JP6694349B2 - 魚釣用スピニングリール - Google Patents
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Description
この魚釣用スピニングリールでは、ボディに対する蓋部材の着脱に代えてボディ後部に装着した保護カバーを取り外すことで、構成部材の分解および組み込み作業、注油等のメンテナンス作業が可能である。このようにボディ後部に保護カバーを装着した構成は、保護カバーの加飾処理でボディのデザイン性の向上も図れることから、現在、ほとんどの魚釣用スピニングリールにおいて適用されている。
保護カバーに対しては、外観部材として色調や形状等のデザインの自由度が求められ、かつ、スプール往復動装置の性能安定化を図るために支持部材として高精度であることや剛性を備えることが求められる。しかしながら、これらの機能を高品質で保護カバーに対して持たせることは困難であった。
このようにすることで、リール本体内の空間の大きさの制限を受けずに、所望の大きさの構成部材を用いることができる。また、後部開口部を通じて後方に配置された構成部材を保護カバーで収容することができる。
さらに、蓋部材の螺合による取り付けによってボディの側部開口部が補強されボディ自体の強度も向上する。これにより、ハンドル軸に支持されるドライブギャとして大径のドライブギャを採用することも可能となる。また、蓋部材をボディに固定するための複数のねじ等を不要とすることができ、部品点数の削減を図れるとともに組み込み、分解性が向上する。また、ねじの折損も防止できる。
図1に示すように、主として、魚釣用スピニングリールは、リール本体1と、リール本体1の前側に回転可能に設けられたロータ2と、ロータ2の回転運動と同期して前後方向移動可能に設けられたスプール3と、を備える。
ボディ10の上部には、図示しない釣竿に装着される脚部11(図1参照)が一体形成されている。ボディ10の前部には、筒状のボディ前部12が設けられている。ボディ10の後部には、シール部材45を介して保護カバー40が装着されている。保護カバー40は、合成樹脂製である。
なお、図1,図2では蓋部材30の側面形状を簡略化している。
このため、ハンドル5dの巻き取り操作が行われると、巻き取り操作による駆動力がハンドル軸5、ドライブギャ6、ピニオンギャ7aを介して駆動軸筒7に伝達し、駆動軸筒7とともにロータ2(図1参照、以下同じ)が回転する。また、これとともにスプール3(図1参照、以下同じ)がスプール軸8やスプール往復動装置70を介して前後往復動される。これにより、釣糸は、ロータ2の図示しない釣糸案内部を介してスプール3の巻回胴部3a(図1参照)に均等に巻回される。
右側中央孔23(支持部として機能する)は、ハンドル軸5の右端部が貫通する孔であり、右壁部21の中央部に設けられている。右側中央孔23には、ハンドル軸5を回転可能に支持するハンドル軸用軸受としての右軸受5a(図3参照)が取り付けられている。右側中央孔23に対して右軸受5aは、ボディ10の右側方から取り付けられる。
スプール軸8の後部は、カラー51aを介して下部支持部24bの後方に貫通している。
このため、筒部22は、従来の筒部(側面視矩形筒状の筒部)よりも小型化しており、筒部22の内周面22aとドライブギャ6との間には、不要な空間が生じないようになっている。
支持部材取付部28は、支持部材50(図3参照)が取り付けられる部位である。支持部材取付部28は、取付座22dと、係合凹部22eと、を備えている。取付座22dの取付面は、筒部22の周方向に沿って後方下方へ向けて傾斜している。取付座22dの略中央部には、図4(b)に示すように、上側のねじ穴22cが開口している。係合凹部22eは、取付座22dの上側に形成された断面矩形状の穴である。係合凹部22eは、図3に示すように、雌ねじ穴22cの軸心に沿って前方下方へ向けて凹設されている。
保護カバー40を取り付けると、保護カバー40の内側には、図3に示すように、空間部S2が形成される。空間部S2には、後部開口部15を通じてボディ10の後部から突出した連動歯車74の一部および摺動子72の一部が収容される。つまり、連動歯車74の一部および摺動子72の一部は、シール部材45を介して装着される保護カバー40で覆われて液密に収容されている。
なお、後部開口部15は、スプール軸8およびスプール往復動装置70の各部材を組み付けるための組み付け孔としても機能する。
支持部材50は、図7各図に示すように、係合部51と、係合部51に連続する取付部52と、取付部52に連続する支持部53と、を備えている。支持部材50は、金属製である。
なお、架橋部14は、側部開口部13と同芯円状に形成されたものを示したが、これに限られることはなく、側部開口部13の中心(ハンドル軸5の中心)に対して前側または後側に偏芯したものであってもよい。また、架橋部14は、側面視で外形状が直線状部分を含むものであってもよい。
図3に示すように、連動歯車74は、後部開口部15を貫通するように外部後方からボディ10に組み付けられる。組み付けられた状態で、連動歯車74の一部(後部領域)は、後部開口部15から後方に突出し、保護カバー40内に収容される。
連動歯車74は、ハンドル軸5の回転をスプール軸8の前後往復動に変換する変換駆動部材として偏芯突部75を介して摺動子72とともに協働する。
蓋部材30は、図2に示すように、側部開口部13に取り付けられ、側部開口部13を液密に閉塞するとともに、ハンドル軸5の左端側を支持する役割をなす。蓋部材30は、図6(a)に示すように、断面が山形状を呈しており、周壁部31と、周壁部31の中央部に一体的に設けられた円筒部32と、周壁部31の外周縁部に設けられた円筒状の挿入部33と、を備えている。蓋部材30の中心部にハンドル軸5が支持される(図5参照)。
なお、当接面33bは、側部開口部13の内周面13aに対して周方向に間隔を空けて部分的に当接するように構成してもよい。
また、インロー嵌合によって防塵防水を図ることができる。これにより、例えば、海水や水、あるいはこれらに混じった砂、異物等が侵入するのを遮ることができる。つまり、インロー嵌合部によって釣糸や海水、異物等の侵入防止が実現される。
なお、同様に、嵌合受部17や嵌合部37に対してグリスやオイル等の潤滑剤を塗布してもよい。
なお、駆動軸筒7はスプール3(図1参照)側に向けて延出しており、その先端部にロータ4が取り付けられている。
さらに、蓋部材30の螺合による取り付けによってボディ10の側部開口部13が補強されボディ10自体の強度も向上する。これにより、ハンドル軸5に支持されるドライブギャ6として大径のドライブギャ6を採用することも可能となる。また、蓋部材30をボディ10に固定するための複数のねじ等を不要とすることができ、部品点数の削減を図れるとともに組み込み、分解性が向上する。また、ねじの折損も防止できる。
図9〜図12を参照して第2実施形態の魚釣用スピニングリールについて説明する。本実施形態が前記第1実施形態と異なるところは、スプール往復動装置80の螺軸81の後端部81bと、上下2つのガイド軸82a,82bの後端部82a1,82b1と、を支持部材50Aで支持した点にある。なお、図12(b)〜(f)では、有底の凹部55〜57を破線で示した。
螺軸81は、スプール軸8と平行に延出している。螺軸81の前端部には、オシレートギャ81aが設けられている。オシレートギャ81aは、減速歯車機構を構成する減速歯車9と噛合している。螺軸81の後端部81bは、支持部材50Aを介してボディ10の後部に支持されている。
例えば、支持する構成部材に対応して、支持部材50,50Aは、種々の形状のものを採用することができる。
5 ハンドル軸
8 スプール軸
10 ボディ
13 側部開口部
15 後部開口部
30 蓋部材
40,40A 保護カバー
50,50A 支持部材
70,80 スプール往復動装置
71,82a,82b ガイド軸
Claims (4)
- ボディと、前記ボディの側部に設けられた側部開口部を閉塞する蓋部材と、を有するリール本体を備え、少なくとも前記蓋部材でハンドル軸を回転可能に支持する魚釣用スピニングリールであって、
前記リール本体には、前記ハンドル軸の回転運動をスプール軸の前後往復動に変換するスプール往復動装置が収容されており、
前記ボディの後部が保護カバーで覆われており、
前記保護カバーと別部材で構成されて前記ボディに取り付けられ、前記スプール往復動装置の構成部材の少なくとも一部の後端部を支持する支持部材を備えたことを特徴とする魚釣用スピニングリール。 - 前記ボディの後部には、前記スプール往復動装置を構成する構成部材の少なくとも一部を受け入れて後方に配置するための後部開口部が形成されており、
前記保護カバーは、前記後部開口部を覆うとともに、前記後部開口部を通じて後方に配置された前記構成部材を覆うことを特徴とする請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。 - 前記側部開口部に対して前記蓋部材自体が螺合によって締結固定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の魚釣用スピニングリール。
- 前記支持部材は金属製であり、前記保護カバーは合成樹脂製であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の魚釣用スピニングリール。
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