JP6694349B2 - 魚釣用スピニングリール - Google Patents

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本発明は、魚釣用スピニングリールに関するものである。
一般に、魚釣用スピニングリールは、ボディと、ボディの側部開口部を閉塞する蓋部材とから構成されるリール本体を備えている。リール本体の内部には、リール本体に回転可能に支持したハンドル軸の回転運動をスプール軸の前後方向の往復運動に変換するスプール往復動装置が備わる。
従来、スプール往復動装置を構成する構成部材の分解やメンテナンス等を容易に行えるようにした魚釣用スピニングリールとして、特許文献1,2に記載されたものが知られている。
この魚釣用スピニングリールでは、ボディに対する蓋部材の着脱に代えてボディ後部に装着した保護カバーを取り外すことで、構成部材の分解および組み込み作業、注油等のメンテナンス作業が可能である。このようにボディ後部に保護カバーを装着した構成は、保護カバーの加飾処理でボディのデザイン性の向上も図れることから、現在、ほとんどの魚釣用スピニングリールにおいて適用されている。
特公平3−8182号公報 特開2001−346484号公報
特許文献2の魚釣用スピニングリールでは、スプール往復動装置の構成部材である螺軸の後端部やガイド軸の後端部を保護カバーで支持している。つまり、特許文献2の保護カバーは、外観部材としての機能に加えて支持部材としての機能を併せ備えている。
保護カバーに対しては、外観部材として色調や形状等のデザインの自由度が求められ、かつ、スプール往復動装置の性能安定化を図るために支持部材として高精度であることや剛性を備えることが求められる。しかしながら、これらの機能を高品質で保護カバーに対して持たせることは困難であった。
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、デザインの自由度を図ることができるとともに、スプール往復動装置の性能安定化を図ることができる魚釣用スピニングリールを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明の魚釣用スピニングリールは、ボディと、前記ボディの側部に設けられた側部開口部を閉塞する蓋部材と、を有するリール本体を備え、少なくとも前記蓋部材でハンドル軸を回転可能に支持する魚釣用スピニングリールであって、前記リール本体内には、前記ハンドル軸の回転運動をスプール軸の前後往復動に変換するスプール往復動装置が収容されており、前記ボディの後部が保護カバーで覆われており、前記保護カバーと別部材で構成されて前記ボディに取り付けられ、前記スプール往復動装置の構成部材の少なくとも一部の後端部を支持する支持部材を備えている。
この魚釣用スピニングリールでは、スプール往復動装置の構成部材の少なくとも一部の後端部を支持する支持部材と、ボディの後部を覆う保護カバーと、を別部材で構成してあるので、それぞれに求められる機能に特化した形状や材質を選択することができる。
また、前記した魚釣用スピニングリールにおいて、前記ボディの後部には、前記スプール往復動装置を構成する構成部材の少なくとも一部を受け入れて後方に配置するための後部開口部が形成されている。この場合には、前記保護カバーが、前記後部開口部を覆うとともに、前記後部開口部を通じて後方に配置された前記構成部材を覆うのがよい。
このようにすることで、リール本体内の空間の大きさの制限を受けずに、所望の大きさの構成部材を用いることができる。また、後部開口部を通じて後方に配置された構成部材を保護カバーで収容することができる。
また、前記した魚釣用スピニングリールにおいて、前記側部開口部に対して前記蓋部材自体が螺合によって締結固定されているのがよい。このようにすることで、側部開口部に対して蓋部材自体が周方向に均一な締結力をもって螺合固定される。
また、前記した魚釣用スピニングリールにおいて、前記支持部材が金属製であり、前記保護カバーが合成樹脂製であるのがよい。このようにすることで、支持部材を高精度かつ剛性を備えたものとすることができる。また、保護カバーの色調の自由度や形状のデザインの自由度を高めることができる。
本発明によれば、支持部材および保護カバーのそれぞれに求められる機能に特化した形状や材質を選択することができるので、デザインの自由度を図ることができるとともに、スプール往復動装置の性能安定化を図ることができる。
また、後部開口部により所望の大きさの構成部材を用いることができ、かつ、保護カバーにより当該構成部材を収容することができるので、デザインの自由度を図ることができるとともに、スプール往復動装置の性能安定化を図ることができる。
また、側部開口部に対して蓋部材自体が周方向に均一な締結力をもって螺合固定されるので、蓋部材の取付強度を十分に確保することができる。これにより、リール本体の強度を高めることができる。リール本体の強度を高めることができるので、スプール往復動装置の性能安定化を図ることができる。また、ハンドル軸の支持精度も向上維持される。
さらに、蓋部材の螺合による取り付けによってボディの側部開口部が補強されボディ自体の強度も向上する。これにより、ハンドル軸に支持されるドライブギャとして大径のドライブギャを採用することも可能となる。また、蓋部材をボディに固定するための複数のねじ等を不要とすることができ、部品点数の削減を図れるとともに組み込み、分解性が向上する。また、ねじの折損も防止できる。
また、支持部材を金属製とし、保護カバーを合成樹脂製とすることで、デザインの自由度を図ることができるとともに、スプール往復動装置の性能安定化を図ることができる。
本発明の第1実施形態に係る魚釣用スピニングリールの全体構成を示す側面図である。 リール本体を示す側面図である。 蓋部材および保護カバーを取り外したリール本体の側面図である。 (a)は側部開口部内の構造を示す側面図、(b)は保護カバーを取り外したボディの後面図である。 ボディ内部における部材の配置構造を示す後断面図である。 (a)は蓋部材の横断面図、(b)はボディの側部開口部と蓋部材の周縁部との締結状態を示す拡大断面図である。 支持部材を示す図であり、(a)は前面図、(b)は左側面図、(c)は後面図、(d)は左側面図に対応する上面図、(e)は左側面図に対応する下面図、(f)は右側面図、(g)は後方上方から見た斜視図、(h)は前方上方から見た斜視図である。 (a)は摺動子がストロークの最後端位置にある場合を示すリール本体の側断面図、(b)は摺動子がストロークの最前端位置にある場合を示すリール本体の側断面図である。 本発明の第2実施形態に係る魚釣用スピニングリールの主要構成を示す側断面図である。 ボディ内部における部材の配置構造を示す後断面図である。 蓋部材および保護カバーを取り外したリール本体の後面図である。 第2実施形態に係る魚釣用スピニングリールに適用される支持部材を示す図であり、(a)は前面図、(b)は上面図、(c)は下面図、(d)は右側面図、(e)は左側面図、(f)は後面図、(g)は前方上方から見た斜視図、(h)は後方上方から見た斜視図である。
以下、本発明に係る魚釣用スピニングリールの実施形態について図面を参照して説明する。各実施形態において、同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の説明において、「前後」「上下」を言うときは、図1に示した方向を基準とし、「左右」を言うときは、図4(b)に示す方向を基準とする。
(第1実施形態)
図1に示すように、主として、魚釣用スピニングリールは、リール本体1と、リール本体1の前側に回転可能に設けられたロータ2と、ロータ2の回転運動と同期して前後方向移動可能に設けられたスプール3と、を備える。
図2に示すように、リール本体1は、側面視で外形が略円形状に形成されたボディ10と、ボディ10の左側部に形成された側部開口部13を塞ぐ蓋部材30と、を備えている。側部開口部13および蓋部材30は、側面視で円形に形成されている。なお、蓋部材30は、側面視で円形に形成されたものに限られることはなく、螺合する部分を除いて四角形状や多角形状、放射状形状等、種々の形状のものを採用することができる。
ボディ10の上部には、図示しない釣竿に装着される脚部11(図1参照)が一体形成されている。ボディ10の前部には、筒状のボディ前部12が設けられている。ボディ10の後部には、シール部材45を介して保護カバー40が装着されている。保護カバー40は、合成樹脂製である。
なお、図1,図2では蓋部材30の側面形状を簡略化している。
図3に示すように、ボディ10には、側部開口部13を開口として有底略円筒状の壁(後記する筒部22の内周面22a)で囲まれる収容空間S1が形成されている。収容空間S1には、駆動軸筒7の後部、駆動軸筒7に挿通されるスプール軸8の後部、およびスプール軸8(スプール3、図1参照)を前後往復動させるためのスプール往復動装置70が配置されている。駆動軸筒7およびスプール軸8は、ボディ前部12の前方へ延出している。スプール軸8は、ハンドル軸5の下側に配置されている。駆動軸筒7の後部には、ピニオンギャ7aが形成されている。スプール軸8の後部は、ピニオンギャ7a(駆動軸筒7)の後端よりも後方に延出している。
スプール往復動装置70は、オシレートギャ方式である。スプール往復動装置70は、前後方向に延びるガイド軸71と、右側面に案内溝73が形成されてガイド軸71に沿って移動する摺動子72と、案内溝73に係合する偏芯突部75が形成された連動歯車74(構成部材)とを備える。スプール軸8の後端には、後方に突出して摺動子72に連結する連結部8aが設けられ、スプール軸8と摺動子72とが一体になっている。ガイド軸71の後端部71eは、支持部材50を介してボディ10の後部に支持されている。つまり、ガイド軸71の後端部71eは、保護カバー40に支持されることなくボディ10に対して支持されている。支持部材50の詳細は後記する。
図5に示すように、ボディ10内には、左右方向に延在するハンドル軸5が設けられている。ハンドル軸5は、左右の軸受5a(図5に左側の軸受5aのみ図示)を介して蓋部材30とボディ10とに回転可能に支持されている。ハンドル軸5には機能部材としてドライブギャ6および軸筒(歯車)6a(図3参照)が固定されている。ハンドル軸5の左端部には、連結軸5cを介してハンドル5d(図1参照)が取り付けられている。
ドライブギャ6は、ハンドル軸5の左側に固定されているとともに、前側でピニオンギャ7aに噛合している(図3参照)。軸筒6aは、ハンドル軸5の右側に固定されているとともに、後側で連動歯車74に噛合している(図3参照)。
このため、ハンドル5dの巻き取り操作が行われると、巻き取り操作による駆動力がハンドル軸5、ドライブギャ6、ピニオンギャ7aを介して駆動軸筒7に伝達し、駆動軸筒7とともにロータ2(図1参照、以下同じ)が回転する。また、これとともにスプール3(図1参照、以下同じ)がスプール軸8やスプール往復動装置70を介して前後往復動される。これにより、釣糸は、ロータ2の図示しない釣糸案内部を介してスプール3の巻回胴部3a(図1参照)に均等に巻回される。
次に、各部の構成について詳細に説明する。図4(a),図5に示すように、ボディ10は、底部に周壁を有する有底箱状(筒状)を呈し、左側に向かって開口している。ボディ10は、円板状の右壁部21と、右壁部21の周端縁から左側に延びる筒状の筒部22とを備える。なお、筒部22の左端部が側部開口部13を構成している。
右壁部21の内面(左側面)には、図4(a)に示すように、右側中央孔23と、支持リブ24と、挿入孔25とが形成されている。
右側中央孔23(支持部として機能する)は、ハンドル軸5の右端部が貫通する孔であり、右壁部21の中央部に設けられている。右側中央孔23には、ハンドル軸5を回転可能に支持するハンドル軸用軸受としての右軸受5a(図3参照)が取り付けられている。右側中央孔23に対して右軸受5aは、ボディ10の右側方から取り付けられる。
支持リブ24は、図3,図4(a)に示すように、右壁部21に一体的に突設されて、収容空間S1内に配置されている。支持リブ24は、右側中央孔23よりも前側に位置し、上下方向に延在している。支持リブ24の上端部24c,24dおよび下端部24eは、筒部22の内周面22aにそれぞれ接続されている。これにより、支持リブ24は、筒部22に対しても一体的に設けられている。この支持リブ24により右壁部21および筒部22の強度が向上している。支持リブ24には、筒状の上部支持部24a,下部支持部24bが一体に設けられている。上部支持部24aには、ガイド軸71(図3参照)の前端部を支持するガイド軸支持孔24a1が形成されている。
下部支持部24bには、図3に示すように、カラー51aを介して後部軸受(ボールベアリング)25bが支持される。つまり、ピニオンギャ7aの後部側(駆動軸筒7の後部)は、後部軸受25b、支持リブ24を介してボディ10に支持されている。
スプール軸8の後部は、カラー51aを介して下部支持部24bの後方に貫通している。
スプール軸8は、ピニオンギャ7aの内周に対して微小隙間を有して非接触であるが、ボディ10内の下部支持部24bに支持されたカラー51aとピニオンギャ7aの前部側の内周に形成した図示しない支持部で、前後方向に摺動可能に支持されている。
上部支持部24aおよび下部支持部24bは、側部開口部13内に位置している。そして、下部支持部24bは、図3に示すように、ハンドル軸5の軸方向から見て右軸受5aの少なくとも一部に重なるように配置されている。このようにすることで、ボディ10内(側部開口部13内)の省スペース化を図ることができる。なお、後部軸受25bがハンドル軸5の軸方向から見て右軸受5aの少なくとも一部に重なるように配置されるように構成してもよい。
挿入孔25は、図4(a)に示すように、右側中央孔23よりも後方下部に形成されている。そして、この挿入孔25には、連動歯車74を回転自在に支持するボス部27(図5参照)が貫通している。これにより、ボディ10内の後部に連動歯車74が回転自在に配置される。
筒部22は、図4(a)に示すように、ハンドル軸5が支持される右軸受5aを嵌合する右側中央孔23の中心O1を基点とする略円筒形状を呈している。具体的に、筒部22の内周面22aは、右側中央孔23の中心O1を中心とする円形状に形成され、かつ、ドライブギャ6の大きさに対応している。つまり、内周面22aは、ハンドル軸5の外周面と同心円状の面である。
筒部22の外周面22bは、右側中央孔23の中心O1を中心とする略円形状に形成され、かつ、筒部22の厚み(径方向の肉厚)が周方向において略均一になっている。
このため、筒部22は、従来の筒部(側面視矩形筒状の筒部)よりも小型化しており、筒部22の内周面22aとドライブギャ6との間には、不要な空間が生じないようになっている。
筒部22の左端部(側部開口部13)の内周面13aは、筒部22の内周面22aと略同一径に形成され、比較的大きなドライブギャ6でも筒部22内に容易に組み付けることができるようになっている。このように、側部開口部13の内径(内周面13a)は、図3,図4(a),図5に示すように、ドライブギャ6(二点鎖線で図示)の外径よりも大きく形成されている。換言すれば、ドライブギャ6は、側部開口部13の内径の大きさに可及的に近づけた大径に形成されている。なお、ハンドル軸5、ドライブギャ6および軸筒6aは、側部開口部13を通じて収容空間S1内に挿入され、ボディ10に組み付けられる。
側部開口部13の内周面13aの奥側には、図6(b)に示すように、雌ねじ13bが形成されている。側部開口部13の開口周縁部には、断面凹状の嵌合受部17が周方向に亘って形成されている。嵌合受部17は、底面部17aと、この底面部17aから断面アール状に立ち上がる立上り部17bと、を備えている。
筒部22の後部には、図4(a)(b)に示すように、支持部材取付部28と、図4(b)に示すように、後部開口部15と、が形成されている。後部開口部15の上下の縁部には、保護カバー40の装着用のねじ40cが螺合されるねじ穴22cが形成されている。
支持部材取付部28は、支持部材50(図3参照)が取り付けられる部位である。支持部材取付部28は、取付座22dと、係合凹部22eと、を備えている。取付座22dの取付面は、筒部22の周方向に沿って後方下方へ向けて傾斜している。取付座22dの略中央部には、図4(b)に示すように、上側のねじ穴22cが開口している。係合凹部22eは、取付座22dの上側に形成された断面矩形状の穴である。係合凹部22eは、図3に示すように、雌ねじ穴22cの軸心に沿って前方下方へ向けて凹設されている。
後部開口部15は、図3,図4(a)(b)に示すように、筒部22の後部を貫通しており、収容空間S1に連通している。後部開口部15は、ボディ10内に組み付けられた部品の一部を受け入れてボディ10外に、言い換えると、ボディ10から後方に突出するように配置するための開口部である。後部開口部15は、筒部22において左右方向の中央部のみを貫通し、後部開口部15の開口(孔)と側部開口部13の開口(孔)とが連続しないようになっている。これにより、側部開口部13と後部開口部15との間には、側部開口部13と後部開口部15とのそれぞれの開口の端縁を構成する円弧状の架橋部14が延在している。したがって、後部開口部15の開口(孔)と側部開口部13の開口(孔)とが連続する場合に比べて、筒部22の強度が向上している。
図3に示すように、後部開口部15を通じてスプール往復動装置70の連動歯車74の一部、ストローク位置が最後端位置にあるときの摺動子72の一部、およびガイド軸71の後端部71aが、ボディ10の後部から後方へ突出している。つまり、後部開口部15は、これらの部材が挿通配置される大きさおよび形状を備えている。なお、これらの部材が後部開口部15を通じてボディ10の後方に突出するので、その分、収容空間S1は、コンパクトな大きさに形成されている。
後部開口部15の周りには、図4(b)に示すように、カバー装着部18が形成されている。カバー装着部18には、シール部材45(図8(a)参照)を介して保護カバー40が装着される。保護カバー40は、上下のねじ穴22cに螺合するねじ40cに締め付けられ、ボディ10(筒部22)の後部開口部15を覆うように固定されている。
保護カバー40を取り付けると、保護カバー40の内側には、図3に示すように、空間部S2が形成される。空間部S2には、後部開口部15を通じてボディ10の後部から突出した連動歯車74の一部および摺動子72の一部が収容される。つまり、連動歯車74の一部および摺動子72の一部は、シール部材45を介して装着される保護カバー40で覆われて液密に収容されている。
なお、後部開口部15は、スプール軸8およびスプール往復動装置70の各部材を組み付けるための組み付け孔としても機能する。
後部開口部15を通じてボディ10の後部から突出するガイド軸71の後端部71aは、図3,図8(a)に示すように、支持部材50で支持されている。
支持部材50は、図7各図に示すように、係合部51と、係合部51に連続する取付部52と、取付部52に連続する支持部53と、を備えている。支持部材50は、金属製である。
係合部51は、直方体形状であり、支持部材取付部28の係合凹部22eに挿入されて係合される。取付部52は、板状を呈しており、支持部材取付部28の取付座22dに取り付けられる。取付部52には、取付座22dのねじ穴22cに対応する位置に挿通孔52aが形成されている。取付部52のねじ穴22cの側方には、ねじ穴22cの周方向に沿う円弧状の縁部52bが膨出形成されている。ねじ穴22cには、保護カバー40を固定するねじ40cが挿通される。取付部52は、ねじ40cの締め付けによって保護カバー40とともにボディ10の後部(取付座22d)に固定される。
支持部53は、有底円筒状を呈しており、前面に開口する有底の支持空間部53aを有している。支持空間部53aには、図3に示すように、ガイド軸71の後端部71aが挿入されて係合している。これによって、ガイド軸71の後端部71aは、保護カバー40を介することなく支持部材50を介して直接的にボディ10に固定されている。
なお、支持部53の中心O12は、図7(c)に示すように、後面視で取付部52の挿通孔52aの中心を通る基準線L1(ボディ10の中心の基準線)よりも左側に若干偏倚している。つまり、図5に示すように、軸筒(歯車)6aおよび連動歯車74に干渉することなくドライブギャ6との間に形成されるスペースS3を利用して、摺動子72がガイド軸71に沿って移動するように構成されている。
架橋部14は、図2,3に示すように、側部開口部13(蓋部材30)に沿うようにしてボディ10の上部から下部に亘る円弧状を呈している。架橋部14の外形状は、側部開口部13(蓋部材30)と同芯円状に形成されている。架橋部14は、図3に示すように、側部開口部13の開口縁部の一部を構成している。
なお、架橋部14は、側部開口部13と同芯円状に形成されたものを示したが、これに限られることはなく、側部開口部13の中心(ハンドル軸5の中心)に対して前側または後側に偏芯したものであってもよい。また、架橋部14は、側面視で外形状が直線状部分を含むものであってもよい。
次に、スプール往復動装置70の主な構成の詳細について説明する。
図3に示すように、連動歯車74は、後部開口部15を貫通するように外部後方からボディ10に組み付けられる。組み付けられた状態で、連動歯車74の一部(後部領域)は、後部開口部15から後方に突出し、保護カバー40内に収容される。
連動歯車74は、ハンドル軸5の回転をスプール軸8の前後往復動に変換する変換駆動部材として偏芯突部75を介して摺動子72とともに協働する。
ガイド軸71は、ハンドル軸5を境にしてスプール軸8が配置される側と反対側となる、ハンドル軸5の上側に配置されている。ガイド軸71の後端部71aは、前記したように、後部開口部15を貫通しており、支持部材50を介してボディ10の後部(取付座22d)に支持されている。このため、図8(a)に示すように、摺動子72の一部は、後方へ移動した場合に保護カバー40内に入り込み、摺動子72の移動範囲が効果的に確保されている。
また、摺動子72の前面(ハンドル軸5に対向する対向面)には、後方に向って凹む凹部72aが形成されている。このため、図8(b)に示すように、摺動子72が前方に移動した場合に凹部72a内にハンドル軸5を受け入れ、摺動子72の移動範囲が前方に拡大する。以上から、ボディ10の大型化の防止を図りつつ、摺動子72の移動範囲(ストローク)を効果的に確保している。
次に、蓋部材30について詳細に説明する。
蓋部材30は、図2に示すように、側部開口部13に取り付けられ、側部開口部13を液密に閉塞するとともに、ハンドル軸5の左端側を支持する役割をなす。蓋部材30は、図6(a)に示すように、断面が山形状を呈しており、周壁部31と、周壁部31の中央部に一体的に設けられた円筒部32と、周壁部31の外周縁部に設けられた円筒状の挿入部33と、を備えている。蓋部材30の中心部にハンドル軸5が支持される(図5参照)。
周壁部31の外側面(左側面)および内周面(右側面)には、肉抜き部31bが形成されている(図6(a)参照)。これにより蓋部材30の軽量化が図られている。円筒部32は、奥側となる右側部が段状に拡径しており、この拡径した部分30aに軸受5a(図5参照)が収容されている。蓋部材30は、軸受5aを介してハンドル軸5の左端側を支持している。
挿入部33は、側部開口部13に向けて延在し、側部開口部13に挿入される部位である。挿入部33の先端(右端)の外周部には、図6(b)に示すように、雄ねじ33aが形成されている。雄ねじ33aは、側部開口部13の雌ねじ13bに螺合可能である。これにより、側部開口部13に対して蓋部材30自体を螺合によって締結固定することができるので、蓋部材30の組み付けが行い易い。
雄ねじ33aよりも基端側となる挿入部33の外周部には、側部開口部13の内周面13a(当接部)に当接する円筒状の当接面(当接部)33bが形成されている。当接面33bは、側部開口部13に蓋部材30を螺合により取り付けた際に、側部開口部13の内周面13aに対して周方向に当接して調芯作用をなす。これにより、側部開口部13と蓋部材30との同芯度が得られる。したがって、加工精度を高めなくても側部開口部13と蓋部材30との間に隙間が形成され難い。また、蓋部材30の中心とボディ10の中心とが一致するので、ハンドル軸5の傾倒が防止され、ハンドル5dの回転操作性および噛合性能が安定向上する。
なお、当接面33bは、側部開口部13の内周面13aに対して周方向に間隔を空けて部分的に当接するように構成してもよい。
挿入部33の外周面には、雄ねじ部33aと当接面33bとの間に収容凹部33cが形成されている。収容凹部33cには、シール材としてOリング33dが外嵌されている。
蓋部材30の外周縁部には、周方向外側に延在するフランジ状の嵌合部37が形成されている。嵌合部37は、側部開口部13の嵌合受部17の立上り部17bとの間に僅かな隙間(図示では隙間を有しているが接触嵌合も可能)を有した状態で底面部17aに当接し、嵌合受部17に対してインロー嵌合する。このようなインロー嵌合によって、嵌合部37は、側方への突出量が抑えられている。これにより、リール操作時等に釣糸が解れた場合にも、解れた釣糸が蓋部材30の外周縁部に引っ掛かり難くなっている。
また、インロー嵌合によって防塵防水を図ることができる。これにより、例えば、海水や水、あるいはこれらに混じった砂、異物等が侵入するのを遮ることができる。つまり、インロー嵌合部によって釣糸や海水、異物等の侵入防止が実現される。
なお、図6(b)に示すように、蓋部材30の外周縁部の外面30gと、側部開口部13の外周縁部の外面13gとは、嵌合部37(嵌合受部17)を挟んで略連続する傾斜面とされている。これによって、解れた釣糸がより引っ掛かり難い構成となっている。
図6(b)に示すように、嵌合部37と当接面33bとの間には、断面湾曲凹状の小径部38が形成されている。小径部38には、グリスやオイル等の潤滑剤が塗布されている。潤滑剤によって、蓋部材30のスムーズな取り付けが可能になるとともに、側部開口部13の内周面13aとのシール性が高められている。
なお、同様に、嵌合受部17や嵌合部37に対してグリスやオイル等の潤滑剤を塗布してもよい。
以上のように、本実施形態では、ハンドル軸5の支持部を備えた蓋部材30自体をボディ10の側部開口部13に螺合して一体化するリール本体構成としたモノコックボディを採用している。
ボディ10とボディ前部12との境界部には、図2,3に示すように、薄板状を呈するフランジ部16が設けられている。フランジ部16の左側部には、図2に示すように、凹状部16bが形成されている。凹状部16bは、蓋部材30の前端部30eの形状に沿って前方へ向けて凹設されている。凹状部16bにより、蓋部材30の前端部30eは、フランジ部16の上部後面16aよりも前方に入り込むように位置している。また、蓋部材30の前端部30eは、図1に示すように、ロータ2との位置関係において、ロータ2の最後端部2aよりも前方に位置している。さらに、蓋部材30の前端部30eは、図2に示すように、ボディ前部12を覆う有底円筒状のカバー12aとの位置関係において、カバー12aの後端部12bよりも前方に位置している。このような位置関係に蓋部材30の前端部30eが位置することによって、ボディ10の前後方向のコンパクト化を図りつつ、蓋部材30の大径化が可能となっている。なお、凹状部16bは、蓋部材30を取り付ける際の逃げ部となる。
ボディ前部12の内側には、図2,図3に示すように、ピニオンギャ7a(図3参照)の前部側(駆動軸筒7の前部)を支持する前部軸受(ボールベアリング)25aが配置されている。
なお、駆動軸筒7はスプール3(図1参照)側に向けて延出しており、その先端部にロータ4が取り付けられている。
以上の実施形態によれば、スプール往復動装置70の構成部材のガイド軸71を支持する支持部材50と、ボディ10の後部を覆う保護カバー40と、を別部材で構成してある。よって、それぞれに求められる機能に特化した形状や材質を選択することができるので、デザインの自由度を図ることができるとともに、スプール往復動装置70の性能安定化を図ることができる。
また、後部開口部15により所望の大きさの構成部材を用いることができ、かつ、保護カバー40により当該構成部材を収容することができるので、デザインの自由度を図ることができるとともに、スプール往復動装置70の性能安定化を図ることができる。
また、側部開口部13に対して蓋部材30自体が周方向に均一な締結力をもって螺合固定されるので、蓋部材30の取付強度を十分に確保することができる。これにより、リール本体1の強度を高めることができる。リール本体1の強度を高めることができるので、スプール往復動装置70の性能安定化を図ることができる。また、ハンドル軸5の支持精度も向上維持される。
さらに、蓋部材30の螺合による取り付けによってボディ10の側部開口部13が補強されボディ10自体の強度も向上する。これにより、ハンドル軸5に支持されるドライブギャ6として大径のドライブギャ6を採用することも可能となる。また、蓋部材30をボディ10に固定するための複数のねじ等を不要とすることができ、部品点数の削減を図れるとともに組み込み、分解性が向上する。また、ねじの折損も防止できる。
また、支持部材50が金属製であり、保護カバー40が合成樹脂製であるので、デザインの自由度を図ることができるとともに、スプール往復動装置70の性能安定化を図ることができる。
(第2実施形態)
図9〜図12を参照して第2実施形態の魚釣用スピニングリールについて説明する。本実施形態が前記第1実施形態と異なるところは、スプール往復動装置80の螺軸81の後端部81bと、上下2つのガイド軸82a,82bの後端部82a1,82b1と、を支持部材50Aで支持した点にある。なお、図12(b)〜(f)では、有底の凹部55〜57を破線で示した。
図9に示すように、スプール往復動装置80は、ウォームシャフト方式であり、螺軸81と、摺動子83と、上下2つのガイド軸82a,82bと、を備えている。
螺軸81は、スプール軸8と平行に延出している。螺軸81の前端部には、オシレートギャ81aが設けられている。オシレートギャ81aは、減速歯車機構を構成する減速歯車9と噛合している。螺軸81の後端部81bは、支持部材50Aを介してボディ10の後部に支持されている。
減速歯車9は、ピニオンギャ7aに噛合する大径歯車9aと、オシレートギャ81aに噛合し大径歯車9aよりも歯数の少ない小径歯車9bと、を有する段付き歯車である。減速歯車9は、ピニオンギャ7aと平行な支軸9c周りに回転する。支軸9cは支持リブ24に片持ち支持されている。減速歯車9は、図10に示すように、スプール軸8の右斜め上方に配置されている。一方、螺軸81は、減速歯車9の下方で、スプール軸8の右斜め下方に配置されている。
大径歯車9aは、ピニオンギャ7aに噛合するはすば歯車である。小径歯車9bは、オシレートギャ81aに噛合する平歯車である。大径歯車9aは、ピニオンギャ7aと略同径であり、小径歯車9bは、オシレートギャ81aよりも小径であり歯数が少なくなっている。したがって、ハンドル5d(図1参照)を回転操作することで、ピニオンギャ7aの回転が減速歯車9を介して減速されてオシレートギャ81aに伝達される。これにより、螺軸81が減速されて回転駆動される。
螺軸81の周面には、図9に示すように、軸方向に沿って螺旋状のカム溝81cが形成されており、このカム溝81cに、摺動子82に保持された係合ピン85の係合爪85a(図10参照)が係合している。螺軸81の後端部81bは、支持部材50Aの螺軸係合穴55に挿入されて係合している。
摺動子83は、2本のねじ83aでスプール軸8の後端部に取り付けられ、上下2つのガイド軸82a,82bに沿って移動する。摺動子83の前面(ハンドル軸5に対向する対向面)には、後方に向って凹む凹部83bが形成されている。このため、摺動子83が前方に移動した場合に凹部83b内にハンドル軸5を受け入れ、摺動子83の移動範囲が前方に拡大する。以上から、ボディ10の大型化の防止を図りつつ、摺動子83の移動範囲(ストローク)を効果的に確保している。
上側のガイド軸82aの後端部82a1および下側のガイド軸82bの後端部82b1は、いずれも支持部材50Aに支持されている。上側のガイド軸82aの後端部82a1は、支持部材50Aの上側係合穴56に挿入されて係合している。下側のガイド軸82bの後端部82b1は、支持部材50Aの下側係合穴57に挿入されて係合している。
支持部材50Aは、金属製である。支持部材50Aは、図11に示すように、ボディ10の後部開口部15を部分的に覆うように取り付けられる。本実施形態では、ボディ10の後部が鉛直形状にデザインされており、後部開口部15は、略鉛直となる面に開口している。後部開口部15は、周縁部をリブ15rで囲われて形成されている。リブ15rで囲われる後部開口部15は、減速歯車9および螺軸81のレイアウトに対応して、後面視で右側が側方に向けて膨出する形状とされている。
支持部材50Aは、後部開口部15の形状に倣って、図12各図に示すように、右側下部が右側方に延出している。図12(a)に示すように、支持部材50Aの前面50aには、螺軸係合穴55、上側係合穴56、および下側係合穴57が形成されている。これらの螺軸係合穴55、上側係合穴56、および下側係合穴57は、有底円筒状であり、螺軸81、ガイド軸82a,82bに対応して形成されている。
支持部材50Aの上部および下部には、ねじ孔15a1,15b1が形成されている。支持部材50Aは、固定ねじ15c,15c(図11参照)をねじ孔15a1,15b1に挿通し、これを後部開口部15のボス部15a,15bに形成されたねじ穴に螺合することでボディ10の後部に固定される。
保護カバー40Aは、上下のねじ穴22cに螺合するねじ40cに締め付けられ、ボディ10の後部開口部15Aおよび支持部材50Aを覆うように固定される。
以上の実施形態によれば、スプール往復動装置80の構成部材の螺軸81,ガイド軸82a,82bを支持する支持部材50Aと、ボディ10の後部を覆う保護カバー40と、を別部材で構成してあるので、それぞれに求められる機能に特化した形状や材質を選択することができる。支持部材50および保護カバー40のそれぞれに求められる機能に特化した形状や材質を選択することができるので、デザインの自由度を図ることができるとともに、スプール往復動装置80の性能安定化を図ることができる。
また、スプール往復動装置80の構成部材である螺軸81やガイド軸82a,82bの平行度が精度よく維持できので、スプール往復動装置80の性能安定化を図ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されることはなく、種々変形することが可能である。
例えば、支持する構成部材に対応して、支持部材50,50Aは、種々の形状のものを採用することができる。
また、支持部材50,50Aは金属製としたが、これに限られることはなく、合成樹脂製としてもよい。また、保護カバー40,40Aは、合成樹脂製としたが、これに限られることはなく、金属製としてもよい。
第1実施形態の支持部材50は、保護カバー40内でガイド軸71の後端部71aを支持する構造、つまり、後部開口部15の外側で支持する構造を示したが、後部開口部15の内側(架橋部14の内側)や、収容空間S1内で支持するように構成してもよい。
また、ハンドル軸5は少なくとも蓋部材30側に片持ち支持される構造であればよく、ボディ10の21の右壁部21に必ずしも支持しなくてもよい。この場合には、収容空間S1内からハンドル軸5を排除することができるので、その分、収容空間S1が広くなり、収容空間S1内の構成部材のレイアウト性が高まる。これにより魚釣用スピニングリールの設計の自由度が高まる。
また、ハンドル軸5は、蓋部材30の中心部に支持されるものに限られることはなく、中心部から変位した位置で支持されるようにい構成してもよい。
1 リール本体
5 ハンドル軸
8 スプール軸
10 ボディ
13 側部開口部
15 後部開口部
30 蓋部材
40,40A 保護カバー
50,50A 支持部材
70,80 スプール往復動装置
71,82a,82b ガイド軸

Claims (4)

  1. ボディと、前記ボディの側部に設けられた側部開口部を閉塞する蓋部材と、を有するリール本体を備え、少なくとも前記蓋部材でハンドル軸を回転可能に支持する魚釣用スピニングリールであって、
    前記リール本体には、前記ハンドル軸の回転運動をスプール軸の前後往復動に変換するスプール往復動装置が収容されており、
    前記ボディの後部が保護カバーで覆われており、
    前記保護カバーと別部材で構成されて前記ボディに取り付けられ、前記スプール往復動装置の構成部材の少なくとも一部の後端部を支持する支持部材を備えたことを特徴とする魚釣用スピニングリール。
  2. 前記ボディの後部には、前記スプール往復動装置を構成する構成部材の少なくとも一部を受け入れて後方に配置するための後部開口部が形成されており、
    前記保護カバーは、前記後部開口部を覆うとともに、前記後部開口部を通じて後方に配置された前記構成部材を覆うことを特徴とする請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。
  3. 前記側部開口部に対して前記蓋部材自体が螺合によって締結固定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の魚釣用スピニングリール。
  4. 前記支持部材は金属製であり、前記保護カバーは合成樹脂製であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の魚釣用スピニングリール。
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