JP6600165B2 - カウンタ - Google Patents

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Description

本発明は、カウンタに関し、特に浴室の壁面に設置されるカウンタに関するものである。
従来、カウンタ内部に補強材を設ける構成は知られている。例えば、天板を合成樹脂のインジェクション等で成形し、その裏面に長尺の補強部材及び短尺の補強部材を取着した構成が公知である(特許文献1参照)。
また、浴室カウンタにおいて、略五角形をしたステーを浴室壁面に当接させてネジにより固定し、このステーの上面に天板を固定し剛性を得る構成が公知である(特許文献2参照)。
さらに、浴室壁面に固定する壁固定板とこの壁固定板より水平方向に延設され横板とを備えた浴室カウンタ支持材において、横板の上面にカウンタ天板固定用溝が形成されている構成が公知である(特許文献3参照)。
特許第3637479号公報 特許第4777089号公報 特許第4026070号公報
カウンタの天板の横方向端部において、重量物を載せたり、人が立ち上がる際に手をついたりすると、撓みが生じたり、天板と補強材の間でガタツキが生じる可能性があるが、このような問題は、上記従来のカウンタでは天板の裏面に支持具を備えても、解決することができない。
本発明は、上記従来の問題を解決することを目的とし、カウンタの端部で生じる撓みや天板と補強材の間で発生するガタツキを抑制できる構成のカウンタを実現することを課題とする。
本発明は上記課題を解決するために、浴室壁面に横方向に並んで設置される複数の支持具と、支持具に支持されて浴室壁面に取り付けられるカウンタ本体を備えた浴室用のカウンタにおいて、支持具の上面に凹部が設けられており、複数の支持具に跨って支持具の凹部に補強材が嵌合されて設けられており、カウンタ本体に設けられたカウンタ天板の下面にリブが設けられ、リブが補強材に当接することにより、補強材がカウンタ天板と支持具で挟み込まれて固定されており、補強材の上面に凸部が設けられており、凸部はリブ間の長さと略同じ長さで形成され、凸部がリブ間に嵌め込まれて補強材がカウンタ天板に固定されていることを特徴とするカウンタを提供する。
複数の支持具のうち、カウンタの端部に設置された支持具とその隣の支持具が補強材で接続され、更にカウンタ中央側には補強材は接続されていないことが好ましい。
カウンタ本体の横方向の略端部には端部リブが設けられており、補強材には端部リブに当接する端部リブ当接部が設けられていることが好ましい。
端部リブ当接部が段差形状に形成されていることが好ましい。
補強材にはカウンタ本体と平面で接する補助支持部が設けられていることが好ましい。
本発明は、浴室壁面に横方向に並んで設置される複数の支持具と、支持具に支持されて浴室壁面に取り付けられるカウンタ本体と、を備えた浴室用のカウンタにおいて、支持具の上面に凹部が設けられており、複数の支持具に跨って支持具の凹部に補強材が嵌合されて設けられていることで、補強材をガタツキなく確実に固定することが可能となった。
本発明に係るカウンタの実施例の全体構成を示す斜視図である。 上記実施例のカウンタ本体の天板に支持具を取り付けた状態を示す斜視図である。 (a)は上記実施例の支持具が補強材で接続されて成る支持具集合体の2組を示す斜視図であり、(b)はカウンタ本体の下面のリブを示す下方から見た斜視図である。 上記実施例の補強材を示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は側面図であり、(c)は(b)の端部の拡大図である。 上記実施例の支持具に補強材を取り付けた状態を示す斜視図であり、(b)は補強材でカウンタ天板を受け止めている構成を示す斜視図である。 上記実施例の支持具に変形例1の補強材を取り付けた状態を示す斜視図であり、(b)は変形例1の補強材でカウンタ天板を受け止めている構成を示す斜視図である。 上記実施例の支持具に変形例2の補強材を取り付けた状態を示す斜視図であり、(b)は変形例2の補強材でカウンタ天板を受け止めている構成を示す斜視図である。 上記実施例の支持具に変形例3の補強材を取り付けた状態を示す斜視図であり、(b)は変形例3の補強材でカウンタ天板を受け止めている構成を示す斜視図である。 上記実施例の支持具に変形例4の補強材を取り付けた状態を示す斜視図であり、(b)は変形例4の補強材でカウンタ天板を受け止めている構成を示す斜視図である。 上記実施例の変形例5の補強材を示す斜視図であり、(b)は変形例5の補強材でカウンタ天板を受け止めている構成をカウンタ天板の下方か見た斜視図である。
本発明に係るカウンタを実施するための形態を実施例に基づき図面を参照して、以下説明する。
本発明に係るカウンタの実施例を図1〜9において説明する。この実施例のカウンタ1は、図1に示すように、浴室壁面2に沿って設けられる浴室用のカウンタである。本明細書では、浴室壁面2を正面視し、浴室壁面2に沿う左右の方向を横方向と言い、浴室内に向かう手前側及びその逆側を前方及び後方と言う。
この実施例のカウンタ1は、図1に示すように、浴室壁面2に沿って水平に取り付けられて使用される。カウンタ1は、浴室壁面2に横方向に並んで間隔をおいて設置される複数の支持具3と、支持具3に支持されて浴室壁面2に取り付けられるカウンタ本体4を備えている。
カウンタ本体4は、図1に示すように、浴室壁面2から前方水平に張り出すように設けられるカウンタ天板8と、カウンタ天板8の前側から浴室壁面2に向けて設けられたカウンタエプロン9とを備えている。
カウンタ天板8は、その下面には、図2、図3(b)に示すように、リブ12が形成され、強度が付与されている。このリブ12(下面リブ)は、カウンタ天板8の下面から垂直に突出し前後方向に延びる複数の縦リブ13と、カウンタ天板8の下面から下方かつ後方に向けて斜めに突出し横方向に延びる横リブ14と、が互いに交差し、全体として格子状に形成されている。
またカウンタ天板8は、図1、図2、図5(b)に示すように、その横方向の左右の略端部には、それぞれ端部リブが設けられている。本実施例では、カウンタ天板8の左右の端部に、それぞれ下方にフランジ状に折り返されて端部リブ17が形成されている。
なお、図示はしないが、カウンタ天板8の左右の端面からそれぞれ内側(中央側)に少し入った箇所に、カウンタ天板8の下面から垂直に突出し前後方向に延びる端部リブを設けてもよい。
さらに、カウンタ天板8は、その前端部には、図1、図2、図5(b)に示すように、下方かつ後方に傾斜してフランジ状に折り返されて前端リブ18が形成されている。これら端部リブ17及び前端リブ18によって、カウンタ天板8の左右の端部及び前端部の強度が増すように構成されている。
カウンタエプロン9は、図1に示すように、その前端から下方かつ後方に延びる前面傾斜部21と、前面傾斜部21から後方に水平に延びる底面水平部22と、から成る。カウンタエプロン9は、その前面傾斜部21の上端部をカウンタ天板8の前端リブ18と後記する支持具3との間に嵌め込み、底面水平部22を後記する支持具3の支持部26にネジ止めして取り付けられる。
支持具3は、図3(a)に示すように、前後方向に全体的に水平に延びる載置部25と、載置部25の前端から下方かつ後方に延び全体として略く字状に形成された支持部26と、を備えている。載置部25の後端には、垂直下方に延びる差し込み部27が形成されている。支持部26の後端には垂直上方に延びるネジ止め部28が形成されている。
支持具3の上面、より具体的には支持具3の載置部25の上面には、図3(a)、図5(a)に示すように、凹部29が設けられている。そして、図2、図3(a)に示すように、複数の支持具3に跨って支持具3の凹部29に補強材34が嵌合されて設けられている。補強材34は支持具3の凹部29に嵌合してから、その底壁38をネジで支持具3に固定する構成とすることが好ましい。
複数の支持具3のうち、カウンタ1の端部に設置された支持具とその隣の支持具3が補強材34が嵌合されて接続され、カウンタ1の中央側には補強材34は接続されていない。本実施例では、図2、図3(a)に示すように、2つの支持具3に対して1本の補強材34を嵌合し、2つの支持具3が連結されて成る支持具集合体35の2組を、カウンタ天板8の横方向の両端部に対応して設けている。
図示はしないが、カウンタ天板8の横方向全長にわたって間隔をおいて設けた複数の支持具3の凹部29に、カウンタ天板8の横方向の全長に延びる一本の補強材を嵌合して設ける構成としてもよい。要するに、カウンタ1の中央側にも、補強材34を延ばして設ける構成としてもよい。
補強材34は、剛性を有する材料と形状で形成され、その長手方向(横方向)に対する垂直断面が、凹字型、角型、L型、T型等に形成されている。本実施例では、図4(a)、(b)に示すように、底壁38と前後壁39から成り、垂直断面が凹字型の金属等の部材であり、その長手方向の一端部には、段差状の端部リブ当接部40が形成されている。
段差状の端部リブ当接部40は、図4に示すように、補強材34の一端部において、前後壁39がそれぞれ横方向外側に向けて切り欠かれ、端部リブ17の下端が収まるような切り欠き部41として形成されている。なお、補強材34に端部リブ当接部40を設けずに、端部リブ17側に段差状の補強材当接部を設ける逆の構造としてもよい。
凹部29は、図3(a)に示すように、支持具3の載置部25の比較的前端側の近くに設けられていることが好ましい。その理由は、支持具3で支持するカウンタ天板8は、その左右両端部寄りかつ前端部寄りの箇所に、撓みなどが比較的大きく生じやすい。その補強対策として、載置部25の比較的前端側に補強材34を嵌合する凹部29を設けた方が、より効果的であるからである。
載置部25の上面には、図3(a)、図5(a)に示すように、前後2箇所に、係合部45が形成されている。係合部45は、前方傾斜面46と後方傾斜面47を有し側面視で三角状であり、上方に突出するように形成されている。係合部45の横幅(横方向の長さ)は、縦リブ13の設置間隔S(図3(b)参照)より若干小さく形成されている。
その理由は、支持具3をカウンタ天板8の下面に取り付ける際に、横方向に僅かに移動して、補強材34の端部リブ当接部40が、天板の端部リブ17に確実に当接するように調整代を設け、微調整可能とするためである。図5(a)、(b)に示すように、係合部45の前方傾斜面46の左右側縁には、ネジ通し用の切り欠き48が形成されている。
(作用)
以上の構成から成るカウンタ1の構成をより明確にするために、その組立、作用等を以下説明する。
支持具3をカウンタ天板8に取り付ける場合は、図3(a)に示すような2組の支持具集合体35を、図2に示すように、カウンタ天板8の横方向の両端側に対応して下面に固定する。
この取り付けに際しては、載置部25の前後に形成された2つの係合部45(図5(a)、(b)参照)を、それぞれカウンタ天板8の下面の横リブ14に係合し、カウンタ天板8に対して支持具3の前後方向の位置決めを行い、支持具3が前後方向にずれたり、ガタついたりしないようにする。
さらに、図5(b)に示すように、カウンタ天板8の端部リブ17の下端が補強材34の端部リブ当接部40に当接するように、支持具3を横方向に僅かに移動して微調整する。
本実施例では、前記したとおり、2組の支持具集合体35を、カウンタ天板8の横方向の両端部に対応して設け、カウンタ1の中央側には補強材34は接続されていない構成とした。
これによって、カウンタ天板8の左右の端部に対して、2組の支持具集合体35の補強材34を、それぞれ独自に移動して位置決めできる調整代が設けられるので、補強材34の位置決め調整が容易となる。このように補強材34の位置決めをしてから、支持具3のネジ通し用の切り欠き48を通して、ネジをカウンタ天板8に形成されたネジ孔に螺着して固定する。
すると、カウンタ天板8の下面に形成されたリブ12が補強材34に当接し、支持具3の凹部29に嵌合して設けられた補強材34は、カウンタ天板8と支持具3の間に挟み込まれて、ガタつきなく確実に固定される。しかも、補強材34の端部リブ当接部40は、カウンタ天板8の端部リブ17の下端に当接しているので、補強材34は、横方向外側への飛び出しやずれが防止される。
カウンタ天板8に取り付けられた複数の支持具3は、それぞれその差し込み部27を、図1に示すような予め浴室壁面2に取り付けた取り付け用部材51(特許第5504918号公報参照)と浴室壁面2の間に上方から挿入し、さらにネジ止め部28を、取り付け用部材51にネジ止めして固定する。
そして、カウンタエプロン9の前面傾斜部21の上端部をカウンタ天板8の前端端リブ18と支持具3との間に嵌め込み、底面水平部22を支持具3の支持部26の下面にネジ止めして、カウンタエプロン9を図1に示すように取り付ける。以上の工程によって、カウンタ1は、浴室壁面2に取り付けられる。
本発明のカウンタ天板8は、特にその横方向の両端側の部分を複数の支持具3で支持し、しかも、それら複数の支持具3の前端寄りの部分に、複数の支持具3を跨るように、横方向に延びる補強材34を取り付けた構成としたので、カウンタ天板8の全体の撓みを抑制するとともに、特にカウンタ天板8の両端部でかつ前側寄りの部分の局所的撓み、反り、垂れ等の抑制を、より効果的行うことが可能である。
さらに、補強材34の端部リブ当接部40が、カウンタ天板8の端部リブ17の下端に当接し下方から受けて支持する構成としたので、補強材34の位置決めを容易にすると共に、補強材34の横方向外側への飛び出しを防止するだけでなく、カウンタ天板8の端部の強度を増加し、カウンタ天板8の両端部の局所的撓みの抑制をより効果的に行うことが可能である。
従来のカウンタ天板の両端部でしかも前側寄りの部分は、重量物を載せたり、人が立ち上がる際に手をついたりすると、最も大きい撓みが発生するという問題があったが、本発明では上記構成とすることで、そのような問題を解決することができた。
通常、カウンタ天板8の横方向の端部と、浴室壁面2または浴槽エプロン(図示せず)との間に、防水モールを取り付けるが、カウンタ1の横方向の端部が撓んだりすると、防水モールが切れたり、剥がれる等破損を生じるおそれがある。しかし、本発明のカウンタ天板8は、その端部における撓みを抑制するので、防水モールの破損を防止できる。
(変形例の概要)
補強材の5つの変形例を以下、説明する。補強材は、カウンタ本体4、具体的には、カウンタ天板8の端部リブ17に下方から接して受け止めるが、以下に説明する補強材の変形例1〜4は、カウンタ天板8を受け止める面積をより大きくすることで、カウンタ天板8の全体の撓みの抑制、及びカウンタ天板8の横方向の両端部かつ前部などの局所的撓みの抑制を、より効果的行うものである。
また、補強材の変形例5は、上記実施例の補強材34と略同じ構成であるが、その上面に凸部を設け、これを縦リブ間に嵌め込み補強材の横方向のズレを防止するものである。
(変形例1)
図6は、変形例1の補強材54を説明する図である。この変形例1の補強材54は、上記実施例の補強材34と略同じ構成であり、端部リブ当接部40を有するが、図6(a)に示すように、さらにその前壁39に固定された補助支持部55を備えている。
この補助支持部55は、前壁39に固定する垂直の取り付け部56と、取り付け部の前方かつ上方に向かう傾斜部57と、傾斜部57の上端から前方に向かう水平な受け部58と、を備えている。
このような構成の補助支持部55を有する変形例1の補強材54をカウンタ1の内部に組み込む場合は、図6(b)に示すように、上記実施例と同様に、端部リブ当接部40をカウンタ天板8の端部リブ17に当接するとともに、補助支持部55の受け部58をカウンタ天板8の下面に当接するように、補強材54を、支持具3の凹部29に嵌合して取り付ける。
(変形例2)
図7は、変形例2の補強材61を説明する図である。この変形例2の補強材61は、上記実施例の補強材34と略同じ構成であるが、端部リブ当接部として、図7(a)に示すように、補強材61の端部において、前後壁39の上部からそれぞれ前後水平に向かうように折り返されて形成された受け支持部62を備えている。
このような構成の受け支持部62を有する補強材61をカウンタ1の内部に組み込む場合は、図7(b)に示すように、受け支持部62の水平上面でカウンタ天板8の端部リブ17を下方から平面で受けて支持するように、補強材61は、支持具3の凹部29に嵌合して取り付ける。
(変形例3)
図8は、変形例3の補強材65を説明する図である。この変形例3の補強材65は、その端部において、図8(a)に示すように、その前壁39から断面矩形の受け支持部66が前方水平に向かうように設けられている。
このような構成の受け支持部66を備えた変形例3の補強材65を、カウンタ1の内部に組み込む場合は、図8(b)に示すように、受け支持部66の水平上面でカウンタ天板8の端部リブ17を下方から受けて支持するように、補強材65は、支持具3の凹部29に嵌合して取り付ける。
(変形例4)
図9は、変形例4の補強材70を説明する図である。この変形例4の補強材70は、その端部において、図9(a)に示すように、その前後壁39から、それぞれ断面矩形の受け支持部71が前方及び後方水平に向かうように設けられている。
このような構成の変形例4の補強材70をカウンタ1の内部に組み込む場合は、図9(b)に示すように、受け支持部71の水平上面でカウンタ天板8の端部リブ17を下方から受けて支持するように、補強材70は、支持具3の凹部29に嵌合して取り付ける。
(変形例5)
図10は、変形例5の補強材80を説明する図である。この変形例5の補強材80は、前記実施例の補強材34と略同じ構成であるが、図10(a)に示すように、その上面に凸部81が設けられている構成を特徴とする。
具体的には、補強材80は、前後壁39の上面に、補強材80の長手方向に間隔をおいて、2つの凸部81が形成されている。なお、変形例5では、凸部81は、2つであるが、少なくとも1つ形成されている必要がある。
凸部81の横方向の長さ(補強材80の長手方向の凸部81の長さであり、凸部81の横幅に相当する)は、カウンタ天板8の下面に形成された互いに隣接された縦リブ13の間に嵌め込み可能であり(図10(b)参照)、かつ補強材80が横方向に移動しないように、縦リブ13の設置間隔S(図3(b)参照)と略同じ長さで形成されている。
このような構成の補強材80をカウンタ1の内部に組み込む場合は、図10(b)に示すように、凸部81を互いに隣接する2つの縦リブ14間に嵌め込んだ状態で、支持具3を取り付ける。これによって、補強材80は、カウンタ天板8に固定される。
このように凸部81を設けることで、補強材80は、縦リブ14によって横方向に移動しないように規制されて位置決めされる。この結果、補強材80は、横方向への移動によるズレが防止される。補強材80の下面には貫通孔82が設けられており、万が一補強材80内に水が侵入したときに水が抜ける構造となっている。
以上、本発明に係るカウンタを実施するための形態を実施例に基づいて説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内でいろいろな実施例があることは言うまでもない。
本発明に係るカウンタは上記のような構成であるから、浴室用のカウンタに使用されるが、壁から前方に張り出して設けられる各種用途のカウンタにも適用可能である。
1 カウンタ
2 浴室壁面
3 支持具
4 カウンタ本体
8 カウンタ天板
9 カウンタエプロン
12 リブ
13 縦リブ
14 横リブ
17 端部リブ
18 前端リブ
21 前面傾斜部
22 底面水平部
25 支持具の載置部
26 支持具の支持部
27 支持具の差し込み部
28 支持具のネジ止め部
29 支持具の凹部
34 補強材
35 支持具集合体
38 補強材の底壁
39 補強材の前後壁
40 補強材の端部リブ当接部
41 端部リブ当接部を構成する切り欠き部
45 支持具の係合部
46 前方傾斜面
47 後方傾斜面
48 支持具の係合部の切り欠き
51 取り付け受け具
54 補強材
55 補助支持部
56 補助支持部の取り付け部
57 補助支持部の傾斜部
58 補助支持部の受け部
61 補強材
62 受け支持部
65 補強材
66 受け支持部
70 補強材
71 受け支持部
80 補強材
81 補強材の凸部
82 補強材下面の貫通孔

Claims (4)

  1. 浴室壁面に横方向に並んで設置される複数の支持具と、支持具に支持されて浴室壁面に取り付けられるカウンタ本体を備えた浴室用のカウンタにおいて、支持具の上面に凹部が設けられており、複数の支持具に跨って支持具の凹部に補強材が嵌合されて設けられており、カウンタ本体に設けられたカウンタ天板の下面にリブが設けられ、リブが補強材に当接することにより、補強材がカウンタ天板と支持具で挟み込まれて固定されており、補強材の上面に凸部が設けられており、凸部はリブ間の長さと略同じ長さで形成され、凸部がリブ間に嵌め込まれて補強材がカウンタ天板に固定されていることを特徴とするカウンタ。
  2. 請求項1に記載のカウンタにおいて、カウンタ本体の横方向の略端部には端部リブが設けられており、補強材には端部リブに当接する端部リブ当接部が設けられており、端部リブ当接部が段差形状に形成されていることを特徴とするカウンタ。
  3. 請求項1または2に記載のカウンタにおいて、複数の支持具のうち、カウンタの端部に設置された支持具とその隣の支持具が補強材で接続され、更にカウンタ中央側には補強材は接続されていないことを特徴とするカウンタ。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のカウンタにおいて、補強材にはカウンタ本体と平面で接する補助支持部が設けられていることを特徴とするカウンタ。
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