電率を備える、上記項26に記載の導電性トレース。
(項28)
前記導電率が前記バルク金属導電率の少なくとも約5%である、上記項26または27に記載の導電性トレース。
(項29)
前記1種または複数の金属が、Ag、Au、Cu、Ni、PtおよびPdからなる群から選択される、上記項26から28のいずれか一項に記載の導電性トレース。
(項30)
少なくとも約40%の反射率を備える、上記項26から29のいずれか一項に記載の導電性トレース。
(項31)
導電性トレースを形成する方法であって、
水性溶媒;少なくとも約30wt%の濃度で前記水性溶媒に分散された、1種または複数の金属を含む導電性粒子であって、導電性フレークおよび導電性ナノ粒子を含む導電性粒子;および、約0.1mg/m から約0.8mg/m の担持レベルで前記導電性粒子を被覆する分散剤;を含む導電性インクをローラーボールペンに供給すること;
表面上で前記ローラーボールペンを動かすことであって、前記表面に前記導電性インクを堆積させること;
前記導電性インクを室温で乾燥することであって、これによって前記導電性トレースを形成すること;
を含む、方法。
(項32)
前記乾燥の時間が、約30秒またはそれ未満である、上記項31に記載の方法。
(項33)
前記乾燥の時間が、約10秒またはそれ未満である、上記項32に記載の方法。

Claims (29)

  1. ローラーボールペンのための導電性インクであって、
    水性溶媒;
    少なくとも30wt%の濃度で前記水性溶媒に分散された導電性粒子であって、導電性銀フレークおよび導電性銀ナノ粒子を含む導電性粒子;および
    0.1mg/mから0.8mg/mの担持レベルで前記導電性粒子を被覆する分散剤;
    を含み、
    ここで、前記導電性インクが、銀金属を含む導電性トレースを形成するように室温で乾燥可能であり、そしてバルク金属導電率の少なくとも1%の導電率を有する、
    導電性インク。
  2. 前記導電性銀フレークと前記導電性銀ナノ粒子の重量比が、少なくとも3:1である、請求項1に記載の導電性インク。
  3. 前記重量比が、少なくとも9:1である、請求項2に記載の導電性インク。
  4. 前記導電性粒子の濃度が、少なくとも50wt%である、請求項1から3のいずれか一項に記載の導電性インク。
  5. 前記分散剤の担持レベルが、0.5mg/mから0.8mg/mである、請求項1から4のいずれか一項に記載の導電性インク。
  6. 前記導電性銀フレークが、1ミクロンから4ミクロンの平均横寸法、および10nmから100nmの平均厚さを備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の導電性インク。
  7. 前記導電性銀ナノ粒子が、球状の形状を有する導電性ナノスフィアを含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の導電性インク。
  8. 前記導電性銀ナノ粒子が、500nmまたはそれ未満の平均直線寸法を備える、請求項1から7のいずれか一項に記載の導電性インク。
  9. 少なくとも8カ月の貯蔵寿命を備える、請求項1から8のいずれか一項に記載の導電性インク。
  10. 少なくとも12カ月の貯蔵寿命を備える、請求項9に記載の導電性インク。
  11. 室温で4000センチポアズから6000センチポアズの粘度を備える、請求項1から10のいずれか一項に記載の導電性インク。
  12. 前記水性溶媒に増粘剤をさらに含む、請求項1から11のいずれか一項に記載の導電性インク。
  13. 前記増粘剤が、ヒドロキシエチルセルロール(HEC)、キサンタンガムおよびグアルガムからなる群から選択される、請求項12に記載の導電性インク。
  14. 表面張力を下げるために、前記水性溶媒に界面活性剤をさらに含む、請求項1から13のいずれか一項に記載の導電性インク。
  15. 前記界面活性剤が、ポリマーのフッ素系界面活性剤を含む、請求項14に記載の導電性インク。
  16. 導電性インクを含むローラーボールペンから基材上に形成される導電性トレースであって、
    導電性粒子のパーコレーションネットワークであって、前記導電性粒子が導電性銀フレークおよび導電性銀ナノ粒子を含むパーコレーションネットワーク;
    を含み、
    ここで、前記導電性トレースが室温で形成され
    こで、前記導電性トレースがバルク金属導電率の少なくとも1%の導電率、および40%を超える反射率を有し、そして
    ここで、前記導電性インクは、水性溶媒と;少なくとも30wt%の濃度で前記水性溶媒に分散された前記導電性粒子であって、前記導電性銀フレークおよび前記導電性銀ナノ粒子を含む、導電性粒子と;0.1mg/m から0.8mg/m の担持レベルで前記導電性粒子を被覆する分散剤とを含む
    導電性トレース。
  17. 前記導電性銀フレークと前記導電性銀ナノ粒子の重量比が、少なくとも3:1である、請求項16に記載の導電性トレース。
  18. 前記重量比が、少なくとも9:1である、請求項17に記載の導電性トレース。
  19. 前記導電性銀フレークが、1ミクロンから4ミクロンの平均横寸法、および10nmから100nmの平均厚さを備える、請求項16から18のいずれか一項に記載の導電性トレース。
  20. 前記導電性ナノ粒子が、球状の形状を有する導電性銀ナノスフィアを含む、請求項16から19のいずれか一項に記載の導電性トレース。
  21. 前記導電性銀ナノ粒子が、500nmまたはそれ未満の平均直線寸法を備える、請求項16から20のいずれか一項に記載の導電性トレース。
  22. 前記導電性粒子が、それらを被覆する分散剤を含み、前記分散剤が、0.5mg/mから0.8mg/mの量で存在する、請求項16から21のいずれか一項に記載の導電性トレース。
  23. 10−5ohm−cmまたはそれ未満の電気抵抗率を備える、請求項16から22のいずれか一項に記載の導電性トレース。
  24. 水性溶媒;少なくとも30wt%の濃度で前記水性溶媒に分散された導電性粒子であって、導電性銀フレークおよび導電性銀ナノ粒子を含む導電性粒子;および、0.1mg/mから0.8mg/mの担持レベルで前記導電性粒子を被覆する分散剤;を含む導電性インクをローラーボールペンに供給すること;
    表面上で前記ローラーボールペンを動かすことであって、前記表面に前記導電性インクを堆積させること;
    前記導電性インクを室温で乾燥することであって、これによって銀金属を含む導電性トレースを形成すること;
    によって形成される導電性トレースであって、
    ここで、前記導電性トレースは、バルク金属導電率の少なくとも1%の導電率を備える、
    導電性トレース。
  25. 前記導電率が前記バルク金属導電率の少なくとも5%である、請求項24に記載の導電性トレース。
  26. 少なくとも40%の反射率を備える、請求項24から25のいずれか一項に記載の導電性トレース。
  27. 導電性トレースを形成する方法であって、
    水性溶媒;少なくとも30wt%の濃度で前記水性溶媒に分散された導電性粒子であって、導電性銀フレークおよび導電性銀ナノ粒子を含む導電性粒子;および、0.1mg/mから0.8mg/mの担持レベルで前記導電性粒子を被覆する分散剤;を含む導電性インクをローラーボールペンに供給すること;
    表面上で前記ローラーボールペンを動かすことであって、前記表面に前記導電性インクを堆積させること;
    前記導電性インクを室温で乾燥することであって、これによって前記導電性トレースを形成すること;
    を含む、方法。
  28. 前記乾燥の時間が、30秒またはそれ未満である、請求項27に記載の方法。
  29. 前記乾燥の時間が、10秒またはそれ未満である、請求項28に記載の方法。
JP2016565656A 2014-05-30 2015-05-21 基材上に形成されたローラーボールペンおよび導電性トレースのための導電性インク Active JP6845015B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201462005305P 2014-05-30 2014-05-30
US62/005,305 2014-05-30
PCT/US2015/031898 WO2015183679A1 (en) 2014-05-30 2015-05-21 Conductive ink for a rollerball pen and conductive trace formed on a substrate

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021028964A Division JP2021091915A (ja) 2014-05-30 2021-02-25 基材上に形成されたローラーボールペンおよび導電性トレースのための導電性インク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017523251A JP2017523251A (ja) 2017-08-17
JP6845015B2 true JP6845015B2 (ja) 2021-03-17

Family

ID=54699593

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016565656A Active JP6845015B2 (ja) 2014-05-30 2015-05-21 基材上に形成されたローラーボールペンおよび導電性トレースのための導電性インク
JP2021028964A Withdrawn JP2021091915A (ja) 2014-05-30 2021-02-25 基材上に形成されたローラーボールペンおよび導電性トレースのための導電性インク
JP2023062218A Pending JP2023098963A (ja) 2014-05-30 2023-04-06 基材上に形成されたローラーボールペンおよび導電性トレースのための導電性インク

Family Applications After (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021028964A Withdrawn JP2021091915A (ja) 2014-05-30 2021-02-25 基材上に形成されたローラーボールペンおよび導電性トレースのための導電性インク
JP2023062218A Pending JP2023098963A (ja) 2014-05-30 2023-04-06 基材上に形成されたローラーボールペンおよび導電性トレースのための導電性インク

Country Status (7)

Country Link
US (1) US10703924B2 (ja)
EP (1) EP3149092B1 (ja)
JP (3) JP6845015B2 (ja)
KR (1) KR20170017908A (ja)
CN (1) CN106661360A (ja)
IL (1) IL248344A0 (ja)
WO (1) WO2015183679A1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9982154B2 (en) * 2014-04-17 2018-05-29 Electroninks Incorporated Solid ink composition
FI3689984T3 (fi) 2014-06-19 2023-07-20 Nat Res Council Canada Molekyylimusteita
JP7110986B2 (ja) * 2016-12-02 2022-08-02 日産化学株式会社 導電性組成物
TW201842088A (zh) 2017-02-08 2018-12-01 加拿大國家研究委員會 可印刷分子油墨
TW201842085A (zh) 2017-02-08 2018-12-01 加拿大國家研究委員會 具低黏度與低加工溫度之銀分子油墨
TW201842087A (zh) 2017-02-08 2018-12-01 加拿大國家研究委員會 具改良之熱穩定性的分子油墨
EP3385342B1 (en) * 2017-04-03 2020-03-25 Nano and Advanced Materials Institute Limited Water-based conductive ink for rapid prototype in writable electronics
JP6541837B1 (ja) * 2018-05-01 2019-07-10 億奇生物科技責任有限公司Aidmics Biotechnology (Hk) Co., Limited 手作りの回路基板
CN111154337A (zh) * 2020-01-22 2020-05-15 广东南海启明光大科技有限公司 一种常温自干书写型导电墨水及其制备方法和应用
WO2021178238A1 (en) * 2020-03-02 2021-09-10 Kuprion Inc. Ceramic-based circuit board assemblies formed using metal nanoparticles
JP6977814B2 (ja) 2020-05-15 2021-12-08 Jfeスチール株式会社 線状溝形成方法および方向性電磁鋼板の製造方法
EP4291614A1 (en) * 2021-02-11 2023-12-20 Yazaki Corporation Conductive carbon nanotube-silver composite ink composition
EP4332182A1 (en) * 2022-08-31 2024-03-06 Société BIC Use of plasmonic ink composition on synthetic paper

Family Cites Families (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2593346B1 (fr) * 1986-01-17 1990-05-25 Nec Corp Substrat de cablage utilisant une ceramique comme isolant
US20010028953A1 (en) * 1998-11-16 2001-10-11 3M Innovative Properties Company Adhesive compositions and methods of use
US6697694B2 (en) * 1998-08-26 2004-02-24 Electronic Materials, L.L.C. Apparatus and method for creating flexible circuits
JP2001294795A (ja) * 2000-04-14 2001-10-23 Mitsubishi Pencil Co Ltd 水性ボールペン用金属光沢インキ
US7211205B2 (en) * 2003-01-29 2007-05-01 Parelec, Inc. High conductivity inks with improved adhesion
JP3858902B2 (ja) * 2004-03-03 2006-12-20 住友電気工業株式会社 導電性銀ペーストおよびその製造方法
US7211135B2 (en) * 2004-03-16 2007-05-01 Nanogate Coating Systems Gmbh Writable and printable colloidal gold solution
JP4647224B2 (ja) * 2004-03-30 2011-03-09 昭栄化学工業株式会社 積層セラミック電子部品端子電極用導体ペースト
US8709296B2 (en) * 2004-06-25 2014-04-29 Mitsubishi Materials Corporation Metal colloidal particles, metal colloid and use of metal colloid
US7270694B2 (en) * 2004-10-05 2007-09-18 Xerox Corporation Stabilized silver nanoparticles and their use
WO2006076603A2 (en) * 2005-01-14 2006-07-20 Cabot Corporation Printable electrical conductors
JP5071105B2 (ja) 2005-03-11 2012-11-14 東洋インキScホールディングス株式会社 導電性インキ、導電回路、及び非接触型メディア
KR20080035562A (ko) * 2005-06-09 2008-04-23 인도프코 인코포레이티드 디/비/에이 내쇼날 스타치 앤드 케미칼 캄파니 수성의 인쇄 가능한 전기 전도체
JP4929653B2 (ja) 2005-09-02 2012-05-09 住友電気工業株式会社 導電性ペーストおよびそれを用いた配線基板
WO2007037440A1 (ja) * 2005-09-29 2007-04-05 Alpha Scientific, Corporation 導電粉およびその製造方法、導電粉ペースト、導電粉ペーストの製造方法
US7981327B2 (en) * 2005-10-14 2011-07-19 Toyo Ink Mfg. Co. Ltd. Method for producing metal particle dispersion, conductive ink using metal particle dispersion produced by such method, and conductive coating film
US20070144305A1 (en) 2005-12-20 2007-06-28 Jablonski Gregory A Synthesis of Metallic Nanoparticle Dispersions
EP1995053B1 (en) 2006-02-20 2013-05-01 Daicel Chemical Industries, Ltd. Porous film and layered product including porous film
KR20080088712A (ko) * 2007-03-30 2008-10-06 삼성전자주식회사 전도성 잉크 조성물 및 이를 이용한 전도성 패턴의 형성방법
JP2008300046A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Mitsuboshi Belting Ltd 被覆組成物及び導電膜
KR101543046B1 (ko) * 2007-08-31 2015-08-07 헤레우스 프레셔스 메탈즈 노스 아메리카 콘쇼호켄 엘엘씨 태양 전지용 층상 컨택 구조
JP2011526054A (ja) * 2008-06-12 2011-09-29 ナノマス テクノロジーズ インコーポレイテッド 導電性インクおよびペースト
US7922939B2 (en) * 2008-10-03 2011-04-12 The Board Of Trustees Of The University Of Illinois Metal nanoparticle inks
JP2010269516A (ja) * 2009-05-21 2010-12-02 Dic Corp 導電性水性インクを充填した筆記具、銀配線回路及びその製造方法
US8558117B2 (en) * 2010-02-13 2013-10-15 Aculon, Inc. Electroconductive inks made with metallic nanoparticles
JP5623861B2 (ja) * 2010-10-14 2014-11-12 株式会社東芝 金属ナノ粒子分散組成物
US8419981B2 (en) * 2010-11-15 2013-04-16 Cheil Industries, Inc. Conductive paste composition and electrode prepared using the same
JP5527901B2 (ja) 2011-01-19 2014-06-25 横浜ゴム株式会社 太陽電池集電電極形成用導電性組成物および太陽電池セル
TW201245364A (en) * 2011-01-28 2012-11-16 Hitachi Chemical Co Ltd Adhesive composition and semiconductor device using same
US8586134B2 (en) * 2011-05-06 2013-11-19 Xerox Corporation Method of fabricating high-resolution features
TWI481326B (zh) * 2011-11-24 2015-04-11 Showa Denko Kk A conductive pattern forming method, and a conductive pattern forming composition by light irradiation or microwave heating
CN103958603B (zh) * 2011-12-02 2016-09-21 E.I.内穆尔杜邦公司 导电金属组合物
WO2013176494A1 (ko) * 2012-05-23 2013-11-28 주식회사 엘지화학 상변이 잉크 조성물 및 이를 이용한 전도성 패턴
EP2894641B1 (en) * 2012-09-05 2017-07-26 Hitachi Chemical Company, Ltd. Silver paste composition and semiconductor device using same
JP5827203B2 (ja) * 2012-09-27 2015-12-02 三ツ星ベルト株式会社 導電性組成物
KR20160023874A (ko) * 2013-06-24 2016-03-03 프레지던트 앤드 펠로우즈 오브 하바드 칼리지 프린트된 3차원(3d) 기능 부품 및 이것의 제작 방법
EP3064556B1 (en) * 2013-10-31 2019-10-02 Showa Denko K.K. Electrically conductive composition for thin film printing, and method for forming thin film conductive pattern
JP2015133317A (ja) * 2013-12-10 2015-07-23 Dowaエレクトロニクス株式会社 導電性ペーストおよびそれを用いた導電膜の製造方法
KR20150134728A (ko) * 2014-05-22 2015-12-02 주식회사 동진쎄미켐 전도성 조성물

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021091915A (ja) 2021-06-17
WO2015183679A1 (en) 2015-12-03
US10703924B2 (en) 2020-07-07
CN106661360A (zh) 2017-05-10
IL248344A0 (en) 2016-11-30
EP3149092A4 (en) 2017-11-08
JP2023098963A (ja) 2023-07-11
JP2017523251A (ja) 2017-08-17
KR20170017908A (ko) 2017-02-15
EP3149092B1 (en) 2020-04-01
EP3149092A1 (en) 2017-04-05
US20170107390A1 (en) 2017-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6845015B2 (ja) 基材上に形成されたローラーボールペンおよび導電性トレースのための導電性インク
Lee et al. Effect of nano-sized silver particles on the resistivity of polymeric conductive adhesives
JP5632852B2 (ja) 低温焼結性銀ナノ粒子組成物および該組成物を用いて形成された電子物品
TW201217070A (en) Production of conductive surface coatings using a dispersion containing electrostatically stabilised silver nanoparticles
JP5453813B2 (ja) 金属ナノ粒子分散液及びその製造方法
JP6285397B2 (ja) Agペーストおよび当該Agペースト用のAg粉末
JP5326647B2 (ja) 太陽電池の電極形成用組成物の製造方法
JP6261098B2 (ja) 安定化ナノ粒子、及び安定化ナノ粒子の分散、及び適用方法
US20220154026A1 (en) Ink composition, method for forming a conductive member, and conductive device
JP5757759B2 (ja) アルミニウムインク組成物及びそれを用いた印刷物
TW201920508A (zh) 導電膜的製造方法、導電膜及金屬奈米線塗料
JP2010137220A (ja) スプレーによる薄膜形成方法及びこの薄膜を用いた電極形成方法
WO2018221181A1 (ja) 導電性インク及び導電性基板の製造方法
WO2019116978A1 (ja) 金属インク、金属インクの製造方法、および金属パターンを備える基材の製造方法
JP5548481B2 (ja) ニッケル微粒子含有インクジェット用組成物
JP5151230B2 (ja) 太陽電池の電極形成用組成物及び該電極の形成方法並びに該形成方法により得られた電極を用いた太陽電池の製造方法
KR102495578B1 (ko) 은 미립자 분산액
TWI504693B (zh) 低溫燒結性銀奈米粒子組成物及使用該組成物所形成之電子物品
KR20120028126A (ko) 도전성 피막의 제조방법, 및 이를 위한 프라이머 조성물
JPWO2018221181A1 (ja) 導電性インク及び導電性基板の製造方法
JP2013045749A (ja) 有機エレクトロルミネッセンス素子およびその製造方法
JP2013077415A (ja) 導電性反射膜用組成物および導電性反射膜の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180301

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181204

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190304

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20190604

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190827

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20191126

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20200124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200416

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20200714

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201015

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210126

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6845015

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150