JP6634332B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関し、特にレバーを回転させることにより相手側コネクタと嵌合し、また相手側コネクタから抜去可能になるコネクタに関する。
図22を参照すると、特許文献1に記載されたコネクタ組立体90は、コネクタ900と相手側コネクタ950とを有している。コネクタ900は、ハウジング910と、カバー920と、レバー930と、スライダ940とを有している。カバー920は、ハウジング910に取り付けられている。レバー930は、所定範囲内で回転可能となるようにカバー920に取り付けられている。また、スライダ940は、前後方向に移動可能となるようにハウジング910に少なくとも部分的に収容されている。レバー930とスライダ940とは、互いに連動するように組み合わされている。詳しくは、レバー930を回転方向に回転させると、スライダ940が前後方向に移動するように組み合わされている。
図22から理解されるように、スライダ940には、複数の(図22には一つだけ示されている)カム溝942が形成されている。一方、相手側コネクタ950には、複数のボス952が形成されている。カム溝942とボス952とは互いに対応している。コネクタ900と相手側コネクタ950とを嵌合させる際、相手側コネクタ950のボス952をスライダ940のカム溝942に進入させる。その状態で、レバー930を回転方向に沿って所定方向へ回転させるとスライダ940が前後方向の一方へ移動し、カム溝942はボス952を上方へ移動させる。これにより、相手側コネクタ950は、コネクタ900側へ引き寄せられ、コネクタ900と嵌合する。また、嵌合状態において、レバー930を回転方向に沿って所定方向とは逆の方向へ回転させると、スライダ940が前後方向の他方へ移動し、ボス952を下方へ移動させる。これにより、相手側コネクタ950は、コネクタ900から離れる方向へ押しやられ、コネクタ900から抜去可能になる。
特開2015−122182号公報
振動を受ける環境下で使用されるコネクタにおいて、部品が振動によってガタつくと、その部品は周囲の他の部品と擦れ合い摩耗する。部品の摩耗はコネクタの不良、ひいてはそのコネクタを使用する製品の不良を起こす要因となる。そのため、部品がガタつくのを防止する必要がある。しかしながら、特許文献1には、部品がガタつくのを防止する構成は何ら示されていない。
本発明は、部品がガタつくのを防止する機構を備えたコネクタを提供することを目的とする。
本発明は、第1のコネクタとして、
相手側コネクタと上下方向に沿って嵌合及び抜去可能なコネクタであって、
前記相手側コネクタは、力受部を備えており、
前記コネクタは、ハウジングと、レバーと、スライダと、押付機構と、維持機構とを備えており、
前記ハウジングには、規制部が設けられており、
前記レバーは、初期位置と嵌合位置との間で回転可能となるように、前記ハウジングに取り付けられており、
前記レバーには、被規制部が設けられており、
前記スライダは、前記上下方向と直交する前後方向において前端位置と後端位置との間で移動可能となるように、前記ハウジングに取り付けられており、
前記レバーは、複数の歯を有する歯車部を有しており、
前記スライダは、複数の歯を有するラック部と、力伝達部とを有しており、
前記歯車部と前記ラック部は、互いに噛み合うことにより前記レバーの回転を前記スライダの前記前後方向の移動に変換するものであり、
前記力伝達部は、前記スライダの前記前後方向の移動により前記相手側コネクタの前記力受部に前記上下方向の力を伝達して、前記上下方向において前記相手側コネクタを前記コネクタに対して相対移動させるものであり、
前記レバーが前記初期位置から前記嵌合位置へ回転すると、前記スライダは、前記前後方向において前記後端位置から前記前端位置まで移動し、
前記スライダが前記後端位置から前記前端位置まで移動すると、前記コネクタは前記相手側コネクタと嵌合状態となり、
前記レバーが前記嵌合位置から前記初期位置へ回転すると、前記スライダは、前記前後方向において前記前端位置から前記後端位置まで移動し、
前記スライダが前記前端位置から前記後端位置まで移動すると、前記コネクタは前記相手側コネクタから抜去可能な状態となり、
前記規制部は、前記レバーが前記嵌合位置にあるとき、前記被規制部を規制して、前記レバーの前記初期位置へ向かう移動を制限しており、
前記押付機構は、前記レバーが前記嵌合位置にあるとき、前記レバーに力を加えて、前記被規制部を前記規制部に押し付けており、
前記維持機構は、前記レバーが前記嵌合位置にあるとき、前記スライダを前記前端位置に維持している
コネクタを提供する。
本発明は、第2のコネクタとして、第1のコネクタであって、
前記押付機構と前記維持機構とは一体であり、
前記ハウジングには、スライダの移動をガイドする上側ガイド部と下側ガイド部とが設けられており、
前記維持機構は、前記レバーが前記嵌合位置にあるとき、前記スライダを前記下側ガイド部に押し付けて、前記スライダを前記前端位置に維持する
コネクタを提供する。
本発明は、第3のコネクタとして、第2のコネクタであって、
前記押付機構及び前記維持機構はバネ部であり、
前記バネ部は、前記スライダ又は前記レバーに形成されている
コネクタを提供する。
本発明は、第4のコネクタとして、第3のコネクタであって、
前記バネ部は前記レバーに形成されている
コネクタを提供する。
本発明は、第5のコネクタとして、第4のコネクタであって、
前記レバーは、軸の周りに回転するものであり、
前記軸の軸心から前記バネ部の先端までの距離は、前記軸の軸心から前記バネ部の付け根までの距離以下である
コネクタを提供する。
本発明は、第6のコネクタとして、第5のコネクタであって、
前記軸の軸心から前記バネ部の前記先端までの距離は、前記軸の軸心から前記歯車部の前記歯の先端までの距離以下である。
コネクタを提供する。
本発明は、第7のコネクタとして、第5または第6のコネクタであって、
前記上下方向及び前記前後方向の双方と直交する左右方向に沿って見た場合に、前記バネ部の前記先端は、常に前記ハウジングに隠れている
コネクタを提供する。
本発明は、第8のコネクタとして、第4から第7のコネクタのいずれかであって、
前記歯車部と前記バネ部とが同一平面上に位置している
コネクタを提供する。
本発明は、第9のコネクタとして、第4から第8のコネクタのいずれかであって、
前記バネ部は前記レバーと一体に形成されている
コネクタを提供する。
本発明は、第10のコネクタとして、第1から第9のコネクタのいずれかであって、
前記レバーが前記嵌合位置にあるとき、前記維持機構は、前記前後方向において、前記レバーの中心から前端までの間にある
コネクタを提供する。
本発明は、第11のコネクタとして、第1から第10のコネクタのいずれかであって、
前記レバーには、前記規制部による前記被規制部の規制を解除する解除部が設けられており、
前記解除部は、前記上下方向及び前記前後方向の双方と直交する左右方向において、前記レバーの中央に位置している
コネクタを提供する。
本発明は、第12のコネクタとして、第1から第10のコネクタのいずれかであって、
前記ハウジングには、前記規制部による前記被規制部の規制を解除する解除部が設けられており、
前記解除部は、前記上下方向及び前記前後方向の双方と直交する左右方向において、前記ハウジングの中央に位置している
コネクタを提供する。
本発明は、第13のコネクタとして、第1から第12のコネクタのいずれかであって、
前記スライダとして、一対のスライダを有しており、
前記一対のスライダは、前記力伝達部として、二対の力伝達部を有している
コネクタを提供する。
本発明は、第14のコネクタとして、第1から第13のコネクタのいずれかであって、
前記ハウジングは、ハウジング本体とカバーとを有し、
前記レバー及び前記スライダは、前記ハウジング本体に取り付けられている
コネクタを提供する。
本発明のコネクタにおいて、レバーが嵌合位置にあるとき、規制部が被規制部を規制してレバーの初期位置へ向かう移動を制限する一方で、押付機構が被規制部を規制部に押し付けてレバーがガタつくのを抑制する。また、レバーが嵌合位置にあるとき、維持機構がスライダを前端位置に維持し、スライダがガタつくのを抑制する。
本発明の第1の実施の形態によるコネクタ組立体の斜視図である。コネクタと相手側コネクタとは未だ嵌合していない。 図1のコネクタ組立体の側面図である。 図1のコネクタ組立体の底面図である。 図1のコネクタ組立体に含まれるコネクタの底面図である。 図3のコネクタ組立体のA−A線断面図である。 図3のコネクタ組立体のB−B線断面図である。 本発明の第1の実施の形態によるコネクタ組立体の他の斜視図である。コネクタ及び相手側コネクタは嵌合状態にある。 図7のコネクタ組立体の側面図である。 図7のコネクタ組立体の底面図である。 図7のコネクタ組立体に含まれるコネクタの底面図である。 図9のコネクタ組立体のC−C線断面図である。 図9のコネクタ組立体のD−D線断面図である。 図1のコネクタ組立体に含まれるコネクタに用いられるレバーの斜視図である。アーム部の長手方向は前後方向に一致させてあり、アーム部の先端は前方へ向けられている。 図13のレバーの他の斜視図である。 図13のレバーの側面図である。レバーの一部を拡大して示している。 図13のレバーの正面図である。 図13のレバーの平面図である。 図1のコネクタ組立体に含まれるコネクタに用いられる一対のスライダのうちの一方のスライダの斜視図である。他方のスライダは一方のスライダと鏡映対称に形成される。 図18のスライダの他の斜視図である。 図18のスライダの左右方向における外側の側面を示す側面図である。 図20のスライダの左右方向における内側の側面を示す側面図である。 特許文献1に記載されたコネクタ組立体の斜視図である。コネクタと相手側コネクタとは未だ嵌合していない。
(第1の実施の形態)
図1、図2、図5〜図8、図11及び図12を参照すると、本発明の第1の実施の形態によるコネクタ組立体10は、コネクタ30と相手側コネクタ50とを有している。コネクタ30は、相手側コネクタ50と上下方向に沿って嵌合及び抜去可能である。本実施の形態において、コネクタ30はソケットコネクタであり、相手側コネクタ50はピンコネクタである。また、本実施の形態において、上下方向はZ方向であり、+Z方向が上方、−Z方向が下方である。
図1〜図3、図5〜図9、図11及び図12を参照すると、相手側コネクタ50は、複数の相手側コンタクト500と、相手側コンタクト500を保持する相手側ハウジング600とを有している。図1、図2、図5及び図11に示されるように、相手側ハウジング600は、複数のカム軸(力受部)604を備えている。図1、図2、図5及び図11から理解されるように、本実施の形態において、相手側ハウジング600の左右方向に位置する二つの側面602には、それぞれ、左右方向において外側に向かって突出する二つのカム軸604が設けられている。各側面602に設けられた二つのカム軸604は、前後方向に離れて配置されている。一方の側面602に形成されたカム軸604と他方の側面602に形成されたカム軸604とは対をなす。対をなすカム軸604は、左右方向に沿って見た場合に重なっている。なお、本実施の形態において、前後方向は、上下方向に直交するX方向であり、+X方向が前方、−X方向が後方である。また、本実施の形態において、左右方向は上下方向及び前後方向の双方と直交するY方向である。
図1、図4〜図6、及び図10〜図12から理解されるように、コネクタ30は、複数のコンタクト100と、ハウジング200と、レバー300と、一対のスライダ400(402、404)とを備えている。また、後述するように、コネクタ30は、押付機構及び維持機構(バネ部340)を備えている。
図1〜図12に示されるように、ハウジング200は、ハウジング本体210とカバー270とを有している。図1、図2、図4〜図6、図10、図12から理解されるように、ハウジング本体210は、複数のコンタクト100を保持するコンタクト保持部212と、コンタクト保持部212の周囲を囲む壁部220とを有している。カバー270は、図1〜図12に示されるように、ハウジング本体210の上部に取り付けられ、前方に向かって開口している。図1、図2、図5、図7、図8及び図11に示されるように、カバー270には、左右方向において外側へ突出するストッパー272が設けられている。
図1、図2、図4〜図6及び図10〜図12から理解されるように、ハウジング本体210のコンタクト保持部212は、前後方向に長い略直方体の形状を有している。図1、図4、図6、図10及び図12に示されるように、コンタクト保持部212は、コンタクト100をそれぞれ保持する複数の保持孔214を備えている。保持孔214は、相手側コネクタ50における相手側コンタクト500の配列に対応するように配列されている。図6及び図12に示されるように、保持孔214は、コンタクト保持部212を上下方向に貫通している。保持孔214内に保持されたコンタクト100には、それぞれ図示しない配線が接続される。配線は、コンタクト保持部212の上方へ引き出され、カバー270によって前方へ導かれる。
図1〜図12を参照すると、ハウジング本体210の壁部220は、一対の内側側壁222、一対の外側側壁224、前壁226及び後壁228を有している。内側側壁222は、左右方向において、コンタクト保持部212の両側に配置されている。外側側壁224は、左右方向において、内側側壁222の外側に配置されている。内側側壁222と外側側壁224との間には所定の間隔が設けられている。前壁226は、コンタクト保持部212の前方に位置し、隣り合う内側側壁222と外側側壁224の前端同士を互いに連結するとともに、一対の内側側壁222の前端同士を互いに連結している。後壁228は、コンタクト保持部212の後方に位置し、内側側壁222の後端を互いに連結している。ハウジング本体210は、また、図5及び図11に示されるように、内側側壁222と外側側壁224とを連結する上側ガイド部242及び下側ガイド部244を有している。
図6及び図12から理解されるように、前壁226及び後壁228は、それぞれ、コンタクト保持部212の上下方向の中央よりも上側において、コンタクト保持部212に接続されている。同様に、内側側壁222も、コンタクト保持部212に接続されている。図1、図4、図6及び図10から理解されるように、内側側壁222、前壁226及び後壁228とコンタクト保持部212との接続部分よりも上下方向の下側において、内側側壁222、前壁226及び後壁228とコンタクト保持部212との間には、相手側コネクタ50の相手側ハウジング600を部分的に受容する受容部252が形成されている。
図5及び図11から理解されるように、内側側壁222と外側側壁224との間には、レバー300を回転可能にかつ部分的に収容するレバー収容部254と、スライダ400(402,404)を前後方向に移動可能に収容するスライダ収容部256が形成されている。レバー収容部254とスライダ収容部256とは、一部を除いて上下方向に連続している。上側ガイド部242は、レバー収容部254とスライダ収容部256との間を部分的に遮断している。下側ガイド部244は、スライダ収容部256の底部を規定している。上側ガイド部242及び下側ガイド部244は、スライダ収容部256に収容されたスライダ400の前後方向の移動をガイドする。内側側壁222には、また、左右方向において外側に突出する回転軸(軸)232が設けられている。回転軸232は、レバー収容部254内に位置している。後壁228には、ロック部(規制部)234が設けられている。ロック部234は、後壁228から後方へ突き出している。
本実施の形態において、内側側壁222、外側側壁224、前壁226、後壁228、上側ガイド部242及び下側ガイド部244は一体に形成されている。具体的には、樹脂(第1樹脂)を用いた一体成型で形成されている。部品点数を削減し、製造工程の簡略化及び製造コストの低減を図るためである。壁部220は、コンタクト保持部212の少なくとも一部と同じ材料を用いて一体成型されてもよい。
図13から図17を参照すると、レバー300は、左右方向に延びる操作部310と、操作部310の両端から左右方向と直交する方向へ延びる一対のアーム部320とを有している。図13から図15に示されるように、アーム部320の先端近傍には、アーム部320を左右方向に貫通する軸受穴322が形成されている。また、図13、図14及び図17に示されるように、アーム部320の左右方向における内側の面には、アーム部320の縁から軸受穴322まで延びるガイド溝324が形成されている。ガイド溝324は、アーム部320の延びる方向(長手方向)に直交する方向に延びている。即ち、アーム部320の長手方向が前後方向に一致するとき、ガイド溝324は、上下方向に延びている。ガイド溝324は、レバー300をハウジング200に取り付ける際に、ハウジング200に設けられた回転軸232を軸受穴322へ案内する。レバー300は、軸受穴322に回転軸232を受け入れることにより、ハウジング200に回転可能に取り付けられる。
図1、図2、図5〜図12から理解されるように、レバー300は、ハウジング200に取り付けられた状態で、回転軸232の周りに回転可能である。詳しくは、本実施の形態のレバー300は、初期位置(図1、図2、図5及び図6に示される位置)と嵌合位置(図7〜図12に示される位置)との間で回転可能である。レバー300は、ハウジング200に取り付けられた状態で、部分的にレバー収容部254に収容される。図1、図2、図7及び図8から理解されるように、アーム部320の先端は常にレバー収容部254内に位置する。レバー300が嵌合位置に位置しているとき、アーム部320は、最も多くの部分がレバー収容部254に収容される。操作部310は、常にレバー収容部254の外側に位置している。
図1、図2及び図5から理解されるように、レバー300が初期位置にあるとき、レバー300を嵌合位置から遠ざかる方向へ回転させようとすると、アーム部320がストッパー272に突き当たり、それ以上回転させることができない。また、図11から理解されるように、レバー300が嵌合位置にあるとき、レバー300を初期位置から遠ざかる方向へ回転させようとすると、アーム部320が上側ガイド部242に突き当たり、それ以上回転させることができない。
図5、図11、図13〜図17に示されるように、アーム部320は、また、左右方向に沿って見た場合に軸受穴322の周囲を部分的に囲むように配置された複数の歯332を持つ歯車部330を有している。アーム部320は、さらに、歯車部330の歯332を相互に連結し補強する板状部材334を有している。板状部材334は、歯車部330の一方の側面に設けられている。換言すると、板状部材334は、左右方向において複数の歯332の内側に配置されている。
図2、図5、図11、図13〜図15に示されるように、アーム部320には、バネ部340が設けられている。本実施の形態において、バネ部340は、押付機構及び維持機構として機能する。図11に示されるように、レバー300が嵌合位置にあるとき、バネ部340は、前後方向において、レバー300の中心と前端との間に位置している。詳しくは、レバー300が嵌合位置にあるとき、バネ部340は、上下方向においてアーム部320の下側、歯車部330の後方に位置している。また、図13及び図14から理解されるように、バネ部340は、歯車部330と同一の平面(XZ平面)上に位置している。バネ部340は、図15に部分的に拡大して示されるように、レバー300の長手方向を前後方向に一致させた状態で、その付け根342から斜め下前方へ延び、さらに前方へ延びて先端344に至る形状を有している。図11及び図15から理解されるように、回転軸232の軸心とバネ部340の先端344との間の距離L1は、回転軸232の軸心とバネ部340の付け根342との間の距離L2以下(L1≦L2)である。また、回転軸232の軸心とバネ部340の先端344との間の距離L1は、回転軸232の軸心と歯車部330の歯332の先端との間の距離L3以下(L1≦L3)である。さらに、図2及び図8から理解されるように、バネ部340の先端344は、左右方向に沿って見た場合、常にハウジング200の外側側壁224に隠れている。いずれも、バネ部340の先端344を保護するためである。
本実施の形態において、操作部310、アーム部320、歯車部330、板状部材334及びバネ部340は、一体に形成されている。具体的には、樹脂(第2樹脂)を用いた一体成型により形成されている。部品点数を削減し、製造工程の簡略化及び製造コストの低減を図るためである。なお、第2樹脂は第1樹脂と同一であってもよいし、異なっていてもよい。また、本実施の形態では、軽量化等のため、レバー300の厚みが部分的に低減されており、レバー300の表面には、格子状の模様が現れている。
図6、図10、図12、図14、図16及び図17に示されるように、操作部310には、支持部312と、支持部312に支持された被ロック部(被規制部)314が設けられている。支持部312及び被ロック部314は、操作部310の左右方向において中央に位置している。被ロック部314は、支持部312の表面からアーム部320の先端側へ突出している。図12に示されるように、被ロック部314は、レバー300が嵌合位置に位置するとき、ハウジング200に設けられたロック部234に引っ掛かる。これにより、ロック部234は被ロック部314を規制して、レバー300が初期位置へ向かって移動(回転)するのを制限する。図12から理解されるように、被ロック部314は、レバー300が嵌合位置にあるとき、支持部312の弾性変形により少なくとも前後方向に移動可能である。換言すると、支持部312は、レバー300が嵌合位置にあるとき、少なくとも前後方向に移動可能に被ロック部314を支持している。したがって、支持部312を操作してロック部234による被ロック部314の規制を解除すれば、レバー300の初期位置へ向かう回転(移動)が許容される。このとき、支持部312の先端316は、規制部(ロック部234)による被規制部(被ロック部314)の規制を解除する解除部として機能する。
図5、図11及び図18〜図21に示されるように、スライダ400は、左右方向に沿って見た場合に四角形の略平板状の形状を有している。各スライダ400の左右方向の内側の面には、複数のカム溝(力伝達部)420が形成されている。本実施の形態では、各スライダ400に二つのカム溝420が形成されている。なお、カム溝420は、左右方向において、スライダ400を貫通するものであってもよい。二つのカム溝420は、相手側コネクタ50の相手側ハウジング600の各側面602に設けられた二つのカム軸604に対応している。一方のスライダ402のカム溝420と他方のスライダ404のカム溝420は互い対を成す。各スライダ400のカム溝420は、前後方向に離れて配置されている。カム溝420は、その一端(下端)が下方に開口している。各カム溝420は、その一端から上方へ延びた後、後方へ向かって斜め上方に延び、さらに後方に延びている。後述するように、カム溝420は、スライダ400の前後方向の移動により相手側コネクタ50のカム軸604に上下方向の力を伝達して、上下方向において相手側コネクタ50をコネクタ30に対して相対移動させるものである。
図5、図11、図19及び図21に示されるように、スライダ400はまた、前後方向に沿って配置された複数の歯412を持つラック部410を有している。各スライダ400は、さらに、ラック部410の歯412を相互に連結し補強する板状部材414を有している。板状部材414は、左右方向において、歯412の外側の側面に設けられている。ラック部410は、各スライダ400の上端付近かつ前端付近に形成されている。本実施の形態において、スライダ400は、ラック部410及び板状部材414とともに一体に形成されている。具体的には、スライダ400は、樹脂(第3樹脂)を用いた一体成型で形成されている。部品点数を削減し、製造工程の簡略化及び製造コストの低減を図るためである。なお、第3樹脂は第1樹脂及び第2樹脂の少なくとも一方と同一であってもよいし、第1樹脂及び第2樹脂の双方と異なっていてもよい。
図5及び図11から理解されるように、スライダ400(402,404)は、前後方向において前端位置(図11に示される位置)と後端位置(図5に示される位置)との間で移動可能となるように、ハウジング200に取り付けられている。一方のスライダ402と他方のスライダ404とは、左右方向に沿って見た場合、互いに重なる位置にある。また、各スライダ400のラック部410は、レバー300の歯車部330とそれぞれ噛み合っている。ラック部410と歯車部330とは、互いに噛み合うことにより、レバー300の回転をスライダ400の前後方向の移動に変換する。レバー300が初期位置にあるときスライダ400は後端位置に位置し、レバー300が嵌合位置にあるときスライダ400は前端位置に位置する。したがって、レバー300が初期位置から嵌合位置へ回転すると、スライダ400は前後方向において後端位置から前端位置まで移動する。逆に、レバー300が嵌合位置から初期位置へ回転すると、スライダ400は前後方向において前端位置から後端位置まで移動する。スライダ400は、前端位置から後端位置の間において、常時スライダ収容部256内に位置している。換言すると、左右方向に沿って見た場合、スライダ400は常時外側側壁224によって隠されている。
図4及び図5に示されるように、レバー300が初期位置にあるとき、即ち、スライダ400が後端位置にあるとき、各カム溝420の下端は、上下方向に沿って見た場合に隣り合う二つの下側ガイド部244の間に位置している。この状態において、カム溝420は、相手側コネクタ50のカム軸604を受け入れることができる。即ち、コネクタ30は、相手側ハウジング600と嵌合可能状態にある。図5から理解されるように、嵌合可能状態にあるコネクタ30の受容部252に相手側コネクタ50の相手側ハウジング600を部分的に進入させると、相手側コネクタ50のカム軸604がカム溝420に進入する。そして、相手側コネクタ50のカム軸604は、カム溝420の上壁422に突き当たり、嵌合開始位置に停止する。
図5及び図11から理解されるように、相手側コネクタ50のカム軸604がカム溝420の嵌合開始位置に位置しているとき、レバー300を初期位置から嵌合位置へ向かって回転させると、レバー300の回転に伴い、スライダ400が後端位置から前端位置へ向かって移動する。すると、スライダ400が前方へ移動するのに伴い、カム溝420の下壁424はカム軸604を斜め上方へ向かって押す。相手側コネクタ50の相手側ハウジング600が部分的にコネクタ30の受容部252に受容されているため、相手側コネクタ50は前方へ移動できず、カム軸604も前方へ移動できない。このため、カム溝420の下壁424に押されたカム軸604は、上方へ移動する。換言すると、カム溝420からカム軸604に対して上方へ向かう力が伝達される。カム軸604がカム溝420から上方へ向う力を受けると、相手側コネクタ50はコネクタ30に向かって引き上げられる。レバー300が嵌合位置に達すると、スライダ400は前端位置まで移動する。スライダ400が前端位置に達すると、カム軸604はカム溝420の嵌合位置に達し、コネクタ30と相手側コネクタ50とは嵌合状態になる。このとき、図12に示されるように、コンタクト100と相手側コンタクト500とは互いに接触し、電気的に接続される。
また、レバー300を初期位置から嵌合位置へ向かって回転させたとき、図11から理解されるように、バネ部340は、スライダ400に突き当たって弾性変形する。レバー300が嵌合位置にあるとき、バネ部340は弾性変形した状態にあり、その反発力は、レバー300とスライダ400とを互いに遠ざけるように働く。換言すると、バネ部340は、レバー300に対して、嵌合位置から初期位置へ向かう方向の力を加えている。その結果、図12から理解されるように、被ロック部314がロック部234に押し付けられる。これにより、レバー300がガタつくのを防止することができる。このように、本実施の形態では、バネ部340は、レバー300が嵌合位置にあるとき、レバー300に力を加えて、被規制部(被ロック部314)を規制部(ロック部234)に押し付ける押付機構として機能する。
バネ部340は、また、図11から理解されるように、スライダ400を下側ガイド部244に押し付けるように、スライダ400に下向きの力を加えている。その結果、スライダ400と下側ガイド部244との間の摩擦力が増加し、スライダ400は前端位置に維持される。このように、本実施の形態では、バネ部340は、レバー300が嵌合位置にあるとき、スライダ400を下側ガイド部244に押し付けてスライダ400を前端位置に維持する維持機構としても機能する。
なお、本実施の形態では、バネ部340がレバー300に設けられているが、バネ部340はスライダ400に設けられてもよい。但し、スライダ400の前後方向の移動を考慮すると、バネ部340はその一部(作用点)を除いて、スライダ400の外形よりも内側に位置しなければならない。そのため、バネ部340をスライダ400に設けようとすると、スライダ400の大型化を招く。よって、バネ部340はレバー300に設ける方が好ましい。また、本実施の形態では、バネ部340が片持ち梁構造を有しているが、これに限られない。例えば、バネ部340は、両持ち梁構造を有していてもよい。さらに、本実施の形態では、バネ部340が押付機構と維持機構とを兼ねており、押付機構と維持機構とが一体化されている。しかしながら、本発明はこれに限られず、押付機構と維持機構とは互いに別体として設けられてもよい。この場合、押付機構及び維持機構は、それぞれ、ハウジング200、レバー300及びスライダ400のいずれに設けられてもよい。また、押付機構及び維持機構の各々は、バネ部340のような大きな弾性変形を利用するものでなくてもよい。例えば、レバー300やスライダ400に力を加えることができる突起などであってもよい。この場合、押付機構及び維持機構の各々が作用する方向は、上下方向に限らず、左右方向であってもよい。
コネクタ30と相手側コネクタ50とが嵌合している嵌合状態にあるとき、レバー300を嵌合位置から初期位置に向かって回転させると、図11及び図5から理解されるように、スライダ400は、前端位置から後端位置に向かって後方へ移動する。スライダ400が後方へ移動するのに伴い、カム溝420の上壁422はカム軸604を斜め下方へ押す。このときも相手側コネクタ50は後方へ移動できないので、カム溝420の上壁422に押されたカム軸604は、下方へ移動する。換言すると、カム溝420からカム軸604に対して下方へ向かう力が伝達される。これにより相手側コネクタ50はコネクタ30から離れる方向へ押し下げられる。レバー300が初期位置に達したとき、スライダ400は後端位置にまで移動する。スライダ400が後端位置に達すると、カム軸604はカム溝420の嵌合開始位置に達する。このとき、コンタクト100と相手側コンタクト500とは互いに分離される。こうして、相手側コネクタ50はコネクタ30から抜去可能な抜去可能状態(嵌合可能状態)になる。これにより、コネクタ30は相手側コネクタ50から容易に抜去することができる。
以上、本発明について実施の形態を掲げて具体的に説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変形、変更が可能である。例えば、上記実施の形態では、規制部(ロック部234)が後壁228に、被規制部(被ロック部314)が操作部310に設けられているが、規制部が内側側壁222又は外側側壁224に設けられ、被規制部がアーム部320に設けられてもよい。但し、その場合は、レバー300に加わる力のバランスを考慮して、一対のアーム部320に対称的に配置された複数の被規制部を設けることが望まれる。そのため、被規制部をアーム部320に設けると、構成及び解除操作が複雑になる。よって、本実施の形態のように、操作部310の左右方向中央に被規制部を設けることが望ましい。
また、上記実施の形態においては、解除部(支持部312の先端316)がレバー300に設けられているが、解除部はハウジング200に設けられてもよい。この場合、被規制部(被ロック部314)は、支持部312に支持されることなく操作部310に直接設けられ、規制部(ロック部234)は支持部に支持されて後壁228に設けられてよい。
また、上記実施の形態においては、ハウジング200に回転軸232が設けられ、レバー300に軸受穴322とガイド溝324が設けられているが、ハウジング200に軸受穴322とガイド溝324を設け、レバー300に回転軸(軸)232を設けてもよい。この場合も、ガイド溝324は、レバー300をハウジング200に取り付ける際に回転軸232を軸受穴322へ案内する機能を果たす。
また、上記実施の形態では、コネクタ30にカム溝420が設けられており、相手側コネクタ50にカム軸604が設けられているが、コネクタ30にカム軸604が設けられ、相手側コネクタ50にカム溝420が設けられてもよい。
10 コネクタ組立体
30 コネクタ
100 コンタクト
200 ハウジング
210 ハウジング本体
212 コンタクト保持部
214 保持孔
220 壁部
222 内側側壁
224 外側側壁
226 前壁
228 後壁
232 回転軸
234 ロック部(規制部)
242 上側ガイド部
244 下側ガイド部
252 受容部
254 レバー収容部
256 スライダ収容部
270 カバー
272 ストッパー
300 レバー
310 操作部
312 支持部
314 被ロック部(被規制部)
316 先端(解除部)
320 アーム部
322 軸受穴
324 ガイド溝
330 歯車部
332 歯
334 板状部材
340 バネ部(押付機構及び維持機構)
342 付け根
344 先端
400,402,404 スライダ
410 ラック部
412 歯
414 板状部材
420 カム溝(力伝達部)
422 上壁
424 下壁
50 相手側コネクタ
500 相手側コンタクト
600 相手側ハウジング
602 側面
604 カム軸(力受部)

Claims (14)

  1. 相手側コネクタと上下方向に沿って嵌合及び抜去可能なコネクタであって、
    前記相手側コネクタは、力受部を備えており、
    前記コネクタは、ハウジングと、レバーと、スライダと、押付機構と、維持機構とを備えており、
    前記ハウジングには、規制部が設けられており、
    前記レバーは、初期位置と嵌合位置との間で回転可能となるように、前記ハウジングに取り付けられており、
    前記レバーには、被規制部が設けられており、
    前記スライダは、前記上下方向と直交する前後方向において前端位置と後端位置との間で移動可能となるように、前記ハウジングに取り付けられており、
    前記レバーは、複数の歯を有する歯車部を有しており、
    前記スライダは、複数の歯を有するラック部と、力伝達部とを有しており、
    前記歯車部と前記ラック部は、互いに噛み合うことにより前記レバーの回転を前記スライダの前記前後方向の移動に変換するものであり、
    前記力伝達部及び前記力受部の一方はカム溝であり、残りの一方はカム軸であり、
    前記力伝達部は、前記スライダの前記前後方向の移動により前記相手側コネクタの前記力受部に前記上下方向の力を伝達して、前記上下方向において前記相手側コネクタを前記コネクタに対して相対移動させるものであり、
    前記レバーが前記初期位置から前記嵌合位置へ回転すると、前記スライダは、前記前後方向において前記後端位置から前記前端位置まで移動し、
    前記スライダが前記後端位置から前記前端位置まで移動すると、前記コネクタは前記相手側コネクタと嵌合状態となり、
    前記レバーが前記嵌合位置から前記初期位置へ回転すると、前記スライダは、前記前後方向において前記前端位置から前記後端位置まで移動し、
    前記スライダが前記前端位置から前記後端位置まで移動すると、前記コネクタは前記相手側コネクタから抜去可能な状態となり、
    前記規制部及び前記被規制部は夫々突起部であり、前記規制部及び前記被規制部の一方は弾性変形可能な支持部に支持されており、
    前記規制部は、前記レバーが前記嵌合位置にあるとき、前記被規制部に引っ掛かることにより前記被規制部を規制して、前記レバーの前記初期位置へ向かう移動を制限しており、
    前記支持部の弾性変形により前記規制部による前記被規制部の規制は解除可能であり、
    前記押付機構は、前記ハウジング、前記レバー及び前記スライダのいずれかに設けられた第1バネ又は第1突起であり、
    前記押付機構は、前記レバーが前記嵌合位置にあるとき、前記レバーに前記初期位置へ向かう方向の力を加えて、前記被規制部を前記規制部に押し付けており、
    前記押付機構は、前記レバーが前記嵌合位置から前記初期位置へ向かって移動すると、前記レバーへ前記力を加えず、
    前記維持機構は、前記ハウジング、前記レバー及び前記スライダのいずれかに設けられた第2バネ又は第2突起であり、
    前記維持機構は、前記レバーが前記嵌合位置にあるとき、前記スライダに接触して前記前端位置に維持しており、
    前記維持機構は、前記レバーが前記嵌合位置から前記初期位置へ向かって移動すると、前記スライダから離れる
    コネクタ。
  2. 請求項1に記載のコネクタであって、
    前記押付機構と前記維持機構とは一体であり、
    前記ハウジングには、スライダの移動をガイドする上側ガイド部と下側ガイド部とが設けられており、
    前記維持機構は、前記レバーが前記嵌合位置にあるとき、前記スライダを前記下側ガイド部に押し付けて、前記スライダを前記前端位置に維持する
    コネクタ。
  3. 請求項2に記載のコネクタであって、
    前記押付機構及び前記維持機構はバネ部であり、
    前記バネ部は、前記スライダ又は前記レバーに形成されている
    コネクタ。
  4. 請求項3に記載のコネクタであって、
    前記バネ部は前記レバーに形成されている
    コネクタ。
  5. 請求項4に記載のコネクタであって、
    前記レバーは、軸の周りに回転するものであり、
    前記軸の軸心から前記バネ部の先端までの距離は、前記軸の軸心から前記バネ部の付け根までの距離以下である
    コネクタ。
  6. 請求項5に記載のコネクタであって、
    前記軸の軸心から前記バネ部の前記先端までの距離は、前記軸の軸心から前記歯車部の前記歯の先端までの距離以下である。
    コネクタ。
  7. 請求項5または請求項6に記載のコネクタであって、
    前記上下方向及び前記前後方向の双方と直交する左右方向に沿って見た場合に、前記バネ部の前記先端は、常に前記ハウジングに隠れている
    コネクタ。
  8. 請求項4から請求項7までのいずれか一つに記載のコネクタであって、
    前記歯車部と前記バネ部とが同一平面上に位置している
    コネクタ。
  9. 請求項4から請求項8までのいずれか一つに記載のコネクタであって、
    前記バネ部は前記レバーと一体に形成されている
    コネクタ。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれか一つに記載のコネクタであって、
    前記レバーが前記嵌合位置にあるとき、前記維持機構は、前記前後方向において、前記レバーの中心から前端までの間にある
    コネクタ。
  11. 請求項1から請求項10までのいずれか一つに記載のコネクタであって、
    前記規制部は、前記上下方向及び前記前後方向の双方と直交する左右方向において、前記ハウジングの中央に位置しており、
    前記被規制部は、前記支持部に支持されており、
    前記被規制部及び前記支持部は、前記左右方向において、前記レバーの中央に位置しており、
    前記支持部には、前記規制部による前記被規制部の規制を解除する解除部が設けられている
    コネクタ。
  12. 請求項1から請求項10までのいずれか一つに記載のコネクタであって、
    前記規制部は、前記支持部に支持されており、
    前記規制部及び前記支持部は、前記上下方向及び前記前後方向の双方と直交する左右方向において、前記ハウジングの中央に位置しており、
    前記被規制部は、前記左右方向において、前記レバーの中央に位置しており、
    前記支持部には、前記規制部による前記被規制部の規制を解除する解除部が設けられている
    コネクタ。
  13. 請求項1から請求項12までのいずれか一つに記載のコネクタであって、
    前記スライダとして、一対のスライダを有しており、
    前記一対のスライダは、前記力伝達部として、二対の力伝達部を有している
    コネクタ。
  14. 請求項1から請求項13までのいずれか一つに記載のコネクタであって、
    前記ハウジングは、ハウジング本体とカバーとを有し、
    前記レバー及び前記スライダは、前記ハウジング本体に取り付けられている
    コネクタ。
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