JP6774027B2 - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、省電力モードと通常電力モードの切り替えを行う情報処理装置、およびそのプログラムに関する。
近年、MFP(Multi Function Printer)やSFP(Single Function Printer)などの画像形成装置では、必要に応じて各部に供給する電力量を調整することで、消費電力を抑えることが一般的になっている。通常、画像形成装置の電力モードは、各部に供給される電力量にて主に、アイドリング状態、スリープ状態、ディープスリープ状態の3種に区分される。
図17は、アイドリング状態の画像形成装置における各部の電源状態を示す。アイドリング状態は、装置全体が電源オンの状態であり、直ちにジョブを実行可能な状態である。
図18は、スリープ状態の画像形成装置における各部の電源状態を示す。スリープ状態では、エンジン(画像形成部)やスキャナなど、電力消費量の大きなデバイスを電源オフ状態、または省電力状態にした状態である。
図19は、ディープスリープ状態の画像形成装置における各部の電源状態を示す。ディープスリープ状態では、メインのCPU(Central Processing Unit)を電源オフ、DRAM(Dynamic Random Access Memory)を省電力状態にするとともに、他の部分においても電源オフ状態および省電力状態にするデバイスを、スリープ状態時より増やした状態である。
なお、一般には、ディープスリープ状態時より多くのデバイスを電源オフする事によって復帰に制限を設けて電力消費を抑えるErP OFFという状態も存在するが、本明細書では、ディープスリープ状態と同等のものとして記述する。
通常のMFPでは、ディープスリープ状態でHW(ハードウェア)イベントが発生した場合は、HWがCPUの電源をオンしてスリープ状態に移行する。そして、スリープ状態に移行後、FW(ファームウェア)動作が再開される。FWは、HWイベント状態をチェックし、アイドリング状態に移行するか、ディープスリープ状態に戻るかを判断する。MFPはその判断結果に従ってアイドリング状態、もしくはディープスリープ状態に遷移する。
図20はHWイベントが発生する前において、図21はHWイベントが発生した後において、通常のMFPが自装置の各部にて信号を送受信する様子および、該信号の送受信を行う各部の電源状態を示す。図20、図21では、USBPhy(Universal Serial Bus Physical Layer)、USBMac、CPU、Memory、およびMemoryを制御するメモリーコントローラ(図中ではMemcntと記す)が表示されている。
図20では、USBPhy、USBMac、Memoryは省電力状態、CPUは電源オフ状態となっている。図21では、USBPhy、USBMac、Memory、CPUは全て電源オン状態になっている。
たとえば、PC(Personal Computer)からプリントジョブなどが送信された場合は、ディープスリープ状態から、NetworkデバイスのHWイベント(一般的にはNetwork MACからの割り込み)発生によりスリープ状態に移行し、プリントジョブを受信し、アイドリング状態に移行して印刷開始となる。この場合は、印刷に必要な電力を供給するためにアイドリング状態に移行しており、無駄な電力を消費していない。
一方、PCからMFPのトナーの状態などのステータス要求が行われた場合は、ディープスリープ状態から、NetworkデバイスのHWイベント発生によりスリープ状態に移行し、ステータス要求に対する返答を行い、その後ディープスリープ状態に戻る。このような場合は、PCから頻繁にステータス要求が行われると、該ステータス要求に対する返答を行うためだけにスリープ状態に戻るので、無駄な消費電力が増加してしまう課題がある。
上記の課題を解決するために、省電力状態からの復帰時における消費電力を抑える技術が多数提案されている。たとえば、下記特許文献1には、CPUで使用するメインメモリ以外のより消費電力の少ないサブメモリを設け、省電力移行時に、必要なプログラムをサブメモリにコピーし、サブメモリ内でプログラムを実行して処理を行い、復帰時に、メインメモリを使用する事によって消費電力を抑制する技術が開示されている。
下記特許文献2には、メインメモリ(第1のSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory))と、第2のSDRAMを備え、第2のSDRAMに対しての省電力モードへの移行、および省電力モードからの復帰の判断をメインメモリ以外の箇所が行うことで消費電力を抑制する技術が開示されている。
下記特許文献3には、スリープ中に、スリープ状態を維持する第1制御部(メインCPU)とスリープ中に、イベント発生によって、復帰し動作する第2制御部(サブCPU)を備え、スリープ中に第2制御部で応答可能な場合は、第2RAMと第2制御部のみ動作させ、第1制御部と第1RAMのスリープ状態を維持することで、消費電力を抑制する技術が開示されている。
特開2006‐4284号公報 特開2006‐240130号公報 特開2010‐228239号公報 特開2012−88906号公報
しかし、特許文献1、2に記載の方法は、第2のSDRAMに対しての省電力モードへの移行、および省電力モードからの復帰を判断する機構や、サブメモリを別途設ける必要があるので、それらを持たない装置には対応していない。
特許文献3に記載の方法では、第2制御部で代理処理を行っているが、プリンタなどでは、PCから、ステータス要求コマンドのようなものが送られた場合は、代理処理では処理できず、メインCPUでコマンドの解析処理を行わなければスリープ状態から復帰するか、ディープスリープ状態に戻るのかを判断できない場合がある。特許文献3に記載の方法では、このような場合は、スリープ状態から復帰する必要があり、第1RAMと第2RAMの双方をスリープ状態から復帰させるため消費電力が上がってしまう。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、従来の装置に比べてより簡易な方法で確実に消費電力を抑えることができる情報処理装置およびそのプログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]電源オン状態と前記電源オン状態より消費電力の少ない省電力状態の切り替えが可能な第1DRAMと第2DRAMを備えるDRAM部と、
自装置の電力モードを、通常電力モードと、前記通常電力モードより消費電力が少なく、かつ前記第1DRAMと前記第2DRAMが省電力状態となる省電力モードに切り替える全体切り替え制御部と、
外部装置とデータの送受信を行う通信部と、
前記通信部が受信したデータに起因して発生したイベントに係る処理が前記通常電力モード時のみ実行可能な第1処理と、前記通常電力モード時でなくとも実行可能な第2処理のうちのいずれであるかを判断する判断プログラムと、前記第1処理を実行するための第1実行用プログラムと、前記第2処理を実行するための第2実行用プログラムを前記DRAM部にロードすると共に、少なくとも前記判断プログラムと、前記第2実行用プログラムは前記第1DRAMにロードし、前記第1DRAMに前記通信部が通信を行うための通信バッファおよび前記判断プログラムと前記第2実行用プログラムを実行するためのワーク領域を確保する第1メモリマップに従って前記ロードを行うロード部と、
自装置が前記省電力モードの状態で前記イベントが発生した場合に、前記DRAM部に前記第1DRAMを電源オン状態にさせるとともに、前記第1DRAMに前記ロード部がロードした前記判断プログラムを実行して前記判断を行い、前記イベントに係る処理が前記第2処理であれば、前記第2DRAMを省電力状態に維持したままで、前記第1DRAMにロードされている前記第2実行用プログラムを実行して前記第2処理を実行する省電力時制御を行う制御部と、
を備え、
前記判断プログラムと前記第2実行用プログラムは、自装置全体を制御するための全体制御プログラムに含まれており、
前記ロード部は、前記全体制御プログラムと前記通信バッファと前記ワーク領域を前記第1DRAMにロード可能な場合は、これらを前記第1DRAMにロードし、前記全体制御プログラムと前記通信バッファと前記ワーク領域を前記第1DRAMにロードできない場合は、前記全体制御プログラムのうち、前記判断プログラムと前記第2実行用プログラムを前記第1DRAMにロードし、それ以外のプログラムは前記第2DRAMにロードする
ことを特徴とする情報処理装置。
上記[1]および下記[]に記載の発明では、通信部が受信したデータに起因して発生したイベントに係る処理が通常電力モード時のみ実行可能な第1処理と、通常電力モード時でなくとも実行可能な第2処理のうちのいずれであるかを判断する判断プログラムと、該第2処理を実行するための第2実行用プログラムを第1DRAMにロードするとともに、第1DRAMに通信部が通信を行うための通信バッファ、および判断プログラムと第2実行用プログラムを実行するためのワーク領域を確保しておく。そして、自装置が省電力モードの状態でイベントが発生した場合に、第1DRAMを電源オン状態にさせるとともに、第1DRAMにロードした判断プログラムを実行して前述した判断を行い、該イベントに係る処理が第2処理であれば、第1DRAMにロードした第2実行用プログラムを実行して第2処理を実行する。これにより、イベントが発生しても、省電力モード状態から通常電力モードに移行する必要の無い場合は、通常電力モードに移行することなく該イベントに係る処理を実行するので、従来の装置よりも消費電力を抑えることができる。
また、判断プログラムと第2実行用プログラムは、自装置全体を制御するための全体制御プログラムに含まれており、全体制御プログラムが第1DRAMに収まりきらない場合であっても、全体制御プログラムを分割することで、イベント発生時に必要なデータは第1DRAMに収めることができる。なお、全体制御プログラムと通信バッファとワーク領域を第1DRAMにロード可能な場合は、これらを第1DRAMにロードする。
[2]電源オン状態と前記電源オン状態より消費電力の少ない省電力状態の切り替えが可能な第1DRAMと第2DRAMを備えるDRAM部と、
自装置の電力モードを、通常電力モードと、前記通常電力モードより消費電力が少なく、かつ前記第1DRAMと前記第2DRAMが省電力状態となる省電力モードに切り替える全体切り替え制御部と、
外部装置とデータの送受信を行う通信部と、
前記通信部が受信したデータに起因して発生したイベントに係る処理が前記通常電力モード時のみ実行可能な第1処理と、前記通常電力モード時でなくとも実行可能な第2処理のうちのいずれであるかを判断する判断プログラムと、前記第1処理を実行するための第1実行用プログラムと、前記第2処理を実行するための第2実行用プログラムを前記DRAM部にロードすると共に、少なくとも前記判断プログラムと、前記第2実行用プログラムは前記第1DRAMにロードし、前記第1DRAMに前記通信部が通信を行うための通信バッファおよび前記判断プログラムと前記第2実行用プログラムを実行するためのワーク領域を確保する第1メモリマップに従って前記ロードを行うロード部と、
自装置が前記省電力モードの状態で前記イベントが発生した場合に、前記DRAM部に前記第1DRAMを電源オン状態にさせるとともに、前記第1DRAMに前記ロード部がロードした前記判断プログラムを実行して前記判断を行い、前記イベントに係る処理が前記第2処理であれば、前記第2DRAMを省電力状態に維持したままで、前記第1DRAMにロードされている前記第2実行用プログラムを実行して前記第2処理を実行する省電力時制御を行う制御部と、
を備え、
前記DRAM部は、メモリを増設可能であり、
前記ロード部は、前記DRAM部が前記第1DRAMと前記第2DRAMを有していることを検出した場合に、前記第1メモリマップに従ってロードを行い、
前記制御部は、前記DRAM部が前記第1DRAMと前記第2DRAMを有していることを検出した場合にのみ前記省電力時制御を行う
ことを特徴とする情報処理装置。
上記発明では、もともとDRAMが2つ設置されていた場合、もしくは増設によってDRAMが2つ以上になった場合に、第1メモリマップに従ったロードを行うとともに省電力制御を行う。DRAMは3つ以上に増設してもよい。
[3]電源オン状態と前記電源オン状態より消費電力の少ない省電力状態の切り替えが可能な第1DRAMと第2DRAMを備えるDRAM部と、
自装置の電力モードを、通常電力モードと、前記通常電力モードより消費電力が少なく、かつ前記第1DRAMと前記第2DRAMが省電力状態となる省電力モードに切り替える全体切り替え制御部と、
外部装置とデータの送受信を行う通信部と、
前記通信部が受信したデータに起因して発生したイベントに係る処理が前記通常電力モード時のみ実行可能な第1処理と、前記通常電力モード時でなくとも実行可能な第2処理のうちのいずれであるかを判断する判断プログラムと、前記第1処理を実行するための第1実行用プログラムと、前記第2処理を実行するための第2実行用プログラムを前記DRAM部にロードすると共に、少なくとも前記判断プログラムと、前記第2実行用プログラムは前記第1DRAMにロードし、前記第1DRAMに前記通信部が通信を行うための通信バッファおよび前記判断プログラムと前記第2実行用プログラムを実行するためのワーク領域を確保する第1メモリマップに従って前記ロードを行うロード部と、
自装置が前記省電力モードの状態で前記イベントが発生した場合に、前記DRAM部に前記第1DRAMを電源オン状態にさせるとともに、前記第1DRAMに前記ロード部がロードした前記判断プログラムを実行して前記判断を行い、前記イベントに係る処理が前記第2処理であれば、前記第2DRAMを省電力状態に維持したままで、前記第1DRAMにロードされている前記第2実行用プログラムを実行して前記第2処理を実行する省電力時制御を行う制御部と、
を備え、
前記第1DRAMは、前記第2DRAMよりも前記電源オン状態時と前記省電力状態時での消費電力の差が少ない
ことを特徴とする情報処理装置。
上記発明では、電源オン状態時と省電力状態時での消費電力の差が少ないDRAMをイベント発生時に電源オンする。これにより、他方のDRAMをイベント発生時に電源オンした場合に比べて、イベント発生時における消費電力の増加量を抑えることができる。
]前記ロード部は、前記省電力モードへの移行時から前記通常電力モードに復帰するまでの間に記憶しておく必要のあるプログラムを、前記第1DRAMにさらにロードし、
前記DRAM部は、前記省電力モード時は、前記第2DRAMを電源オフ状態にする
ことを特徴とする[1]乃至[]のいずれか1つに記載の情報処理装置。
上記発明では、記憶しておく必要のないプログラムが格納されているDRAMを、省電力モード時に電源オフすることで、さらに消費電力を抑えることができる。
[5]電源オン状態と前記電源オン状態より消費電力の少ない省電力状態の切り替えが可能な第1DRAMと第2DRAMを備えるDRAM部と、
自装置の電力モードを、通常電力モードと、前記通常電力モードより消費電力が少なく、かつ前記第1DRAMと前記第2DRAMが省電力状態となる省電力モードに切り替える全体切り替え制御部と、
外部装置とデータの送受信を行う通信部と、
前記通信部が受信したデータに起因して発生したイベントに係る処理が前記通常電力モード時のみ実行可能な第1処理と、前記通常電力モード時でなくとも実行可能な第2処理のうちのいずれであるかを判断する判断プログラムと、前記第1処理を実行するための第1実行用プログラムと、前記第2処理を実行するための第2実行用プログラムを前記DRAM部にロードすると共に、少なくとも前記判断プログラムと、前記第2実行用プログラムは前記第1DRAMにロードし、前記第1DRAMに前記通信部が通信を行うための通信バッファおよび前記判断プログラムと前記第2実行用プログラムを実行するためのワーク領域を確保する第1メモリマップに従って前記ロードを行うロード部と、
自装置が前記省電力モードの状態で前記イベントが発生した場合に、前記DRAM部に前記第1DRAMを電源オン状態にさせるとともに、前記第1DRAMに前記ロード部がロードした前記判断プログラムを実行して前記判断を行い、前記イベントに係る処理が前記第2処理であれば、前記第2DRAMを省電力状態に維持したままで、前記第1DRAMにロードされている前記第2実行用プログラムを実行して前記第2処理を実行する省電力時制御を行う制御部と、
を備え、
前記DRAM部は、第3DRAMをさらに有し、
前記ロード部は、前記省電力モード移行時から前記通常電力モードに復帰するまでの間に記憶しておく必要の無いプログラムは、前記第3DRAMにロードし、
前記DRAM部は、前記省電力モード時は、前記第3DRAMを電源オフ状態にする
ことを特徴とする情報処理装置。
上記発明では、記憶しておく必要のないプログラムはDRAMに格納し、省電力モード時に電源オフする。
[6]前記第1DRAMは、前記第2DRAMよりも前記電源オン状態時の消費電力が少ない
ことを特徴とする[1]乃至[5]のいずれか1つに記載の情報処理装置。
上記発明では、電源オン状態時の消費電力が少ないDRAMをイベント発生時に電源オンする。他方のDRAMをイベント発生時に電源オンした場合に比べて、イベント発生時における消費電力を抑えることができる。
]電源オン状態と前記電源オン状態より消費電力の少ない省電力状態の切り替えが可能な第1DRAMと第2DRAMを備えるDRAM部と、外部装置とデータの送受信を行う通信部とを備える情報処理装置で実行される制御プログラムであって、
電力モードを、通常電力モードと、前記通常電力モードより消費電力が少なく、かつ前記第1DRAMと前記第2DRAMが省電力状態となる省電力モードに切り替えるステップと、
前記通信部が受信したデータに起因して発生したイベントに係る処理が前記通常電力モード時のみ実行可能な第1処理と、前記通常電力モード時でなくとも実行可能な第2処理のうちのいずれであるかを判断する判断プログラムと、前記第1処理を実行するための第1実行用プログラムと、前記第2処理を実行するための第2実行用プログラムをDRAM部にロードすると共に、少なくとも前記判断プログラムと、前記第2実行用プログラムは前記第1DRAMにロードし、前記第1DRAMに前記通信部が通信を行うための通信バッファおよび前記判断プログラムと、前記第2実行用プログラムを実行するためのワーク領域を確保する第1メモリマップに従って前記ロードを行うロードステップと、
前記情報処理装置が前記省電力モードの状態で前記イベントが発生した場合に、前記DRAM部に前記第1DRAMを電源オン状態にさせるとともに、前記第1DRAMに前記ロードステップでロードした前記判断プログラムを実行して前記判断を行わせる判断ステップと、
前記判断により前記イベントに係る処理が前記第2処理であることが判明した場合に、前記第1DRAMに前記ロードステップでロードした前記第2実行用プログラムを実行して前記第2処理を実行させるステップと、
を有し、
前記判断プログラムと前記第2実行用プログラムは、自装置全体を制御するための全体制御プログラムに含まれており、
前記ロードステップでは、前記全体制御プログラムと前記通信バッファと前記ワーク領域を前記第1DRAMにロード可能な場合は、これらを前記第1DRAMにロードし、前記全体制御プログラムと前記通信バッファと前記ワーク領域を前記第1DRAMにロードできない場合は、前記全体制御プログラムのうち、前記判断プログラムと前記第2実行用プログラムを前記第1DRAMにロードし、それ以外のプログラムは前記第2DRAMにロードする
ことを特徴とする制御プログラム。
[8]電源オン状態と前記電源オン状態より消費電力の少ない省電力状態の切り替えが可能な第1DRAMと第2DRAMを備えるDRAM部と、外部装置とデータの送受信を行う通信部とを備える情報処理装置で実行される制御プログラムであって、
電力モードを、通常電力モードと、前記通常電力モードより消費電力が少なく、かつ前記第1DRAMと前記第2DRAMが省電力状態となる省電力モードに切り替えるステップと、
前記通信部が受信したデータに起因して発生したイベントに係る処理が前記通常電力モード時のみ実行可能な第1処理と、前記通常電力モード時でなくとも実行可能な第2処理のうちのいずれであるかを判断する判断プログラムと、前記第1処理を実行するための第1実行用プログラムと、前記第2処理を実行するための第2実行用プログラムをDRAM部にロードすると共に、少なくとも前記判断プログラムと、前記第2実行用プログラムは前記第1DRAMにロードし、前記第1DRAMに前記通信部が通信を行うための通信バッファおよび前記判断プログラムと、前記第2実行用プログラムを実行するためのワーク領域を確保する第1メモリマップに従って前記ロードを行うロードステップと、
前記情報処理装置が前記省電力モードの状態で前記イベントが発生した場合に、前記DRAM部に前記第1DRAMを電源オン状態にさせるとともに、前記第1DRAMに前記ロードステップでロードした前記判断プログラムを実行して前記判断を行わせる判断ステップと、
前記判断により前記イベントに係る処理が前記第2処理であることが判明した場合に、前記第1DRAMに前記ロードステップでロードした前記第2実行用プログラムを実行して前記第2処理を実行させるステップと、
を有し、
前記DRAM部は、メモリを増設可能であり、
前記DRAM部が前記第1DRAMと前記第2DRAMを有しているか否かを調べる増設確認ステップをさらに有し、
前記ロードステップでは、前記増設確認ステップにおいて前記DRAM部が前記第1DRAMと前記第2DRAMを有していることが確認された場合に、前記第1メモリマップに従ってロードを行い、
前記判断ステップは、前記増設確認ステップにおいて前記DRAM部が前記第1DRAMと前記第2DRAMを有していることが確認された場合にのみ行われる
ことを特徴とする制御プログラム。
[9]電源オン状態と前記電源オン状態より消費電力の少ない省電力状態の切り替えが可能な第1DRAMと第2DRAMを備えるDRAM部と、外部装置とデータの送受信を行う通信部とを備える情報処理装置で実行される制御プログラムであって、
電力モードを、通常電力モードと、前記通常電力モードより消費電力が少なく、かつ前記第1DRAMと前記第2DRAMが省電力状態となる省電力モードに切り替えるステップと、
前記通信部が受信したデータに起因して発生したイベントに係る処理が前記通常電力モード時のみ実行可能な第1処理と、前記通常電力モード時でなくとも実行可能な第2処理のうちのいずれであるかを判断する判断プログラムと、前記第1処理を実行するための第1実行用プログラムと、前記第2処理を実行するための第2実行用プログラムをDRAM部にロードすると共に、少なくとも前記判断プログラムと、前記第2実行用プログラムは前記第1DRAMにロードし、前記第1DRAMに前記通信部が通信を行うための通信バッファおよび前記判断プログラムと、前記第2実行用プログラムを実行するためのワーク領域を確保する第1メモリマップに従って前記ロードを行うロードステップと、
前記情報処理装置が前記省電力モードの状態で前記イベントが発生した場合に、前記DRAM部に前記第1DRAMを電源オン状態にさせるとともに、前記第1DRAMに前記ロードステップでロードした前記判断プログラムを実行して前記判断を行わせる判断ステップと、
前記判断により前記イベントに係る処理が前記第2処理であることが判明した場合に、前記第1DRAMに前記ロードステップでロードした前記第2実行用プログラムを実行して前記第2処理を実行させるステップと、
を有し、
前記第1DRAMは、前記第2DRAMよりも前記電源オン状態時と前記省電力状態時での消費電力の差が少ない
ことを特徴とする制御プログラム。
10]前記ロードステップでは、前記省電力モードへの移行時から前記通常電力モードに復帰するまでの間に記憶しておく必要のあるプログラムを、前記第1DRAMにさらにロードし、
前記切り替えるステップでは、前記省電力モード時は、前記第2DRAMを電源オフ状態にする
ことを特徴とする[]乃至[]のいずれか1つに記載の制御プログラム。
[11]電源オン状態と前記電源オン状態より消費電力の少ない省電力状態の切り替えが可能な第1DRAMと第2DRAMを備えるDRAM部と、外部装置とデータの送受信を行う通信部とを備える情報処理装置で実行される制御プログラムであって、
電力モードを、通常電力モードと、前記通常電力モードより消費電力が少なく、かつ前記第1DRAMと前記第2DRAMが省電力状態となる省電力モードに切り替えるステップと、
前記通信部が受信したデータに起因して発生したイベントに係る処理が前記通常電力モード時のみ実行可能な第1処理と、前記通常電力モード時でなくとも実行可能な第2処理のうちのいずれであるかを判断する判断プログラムと、前記第1処理を実行するための第1実行用プログラムと、前記第2処理を実行するための第2実行用プログラムをDRAM部にロードすると共に、少なくとも前記判断プログラムと、前記第2実行用プログラムは前記第1DRAMにロードし、前記第1DRAMに前記通信部が通信を行うための通信バッファおよび前記判断プログラムと、前記第2実行用プログラムを実行するためのワーク領域を確保する第1メモリマップに従って前記ロードを行うロードステップと、
前記情報処理装置が前記省電力モードの状態で前記イベントが発生した場合に、前記DRAM部に前記第1DRAMを電源オン状態にさせるとともに、前記第1DRAMに前記ロードステップでロードした前記判断プログラムを実行して前記判断を行わせる判断ステップと、
前記判断により前記イベントに係る処理が前記第2処理であることが判明した場合に、前記第1DRAMに前記ロードステップでロードした前記第2実行用プログラムを実行して前記第2処理を実行させるステップと、
を有し、
前記DRAM部は、第3DRAMをさらに有し、
前記ロードステップでは、前記省電力モード移行時から前記通常電力モードに復帰するまでの間に記憶しておく必要の無いプログラムは、前記第3DRAMにロードし、
前記切り替えるステップでは、前記省電力モード時は、前記第3DRAMを電源オフ状態にする
ことを特徴とする制御プログラム。
[12]前記第1DRAMは、前記第2DRAMよりも前記電源オン状態時の消費電力が少ない
ことを特徴とする[7]乃至[11]のいずれか1つに記載の制御プログラム。
本発明に係る情報処理装置およびプログラムによれば、従来の装置に比べてより簡易な方法で確実に消費電力を抑えることができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成システムを示す概略図である。 本発明の実施の形態の画像形成装置を示すブロック図である。 スリープ状態時における画像形成装置内における各部の電源状態をしめす図である。 通常のメモリマップと、スリープ状態時に1つのBankのみ立ち上げるためのメモリマップとの対比を示す図である。 画像形成装置が、発生したイベントに応じて、スリープ状態で行う処理を示す流れ図である。 MFPプログラムを分割して配置するメモリマップを示す図である。 MFPプログラムを分割してBankに配置した場合に、画像形成装置が、発生したイベントに応じてスリープ状態で行う処理を示す流れ図である。 スリープ時にBank2を電源オン状態にするようなメモリマップを示す図である。 電源オン状態時と省電力時におけるBank1とBank2の消費電力のグラフを示す図である。 アイドリング状態時、ディープスリープ状態時、およびBank1を電源オン状態にしたスリープ時と、Bank2を電源オン状態にしたスリープ時における消費電力のグラフを示す図である。 消費電力測定モジュールを搭載した場合の画像形成装置の概略構成を示す図である。 MFPバッファのみが配置されたBankを電源オフにする様子を示す図である。 MFPバッファのみが配置されたBankを電源オフにする場合に、画像形成装置が、発生したイベントに応じてスリープ状態で行う処理を示す流れ図である。 Memoryが3つある場合において、消費電力が最も少なくなるようなメモリマップを示す図である。 3つのMemoryを搭載した場合の画像形成装置の概略構成を示す図である。 3つのMemoryを搭載した場合に、画像形成装置が、発生したイベントに応じてスリープ状態で行う処理を示す流れ図である。 通常のMFPにおける、アイドリング状態時の各部の電力状態を示す図である。 通常のMFPにおける、スリープ状態時の各部の電力状態を示す図である。 通常のMFPにおける、ディープスリープ状態時の各部の電力状態を示す図である。 HWイベントが発生する前において、通常のMFPの各部の電源状態を示す図である。 HWイベントが発生した後において、通常のMFPが自装置の各部にて信号を送受信する様子および、該信号の送受信を行う各部の電源状態を示す図である。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成システム5の概略図を示す。画像形成システム5は、LAN(Local Area Network)などのネットワークを通じて、もしくは有線にてPC(Personal Computer)端末10と、本発明の情報処理装置としての役割を果たす画像形成装置30とを通信可能に接続して構成される。
PC端末10は、所謂、コンピュータ装置である。モニターなどの表示部や、マウスやキーボードなどの操作部等を備え、文書ファイルや画像ファイルの閲覧や、それらのデータファイルの内容を印刷するための印刷ジョブを画像形成装置30に送信することができる。また、本発明の実施の形態では、画像形成装置30に対してステータスの問い合わせも行う。
画像形成装置30は、原稿を光学的に読み取ってその複製画像を記録紙に印刷するコピージョブ、読み取った原稿の画像データをファイルにして保存したり外部装置へ送信したりするスキャンジョブ、PCから送出されたデータに係る画像を記録紙に印刷して出力するプリントジョブ、ファクシミリ手順に従って画像データを送信するファクシミリ送信ジョブなどのジョブを実行する機能を備えた、所謂、複合機である。
画像形成装置30は、図18、図19、図20で説明したアイドリング状態(本発明の通常電力モードに相当)、スリープ状態、ディープスリープ状態(本発明の省電力モードに相当)の3つの電力モードを持ち、自装置の状況に応じていずれかの電力モードに切り替える。
基本的には、画像形成装置30はアイドリング状態で、操作を受けない状態やジョブを実行していない状態など、所謂、待機状態のまま一定時間が経過したら、スリープ状態やディープスリープ状態に切り替える。また、ユーザから省電力モードへの移行指示操作を受けた場合に、アイドリング状態からスリープ状態やディープスリープ状態に移行するものとする。
本発明の実施の形態では、画像形成装置10は、ディープスリープ状態で、PC端末10から受信したデータに起因するイベントが発生した場合に、スリープ状態に移行し、そのイベントに係る処理が、プリントジョブ等、アイドリング状態の時のみ実行可能な第1処理であるか、アイドリング状態でなくとも実行可能な第2処理のうちのいずれであるかを判断する。第1処理であれば、スリープ状態からアイドリング状態に復帰して該第1処理を実行する。前述したステータスチェック等のように第2処理であれば、スリープ状態のままその処理を実行し、実行完了後にディープスリープ状態に移行する。
このように、第1処理を行う必要がある時のみアイドリング状態に復帰するので、イベントが発生するたびにアイドリング状態に復帰する従来の装置に比べて、消費電力を抑えることができる。
また、画像形成装置30は後述する2つのMemory33(図2参照)を備えており、これらが本発明の第1DRAMおよび第2DRAMとしての役割を果たす。本発明の実施の形態では、画像形成装置30は、図18の状態と異なり、スリープ状態の時は2つのMemory33(Bank)のうち1つ(図18における1つのBank)のみを電源オン状態とすることで消費電力を抑えている。スリープ状態のまま前述した処理を実行可能とするための構成の詳細については後述する。
図2は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置30の概略構成を示すブロック図である。画像形成装置30は、当該画像形成装置30の動作を統括的に制御する制御部としてのCPU31を2つ有している。CPU31には、バス(図中でのBUSおよびLocal Busに相当)を通じてFlash ROM(Read Only Memory)32、RAM(Random Access Memory)としての役割を果たす2つのMemory33、HDD(Hard Disk Drive)35、スキャナ36、プリントエンジン44、操作パネル38、ネットワーク通信部42、USB37、Wifi(Wireless Fidelity)39、認証装置46などが接続されている。
CPU31は、Local Busを通じて、BUSと通じており、OS(Operating System)プログラムをベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラムなどを実行する。CPU31は、本発明のロード部および制御部としての役割を果たす。
Flash ROM32には、各種のプログラムが格納されており、これらのプログラムに従ってCPU31が各種処理を実行することで画像形成装置30の各機能が実現される。
Memory33は、CPU31がプログラムに基づいて処理を実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリなどとして使用される。2つのMemory33は、所謂DRAMであり、本発明の第1DRAMおよび第2DRAMに相当するとともに併せて本発明のDRAM部としての役割を果たす。なお、他の図3以降ではMemory33をBankとも表記する。
Memory33は、電源オフ状態にすると記憶内容が消去される揮発性メモリであり、データの記憶は電荷によって行われる。電荷は時間と共に減少することから、一定時間毎に記憶保持のための再書き込み(リフレッシュ)を行う必要がある。省電力状態の時は、記憶保持に必要な電力のみが供給されている状態となり、データの読み出し、書き込み等は不可能となる。
HDD35は、電源オフ状態にしても記憶内容が破壊されない大容量不揮発の記憶装置であり、本発明の記憶部としての役割を果たす。HDD35は、各種設定情報の保存や、各種のプログラムやデータなどの保存に使用される。
本発明の実施の形態では、PC端末10から受信したデータに起因して発生したイベントに係る処理がアイドリング状態時のみ実行可能な第1処理と、アイドリング状態でなくとも実行可能な第2処理のうちのいずれであるかを判断する判断プログラムと、第1処理を実行するための第1実行用プログラムと、第2処理を実行するための第2実行用プログラムが格納されている。
スキャナ36は、原稿を光学的に読み取って画像データを取得する機能を果たす。スキャナ36は、例えば、原稿に光を照射する光源と、その反射光を受けて原稿を幅方向に1ライン分読み取るラインイメージセンサと、ライン単位の読取位置を原稿の長さ方向に順次移動させる移動ユニットと、原稿からの反射光をラインイメージセンサに導いて結像させるレンズやミラーなどからなる光学経路と、ラインイメージセンサの出力するアナログ画像信号をデジタルの画像データに変換する変換部などを備えて構成される。
プリントエンジン44は、画像データに応じた画像を記録紙上に画像形成する機能を果たす。ここでは、記録紙の搬送装置と、感光体ドラムと、帯電装置と、レーザーユニットと、現像装置と、転写分離装置と、クリーニング装置と、定着装置とを有し、電子写真プロセスによって画像形成を行う、所謂、レーザープリンタとして構成されている。画像形成は他の方式でもかまわない。
スキャナ36とプリントエンジン44は、図中では、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)および、PClexeI/F(Interface)を介してBUSと通じている。
操作パネル38は、操作部と表示部を備えている。表示部は各種の操作画面、設定画面等を表示する機能を果たす。操作部はユーザから各種の操作を受ける機能を果たす。また、操作パネル38は、ユーザによるジョブの設定を受け付ける。操作パネル38は、図中では、Panel I/Fを介してBUSと通じている。
ネットワーク通信部42は、ケーブル等を通じてルータ等の装置と接続されており、該ルータを介して外部の装置等と通信する機能を果たす。特に、ネットワーク通信部42は、ルータを介してPC端末10とのデータの送受信を行い、ジョブや、ステータスチェックなどの問い合わせを受信する。ネットワーク通信部42は、図中では、MACPhy(Media Access Control Physical layer)を介してBUSと通じている。
USB37、Wifi39、認証装置46は、USBI/Fを介してBUSに接続されている。USB37は、取り外しが可能な不揮発メモリである。Wifi39は、無線LANなどのネットワークを通じて、PC端末10などの外部の装置と通信を可能とするためのデバイスである。
認証装置46は、画像形成装置30を使用するユーザを認証する。認証方法は、パスワード、指紋、静脈などを用いた任意の方法でよい。
図3は、ディープスリープ状態の画像形成装置30が、PC端末10から受信したデータに起因するイベント(復帰要因)が発生した場合に、スリープ状態に移行した時の各部の電力状態を示す。本発明の実施の形態では画像形成装置30は、図19の状態と異なり、スリープ状態の時は2つのMemory33(Bank)のうち1つ(図中のBank1)のみを電源オン状態とし、他方のBank(図中のBank2)は省電力状態としている。
画像形成装置30は、スリープ状態の時における電源オン状態のBankが1つなので、該Bankのみを使用してスリープ状態時に行われる処理を実行可能とするようなメモリマップで、該Bankにデータをロードする。
図4は、画像形成装置30における、一般的なメモリマップ(変更前)と、1つのBankでスリープ状態時の処理を実行可能とする本発明に係るメモリマップ(変更後)とを対比して示している。
図4のメモリマップでは、大別して、OSプログラムとMFPプログラムがロードされる領域、およびMFPバッファと通信バッファとして確保されるワーク領域が指定されている。
OSプログラムは、CPU31がMFP全体を統括制御するためのプログラムである。
MFPプログラムは、MFPの全体での各機能を実現するためのプログラムである。MFPプログラムは、自装置が受信したデータに起因して発生したイベントに係る処理が第1処理と第2処理のうちのいずれであるかを判断する判断プログラムと、第1処理を実行するための第1実行用プログラムと、第2処理を実行するための第2実行用プログラムで構成される。なお、実施の形態では図示を省略するが、MFPプログラムがロードされる領域に、判断プログラムと第2実行用プログラムを実行する為のワーク領域も併せて確保されるものとする。
MFPバッファは、MFPプログラムのうちの第1実行用プログラムを実行するためのワーク領域である。
通信バッファは、イベントに係るデータを、ネットワーク通信部42が受信する場合に使用されるワーク領域である。
本発明の実施の形態では、スリープ時の処理を実行するためには、OSプログラム、MFPプログラム、通信バッファが、スリープ時に電源オン状態となるBankに配置される必要がある。
図4では、変更前のメモリマップでは、OSプログラムとMFPプログラムはBank1に、通信バッファはBank2に、MFPバッファはBank1とBank2に跨って配置されている。OSプログラムとMFPプログラムが配置されたBankと異なるBankに通信バッファが配置されているので、このままの配置でスリープ時の処理を実行するためには、双方のBankを電源オン状態にしなければならない。
そこで、画像形成装置30ではOSプログラム、MFPプログラム、通信バッファがBank1に、MFPバッファがBank2に収まるようなメモリマップ(変更後)を採用する。変更後メモリマップに従ってデータをロードすることで、Bank1のみを電源オン状態にすれば、スリープ状態時の処理を実行することができる。
なお、図中の変更後メモリマップでは、MFPバッファはBank2に収まるように配置されているが、Bank1とBank2に跨って配置されていてもよい。
図5は、画像形成装置30が、ディープスリープ状態に移行してから、PC端末10から受信したデータに起因するイベントに対応して動作する処理を示す。まず、画像形成装置30はアイドリング状態からスリープ状態に移行する(ステップS001)。次に、2つのMemory33(DRAM)を省電力状態に移行するとともに(ステップS002)、ディープスリープ状態に移行してCPU31を電源オフ、もしくは省電力状態にする(ステップS003)。
ステップS002にてDRAMを省電力状態に移行する前には、図4に示す変更後のメモリマップに従ってCPU31が各種のプログラムやデータを各BanKにロードしておく。
PC端末10から受信したデータに起因するイベントが発生するまで待って(ステップS004;No)、該イベントが発生した場合は(ステップS004;Yes)、CPU31を電源オン状態に移行すると共に(ステップS;005)、MFPプログラム等をロード済みのBank1のみを省電力状態から電源オン状態に復帰させて(ステップS006)、スリープ状態に移行する。
スリープ状態に移行したら、ステップS006で電源オン状態にしたBank1にロードされている判断プログラムを実行して、発生したイベントに係る処理が、第1処理と第2処理のいずれであるかを判断する(ステップS007)。
発生したイベントに係る処理が第2処理であり、アイドリング状態への復帰を行う必要がない場合は(ステップS007;Yes)、ステップS006で電源オン状態にしたBank1にロードされている第2実行プログラムを使用して第2処理を実行した後(ステップS010)、ステップS002に戻って処理を継続する。
発生したイベントに係る処理が第1処理であってアイドリング状態への復帰が必要であれば(ステップS007;No)、全てのBankを電源オン状態にするとともに(ステップS008)、アイドリング状態に移行して(ステップS009)、第1処理を実行したら処理を終了する。
以下、画像形成装置30が行う複数の態様例について説明する。
(態様例1、1つのBankに入りきらない場合)
態様例1では、1つのBankにOSプログラム、MFPプログラム、通信バッファを格納しきれない場合について説明する。図6は、画像形成装置30における、一般的なメモリマップ(変更前)と、1つのBankにOSプログラム、MFPプログラム、通信バッファを格納しきれない場合に、1つのBankでスリープ状態時の処理を実行可能とするように変更したメモリマップ(変更後)とを対比して示している。
図6では、変更前のメモリマップは図4と同じ配置とする。図6の変更後のメモリマップでは、まずMFPプログラムをスリープ時に必要な部分とそれ以外に分割する。そして、そのスリープ時に必要な部分と、OSプログラム、通信バッファをBank1に、前述したそれ以外の部分とMFPバッファをBank2に収まるように配置を変更する。
スリープ時に必要な部分とは、MFPプログラムの中の判断プログラムと第2実行用プログラムである。なお、図示を省略するが、図6の変更後のメモリマップでは、Bank1には該判断プログラムと第2実行用プログラムを実行するためのワーク領域も配置されるものとする。変更後のメモリマップに従ってデータをロードすることで、Bank1のみを電源オン状態にすれば、スリープ状態時の処理を実行することができる。
なお、図中の変更後メモリマップでは、MFPバッファと、MFPプログラムの残り部分はBank2に収まるように配置されているが、Bank1とBank2に跨って配置されていてもよい。
図7は、態様例1において画像形成装置30がディープスリープ状態に移行してから、PC端末10から受信したデータに起因するイベントに対応して動作する処理を示す。まず、画像形成装置30はアイドリング状態からスリープ状態に移行する(ステップS101)。次に、2つのMemory33(DRAM)を省電力状態に移行するとともに(ステップS102)、ディープスリープ状態に移行してCPU31を電源オフ、もしくは省電力状態にする(ステップS103)。
ステップS102にてDRAMを省電力状態に移行する前には、図6に示す変更後のメモリマップに従ってCPU31が各種のデータを各Bankにロードしておく。
PC端末10から受信したデータに起因するイベントが発生するまで待って(ステップS104;No)、該イベントが発生した場合は(ステップS104;Yes)、CPU31を電源オン状態に移行するとともに(ステップS105)、スリープ時の処理に必要なデータをロード済みのBankを省電力状態から電源オン状態に復帰させて(ステップS106)、スリープ状態に移行する。
スリープ状態に移行したら、ステップS106で電源オン状態にしたBankの中の判断プログラムを使用して、発生したイベントに係る処理が第1処理と第2処理のいずれであるかを判断する(ステップS107)。
発生したイベントに係る処理が第2処理であり、アイドリング状態への復帰を行う必要がない場合は(ステップS107;Yes)、ステップS006で電源オン状態にしたBankの中の、第2実行プログラムを使用して第2処理を実行した後(ステップS110)、ステップS102に戻って処理を継続する。
発生したイベントが第1処理であってアイドリング状態への復帰が必要であれば(ステップS107;No)、全てのBankを電源オン状態にするとともに(ステップS108)、アイドリング状態に移行して(ステップS109)、第1処理を実行したら処理を終了する。
(態様例2、スリープ時に電源オン状態にするBankの決定方法)
ここまでは、スリープ時にBank1を電源オン状態にする場合を例に説明したが、態様例2ではスリープ時に電源オン状態にするBankを決定する2つの方法について説明する。
(決定方法1、電源オン状態での消費電力の少ない方を使用する)
決定方法1では、2つのBankのうち、電源オン状態での消費電力の少ない方をスリープ状態時に使用する。
たとえば、電源オン状態での消費電力がBank1>Bank2の場合は、Bank2をスリープ状態時に電源オン状態にして使用するようにする。これにより、Bank1をスリープ状態時に使用する場合に比べて消費電力を抑えることができる。
図8は、Bank2に、スリープ状態で必要なデータ等を格納するようなメモリマップに変更する様子を示す。
図8では、変更前のメモリマップは図4、図6と同じ配置とする。図8では、まずMFPプログラムをスリープ時に必要な部分とそれ以外に分割する。そして、そのスリープ時に必要な部分と、OSプログラム、通信バッファをBank2に、MFPバッファを含む残りをBank1に収まるように配置を変更する。変更後のメモリマップに従ってデータをロードすることで、Bank2を電源オン状態にすれば、スリープ状態時の処理を実行可能とする。
なお、決定方法1は、Bankが3つ以上ある場合であっても採用可能とする。
(決定方法2、電源オン状態と省電力状態での消費電力の差が少ない方を使用する)
決定方法2では、2つのBankのうち、電源オン状態と省電力状態での消費電力の差が少ない方をスリープ状態時に使用する。
図9は、Bank1とBank2における、電源オン状態と省電力状態の消費電力をグラフで示す。図9では、電源オン状態での消費電力はBank1とBank2で共通であるが、省電力状態での消費電力はBank1<Bank2となっている。よって、電源オン状態と省電力状態での消費電力の差はBank2の方が少ない。
図10は、アイドリング状態、ディープスリープ状態、およびBank2を電源オンにした場合のスリープ状態と、Bank1を電源オンにした場合のスリープ状態における、Bank1とBank2の消費電力の合計を示す。
図中のアイドリング状態では電源オン状態のBank1とBank2の消費電力の合計を示す。ディープスリープ状態では省電力状態のBank1とBank2の消費電力の合計を示す。
Bank2を電源オンにした場合のスリープ状態では、電源オン状態のBank2と省電力状態のBank1の消費電力の合計を示す。
Bank1を電源オンにした場合のスリープ状態では、電源オン状態のBank1と省電力状態のBank2の消費電力の合計を示す。
Bank2を電源オンにした場合のスリープ状態は、Bank1を電源オンにした場合のスリープ状態に比べて、ディープスリープ状態からの消費電力の増加量が少ない。よって、Bank2をスリープ状態時に電源オン状態にして使用すれば、Bank1をスリープ状態時に使用する場合に比べて消費電力を抑えることができる。
なお、決定方法2は、Bankが3つ以上ある場合であっても採用可能とする。
各Bankの電源オン状態と省電力状態での消費電力は予め登録されていてもよいし、消費電力を測定するモジュール等を設けて比較し、スリープ状態時に使用するBankを決定してもよい。図11は、消費電力を測定するモジュールを搭載した場合の画像形成装置30の概略構成を示す。
図11では図2で示した構成に加えて、消費電力測定モジュール60がBUSに直接接続されている。このような構成の場合、Flash ROM32には、予め決められたメモリマップを使用するプログラムでなく、メモリマップの配置を動的に変更可能なプログラムが格納される。
(態様例3、使わないBankは電源オフにする)
態様例3では、スリープ状態時に使用しないBankにバッファのみが配置されている場合は、該Bankをディープスリープ中およびスリープ中は電源オフ状態にすることで、より消費電力を削減する。バッファのみが配置されているBankは、ディープスリープ中およびスリープ中に、記憶しておくデータが無いので電源オフ状態にして該Bank内のデータが消えてしまっても問題はない。
図12は、図4に示す変更前と変更後のメモリマップの対比を示すとともに、変更後のメモリマップにてMFPバッファのみが配置されたBank2を電源オフ状態にする様子を示す。
図12では、変更後のメモリマップにてBank2にMFPバッファのみが配置されているので、ディープスリープ中およびスリープ中にBank2が記憶しておくデータが無い。よって、ディープスリープ中およびスリープ中にはBank2を電源オフ状態にすることで、より消費電力を抑える。なお、態様例3では、ディープスリープ中およびスリープ中に電源オフ状態にしたBankを電源オン状態に復帰させる時は、初期化を行い、該BankにMFPバッファとして使用する部分を確保する。
図13は、態様例3において、画像形成装置30が、ディープスリープ状態に移行してから、PC端末10から受信したデータに起因するイベントに対応して動作する処理を示す。
まず、画像形成装置30はアイドリング状態からスリープ状態に移行する(ステップS201)。次に、2つのMemory33(DRAM)のうち、MFPプログラム等をロード済みのBankを省電力状態に移行するとともに(ステップS202)、該ロード時に参照したメモリマップにてMFPバッファのみが配置されているBankを電源オフ状態に移行させる(ステップS203)。その後、ディープスリープ状態に移行してCPU31を電源オフ、もしくは省電力状態にする(ステップS204)。
ステップS202、ステップS203にて各Bankを省電力状態、電源オフ状態に移行する前には、図12に示す変更後のメモリマップに従ってCPU31が各種のデータを各Bankにロードしておく。
PC端末10から受信したデータに起因するイベントが発生するまで待って(ステップS205;No)、該イベントが発生した場合は(ステップS205;Yes)、CPU31を電源オン状態に移行するとともに(ステップS206)、MFPプログラム等をロード済みのBankを省電力状態から電源オン状態に復帰させて(ステップS207)、スリープ状態に移行する。
スリープ状態に移行したら、ステップS207で電源オン状態にしたBankの中の判断プログラムを使用して、発生したイベントに係る処理が第1処理と第2処理のいずれであるかを判断する(ステップS208)。
発生したイベントに係る処理が第2処理であり、アイドリング状態への復帰を行う必要がない場合は(ステップS208;Yes)、ステップS207で電源オン状態にしたBankの中の、第2実行プログラムを使用して第2処理を実行した後(ステップS212)、ステップS202に戻って処理を継続する。
発生したイベントが第1処理であってアイドリング状態への復帰が必要であれば(ステップS208;No)、全てのBankを電源オン状態にするとともに(ステップS209)、電源オフにしていたBankの初期化を行い(ステップS210)、アイドリング状態に移行して(ステップS211)、第1処理を実行したら処理を終了する。
(態様例4、Memoryが3つある場合)
態様例4では、DRAM部としてのMemory33(Bank)が3つある場合について説明する。画像形成装置30は、3つのBankがある場合、各Bankに格納されるデータの配置を最適化することでスリープ状態時における消費電力を最小限に抑える。図14は、3つのBankがある場合において、一般的なメモリマップ(変更前)と、スリープ状態時における消費電力を最小限に抑えるメモリマップ(変更後)を対比して示す。
図14では、変更前のメモリマップでは、OSプログラムがBank1に、通信バッファはBank3に配置されている。MFPプログラムはBank1とBank2に跨がるように、MFPバッファはBank2とBank3に跨るように配置されている。このままの配置でスリープ時の処理を実行するためには、3つのBankを全て電源オン状態にしなければならない。
図14の変更後のメモリマップでは、まずMFPプログラムをスリープ時に必要な部分とそれ以外に分割する。そして、そのスリープ時に必要な部分と、OSプログラム、通信バッファをBank1に、MFPプログラムにおける前述したそれ以外の部分をBank2に、MFPバッファをBank3に収まるように配置を変更する。
変更後のメモリマップに従ってデータをロードした場合、ディープスリープ状態時は、Bank1とBank2は省電力状態、Bank3は電源オフ状態とする。また、スリープ状態の時は、Bank1のみ電源オン状態に移行させる。これにより、スリープ状態時の消費電力を最小限に抑えることができる。
図15は、DRAM部としてのMemory33(Bank)が3つある場合の画像形成装置30の概略構成を示す。図2で示した構成に加えて、Memory33が1つ追加されている。この3つ目のMemory33は予め搭載されていてもよいし、後から増設されたものであってもよい。
たとえば、3つ目のMemory33が増設されるまでは、図4や図6等で説明したメモリマップに従って動作し、3つ目のMemory33が増設された場合に図14に示すメモリマップに変更するようにしてもよい。このような構成の場合、Flash ROM32には、予め決められたメモリマップを使用するプログラムではなく、メモリマップの配置を動的に変更可能なプログラムが格納される。
図16は、態様例4において、画像形成装置30が、ディープスリープ状態に移行してから、PC端末10から受信したデータに起因するイベントに対応して動作する処理を示す。なお、図16は、図14の変更後のメモリマップに従ってデータをロードした場合を例に説明する。
まず、画像形成装置30はアイドリング状態からスリープ状態に移行する(ステップS301)。次に、Bank1〜3を省電力状態に移行させるとともに(ステップS302)、Bank3はさらに電源オフ状態に移行させる(ステップS303)。その後、ディープスリープ状態に移行してCPU31を電源オフ、もしくは省電力状態にする(ステップS304)。
ステップS302、ステップS303にて各Bankを省電力状態、電源オフ状態に移行する前には、図14に示す変更後のメモリマップに従ってCPU31が各種のデータを各Bankにロードしておく。
PC端末10から受信したデータに起因するイベントが発生するまで待って(ステップS305;No)、該イベントが発生した場合は(ステップS305;Yes)、CPU31を電源オン状態に移行するとともに(ステップS306)、スリープ状態の時に必要なデータをロードド済みのBank(Bank1)を省電力状態から電源オン状態に復帰させて(ステップS307)、スリープ状態に移行する。
スリープ状態に移行したら、ステップS307で電源オン状態にしたBankの中の判断プログラムを使用して、発生したイベントに係る処理が第1処理と第2処理のいずれであるかを判断する(ステップS308)。
発生したイベントに係る処理が第2処理であり、アイドリング状態への復帰を行う必要がない場合は(ステップS308;Yes)、ステップS307で電源オン状態にしたBankの中の、第2実行プログラムを使用して第2処理を実行した後(ステップS312)、ステップS302に戻って処理を継続する。
発生したイベントが第1処理であってアイドリング状態への復帰が必要であれば(ステップS308;No)、全てのBankを電源オン状態にするとともに(ステップS309)、電源オフにしていたBank(Bank3)の再初期化を行い(ステップS310)、アイドリング状態に移行して(ステップS311)、第1処理を実行したら処理を終了する。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
本実施の形態では、本発明の実施の形態における情報処理装置は、画像形成装置30であったが、スキャナなどのような、他の装置であってもよい。PC端末は一台のみであったが、複数台あってもよい。
本発明の実施の形態では、Bankにロードされる、MFPプログラムや、判断プログラム、第1処理プログラム、第2処理プログラムは自装置内のHDD35に格納されていたが、他の外部サーバ等からダウンロードして、Bankにロードするようにしてもよい。
本実施の形態では、画像形成装置30は、予めMemory33を二つ以上備えていたが、初めは1つのMemory33を備えており、2つ目以降のMemory33が増設された時に、本発明の実施の形態のように動作するようにしてもよい。
5…画像形成システム
10…PC端末
30…画像形成装置
31…CPU
32…Flash ROM
33…Memory
35…HDD
36…スキャナ
37…USB
38…操作パネル
39…Wifi
42…ネットワーク通信部
44…プリントエンジン
46…認証装置
60…消費電力測定モジュール

Claims (12)

  1. 電源オン状態と前記電源オン状態より消費電力の少ない省電力状態の切り替えが可能な第1DRAMと第2DRAMを備えるDRAM部と、
    自装置の電力モードを、通常電力モードと、前記通常電力モードより消費電力が少なく、かつ前記第1DRAMと前記第2DRAMが省電力状態となる省電力モードに切り替える全体切り替え制御部と、
    外部装置とデータの送受信を行う通信部と、
    前記通信部が受信したデータに起因して発生したイベントに係る処理が前記通常電力モード時のみ実行可能な第1処理と、前記通常電力モード時でなくとも実行可能な第2処理のうちのいずれであるかを判断する判断プログラムと、前記第1処理を実行するための第1実行用プログラムと、前記第2処理を実行するための第2実行用プログラムを前記DRAM部にロードすると共に、少なくとも前記判断プログラムと、前記第2実行用プログラムは前記第1DRAMにロードし、前記第1DRAMに前記通信部が通信を行うための通信バッファおよび前記判断プログラムと前記第2実行用プログラムを実行するためのワーク領域を確保する第1メモリマップに従って前記ロードを行うロード部と、
    自装置が前記省電力モードの状態で前記イベントが発生した場合に、前記DRAM部に前記第1DRAMを電源オン状態にさせるとともに、前記第1DRAMに前記ロード部がロードした前記判断プログラムを実行して前記判断を行い、前記イベントに係る処理が前記第2処理であれば、前記第2DRAMを省電力状態に維持したままで、前記第1DRAMにロードされている前記第2実行用プログラムを実行して前記第2処理を実行する省電力時制御を行う制御部と、
    を備え、
    前記判断プログラムと前記第2実行用プログラムは、自装置全体を制御するための全体制御プログラムに含まれており、
    前記ロード部は、前記全体制御プログラムと前記通信バッファと前記ワーク領域を前記第1DRAMにロード可能な場合は、これらを前記第1DRAMにロードし、前記全体制御プログラムと前記通信バッファと前記ワーク領域を前記第1DRAMにロードできない場合は、前記全体制御プログラムのうち、前記判断プログラムと前記第2実行用プログラムを前記第1DRAMにロードし、それ以外のプログラムは前記第2DRAMにロードする
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 電源オン状態と前記電源オン状態より消費電力の少ない省電力状態の切り替えが可能な第1DRAMと第2DRAMを備えるDRAM部と、
    自装置の電力モードを、通常電力モードと、前記通常電力モードより消費電力が少なく、かつ前記第1DRAMと前記第2DRAMが省電力状態となる省電力モードに切り替える全体切り替え制御部と、
    外部装置とデータの送受信を行う通信部と、
    前記通信部が受信したデータに起因して発生したイベントに係る処理が前記通常電力モード時のみ実行可能な第1処理と、前記通常電力モード時でなくとも実行可能な第2処理のうちのいずれであるかを判断する判断プログラムと、前記第1処理を実行するための第1実行用プログラムと、前記第2処理を実行するための第2実行用プログラムを前記DRAM部にロードすると共に、少なくとも前記判断プログラムと、前記第2実行用プログラムは前記第1DRAMにロードし、前記第1DRAMに前記通信部が通信を行うための通信バッファおよび前記判断プログラムと前記第2実行用プログラムを実行するためのワーク領域を確保する第1メモリマップに従って前記ロードを行うロード部と、
    自装置が前記省電力モードの状態で前記イベントが発生した場合に、前記DRAM部に前記第1DRAMを電源オン状態にさせるとともに、前記第1DRAMに前記ロード部がロードした前記判断プログラムを実行して前記判断を行い、前記イベントに係る処理が前記第2処理であれば、前記第2DRAMを省電力状態に維持したままで、前記第1DRAMにロードされている前記第2実行用プログラムを実行して前記第2処理を実行する省電力時制御を行う制御部と、
    を備え、
    前記DRAM部は、メモリを増設可能であり、
    前記ロード部は、前記DRAM部が前記第1DRAMと前記第2DRAMを有していることを検出した場合に、前記第1メモリマップに従ってロードを行い、
    前記制御部は、前記DRAM部が前記第1DRAMと前記第2DRAMを有していることを検出した場合にのみ前記省電力時制御を行う
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 電源オン状態と前記電源オン状態より消費電力の少ない省電力状態の切り替えが可能な第1DRAMと第2DRAMを備えるDRAM部と、
    自装置の電力モードを、通常電力モードと、前記通常電力モードより消費電力が少なく、かつ前記第1DRAMと前記第2DRAMが省電力状態となる省電力モードに切り替える全体切り替え制御部と、
    外部装置とデータの送受信を行う通信部と、
    前記通信部が受信したデータに起因して発生したイベントに係る処理が前記通常電力モード時のみ実行可能な第1処理と、前記通常電力モード時でなくとも実行可能な第2処理のうちのいずれであるかを判断する判断プログラムと、前記第1処理を実行するための第1実行用プログラムと、前記第2処理を実行するための第2実行用プログラムを前記DRAM部にロードすると共に、少なくとも前記判断プログラムと、前記第2実行用プログラムは前記第1DRAMにロードし、前記第1DRAMに前記通信部が通信を行うための通信バッファおよび前記判断プログラムと前記第2実行用プログラムを実行するためのワーク領域を確保する第1メモリマップに従って前記ロードを行うロード部と、
    自装置が前記省電力モードの状態で前記イベントが発生した場合に、前記DRAM部に前記第1DRAMを電源オン状態にさせるとともに、前記第1DRAMに前記ロード部がロードした前記判断プログラムを実行して前記判断を行い、前記イベントに係る処理が前記第2処理であれば、前記第2DRAMを省電力状態に維持したままで、前記第1DRAMにロードされている前記第2実行用プログラムを実行して前記第2処理を実行する省電力時制御を行う制御部と、
    を備え、
    前記第1DRAMは、前記第2DRAMよりも前記電源オン状態時と前記省電力状態時での消費電力の差が少ない
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 前記ロード部は、前記省電力モードへの移行時から前記通常電力モードに復帰するまでの間に記憶しておく必要のあるプログラムを、前記第1DRAMにさらにロードし、
    前記DRAM部は、前記省電力モード時は、前記第2DRAMを電源オフ状態にする
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  5. 電源オン状態と前記電源オン状態より消費電力の少ない省電力状態の切り替えが可能な第1DRAMと第2DRAMを備えるDRAM部と、
    自装置の電力モードを、通常電力モードと、前記通常電力モードより消費電力が少なく、かつ前記第1DRAMと前記第2DRAMが省電力状態となる省電力モードに切り替える全体切り替え制御部と、
    外部装置とデータの送受信を行う通信部と、
    前記通信部が受信したデータに起因して発生したイベントに係る処理が前記通常電力モード時のみ実行可能な第1処理と、前記通常電力モード時でなくとも実行可能な第2処理のうちのいずれであるかを判断する判断プログラムと、前記第1処理を実行するための第1実行用プログラムと、前記第2処理を実行するための第2実行用プログラムを前記DRAM部にロードすると共に、少なくとも前記判断プログラムと、前記第2実行用プログラムは前記第1DRAMにロードし、前記第1DRAMに前記通信部が通信を行うための通信バッファおよび前記判断プログラムと前記第2実行用プログラムを実行するためのワーク領域を確保する第1メモリマップに従って前記ロードを行うロード部と、
    自装置が前記省電力モードの状態で前記イベントが発生した場合に、前記DRAM部に前記第1DRAMを電源オン状態にさせるとともに、前記第1DRAMに前記ロード部がロードした前記判断プログラムを実行して前記判断を行い、前記イベントに係る処理が前記第2処理であれば、前記第2DRAMを省電力状態に維持したままで、前記第1DRAMにロードされている前記第2実行用プログラムを実行して前記第2処理を実行する省電力時制御を行う制御部と、
    を備え、
    前記DRAM部は、第3DRAMをさらに有し、
    前記ロード部は、前記省電力モード移行時から前記通常電力モードに復帰するまでの間に記憶しておく必要の無いプログラムは、前記第3DRAMにロードし、
    前記DRAM部は、前記省電力モード時は、前記第3DRAMを電源オフ状態にする
    ことを特徴とする情報処理装置。
  6. 前記第1DRAMは、前記第2DRAMよりも前記電源オン状態時の消費電力が少ない
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  7. 電源オン状態と前記電源オン状態より消費電力の少ない省電力状態の切り替えが可能な第1DRAMと第2DRAMを備えるDRAM部と、外部装置とデータの送受信を行う通信部とを備える情報処理装置で実行される制御プログラムであって、
    電力モードを、通常電力モードと、前記通常電力モードより消費電力が少なく、かつ前記第1DRAMと前記第2DRAMが省電力状態となる省電力モードに切り替えるステップと、
    前記通信部が受信したデータに起因して発生したイベントに係る処理が前記通常電力モード時のみ実行可能な第1処理と、前記通常電力モード時でなくとも実行可能な第2処理のうちのいずれであるかを判断する判断プログラムと、前記第1処理を実行するための第1実行用プログラムと、前記第2処理を実行するための第2実行用プログラムをDRAM部にロードすると共に、少なくとも前記判断プログラムと、前記第2実行用プログラムは前記第1DRAMにロードし、前記第1DRAMに前記通信部が通信を行うための通信バッファおよび前記判断プログラムと、前記第2実行用プログラムを実行するためのワーク領域を確保する第1メモリマップに従って前記ロードを行うロードステップと、
    前記情報処理装置が前記省電力モードの状態で前記イベントが発生した場合に、前記DRAM部に前記第1DRAMを電源オン状態にさせるとともに、前記第1DRAMに前記ロードステップでロードした前記判断プログラムを実行して前記判断を行わせる判断ステップと、
    前記判断により前記イベントに係る処理が前記第2処理であることが判明した場合に、前記第1DRAMに前記ロードステップでロードした前記第2実行用プログラムを実行して前記第2処理を実行させるステップと、
    を有し、
    前記判断プログラムと前記第2実行用プログラムは、自装置全体を制御するための全体制御プログラムに含まれており、
    前記ロードステップでは、前記全体制御プログラムと前記通信バッファと前記ワーク領域を前記第1DRAMにロード可能な場合は、これらを前記第1DRAMにロードし、前記全体制御プログラムと前記通信バッファと前記ワーク領域を前記第1DRAMにロードできない場合は、前記全体制御プログラムのうち、前記判断プログラムと前記第2実行用プログラムを前記第1DRAMにロードし、それ以外のプログラムは前記第2DRAMにロードする
    ことを特徴とする制御プログラム。
  8. 電源オン状態と前記電源オン状態より消費電力の少ない省電力状態の切り替えが可能な第1DRAMと第2DRAMを備えるDRAM部と、外部装置とデータの送受信を行う通信部とを備える情報処理装置で実行される制御プログラムであって、
    電力モードを、通常電力モードと、前記通常電力モードより消費電力が少なく、かつ前記第1DRAMと前記第2DRAMが省電力状態となる省電力モードに切り替えるステップと、
    前記通信部が受信したデータに起因して発生したイベントに係る処理が前記通常電力モード時のみ実行可能な第1処理と、前記通常電力モード時でなくとも実行可能な第2処理のうちのいずれであるかを判断する判断プログラムと、前記第1処理を実行するための第1実行用プログラムと、前記第2処理を実行するための第2実行用プログラムをDRAM部にロードすると共に、少なくとも前記判断プログラムと、前記第2実行用プログラムは前記第1DRAMにロードし、前記第1DRAMに前記通信部が通信を行うための通信バッファおよび前記判断プログラムと、前記第2実行用プログラムを実行するためのワーク領域を確保する第1メモリマップに従って前記ロードを行うロードステップと、
    前記情報処理装置が前記省電力モードの状態で前記イベントが発生した場合に、前記DRAM部に前記第1DRAMを電源オン状態にさせるとともに、前記第1DRAMに前記ロードステップでロードした前記判断プログラムを実行して前記判断を行わせる判断ステップと、
    前記判断により前記イベントに係る処理が前記第2処理であることが判明した場合に、前記第1DRAMに前記ロードステップでロードした前記第2実行用プログラムを実行して前記第2処理を実行させるステップと、
    を有し、
    前記DRAM部は、メモリを増設可能であり、
    前記DRAM部が前記第1DRAMと前記第2DRAMを有しているか否かを調べる増設確認ステップをさらに有し、
    前記ロードステップでは、前記増設確認ステップにおいて前記DRAM部が前記第1DRAMと前記第2DRAMを有していることが確認された場合に、前記第1メモリマップに従ってロードを行い、
    前記判断ステップは、前記増設確認ステップにおいて前記DRAM部が前記第1DRAMと前記第2DRAMを有していることが確認された場合にのみ行われる
    ことを特徴とする制御プログラム。
  9. 電源オン状態と前記電源オン状態より消費電力の少ない省電力状態の切り替えが可能な第1DRAMと第2DRAMを備えるDRAM部と、外部装置とデータの送受信を行う通信部とを備える情報処理装置で実行される制御プログラムであって、
    電力モードを、通常電力モードと、前記通常電力モードより消費電力が少なく、かつ前記第1DRAMと前記第2DRAMが省電力状態となる省電力モードに切り替えるステップと、
    前記通信部が受信したデータに起因して発生したイベントに係る処理が前記通常電力モード時のみ実行可能な第1処理と、前記通常電力モード時でなくとも実行可能な第2処理のうちのいずれであるかを判断する判断プログラムと、前記第1処理を実行するための第1実行用プログラムと、前記第2処理を実行するための第2実行用プログラムをDRAM部にロードすると共に、少なくとも前記判断プログラムと、前記第2実行用プログラムは前記第1DRAMにロードし、前記第1DRAMに前記通信部が通信を行うための通信バッファおよび前記判断プログラムと、前記第2実行用プログラムを実行するためのワーク領域を確保する第1メモリマップに従って前記ロードを行うロードステップと、
    前記情報処理装置が前記省電力モードの状態で前記イベントが発生した場合に、前記DRAM部に前記第1DRAMを電源オン状態にさせるとともに、前記第1DRAMに前記ロードステップでロードした前記判断プログラムを実行して前記判断を行わせる判断ステップと、
    前記判断により前記イベントに係る処理が前記第2処理であることが判明した場合に、前記第1DRAMに前記ロードステップでロードした前記第2実行用プログラムを実行して前記第2処理を実行させるステップと、
    を有し、
    前記第1DRAMは、前記第2DRAMよりも前記電源オン状態時と前記省電力状態時での消費電力の差が少ない
    ことを特徴とする制御プログラム。
  10. 前記ロードステップでは、前記省電力モードへの移行時から前記通常電力モードに復帰するまでの間に記憶しておく必要のあるプログラムを、前記第1DRAMにさらにロードし、
    前記切り替えるステップでは、前記省電力モード時は、前記第2DRAMを電源オフ状態にする
    ことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1つに記載の制御プログラム。
  11. 電源オン状態と前記電源オン状態より消費電力の少ない省電力状態の切り替えが可能な第1DRAMと第2DRAMを備えるDRAM部と、外部装置とデータの送受信を行う通信部とを備える情報処理装置で実行される制御プログラムであって、
    電力モードを、通常電力モードと、前記通常電力モードより消費電力が少なく、かつ前記第1DRAMと前記第2DRAMが省電力状態となる省電力モードに切り替えるステップと、
    前記通信部が受信したデータに起因して発生したイベントに係る処理が前記通常電力モード時のみ実行可能な第1処理と、前記通常電力モード時でなくとも実行可能な第2処理のうちのいずれであるかを判断する判断プログラムと、前記第1処理を実行するための第1実行用プログラムと、前記第2処理を実行するための第2実行用プログラムをDRAM部にロードすると共に、少なくとも前記判断プログラムと、前記第2実行用プログラムは前記第1DRAMにロードし、前記第1DRAMに前記通信部が通信を行うための通信バッファおよび前記判断プログラムと、前記第2実行用プログラムを実行するためのワーク領域を確保する第1メモリマップに従って前記ロードを行うロードステップと、
    前記情報処理装置が前記省電力モードの状態で前記イベントが発生した場合に、前記DRAM部に前記第1DRAMを電源オン状態にさせるとともに、前記第1DRAMに前記ロードステップでロードした前記判断プログラムを実行して前記判断を行わせる判断ステップと、
    前記判断により前記イベントに係る処理が前記第2処理であることが判明した場合に、前記第1DRAMに前記ロードステップでロードした前記第2実行用プログラムを実行して前記第2処理を実行させるステップと、
    を有し、
    前記DRAM部は、第3DRAMをさらに有し、
    前記ロードステップでは、前記省電力モード移行時から前記通常電力モードに復帰するまでの間に記憶しておく必要の無いプログラムは、前記第3DRAMにロードし、
    前記切り替えるステップでは、前記省電力モード時は、前記第3DRAMを電源オフ状態にする
    ことを特徴とする制御プログラム。
  12. 前記第1DRAMは、前記第2DRAMよりも前記電源オン状態時の消費電力が少ない
    ことを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1つに記載の制御プログラム。
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