JP6731745B2 - 手摺り - Google Patents

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Description

本発明は、手摺りに関するものである。
浴室等に設けられる手摺りとしては、従来から、手摺り棒を手摺り用ブラケットで被設置部(例えば浴室の壁部)に設置するものが知られている。この場合、手摺りの被設置部への取り付けのために、手摺り用ブラケットにおいて固定手段(例えばネジ)による固定がなされるが、このような固定手段の露出を防止するために、手摺り用ブラケットの本体を被覆するブラケットカバーが用いられる。
このような手摺り用ブラケットして、例えば、特開平9−296579(特許文献1)には、手摺り本体を建物躯体に固定する手摺りブラケットにおいて、ブラケット本体を覆う複数のブラケットカバー部材を備えるとともに、隣接するブラケットカバー部材の端縁同士の間に隙間部を形成することにより、ブラケットカバー部材の端縁に寸法誤差がある場合でも、良好な外観が得られるようにした発明が開示されている。また、本出願人による特開2000−110320(特許文献2)には、手摺り笠木を設置基部に固定するブラケット本体とブラケット本体を覆う複数のブラケットカバー(分割カバー)とを備えた手摺りブラケットにおいて、ブラケットカバーをブラケット本体の表面凹凸部に当接して位置決め可能とすることにより、分割カバー単体毎に寸法管理するだけで済むようにして、製造効率を向上させた発明が開示されている。
特開平9−296579 特開2000−110320
しかしながら、このような従来の手摺り用ブラケットにおいては、複数のブラケットカバーが用いられていたため、部品点数が増加してしまうとともに、上記特許文献1及び2のように、複数のブラケットカバー同士の寸法誤差に対処するための処置が必要となっていた。また、ブラケット本体の被設置部への取り付けの際には、ブラケット本体からブラケットカバーを取り外しておく必要があるため、手摺り全体を一体に取り扱うことができず、取り付けの作業効率が低下してしまっていた。
本発明は、以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、ブラケット本体とブラケットカバーを備えた手摺り用ブラケットにおいて、ブラケットカバーを一部材から構成でき、またブラケットカバーのブラケット本体への取り付けが容易となるとともに、手摺りの被設置部への取り付けにおける作業効率を向上させ得る手摺り用ブラケットを提供することである。
前記目的を達成するため、本発明にあっては、次のような解決方法を採択している。すなわち、本発明は、
手摺り棒と、前記手摺り棒を被設置部に取り付けるためのブラケット本体と、前記ブラケット本体を被覆するブラケットカバーとを備えた手摺りにおいて、
前記ブラケットカバーは、端壁と、前記端壁から延び出す一対の側壁と、前記一対の側壁における前記端壁と反対側の端部の間に形成された前端開口部とを備え、
前記ブラケット本体は、前記一対の側壁の内側に沿って配置される両側の側部を備え、
前記ブラケットカバーは、前記ブラケット本体を前記前端開口部から前記一対の側壁の間に導入して、前記一対の側壁で前記両側側部を挟持した状態で、前記ブラケット本体に対してスライドすることにより、前記ブラケット本体に装着されるようになっており、
前記ブラケットカバーは、前記一対の側壁の各々に係合爪を備え、
前記ブラケット本体の両側の側部の各々は、前記ブラケットカバーが前記ブラケット本体に装着されたときに前記係合爪が嵌合する固定用係合凹部と、前記ブラケットカバーのスライド方向と平行に延びて前記固定用係止凹部に達する溝部を備え、
前記ブラケットカバーが装着時に前記ブラケット本体に対してスライドするときに、前記係合爪が前記溝部をスライドするようになっており、
前記ブラケット本体は、被設置部に固定される背面と、前記背面と反対側に設けられ前記手摺り棒が固定される支持面を備え、
前記ブラケットカバーは、前記ブラケット本体の背面側に配置される背面開口部と、前記ブラケット本体の支持面側に配置される正面開口部を備え、
前記係合爪は、前記側壁の前記背面開口部側の端部と前記正面開口部側の端部の各々に設けられ、
前記溝部は、前記ブラケット本体の背面側の端縁と支持面側の端縁に沿って延びており、
前記固定用係合凹部は、前記ブラケット本体の背面側の溝部と支持面側の溝部の各々に設けられている。
上記解決手法によれば、ブラケットカバーは、両側側壁でブラケット本体の両側側部を挟持した状態でブラケット本体に対してスライドして装着されていき、両側側部に案内されながら取り付けられていくので、ブラケットカバーのブラケット本体への装着作業は、極めて容易かつスムーズに行うことができる。また、1つのブラケットカバーの両側側壁でブラケット本体の両側側部を被覆することができるので、ブラケットカバーを一部材で構成することができ、手摺り用ブラケットの構成部品点数を削減することができる。また、ブラケット本体に装着されたブラケットカバーは、係合爪と固定用係合凹部の嵌合によって堅固に固定される。したがって、ブラケット本体からのブラケットカバーの脱落や、ブラケット本体に対するブラケットカバーの位置ずれを適切に防止できる。また、係合爪が溝部に沿って案内される結果、ブラケットカバーはブラケット本体に対して適切な方向にスムーズにスライドして装着されていくので、ブラケットカバーのブラケット本体に対する適切な装着を行うことができる。
前記ブラケット本体の前記側部に、前記ブラケット本体を前記被設置部に固定するための固定構造を備え、前記ブラケットカバーは、前記ブラケット本体への装着途中の位置で、且つ前記固定構造を露出させた状態で、前記一対の側壁が前記ブラケット本体の両側側部を挟持するようにしてもよい。これにより、ブラケット本体の被設置部への固定作業は、ブラケットカバーがブラケット本体に装着途中の位置に保持された状態で行うことができる。したがって、手摺りの被設置部の取り付け作業の効率が向上する。
前記ブラケット本体の側部は、前記溝部上に設けられた保持用係合凹部を備え、前記ブラケットカバーの前記ブラケット本体に対する装着途中の所定位置において前記係合爪が前記保持用係合凹部に嵌合し得るようになっている。したがって、ブラケットカバーを保持位置に適切に保持した状態で、ブラケット本体の被設置部への取り付け作業を安定して実行できる。
また、手摺り棒と、前記手摺り棒を被設置部に取り付けるためのブラケット本体と、前記ブラケット本体を被覆するブラケットカバーとを備えた手摺りにおいて、前記ブラケットカバーは、端壁と、前記端壁から延び出す一対の側壁と、前記一対の側壁における前記端壁と反対側の端部の間に形成された前端開口部とを備え、前記ブラケット本体は、前記一対の側壁の内側に沿って配置される両側の側部を備え、前記ブラケットカバーは、前記ブラケット本体を前記前端開口部から前記一対の側壁の間に導入して、前記一対の側壁で前記両側側部を挟持した状態で、前記ブラケット本体に対してスライドすることにより、前記ブラケット本体に装着されるようになっており、前記ブラケットカバーは、前記一対の側壁の少なくとも一方に係合爪を備え、前記ブラケット本体の側部は、前記ブラケットカバーが前記ブラケット本体に装着されたときに前記係合爪が嵌合する固定用係合凹部と、前記ブラケットカバーのスライド方向と平行に延びて前記固定用係止凹部に達する溝部を備え、前記ブラケットカバーが装着時に前記ブラケット本体に対してスライドするときに、前記係合爪が前記溝部をスライドするようになっており、前記ブラケット本体は、被設置部に固定される背面と、前記背面と反対側に設けられ前記手摺り棒が固定される支持面を備え、前記ブラケットカバーは、前記ブラケット本体の背面側に配置される背面開口部と、前記ブラケット本体の支持面側に配置される正面開口部を備え、前記溝部は、前記ブラケット本体の背面側の端縁と支持面側の端縁の少なくとも一方に沿って延びており、前記ブラケット本体の側部は、前記溝部上に設けられた保持用係合凹部を備え、前記ブラケットカバーの前記ブラケット本体に対する装着途中の所定位置において前記係合爪が前記保持用係合凹部に嵌合し得るようになっている。
本発明によれば、手摺りにおいて、ブラケット本体へのブラケットカバーの装着作業を容易かつスムーズに行うことができ、またブラケットカバーを一部材とすることにより部品点数を削減することができる。また、ブラケットカバーをブラケット本体への装着途中の位置において保持した状態で、ブラケット本体の被設置部への取り付け作業を行うことができ、作業を効率化できる。
本発明の実施形態における手摺りの全体構成を示す側面図。 図1のA−A断面図。 本発明の実施形態における手摺りのブラケット本体を示す背面図。 同じくブラケット本体を示す正面図。 同じくブラケット本体を示す平面図。 図3のB−B断面図。 本発明の実施形態における手摺りのブラケット本体を示す側面図。 本発明の実施形態における手摺りのブラケットカバーを示す正面図。 同じくブラケットカバーを示す背面図。 同じくブラケットカバーを示す底面図。 本発明の実施形態における手摺りの一部を示す側面図であって、ブラケットカバーがブラケット本体への装着される途中の状態を示す図。 同じく手摺りの一部を示す正面図であって、ブラケットカバーがブラケット本体への装着される途中の状態を示す図。 同じく手摺りの一部を示す背面図であって、ブラケットカバーがブラケット本体への装着される途中の状態を示す図。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。
図1には、本発明の実施形態における手摺り1の全体構成を示す。また、図2には、図1のA−A断面図を示す。図示されるように、手摺り1は、直線状の手摺り棒2と、手摺り棒2の両側端部2A付近に設けられた一対の手摺り用ブラケット3とを備えている。本実施形態では、手摺り棒2の端部2Aをエンドキャップで塞いでいる。
手摺り棒2は、略楕円形の断面を有する長尺の筒状部材である。手摺り用ブラケット3は、手摺り棒2を被設置部4(例えば浴室等の壁)に取り付けるための連結部材であり、手摺り棒2と被設置部4の間に配置されている。手摺り用ブラケット3は、ブラケット本体10と、ブラケット本体10を被覆するブラケットカバー30とから構成されている。なお、以下の説明において、前後方向とは、ブラケットカバー30をブラケット本体10に装着する際にブラケットカバー30がスライドする方向の側を「前」とし、その反対側(換言すると、ブラケットカバー30をブラケット本体10から取り外す際にブラケットカバー30がスライドする方向の側)を「後」とする。本実施形態において、ブラケットカバー30及びブラケット本体10が手摺り1に組み込まれた場合、手摺り棒2の長手方向(上下方向)と一致する。
図3から図7にも示すように、ブラケット本体10は、手摺り棒2の形状に合わせて湾曲した支持面11(図4参照)と、支持面11の反対側に形成された略長方形の背面12(図3参照)と、略台形形状の上下両側の前端面13及び後端面14(図5参照)と、傾斜した左右両側の側部15(図7参照)とを備えた部材であり、前端面13及び後端面14を手摺り棒2の長手に平行な方向に向けて配置されている。この場合、両側のブラケット本体10の各々は、前端面13が手摺り1の内側を向き、後端面14が手摺り棒2の端部2A側を向くように配置される。
ブラケット本体10の支持面11及び背面12は、それぞれ、手摺り棒2及び被設置部4に当接して固定される。これにより、手摺り棒2が、ブラケット本体10を介して被設置部4に取り付けられるようになっている。
図6及び図7に示すように、ブラケット本体10の各側部15の左右方向の中央付近は、断面L字型に切り欠かれた段状凹部15Aが形成されており、支持面11側を向いた段部16が形成されている。各段部16には、段部16の正面から背面12にかけて貫通したネジ挿通穴17が形成されている。
図2によく示されるように、これらのネジ穴17にはネジ18が取り付けられ、これらのネジ18によって、ブラケット本体10が被設置部4に取り付けられる。各ネジ18は、被設置部4を貫通して、被設置部4の裏面4Aに配置された座金19にまで達している。なお、座金19は、左右両側のタッピンネジ20によって、被設置部4の裏面4Aに固定されている。
ブラケット本体10の左右及び上下方向の略中央には、支持面11から背面12までブラケット本体10を貫通する貫通穴21が形成されている。この貫通穴21の支持面11と隣接する部分は、ネジ22が装着されるネジ挿通穴23となっている。ネジ22は、背面12側から取り付けられ、手摺り棒2の内側空洞部24にまで達してナット22Aに螺合することにより、ブラケット本体10と手摺り棒2を連結している。
図8から図10にも示すように、ブラケットカバー30は、略台形形状の後端壁31と、後端壁31の左右両側から前方に延び出す一対の両側側壁32とからなる部材であり、ブラケットカバー30の前端側と正面及び背面は、それぞれ前端開口部33、正面開口部34及び背面開口部35となっている。本実施の形態では、ブラケットカバー30は合成樹脂により形成され、ブラケットカバー30の両側側壁32は、外側に撓むことができるようになっている。
ブラケットカバー30は、ブラケット本体10を被覆する部材であり、両側側壁32がブラケット本体10の両側側部15に隣接して配置され、また後端壁31がブラケット本体10の後端面14に隣接して配置されるように、ブラケット本体10に装着される。なお、ブラケットカバー30の後端壁31及び側壁32の輪郭は、ブラケット本体10の後端面14及び側部15の輪郭とほぼ同一の形状及び寸法を有している。これにより、ブラケット本体10における被設置部4への固定のための固定構造(段部16及びネジ18)が、ブラケットカバー30の側壁32によって覆い隠されるようになっている。
ブラケットカバー30のブラケット本体10への装着においては、ブラケットカバー30の前端開口部33をブラケット本体10の後端面14に正対させた状態から、ブラケット本体10が後端面14側からブラケットカバー30の開口部33内に導入されるように、ブラケットカバー30をブラケット本体10の前端面13側に向けて前方スライドさせていく。この場合、ブラケットカバー30は、両側の側壁32でブラケット本体10を挟持した状態で、手摺り棒2と被設置部4の間を手摺り棒2の長手に平行な方向に前方スライドしながら、ブラケット本体10に装着される。したがって、ブラケットカバー30のブラケット本体10への装着において、ブラケットカバー30の両側側壁32は、ブラケット本体10の側部15に沿って前方スライドしていくので、ブラケットカバー30のブラケット本体10への装着は、ブラケット本体10の両側の側部15に案内される形でなされ、極めて容易かつスムーズに行うことができる。
また、装着作業の途中においても、ブラケットカバー30の両側側壁32は、外側にわずかに撓んだ状態で、この撓みによって発生した弾性力で、ブラケット本体10を挟み込んだ状態となっている。したがって、ブラケットカバー30を、装着途中の任意の位置でブラケット本体10上に保持された状態とすることができる。
このような構成により、ブラケットカバー30をブラケット本体10への装着途中の位置で保持し、被設置部4へのブラケット本体10の固定構造の一部である段部16(ネジ挿通穴17)を露出させた状態で、ブラケット本体10の被設置部4への取り付け作業を行うことができる。したがって、手摺り棒2に連結されたブラケット本体10を被設置部4に取り付けた後に、ブラケット本体10と被設置部4との間にブラケットカバー10を差し入れることができず(例えば、端部2Aが手摺り棒2よりも被設置部4に張り出ている等)、ブラケットカバー30をブラケット本体に装着できない場合でも、手摺り棒2に連結されたブラケット本体10に対しブラケットカバー30を保持させておくことによって、手摺り1の被設置部4への取り付け作業をスムーズに行うことができる。さらに、手摺り1の被設置部4への取り付け後に、ネジ18による締結が緩む等した場合でも、ブラケットカバー30がブラケット本体10に保持された状態で、固定構造を露出させて、ネジ18を締め直す作業を行うこともできる。
図7によく示されるように、ブラケット本体10の両側側部15の背面12側の端縁(ブラケット本体10の背面12の左右両縁(図3参照))には、それぞれ固定用係合凹部25と保持用係合凹部26と溝部27が形成されている。ここで、固定用係合凹部25は、ブラケット本体10の前端面13付近に設けられている一方、保持用係合凹部26は、ブラケット本体10の後端面14付近に設けられている。
図7に示すように、溝部27は、側部15の背面12側の端縁(背面12の左右両端縁(図3参照))に沿って延びて(すなわち、装着時におけるブラケットカバー30のスライド方向に延びて)、ブラケット本体10の後端面14から固定用係合凹部25まで達しており、この溝部27上には、保持用係合凹部26が形成されている。すなわち、固定用係合凹部25、保持用係合凹部26及び溝部27は、ブラケット本体10への装着時におけるブラケットカバー30のスライド方向に並んで配置されており、溝部27は、このスライド方向と平行に延びている。
また、図7に示すように、両側の側部15の支持面11側の端縁(支持面11の左右両側(図4参照))にも、それぞれ固定用係合凹部28と溝部29が設けられている。固定用係合凹部28は、ブラケット本体10の前端面13付近に位置している。溝部29は、側部15の支持面11側の端縁(支持面11の左右両端縁(図4参照))に沿って延びており、ブラケット本体10の後端面14から固定用係合凹部28に至っている。なお、本実施形態においては、溝部29の中間部分に、段状凹部15Aの切り欠きが重なった状態となっている。
図8に示されるように、ブラケットカバー30の手摺り棒2側の端縁が、正面視U字型の正面開口端縁38となっている。また、図10に示されるように、正面開口端縁38のうち側壁32の端縁に相当する部分は、手摺り棒2の形状に対応した凹湾曲形状を有している。これにより、正面開口端縁38を手摺り棒2の外周面に沿うようにブラケットカバー30を配置することができる。
図9及び図10によく示されるように、一対の側壁32の内面における背面開口部35側(被設置部4側)の端部で前端開口部33付近の位置に、それぞれ係合爪37が形成されている。また、図8及び図10によく示されるように、一対の側壁32の内面における正面開口部34側(手摺り棒2側)の端部で前端開口部33付近の位置にも、それぞれ係合爪39が形成されている。係合爪37及び39は、側壁32の内面から内側に向けて延び出している。
また、図8及び図9に示されるように、一対の側壁32の内面における背面開口部35側(被設置部4側)の端部には、それぞれリブ38Aが係合爪39と一体に内側に向けて張り出している。リブ38Aは、係合爪39の後端からブラケットカバー30のスライド方向と平行に延び出している。係合爪39及びリブ38Aは、側壁32の正面開口端縁38から連続して形成されており、係合爪39及びリブ38Aの正面は、正面開口端縁38と同様、手摺り棒2の形状に対応した凹湾曲形状を有している(図10参照)。
図1及び図2に示すように、ブラケット本体10に対してブラケットカバー30が完全に装着された位置(以下「被覆位置」という。)にあるとき、側壁32が側部15を被覆すると共に、係合爪37及び39は、それぞれブラケット本体10の固定用係合凹部25及び28に嵌合している。これにより、ブラケットカバー30は、ブラケット本体10に対して後方スライドできずに被覆位置で固定される。
一方、図12から図14に示すように、ブラケットカバー30をブラケット本体10に装着していく途中(あるいは、被覆位置のブラケットカバー30をブラケット本体10に対して後方スライドさせる途中)の所定位置(以下「露出位置」という。)において、側壁32はブラケット本体10の側部15の大部分を被覆しておらず、側部15の段状凹部15Aが露出した状態となる。ブラケットカバー30がブラケット本体10に対して露出位置に位置するとき、背面開口部35側の係合爪37が保持用係合凹部26に嵌合し、正面開口部34側の係合爪39が後端側の溝部38に位置する。この係合爪37と保持用係合凹部26との嵌合により、ブラケットカバー30がブラケット本体10に対して脱落や位置ズレせずに露出位置に保持される。したがって、ブラケットカバー30がブラケット本体10に露出位置で保持された状態のままで、ブラケット本体10の被設置部4への取り付け作業(具体的には、ネジ18を段部16のネジ挿通穴17及び被設置部4へねじ込む作業)やメンテナンス作業(具体的には、緩んだネジ18を締め直す作業)を行うことができる。
ブラケットカバー30がブラケット本体10をスライドするとき(つまり一対の側壁32が両側側部15をスライドするとき)、係合爪37及び39は、それぞれ側部15の溝27及び29をスライドする。これにより、側壁32が両側側部15をスライドする際に、係合爪37及び39がそれぞれ溝27及び29に沿って案内されるため、ブラケットカバー30をブラケット本体10に対して前後方向にスライドさせて行くことができる。
また、一対の側壁32が両側側部15をスライドするとき、ブラケットカバー30のリブ38Aも、側部15の溝29をスライドする。これにより、一対の側壁32が両側側部15をスライドする際に、ブラケットカバー30のリブ38Aが側部15の溝29に沿って案内されため、ブラケットカバー30をブラケット本体10に対して前後方向にスライドさせていくことができる。
固定用係合凹部25及び28は、係合爪37及び39の全体が固定用係合凹部25及び28に入り込む大きさとなっている。これにより、ブラケットカバー30がブラケット本体10に対して被覆位置に位置するときには、係合爪37全体の固定用係合凹部25への嵌合及び係合爪39全体の固定用係合凹部28への嵌合によって、ブラケット本体10に対して後方スライドできずに被覆位置で固定される。なお、固定用係合凹部25への係合爪37の嵌合及び固定用係合凹部28への係合爪39の嵌合は、ブラケットカバー30の側壁32を外側に撓ませることにより解除することができ、これによりブラケットカバー30を露出位置へ向けて後方スライドさせることができる。
これに対して、保持用係合凹部26は、係合爪37の高さよりも浅い深さ(あるいは、係合爪37の根元部の幅よりも狭い幅)に形成されており、係合爪37の全体が保持用係合凹部26内に入り込まず、係合爪37の一部分のみが保持用係合凹部26内に嵌合するようになっている。これにより、ブラケットカバー30がブラケット本体30に対して露出位置に位置するときには、係合爪37の保持用係合凹部26への嵌合によってブラケットカバー30のブラケット本体10からの脱落が防止される。一方で、係合爪37の保持用係合凹部26への嵌合が固定用係合凹部25への嵌合よりも緩やかであるため、ブラケットカバー30の後端壁31を被覆位置に向けて押すだけで、係合爪37は保持用係合凹部26から容易に離脱していき、ブラケットカバー30を被覆位置へ向けて前方スライドさせることができる。また、ブラケットカバー30をブラケット本体10から取り外すときにも、係合爪37が保持用係合凹部26に深く嵌合してしまうことはないので、取り外し作業が阻害されることはない。
図3に示されるように、固定用係合凹部25の後端面14側の側面は、傾斜面25Aとなっている。また、図4に示されるように、固定用係合凹部28の後端面14側の側面は、傾斜面28Aとなっている。これにより、ブラケットカバー30の側壁32を外側に撓ませつつ後方スライドさせると、係合爪37及び39が固定用係合凹部25及び28から容易に離脱することができる。
図3に示されるように、保持用係合凹部26の(ブラケットカバー30のスライド方向の)両側側面は、傾斜面26A及び26Bとなっている。これにより、ブラケットカバー30の装着時又は取り外し時には、係合爪37は、傾斜面26A及び26B上をスムーズに動いて、保持用係合凹部26を乗り越えていくことができるようになっている。
係合爪37及び39には、後端面14側を向いた傾斜部37A及び39Aが形成されている。これにより、係合爪37及び39がそれぞれ固定用係合凹部25及び28に嵌合したときには、傾斜部37A及び39Aが傾斜面25A及び28Aに当接し、係合爪37及び39Aが固定用係合凹部25及び28内に安定的に保持されるようになっている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲において適宜の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、ブラケット本体10に保持用係合凹部26を設けるようにしたが、ブラケット本体10に保持用係合凹部26を備えずに、ブラケットカバー30の係合爪37(又は側壁32の内面の前端部)がブラケット本体10の側部15に当接した状態で両側側壁32が両側側部15を挟持することにより、ブラケットカバー30を露出位置に保持するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、ブラケットカバー30の両側の側壁32に係合爪37及び39を設け、ブラケット本体10の両側に固定用係合凹部25と保持用係合凹部26を設けるようになっているが、係合爪37及び39、固定用係合凹部25及び保持用係合凹部26は、左右いずれか一方にのみ設けるようにしてもよい。また、上記実施形態では、ブラケット本体10の両側の側部15に背面12側の固定用係合凹部25と支持面11側の固定用係合凹部28とを2つずつ設け、ブラケットカバー30の一対の側壁32に背面12側の係合爪37と支持面11側の係合爪39を2つずつ設けるようにしたが、係合爪及び固定用係合凹部は、側部15及び側壁32に1つずつ設けるようにしてもよいし、3つ以上ずつ設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態の手摺り1においては、同一形態の手摺り用ブラケット3(ブラケット本体10及びブラケットカバー30)を2つ設けるようにしたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、本発明に係る手摺り用ブラケット(特許請求の範囲に規定された手摺り用ブラケット)と、従来形態の手摺り用ブラケットとを組み合わせて用いることも可能であり、また、手摺り用ブラケットを3つ以上設けるようにしてよい。
また、上記実施形態においては、直線状の手摺り棒2を用いたが、本発明はこのような形態に限られるものではなく、手摺り棒としては、例えば曲線形状の部材、板状の部材等、任意の形態の部材を用いることができる。
また、上記実施形態においては、ブラケットカバー30は、手摺り棒2の長手に平行な方向にスライドしてブラケット本体10に装着されるようになっているが、本発明はこのような形態に限られるものではなく、例えば、ブラケットカバー30が手摺り棒2の長手に垂直な方向から装着されるような形態をとることも可能である。
また、上記実施形態において、手摺り1は、手摺り棒2の長手を上下方向(鉛直方向)に向けて配置されたが、本発明はこのような形態に限られるものではなく、例えば手摺り棒2の長手を水平方向に向けて配置してもよい。また、上記実施形態における説明における上下及び左右方向は、説明の便宜上のものであり、本発明を限定するものではない。
本発明は、浴室、トイレ、玄関、洗面所、階段等の壁面や、各種設置物の表面等に取り付けられる手摺りに利用できる。
1 手摺り
2 手摺り棒
3 手摺り用ブラケット
4 被設置部
10 ブラケット本体
11 ブラケット本体の支持面
12 ブラケット本体の背面
13 ブラケット本体の前端面
14 ブラケット本体の後端面
15 ブラケット本体の側部
15A 段状凹部
16 段部
17 ネジ挿通穴
18 ネジ
19 座金
20 タッピンネジ
21 貫通穴
22 ネジ
22A ナット
23 ネジ挿通穴
24 手摺り棒の内側空洞部
25 固定用係合凹部
26 保持用係合凹部
27 溝部
28 固定用係合凹部
29 溝部
30 ブラケットカバー
31 ブラケットカバーの後端壁
32 ブラケットカバーの側壁
33 ブラケットカバーの前端開口部
34 ブラケットカバーの正面開口部
35 ブラケットカバーの背面開口部
36 ブラケットカバーの下端縁
37 係合爪
38 端縁
38A リブ
39 係合爪

Claims (4)

  1. 手摺り棒と、前記手摺り棒を被設置部に取り付けるためのブラケット本体と、前記ブラケット本体を被覆するブラケットカバーとを備えた手摺りにおいて、
    前記ブラケットカバーは、端壁と、前記端壁から延び出す一対の側壁と、前記一対の側壁における前記端壁と反対側の端部の間に形成された前端開口部とを備え、
    前記ブラケット本体は、前記一対の側壁の内側に沿って配置される両側の側部を備え、
    前記ブラケットカバーは、前記ブラケット本体を前記前端開口部から前記一対の側壁の間に導入して、前記一対の側壁で前記両側側部を挟持した状態で、前記ブラケット本体に対してスライドすることにより、前記ブラケット本体に装着されるようになっており、
    前記ブラケットカバーは、前記一対の側壁の各々に係合爪を備え、
    前記ブラケット本体の両側の側部の各々は、前記ブラケットカバーが前記ブラケット本体に装着されたときに前記係合爪が嵌合する固定用係合凹部と、前記ブラケットカバーのスライド方向と平行に延びて前記固定用係止凹部に達する溝部を備え、
    前記ブラケットカバーが装着時に前記ブラケット本体に対してスライドするときに、前記係合爪が前記溝部をスライドするようになっており、
    前記ブラケット本体は、被設置部に固定される背面と、前記背面と反対側に設けられ前記手摺り棒が固定される支持面を備え、
    前記ブラケットカバーは、前記ブラケット本体の背面側に配置される背面開口部と、前記ブラケット本体の支持面側に配置される正面開口部を備え、
    前記係合爪は、前記側壁の前記背面開口部側の端部と前記正面開口部側の端部の各々に設けられ、
    前記溝部は、前記ブラケット本体の背面側の端縁と支持面側の端縁に沿って延びており、
    前記固定用係合凹部は、前記ブラケット本体の背面側の溝部と支持面側の溝部の各々に設けられている手摺り。
  2. 請求項1に記載の手摺りにおいて、
    前記ブラケット本体の前記側部に、前記ブラケット本体を前記被設置部に固定するための固定構造を備え、
    前記ブラケットカバーは、前記ブラケット本体への装着途中の位置で、且つ前記固定構造を露出させた状態で、前記一対の側壁が前記ブラケット本体の両側側部を挟持するようになっている手摺り。
  3. 請求項1又は2に記載の手摺りにおいて、
    前記ブラケット本体の側部は、前記溝部上に設けられた保持用係合凹部を備え、
    前記ブラケットカバーの前記ブラケット本体に対する装着途中の所定位置において前記係合爪が前記保持用係合凹部に嵌合し得るようになっている手摺り。
  4. 手摺り棒と、前記手摺り棒を被設置部に取り付けるためのブラケット本体と、前記ブラケット本体を被覆するブラケットカバーとを備えた手摺りにおいて、
    前記ブラケットカバーは、端壁と、前記端壁から延び出す一対の側壁と、前記一対の側壁における前記端壁と反対側の端部の間に形成された前端開口部とを備え、
    前記ブラケット本体は、前記一対の側壁の内側に沿って配置される両側の側部を備え、
    前記ブラケットカバーは、前記ブラケット本体を前記前端開口部から前記一対の側壁の間に導入して、前記一対の側壁で前記両側側部を挟持した状態で、前記ブラケット本体に対してスライドすることにより、前記ブラケット本体に装着されるようになっており、
    前記ブラケットカバーは、前記一対の側壁の少なくとも一方に係合爪を備え、
    前記ブラケット本体の側部は、前記ブラケットカバーが前記ブラケット本体に装着されたときに前記係合爪が嵌合する固定用係合凹部と、前記ブラケットカバーのスライド方向と平行に延びて前記固定用係止凹部に達する溝部を備え、
    前記ブラケットカバーが装着時に前記ブラケット本体に対してスライドするときに、前記係合爪が前記溝部をスライドするようになっており、
    前記ブラケット本体は、被設置部に固定される背面と、前記背面と反対側に設けられ前記手摺り棒が固定される支持面を備え、
    前記ブラケットカバーは、前記ブラケット本体の背面側に配置される背面開口部と、前記ブラケット本体の支持面側に配置される正面開口部を備え、
    前記溝部は、前記ブラケット本体の背面側の端縁と支持面側の端縁の少なくとも一方に沿って延びており、
    前記ブラケット本体の側部は、前記溝部上に設けられた保持用係合凹部を備え、
    前記ブラケットカバーの前記ブラケット本体に対する装着途中の所定位置において前記係合爪が前記保持用係合凹部に嵌合し得るようになっている手摺り。
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