JP2011059937A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】省電力モード中における確実な低消費電力化と必要なデータの適切な保持を両立し、省電力モードの状態から通常動作状態へ復帰する際の処理の高速化も図る。
【解決手段】セルフリフレッシュを実行可能な複数のRAMと、複数のRAMのうち一部のRAMに対して電源供給を行う第一電源供給部と、第一電源供給部とは異なる供給経路にて複数のRAMのうち上記一部のRAM以外のRAMに対して電源供給を行う第二電源供給部を備え、制御部は、省電力モードへの移行指示を受けた場合に、複数のRAMに格納されているプログラムを上記一部のRAMに記録した上で少なくとも上記一部のRAMをセルフリフレッシュ状態とし、かつ第二電源供給部による上記一部のRAM以外のRAMに対する電源供給を停止させる。
【選択図】図4
【解決手段】セルフリフレッシュを実行可能な複数のRAMと、複数のRAMのうち一部のRAMに対して電源供給を行う第一電源供給部と、第一電源供給部とは異なる供給経路にて複数のRAMのうち上記一部のRAM以外のRAMに対して電源供給を行う第二電源供給部を備え、制御部は、省電力モードへの移行指示を受けた場合に、複数のRAMに格納されているプログラムを上記一部のRAMに記録した上で少なくとも上記一部のRAMをセルフリフレッシュ状態とし、かつ第二電源供給部による上記一部のRAM以外のRAMに対する電源供給を停止させる。
【選択図】図4
Description
本発明は、電子機器に関する。
スタンバイ状態から省エネルギーモードへ移行するとき、RAMがセルフリフレッシュすることにより状態を保持する画像形成システムが知られている(特許文献1参照。)。
また、標準RAMとオプションRAMとを備え、省エネルギーモードでは、標準RAMには給電してオプションRAMには通電せず、とした画像処理装置が知られている(特許文献2参照。)。
また、標準RAMとオプションRAMとを備え、省エネルギーモードでは、標準RAMには給電してオプションRAMには通電せず、とした画像処理装置が知られている(特許文献2参照。)。
プリンターや複合機等の分野においては、スリープモード(省電力モード)中におけるさらなる低消費電力化が求められている。また、このような低消費電力化とともに、省電力モードの状態から通常動作状態へ復帰する処理の高速化も求められている。
ここで、上記文献1のように、スタンバイ状態から省エネルギーモードへ移行するときに、単にRAMをセルフリフレッシュするだけでは十分な低消費電力化とは言い難かった。また、プリンター等の装置は、プログラム実行等のために複数のRAMを備えることがあり、さらに通常動作時に各RAMがそれぞれにプログラムデータを格納していることがある。このような複数のRAMを備える装置においては、省電力モードへの移行時、各RAMが格納しているデータの適切な保持と確実な低消費電力化とを両立させることが望まれているが、上記文献2においては、そのような両立を図ることが困難であった。
ここで、上記文献1のように、スタンバイ状態から省エネルギーモードへ移行するときに、単にRAMをセルフリフレッシュするだけでは十分な低消費電力化とは言い難かった。また、プリンター等の装置は、プログラム実行等のために複数のRAMを備えることがあり、さらに通常動作時に各RAMがそれぞれにプログラムデータを格納していることがある。このような複数のRAMを備える装置においては、省電力モードへの移行時、各RAMが格納しているデータの適切な保持と確実な低消費電力化とを両立させることが望まれているが、上記文献2においては、そのような両立を図ることが困難であった。
本発明は上記課題の少なくとも一つを解決するためになされたものであり、省電力モード中における確実な低消費電力化と必要なデータの適切な保持を両立し、また、省電力モードの状態から通常動作状態へ復帰する際の処理の高速化にも貢献する電子機器を提供することを目的とする。
本発明の態様の一つは、セルフリフレッシュを実行可能な複数のRAMと、上記複数のRAMのうち一部のRAMに対して電源供給を行う第一電源供給部と、上記第一電源供給部とは異なる供給経路にて、上記複数のRAMのうち上記一部のRAM以外のRAMに対して電源供給を行う第二電源供給部と、動作モードの変更に応じて電源供給を制御する制御部とを備え、上記制御部は、省電力モードへの移行指示を受けた場合に、上記複数のRAMに格納されているプログラムを上記一部のRAMに記録した上で少なくとも上記一部のRAMをセルフリフレッシュ状態とし、かつ上記第二電源供給部による上記一部のRAM以外のRAMに対する電源供給を停止させ、省電力モードから通常動作モードへの復帰指示を受けた場合には、上記第二電源供給部による上記一部のRAM以外のRAMに対する電源供給を再開させ、上記一部のRAMのセルフリフレッシュ状態を解除し、かつ上記一部のRAMに記録した上記プログラムを、上記複数のRAMそれぞれに書き戻すことを特徴とする電子機器としている。
本発明によれば、省電力モードとなった場合、各RAMに格納されていたプログラムが一部のRAMにまとめて記録されるとともに当該一部のRAMがセルフリフレッシュ状態となり、かつ当該一部のRAM以外のRAMについては電源供給が停止される。つまり、省電力モード中にプログラム保持に用いるRAMのみ電力供給を停止せず、それ以外のRAMに対しては電力供給を停止することで、各RAMに格納されていたプログラムの適切な保持および確実な低消費電力化が実現される。加えて、省電力モード中においては、上記プログラムがRAMに保持されるため、省電力モードから通常動作モードに復帰した際に、当該プログラムを即座に実行できるようになる。
上記プログラムは、外部からの印刷要求、ファクシミリの受信または送信要求、ユーザーインターフェイスの制御要求、の少なくともいずれか一つに応答するために必要なプログラムであるとしてもよい。つまり、省電力モードから通常動作モードに復帰した際に即座に実行すべき上記のようなプログラムを省電力モード中に一部のRAMに保持しておくことで、電子機器においては、外部からの印刷要求、ファクシミリの受信または送信要求、ユーザーインターフェイスの制御要求などへの応答速度が速まる。
上記制御部は、上記省電力モードへの移行指示を受けた場合に、上記複数のRAMに格納されているプログラムを上記一部のRAMに記録した上で上記複数のRAMの全てをセルフリフレッシュ状態とする構成としてもよい。当該構成によれば、制御部は、セルフリフレッシュの対象をあえて特定する必要がないため、処理が簡略化される。
なお、本発明にかかる電子機器は、例えば、プリンターであってもよいし、少なくともプリント機能とスキャン機能とファクシミリ機能とを備えた複合機であってもよい。
また、電子機器は、セルフリフレッシュを実行可能な複数のRAMと、上記複数のRAMと一対一で対応する複数の電源供給部であって、互いに異なる供給経路にて、対応するRAMに対して電源供給を行う複数の電源供給部と、動作モードの変更に応じて電源供給を制御する制御部とを備え、上記制御部は、省電力モードへの移行指示を受けた場合に、上記複数のRAMに格納されているプログラムのデータ量に基づいて、当該プログラムを記録するために必要な一以上のRAMを上記複数のRAMの中から特定し、当該特定したRAMに当該プログラムを記録した上で少なくとも当該特定したRAMをセルフリフレッシュ状態とし、かつ当該特定したRAM以外のRAMに対する上記各電源供給部による電源供給を停止させ、省電力モードから通常動作モードへの復帰指示を受けた場合には、上記特定したRAM以外のRAMに対する電源供給を再開させ、上記特定したRAMのセルフリフレッシュ状態を解除し、かつ上記特定したRAMに記録した上記プログラムを、上記複数のRAMそれぞれに書き戻すとしてもよい。当該構成によれば、一つ一つのRAMについて電源供給を個別に制御することができ、そのとき保持すべきプログラムのデータ量に応じて、電源供給を止めないRAM(セルフリフレッシュによりプログラムを保持するRAM)と電源供給を止めるRAMとを分けることができる。そして、省電力モード中にデータ保持に用いるRAMのみ電力供給を停止せず、それ以外のRAMに対しては電力供給を停止することで、各RAMに格納されていたプログラムデータの適切な保持および確実な低消費電力化が実現される。加えて、省電力モード中においては、上記プログラムがRAMに保持されるため、省電力モードから通常動作モードに復帰した際に、当該プログラムを即座に実行できるようになる。
また、電子機器は、セルフリフレッシュを実行可能な複数のRAMと、上記複数のRAMのうち所定のプログラムが格納されている一部のRAMに対して電源供給を行う第一電源供給部と、上記第一電源供給部とは異なる供給経路にて、上記複数のRAMのうち上記一部のRAM以外のRAMに対して電源供給を行う第二電源供給部と、動作モードの変更に応じて電源供給を制御する制御部とを備え、上記制御部は、省電力モードへの移行指示を受けた場合に、少なくとも上記一部のRAMをセルフリフレッシュ状態とし、かつ上記第二電源供給部による上記一部のRAM以外のRAMに対する電源供給を停止させ、省電力モードから通常動作モードへの復帰指示を受けた場合には、上記第二電源供給部による上記一部のRAM以外のRAMに対する電源供給を再開させ、上記一部のRAMのセルフリフレッシュ状態を解除するとしてもよい。当該構成によっても、省電力モード中に、プログラム保持に用いる上記一部のRAMのみ電力供給を停止せず、それ以外のRAMに対しては電力供給を停止することで、上記一部のRAMに格納されていたプログラムの適切な保持および確実な低消費電力化が実現される。加えて、省電力モード中においては、上記プログラムがRAMに保持されるため、省電力モードから通常動作モードに復帰した際に、当該プログラムを即座に実行できるようになる。
本発明の技術的思想は、電子機器以外によっても実現可能である。例えば、電子機器の各構成が実行する処理工程を含む方法の発明や、電子機器の各構成が実行する機能をコンピューターに実行させるコンピューター読取可能なプログラムの発明なども把握可能である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態にかかる電子機器10等の概略構成をブロック図により示している。図1においては、電子機器10はプリンターである。当該プリンターは、例えば、操作パネル11、制御部12、印刷機構部13等を備えたページプリンターである。操作パネル11は、ユーザーから各種の指示を受付けるため及び電子機器10の状態をユーザーに提示するためのユニットである。操作パネル11は、例えば、液晶ディスプレイ、LED、押しボタンスイッチ等から構成されており、I/O制御ASIC24に接続されている。印刷機構部13は、プリンターに対するホスト装置となるパーソナルコンピューター(PC)50から制御部12に対して送信された印刷データに基づいて、用紙上に印刷を行うユニット(いわゆる印刷エンジン)である。PC50には、プリンターの駆動を制御するためのプリンタードライバーがインストールされている。
図1は、本実施形態にかかる電子機器10等の概略構成をブロック図により示している。図1においては、電子機器10はプリンターである。当該プリンターは、例えば、操作パネル11、制御部12、印刷機構部13等を備えたページプリンターである。操作パネル11は、ユーザーから各種の指示を受付けるため及び電子機器10の状態をユーザーに提示するためのユニットである。操作パネル11は、例えば、液晶ディスプレイ、LED、押しボタンスイッチ等から構成されており、I/O制御ASIC24に接続されている。印刷機構部13は、プリンターに対するホスト装置となるパーソナルコンピューター(PC)50から制御部12に対して送信された印刷データに基づいて、用紙上に印刷を行うユニット(いわゆる印刷エンジン)である。PC50には、プリンターの駆動を制御するためのプリンタードライバーがインストールされている。
制御部12は、電子機器10の各部を制御するための、CPU21、メモリー制御ASIC22、I/O制御ASIC24、複数のRAM(例えばSDRAM)25(25a,25b,25c,25d・・・)、ROM26等からなるユニットである。I/O制御ASIC24は、USBインターフェイスや、外部ネットワークに対するインターフェイス等を実現している。また本実施形態では、I/O制御ASIC24には、レギュレーター制御用マイクロコンピューター27(以下、単にマイクロコンピューター27と呼ぶ。)が搭載されている。マイクロコンピューター27は、後述するように、通常動作モードから省電力モードへの移行処理および、省電力モードから通常動作モードへの復帰処理の制御主体となる。ただし、マイクロコンピューター27が搭載される場所は、例えば、メモリー制御ASIC22等であってもよい。
メモリー制御ASIC22およびI/O制御ASIC24は、各種デバイス(CPU21、RAM25、ROM26、操作パネル11、印刷機構部13、各インターフェイスで接続されたデバイス等)間のデータの転送制御や、画像処理等を実行するためのASIC(電子機器10用のものとして開発されたASIC)である。例えば、CPU21、メモリー制御ASIC22およびI/O制御ASIC24は、これらを1チップ化(図1における鎖線参照。)して構成することも可能である。
ユーザーがPC50を操作してプリンター(電子機器10)で印刷を行なう場合、PC50のプリンタードライバーによって生成された印刷データ(例えば、印刷対象の画像を所定のページ記述言語で表現した印刷データ)が印刷要求とともに、外部ネットワークを通じてPC50から制御部12に入力さる。このような印刷データは、I/O制御ASIC24およびメモリー制御ASIC22を介して一旦RAM25に格納される。その後、印刷データに対して制御部12による所定の画像処理(例えば、言語解釈処理や、色変換処理や、解像度変換処理や、圧縮・伸張処理や、2値化処理等)が施された結果、ビットマップ形式のイメージデータが生成され、イメージデータが印刷機構部13に送信されることにより、印刷機構部13はイメージデータに基づく印刷を実行する。
図2は、本実施形態にかかる電子機器10等の概略構成であって、図1とは異なる例をブロック図によって示している。図2においては、電子機器10は、いわゆる複合機である。図2では、図1の構成にさらに、ファクシミリ回路14、スキャナー部(画像読取部)15およびスキャナー制御ASIC28を追加している。図2では、図1における構成と同様の構成には、図1における符号と同じ符号を付している。
複合機は、プリント機能に加え、スキャン機能やファクシミリ機能などを備える。
ファクシミリ回路14は、I/O制御ASIC24の所定のインターフェイスと接続している。ファクシミリ回路14は、所定のファクシミリ通信回線と接続するモデムを備え、通信回線を介して外部から送信されたファクシミリデータをモデムで変換して画像データを受信することができる。ファクシミリ回路14は、当該画像データを、I/O制御ASIC24を介して制御部12に出力する。また、ファクシミリ回路14は、スキャナー部15側からI/O制御ASIC24を介して提供された画像データをモデムで変換し、変換後のファクシミリデータを通信回線を介して外部に送信することができる。
ファクシミリ回路14は、I/O制御ASIC24の所定のインターフェイスと接続している。ファクシミリ回路14は、所定のファクシミリ通信回線と接続するモデムを備え、通信回線を介して外部から送信されたファクシミリデータをモデムで変換して画像データを受信することができる。ファクシミリ回路14は、当該画像データを、I/O制御ASIC24を介して制御部12に出力する。また、ファクシミリ回路14は、スキャナー部15側からI/O制御ASIC24を介して提供された画像データをモデムで変換し、変換後のファクシミリデータを通信回線を介して外部に送信することができる。
スキャナー部15は、スキャナーASIC28に制御されることにより、自機の原稿台にセットされた原稿を光学センサーで読み取り、原稿の画像データを生成する。スキャナー部15によって生成された画像データは、スキャナーASIC28、メモリー制御ASIC22を介して、所定のメモリー(RAM25や不図示のHDD等)に保存されたり、印刷機構部13に送られて印刷の対象となったり、ファクシミリ回路14によって外部のファクシミリ装置に送信されたりする。
印刷機構部13は、PC50から入力された印刷データに基づく印刷に加え、ファクシミリ回路14によって受信された画像データや、スキャナー部15が生成した画像データに基づいて用紙に印刷を行なうことができる。むろんこの場合、各画像データに対して制御部12は、必要に応じて所定の画像処理(例えば、色変換処理や、解像度変換処理や、圧縮・伸張処理や、2値化処理等)を行なってビットマップ形式のイメージデータを生成する。なお、本発明が想定する電子機器10は、上述したようなプリンターや複合機だけに限定されず、他にもスキャナー等、各種の電子機器が該当する。
次に、通常動作モードから省電力モードへの移行処理および、省電力モードから通常動作モードへの復帰処理にかかる構成および処理内容について説明する。省電力モードとは、電子機器10の一部の構成について電源供給を停止することにより消費電力を低下させた状態を言い、通常動作モードとは、このような電源供給の停止状態が無く、基本的に電子機器10の全ての構成が駆動可能状態にあるモードを言う。
図3は、メモリー制御ASIC22、複数のRAM25a,25b,25c,25d、マイクロコンピューター27等を含む回路を、ブロック図により例示している。図3では、メモリー制御ASIC22は、メモリーモジュールとしてのDIMM(Dual Inline Memory Module)29を介して4個のRAM25a,25b,25c,25dと接続している。RAM25a,25b,25c,25dは、それぞれにセルフリフレッシュを実行可能である。図3では、RAM25a,25b,25c,25dは、異なる電源供給系統に応じて2つのグループに分けられている。具体的には、一方のグループはRAM25aであり、RAM25aは、レギュレーター31a,31bから出力される電圧を入力する。レギュレーター31a,31bはそれぞれ出力電圧を所定のレベルに保つ回路であり、それぞれ5Vの電源電圧を入力する。レギュレーター31aはRAM25aの電源電圧としての1.8Vを出力し、レギュレーター31bは、リファレンス電圧としての0.9Vを出力する。
他方のグループにかかるRAM25b,25c,25dは、レギュレーター32a,32bから出力される電圧を入力する。レギュレーター32a,32bも5Vの電源電圧を入力する。レギュレーター32aはRAM25b,25c,25dの電源電圧としての1.8Vを出力し、レギュレーター32bは、リファレンス電圧としての0.9Vを出力する。従って、RAM25aは、本発明における一部のRAMに該当し、RAM25b,25c,25dは、本発明における一部のRAM以外のRAMに該当する。また、レギュレーター31a,31bは、第一電源供給部に該当し、レギュレーター32a,32bは、第二電源供給部に該当する。
レギュレーター32a,32bは、メモリー制御ASIC22およびDIMM29に対しても同様に、電源電圧としての1.8Vおよびリファレンス電圧としての0.9Vを出力する。さらに、レギュレーター32a,32bは、マイクロコンピューター27と接続しており、マイクロコンピューター27の制御に基づいて、RAM25b,25c,25d、メモリー制御ASIC22およびDIMM29への電圧(電源電圧およびリファレンス電圧)供給をオン・オフする。
このような電子機器10の構成下で、マイクロコンピューター27は、通常動作モードから省電力モードへの移行処理および、省電力モードから通常動作モードへの復帰処理を実行する。マイクロコンピューター27は、特許請求の範囲における制御部の一例に該当する。
このような電子機器10の構成下で、マイクロコンピューター27は、通常動作モードから省電力モードへの移行処理および、省電力モードから通常動作モードへの復帰処理を実行する。マイクロコンピューター27は、特許請求の範囲における制御部の一例に該当する。
図4は、通常動作モードから省電力モードへの移行処理をフローチャートにより示している。当該処理は、電子機器10が通常動作モードである場合に実行される。
マイクロコンピューター27は、ステップS100では、省電力モードへの移行指示を受け付けたか否か判定し、移行指示を受け付けたと判断した場合には、ステップS110に進む。省電力モードへの移行指示とは、例えばI/O制御ASIC24からマイクロコンピューター27に出力される指示である。I/O制御ASIC24は、例えば、一定以上の時間、外部からの入力(操作パネル11に対する入力、外部ネットワークに対応するインターフェイス等を通じての印刷要求の入力、ファクシミリ回路14を介してのファクシミリ信号の受信など)が無い場合に、上記移行指示を出力する。
マイクロコンピューター27は、ステップS100では、省電力モードへの移行指示を受け付けたか否か判定し、移行指示を受け付けたと判断した場合には、ステップS110に進む。省電力モードへの移行指示とは、例えばI/O制御ASIC24からマイクロコンピューター27に出力される指示である。I/O制御ASIC24は、例えば、一定以上の時間、外部からの入力(操作パネル11に対する入力、外部ネットワークに対応するインターフェイス等を通じての印刷要求の入力、ファクシミリ回路14を介してのファクシミリ信号の受信など)が無い場合に、上記移行指示を出力する。
ステップS110では、マイクロコンピューター27は、そのときRAM25a,25b,25c,25dに格納されているプログラムをコピーし、上記一部のRAMとしてのRAM25aに記録する。本実施形態では、通常動作モード時に、ROM26に格納されていたプログラムがコピーされて各RAM25a,25b,25c,25dに分けて格納され、これらRAM25a,25b,25c,25dに格納されたプログラムに基づく処理が、主にDIMM29をワークエリアとして実行される。従って、当該ステップS110では、このようにRAM25a,25b,25c,25dに格納されている各プログラムをまとめてRAM25aに記録するのである。ここで言うプログラムとは、例えば、電子機器10において、外部ネットワークを通じての印刷要求に応答して印刷制御を実行するプログラムや、ファクシミリの受信要求または送信要求に応答して当該受信・送信の制御を実行するプログラムや、ユーザーインターフェイス(操作パネル11等)への操作(要求)に応じてユーザーインターフェイスの表示制御を実行するプログラム等(あるいはこれらプログラムの一部)が挙げられる。
ステップS120では、マイクロコンピューター27は、複数のRAM25a,25b,25c,25dのうち少なくとも、レギュレーター32a,32bと接続していないRAM25aについてセルフリフレッシュ状態にさせる。この結果、RAM25aにおいては、そのときの記録内容(ステップS110より前においてRAM25a,25b,25c,25dに格納されていたプログラム)が保持される。なお、少なくともレギュレーター32a,32bと接続していないRAM25aについてセルフリフレッシュ状態にするということであるため、マイクロコンピューター27は、複数のRAM25a,25b,25c,25dの全てについてセルフリフレッシュ状態にさせてもよい。RAM25a,25b,25c,25dの全てをセルフリフレッシュ状態にするとすれば、わざわざセルフリフレッシュさせるRAMを複数のRAMの中から特定する必要が無いため、当該ステップS120の処理が、簡易となる。
ステップS130では、マイクロコンピューター27は、レギュレーター32a,32bを制御して、レギュレーター32a,32bからメモリー制御ASIC22への電圧供給を停止させ、メモリー制御ASIC22を駆動停止状態とする。ただし、上述したように、マイクロコンピューター27はメモリー制御ASIC22に搭載されていてもよい。従って、マイクロコンピューター27は、自身がメモリー制御ASIC22に搭載されている場合には、レギュレーター32a,32bからメモリー制御ASIC22全体への電圧供給を停止させるのではなく、メモリー制御ASIC22内のバッファ22aへの電圧供給を停止させる。
ステップS140では、マイクロコンピューター27は、レギュレーター32a,32bによる電圧供給を停止させる。この結果、RAM25b,25c,25dおよびDIMM29への電圧供給も停止され、RAM25b,25c,25dおよびDIMM29は駆動停止状態となる。この結果、RAM25b,25c,25dにおいては、上記ステップS120でセルフリフレッシュを実行したか否かにかかわらず、RAM内のデータが消滅する。一方、このように省電力モードへの移行処理が実行された場合でも、レギュレーター31a,31bによるRAM25aに対する電圧供給は継続されるため、RAM25aのセルフリフレッシュ状態は保持される。なお、電子機器10においては、省電力モードにする場合、CPU21、ROM26、印刷機構部13、スキャナー部15、スキャナー制御ASIC28、I/O制御ASIC24の一部、についても電源供給が停止される。ここでいうI/O制御ASIC24の一部とは、操作パネル11や外部ネットワークやファクシミリ回路14やUSBデバイスとの各インターフェイスとマイクロコンピューター27との通信に必要な構成を除いた部分である。このようにして、省電力モードへの移行が完了する。
図5は、省電力モードから通常動作モードへの復帰処理をフローチャートにより示している。当該処理は、電子機器10が省電力モードである場合に実行される。
マイクロコンピューター27は、ステップS200では、通常動作モードへの復帰指示を受け付けたか否か判定し、復帰指示を受け付けたと判断した場合には、ステップS210に進む。通常動作モードへの復帰指示とは、I/O制御ASIC24の各インターフェイスを介してマイクロコンピューター27に出力される指示である。例えば、各インターフェイスを通じて、外部からの入力(操作パネル11に対する入力、外部ネットワークに対応するインターフェイス等を通じての印刷要求の入力、ファクシミリ回路14を介してのファクシミリ信号の受信など)があった場合に、当該入力を復帰指示とみなしてステップS210に進む。
マイクロコンピューター27は、ステップS200では、通常動作モードへの復帰指示を受け付けたか否か判定し、復帰指示を受け付けたと判断した場合には、ステップS210に進む。通常動作モードへの復帰指示とは、I/O制御ASIC24の各インターフェイスを介してマイクロコンピューター27に出力される指示である。例えば、各インターフェイスを通じて、外部からの入力(操作パネル11に対する入力、外部ネットワークに対応するインターフェイス等を通じての印刷要求の入力、ファクシミリ回路14を介してのファクシミリ信号の受信など)があった場合に、当該入力を復帰指示とみなしてステップS210に進む。
ステップS210では、マイクロコンピューター27は、レギュレーター32a,32bを制御して、レギュレーター32a,32bによるRAM25b,25c,25dおよびDIMM29への電圧供給を再開させる。この結果、RAM25b,25c,25dおよびDIMM29には電源が供給される。
ステップS220では、マイクロコンピューター27は、レギュレーター32a,32bを制御して、レギュレーター32a,32bからメモリー制御ASIC22への電圧供給を再開させ、メモリー制御ASIC22を稼働させる。なお上述したように、メモリー制御ASIC22内のバッファ22aへの電圧供給を停止させていた場合には、当該バッファへの電圧供給を再開させる。
ステップS220では、マイクロコンピューター27は、レギュレーター32a,32bを制御して、レギュレーター32a,32bからメモリー制御ASIC22への電圧供給を再開させ、メモリー制御ASIC22を稼働させる。なお上述したように、メモリー制御ASIC22内のバッファ22aへの電圧供給を停止させていた場合には、当該バッファへの電圧供給を再開させる。
ステップS230では、マイクロコンピューター27は、RAM25b,25c,25dおよびDIMM29について、それぞれ所定の初期化処理を実行し、初期設定の状態にする。
ステップS240では、マイクロコンピューター27は、RAM25aのセルフリフレッシュ状態を解除する。
ステップS250では、マイクロコンピューター27は、セルフリフレッシュ状態を解いたRAM25aに記録されている上記プログラムを、RAM25a,25b,25c,25dそれぞれに分けて書き戻し、上記ステップS110より前の状態に戻す。この結果、通常動作モードへの復帰処理が完了する。
ステップS240では、マイクロコンピューター27は、RAM25aのセルフリフレッシュ状態を解除する。
ステップS250では、マイクロコンピューター27は、セルフリフレッシュ状態を解いたRAM25aに記録されている上記プログラムを、RAM25a,25b,25c,25dそれぞれに分けて書き戻し、上記ステップS110より前の状態に戻す。この結果、通常動作モードへの復帰処理が完了する。
電子機器10においては、通常動作モードに復帰する場合、それまで電源供給が停止されていたCPU21、ROM26、印刷機構部13、スキャナー部15、スキャナー制御ASIC28、I/O制御ASIC24の一部、についても電源の供給を再開する。
なお、通常動作モードから省電力モードへの移行処理を行なう際に、RAM25a〜25dのうち、レギュレーター31a,31bによる電源供給を受けるRAM25aにのみプログラムが格納されている場合もある。そのような場合、図4のフローチャートにおいては、上記ステップS110の処理は不要となり、図5のフローチャートにおいては、上記ステップS250の処理が不要となる。
なお、通常動作モードから省電力モードへの移行処理を行なう際に、RAM25a〜25dのうち、レギュレーター31a,31bによる電源供給を受けるRAM25aにのみプログラムが格納されている場合もある。そのような場合、図4のフローチャートにおいては、上記ステップS110の処理は不要となり、図5のフローチャートにおいては、上記ステップS250の処理が不要となる。
このように本実施形態によれば、電子機器10は、複数のRAM25a,25b,25c,25dを、レギュレーター31a,31bによって電源供給されるRAM25aと、レギュレーター32a,32bによって電源供給されるRAM25b,25c,25dとに分け、省電力モード移行時には、RAM25a,25b,25c,25dにそれぞれ格納されているプログラムをRAM25aにまとめて記録した上で少なくともRAM25aをセルフリフレッシュ状態とし、レギュレーター32a,32bを制御してRAM25b,25c,25dへの電源供給を停止させるようにした。つまり、省電力モード時には、複数のRAMのうちプログラムを保持するために必要な一部のRAMのみに電源供給を継続し、その他のRAMに対しては電源供給を停止したことにより、省電力モード中における低消費電力化をより一層促進することができる。
また、上述したように、省電力モード移行前にRAM25a,25b,25c,25dに分かれて格納されていたプログラムのデータをRAM25aに記録した上でRAM25aをセルフリフレッシュすることで、省電力モード中において、省電力モード移行前に各RAM25a,25b,25c,25dに分かれて格納されていたプログラムを確実に保持することができる。さらに、省電力モード中においては、プログラムがRAMに保持されるため、省電力モードから通常動作モードに復帰した際に、プログラムの実行主体(CPU21等)は、当該プログラムを迅速に読み出して即座に実行できる。
本発明の変形例について説明する。変形例においては、上述した実施形態と異なる点について説明する。
図6は、メモリー制御ASIC22、複数のRAM25a,25b,25c,25d、マイクロコンピューター27を含む回路のブロック図であって、図3の構成とは異なる例を示している。図6においては、複数のRAM25a,25b,25c,25dと一対一で対応する複数の電源供給部(レギュレーター)であって、互いに異なる供給経路にて、対応するRAMに対して電源供給を行う複数のレギュレーターが配設されている。つまり、RAM25aにはレギュレーター31a,31bが対応し、RAM25bにはレギュレーター33a,33bが対応し、RAM25cにはレギュレーター34a,34bが対応し、RAM25dにはレギュレーター35a,35bが対応している。さらに、図6においては、メモリー制御ASIC22およびDIMM29に対しても電源電圧としての1.8Vおよびリファレンス電圧としての0.9Vを出力するレギュレーター36a,36bが配設されている。
図6は、メモリー制御ASIC22、複数のRAM25a,25b,25c,25d、マイクロコンピューター27を含む回路のブロック図であって、図3の構成とは異なる例を示している。図6においては、複数のRAM25a,25b,25c,25dと一対一で対応する複数の電源供給部(レギュレーター)であって、互いに異なる供給経路にて、対応するRAMに対して電源供給を行う複数のレギュレーターが配設されている。つまり、RAM25aにはレギュレーター31a,31bが対応し、RAM25bにはレギュレーター33a,33bが対応し、RAM25cにはレギュレーター34a,34bが対応し、RAM25dにはレギュレーター35a,35bが対応している。さらに、図6においては、メモリー制御ASIC22およびDIMM29に対しても電源電圧としての1.8Vおよびリファレンス電圧としての0.9Vを出力するレギュレーター36a,36bが配設されている。
レギュレーター31a,31b,33a,33b,34a,34b,35a,35b,36a,36bはマイクロコンピューター27と接続しており、マイクロコンピューター27の制御に基づいて、それぞれが対応するRAM25a,25b,25c,25d、メモリー制御ASIC22、DIMM29への電圧(電源電圧およびリファレンス電圧)供給をオン・オフする。以下においては、このようにRAM毎にレギュレーターが配設された構成下で、マイクロコンピューター27が行なう、通常動作モードから省電力モードへの移行処理(図7)および、省電力モードから通常動作モードへの復帰処理(図8)について説明する。
図7は、通常動作モードから省電力モードへの移行処理をフローチャートにより示している。ステップS300は、上記ステップS100(図4)と同じである。
マイクロコンピューター27は、ステップS310では、そのときRAM25a,25b,25c,25dに格納されているプログラムのデータ量(総量)およびRAM25a,25b,25c,25dそれぞれの容量に基づいて、RAM25a,25b,25c,25dに格納されているプログラム全てを記録するために必要なRAM(RAMの数)を特定する。この場合、例えば、特定する際の優先順位をRAM25a,25b,25c,25dの順とし、上記プログラムのデータ量がRAM25aの容量以下であればRAM25aのみを、プログラムを記録するためのRAMとして特定する。一方、プログラムのデータ量がRAM25aの容量を超えていれば、RAM25a,25bを特定し、プログラムのデータ量がRAM25a,25bの合計の容量を超えていれば、RAM25a,25b,25cを特定し、プログラムのデータ量がRAM25a,25b,25cの合計の容量を超えていれば、RAM25a,25b,25c,25dの全てを特定する。
マイクロコンピューター27は、ステップS310では、そのときRAM25a,25b,25c,25dに格納されているプログラムのデータ量(総量)およびRAM25a,25b,25c,25dそれぞれの容量に基づいて、RAM25a,25b,25c,25dに格納されているプログラム全てを記録するために必要なRAM(RAMの数)を特定する。この場合、例えば、特定する際の優先順位をRAM25a,25b,25c,25dの順とし、上記プログラムのデータ量がRAM25aの容量以下であればRAM25aのみを、プログラムを記録するためのRAMとして特定する。一方、プログラムのデータ量がRAM25aの容量を超えていれば、RAM25a,25bを特定し、プログラムのデータ量がRAM25a,25bの合計の容量を超えていれば、RAM25a,25b,25cを特定し、プログラムのデータ量がRAM25a,25b,25cの合計の容量を超えていれば、RAM25a,25b,25c,25dの全てを特定する。
ステップS320では、マイクロコンピューター27は、そのときRAM25a,25b,25c,25dに格納されているプログラムをコピーし、上記ステップS310で特定したRAMに記録する。このとき、上記特定されたRAMが複数である場合には、プログラムのデータを複数のRAMに分けて記録する。
ステップS330では、マイクロコンピューター27は、複数のRAM25a,25b,25c,25dのうち少なくとも、上記ステップS310で特定したRAMについてセルフリフレッシュ状態にさせる。この結果、上記特定されたRAMにおいては、そのときの記録内容(ステップS320より前においてRAM25a,25b,25c,25dに格納されていたプログラム)が保持される。
ステップS340では、マイクロコンピューター27は、レギュレーター36a,36bを制御して、レギュレーター36a,36bからメモリー制御ASIC22への電圧供給を停止させ、メモリー制御ASIC22を駆動停止状態とする。
ステップS340では、マイクロコンピューター27は、レギュレーター36a,36bを制御して、レギュレーター36a,36bからメモリー制御ASIC22への電圧供給を停止させ、メモリー制御ASIC22を駆動停止状態とする。
ステップS350では、マイクロコンピューター27は、上記ステップS310で特定したRAM以外のRAMに対応するレギュレーターによる電圧供給を停止させるとともに、レギュレーター36a,36bを制御して、レギュレーター36a,36bからDIMM29への電圧供給も停止させる。当該変形例では、上記ステップS310においてRAM25a,25bが特定されているものとする。この場合、マイクロコンピューター27は、RAM25c、RAM25dそれぞれに対応するレギュレーター34a,34b、レギュレーター35a,35bを制御し、当該レギュレーター34a,34b、レギュレーター35a,35bそれぞれからRAM25c、RAM25dへの電圧供給を停止させる。
図8は、省電力モードから通常動作モードへの復帰処理をフローチャートにより示している。ステップS400は、上記ステップS200(図5)と同じである。
マイクロコンピューター27は、ステップS410では、上記特定されたRAM以外のRAM(RAM25cおよびRAM25d)に対応するレギュレーター(レギュレーター34a,34b、レギュレーター35a,35b)およびレギュレーター36a,36bを制御して、上記特定されたRAM以外のRAMおよびDIMM29への電圧供給を再開させる。
ステップS420では、マイクロコンピューター27は、レギュレーター36a,36bを制御して、レギュレーター36a,36bからメモリー制御ASIC22への電圧供給を再開させ、メモリー制御ASIC22を稼働させる。
マイクロコンピューター27は、ステップS410では、上記特定されたRAM以外のRAM(RAM25cおよびRAM25d)に対応するレギュレーター(レギュレーター34a,34b、レギュレーター35a,35b)およびレギュレーター36a,36bを制御して、上記特定されたRAM以外のRAMおよびDIMM29への電圧供給を再開させる。
ステップS420では、マイクロコンピューター27は、レギュレーター36a,36bを制御して、レギュレーター36a,36bからメモリー制御ASIC22への電圧供給を再開させ、メモリー制御ASIC22を稼働させる。
ステップS430では、マイクロコンピューター27は、上記特定されたRAM以外のRAM(RAM25cおよびRAM25d)およびDIMM29について、それぞれ所定の初期化処理を実行し、初期設定の状態にする。
ステップS440では、マイクロコンピューター27は、上記特定されたRAM(RAM25aおよびRAM25b)のセルフリフレッシュ状態を解除する。
ステップS450では、マイクロコンピューター27は、セルフリフレッシュ状態を解いたRAM(RAM25aおよびRAM25b)に記録されている上記プログラムを、RAM25a,25b,25c,25dそれぞれに分けて書き戻し、上記ステップS320より前の状態に戻す。この結果、通常動作モードへの復帰処理が完了する。
ステップS440では、マイクロコンピューター27は、上記特定されたRAM(RAM25aおよびRAM25b)のセルフリフレッシュ状態を解除する。
ステップS450では、マイクロコンピューター27は、セルフリフレッシュ状態を解いたRAM(RAM25aおよびRAM25b)に記録されている上記プログラムを、RAM25a,25b,25c,25dそれぞれに分けて書き戻し、上記ステップS320より前の状態に戻す。この結果、通常動作モードへの復帰処理が完了する。
このように当該変形例によれば、電子機器10は、複数のRAM25a,25b,25c,25dがそれぞれ異なるレギュレーターによって電源供給される構成とし、省電力モード移行時には、RAM25a,25b,25c,25dに格納されているプログラムを記録するために必要なRAMを、プログラムのデータ量に応じて特定し、当該特定したRAMに、RAM25a,25b,25c,25dに格納されているプログラムをまとめて記録し、少なくとも当該特定したRAMをセルフリフレッシュ状態とし、当該特定したRAM以外のRAMについて、それぞれが対応するレギュレーターを制御して電源供給を停止させるようにした。つまり、省電力モード中に保持すべきプログラムのデータ量に応じて、省電力モード中に電源供給を継続するRAMと電源供給を停止するRAMとを変更可能としたため、省電力モード時における確実なプログラムデータの保持と低消費電力化とを、両立することができる。
10…電子機器、11…操作パネル、12…制御部、13…印刷機構部、14…ファクシミリ回路、15…スキャナー部、21…CPU、22…メモリー制御ASIC、22a…バッファ、24…I/O制御ASIC、25,25a,25b,25c,25d…RAM、26…ROM、27…マイクロコンピューター、28…スキャナー制御ASIC、29…DIMM、31a,31b,32a,32b,33a,33b,34a,34b,35a,35b,36a,36b…レギュレーター、50…PC
Claims (7)
- セルフリフレッシュを実行可能な複数のRAMと、
上記複数のRAMのうち一部のRAMに対して電源供給を行う第一電源供給部と、
上記第一電源供給部とは異なる供給経路にて、上記複数のRAMのうち上記一部のRAM以外のRAMに対して電源供給を行う第二電源供給部と、
動作モードの変更に応じて電源供給を制御する制御部とを備え、
上記制御部は、省電力モードへの移行指示を受けた場合に、上記複数のRAMに格納されているプログラムを上記一部のRAMに記録した上で少なくとも上記一部のRAMをセルフリフレッシュ状態とし、かつ上記第二電源供給部による上記一部のRAM以外のRAMに対する電源供給を停止させ、省電力モードから通常動作モードへの復帰指示を受けた場合には、上記第二電源供給部による上記一部のRAM以外のRAMに対する電源供給を再開させ、上記一部のRAMのセルフリフレッシュ状態を解除し、かつ上記一部のRAMに記録した上記プログラムを、上記複数のRAMそれぞれに書き戻すことを特徴とする電子機器。 - 上記プログラムは、外部からの印刷要求、ファクシミリの受信または送信要求、ユーザーインターフェイスの制御要求、の少なくともいずれか一つに応答するために必要なプログラムであることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 上記制御部は、上記省電力モードへの移行指示を受けた場合に、上記複数のRAMに格納されているプログラムを上記一部のRAMに記録した上で上記複数のRAMの全てをセルフリフレッシュ状態とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器。
- プリンターであることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の電子機器。
- 少なくともプリント機能とスキャン機能とファクシミリ機能とを備えた複合機であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の電子機器。
- セルフリフレッシュを実行可能な複数のRAMと、
上記複数のRAMと一対一で対応する複数の電源供給部であって、互いに異なる供給経路にて、対応するRAMに対して電源供給を行う複数の電源供給部と、
動作モードの変更に応じて電源供給を制御する制御部とを備え、
上記制御部は、省電力モードへの移行指示を受けた場合に、上記複数のRAMに格納されているプログラムのデータ量に基づいて、当該プログラムを記録するために必要な一以上のRAMを上記複数のRAMの中から特定し、当該特定したRAMに当該プログラムを記録した上で少なくとも当該特定したRAMをセルフリフレッシュ状態とし、かつ当該特定したRAM以外のRAMに対する上記各電源供給部による電源供給を停止させ、省電力モードから通常動作モードへの復帰指示を受けた場合には、上記特定したRAM以外のRAMに対する電源供給を再開させ、上記特定したRAMのセルフリフレッシュ状態を解除し、かつ上記特定したRAMに記録した上記プログラムを、上記複数のRAMそれぞれに書き戻すことを特徴とする電子機器。 - セルフリフレッシュを実行可能な複数のRAMと、
上記複数のRAMのうち所定のプログラムが格納されている一部のRAMに対して電源供給を行う第一電源供給部と、
上記第一電源供給部とは異なる供給経路にて、上記複数のRAMのうち上記一部のRAM以外のRAMに対して電源供給を行う第二電源供給部と、
動作モードの変更に応じて電源供給を制御する制御部とを備え、
上記制御部は、省電力モードへの移行指示を受けた場合に、少なくとも上記一部のRAMをセルフリフレッシュ状態とし、かつ上記第二電源供給部による上記一部のRAM以外のRAMに対する電源供給を停止させ、省電力モードから通常動作モードへの復帰指示を受けた場合には、上記第二電源供給部による上記一部のRAM以外のRAMに対する電源供給を再開させ、上記一部のRAMのセルフリフレッシュ状態を解除することを特徴とする電子機器。
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