JP6738261B2 - 魚釣用スピニングリール - Google Patents
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Description
また、ボディ前部および左右一対のボディ側板が一体に設けられたボディを有するので、従来のように別体の蓋部材をボディに取り付ける構造のものに比べてボディの強度が向上し、大型のドライブギャを採用することも可能となる。また、蓋部材をボディに固定するための複数のねじを不要とすることができ、部品点数の削減を図れるとともに、部品の組み込み、分解性が向上する。また、ねじの折損も防止できる。
さらに、ハンドル軸から入力される荷重を左右一対のボディ側板で直接受けることができるので、耐久性が向上する。
また、ボディ前部および左右一対のボディ側板が一体に設けられたボディを有して強度が確保されているので、スプール往復動装置の作動性の向上、ひいては巻き取り操作性の向上を図ることができる。
また、後部軸受は、左右一対のボディ側板の一方に一体的に突設された支持リブに支持されているので、後部軸受の支持強度、すなわち、ピニオンギャの支持強度を確保することができる。これにより、ピニオンギャとドライブギャとの噛み合い精度(噛合状態)が高精度に維持され、回転性能の向上やギャの強度維持、さらには耐久性の向上を図ることができる。
また、後部軸受が左右一対のボディ側板の間に配置されることとなるので、ボディの前方へのピニオンギャの延出を抑えることができる。したがって、ボディの小型化を図ることができる。
ボディの強度を高めることができるので、ハンドル軸の支持精度の向上および維持を図ることができる。そして、ピニオンギャとドライブギャとの噛み合い精度(噛合状態)が高精度に維持され、回転性能の向上やギャの強度維持、さらには耐久性の向上を図ることができる。
収容空間S1は、この後部開口部18を通じてボディ側板12a,12bの後方の空間に連通している。後部開口部18は、シール部材27(図5参照)を介してボディ側板12a,12bに後側から装着される後フレーム20によって塞がれている。
また、収容空間S1には、図3に示すように、駆動軸筒7の後部、駆動軸筒7に挿通されるスプール軸8の後部、およびスプール軸8(スプール3、図1参照)を前後往復動させるためのスプール往復動装置70が配置されている。駆動軸筒7およびスプール軸8は、ボディ前部11の前方へ延出している。スプール軸8は、ハンドル軸5の下側に配置されている。駆動軸筒7の後部には、ピニオンギャ7aが形成されている。スプール軸8の後部は、ピニオンギャ7a(駆動軸筒7)の後端よりも後方に延出している。ピニオンギャ7aの前後端は、後記する前部軸受52および後部軸受51で支持されている(図5参照)。
このため、ハンドル4の巻き取り操作が行われると、巻き取り操作による駆動力がハンドル軸5、ドライブギャ6、ピニオンギャ7aを介して駆動軸筒7に伝達し、ロータ2が回転する。また、これとともにスプール3がスプール軸8やスプール往復動装置70を介して前後往復動される。これにより、釣糸は、ロータ2(図1参照)の図示しない釣糸案内部を介してスプール3の巻回胴部3a(図1参照)に均等に巻回される。
スプール軸8の後部は、カラー51aを介して下部支持部15bの後方に貫通している。ここで、スプール軸8は、ピニオンギャ7aの内周に対して微小隙間を有して非接触であるが、図5において、ボディ10内の下部支持部15bに支持されたカラー51aとピニオンギャ7aの前部側の内周に形成した図示しない支持部で、前後方向に摺動可能に支持されている。
なお、上連結壁13aおよび下連結壁13bの大きさ(ボディ側板12a,12bに沿う長さ)を適宜設定することで、後部開口部18の上下方向の大きさが変化する。上連結壁13aおよび下連結壁13bの大きさ(ボディ側板12a,12bに沿う長さ)を短くすることで、後部開口部18の開口をより大きなものとすることができる。これにより、収容空間S1内への部品の組み付けが行い易くなる。
連動歯車74は、ハンドル軸5の回転をスプール軸8の前後往復動に変換する変換駆動部材として偏芯突部75を介して摺動子72とともに協働する。
前部軸受52の外輪の後端は、リール本体1の支持部53に形成された凹所54に突き当てられて保持されている。前部軸受52の内輪の後端は、ピニオンギャ7aの前端に突き当てられて保持されている。前部軸受52の外輪の前端は、ボディ前部11に係止される係止板11eで抜け止めされている。前部軸受52の内輪の前端は、ローラ式一方向クラッチ19(以下、単に「一方向クラッチ」という)の内輪に当接されている。
このような一方向クラッチ19は、ボディ前部11の周壁部11fによって覆われ、さらにその外側をカバー11aで保護されている。
なお、一方向クラッチ19の内輪19aの前端は磁性部材2cを介してロータ2の円筒部2bに固定されている。磁性部材2cと周壁部11fの前端部との間は、公知の磁気シール機構80でシールされている。
また、ボディ10が金属製であるのでギャの噛み合いがより安定し、ドライブギャ6とピニオンギャ7aとの噛合状態を高精度に維持することができるとともに、リール本体1の剛性を高めることができる。
また、ボディ側板12a,12bがボディ10に一体に設けられているので、従来のように別体の蓋部材をボディに取り付ける構造のものに比べてボディ10やボディ側板12a,12bの強度が向上し、大型のドライブギャ6を採用することも可能となる。また、従来のように蓋部材をボディに固定するための複数のねを不要とすることができ、部品点数の削減を図れるとともに、部品の組み込み、分解性が向上する。また、ねじの折損も防止できる。
さらに、ハンドル軸5から入力される荷重を左右のボディ側板12a,12bで直接受けることができるので、耐久性が向上する。
また、後部軸受51がボディ側板12a,12bの間に配置されることとなるので、ボディ10の前方へのピニオンギャ7aの延出を抑えることができる。したがって、ボディ10の小型化を図ることができる。
ボディ10の強度を高めることができるので、ハンドル軸5の支持精度の向上および維持を図ることができる。そして、ピニオンギャ7aとドライブギャ6との噛み合い精度(噛合状態)が高精度に維持され、回転性能の向上やギャの強度維持、さらには耐久性の向上を図ることができる。
また、ボディ側板12a,12bがボディ10に一体に設けられ、強度が確保されているので、スプール往復動装置70の作動性の向上、ひいては巻き取り操作性の向上を図ることができる。
また、後部開口部18の開口の大きさが大きくなるように設定した場合でも、ボディ側板12a,12bが金属製であるので、開口縁部の強度を十分に確保することができる。したがって、後フレーム20の装着シール性を好適に確保することができる。
方法1として、ハンドル軸5に別体のドライブギャ6を螺合一体化する構成を採用し、最初に後部開口部18よりドライブギャ6を内部に組み込んだ後、ハンドル軸5を左側中央孔12a1の左軸受5aから挿入してドライブギャ6に螺合して一体化する。その後、ハンドル軸5の端部を右軸受5bに装着支持する。
方法2として、ボディ側板12aに形成した左軸受5aを取り付ける左側中央孔12a1に連通する横孔を形成する。横孔は、ハンドル軸5の後部開口部18からの組み込みを可能とする程度の幅を有する。そして、この横孔を通じて、ドライブギャ6を固定したハンドル軸5をボディ10内に組み込む。その後、左軸受5aを外部から左側中央孔12a1に装着し、最後に横孔を閉塞するカバーを外部からボディ側板12aにねじ止め固定する。
このように、ドライブギャ6を有するハンドル軸5の組み込みは、関係部材の形状、寸法、軸受の支持構造、組み付け位置等を考慮して、適宜な方法で実施される。
例えば、ハンドル軸5は、ボディ側板12a,12bの中心部に支持されるものに限られることはなく、中心部から変位した位置で支持されるように構成してもよい。
5 ハンドル軸
6 ドライブギャ
7a ピニオンギャ
8 スプール軸
10 ボディ
12a,12b ボディ側板
13a 上連結壁(連結壁)
13b 下連結壁(連結壁)
15 支持リブ
18 後部開口部
51 前部軸受
52 後部軸受
70 スプール往復動装置
Claims (2)
- ボディ前部および前記ボディ前部の後部に対向配置される左右一対のボディ側板が一体に設けられたボディを有するリール本体と、
前記左右一対のボディ側板間に回転可能に支持されドライブギャを固定したハンドル軸と、
前記ハンドル軸の巻き取り操作でスプール軸の後端に連結した摺動子をガイド軸に沿って前後方向に移動するスプール往復動装置と、
前記左右一対のボディ側板の後部に設けられ、前記スプール往復動装置を構成する構成部材の少なくとも一部が挿通配置される後部開口部と、
前記後部開口部を塞ぐ後フレームと、
前記ボディ前部の内側に配置され、前記ドライブギャに噛合するピニオンギャの前部側を回転可能に支持する前部軸受と、
前記左右一対のボディ側板の一方に一体的に突設された支持リブに支持され、前記ピニオンギャの後部側を回転可能に支持する後部軸受と、を備え、
前記ガイド軸は、前記ハンドル軸を境に前記スプール軸が配置される側と反対側となる前記ハンドル軸の上側に配置されており、
前記ガイド軸の前部が前記支持リブに支持されていることを特徴とする魚釣用スピニングリール。 - 前記左右一対のボディ側板同士を連結する連結壁を備え、
前記支持リブは、上下方向に延在して端部が前記連結壁に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。
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