JP2018160403A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】相手側コネクタとの嵌合状態を維持するための構造を備えたコネクタであって、コネクタを相手側コネクタから抜去する際の操作性を向上可能なコネクタを提供すること。
【解決手段】コネクタ10は、ハウジング20とスライダ50とを備えている。ハウジング20は、解除操作部442と規制部444とロック部474とを有している。スライダ50は、ロック解除部52と被規制部562とを有している。嵌合状態において、ロック部474は、相手側コネクタ70の相手側ロック部742をロックし、規制部444は、被規制部562と対向して、スライダ50の後方への移動を規制する。解除操作部442は、コネクタ10の内側に向かって押圧操作されると、規制部444を移動させて、スライダ50の移動規制を解除する。スライダ50を後方に移動すると、ロック解除部52は、ロック部474を移動させて相手側ロック部742をロック解除する。
【選択図】図1

Description

本発明は、相手側コネクタとの嵌合状態を維持するための構造を備えたコネクタに関する。
特許文献1には、このタイプのコネクタが開示されている。
図29を参照すると、特許文献1の第1の実施の形態に係るコネクタ92は、相手側コネクタ95と、前後方向(X方向)に沿って嵌合可能である。コネクタ92は、インナーケース(ハウジング)920と、アウターケース(スライダ)930と、ロックリング(規制部材)940とを備えている。図30を参照すると、ハウジング920は、係合腕(ロック部)922を有しており、スライダ930は、係合解除部(ロック解除部)932を有している。相手側コネクタ95は、係止部(相手側ロック部)952を有している。コネクタ92が相手側コネクタ95と嵌合した嵌合状態において、ロック部922は、相手側ロック部952をロックする。このとき、規制部材940は、スライダ930の後端と突き当たっており、これによりスライダ930の後方(−X方向)への移動を規制している。
図31を参照すると、コネクタ92を相手側コネクタ95から抜去する場合、まず、規制部材940を、前後方向と平行な軸を中心に所定角度だけ回転させる。この回転操作により、スライダ930の後方への移動規制が解除される。次に、スライダ930を後方に移動させると、ロック解除部932がロック部922を移動させる。これにより相手側ロック部952がロック解除され、コネクタ92は、相手側コネクタ95から抜去できる。以上に説明したように、コネクタ92は、相手側コネクタ95との嵌合状態を維持するための構造(ロック部922及び規制部材940)を備えている。
特開2009−32587号公報
特許文献1には、上述したコネクタに加えて、様々な規制部材を備えたコネクタが開示されている。特許文献1に開示されたいずれのコネクタも、相手側コネクタから抜去する際には、まず、規制部材に対して回転操作や立上操作等の操作を施してスライダの移動を可能にし、次に、スライダを移動操作するという2つの操作を必要とする。この2つの操作はスムーズに連続して行うことが難しい。即ち、コネクタを相手側コネクタから抜去する際の操作が面倒である。
そこで、本発明は、相手側コネクタとの嵌合状態を維持するための構造を備えたコネクタであって、コネクタを相手側コネクタから抜去する際の操作性を向上可能なコネクタを提供することを目的とする。
本発明は、第1のコネクタとして、
相手側ロック部を有しており且つ前後方向において前方に位置している相手側コネクタと、前記前後方向に沿って嵌合可能なコネクタであって、
前記コネクタは、コンタクトと、ハウジングと、スライダと、規制部と、解除操作部とを備えており、
前記コンタクトは、前記ハウジングに保持されており、
前記ハウジングは、ロック部を有しており、
前記ロック部は、ロック位置とロック解除位置との間を移動可能となるように支持されており、
前記コネクタが前記相手側コネクタと嵌合した嵌合状態において、前記ロック部は、前記ロック位置に位置して、前記相手側コネクタの前記相手側ロック部をロックし、
前記スライダは、前記前後方向に移動可能となるように、前記ハウジングに取り付けられており、
前記スライダは、ロック解除部と、被規制部とを有しており、
前記嵌合状態において、前記スライダを前記前後方向と平行な解除方向に移動すると、前記ロック解除部は、前記ロック部を前記ロック位置から前記ロック解除位置まで移動させて前記相手側ロック部をロック解除し、
前記嵌合状態において、前記規制部は、前記被規制部と前記解除方向に対向して、前記スライダの前記解除方向への移動を規制しており、
前記解除操作部は、前記前後方向と交差する操作方向における前記コネクタの内側に向かって押圧操作されると、前記規制部及び前記被規制部のうちの少なくとも一方を移動させて、前記規制部による前記スライダの移動規制を解除する
コネクタを提供する。
また、本発明は、第2のコネクタとして、第1のコネクタであって、
前記解除操作部は、前記前後方向において、前記スライダの前端と後端との間に位置している
コネクタを提供する。
また、本発明は、第3のコネクタとして、第1又は第2のコネクタであって、
前記解除方向は、前記前後方向において後方に向かう方向である
コネクタを提供する。
また、本発明は、第4のコネクタとして、第1から第3までのいずれかのコネクタであって、
前記規制部及び前記解除操作部の夫々は、前記ハウジングに設けられている
コネクタを提供する。
また、本発明は、第5のコネクタとして、第4のコネクタであって、
前記ハウジングは、操作支持部を有しており、
前記操作支持部は、弾性変形可能であり、
前記操作支持部は、前記解除操作部を移動可能に支持しており、且つ、前記規制部を、前記解除操作部の移動に伴って規制位置と規制解除位置との間で移動するように支持しており、
前記規制部は、前記規制位置にあるとき、前記被規制部と前記解除方向において対向しており、前記規制解除位置にあるとき、前記被規制部と前記解除方向において対向していない
コネクタを提供する。
また、本発明は、第6のコネクタとして、第5のコネクタであって、
前記ハウジングは、解除斜面を有しており、
前記解除斜面は、前記操作支持部に支持されており、且つ、前記操作方向において、前記規制部の外側に位置している
コネクタを提供する。
また、本発明は、第7のコネクタとして、第1から第3までのいずれかのコネクタであって、
前記規制部は、前記ハウジングに設けられており、
前記解除操作部は、前記スライダに設けられている
コネクタを提供する。
また、本発明は、第8のコネクタとして、第7のコネクタであって、
前記スライダは、操作支持部を有しており、
前記操作支持部は、弾性変形可能であり、
前記操作支持部は、前記解除操作部を移動可能に支持しており、且つ、前記被規制部を、前記解除操作部の移動に伴って規制位置と規制解除位置との間で移動するように支持しており、
前記被規制部は、前記規制位置にあるとき、前記規制部と前記解除方向において対向しており、前記規制解除位置にあるとき、前記規制部と前記解除方向において対向していない
コネクタを提供する。
また、本発明は、第9のコネクタとして、第8のコネクタであって、
前記スライダは、解除斜面を有しており、
前記解除斜面は、前記操作支持部に支持されており、且つ、前記操作方向において、前記被規制部の外側に位置している
コネクタを提供する。
また、本発明は、第10のコネクタとして、第1から第9までのいずれかのコネクタであって、
前記ハウジングは、ロック支持部を有しており、
前記ロック支持部は、弾性変形可能であり、前記ロック部を、前記ロック位置と前記ロック解除位置との間で移動可能となるように支持している
コネクタを提供する。
また、本発明は、第11のコネクタとして、第10のコネクタであって、
前記ロック支持部は、受容部を有しており、
前記受容部は、前記前後方向と直交する直交方向において凹んでおり、前記嵌合状態において、前記相手側ロック部を少なくとも部分的に受容し、
前記受容部の前側内壁面は、前記ロック部として機能し、
前記ロック支持部の前端には、押圧斜面が形成されており、
前記スライダには、通過溝と、被押圧斜面とが形成されており、
前記通過溝は、前記前後方向に沿った前記相手側ロック部の移動を許容し、
前記被押圧斜面を前記直交方向に沿って見たとき、前記被押圧斜面は、L字形状又はU字形状を有しており、
前記通過溝の後端は、前記前後方向において、前記被押圧斜面の後端と同じ位置にある
コネクタを提供する。
また、本発明は、第12のコネクタとして、第11のコネクタであって、
前記ロック部が前記ロック位置にあるとき、前記押圧斜面と前記被押圧斜面とは、前記前後方向において部分的に対向している
コネクタを提供する。
また、本発明は、第13のコネクタとして、第10から第12までのいずれかのコネクタであって、
前記ロック支持部は、板状部と、2つのばね部とを有しており、
前記ばね部の夫々は、曲げを有しており、且つ、前記板状部に接続された第1端と、前記ハウジングのうちの前記板状部以外の部位に接続された第2端とを有しており、
前記ばね部の夫々の前記第1端及び前記第2端は、前記前後方向において互いに異なる位置にある
コネクタを提供する。
また、本発明は、第14のコネクタとして、第1から第13までのいずれかのコネクタであって、
前記ハウジングは、主部材と、副部材とを備えており、
前記主部材は、前記コンタクトを保持しており、且つ、複数の主対向部を有しており、
前記副部材は、前記主部材の前側に取付けられており、且つ、少なくとも1つの副対向部を有しており、
前記主対向部は、第1主対向部と第2主対向部とに分かれており、
前記第1主対向部の夫々は、前記前後方向において、前記副対向部のうちのいずれか1つの前方に位置して対向しており、
前記第2主対向部の夫々は、前記前後方向において、前記副対向部のいずれとも対向していない
コネクタを提供する。
また、本発明は、第15のコネクタとして、第14のコネクタであって、
前記主部材には、複数の突起が形成されており、
前記突起の夫々は、後面を有しており、
前記突起の前記後面は、前記主対向部として機能し、
前記副部材は、被取付部を有しており、
前記被取付部には、少なくとも1つの凹部が形成されており、
前記凹部の夫々は、後側内壁面を有しており、
前記後側内壁面は、前記副対向部として機能し、
前記第1主対向部の夫々は、前記凹部のうちのいずれか1つに受容されている
コネクタを提供する。
また、本発明は、第16のコネクタとして、
相手側ロック部を有しており且つ前後方向において前方に位置している相手側コネクタと、前記前後方向に沿って嵌合可能なコネクタであって、
前記コネクタは、コンタクトと、ハウジングと、スライダとを備えており、
前記コンタクトは、前記ハウジングに保持されており、
前記ハウジングは、ロック支持部を有しており、
前記ロック支持部は、受容部を有しており、
前記受容部は、前記前後方向と直交する直交方向において凹んでおり、前記嵌合状態において、前記相手側ロック部を少なくとも部分的に受容し、
前記受容部の前側内壁面には、ロック部が設けられており、
前記ロック支持部は、弾性変形可能であり、前記ロック部を、前記ロック位置と前記ロック解除位置との間で移動可能となるように支持しており、
前記コネクタが前記相手側コネクタと嵌合した嵌合状態において、前記ロック部は、前記ロック位置に位置して、前記相手側コネクタの前記相手側ロック部をロックし、
前記スライダは、前記前後方向に移動可能となるように、前記ハウジングに取り付けられており、
前記スライダは、ロック解除部を有しており、
前記嵌合状態において、前記スライダを前記前後方向と平行な解除方向に移動すると、前記ロック解除部は、前記ロック部を前記ロック位置から前記ロック解除位置まで移動させて前記相手側ロック部をロック解除し、
前記ロック支持部の前端には、押圧斜面が形成されており、
前記スライダには、通過溝と、被押圧斜面とが形成されており、
前記通過溝は、前記前後方向に沿った前記相手側ロック部の移動を許容し、
前記被押圧斜面を前記直交方向に沿って見たとき、前記被押圧斜面は、L字形状又はU字形状を有しており、
前記通過溝の後端は、前記前後方向において、前記被押圧斜面の後端と同じ位置にある
コネクタを提供する。
また、本発明は、第17のコネクタとして、第16のコネクタであって、
前記ロック部が前記ロック位置にあるとき、前記押圧斜面と前記被押圧斜面とは、前記前後方向において部分的に対向している
コネクタを提供する。
本発明によるコネクタの解除操作部は、前後方向(嵌合方向)と交差する操作方向におけるコネクタの内側に向かって押圧操作可能である。押圧操作された解除操作部は、規制部によるスライダの移動規制を解除し、これによりスライダを解除方向に移動させて相手側ロック部をロック解除できる。解除操作部の押圧操作は、コネクタの内側に向けての押圧操作であるため、押圧操作と同時にスライダを保持できる。即ち、解除操作部の押圧操作によってスライダを保持し、保持したスライダを解除方向に移動させるという一連のスムーズな操作によって相手側ロック部をロック解除できる。上述のように、本発明によるコネクタは、コネクタを相手側コネクタから抜去する際の操作性を向上できる。
本発明の実施の形態によるコネクタを示す斜視図である。コネクタは、相手側コネクタと嵌合した嵌合状態にある。コネクタの一部(破線で囲んだ部分)を拡大して描画している。 図1の相手側コネクタを示す斜視図である。 図1のコネクタを示す分解斜視図である。 図1のコネクタを示す別の分解斜視図である。コネクタの主部材の一部(破線で囲んだ部分)を拡大して描画している。主部材の取付部の仮想的な中心軸を1点鎖線で描画している。 図3のコネクタの副部材を示す斜視図である。副部材の一部(破線で囲んだ部分)を拡大して描画している。被取付部の仮想的な中心軸を1点鎖線で描画している。 図3のコネクタのスライダを示す斜視図である。 図1のコネクタを示す側面図である。 図1のコネクタを示す背面図である。 図1のコネクタを示す上面図である。 図1のコネクタを示す底面図である。 図7のコネクタの一部(破線Aで囲んだ部分)をXI−XI線に沿って示す断面図である。規制部及び被規制部の近傍(破線で囲んだ部分)を拡大して描画している。主対向部及び副対向部の近傍(1点鎖線で囲んだ部分)を拡大して描画している。 図9のコネクタの一部(破線Bで囲んだ部分)をXII−XII線に沿って示す断面図である。押圧斜面及び被押圧斜面の近傍(破線で囲んだ部分)を拡大して描画している。 図11のコネクタを示す断面図である。解除操作部は押圧操作されている。規制部及び被規制部の近傍(破線で囲んだ部分)を拡大して描画している。 図1のコネクタを示す斜視図である。スライダは後方に移動している。 図11のコネクタを示す断面図である。スライダは後方に移動している。 図12のコネクタを示す断面図である。スライダは後方に移動している。 本実施の形態の変形例によるコネクタを示す斜視図である。コネクタは、相手側コネクタと嵌合した嵌合状態にある。 図17のコネクタ及び相手側コネクタを示す分解斜視図である。コネクタの副部材の被取付部の仮想的な中心軸を1点鎖線で描画している。 図18のコネクタの副部材を示す斜視図である。被取付部の仮想的な中心軸を1点鎖線で描画している。 図18のコネクタのスライダを示す斜視図である。 図17のコネクタを示す側面図である。 図17のコネクタを示す上面図である。 図21のコネクタの一部(破線Cで囲んだ部分)をXXIII−XXIII線に沿って示す断面図である。規制部及び被規制部の近傍(破線で囲んだ部分)を拡大して描画している。 図22のコネクタの一部(破線Dで囲んだ部分)をXXIV−XXIV線に沿って示す断面図である。 図23のコネクタを示す断面図である。解除操作部は押圧操作されている。規制部及び被規制部の近傍(破線で囲んだ部分)を拡大して描画している。 図17のコネクタを示す斜視図である。スライダは後方に移動している。 図23のコネクタを示す断面図である。スライダは後方に移動している。 図24のコネクタを示す断面図である。スライダは後方に移動している。 特許文献1の第1の実施の形態によるコネクタ及び相手側コネクタを示す斜視図である。コネクタは相手側コネクタから離れている。 図29のコネクタ及び相手側コネクタを示す断面図である。コネクタは相手側コネクタと嵌合しており、相手側コネクタはロックされている。 図30のコネクタ及び相手側コネクタを示す断面図である。相手側コネクタはロック解除されている。
図1を参照すると、本発明の実施の形態によるコネクタ10は、前後方向(嵌合方向:X方向)において前方(+X側)に位置している相手側コネクタ70と、X方向に沿って嵌合可能である。また、コネクタ10は、相手側コネクタ70からX方向に沿って抜去可能である。
本実施の形態において、コネクタ10は、ケーブル60と接続されており、相手側コネクタ70は、相手側ケーブル80と接続されている。換言すれば、コネクタ10及び相手側コネクタ70の夫々は、ケーブルコネクタである。特に、本実施の形態のコネクタ10及び相手側コネクタ70の夫々は、同軸コネクタである。但し、本発明は、これに限られず、様々なコネクタに適用可能である。
以下、相手側コネクタ70の構造について説明する。
図2及び図11を参照すると、相手側コネクタ70は、樹脂等の絶縁体からなる相手側ハウジング72と、金属等の導電体からなる2つの相手側コンタクト782,784とを備えている。相手側コンタクト782,784は、相手側ハウジング72に保持されており、且つ、相手側ケーブル80に接続されている。
図2に示されるように、相手側ハウジング72は、相手側嵌合部74と、相手側ロック部742と、4つの被ガイド部746とを有している。相手側ロック部742及び被ガイド部746の夫々は、相手側嵌合部74に設けられている。詳しくは、本実施の形態において、相手側嵌合部74は、X方向に延びる円筒形状を有しており、相手側ロック部742及び被ガイド部746の夫々は、相手側嵌合部74の外周面から円筒の径方向に突出している。但し、本発明は、これに限られず、相手側嵌合部74は、円筒形状以外の形状を有していてもよい。例えば、相手側嵌合部74は、X方向に延びる角筒形状を有していてもよい。
相手側ロック部742は、X方向と直交する上下方向(Z方向)において、相手側嵌合部74の外周面から上方(+Z方向)に突出している。相手側ロック部742の前面(+X側の面)は、X方向と直交する垂直面であり、後面(−X側の面)は、X方向と斜交する斜面である。被ガイド部746の夫々は、X方向に沿って延びている。
図1及び図2から理解されるように、コネクタ10が相手側コネクタ70と嵌合した嵌合状態において、相手側嵌合部74は、相手側ロック部742及び被ガイド部746と共に、コネクタ10の内部に挿入されている。
以下、コネクタ10の構造について説明する。
図3、図4及び図11を参照すると、コネクタ10は、金属等の導電体からなる2つのコンタクト122,124と、ハウジング20と、樹脂等の絶縁体からなるスライダ50とを備えている。後述するように、本実施の形態のハウジング20は、樹脂等の絶縁体からなる主部材30と、樹脂等の絶縁体からなる副部材40とを組み合わせて形成されている。換言すれば、ハウジング20は、主部材30と、副部材40とを備えている。但し、本発明は、これに限られない。例えば、ハウジング20は、単一の部材であってもよいし、3つ以上の部材を組み合わせて形成されていてもよい。
図11を参照すると、コンタクト122,124は、ハウジング20に保持されており、且つ、ケーブル60(図4参照)に接続されている。詳しくは、ハウジング20の主部材30は、コンタクト122,124及びケーブル60を保持している。コンタクト122,124は、主部材30の内部においてケーブル60に接続されている。
図3及び図4に示されるように、ハウジング20の主部材30は、基部32と、嵌合部34と、取付部36とを有している。基部32は、ケーブル60が延びる方向に長く延びている。換言すれば、基部32の長手方向は、ケーブル60が延びる方向と一致している。本実施の形態における基部32の長手方向は、Z方向である。取付部36は、基部32の長手方向における一端に位置しており、基部32から前方に突出している。嵌合部34は、取付部36の前端(+X側の端)から前方に突出している。
ハウジング20の副部材40は、主部材30の嵌合部34と対応する形状を有している。より具体的には、本実施の形態における嵌合部34及び副部材40の夫々は、全体として、X方向に延びる円筒形状を有している。X方向と直交する直交平面(YZ平面)において、副部材40は、嵌合部34よりも大きい。図1、図3及び図4から理解されるように、副部材40は、YZ平面において嵌合部34及び取付部36を囲むようにして主部材30に取り付けられている。即ち、副部材40は、主部材30の前側(+X側)に取付けられている。
図3から図5までに示されるように、ハウジング20の副部材40は、周壁部42と、ロック支持部46と、被取付部48とを有している。被取付部48は、全体として円筒形状を有しており、副部材40の後端(−X側の端)近傍に位置している。周壁部42は、全体として半円筒形状を有しており、被取付部48から前方に延びている。ロック支持部46は、全体として、僅かに弧状に曲がった板形状を有している。ロック支持部46は、周壁部42に支持されており、周壁部42の上方に位置している。
図3及び図4を参照すると、スライダ50は、ハウジング20の副部材40と対応する形状を有している。より具体的には、本実施の形態のスライダ50は、全体として、X方向に延びる円筒形状を有している。YZ平面において、スライダ50は、副部材40よりも大きい。スライダ50は、YZ平面において副部材40を囲むようにして、前方から副部材40に取り付けられている。
図6及び図10に示されるように、スライダ50には、ばね片58が形成されている。ばね片58は、板状の部位であり弾性変形可能である。ばね片58は、スライダ50の下端(−Z側の端)に位置しており、概ねXY平面上を延びている。ばね片58には、挿入孔582が形成されている。挿入孔582は、ばね片58をZ方向に貫通している。
図10及び図12に示されるように、ハウジング20の副部材40には、挿入突起428が形成されている。挿入突起428は、挿入孔582に挿入されており、これにより副部材40からのスライダ50の抜け落ちが防止されている。詳しくは、スライダ50が前方に向かって移動すると、挿入孔582のX方向と直交する後側内壁面が挿入突起428のX方向と直交する後面と突き当たり、スライダ50は停止する。また、図8を併せて参照すると、スライダ50は、ハウジング20の主部材30の基部32を超えて後方(−X方向)に移動できない。
図10及び図12を参照すると、挿入孔582のX方向におけるサイズは、挿入突起428のX方向におけるサイズよりも僅かに大きい。スライダ50は、挿入突起428が挿入孔582の内部を移動することにより、挿入孔582の後側内壁面によって規定される前方位置(図1及び図7から図13までに示される位置)と、主部材30の基部32の前面によって規定される後方位置(図14から図16までに示される位置)との間を、X方向に沿って移動可能である。換言すれば、スライダ50は、X方向に移動可能となるように、ハウジング20に取り付けられている。
図4を参照すると、ハウジング20の副部材40の周壁部42には、2つのガイド溝422が設けられている。ガイド溝422の夫々は、周壁部42の内周面に形成されている。ガイド溝422の夫々は、周壁部42の径方向に凹んでおり、X方向に沿って延びている。図2及び図4を参照すると、2つのガイド溝422は、相手側コネクタ70の被ガイド部746のうちの下側(−Z側)の2つと夫々対応しており、相手側コネクタ70の相手側嵌合部74をコネクタ10の内部に挿入する際に、この2つの被ガイド部746を夫々ガイドする。但し、本発明は、これに限られず、ガイド溝422及び被ガイド部746は、必要に応じて設ければよい。
図11を参照すると、嵌合状態において、相手側コネクタ70の相手側嵌合部74は、コネクタ10の嵌合部34と嵌合する。詳しくは、嵌合状態において、相手側嵌合部74は、嵌合部34を内部に収容しつつ、副部材40の内部に収容されている。換言すれば、嵌合状態において、相手側嵌合部74は、副部材40と嵌合部34との間に挿入されている。この構造から理解されるように、嵌合部34及び副部材40の夫々は、相手側嵌合部74と対応した形状を有していればよい。例えば、相手側嵌合部74が角筒形状を有している場合、嵌合部34及び副部材40の夫々は、角筒形状を有していてもよい。
嵌合状態において、コンタクト122,124は、相手側コネクタ70の相手側コンタクト782,784と夫々接続され、これによりケーブル60(図1参照)は、相手側ケーブル80(図1参照)と電気的に接続される。
以下、コネクタ10と相手側コネクタ70との嵌合状態を維持するための構造について詳しく説明する。まず、嵌合状態をロックするロック機構について説明する。
図5を参照すると、ハウジング20の副部材40のロック支持部46は、板状部462と、2つのばね部466とを有している。板状部462は、Z方向に沿って見たとき、矩形の板形状を有している。ばね部466の夫々は、曲げを有している。詳しくは、ばね部466の夫々は、X方向に沿って直線状に延びる部位(直線部)と、直線部の前端から周壁部42まで直線部と交差して延びる部位と、直線部の後端から板状部462の後端まで直線部と交差して延びる部位とを有している。即ち、ばね部466の夫々は、板状部462に接続された第1端466Fと、ハウジング20のうちの板状部462以外の部位(周壁部42)に接続された第2端466Sとを有している。ばね部466の夫々の第1端466F及び第2端466Sは、X方向において互いに異なる位置にある。
ロック支持部46は、上述の構造を有しており、弾性変形可能である。特に、本実施の形態のロック支持部46は、バネ性の高い2つのばね部466の第2端466Sのみによって周壁部42に接続されており弾性変形し易い。但し、本発明は、これに限られず、ロック支持部46は、様々な形状に形成できる。
図5及び図12を参照すると、ロック支持部46は、受容部472を有している。受容部472は、ロック支持部46に形成された孔である。受容部472は、Z方向に沿って見たとき、矩形形状を有しており、ロック支持部46をZ方向に貫通している。受容部472の前側内壁面には、ロック部474が設けられている。即ち、ハウジング20は、ロック部474を有している。ロック部474は、X方向と直交する垂直面である。ロック部474は、ロック支持部46の弾性変形に伴って、主としてZ方向において移動する。
図12を参照すると、嵌合状態において、相手側コネクタ70の相手側ロック部742は、受容部472に受容され、ロック部474は、相手側ロック部742の前方に位置する。このとき、コネクタ10を後方に引くと、相手側ロック部742のX方向と直交する前面は、X方向と直交するロック部474に突き当たる。このため、コネクタ10は、相手側コネクタ70から抜去できない。換言すれば、ロック部474は、相手側ロック部742をロックしている。このときのロック部474の位置をロック位置という。即ち、嵌合状態において、ロック部474は、ロック位置に位置して、相手側コネクタ70の相手側ロック部742をロックする。
前述したように、本実施の形態において、受容部472は、ロック支持部46に形成された孔であり、受容部472の前側内壁面は、ロック部474として機能する。但し、本発明は、これに限られない。例えば、受容部472は、嵌合状態において相手側ロック部742を少なくとも部分的に受容してロックできる限り、ロック支持部46に形成された凹みであってもよい。詳しくは、受容部472は、X方向と直交する直交方向(Z方向)において上方に凹んでいてもよい。
図6に示されるように、スライダ50には、収容孔528が形成されている。収容孔528は、スライダ50の上端部(+Z側の部位)をZ方向に貫通している。図9及び図12を参照すると、ロック支持部46の板状部462の前側の部位は、受容部472を含めて、収容孔528に収容されている。このため、ロック部474は、収容孔528の内部に位置しており、収容孔528の内部において移動可能である。
図6に示されるように、スライダ50は、ロック解除部52を有している。ロック解除部52は、収容孔528の前方に位置している。ロック解除部52は、被押圧斜面524を有している。換言すれば、スライダ50には、被押圧斜面524が形成されている。被押圧斜面524は、ロック解除部52の後面であり、後方及び下方(−Z方向)に向かって傾斜した斜面である。被押圧斜面524を直交方向(Z方向)に沿って見たとき、被押圧斜面524は、U字形状を有している。
図12を参照すると、ロック支持部46の前端には、押圧斜面478が形成されている。押圧斜面478は、被押圧斜面524と対応するように傾斜している。詳しくは、押圧斜面478は、ロック支持部46の板状部462の前端面であり、後方及び下方に向かって傾斜した斜面である。押圧斜面478は、板状部462のY方向における両側の間を連続的に延びている。図9を併せて参照すると、スライダ50が前方位置(図9及び図12に示される位置)にあるときに、押圧斜面478のY方向における両側部分は、被押圧斜面524のY方向における両側部分に接触するか又は僅かに離れて真上に位置している。
図6及び図12を参照すると、スライダ50には、通過溝522が形成されている。通過溝522は、ロック解除部52をX方向に貫通しており、ロック解除部52の前方及び後方に開口している。詳しくは、通過溝522の前側の部位は、ロック解除部52をX方向に貫通する孔である。通過溝522の後側(−X側)の部位は、ロック解除部52に形成された凹みであり、X方向に延びつつ、被押圧斜面524から下方に凹んでいる。通過溝522の後端は、X方向において被押圧斜面524の後端と同じ位置にあり、且つ、X方向において収容孔528に繋がっている。被押圧斜面524は、通過溝522の後端を起点として、前方及び上方に向かって傾斜している。
図12を参照すると、通過溝522のYZ平面におけるサイズは、相手側コネクタ70の相手側ロック部742のYZ平面におけるサイズよりも大きい。このように形成された通過溝522は、X方向に沿った相手側ロック部742の移動を許容する。より具体的には、コネクタ10と相手側コネクタ70との嵌合過程において、相手側ロック部742は、通過溝522を通過する。その後、相手側ロック部742の傾斜した後面は、ロック支持部46の押圧斜面478と接触する。押圧斜面478は、相手側ロック部742の後面によって押圧されて上方に移動し、相手側ロック部742は、収容孔528に収容された受容部472の内部に位置する。このとき、相手側ロック部742は、ロック位置に位置したロック部474によってロックされる。
図12を参照すると、ロック部474がロック位置にあるとき、押圧斜面478と被押圧斜面524とは、X方向において部分的に対向している。スライダ50を後方に移動すると、押圧斜面478は、被押圧斜面524と面接触する。図12及び図16を参照すると、スライダ50を後方に移動し続けると、押圧斜面478は、被押圧斜面524の上をスライドする。このとき、ロック支持部46は、弾性変形し、ロック部474は、上方に移動する。図16を参照すると、ロック部474が所定距離だけ上方に移動したとき、相手側ロック部742は、ロック部474に突き当たることなく前方に移動できる。換言すれば、相手側ロック部742は、ロック解除される。このときのロック部474の位置をロック解除位置という。
以上の説明から理解されるように、嵌合状態において、スライダ50をX方向と平行な解除方向(後方:−X方向)に移動すると、ロック解除部52は、ロック部474をロック位置からロック解除位置まで移動させて相手側ロック部742をロック解除する。このとき、コネクタ10を後方に引くと、コネクタ10を相手側コネクタ70から抜去できる。図12及び図16から理解されるように、ロック支持部46は、ロック部474を、ロック位置とロック解除位置との間で移動可能となるように支持している。換言すれば、ロック部474は、ロック位置とロック解除位置との間を移動可能となるように支持されている。
上述のように、スライダ50を解除方向(−X方向)に移動操作することで、嵌合状態のロックを解除できる。本実施の形態における解除方向は、X方向において後方に向かう方向である。但し、本発明は、これに限られない。例えば、コネクタ10を、スライダ50の前方移動によって嵌合状態のロックが解除されるように構成することも可能である。換言すれば、解除方向は、前方に向かう方向であってもよい。
図11及び図12を参照すると、後述するように、嵌合状態におけるスライダ50の後方移動は規制されており、これにより嵌合状態は確実に維持されている。即ち、コネクタ10は、嵌合状態をロックするロック機構に加えて、解除方向(−X方向)に沿ったスライダ50の移動を規制して嵌合状態を確実に維持する移動規制機構を備えている。以下、移動規制機構について説明する。
図5及び図11を参照すると、ハウジング20の副部材40の周壁部42には、2つの操作支持部44が設けられている。操作支持部44は、周壁部42のY方向における両側に夫々位置している。操作支持部44の夫々には、解除操作部442と、規制部444と、解除斜面448とが設けられている。即ち、ハウジング20は、2つの操作支持部44を有しており、且つ、解除操作部442、規制部444及び解除斜面448からなる組を2つ有している。
操作支持部44の夫々は、X方向に沿って延びており、弾性変形可能である。詳しくは、本実施の形態の操作支持部44は、後端において周壁部42に繋がっており、周壁部42に片持ち梁状に支持されている。即ち、本実施の形態の操作支持部44において、後端は固定端であり、前端は自由端である。解除操作部442、規制部444及び解除斜面448は、操作支持部44の弾性変形に伴って、主としてY方向に移動する。換言すれば、操作支持部44は、解除操作部442、規制部444及び解除斜面448の夫々を、主としてY方向に移動可能に支持している。
本実施の形態によれば、解除操作部442は、X方向において、操作支持部44の中間部よりも前端に近い位置に位置しており、操作支持部44からY方向外側に突出している。規制部444は、操作支持部44の前端面であり、解除操作部442が弾性変形していないとき、X方向と直交する垂直面である。解除斜面448は、X方向及びY方向の双方に対して斜交し且つZ方向と平行な平面である。解除斜面448は、操作支持部44の前端面のY方向外側の角を面取りして形成されている。従って、解除斜面448は、規制部444のY方向外側に位置している。
図6及び図11を参照すると、スライダ50は、2つの通過孔56と、2つの被規制部562とを有している。2つの通過孔56は、スライダ50のY方向における両側に夫々形成されている。通過孔56の夫々は、スライダ50をY方向に貫通している。2つの被規制部562は、2つの通過孔56に夫々対応して設けられている。被規制部562の夫々は、対応する通過孔56の前側内壁面であり、X方向と直交する垂直面である。
図7及び図11を参照すると、2つの通過孔56は、ハウジング20の2つの操作支持部44と夫々対応するように設けられている。操作支持部44の夫々の解除操作部442は、対応する通過孔56の内部に位置しており、スライダ50の外部に露出している。従って、解除操作部442は、コネクタ10の外部から操作可能である。
図11を参照すると、スライダ50の被規制部562は、ハウジング20の規制部444と夫々対応するように配置されている。より具体的には、嵌合状態において、規制部444の夫々は、対応する被規制部562から僅かに後方に離れており、且つ、対応する被規制部562と解除方向(−X方向)に対向している。この配置により、規制部444は、スライダ50の解除方向に沿った移動を規制している。詳しくは、スライダ50を解除方向に移動させると、被規制部562は、規制部444に夫々突き当たり、スライダ50は停止する。このときの規制部444の位置(図11に示された位置)を規制位置という。即ち、規制部444は、規制位置にあるとき、被規制部562と解除方向において対向している。
本実施の形態によれば、2つの被規制部562がスライダ50のY方向における両側に夫々位置しており、且つ、2つの規制部444が、被規制部562と夫々対向している。この配置により、規制部444は、スライダ50の解除方向への移動をより確実に規制している。但し、本発明は、これに限られない。例えば、スライダ50は、被規制部562を1つのみ有していてもよい。この場合、ハウジング20は、1つの規制部444及び1つの解除操作部442が設けられた操作支持部44を、1つのみ有していればよい。
図11及び図13を参照すると、ハウジング20の解除操作部442は、操作支持部44の後端(固定端)を支点として移動可能である。即ち、解除操作部442は、X方向と交差する操作方向に沿って移動するように操作可能である。本実施の形態における解除操作部442の操作方向は、操作支持部44の固定端を中心とする回転方向であり、X方向と斜交している。但し、本発明は、これに限られない。例えば、操作方向は、X方向と直交するY方向であってもよい。
解除操作部442は、操作方向におけるコネクタ10の内側に向かって押圧操作されると、規制部444を、操作方向に沿ってコネクタ10の内側に向かって規制解除位置(図13に示された位置)まで移動させる。
図13を参照すると、規制部444の夫々は、規制解除位置にあるとき、対応する被規制部562と解除方向(−X方向)において対向していない。従って、スライダ50は、被規制部562を規制部444に突き当てることなく解除方向に移動できる。即ち、操作方向におけるコネクタ10の内側に向かって押圧操作された解除操作部442は、規制部444によるスライダ50の移動規制を解除する。本実施の形態において、操作支持部44は、規制部444を、解除操作部442の移動に伴って規制位置と規制解除位置との間で移動するように支持している。
図14から図16までを参照すると、解除操作部442の押圧操作によってスライダ50の移動規制を解除した後、スライダ50を解除方向(−X方向)に移動させると、前述したように、相手側コネクタ70の相手側ロック部742をロック解除できる。解除操作部442の押圧操作は、コネクタ10の内側に向けての押圧操作であるため、押圧操作と同時にスライダ50を保持できる。即ち、解除操作部442の押圧操作によってスライダ50を保持し、解除操作部442を挟んだ指を解除方向にスライドさせつつ保持したスライダ50を解除方向に移動させるという一連のスムーズな操作によって相手側ロック部742をロック解除できる。上述のように、本実施の形態によるコネクタ10は、コネクタ10を相手側コネクタ70から抜去する際の操作性を向上できる。
図7を参照すると、本実施の形態によれば、解除操作部442の夫々は、X方向において、スライダ50の前端50Fと後端50Rとの間に位置している。更に、図13を参照すると、2つの規制部444に夫々対応する2つの解除操作部442が、スライダ50のY方向における両側に夫々位置している。このため、例えば2本の指によって2つの解除操作部442を挟むと、解除操作部442の押圧操作と同時にスライダ50を保持できる。即ち、本実施の形態によれば、スライダ50を操作し易い。但し、本発明は、これに限られない。例えば、解除操作部442の夫々は、スライダ50の後端50Rよりも多少後方に位置していてもよい。
図16を参照すると、スライダ50を解除方向(−X方向)に移動して相手側コネクタ70の相手側ロック部742をロック解除したとき、ハウジング20のロック支持部46は、弾性変形しており、押圧斜面478をスライダ50の被押圧斜面524に押し付けている。即ち、押圧斜面478は、被押圧斜面524に対して前方に向かう力を加えている。図15を併せて参照すると、この状態で、コネクタ10を相手側コネクタ70から抜去して、解除操作部442の押圧操作を止めると、スライダ50は、押圧斜面478から受ける前方に向かう力によって前方に移動する。
図16を参照すると、スライダ50が前方に移動するにつれて、ロック支持部46は、弾性変形していない初期状態に近づく。このため、スライダ50が前方に移動するにつれて、押圧斜面478が被押圧斜面524に加える前方に向かう力は弱くなる。一方、図13を併せて参照すると、スライダ50は、前方に移動すると、操作支持部44の解除斜面448からも前方に向かう力を受ける。
詳しくは、図13及び図15を参照すると、スライダ50が前方に移動するにつれて、被規制部562のY方向内側の縁は、操作支持部44のY方向外側の面上をスライドしつつ、解除斜面448に近づく。解除斜面448は、操作方向において規制部444の外側に位置しており、スライダ50が前方に移動すると、被規制部562のY方向内側の縁と接触する。このとき、解除斜面448は、操作支持部44の復元力に起因する力を、被規制部562の縁に加える。この結果、スライダ50は、解除斜面448からも前方に向かう力を受けて、更に前方に移動する。
図15及び図16を参照すると、本実施の形態によれば、解除方向(−X方向)に移動させたスライダ50は、解除操作部442の押圧操作を止めるだけで、押圧斜面478及び解除斜面448から受ける力によって初期位置(図1及び図7から図12までに示される位置)に戻る。特に、本実施の形態のスライダ50は、2つの解除斜面448から力を受けるため、より確実に初期位置に戻る。
以下、ハウジング20の主部材30と副部材40とを互いに組み合わせるための構造について説明する。
図4を参照すると、主部材30の取付部36は、X方向と平行な仮想軸AXPを中心軸とする円筒形状を有している。主部材30の取付部36には、複数の突起38が形成されている。突起38は、取付部36の外周面に設けられており、仮想軸AXPの周方向において等間隔に並んでいる。詳しくは、仮想軸AXPの周方向において隣り合う2つの突起38は、仮想軸AXPの周方向において中心角(所定角度)CAだけ離れている。この所定角度CAは、360°/N(Nは突起38の数)である。即ち、突起38は、仮想軸AXPの周方向において所定角度CAだけ互いに離れるようにして配置されている。
突起38の夫々は、取付部36の外周面から、仮想軸AXPの径方向外側に突出している。突起38の夫々は、前面と、後面とを有している。突起38の前面は、X方向と斜交する斜面である。突起38の後面は、X方向と直交する垂直面であり、後述するように、主対向部386として機能する。即ち、主部材30は、複数の主対向部386を有している。
図5に示されるように、副部材40の被取付部48は、全体として、X方向と平行な仮想軸AXSを中心軸とする円筒形状を有している。副部材40の被取付部48には、2つの凹部482と、複数の受容溝488とが形成されている。凹部482及び受容溝488は、被取付部48の内周面に設けられており、仮想軸AXSの周方向に並んでいる。
被取付部48は、2つの分割溝484によって、2つの部位(第1部位48F及び第2部位48S)に分割されている。第1部位48Fは、第2部位48Sよりもかなり大きい。詳しくは、第1部位48Fは、部分的に切り欠かれた円筒形状を有しており、2つの凹部482と、多数の受容溝488とが形成されている。一方、第2部位48Sは、3つの受容溝488が形成された小片である。
本実施の形態において、凹部482の夫々は、仮想軸AXSの径方向において被取付部48を貫通する孔である。凹部482の夫々は、後側内壁面を有している。凹部482の後側内壁面は、X方向と直交する垂直面であり、後述するように、副対向部486として機能する。即ち、副部材40は、2つの副対向部486を有している。上述したように、本実施の形態の凹部482の夫々は孔である。但し、本発明は、これに限られない。例えば、凹部482の夫々は、副対向部486として機能する部位を有している限り、被取付部48の内周面に形成された凹みであってもよい。
受容溝488の夫々は、被取付部48の内周面に形成された凹みである。受容溝488の夫々は、X方向に延びており、被取付部48の後端において開口している。仮想軸AXSの周方向において凹部482や分割溝484を介さずに隣り合う2つの受容溝488は、仮想軸AXSの周方向において中心角(所定角度)CAだけ離れている。仮想軸AXSの周方向における受容溝488のサイズは、仮想軸AXP(図4参照)の周方向における突起38(図4参照)のサイズよりも僅かに大きい。
図4及び図5を参照すると、主部材30を、仮想軸AXPが仮想軸AXSと一致し、且つ、突起38のうちの任意の1つが受容溝488のうちのいずれか1つの真後ろに位置するようにして、副部材40の後方に配置すると、突起38の夫々は、凹部482の真後ろか、又は、受容溝488や分割溝484等の空間の真後ろに位置する。このとき、凹部482の真後ろに位置する突起38の主対向部386を、第1主対向部386Fといい、第1主対向部386F以外の主対向部386を、第2主対向部386Sという。即ち、主対向部386は、凹部482との位置関係に応じて、第1主対向部386Fと第2主対向部386Sとに分かれている。
主部材30を、上述のように副部材40の後方に配置した後に前方に移動すると、取付部36が被取付部48の内部に受容される。受容の過程において、第1主対向部386Fを有する突起38の傾斜した前面は、第1部位48Fの後端に突き当たる。第1主対向部386Fを有する突起38は、第1部位48Fを弾性変形させて仮想軸AXSの径方向に広げつつ、前方に移動して凹部482に受容される。第2主対向部386Sを有する突起38は、受容溝488や分割溝484等の空間に受容される。ハウジング20における主部材30と副部材40とは、上述のようにして組み合わされている。
図11を参照すると、ハウジング20において、第1主対向部386Fの夫々は、凹部482のうちのいずれか1つに受容されている。従って、第1主対向部386Fの夫々は、X方向において、副対向部486のうちのいずれか1つの前方に位置して対向している。第1主対向部386Fと副対向部486との対向により、主部材30からの副部材40の抜け落ちが防止されている。
図12を参照すると、ハウジング20において、第2主対向部386Sの夫々は、X方向において、副対向部486のいずれとも対向していない。一方、第2主対向部386Sの夫々は、分割溝484(図5参照)等の受容溝488以外の空間に受容された第2主対向部386Sを除き、受容溝488のいずれか1つに受容されている。第2主対向部386Sを有する突起38が受容溝488に受容されることで、主部材30に対する副部材40の回転が防止されている。
図1、図4及び図5を参照すると、本実施の形態において、副部材40は、ケーブル60が下方に延びるように配置された主部材30に対して、ロック支持部46が副部材40の上側に位置するようにして取り付けられている。換言すれば、主部材30は、ロック支持部46が上側に位置する副部材40に対して、ケーブル60が下方に延びるようにして取り付けられている。但し、本実施の形態によれば、主部材30に等間隔で並ぶ突起38が設けられており、且つ、副部材40に突起38に対応する凹部482及び受容溝488が設けられているため、主部材30は、副部材40に対して様々な角度で取り付け可能である。例えば、主部材30は、ロック支持部46が上側に位置する副部材40に対して、ケーブル60がY方向に延びるようにして取り付け可能である。
詳しくは、主部材30と副部材40とを組み合わせる際、互いに一致させた仮想軸AXP及び仮想軸AXSの周方向において、主部材30に対する副部材40の相対的な角度をN通り(Nは突起38の数)に変更できる。本実施の形態における突起38は、仮想軸AXPの周方向において所定角度CAだけ互いに離れるようにして配置されているため、ケーブル60の引き出し方向は、所定角度CAの整数倍の角度でN通りに調整できる。
本実施の形態は、既に説明した変形例に加えて、更に様々に変形可能である。
図17を参照すると、本実施の形態の変形例によるコネクタ10Aは、コネクタ10(図1参照)と同様に、X方向において前方に位置している相手側コネクタ70Aと、X方向に沿って嵌合可能である。また、コネクタ10Aは、相手側コネクタ70AからX方向に沿って抜去可能である。
図18を図2と比較すると、相手側コネクタ70Aは、被ガイド部746の数が4つではなく2つであることを除き、相手側コネクタ70と同じ構造を有している。
図18を図3と比較すると、コネクタ10Aは、コネクタ10のハウジング20及びスライダ50と夫々少し異なるハウジング20A及びスライダ50Aを備えていることを除き、コネクタ10と同じ構造を有している。コネクタ10Aのハウジング20Aは、コネクタ10のハウジング20と同じ主部材30を備えている一方、ハウジング20の副部材40と少し異なる副部材40Aを備えている。即ち、コネクタ10Aにおいてコネクタ10と相違する部材は、樹脂等の絶縁体から夫々なる副部材40A及びスライダ50Aのみである。以下、この相違点を中心に説明する。
図19を図5と比較すると、ハウジング20Aの副部材40Aは、副部材40と同じロック支持部46を有している一方、副部材40の周壁部42及び被取付部48と夫々異なる周壁部42A及び被取付部48Aを有している。周壁部42Aには、2つの操作支持部44に代えて2つの通過孔44Aと2つの張出部442Aとが形成されており、且つ、規制部444と異なる2つの規制部444Aが設けられている。この点を除き、周壁部42Aは、周壁部42と同じ構造を有している。
図19及び図23を参照すると、2つの通過孔44Aは、周壁部42AのY方向における両側に夫々設けられている。通過孔44Aの夫々は、周壁部42Aの後端近傍に位置しており、周壁部42AをY方向に貫通している。2つの張出部442Aは、通過孔44Aに夫々対応するように設けられている。より具体的には、張出部442Aは、対応する通過孔44Aの後方においてY方向外側に張り出している。規制部444Aの夫々は、張出部442Aの前面であり、X方向において、対応する通過孔44Aの後方に位置している。規制部444Aの夫々は、X方向と直交する垂直面であり、通過孔44AからY方向外側に突出している。
図18及び図20を図6と比較すると、スライダ50Aには、2つの通過孔56が形成されていない。一方、スライダ50Aは、2つの操作支持部54Aを有している。この点を除き、スライダ50Aは、スライダ50と同じ構造を有している。
図20及び図23を参照すると、2つの操作支持部54Aは、スライダ50AのY方向における両側に夫々位置している。操作支持部54Aの夫々には、解除操作部542Aと、被規制部544Aと、解除斜面548Aとが設けられている。即ち、スライダ50Aは、解除操作部542A、被規制部544A及び解除斜面548Aからなる組を2つ有している。
操作支持部54Aの夫々は、X方向に沿って延びており、弾性変形可能である。詳しくは、本変形例の操作支持部54Aは、前端においてスライダ50Aの前端部に繋がっており、且つ、片持ち梁状に支持されている。即ち、本変形例の操作支持部54Aにおいて、前端は固定端であり、後端は自由端である。
解除操作部542A、被規制部544A及び解除斜面548Aは、操作支持部54Aの弾性変形に伴って、主としてY方向に移動する。詳しくは、解除操作部542Aは、操作支持部54Aの前端(固定端)を支点として移動可能である。即ち、解除操作部542Aは、X方向と交差する操作方向(操作支持部54Aの固定端を中心とする回転方向)に沿って移動するように操作可能である。解除操作部542Aの操作方向に沿った移動に伴って、被規制部544A及び解除斜面548Aの夫々は、操作方向に沿って移動する。換言すれば、操作支持部54Aは、解除操作部542A、被規制部544A及び解除斜面548Aの夫々を、操作方向に移動可能に支持している。
本変形例によれば、解除操作部542Aは、X方向において、操作支持部54Aの中間部よりも後端に近い位置に位置しており、操作支持部54AからY方向外側に突出している。被規制部544Aは、解除操作部542Aの後端面であり、解除操作部542Aが弾性変形していないとき、X方向と直交する垂直面である。解除斜面548Aは、X方向及びY方向の双方に対して斜交し且つZ方向と平行な平面である。解除斜面548Aは、操作支持部54Aの後端面のY方向外側の角を面取りして形成されている。従って、解除斜面548Aは、Y方向及び操作方向において、被規制部544Aの外側に位置している。
図21及び図23を参照すると、ハウジング20Aの2つの通過孔44Aは、スライダ50Aの2つの操作支持部54Aと夫々対応するように設けられている。操作支持部54Aの夫々において、被規制部544Aを含む後端部のY方向内側の部位は、対応する通過孔44Aの内部に位置している。被規制部544Aは、対応する通過孔44Aの内部に向かって、操作方向に沿って移動可能である。
図23を参照すると、スライダ50Aの被規制部544Aは、ハウジング20Aの規制部444Aと夫々対応するように配置されている。より具体的には、嵌合状態において、規制部444Aの夫々は、対応する被規制部544Aから僅かに後方に離れており、且つ、対応する被規制部544Aと解除方向(−X方向)に対向している。この配置により、規制部444Aは、スライダ50Aの解除方向に沿った移動を規制している。このときの被規制部544Aの位置(図23に示された位置)を規制位置という。即ち、被規制部544Aは、規制位置にあるとき、規制部444Aと解除方向において対向している。
図23及び図25を参照すると、解除操作部542Aは、操作方向におけるコネクタ10Aの内側に向かって押圧操作されると、被規制部544Aを、操作方向に沿ってコネクタ10Aの内側に向かって規制解除位置(図25に示された位置)まで移動させる。
図25を参照すると、被規制部544Aの夫々は、規制解除位置にあるとき、対応する規制部444Aと解除方向(−X方向)において対向していない。従って、スライダ50Aは、被規制部544Aを規制部444Aに突き当てることなく解除方向に移動できる。即ち、操作方向におけるコネクタ10Aの内側に向かって押圧操作された解除操作部542Aは、規制部444Aによるスライダ50Aの移動規制を解除する。本変形例において、操作支持部54Aは、被規制部544Aを、解除操作部542Aの移動に伴って規制位置と規制解除位置との間で移動するように支持している。
図22及び図24を参照すると、相手側コネクタ70Aの相手側ロック部742は、嵌合状態において、ハウジング20Aのロック部474によってロックされている。図26から図28までを参照すると、解除操作部542Aの押圧操作によってスライダ50Aの移動規制を解除した後、スライダ50Aを解除方向(−X方向)に移動させると、相手側ロック部742をロック解除できる。解除操作部542Aの押圧操作は、コネクタ10Aの内側に向けての押圧操作であるため、押圧操作と同時にスライダ50Aを保持できる。即ち、解除操作部542Aの押圧操作によってスライダ50Aを保持し、保持したスライダ50Aを解除操作部542Aと共に解除方向に移動させるという一連のスムーズな操作によって相手側ロック部742をロック解除できる。
本変形例によっても、コネクタ10Aを相手側コネクタ70Aから抜去する際の操作性を向上できる。図21を参照すると、コネクタ10Aにおいても、解除操作部542Aの夫々は、X方向において、スライダ50Aの前端50Fと後端50Rとの間に位置している。図7及び図21を参照すると、このため、スライダ50Aは、スライダ50と同様に操作し易い。加えて、コネクタ10Aの解除操作部542Aは、スライダ50Aに設けられている。図1及び図17を参照すると、スライダ50Aは、解除操作部442がハウジング20に設けられたコネクタ10のスライダ50に比べて、更に操作し易い。
図28を参照すると、スライダ50Aを解除方向(−X方向)に移動して相手側コネクタ70Aの相手側ロック部742をロック解除したとき、ハウジング20Aのロック支持部46は、弾性変形しており、押圧斜面478をスライダ50Aの被押圧斜面524に押し付けている。図27を併せて参照すると、この状態で、コネクタ10Aを相手側コネクタ70Aから抜去して、解除操作部542Aの押圧操作を止めると、スライダ50Aは、押圧斜面478から受ける前方に向かう力によって前方に移動する。
図25及び図27を参照すると、スライダ50Aが前方に移動するにつれて、規制部444AのY方向内側の縁は、操作支持部54Aの後端部のY方向外側の面上をスライドしつつ、解除斜面548Aに近づく。解除斜面548Aは、操作方向において被規制部544Aの外側に位置しており、スライダ50Aが前方に移動すると、規制部444AのY方向内側の縁と接触する。このとき、解除斜面548Aは、操作支持部54Aの復元力に起因する力を、規制部444Aの縁に加え、これにより、解除斜面548Aは、規制部444Aの縁から反力を受ける。この結果、スライダ50Aは、解除斜面548Aにおいても前方に向かう力を受けて、更に前方に移動する。
図27及び図28を参照すると、本変形例によれば、解除方向(−X方向)に移動させたスライダ50Aは、解除操作部542Aの押圧操作を止めるだけで、被押圧斜面524及び解除斜面548Aが受ける力によって初期位置(図17及び図21から図24までに示される位置)に戻る。特に、本変形例のスライダ50Aは、2つの解除斜面548Aにおいて力を受けるため、より確実に初期位置に戻る。
図18及び図19を図5と比べると、本変形例による副部材40Aの被取付部48Aは、副部材40の被取付部48と同様に、全体として、X方向と平行な仮想軸AXSを中心軸とする円筒形状を有しており、被取付部48と同様に機能する。但し、被取付部48Aにおける凹部482及び受容溝488の配置は、被取付部48と異なっている。以下、この相違点を中心に説明する。
図18及び図19を参照すると、被取付部48Aには、2つではなく1つの凹部482と、複数の受容溝488とが形成されている。凹部482及び受容溝488は、被取付部48Aの内周面に設けられており、仮想軸AXSの周方向において並んでいる。
図18を参照すると、被取付部48Aは、2つの分割溝484によって、第1部位48AF及び第2部位48ASに分割されている。図5を併せて参照すると、第1部位48AF及び第2部位48ASは、被取付部48の第1部位48F及び第2部位48Sと夫々同様な形状を有している。但し、第1部位48AFには、複数の受容溝488のみが形成されており、第2部位48ASには、1つの凹部482のみが形成されている。図18を参照すると、凹部482は、仮想軸AXSの径方向において被取付部48Aを貫通する孔であり、副対向部486として機能する後側内壁面を有している。
図4、図18及び図19を参照すると、主部材30を、仮想軸AXPが仮想軸AXSと一致し、且つ、突起38のうちの任意の1つが受容溝488のうちのいずれか1つの真後ろに位置するようにして、副部材40Aの後方に配置すると、突起38の主対向部386は、凹部482の真後ろに位置する第1主対向部386Fと、受容溝488や分割溝484等の空間の真後ろに位置する第2主対向部386Sとに分かれる。
主部材30を、上述のように副部材40Aの後方に配置した後に前方に移動すると、取付部36が被取付部48Aの内部に受容される。受容の過程において、第1主対向部386Fを有する突起38の傾斜した前面は、第2部位48ASの後端に突き当たる。第1主対向部386Fを有する突起38は、第2部位48ASを弾性変形させて仮想軸AXSの径方向に移動させつつ、前方に移動して凹部482に受容される。第2主対向部386Sを有する突起38は、受容溝488や分割溝484等の空間に受容される。ハウジング20Aにおける主部材30と副部材40Aとは、上述のようにして組み合わされている。
本変形例によれば、第1主対向部386Fの夫々は、凹部482に受容されており、X方向において、副対向部486の前方に位置して対向している。第1主対向部386Fと副対向部486との対向により、主部材30からの副部材40Aの抜け落ちが防止されている。また、第2主対向部386Sの夫々は、X方向において、副対向部486のいずれとも対向しておらず、分割溝484等の受容溝488以外の空間に受容された第2主対向部386Sを除き、受容溝488のいずれか1つに受容されている。第2主対向部386Sを有する突起38が受容溝488に受容されることで、主部材30に対する副部材40Aの回転が防止されている。
本変形例における突起38は、前述した実施の形態と同様に、仮想軸AXPの周方向において所定角度CAだけ互いに離れるようにして配置されている。従って、ケーブル60の引き出し方向は、所定角度CAの整数倍の角度でN通り(Nは突起38の数)に調整できる。
上述した実施の形態及び変形例は、更に様々に変形可能である。以下、変形例のいくつかについて説明する。
図11及び図23を参照すると、コネクタ10の規制部444及びコネクタ10Aの規制部444Aは、ハウジング20及びハウジング20Aに夫々設けられている。但し、規制部は、ハウジング以外の部材に設けられていてもよい。
コネクタ10の解除操作部442は、ハウジング20に設けられており、コネクタ10Aの解除操作部542Aは、スライダ50Aに設けられている。但し、解除操作部は、ハウジングやスライダ以外の部材に設けられていてもよい。
図9及び図22を参照すると、被押圧斜面524をZ方向に沿って見たとき、被押圧斜面524は、U字形状以外の形状を有していてもよい。例えば、被押圧斜面524をZ方向に沿って見たとき、被押圧斜面524は、L字形状を有していてもよい。より具体的には、図12及び図24を併せて参照すると、通過溝522の全体が、ロック解除部52に設けられた凹みであり、被押圧斜面524から下方に凹んでいてもよい。この場合、被押圧斜面524は、Y方向において通過溝522の両側に夫々位置する2つの斜面からなる。この2つの斜面の夫々は、Z方向に沿って見たとき、L字形状を有している。
図5及び図18を参照すると、被取付部48及び被取付部48Aの夫々には、少なくとも1つの凹部482が形成されていればよい。即ち、副部材40及び副部材40Aの夫々は、少なくとも1つの副対向部486を有していればよい。また、図4を併せて参照すると、凹部482に受容される突起38の数は、特に限定されない。但し、主部材30からの抜け落ちを確実に防止するという観点からは、凹部482は2つ以上設けることが好ましく、凹部482に受容される突起38の数は、2以上であることが好ましい。
10,10A コネクタ
122,124 コンタクト
20,20A ハウジング
30 主部材
32 基部
34 嵌合部
36 取付部
38 突起
386 主対向部
386F 第1主対向部
386S 第2主対向部
40,40A 副部材
42,42A 周壁部
422 ガイド溝
428 挿入突起
44 操作支持部
44A 通過孔
442 解除操作部
442A 張出部
444,444A 規制部
448 解除斜面
46 ロック支持部
462 板状部
466 ばね部
466F 第1端
466S 第2端
472 受容部
474 ロック部
478 押圧斜面
48,48A 被取付部
48F,48AF 第1部位
48S,48AS 第2部位
482 凹部
484 分割溝
486 副対向部
488 受容溝
50,50A スライダ
50F 前端
50R 後端
52 ロック解除部
522 通過溝
524 被押圧斜面
528 収容孔
54A 操作支持部
542A 解除操作部
544A 被規制部
548A 解除斜面
56 通過孔
562 被規制部
58 ばね片
582 挿入孔
AXP,AXS 仮想軸
60 ケーブル
70,70A 相手側コネクタ
72 相手側ハウジング
74 相手側嵌合部
742 相手側ロック部
746 被ガイド部
782,784 相手側コンタクト
80 相手側ケーブル

Claims (15)

  1. 相手側ロック部を有しており且つ前後方向において前方に位置している相手側コネクタと、前記前後方向に沿って嵌合可能なコネクタであって、
    前記コネクタは、コンタクトと、ハウジングと、スライダと、規制部と、解除操作部とを備えており、
    前記コンタクトは、前記ハウジングに保持されており、
    前記ハウジングは、ロック部を有しており、
    前記ロック部は、ロック位置とロック解除位置との間を移動可能となるように支持されており、
    前記コネクタが前記相手側コネクタと嵌合した嵌合状態において、前記ロック部は、前記ロック位置に位置して、前記相手側コネクタの前記相手側ロック部をロックし、
    前記スライダは、前記前後方向に移動可能となるように、前記ハウジングに取り付けられており、
    前記スライダは、ロック解除部と、被規制部とを有しており、
    前記嵌合状態において、前記スライダを前記前後方向と平行な解除方向に移動すると、前記ロック解除部は、前記ロック部を前記ロック位置から前記ロック解除位置まで移動させて前記相手側ロック部をロック解除し、
    前記嵌合状態において、前記規制部は、前記被規制部と前記解除方向に対向して、前記スライダの前記解除方向への移動を規制しており、
    前記解除操作部は、前記前後方向と交差する操作方向における前記コネクタの内側に向かって押圧操作されると、前記規制部及び前記被規制部のうちの少なくとも一方を移動させて、前記規制部による前記スライダの移動規制を解除する
    コネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタであって、
    前記解除操作部は、前記前後方向において、前記スライダの前端と後端との間に位置している
    コネクタ。
  3. 請求項1又は請求項2記載のコネクタであって、
    前記解除方向は、前記前後方向において後方に向かう方向である
    コネクタ。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載のコネクタであって、
    前記規制部及び前記解除操作部の夫々は、前記ハウジングに設けられている
    コネクタ。
  5. 請求項4記載のコネクタであって、
    前記ハウジングは、操作支持部を有しており、
    前記操作支持部は、弾性変形可能であり、
    前記操作支持部は、前記解除操作部を移動可能に支持しており、且つ、前記規制部を、前記解除操作部の移動に伴って規制位置と規制解除位置との間で移動するように支持しており、
    前記規制部は、前記規制位置にあるとき、前記被規制部と前記解除方向において対向しており、前記規制解除位置にあるとき、前記被規制部と前記解除方向において対向していない
    コネクタ。
  6. 請求項5記載のコネクタであって、
    前記ハウジングは、解除斜面を有しており、
    前記解除斜面は、前記操作支持部に支持されており、且つ、前記操作方向において、前記規制部の外側に位置している
    コネクタ。
  7. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載のコネクタであって、
    前記規制部は、前記ハウジングに設けられており、
    前記解除操作部は、前記スライダに設けられている
    コネクタ。
  8. 請求項7記載のコネクタであって、
    前記スライダは、操作支持部を有しており、
    前記操作支持部は、弾性変形可能であり、
    前記操作支持部は、前記解除操作部を移動可能に支持しており、且つ、前記被規制部を、前記解除操作部の移動に伴って規制位置と規制解除位置との間で移動するように支持しており、
    前記被規制部は、前記規制位置にあるとき、前記規制部と前記解除方向において対向しており、前記規制解除位置にあるとき、前記規制部と前記解除方向において対向していない
    コネクタ。
  9. 請求項8記載のコネクタであって、
    前記スライダは、解除斜面を有しており、
    前記解除斜面は、前記操作支持部に支持されており、且つ、前記操作方向において、前記被規制部の外側に位置している
    コネクタ。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれかに記載のコネクタであって、
    前記ハウジングは、ロック支持部を有しており、
    前記ロック支持部は、弾性変形可能であり、前記ロック部を、前記ロック位置と前記ロック解除位置との間で移動可能となるように支持している
    コネクタ。
  11. 請求項10記載のコネクタであって、
    前記ロック支持部は、受容部を有しており、
    前記受容部は、前記前後方向と直交する直交方向において凹んでおり、前記嵌合状態において、前記相手側ロック部を少なくとも部分的に受容し、
    前記受容部の前側内壁面は、前記ロック部として機能し、
    前記ロック支持部の前端には、押圧斜面が形成されており、
    前記スライダには、通過溝と、被押圧斜面とが形成されており、
    前記通過溝は、前記前後方向に沿った前記相手側ロック部の移動を許容し、
    前記被押圧斜面を前記直交方向に沿って見たとき、前記被押圧斜面は、L字形状又はU字形状を有しており、
    前記通過溝の後端は、前記前後方向において、前記被押圧斜面の後端と同じ位置にある
    コネクタ。
  12. 請求項11記載のコネクタであって、
    前記ロック部が前記ロック位置にあるとき、前記押圧斜面と前記被押圧斜面とは、前記前後方向において部分的に対向している
    コネクタ。
  13. 請求項10から請求項12までのいずれかに記載のコネクタであって、
    前記ロック支持部は、板状部と、2つのばね部とを有しており、
    前記ばね部の夫々は、曲げを有しており、且つ、前記板状部に接続された第1端と、前記ハウジングのうちの前記板状部以外の部位に接続された第2端とを有しており、
    前記ばね部の夫々の前記第1端及び前記第2端は、前記前後方向において互いに異なる位置にある
    コネクタ。
  14. 請求項1から請求項13までのいずれかに記載のコネクタであって、
    前記ハウジングは、主部材と、副部材とを備えており、
    前記主部材は、前記コンタクトを保持しており、且つ、複数の主対向部を有しており、
    前記副部材は、前記主部材の前側に取付けられており、且つ、少なくとも1つの副対向部を有しており、
    前記主対向部は、第1主対向部と第2主対向部とに分かれており、
    前記第1主対向部の夫々は、前記前後方向において、前記副対向部のうちのいずれか1つの前方に位置して対向しており、
    前記第2主対向部の夫々は、前記前後方向において、前記副対向部のいずれとも対向していない
    コネクタ。
  15. 請求項14記載のコネクタであって、
    前記主部材には、複数の突起が形成されており、
    前記突起の夫々は、後面を有しており、
    前記突起の前記後面は、前記主対向部として機能し、
    前記副部材は、被取付部を有しており、
    前記被取付部には、少なくとも1つの凹部が形成されており、
    前記凹部の夫々は、後側内壁面を有しており、
    前記後側内壁面は、前記副対向部として機能し、
    前記第1主対向部の夫々は、前記凹部のうちのいずれか1つに受容されている
    コネクタ。
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