JP6709521B2 - 転写シート - Google Patents

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Description

本発明は、熱転写シートに関し、より詳細には、基材と、基材上に離型層と転写層とを順に備えてなる転写シートに関する。
現在、簡便な印刷方法として熱転写記録方法が広く使用されている。熱転写記録方法は、各種画像を簡便に形成できるため、印刷枚数が比較的少なくてもよい印刷物、例えば、身分証明書などのIDカードの作成や営業写真、あるいはパーソナルコンピュータのプリンタや、ビデオプリンタなどにおいて利用されている。
熱転写記録方式に用いられる熱転写シートは大別すると、加熱によって熱溶融性着色層が溶融軟化して熱溶融性着色層が被転写体、すなわち受像シートに転写移行する、いわゆる溶融転写タイプの熱転写シートと、感熱により色材層中の染料が昇華して染料が受像シートに移行する、いわゆる昇華タイプの熱転写シートとに分類される。ここで、身分証明書などのIDを作製する場合、特に、文字や数字等の単調な画像を形成する場合は、熱溶融型の熱転写シートが使用される。このような熱溶融型の熱転写シートとして、例えば、基材と、アクリル−スチレン系樹脂からなる離型層と熱溶融性着色層とがこの順で積層された熱転写シートが知られている。しかし、熱転写シートの離型層としてアクリル−スチレン系樹脂を用いた場合には、サーマルヘッドからかかる熱により離型層が軟化してしまい、離型層と転写層間の剥離力が高くなり、転写層が転写されない転写不良、剥離界面が荒れることによる画像の白化、剥離時の異音等の問題が生じることがある。
また、上記のような熱転写シートを使用して、身分証明書等のIDを作製した場合、画像を保護する目的で、熱溶融性着色層の熱転写によって得られた画像上に、基材と、ポリビニルアルコール(PVA)と水分散ウレタンからなる離型層と、保護層とがこの順で積層された保護層熱転写シートを重ね合わせ、サーマルヘッドや加熱ロール等を用いて保護層を転写させ、画像上に保護層を形成する方法が知られている。また更に、画像の耐久性を向上させるために、画像上に保護層を形成した後に、加熱ロール等を用いて、ラミネート材を形成する方法も知られている。しかし、水系の離型層(ポリビニルアルコールと水分散ウレタンからなる離型層)は湿度に対して不安定であり、特に高い湿度環境下では、転写層の剥離界面が荒れることによる画像の白化、剥離時の異音等の問題が生じることがある。
上記のような問題を解決するために、サーマルヘッドにかかる熱や、湿度環境による影響を低減し、剥離性を向上させるために、ポリアミド系樹脂を含有する離型層を設けた熱転写シートを提供することが提案されている(特許文献1参照)。
特開2011−73383号報
しかしながら、特許文献1に記載の熱転写シートでは、微細な文字や数字等の画像を形成するには転写層のツブレおよび転写層のカスレが発生するという新たな技術的課題を知見した。
本発明は上記の背景技術に鑑みてなされたものであり、その目的は、印画物を作製した際の転写層のツブレおよび転写層のカスレを改善した転写シートを提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決するため、鋭意検討した結果、バインダー樹脂を含む特定の組成の離型層を備えた転写シートを用いることで、上記課題を解決できることを知見した。本発明は、かかる知見に基づいて完成されたものである。
すなわち、本発明の一態様によれば、
基材と、前記基材上に離型層と転写層とを順に備えてなる転写シートであって、
前記離型層が、バインダー樹脂を含んでなり、前記バインダー樹脂が、シラノール基含有ポリウレタン系樹脂の架橋物を含んでなる、転写シートが提供される。
本発明の上記態様においては、前記シラノール基含有ポリウレタン樹脂の含有量が、前記離型層中のバインダー樹脂に対して、50質量%以上であることが好ましい。
本発明の上記態様においては、前記離型層と前記転写層との間に、剥離層をさらに備えてなることが好ましい。
本発明の上記態様においては、 前記剥離層が、塩酢ビ系樹脂を含んでなることが好ましい。
本発明の上記態様においては、前記剥離層が、剥離剤をさらに含んでなることが好ましい。
本発明の上記態様においては、前記転写層が、着色剤を含むことが好ましい。
本発明によれば、印画物を作製した際の転写層のツブレおよび転写層のカスレを改善した転写シートを提供することができる。
本発明による転写シートの一実施形態を示した模式断面図である。 細線再現性の評価における転写条件の印画パターン(白線および黒線)を示す図である。
<転写シート>
本発明による転写シートは、離型層と転写層とを順に備えてなり、離型層と転写層との間に剥離層をさらに備えてもよく、基材の離型層と反対側の面に耐熱層をさらに備えてもよい。以下、本発明による転写シートの層構成を、図面を参照しながら説明する。
本発明による転写シートの一実施形態の模式断面図を図1に示す。図1に示される転写シート10は、基材11と、該基材11上に、離型層12と、剥離層13と、転写層14とをこの順に備えてなり、基材11の離型層12と反対側の面に、耐熱層15をさらに備えてなるものである。以下、本発明による転写シートを構成する各層について詳述する。
<基材>
本発明における基材は、転写層を保持するという役割を有するとともに、熱転写時には熱が加えられるため、加熱された状態でも取り扱い上支障のない程度の機械的強度を有する材料であることが好ましい。このような基材の材料としては、ポリエチレンテレフタレートフィルム、1,4−ポリシクロヘキシレンジメチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリフェニレンサルフィドフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリサルホンフィルム、アラミドフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、セロハン、酢酸セルロース等のセルロース誘導体、ポリエチレンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ナイロンフィルム、ポリイミドフィルム、アイオノマーフィルム等が挙げられる。また、基材の厚さは、好ましくは0.5μm以上50μm以下、より好ましくは1μm以上10μm以下である。
基材は、表面に易接着処理を行ったものを用いてもよい。易接着処理は、基材と後述する離型層との間に易接着層を形成する処理である。このような易接着層としては、例えば、水性アクリル、水性ポリエステルおよび水性エポキシ化合物からなるものが好ましい。水性アクリルとは、水溶性あるいは水分散性アクリル系樹脂のことであり、アルキルアクリレートあるいはアルキルメタクリレートを主要な成分とするものが好ましく、当該成分が30モル%以上90モル%以下であって共重合されたものが好ましい。水性ポリエステルとは、水溶性あるいは水分散性ポリエステル系樹脂のことであり、かかるポリエステル系樹脂を構成する成分として、多価カルボン酸および多価ヒドロキシ化合物を例示できる。水性エポキシ化合物とは、水溶性あるいは水分散性、好ましくは水溶性のエポキシ基を含有する化合物のことであり、分子内にエポキシ基を少なくとも一つ以上、好ましくは二つ以上含有するもののことである。かかる水性エポキシ化合物としては、グリコール、ポリエーテル、ポリオール類のグリシジルエーテル、カルボン酸類のグリシジルエステル、グリシジル置換されたアミン類等が挙げられるが、好ましくはグリシジルエーテル類である。易接着処理は、基材の表面に易接着性の塗膜を形成させる方法が好ましく用いられる。
<離型層>
本発明における離型層は、熱転写時に転写層が基材から(離型層と転写層の界面で)容易に剥離することが可能となるように設けられる層である。離型層は、離型性を有する材料により形成され、バインダー樹脂を含み、離型剤等の添加剤をさらに含むことが好ましい。
離型層に用いられるバインダー樹脂としては、シラノール基含有ポリウレタン系樹脂の架橋物が用いられる。本発明において、シラノール基含有ポリウレタン系樹脂とは、分子内に少なくとも1個のシラノール基を含有するポリウレタン系樹脂をいう。シラノール基含有ポリウレタン樹脂中に含まれるシラノール基の存在(結合)部位は特に限定されず、該ポリウレタン樹脂の両端、何れか一方端あるいは中間部分の何れの部位に存在(結合)していてもよい。また、シラノール基含有ポリウレタン樹脂中に、親水性基が導入されたものが好ましく、該親水性基としては、例えば、カルボキシル基、スルホン酸基、スルホネート基、エポキシ基、ポリオキシエチレン基等が挙げられる。シラノール基含有ポリウレタン樹脂は、特に限定されないが、例えば、原料成分として、1分子中に少なくとも2個のイソシアネート基を含有する化合物と、1分子中に少なくとも2個の活性水素基を含有する化合物とから得られるポリウレタン化合物に対して、1分子中に少なくとも1個の活性水素基および加水分解性ケイ素基を含有する化合物を反応させて導入したものが挙げられる。
シラノール基含有ポリウレタン樹脂の使用形態は特に限定されないが、水性媒体中にシラノール基含有ポリウレタン樹脂が溶解しているもの、又は微粒子状に分散しているコロイド分散系(ディスパージョン)のものが好ましく用いられる。本発明では市販のシラノール基含有ポリウレタン系樹脂を用いることもでき、例えば、三井化学株式会社製のタケラックWS−4022、タケラックWS−5000、タケラックWS−5100、などを好ましく用いることができる。
シラノール基含有ポリウレタン樹脂の架橋物の架橋構造は特に限定されないが、シラノール基含有ポリウレタン系樹脂どうしでの架橋(自己架橋)した架橋構造であることが好ましい。自己架橋の形成メカニズムについて、例えば、水分の蒸発によって架橋構造を形成することができる。
バインダー樹脂の固形分の総量に対して、離型層中のシラノール基含有ポリウレタン系樹脂の架橋物の含有量は、好ましくは50質量%以上100質量%以下であり、より好ましくは55質量%以上100質量%以下であり、さらに好ましくは60質量%以上100質量%以下であり、さらにより好ましくは70質量%以上100質量%以下である。離型層中のシラノール基含有ポリウレタン系樹脂の架橋物の含有量が上記範囲内であれば、印画物を作製した際の転写層のツブレおよび転写層のカスレを改善した転写シートを得ることができる。
離型層にシラノール基含有ポリウレタン系樹脂と共に用いられるバインダー樹脂(添加樹脂)としては、ポリビニルアルコール樹脂が好ましい。剥離層中の添加樹脂の含有量は、好ましくは1質量%以上45質量%以下であり、より好ましくは5質量%以上40質量%以下であり、さらに好ましくは10質量%以上30質量%以下である。添加樹脂の含有量が上記範囲内であれば、印画物を作製した際の転写層のツブレおよび転写層のカスレを改善した転写シートを得ることができる。
離型層に用いられる離型剤としては、シリコーンオイル、リン酸エステル系可塑剤、フッ素系化合物、ワックス、金属石鹸、およびフィラー等を挙げることができ、シリコーンオイルを用いることが好ましい。
離型層の形成方法は特に限定されないが、従来公知の塗布方法により形成することができる。例えば、適当な溶剤中に上記のバインダー樹脂と、必要に応じて離型剤等の添加剤を加えて、各成分を溶解または分散させて塗布液を調製した後、この塗布液を基材の上に、グラビアコート法、ロールコート法、コンマコート法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、およびグラビアリバースロールコーティング法等の公知の手段を用い塗布、乾燥させて形成することができる。また、離型層の厚さは、特に限定されないが、好ましく0.05μm以上5.0μm以下であり、より好ましくは0.1μm以上3μm以下である。
<剥離層>
本発明における剥離層は、熱転写時に転写層が基材から(離型層と剥離層の界面で)容易に剥離することが可能となるように設けられる層である。剥離層はバインダー樹脂を用いて形成することができる。剥離層に用いられるバインダー樹脂としては、ポリ(メタ)アクリレート、ポリ(メタ)アクリルアミド等のアクリル系樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、塩酢ビ系樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルピロリドン等のビニル系樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート樹等のポリエステル系樹脂、ポリウレタンアクリレート等のウレタン系樹脂、エチルセルロース樹脂、ヒドロキシエチルセルロース樹脂、エチルヒドロキシセルロース樹脂、メチルセルロース樹脂、酢酸セルロース樹脂等のセルロース系樹脂、ポリアミド樹脂、芳香族ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂等のポリアミド系樹脂、アセタール系樹脂、およびポリカーボネート系樹脂等が挙げられ、アクリル系樹脂、ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂、アセタール系樹脂、およびセルロース系樹脂を用いることが好ましい。
なお、本発明において、アクリル系樹脂とは、(メタ)アクリル酸のモノマーの重合体もしくはその誘導体、(メタ)アクリル酸エステルのモノマーの重合体もしくはその誘導体、(メタ)アクリルのモノマーと他のモノマーとの共重合体もしくはその誘導体、および(メタ)アクリル酸エステルのモノマーと他のモノマーとの共重合体もしくはその誘導体を含むものである。他の「系樹脂」も同様に、主成分以外の他のモノマーとの共重合体もしくはその誘導体を含んでもよい。
剥離層に用いられるバインダー樹脂としては、塩酢ビ系樹脂(塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体)を用いることが特に好ましい。ここで、塩酢ビ系樹脂とは、塩化ビニルおよび酢酸ビニルの共重合体だけでなく、塩化ビニル、酢酸ビニル、および他のモノマーとの共重合体も含む。バインダー樹脂の固形分の総量に対して、剥離層中の塩酢ビ系樹脂の含有量は、好ましくは50質量%以上100質量%以下であり、より好ましくは55質量%以上99質量%以下であり、さらに好ましくは60質量%以上95質量%以下であり、さらにより好ましくは70質量%以上90質量%以下である。塩酢ビ系樹脂の含有量が上記範囲内であれば、印画物を作製した際の転写層のツブレおよび転写層のカスレを改善した転写シートを得ることができる。
剥離層に塩酢ビ系樹脂と共に用いられるバインダー樹脂(添加樹脂)としては、アクリル系樹脂やポリエステル系樹脂が好ましい。剥離層中の添加樹脂の含有量は、好ましくは0質量%超45質量%以下であり、より好ましくは5質量%以上40質量%以下であり、さらに好ましくは10質量%以上30質量%以下である。添加樹脂の含有量が上記範囲内であれば、印画物を作製した際の転写層のツブレおよび転写層のカスレを改善した転写シートを得ることができる。
剥離層は剥離剤等の添加剤をさらに含んでもよい。剥離剤としては、シリコーンオイルおよび/またはワックス成分が用いられる。剥離層に、シリコーンオイルおよびワックス成分等の剥離剤を添加することで、転写シートを高温環境下で保存した後であっても、印画物を作製した際の転写層のツブレおよび転写層のカスレを改善した(保存安定性に優れる)転写シートを得ることができる。シリコーンオイルとしては、アミノ変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、アラルキル変性シリコーン、エポキシ−アラルキル変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、ビニル変性シリコーン、ウレタン変性シリコーン等が挙げられ、エポキシ変性シリコーンオイルを用いることが好ましい。ワックス成分としては、例えば、マイクロクリスタリンワックス、カルナバワックス、パラフィンワックス、フィッシャートロプシュワックス、各種低分子量ポリエチレン、木ロウ、ミツロウ、鯨ロウ、イボタロウ、羊毛ロウ、セラックワックス、キャンデリラワックス、ペトロラクタム、一部変性ワックス、脂肪酸エステル、脂肪酸アミド等、種々のワックス等が挙げられ、ポリエチレンワックスを用いることが好ましい。
剥離層中の剥離剤の含有量(シリコーンオイルおよびワックス成分の総含有量)は、バインダー樹脂の固形分質量に対して、好ましくは0.1質量%以上15質量%以下であり、より好ましくは0.5質量%以上12質量%以下であり、さらに好ましくは1質量%以上10質量%以下である。剥離剤の含有量が上記範囲内であれば、転写シートを高温環境下で保存した後であっても、印画物を作製した際の転写層のツブレおよび転写層のカスレを改善した(保存安定性に優れる)転写シートを得ることができる。
剥離層の形成方法は特に限定されないが、従来公知の塗布方法により形成することができる。例えば、適当な溶剤中に上記のバインダー樹脂と、必要に応じて剥離剤等の添加剤を加えて、各成分を溶解または分散させて塗布液を調製した後、この塗布液を基材または離型層の上に、グラビアコート法、ロールコート法、コンマコート法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、およびグラビアリバースロールコーティング法等の公知の手段を用い塗布、乾燥させて形成することができる。また、剥離層の厚さは、特に限定されないが、好ましく0.05μm以上5.0μm以下であり、より好ましくは0.1μm以上3μm以下である。
<転写層>
本発明における転写層は、転写シートと被転写体とを重ね合わせ、基材の裏面側(基材の転写層が設けられていない側)を熱転写用のサーマルヘッドを備えたプリンタ等、従来公知の加熱手段により加熱することで離型層および/または剥離層から剥離され被転写体上に転写される層である。
転写層は、被転写体上に転写されて文字や数字等の画像を形成するために、転写層に用いられるバインダー樹脂と、着色剤とを含むことが好ましい。バインダー樹脂としては、ポリ(メタ)アクリレート、ポリ(メタ)アクリルアミド等のアクリル系樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、塩酢ビ系樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルピロリドン等のビニル系樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート樹等のポリエステル系樹脂、ポリウレタンアクリレート等のウレタン系樹脂、エチルセルロース樹脂、ヒドロキシエチルセルロース樹脂、エチルヒドロキシセルロース樹脂、メチルセルロース樹脂、酢酸セルロース樹脂等のセルロース系樹脂、ポリアミド樹脂、芳香族ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂等のポリアミド系樹脂、アセタール系樹脂、およびポリカーボネート系樹脂等が挙げられ、ビニル系樹脂を用いることが好ましい。
着色剤としては、従来公知の着色剤を使用することができるが、印画材料として良好な特性を有するもの、例えば、十分な着色濃度を有し、光、熱、温度等により変褪色しないものが好ましい。また、加熱により発色する物質や、被転写体の表面に塗布されている成分と接触することにより発色するような物質であってもよい。着色剤は、墨、白、シルバー、シアン、マゼンダ、イエロー、レッド、グリーン、およびブルーからなる群から選択される少なくとも一つの色を呈するものがよい。例えば、着色剤としては、墨にはカーボンブラック、白には酸化チタン、およびシルバーにはアルミ等の無機材料、シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、およびブルーには C.I.Pigmentに記載
される各顔料を使用することが好ましい。
転写層の形成方法は特に限定されないが、従来公知の塗布方法により形成することができる。例えば、適当な溶剤中に上記のバインダー樹脂と、着色剤を加えて、各成分を溶解または分散させて塗布液を調製した後、この塗布液を剥離層の上に、グラビアコート法、ロールコート法、コンマコート法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、およびグラビアリバースロールコーティング法等の公知の手段を用い塗布、乾燥させて形成することができる。また、転写層の厚さは、特に限定されないが、好ましく0.5μm以上30μm以下であり、より好ましくは1μm以上20μm以下である。
<耐熱層>
本発明における耐熱層は、熱転写する際の基材の裏面側(基材の転写層が設けられていない側)からの加熱によるスティキングやシワ等の悪影響を防止するために設けられる層である。耐熱層を設けることによって、耐熱性に劣るプラスチックフィルムを基材とした熱転写シートにおいてもスティッキングが起こることなく熱印字が可能であって、プラスチックフィルムの持つ切れにくさ、加工のし易さ等のメリットが生かせる。
耐熱層は、バインダー樹脂と、滑り剤等の添加剤とを含むことが好ましい。耐熱層に用いられるバインダー樹脂としては、ポリ(メタ)アクリレート、ポリ(メタ)アクリルアミド等のアクリル系樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、塩酢ビ系樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルピロリドン等のビニル系樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート樹等のポリエステル系樹脂、ポリウレタンアクリレート等のウレタン系樹脂、エチルセルロース樹脂、ヒドロキシエチルセルロース樹脂、エチルヒドロキシセルロース樹脂、メチルセルロース樹脂、酢酸セルロース樹脂等のセルロース系樹脂、ポリアミド樹脂、芳香族ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂等のポリアミド系樹脂、アセタール系樹脂、およびポリカーボネート系樹脂等が挙げられる。滑り剤としては、金属石鹸、ワックス、シリコーンオイル、脂肪酸エステル、フィラー、タルク等が挙げられる。
耐熱層の形成方法は特に限定されないが、従来公知の塗布方法により形成することができる。例えば、適当な溶剤中に上記のバインダー樹脂と、必要に応じて滑り剤等の添加剤を加えて、各成分を溶解または分散させて塗布液を調製した後、この塗布液を基材の上に、グラビアコート法、ロールコート法、コンマコート法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、およびグラビアリバースロールコーティング法等の公知の手段を用い塗布、乾燥させて形成することができる。また、耐熱層の厚さは、特に限定されないが、好ましく0.05μm以上5.0μm以下であり、より好ましくは0.1μm以上3μm以下である。
<被転写体>
本発明による熱転写シートの転写に使用可能な被転写体としては、特に限定されず、例えば、従来公知の基材上に色素受容性を有する受容層を設けたもの等を挙げることができる。被転写体における基材としては、例えば、普通紙、上質紙、トレーシングペーパー、プラスチックフィルム等を挙げることができ、その基材について特に限定されない。上記被転写体における受容層は、コーティング法、サーマルヘッドや熱ロール等による形成法等にて形成することができる。なお、被転写体は、基材自体が色素受容性を有していれば、受容層を設ける必要がない。
<転写方法>
本発明による転写シートを用いる被転写体への転写は、従来公知の熱転写プリンタを用いて、被転写体に直接行う(ダイレクト)ことができる。また、被転写体が直接転写を行うことが困難なものである場合、中間転写記録媒体が備える受容層上へ転写後(一次転写)、この中間転写記録媒体の受容層を被転写体へ転写する(再転写)ことによっても行うことができる。熱転写プリンタは、例えば、昇華転写用、熱溶融転写用、保護層転写用というように別々に転写条件を設定してもよいし、また、共通のプリンタでそれぞれ印字エネルギーを適切に調整して行ってもよい。また、加熱手段として特に限定されず、熱板、ホットスタンパー、熱ロール、ラインヒーター、アイロンなどを用いて転写を行うこととしてもよい。
以下に、実施例と比較例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定解釈されるものではない。なお、バインダー樹脂、シリコーンオイル、およびワックス成分の質量部は固形分で記載した。
[実施例1]
基材として、厚さ6μmの易接着処理つきポリエステルフィルムを用意した。該ポリエステルフィルムの易接着処理がされていない面に下記組成の耐熱層用塗布液1を乾燥時1.0g/mになるように塗布して耐熱層を形成し、易接着処理がされている面に下記組成の離型層用塗布液1を乾燥時0.3g/mになるように塗布して離型層を形成した。次いで、離型層上に下記組成の剥離層用塗布液1を乾燥時1.0g/mになるように塗布して剥離層を形成した。次いで、剥離層上に下記組成の転写層用塗布液を乾燥時1.0g/mになるように塗布して転写層を形成して、転写シート1を製造した。
<耐熱層用塗布液1>
・ポリビニルブチラール樹脂(積水化学工業(株)製、商品名:エスレックBX−1)
2.0質量部
・イソシアネート(DIC(株)製、商品名:バーノックD750) 4.4質量部
・リン酸エステル系界面活性剤
(第一工業製薬(株)製、商品名:プライサーフA208N) 1.3質量部
・タルク(日本タルク(株)製、商品名:ミクロエースP−3) 0.3質量部
・粘度調整溶剤(トルエン/メチルエチルケトン=1/1) 92質量部
<離型層用塗布液1>
・ウレタン系樹脂(シラノール基含有、三井化学(株)製、商品名:WS−4022)
100質量部
・粘度調整溶剤(トルエン/イソプロピルアルコール=1/1) 1900質量部
<剥離層用塗布液1>
・塩酢ビ系樹脂(日信化学工業(株)製、商品名:ソルバインCNL) 100質量部
・エポキシ変性シリコーンオイル(信越化学工業(株)製、商品名:KP−1800U)
1質量部
・粘度調整溶剤(トルエン/メチルエチルケトン=1/1) 300質量部
<転写層用塗布液1>
・塩酢ビ系樹脂 60質量部
・カーボンブラック 40質量部
・粘度調整溶剤(トルエン/メチルエチルケトン=1/1) 200質量部
[実施例2]
剥離層用塗布液の組成を下記のとおりにした以外は、実施例1と同様にして転写シート2を製造した。
<剥離層用塗布液2>
・塩酢ビ系樹脂(日信化学工業(株)製、商品名:ソルバインCNL) 95質量部
・ポリエステル系樹脂(ユニチカ(株)製、商品名:エリーテルUE−9885)
5質量部
・エポキシ変性シリコーンオイル(信越化学工業(株)製、商品名:KP−1800U)
1質量部
・粘度調整溶剤(トルエン/メチルエチルケトン=1/1) 300質量部
[比較例1]
離型層用塗布液の組成を下記のとおりにした以外は、実施例1と同様にして転写シート12を製造した。
<離型層用塗布液6>
・ウレタン系樹脂(シラノール基無、DIC(株)製、商品名:AP−40)
100質量部
・粘度調整溶剤(トルエン/イソプロピルアルコール=1/1) 1900質量部
[転写シートの性能評価]
(1)細線再現性の評価
まず、以下のようにして中間転写媒体を作製した。
(中間転写媒体の作製)
基材として厚さ12μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムを用い、該基材の一方の面へ、グラビアコート法で、下記組成の剥離層用塗工液を、乾燥後1.0μmになるように塗布し乾燥して剥離層を形成した。次いで、剥離層上に、グラビアコート法で、下記のプライマー層用塗工液を、乾燥後1.0μmになるように塗布し乾燥してプライマー層を形成した。次いで、プライマー層上に、グラビアコート法で、下記の保護層用塗工液を、乾燥後2.0μmになるように塗布し乾燥して保護層を形成した。次いで、この保護層上に、グラビアコート法で、下記の受容層用塗工液1を、乾燥後2.5μmになるように塗布し乾燥して受容層を形成し中間転写媒体1を作成した。なお、剥離層/プライマー層/保護層/受容層は、中間転写媒体の転写層を構成し、当該転写層は、被転写体上に再転写される層である。
<剥離層用塗工液>
・アクリル系樹脂(三菱レイヨン(株)製、商品名:BR−87) 95質量部
・ポリエステル系樹脂(東洋紡(株)製、商品名:バイロン200) 5質量部
・トルエン 200質量部
・MEK 200質量部
<保護層形成用塗工液>
・ポリエステル系樹脂(ユニチカ(株)製、商品名:UE−9885、数平均分子量6000、Tg=82℃) 20質量部
・トルエン 40質量部
・MEK 40質量部
<受容層用塗工液>
・塩酢ビ系樹脂(日信化学工業(株)、商品名:CNL、Mn:12000)
95質量部
・エポキシ変性シリコーン(信越化学工業(株)、商品名:KP−1800U)
5質量部
・トルエン 200質量部
・メチルエチルケトン 200質量部
次に、上記の実施例1〜2および比較例1で製造した転写シートと、下記テストプリンタとを用いて、上記で作製した中間転写媒体の受容層上へ、印画パターンを転写した。
(テストプリンタ)
・サーマルヘッド;KEE−57−12GAN2−STA(京セラ(株)製)
・発熱体平均抵抗値;3303(Ω)
・主走査方向印字密度;300dpi
・副走査方向印字密度;300dpi
・印画電圧;18(V)
・1ライン周期;3.0(msec.)
・印字開始温度;35(℃)
・パルスDuty比;85%
続いて、以下の再転写条件にて、各画像形成物の転写層を、白色塩ビカード上に再転写し、作製した印画物の白色および黒色の細線部の面積の割合を算出して、下記の評価基準により細線再現性を評価した。
(再転写条件)
・ラミネーター:ラミパッカーLPD3212(フジプラ社製)
・温度:145℃、140℃、135℃
・速度:0.8(設定値)
<評価基準>
○:入力画像に対する印画物の面積が95%以上100%以下であった。
×:入力画像に対する印画物の面積が95%未満であった。
(2)保存安定性の評価
上記の実施例1〜2および比較例1で製造した転写シートを50℃dry環境で96時間保存した。(1)細線再現性の評価と同様にして、保存前の転写シートおよび保存後の転写シートのそれぞれを用いて、印画物を作製した。保存前の転写シートを用いて作製した印画物の白色および黒色の細線部の面積に対する、保存後の転写シートを用いて作製した印画物の白色および黒色の細線部の面積の割合を算出して、上記の評価基準と同様に細線再現性を評価した。
Figure 0006709521
上記の各評価の結果を表1に示した。白色細線部の再現性が良いほど印画物のツブレが少なく、黒色細線部の再現性が良いほど印画物のカスレが少ない。本発明による転写シートを用いることで、作製した印画物は白色細線および黒色細線の再現性に優れる、つまり印画物のツブレ及びカスレが少ないことが分かった。さらに、剥離層に剥離剤を加えることで、転写シートが高温環境下で保存した後であっても、作製した印画物の白色細線および黒色細線の再現性に優れる、つまり印画物のツブレ及びカスレが少ない(保存安定性に優れる)ことが分かった。
10 転写シート
11 基材
12 離型層
13 剥離層
14 転写層
15 耐熱層

Claims (6)

  1. 基材と、前記基材上に離型層と転写層とを順に備えてなる転写シートであって、
    前記転写層は前記離型層と前記転写層の界面で剥離する層であり、
    前記離型層が、バインダー樹脂を含んでなり、前記バインダー樹脂が、シラノール基含有ポリウレタン系樹脂の自己架橋物を含んでなる、転写シート。
  2. 前記シラノール基含有ポリウレタン樹脂の含有量が、前記離型層中のバインダー樹脂に対して、50質量%以上である、請求項1に記載の転写シート。
  3. 前記離型層と前記転写層との間に、剥離層をさらに備えてなり、前記剥離層は前記離型層と前記剥離層の界面で剥離する層である、請求項1または2に記載の転写シート。
  4. 前記剥離層が、塩酢ビ系樹脂を含んでなる、請求項3に記載の転写シート。
  5. 前記剥離層が、剥離剤をさらに含んでなる、請求項3または4に記載の転写シート。
  6. 前記転写層が、着色剤を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の転写シート。
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