JP2009070106A - 画像形成装置、データの処理方法並びにデータの処理プログラム - Google Patents

画像形成装置、データの処理方法並びにデータの処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】データ保護のために外部記憶装置から画像形成装置の記憶部に退避させたデータを、容易に外部記憶装置に戻すことができる画像形成装置等を提供する。
【解決手段】接続された外部記憶装置へのアクセスが行われてから一定時間経過後も該外部記憶装置が接続されている場合、退避手段19により外部記憶装置に保存されているデータが保存手段18に退避させられる。そして、該データを外部記憶装置に復帰させる場合、ユーザによってセットされた原稿が読取手段13によって読み取られ、読み取られた原稿のデータと保存手段18に保存されているデータとの照合を行うことにより、前記2つの画像データが一致するか否かの判定が判定手段11によって行われる。一致すると判定された場合には、復帰手段19によって外部記憶装置へ該データの復帰が行われる。
【選択図】図3

Description

本発明は、外部記憶装置の接続が可能な画像形成装置、データの処理方法並びにデータの処理プログラムに関する。
パーソナルコンピュータ(以下では、パソコン)等で作成された文書データをUSBメモリ等の外部記憶装置に保存し、当該外部記憶装置を画像形成装置に差し込み前記文書データの印刷等を行ったり、またセットした原稿をスキャンして、スキャンされた原稿の画像データを画像形成装置に差し込まれた外部記憶装置に保存したりする場合がある。
ところで、印刷等が行われた後、ユーザは接続した外部記憶装置を画像形成装置から抜き忘れることがある。そのため、抜き忘れた外部記憶装置からのデータ漏洩を防止するために、前記外部記憶装置に保存されているデータを、接続した画像形成装置のHDD等の記憶部に退避させる。
そして、退避させたデータを外部記憶装置に戻す際に、退避させたデータが該ユーザのものであることを確かめるためのユーザ認証方法として、パスワードによる認証が用いられることが多い。
なお、外部記憶装置が取り外されたことを検出してから、当該外部記憶装置のデータの印刷を行う技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2005−150980号公報
ところが、パスワードによる認証方法は、ユーザがパスワードを入力する操作が煩わしいという問題や、また仮にユーザがパスワードを忘れた場合、画像形成装置に退避保存されているデータを外部記憶装置に戻すのが困難になるという問題もある。
しかるに、特許文献1に記載の技術は、外部記憶装置の抜き忘れ防止に関するものであり、上記課題を根本的に解決するものではない。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、データ保護のために外部記憶装置から画像形成装置の記憶部に退避させたデータを、容易に外部記憶装置に戻すことができる画像形成装置、データの処理方法並びにデータの処理プログラムを提供することを目的とする。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)外部記憶装置を接続する接続手段と、ユーザによってセットされた原稿を読み取る読取手段と、データを保存する保存手段と、接続された外部記憶装置へのアクセスが終了してから一定時間経過後も、前記外部記憶装置が接続されている場合、前記外部記憶装置に保存されているデータを前記保存手段へ退避させる退避手段と、前記保存手段に退避させたデータを外部記憶装置に戻す際に、前記読取り手段によってユーザによりセットされた原稿を読み取り、読み取られた原稿のデータと前記保存手段に退避させたデータとを照合することにより、前記2つのデータが一致するか否かの判定を行う判定手段と、一致すると判定された場合、退避させたデータを接続された外部記憶装置に復帰させる復帰手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
(2)前記読取手段に読み取らせる原稿は、前記退避させられたデータが読取手段によって読み取られ、外部記憶装置へ保存されたデータである場合は、前記読み取られた原稿であり、外部記憶装置に保存されているデータが印刷された後に、前記外部記憶装置から退避させられた場合には、前記データを印刷した用紙である前項(1)に記載の画像形成装置。
(3)前記判定手段は、複数のページ亘って、前記2つのデータが一致するか否かの判定を行う前項(1)又は(2)に記載の画像形成装置。
(4)前記判定手段は、1枚目の原稿の判定結果に応じて、2枚目の判定を行う前項(3)に記載の画像形成装置。
(5)ユーザによってセットされた原稿を読み取るステップと、データを保存手段に保存するステップと、接続された外部記憶装置へのアクセスが終了してから一定時間経過しても、前記外部記憶装置が接続されている場合、前記外部記憶装置に保存されているデータを前記保存手段へ退避させるステップと、前記保存手段に保存されているデータを外部記憶装置に戻す際に、前記読取り手段に原稿を読み取らせ、読み取らせた原稿のデータと保存手段に保存されている外部記憶装置のデータとを照合することにより、前記2つのデータが一致するか否かの判定を行うステップと、一致すると判定された場合、保存されているデータを接続された外部記憶装置に復帰させるステップと、を備えることを特徴としたデータの処理方法。
(6)ユーザによってセットされた原稿を読み取るステップと、データを保存手段に保存するステップと、接続された外部記憶装置へのアクセスが終了してから一定時間経過しても、前記外部記憶装置が接続されている場合、前記外部記憶装置に保存されているデータを前記保存手段へ退避させるステップと、前記保存手段に保存されているデータを外部記憶装置に戻す際に、前記読取り手段に原稿を読み取らせ、読み取らせた原稿のデータと保存手段に保存されている外部記憶装置のデータとを照合することにより、前記2つのデータが一致するか否かの判定を行うステップと、一致すると判定された場合、保存されているデータを接続された外部記憶装置に退避させるステップと、を画像形成装置のコンピュータに実行させるためのプログラム。
前項(1)に記載の発明によれば、外部記憶装置にアクセスが行われてから、一定時間経過後に、該外部記憶装置が接続されたままであった場合、該外部記憶装置に保存されているデータが画像形成装置の保存手段に退避させられる。そして、該データを外部記憶装置に戻す際には、読取手段から原稿を読み取らせ、読み取られた原稿のデータと保存されているデータとを照合することにより、2つのデータが一致するか否かの判定が行われ、一致すると判定された場合該データが外部記憶装置に復帰させられる。これにより、原稿を読み取り手段に読み取らせるだけで、画像形成装置の保存手段に退避されたデータを外部記憶装置に復帰させることができるので、例えばパスワード認証を行う場合のようにパスワード入力といった操作を行う必要はないので、ユーザはパスワードの入力操作の手間から解放され、またユーザがパスワードを忘れた場合、画像形成装置に退避されたデータを外部記憶装置に復帰させるのが困難になるといった問題も発生しない。
前項(2)に記載の発明によれば、原稿をスキャンすることにより得られた画像データを外部記憶装置に保存させた後に、前記画像データが退避させられた場合、前記原稿を読取手段に読取られせることによって、また外部記憶装置に保存されている画像データを印刷した後、前記外部記憶装置から前記画像データが退避させられた場合には、該画像データを印刷した用紙を読取らせることによって、それぞれ退避させられた画像データを外部記憶装置に復帰させることができる。
前項(3)に記載の発明によれば、複数のページに亘って、読み込まれた原稿のデータと保存されているデータとが一致するか否かの判定ができる。
前項(4)に記載の発明によれば、1枚目の判定結果に応じて、2枚目以降の判定を行うことが可能となる。
前項(5)に記載の発明によれば、アクセスされてから一定時間経過後に、該外部記憶装置が接続されたままであった場合、該外部記憶装置に保存されているデータが画像形成装置の保存手段に退避させられる。そして、該データを外部記憶装置に戻す際には、読取手段から原稿を読み取らせ、読み取られた原稿のデータと保存されているデータとを照合することにより、2つのデータが一致するか否かの判定が行われる。そして、一致すると判定された場合、退避されたデータが外部装置に復帰される。これにより、ユーザは画像形成装置に保存されている外部記憶装置のデータを容易に、外部記憶装置に戻すことが可能となる。
前項(6)に記載の発明によれば、セットされた原稿の読み取り処理、一定時間経過した際の外部記憶装置に保存されているデータの画像形成装置への退避処理、該データを外部記憶装置に戻す際の読み取られた原稿データと保存データとが一致するか否かの判定処理、及び一致すると判定された際の外部記憶装置へのデータの復帰処理を画像形成装置のコンピュータに実行させることができる。
(実施形態1)
以下、本発明の第1実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置が用いられたデータ処理システムを示した図である。
図1に示すように、データ処理システムは、画像形成装置1、USBメモリ接続口2等が備えられており、ネットワーク3を介して接続されている。
画像形成装置1は、多機能デジタル複合機であるMFP(Multi Function Peripherals)であり、コピー機能、プリンタ機能、スキャン機能等の各種機能を有している。
USB接続口2は、外部記憶装置の一例としてのUSBメモリ5が接続されるものである。なお、外部記憶装置はUSBメモリに限定されることはなく、メモリカード等の他の可搬性記憶装置を用いてもよい。
図1に示すように、画像形成装置1は、CPU11、オペレーションパネル12、スキャナ13、メモリコントローラ14、メインメモリ15、不揮発メモリ16、ハードディスクコントローラ17、記憶部18、通信インターフェイス部19等から構成され、システムバス21を介して互いに接続されている。
CPU11は、ROM(図示せず)に保存されているプログラムを実行することにより、画像形成装置1を統括的に制御する。この実施形態では、スキャナ13によって読み取られた原稿のデータと記憶部18に保存されているデータとを照合することにより、前記2つのデータが一致するか否かの判定等を行うが、詳しくは後述する。
オペレーションパネル12は、各種のメッセージ及びユーザに対する入力受付画面及び選択画面等を表示したり、画像形成装置1が有する各種機能のユーザによる操作設定がなされる際に用いられるものであり、テンキーなどのキー入力部とタッチパネル式の液晶表示部等を備えている。この実施形態では、USBメモリ5から退避させられた画像データの一覧が表示される。
スキャナ13は、ユーザにより自動原稿送り装置やプラテンガラス上にセットされた原稿を読み取って電子データである画像データに変換する。
メインコントローラ14は、メインメモリ15のデータの読み出し、書き出しなどのメモリの入出力を含むメインメモリ15の制御を行う。
メインメモリ15は、一次記憶媒体でありCPU11が実行する際の作業領域となるものであり、スキャナ13によって読み取られた原稿の画像データ、プログラム又はプログラムを実行する際のデータ、送信処理が実行される際に必要とされるデータ等を一時保存する。
不揮発メモリ16は、ROMやフラッシュメモリ等からなり、CPU11が実行するプログラムやその他のデータを記憶している。
ハードディスクコントローラ17は、ディスクキャッシュやディスクの情報管理を含む記憶装置18の制御を行う。
記憶部18は、ハードディスク(HDD)等の記憶媒体からなり、スキャナ13から読み取られた原稿の画像データを保存したり、またUSBメモリ5から読み出されたアプリケーションデータ形式の印刷対象データをCPU11、メインコントローラ14、メインメモリ15によって印刷出力可能な画像データに変換したものを保存したりする。この実施形態では、USBメモリ5からの保存データの漏洩防止のためUSBメモリ5から退避させられた画像データが保存される。
通信インターフェイス部19は、通信プルトコル・ソフトウエアを有し、外部ネットワーク21を介して、外部装置との通信を行う他、USBコントローラとしての機能やUSBメモリ5の接続手段としての機能を有している。この実施形態では、USB接続口2に接続されたUSBメモリ5からの画像データの読み出しや、画像データの書込み等が行われる。
次に、画像形成装置の動作の一例を説明する。
ユーザによって自動原稿送り装置やプラテンガラス上にセットされた原稿は、スキャナ13によって画像が読み込まれる。そして、CPU11、メモリコントローラ14、メインメモリ15にて展開された画像データは記録紙上に電子写真画像として形成されたり、アプリケーションデータ形式に変換され、USBメモリ5に保存されたりする。また、USBメモリ5から読み出されたアプリケーションデータ形式の印刷対象データがCPU11、メインコントローラ14、メインメモリ15で印刷可能な画像データに変換され、記録紙上に電子写真画像として形成される。
[画像形成装置1の動作]
次に、画像形成装置1の動作を、図2及び図3に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、この動作は、CPU11がROM(図示せず)等の記録媒体に保存されているプログラムを実行することにより、実現される。
まず、USBメモリ接続口2にUSBメモリ5の接続が検出されてから、USBメモリ5からの保存データの漏洩を防止するために、USBメモリ5に保存されている画像データが画像形成装置1に退避されるまでの動作を、図2を参照しながら説明する。
ユーザは、USBメモリ5をUSBメモリ接続口2に接続する。
USBメモリ5の接続が検出されると(ステップS10)、ユーザからのオペレーションパネル12を介しての指示により、スキャナ13からセットされた原稿を読み取り、アプリケーションデータ形式のデータに変換してUSBメモリ5に保存する処理、又はUSBメモリ5に保存されているアプリケーションデータ形式のデータを読み出し、変換して印刷する処理が行なわれる(ステップS11)。
次に、USBメモリ5へのアクセスが行われてから一定時間が経過したか否かの判定が行われ(ステップS12)、経過していない場合(ステップS12でNO)、経過するまで待つ。一方、経過した場合(ステップS12でYES)、接続されたUSBメモリ5の取り外しが行われたか否かの判定が行われ(ステップS13)、取り外されていた場合(ステップS13でYES)、処理を終了する。
一方、取り外しが行われていない場合(ステップS13でNO)、ユーザが該USBメモリ5を取り外し忘れた可能性が高く、該USBメモリ5に保存されている画像データの漏洩を防止するために、USBメモリ5に保存されている画像データが記憶部18に退避させられ(ステップS13)、元の画像データの削除が行われた後、処理を終了する。
これにより、画像形成装置1から取り外し忘れたUSBメモリ5からの画像データの漏洩を防止することができる。
次に、USBメモリ5から退避させられ、画像形成装置1の記憶部18に保存された画像データを、USBメモリ5に復帰させる際の動作を、図3に示すフローチャートを参照しながら説明する。
USBメモリ5から記憶部18に画像データが退避させられた後に、画像データが戻されずUSBメモリ5が取り外されていた場合、ユーザは新たにUSBメモリの接続を行い、オペレーションパネル12から画像データを戻すための所定の操作を行う。また、画像データを戻すUSBメモリが接続されたままであった場合には、ユーザはオペレーションパネル12から画像データを戻すための所定の操作を行う。
USBメモリ5の接続が検出されると(ステップS20)、オペレーションパネル12の液晶表示部に、図4に示す保護データ一覧30が表示される(ステップS21)。
なお、保護データ一覧30には、接続されたUSBメモリから退避された画像データの内容等が示されており、取り外し忘れたUSBメモリ名を示すBOX番号、USBメモリが接続された日時、データファイル名、作成日、データ量に関しての情報が、それぞれ表示されている。
例えば、保護データ31は、取り外し忘れたUSBメモリ名が「USBメモリa」、接続日時が「2007 03.23 17:00」、データファイル名が「TMK000」、作成日が「2004.09.13」、データ量が「300K」であることを示している。
ユーザは保護データ一覧30のBOX番号から自分が取り外し忘れたUSBメモリを特定した後、USBメモリに戻す保護データの選択を行う。例えば、取り外し忘れたUSBメモリが「USBメモリa」であり、戻す画像データのファイル名が「TMK00000」であるなら、保護データ31がユーザによって選択される。
次に、ユーザは、自分が該保護データの所有者であることの認証を行うために以下の操作を行う。
即ち、スキャナ13に原稿を読み取らせ、USBメモリ5に読み取らせた原稿の画像データを保存した後、前記画像データが退避させられた場合、前記読み取らせた原稿の1ページ目から最終ページまでを順次スキャナ13に読み取らせる。一方、USBメモリ5に保存されている画像データの印刷を行った後に、前記画像データが退避させられた場合には、前記画像データを印刷した用紙の1ページ目から最終ページまでを順次スキャナ13に読み取らせる。
変数Nに1が代入され(ステップS22)、N頁目のデータが読み取られ(ステップS23)、すべてのページの読み取りが終了したか否かの判定が行われる(ステップS24)。
すべての頁の読み取りが終了していない場合(ステップS24でNO)、変数Nに1を加算して(ステップS25)、ステップS23に戻る。
一方、すべての頁の読み取りが終了した場合(ステップS24でYES)、読み取られた原稿の1頁目から最終頁までのデータと、ユーザによって選択された画像データの1頁目から最終頁までとを、画像照合することにより、前記2つの画像データが所定の一致度を示すか否かの判定が行われる(ステップS26)。
所定の一致度を示す場合(ステップS26でYES)、該ユーザは選択された画像データの所有者である可能性が高いので、選択された保護データがUSBメモリ5に復帰させられ(ステップS27)、処理を終了する。
一方、所定の一致度を示さない場合(ステップS26でNO)、該ユーザは選択された画像データの所有者である可能性は低いので、オペレーションパネル12の液晶表示部にデータが一致しない旨が表示され(ステップS28)、処理を終了する。
(実施形態2)
次に、本発明の第2実施形態を説明する。
なお、本実施形態に係るデータ処理システムの構成、画像形成装置1の構成等は実施形態1と同じなので、ここでは再度の説明は省略する。
[画像形成装置1の動作]
次に、画像形成装置1の動作を、図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。
第1実施形態では、読み取られた原稿のデータと保護データとの一致度の判定を行う際、原稿のすべての頁が読み取られ、原稿のすべての頁と保護データのすべての頁とを照合することにより判定が行われた。本第2実施形態では、読み取られた原稿のデータと保護データとの一致度を判定する際に、まず1頁目の照合を行うことで一致度の判定が行われ、その判定結果に応じて、2ページ目の判定が行われるものである。
なお、この動作はCPU11がROM(図示せず)等の記録媒体に保存されているプログラムを実行することにより、実現される。
USBメモリ5の接続が検出されると(ステップS30)、オペレーションパネル12の液晶表示部に、図4に示す保護データ一覧30が表示される(ステップS31)。
次に、ユーザは、自分が該保護データの所有者であることの認証を行うために以下の操作を行う。
即ち、スキャナ13に原稿を読み取らせ、USBメモリ5に読み取らせた原稿の画像データを保存した後、前記画像データが退避させられた場合、前記読み取らせた原稿の1ページ目をスキャナ13に読み取らせる。一方、USBメモリ5に保存されている画像データの印刷を行った後に、前記画像データが退避させられた場合には、前記画像データを印刷した用紙の1ページ目をスキャナ13に読み取らせる。
スキャナ13から原稿の1ページ目が読み取られると(ステップS32)、読み取られた原稿の画像データと、ユーザによって選択された画像データとを画像照合することにより、前記2つの画像データが所定の一致度を示すか否かの判定が行われる(ステップS33)。
所定の一致度を示す場合(ステップS33でYES)、該ユーザは選択された画像データの所有者である可能性が高いので、USBメモリ5に画像データを戻すためにステップS24に進む。
一方、ステップS33で、所定の一致度を示さない場合(ステップS33でNO)、所定の一致度を示さない原因がノイズ等の影響や読み取り誤差の影響である可能性があるので再度の照合を行うために、スキャナ13から該原稿の2ページ目が読み込まれたか否かの判定が行われ(ステップS36)、読み込まれていない場合(ステップS36でNO)、選択された保護データは該ユーザのものでない可能性が高いので、ステップS35に進む。
一方、2ページ目が読み取られた場合(ステップS36でYES)、2ページ目の画像データと選択された保護データの2ページ目とが所定の一致度を示すか否かの判定が行われ(ステップS37)、所定の一致度を示さない場合(ステップS37でNO)、該保護データは該ユーザのものではない可能性が高いので、ステップS35に進む。一方、所定の一致度を示す場合(ステップS37でYES)、該保護データは該ユーザのものである可能性が高いので、ステップS34に進む。
ステップS34では、選択された保護データがUSBメモリ5に転送され(ステップS34)、処理を終了する。
ステップS35では、オペレーションパネル12の液晶表示部にデータが一致しない旨が表示され、処理を終了する。
このように、第1及び第2実施形態によれば、原稿を読み取り手段に読み取らせるだけで、記憶部18に、画像データの漏洩防止のために退避させられた画像データを外部記憶装置に戻すことができるので、例えばパスワードで認証を行うような場合のパスワード入力といった操作を行う煩わしかから解放され、またユーザがパスワードを忘れた場合、画像形成装置に退避保存されている画像データを外部記憶装置に戻すのが困難になるという問題も発生しない。
また、第1実施形態によれば、読み取られた原稿のすべての頁に亘って照合が行われるので、ユーザ認証の信頼を向上させることができる。
また、第2実施形態によれば、認証のために読み取られた原稿の1ページ目の照合結果に応じて、2ページ目の照合が行われるので、すべての頁に亘って照合する場合と比べて、短時間でのユーザ認証が可能となる。
なお、第一実施形態では、読み取られた原稿のデータと保護データとの一致度の判定を行う際、読み取られた原稿のデータと保護データとをすべての頁に亘り照合することにより判定を行うものとしたが、全てのページに限定されず、読み取られた原稿のデータと保護データとを2頁、或いは3頁以上の複数頁に亘り照合することにより判定する構成としても良い。
なお、第1及び第2実施形態にでは、ネットワーク上にUSBメモリ接続口を備える構成としたが、画像形成装置1の内部にUSBメモリ接続口を備える構成としても良い。
データ処理システムの構成を示す図である。 USBメモリに保存されている画像データを画像形成装置に退避させる際の画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートである。 画像形成装置の記憶部に保存されている画像データを、外部記憶装置に戻す際の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 保護データ一覧の一例を示す画面である。 第2実施形態に係る、画像形成装置の記憶部に保存されている画像データを、外部記憶装置に戻す際の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1・・・画像形成装置
2・・・USBメモリ接続口
5・・・USBメモリ
11・・・CPU
12・・・オペレーションパネル
13・・・スキャナ
14・・・メモリコントローラ
15・・・メインメモリ
16・・・不揮発メモリ
17・・・ハードディスクコントローラ
18・・・記憶部
19・・・通信インターフェイス部

Claims (6)

  1. 外部記憶装置を接続する接続手段と、
    ユーザによってセットされた原稿を読み取る読取手段と、
    データを保存する保存手段と、
    接続された外部記憶装置へのアクセスが終了してから一定時間経過後も、前記外部記憶装置が接続されている場合、前記外部記憶装置に保存されているデータを前記保存手段へ退避させる退避手段と、
    前記保存手段に退避させたデータを外部記憶装置に戻す際に、前記読取り手段によってユーザによりセットされた原稿を読み取り、読み取られた原稿のデータと前記保存手段に退避させたデータとを照合することにより、前記2つのデータが一致するか否かの判定を行う判定手段と、
    一致すると判定された場合、退避させたデータを接続された外部記憶装置に復帰させる復帰手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記読取手段に読み取らせる原稿は、前記退避させられたデータが読取手段によって読み取られ、外部記憶装置へ保存されたデータである場合は、前記読み取られた原稿であり、外部記憶装置に保存されているデータが印刷された後に、前記外部記憶装置から退避させられた場合には、前記データを印刷した用紙である請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記判定手段は、複数のページ亘って、前記2つのデータが一致するか否かの判定を行う請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記判定手段は、1枚目の原稿の判定結果に応じて、2枚目の判定を行う請求項3に記載の画像形成装置。
  5. ユーザによってセットされた原稿を読み取るステップと、
    データを保存手段に保存するステップと、
    接続された外部記憶装置へのアクセスが終了してから一定時間経過しても、前記外部記憶装置が接続されている場合、前記外部記憶装置に保存されているデータを前記保存手段へ退避させるステップと、
    前記保存手段に保存されているデータを外部記憶装置に戻す際に、前記読取り手段に原稿を読み取らせ、読み取らせた原稿のデータと保存手段に保存されている外部記憶装置のデータとを照合することにより、前記2つのデータが一致するか否かの判定を行うステップと、
    一致すると判定された場合、保存されているデータを接続された外部記憶装置に復帰させるステップと、
    を備えることを特徴としたデータの処理方法。
  6. ユーザによってセットされた原稿を読み取るステップと、
    データを保存手段に保存するステップと、
    接続された外部記憶装置へのアクセスが終了してから一定時間経過しても、前記外部記憶装置が接続されている場合、前記外部記憶装置に保存されているデータを前記保存手段へ退避させるステップと、
    前記保存手段に保存されているデータを外部記憶装置に戻す際に、前記読取り手段に原稿を読み取らせ、読み取らせた原稿のデータと保存手段に保存されている外部記憶装置のデータとを照合することにより、前記2つのデータが一致するか否かの判定を行うステップと、
    一致すると判定された場合、保存されているデータを接続された外部記憶装置に退避させるステップと、
    を画像形成装置のコンピュータに実行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011071651A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Kyocera Mita Corp 画像読取装置
JP2011071652A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Kyocera Mita Corp 画像読取装置
JP2011135169A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像処理システムおよび処理プログラム

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