JP6632794B2 - 入力ノードから出力ノードに結合される負荷に電力を供給するためのシステム - Google Patents

入力ノードから出力ノードに結合される負荷に電力を供給するためのシステム Download PDF

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Description

この出願は、2013年7月12日に提出され、ここに引用により援用される、「複数のスイッチを用いる突入制御(INRUSH CONTROL WITH MULTIPLE SWITCHES)」と題される、米国暫定特許出願第61/845,491号の優先権を主張する。
技術分野
この開示は、一般に、電気システムにおいて突入電流および障害電流を制限するための回路に関する。特に、この開示は、複数のスイッチを並列に動作させて高電力システムにおいて突入電流および障害電流を制限する態様を呈示する。
背景技術
ホットスワップ回路は電力を入力源から負荷に制御および保護された態様で与える。そのようなコントローラの1つの機能は、電力が最初に与えられるときまたは電源電圧が突然増大する場合に、電源から負荷、特に負荷容量への突入電流を制限することである。別の機能は、負荷があまりにも多くの電流を引こうとする場合、たとえば、負荷に短絡がある場合に、電流を制限することである。
図1は、電流を制限するために制御回路系とともに電流検知抵抗器102(RS1)と直列に単一のMOSFET100(Q1)を用いる従来のホットスワップ回路を示す。多数のそのような回路が市場で入手可能である。電流を制限するとき、電流制限増幅器104は、MOSFETゲート対ソース電圧を調整して、電流検知抵抗器102にかかる電圧およびしたがってMOSFET100を通る電流を制限する。電流制限増幅器104は、電流検知抵抗器102における電流を表す電圧を、電圧源106によって生成された電圧VLIMITと比較して、検知された電流が電圧VLIMITによって確立された最大値を超えるときに出力電流を低減するようにMOSFET100のゲートを制御する。電流源108は、ゲート電圧を引上げるために設けられる。トランジスタ110は、ホットスワップ回路をオンまたはオフにするために設けられる。
この間、MOSFET100を通る電圧および電流は両方とも大きくあり得、結果として高電力散逸がMOSFET100にもたらされる。この電力散逸が持続する場合、MOSFET100は、損傷を引起す温度に達し得る。MOSFET製造業者は、MOSFET電圧、電流および時間上の安全限界を、安全動作領域(SOA)と呼ばれる曲線として呈示する。一般に、タイマ回路112が、MOSFETが電流制限において動作する最大時間をセットする。タイマ回路112は、電流制限増幅器104のステータスピンに結合され、電流制限増幅器104が電流を制限し始める時間の瞬間を検出する。タイマ回路112によってセットされた遅延期間が切れると、MOSFET100はオフにされ、それを過熱から保護する。負荷は電力を失い、ホットスワップコントローラは、障害が生じたことを示すことになる。
しばしば、高電力ホットスワップ適用例は、大きなバイパスキャパシタ126(C)を負荷にわたって帯電することを必要とする。MOSFET100上のストレスを低減するために、バイパスキャパシタ126が帯電されるまで、負荷はオフに保持されてもよい。容量のための小さな充電電流は、MOSFET100における電力を十分に低く維持して、温度における危険な上昇を防ぐ。充電電流を低減する1つの方法は、MOSFETゲートと接地との間に結合されるキャパシタ125を用いて、ゲートピンの電圧スルーレートを制限することである。ゲート電圧は、電流源108からの一般に10〜50μAの範囲の電流によって引上げられる。MOSFET100は負荷容量を帯電させる一方でソースフォロワとして作用する。別の方法は、電流制限増幅器104を用いて、負荷容量を帯電させる電流を設定する。いずれの方法も、起動期間がMOSFET100のSOA内に留まるように突入電流を下げることが可能である。充電が終了されると、ホットスワップコントローラは、電力経路がオンである(PATH_ON)であることを示す出力を与えて、十分な電流が負荷に利用可能であることを示すことが可能である。スイッチのオン状態は、その制御信号を監視することによって判断することが可能である。MOSFETスイッチ100の場合、たとえば、これは、ヒステリシス比較器118が、MOSFET100のゲート対ソース電圧を、電圧源116によってMOSFET閾値電圧より充分上、たとえば4.5Vで生成された閾値電圧と比較する状態で、行うことが可能である。
ホットスワップスイッチ自体は、システムにおいて電力損失の源である抵抗を有する。MOSFETスイッチにおいては、この抵抗はオン抵抗と呼ばれる。大きな負荷電流を伴う高電力システムは、このオン抵抗のために著しい電力損失を有する。しばしば、図2に示されるように、従来の高電流ホットスワップ回路は、単一のMOSFETを用いて利用不可能な低オン抵抗を達成するために並列に配置されたいくつかのMOSFET200、203(Q1およびQ2)を用いる。図2におけるホットスワップ回路は、図1におけるそれぞれの要素に類似した電流および電力制御回路系要素202、204、206、208、210、212、216、218、225、226を用いる。
高電力レベルでは、ホットスワップスイッチとして働くように十分なSOA能力および十分に低いオン抵抗の両方を伴うMOSFETを見出すのは困難である。高いSOA能力は、電力を散逸させることが可能であるMOSFETにおけるダイ領域の量に強く関連付けられる。最も最新のMOSFET製造はダイ領域およびオン抵抗の両方を低減することに注目し、そのこともSOA能力を低下させる。高いSOAを伴うMOSFETプロセスは、一般的に、単位ダイ領域当たり、高いオン抵抗を有する。逆に、低いSOAを伴うMOSFETSは、単位面積当たり、低いオン抵抗を有する傾向がある。高電力適用例の場合、単一のMOSFETにおいて必要なSOAを達成することは、多くの場合、実際的でも経済的でもない。
複数のMOSFETを並列に用いることは、組み合わされたオン抵抗を低減するが、必ずしもSOAを増大しない。並列のMOSFETが電流を十分に共有するのは、それらのチャネルが十分に増強されるときであり、なぜならば、MOSFETオン抵抗は正の温度係数を有するからである。しかしながら、電流を制限すると、並列のMOSFETは、通常、高いドレイン対ソース電圧で飽和状態で動作する。それらは電流を十分に共有せず、なぜならば、それらの閾値電圧は一致せず、負の温度係数を有するからである。これは、最低の閾値電圧を伴うMOSFETが他のMOSFETより多くの電流を通すことを許す。このMOSFETが加熱するにつれ、その閾値電圧はさらに落ち、さらにより多くの電流を通す傾向がある。したがって、負荷電流のすべてが単一のMOSFETによって伝えられるかもしれない。この理由のため、並列のMOSFETの群が電流を制限するよう動作するとき、それらには、単一のMOSFETのSOAを有するようにしか頼ることができない。
すべての負荷が起動および突入中にオフにされ得るわけではない。ゲートキャパシタは、負荷容量への突入電流を制限する。しかしながら、それは、抵抗型負荷または抵抗性障害に流れる電流を負荷にわたって制限しない。このさらなる電流は、MOSFETスイッチにかけられるストレスを増大し、必要とされるSOAを増大する。
したがって、上に論じられた欠点を克服するように複数のスイッチを制御するための突入電流制御回路系および方法を開発することが望ましい。
開示の概要
この開示は、入力ノードから出力ノードに結合される負荷に電力を供給するための新規なシステムを呈示する。
この開示の1つの局面によれば、このシステムは、入力ノードと出力ノードとの間に結合される第1および第2のスイッチと、第1のスイッチの出力を制限するように第1のスイッチを制御するために構成される第1の制限回路と、第2のスイッチの出力を制限するように第2のスイッチを制御するために構成される第2の制限回路とを含む。第2の制限回路は第1の制限回路から独立して動作するよう構成される。たとえば、第1の制限回路は第1のスイッチを通る電流を制限してもよく、第2の制限回路は、第2のスイッチを通る電流を制限してもよい。論理回路は第1および第2のステータス信号に応答して出力信号を生成するよう設けられる。第1のステータス信号は、第1の制限回路が第1のスイッチの出力を制限していることを示し、第2のステータス信号は、第2の電流制限回路が第2のスイッチの出力を制限していることを示す。論理回路は、第1のステータス信号および第2のステータス信号の両方を受けた後に出力信号を生成する。
論理回路の出力信号に応答するタイマ回路が、遅延期間の終了後に障害状態を示してもよい。
第1の電流検知要素が第1のスイッチにおける電流を検知するために配置されてもよく、第2の電流検知要素が第2のスイッチにおける電流を検知するために設けられてもよい。
第1の制限回路は、第1の検知要素によって検知された電流に応答してもよく、第2の制限回路は、第2の検知要素によって検知された電流に応答してもよい。
システムは、さらに、入力ノードと出力ノードとの間に与えられる電力経路がオンにされることを示す経路オン信号を生成するための指示回路を有してもよい。指示回路は、第1のスイッチはオン状態であることを検出するための第1の検出回路と、第2のスイッチはオン状態であることを検出するための第2の検出回路とを含んでもよい。
指示回路は、第1および第2のスイッチの両方がオン状態であるとき、または第1および第2のスイッチの一方がオン状態であり、第1および第2のスイッチの他方と関連付けられる電流制限回路が電流制限モードにあるときに、経路オン信号を生成するために構成されてもよい。
例示的な実施例においては、第1のスイッチは入力ノードと出力ノードとの間に結合されてもよく、第2のスイッチは入力ノードと出力ノードと間において第1のスイッチに並列に結合されてもよい。第1および第2のスイッチは同時にオンまたはオフにされてもよい。第1および第2のスイッチの両方は、遅延期間の終了後にオフにされてもよい。
この開示の別の局面によれば、入力ノードから出力ノードに結合される負荷に電力を供給するためのシステムは、入力ノードと出力ノードとの間に結合される第1および第2のスイッチと、第1のスイッチを通って流れる電流を第1の値に制限するように第1のスイッチを制御するために構成される第1の電流制限回路と、第2のスイッチを通って流れる電流を第1の値より大きい第2の値に制限するように第2のスイッチを制御するために構成される第2の電流制限回路とを含む。
第1のスイッチがオンにされるとき、第2のスイッチはオフ状態で維持されてもよく、第2のスイッチは、第1のスイッチはオン状態であることを示す信号に応答してオンにされてもよい。第2のスイッチは、第1のスイッチの付近の負荷電流のために低抵抗経路を与えるよう構成されてもよい。
第1のスイッチにおける電流を検知するために第1の電流検知要素が設けられてもよく、第2のスイッチにおける電流を検知するために第2の電流検知要素が設けられてもよい。第1の電流検知要素の感度は、第2の電流検知要素の感度より大きくてもよく、その場合、電流検知要素は検知抵抗器であってもよく、感度はそれぞれの抵抗器の電気抵抗に対応してもよい。第1の電流制限回路は、第1の検知要素によって検知された電流に応答してもよく、第2の電流制限回路は、第2の検知要素によって検知された電流に応答してもよい。
システムは、さらに、タイマ回路を含み、タイマ回路は、第1の電流制限回路が電流制限モードにおいて第1のスイッチを通る電流を制限するよう動作を開始することを示す第1のステータス信号に応答して第1の遅延期間を開始するよう構成される第1のタイマと、第2の電流制限回路が電流制限モードにおいて第2のスイッチを通る電流を制限するよう動作を開始することを示す第2のステータス信号に応答して第2の遅延期間を開始するよう構成される第2のタイマとを含む。第1の遅延期間は第2の遅延期間より長くてもよい。タイマ回路は第1の遅延期間または第2の遅延期間の終了後に障害状態を示すよう構成されてもよい。
指示回路は、第2のスイッチがオン状態であるとき、第1のスイッチの状態を検出せずに、経路オン信号を生成するよう構成されてもよい。
この開示のさらなる局面によれば、入力ノードから出力ノードに結合される負荷に電力を供給するためのシステムは、入力ノードと出力ノードとの間に結合される第1および第2のスイッチを含み、第1のスイッチは第2のスイッチより多くの電力を散逸するよう構成される。単一の制限回路が、第2のスイッチの出力を制御せずに、第1のスイッチの出力を制限するように第1のスイッチを制御するために構成されてもよい。たとえば、単一の制限回路は、第2のスイッチがオフにされるとき第1のスイッチを通る電流を制限するように第1のスイッチを制御するために構成されてもよい。
第1のスイッチがオンにされるとき、第2のスイッチはオフ状態で維持されてもよく、第2のスイッチは、第1のスイッチがオン状態であり、第2のスイッチにかかる電圧が閾値レベル未満であるときに、オンにされてもよい。第2のスイッチは、第1のスイッチの付近の負荷電流のために低抵抗経路を与えるよう構成されてもよい。第2のスイッチは、第2のスイッチにかかる電圧が閾値レベルを超えるとき、第1のスイッチのゲート対ソース電圧が閾値レベルより下に下がるとき、または第1のスイッチがオフにされるときに、オフにされてもよい。
指示回路は、第1のスイッチがオン状態であるとき、第2のスイッチの状態を検出せずに、経路オン信号を生成するよう構成されてもよい。
この開示のさらなる利点および局面は、当業者には、この開示の実施例が、単にこの開示の実施のために企図された最良のモードの例示により、示され記載される、以下の詳細な記載から容易に明らかになる。記載されるように、この開示は他のおよび異なる実施例が可能であり、そのいくつかの詳細は、さまざまな明らかな点において、すべてこの開示の精神から逸脱せずに、修正の余地がある。したがって、図面および記載は本質において例示的であり、限定的でないと見なされる。
図面の簡単な記載
この開示の実施例の以下の詳細な記載は、図面との関連で読まれたとき、最もよく理解され得、図面においては、特徴は、必ずしも尺度決めされるようには描かれず、関係のある特徴を最も良く示すように描かれる。
従来のホットスワップコントローラを示す図である。 従来のホットスワップコントローラを示す図である。 この開示に従うホットスワップコントローラの第1の例示的な実施例を示す図である。 この開示に従うホットスワップコントローラの第2の例示的な実施例を示す図である。 この開示に従うホットスワップコントローラの第3の例示的な実施例を示す図である。
実施例の詳細な開示
この開示は、複数のMOSFETを制御するための別個の制御回路を与える。そのような制御は、複数のMOSFETが、並列に同時に動作されるか、または、段階的に、段階間に時間遅延を伴って起動されることを可能にする。これは、それらMOSFET上の加熱ストレスが、複数のMOSFETにわたって、同時にまたは時間において分離されて、拡散されることを可能にする。
この開示によれば、各スイッチに対する別個の制御回路は、電力散逸をスイッチ間で拡散することが可能である。各スイッチのSOA能力はより効率的に用いられる。スイッチを異なる時間にオンにすることは、異なるMOSFETが、起動突入中、入力電圧段突入中、および、負荷電流がオンにされるときに、用いられることを可能にする。これらの異なる動作モードのために最適化されたMOSFETは、すべての動作モードを扱うよう必要とされるMOSFETより費用が低くなり得る。
この開示は、図3、図4および図5に呈示されたホットスワップコントローラの具体的な例を用いてなされる。しかしながら、この開示は、負荷に電力を供給するための任意のスイッチング回路に適用可能である。
図3は、2つのMOSFET300および302が同時に並列に動作するホットスワップコントローラの例示的な実施例を示す。各MOSFET300および302は、それぞれの電流検知抵抗器301および303、ならびにそれぞれの電流制限増幅器304および305を用いて、独立して制御される。電流検知抵抗器301は、MOSFET300を表す正のノードSENSE+1と負のノードSENSE−1との間に結合され、電流検知抵抗器303は、MOSFET302を表す正のノードSENSE+2と負のノードSENSE−2との間に結合される。電流制限増幅器304および305の各々は、それぞれの抵抗器301および303で検知される電流がそれぞれの電圧源306および307によって与えられたVLIMIT電圧によって規定された最大電流値を超えるとき、MOSFET300および302の出力で電流を制限するように、それぞれのMOSFET300および302のゲートを他方の増幅器から独立して制御する。電流源308および309は、それぞれ、MOSFET300および302のゲート電圧を引上げるように電流を与える。トランジスタ310および311はそれぞれのMOSFET300および302をオンおよびオフにするために設けられる。
電流制限増幅器304および305のステータス出力でそれぞれ生成された信号LIMITING1およびLIMITING2は、過電流障害状態を示すために遅延期間をセットするタイマ312に供給される出力信号を生成するANDゲート313のそれぞれの入力に供給される。
電流を制限するとき、電流制限増幅器304および305によって与えられる独立したゲート制御は、電流およびストレスを、MOSFET300と302との間において、それらの閾値電圧または温度におけるいかなる不整合にもかかわらず、正確に分割する。したがって、所与の負荷電力に関して、2つの、より小さい、より費用がかからないMOSFETを用いることが可能である。基板抵抗、増幅器オフセットおよび不整合の影響は、電流制限増幅器304および305の一方に、電流を第2の電流制限増幅器よりも低いレベルに制限させ得る。第2の電流制限増幅器と関連付けられるMOSFETは十分にオンにとどまり、ドレイン対ソース電圧(VDS)を両方のMOSFET300および302に対して低く保持するので、どちらのMOSFETもこの状態において著しい加熱を受けないことになる。スイッチ300および302の組み合わされたインピーダンスは依然として低く、負荷は動作し続けてもよい。
両方のMOSFET300および302が電流を制限し始めた点にまで負荷電流が増大するときにのみ、VDSおよび散逸される電力は増大し始め、MOSFETSが保護のために遮断されることを必要とする。ANDゲート313のため、タイマ312は、LIMITING1信号およびLIMITING2信号の両方が生成されるときにのみ、つまり電流増幅器304および305の両方が電流を制限するよう動作しているとき、起動される。タイマ312によって確立された遅延期間が切れると、過電流障害信号を生成して、両方のMOSFET300および302はOFFにされるであるべきであることを示す。
さらに、図3におけるホットスワップ回路系は十分な電流が負荷に利用可能なことを示すように電力経路がオンであることを示す信号PATH_ONを生成するための回路を含んでもよい。この回路は、閾値電圧源316、317、ヒステリシス比較器318、319、ANDゲート320、321、322、およびORゲート323を含む。比較器318は、いつMOSFET300のゲート対ソース電圧が電圧源316によって生成された閾値電圧を超えるかを監視し、比較器319は、いつMOSFET302のゲート対ソース電圧が電圧源317によって生成された閾値電圧を超えるかを示す。両方の閾値電圧は、MOSFET閾値電圧より充分上に、たとえば4.5Vに設定されてもよい。
ANDゲート320の一方の入力は比較器318の出力信号を受け、ANDゲート320の他方の入力はLIMITING2信号を供給される。ANDゲート321は比較器318および319の出力信号を供給される。ANDゲート322の一方の入力は比較器319の出力信号を受け、一方、ANDゲート322の他方の入力はLIMITING1信号を供給される。ANDゲート320、321および322の出力は、ORゲート323のそれぞれの入力に結合される。その結果、ORゲート323は、両方のMOSFETが十分にオンであるときか、またはMOSFETの一方が十分にオンであり他方のMOSFETが電流制限モードで動作する場合のいずれかで、PATH_ON信号をアサートする。PATH_ON信号はローになるのは、MOSFET300および302のいずれかがオフにされる場合である。さらに、図3は、バイパスキャパシタ326が負荷において与えられるのを示す。
突入電流が低いレベルに制限されることが可能である適用例においては、並列のMOSFETS400および402を伴うホットスワップコントローラの例示的な実施例を呈示する図4で示されるように、並列のMOSFETを段階的に動作させることが可能である。MOSFET400はMOSFET402より少ない電力を散逸してもよい。特に、MOSFET400は、起動MOSFETとして動作して、負荷が低電流状態で保持されながら負荷電圧を上げて負荷容量426を帯電させる。これは、MOSFET400が、高いオン抵抗、小さい電流制限、および低いSOAを有することを可能にする。したがって、MOSFET400は小さく安価になり得る。以下に論じられるように、MOSFET402は、起動MOSFET400が十分にオンにされた後においてのみオンにされるシャントMOSFETとして動作する。
図4におけるホットスワップコントローラは電流検知抵抗器401および403ならびにそれぞれの電流制限増幅器404および405を含む。電流検知抵抗器401は、MOSFET400を通る電流の測定を可能にするように正のノードSENSE+1と負のノードSENSE−1との間に結合され、電流検知抵抗器403は、MOSFET402を通る電流の測定を可能にするように正のノードSENSE+2と負のノードSENSE−2との間に結合される。MOSFET400をMOSFET402より小さな電流制限で動作させるように、電流検知抵抗器401は電流検知抵抗器403の抵抗よりはるかに高い抵抗を有してもよい。
電流制限増幅器404および405は、それぞれの抵抗器401および403で検知される電流がそれぞれのVLIMIT源406および407によって規定された最大電流値を超えるとき、MOSFET400および402の出力で電流を制限するように、それぞれのMOSFET400および402のゲートを制御する。電流源408および409は、それぞれ、MOSFET400および402のゲート電圧を引上げるように電流を与える。トランジスタ410および411はそれぞれのMOSFET400および402をオンおよびオフにするために制御される。
図4における回路は、さらに、タイマ412および414、ORゲート413、RSラッチ回路415、電圧源416および417、ヒステリシス比較器418および419を含んでもよい。ゲートキャパシタ425は、低い充電電流を得るよう、MOSFET400のゲートと接地との間に結合されてもよい。バイパス負荷キャパシタ426は負荷にわたって結合されてもよい。
電流制限増幅器404および405のステータス出力でそれぞれ生成された信号LIMITING1およびLIMITING2は、タイマ412および414に供給される。起動MOSFET400と関連付けられるタイマ412によって規定された遅延期間は、MOSFET402と関連付けられるタイマ414の遅延期間より長くてもよい。
起動MOSFET400が完全にオンにされた後、シャントMOSFET402はオンにされる。MOSFET400のゲート対ソース電圧が閾値電圧を超えたと判断することによって、MOSFET400がオンであることを比較器418が検出するまで、ラッチ回路415はMOSFET402をオフに保持する。シャントMOSFET402は、MOSFET400の付近の負荷電流のために低抵抗経路を与える。
シャントMOSFET402は、そのVDSが小さいときにオンにされるので、それは大きなSOAを必要としない。さらに、それは、そのより小さなSOAに対応して、タイマ414によって与えられるより短い遅延期間を必要としてもよい。2つのMOSFETS400および402で段階的に電力を与えることによって、両方のMOSFETのSOA要件は低減され、MOSFET400のオン抵抗要件はより大きくなり得る。電力経路がオンであることを示すPATH_ON信号は、シャントMOSFET402のゲート対ソース電圧が閾値電圧を超えたとき、比較器419によって生成され、低抵抗チャネルは十分にオンであり、負荷電流を支持することが可能であることを示す。
いくつかの適用例は、起動中でさえ、常にオンの負荷を有するか、またはホットスワップMOSFETにさらなるストレスをかける入力段および出力サージの対象となる。そのような場合、ホットスワップコントローラにおける並列のMOSFETは、MOSFETS500および502と、両方のMOSFET500および502によって共有される単一の検知抵抗器501と、MOSFET500の出力電流を検知抵抗器501にかかる電圧および電圧源506によって生成されたVLIMIT電圧に基づいて制限するようにMOSFET500のゲートを制御する単一の電流制限増幅器504とを含む、ホットスワップコントローラの例示的な実施例を呈示する図5で示されるように、段階的に動作させることが可能である。電流源508および509は、それぞれ、MOSFET500および502のゲート電圧を引上げるように電流を与える。トランジスタ510および511はそれぞれのMOSFET500および502をオンおよびオフにするために制御される。タイマ512は、タイマ512によってセットされた遅延期間が切れた後、過電流障害状態信号をアサートするように、電流制限増幅器504がいつ電流制限モードに入るかを検出するために、電流制限増幅器504に結合される。
図5におけるホットスワップコントローラは、さらに、MOSFET500のゲート対ソース電圧を電圧源516によって生成された閾値電圧に関して監視するヒステリシス比較器518を含む。PATH_ON信号を生成する比較器518の出力は、GATE1_OFF信号をORゲート521の入力に供給するインバータ520に結合される。ORゲート521の出力は、トランジスタ511のゲートを制御するORゲート522の入力に供給されるSTRESS信号を生成する。ORゲート522の他方の入力はMOSFET500をオンおよびオフにするOFF/ON#信号を与えられる。ヒステリシス比較器524は、MOSFET500および502のドレイン対ソース電圧を電圧源523によって生成された閾値電圧に関して監視し、STRESS信号を生成するORゲート521の入力に出力信号を供給する。
MOSFET500は、負荷容量526を帯電させて、負荷電圧を上げるために、ストレスMOSFETとして動作する。それは、負荷電流に対して、過渡現象中に、起動のような限定された継続期間および入力電圧における変更を与える。MOSFET500はMOSFET502より高い電力散逸を有する。MOSFET500は大きな電流および大きなVDSの両方を伴って動作し、高いSOA定格を有する。しかしながら、MOSFET500は、限定された継続期間過渡現象中にのみ負荷電流を支持するので、低いオン抵抗を必要としない。さらに、それは、タイマ512によって与えられる長い遅延時間を必要としてもよい。
MOSFET502は、状態が安定していて変化していないときに、MOSFET500の付近の負荷電流のために低抵抗経路を与えるよう、シャントMOSFETとして動作する。MOSFET502は、信号STRESSによってオフされて、VDSが電圧源523によって与えられる閾値電圧を超えるときはいつでも、またはMOSFET500のゲート対ソース電圧が電圧源516によって与えられる閾値電圧未満である場合、たとえば、MOSFET500が電流制限モードで動作するとき、それを保護する。電圧源523によって規定される閾値電圧はたとえば200mVに設定されてもよく、電圧源516の閾値電圧はたとえば4.5Vに設定されてもよい。
MOSFET502はSTRESS信号がローであるときにしかオンにされず、それは、MOSFET500は十分にオンにされ、VDSは電圧源523によって規定された閾値電圧未満であることを示す。したがって、MOSFET502は非常に低いオン抵抗を有することが可能である。MOSFET502が低いVDSでオンにされるので、それは大きなSOAを必要としない。MOSFET502は飽和状態では決して動作せず、したがって、いくつかの並列のMOSFETをMOSFET502の代りに用いて低いオン抵抗を達成してもよい。比較器528によって生成されるPATH_ON信号は、ストレスMOSFET500のオン状態から導き出される。MOSFET500がオンであるときはいつでも、負荷は電力を引くことを許される。
従って、この開示は、別々に制御される並列のMOSFETを用いてホットスワップコントローラのSOA性能を改善することを可能にする。
MOSFETのゲート対ソース電圧レベルを条件として用いて、ホットスワップコントローラにおけるスイッチがオンかどうかを判断してもよい。代替的に、MOSFETのドレイン対ソース電圧レベルを条件として用いて、ホットスワップコントローラにおけるスイッチがオンかどうかを判断してもよい。スイッチオン信号の組合せをPATH_ON信号の生成のために用いて、負荷電流がオンにされ得るかどうかを示してもよい。
2つのスイッチ経路が図3〜図5における例示的な実施例において示されるが、ホットスワップコントローラの構成はより多くの並列のスイッチ経路に拡張することが可能である。
さらに、1つの経路当たり単一のMOSFETスイッチが図3〜図5に示される。しかしながら、これらの経路の各々は複数のMOSFETスイッチを並列で用いてもよい。
加えて、N型MOSFETスイッチが呈示された例示的な実施例において示されるが、スイッチは、PMOSトランジスタ、バイポーラトランジスタ、IGBTまたはリレーのような他の装置とともに実現されてもよい。
さらに、図5における例示的な実施例に対するSTRESS信号は、ゲート対ソース電圧、ドレイン対ソース電圧を監視すること、またはSTRESS MOSFETにおける電流制限またはシャントMOSFET温度を検出することを、単独または組合せで行なうことによって生成されてもよい。
MOSFETがオンであるという指示は、そのゲート対ソース電圧またはそのドレイン対ソース電圧を単独または組合せで監視することによって、導き出すことが可能である。さらに、図3、図4および図5で呈示された別個のスイッチ制御回路は、例示的な実施例において示されるように、並列ではなく、直列に配置されたスイッチを制御するために用いられてもよい。
前述の記載はこの発明の局面を示し記載する。加えて、この開示は好ましい実施例のみを示し記載するが、しかし、前述のように、この発明は、さまざまな他の組合せ、修正および環境において用いることができ、上記の教示および/または関連する技術分野の技術または知識と相応して、ここに表現されるような発明の概念の範囲内において変更または修正が可能であることが理解される。
上に記載された実施例は、さらに、この発明を実施することの、知られている最良のモードについて説明するよう意図され、他の当業者が、この発明を、そのような、または他の実施例において、およびこの発明の特定の適用例または使用によって必要とされるさまざまな修正とともに利用することを可能にするよう意図される。したがって、この記載は、この発明をここに開示された形式に限定するようには意図されない。
300 MOSFET、301 電流検知抵抗器、302 MOSFET、303 電流検知抵抗器、304,305 電流制限増幅器、312 タイマ、313 ANDゲート、LIMITING1,LIMITING2 信号。

Claims (26)

  1. 入力ノードから出力ノードに結合される負荷に電力を供給するためのシステムであって、
    前記入力ノードと前記出力ノードとの間に結合される第1および第2のスイッチと、
    前記入力ノードと前記第1のスイッチとの間に接続され、前記第1のスイッチの出力電流を制限するように前記第1のスイッチを制御するために構成される第1の制限回路と、
    前記入力ノードと前記第2のスイッチとの間に接続され、前記第2のスイッチの出力電流を制限するように前記第1の制限回路と独立して前記第2のスイッチを制御するために構成される第2の制限回路と、
    前記第1の制限回路から出力され、前記第1のスイッチの出力電流が前記第1の制限回路によって制限されていることを示す第1のステータス信号に応答し、前記第2の制限回路から出力され、前記第2のスイッチの出力電流が前記第2の制限回路によって制限されていることを示す第2のステータス信号に応答する論理回路とを含み、
    前記論理回路は、前記第1のステータス信号および前記第2のステータス信号の両方を受けた後に出力信号を生成するよう構成される、システム。
  2. 前記第1の制限回路は前記第1のスイッチを通る電流を制限し、前記第2の制限回路は、前記第2のスイッチを通る電流を制限する、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記論理回路の出力信号に応答して、遅延期間の終了後に障害状態を示すためのタイマ回路をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記第1のスイッチにおける電流を検知するための第1の電流検知要素、および前記第2のスイッチにおける電流を検知するための第2の電流検知要素をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記第1の制限回路は、前記第1の電流検知要素によって検知された電流に応答し、前記第2の制限回路は、前記第2の電流検知要素によって検知された電流に応答する、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記入力ノードと前記出力ノードとの間に与えられる電力経路がオンにされることを示す経路オン信号を生成するための指示回路をさらに含み、前記指示回路は、
    前記第1のスイッチはオン状態であることを検出するための第1の検出回路と、
    前記第2のスイッチはオン状態であることを検出するための第2の検出回路とを含む、請求項5に記載のシステム。
  7. 前記指示回路は、前記第1および第2のスイッチの両方がオン状態であるとき、または前記第1および第2のスイッチの一方がオン状態であり、前記第1および第2のスイッチの他方と関連付けられる制限回路が対応のスイッチの出力を制限しているときに、前記経路オン信号を生成するために構成される、請求項6に記載のシステム。
  8. 前記第1のスイッチは前記入力ノードと前記出力ノードとの間に結合され、前記第2のスイッチは前記入力ノードと前記出力ノードと間において前記第1のスイッチに並列に結合される、請求項1に記載のシステム。
  9. 前記第1および第2のスイッチは同時にオンまたはオフにされる、請求項1に記載のシステム。
  10. 前記第1および第2のスイッチの両方は、前記遅延期間の終了後にオフにされる、請求項3に記載のシステム。
  11. 入力ノードから出力ノードに結合される負荷に電力を供給するためのシステムであって、
    前記入力ノードと前記出力ノードとの間に結合される第1および第2のスイッチと、
    前記入力ノードと前記第1のスイッチとの間に接続され、前記第1のスイッチを通って流れる電流を第1の値に制限するように前記第1のスイッチを制御するために構成される第1の電流制限回路と、
    前記入力ノードと前記第2のスイッチとの間に接続され、前記第2のスイッチを通って流れる電流を前記第1の値より大きい第2の値に制限するように前記第2のスイッチを制御するために構成される第2の電流制限回路と、
    前記第1の電流制限回路から出力され、前記第1のスイッチを通って流れる電流が前記第1の電流制限回路によって制限されていることを示す第1のステータス信号に応答し、前記第2の電流制限回路から出力され、前記第2のスイッチを通って流れる電流が前記第2の電流制限回路によって制限されていることを示す第2のステータス信号に応答する論理回路とを含み、
    前記論理回路は、前記第1のステータス信号および前記第2のステータス信号の両方を受けた後に出力信号を生成するよう構成される、システム。
  12. 前記第1のスイッチがオンにされるとき、前記第2のスイッチはオフ状態で維持され、前記第2のスイッチは、前記第1のスイッチはオン状態であることを示す信号に応答してオンにされる、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記第2のスイッチは、前記第1のスイッチの付近の負荷電流のために低抵抗経路を与えるよう構成される、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記第1のスイッチにおける電流を検知するための第1の電流検知要素、および前記第2のスイッチにおける電流を検知するための第2の電流検知要素をさらに含み、前記第1の電流検知要素の感度は、前記第2の電流検知要素の感度より大きい、請求項11に記載のシステム。
  15. 前記第1の電流制限回路は、前記第1の検知要素によって検知された電流に応答し、前記第2の電流制限回路は、前記第2の検知要素によって検知された電流に応答する、請求項14に記載のシステム。
  16. 前記第1の電流制限回路が電流制限モードにおいて前記第1のスイッチを通る電流を制限するよう動作を開始することを示す第1のステータス信号に応答して第1の遅延期間を開始するよう構成される第1のタイマと、
    前記第2の電流制限回路が電流制限モードにおいて前記第2のスイッチを通る電流を制限するよう動作を開始することを示す第2のステータス信号に応答して第2の遅延期間を開始するよう構成される第2のタイマとを含むタイマ回路をさらに含む、請求項11に記載のシステム。
  17. 前記タイマ回路は前記第1の遅延期間または前記第2の遅延期間の終了後に障害状態を示すよう構成される、請求項16に記載のシステム。
  18. 前記入力ノードと前記出力ノードとの間に与えられる電力経路がオンにされることを示す経路オン信号を生成するための指示回路をさらに含み、前記指示回路は、前記第2のスイッチがオン状態であるとき、 前記第1のスイッチの状態を検出せずに、前記経路オン信号を生成するよう構成される、請求項11に記載のシステム。
  19. 入力ノードから出力ノードに結合される負荷に電力を供給するためのシステムであって、
    前記入力ノードと前記出力ノードとの間に結合される第1および第2のスイッチを含み、前記第1のスイッチは、前記第2のスイッチより多くの電力を散逸するよう構成され、前記システムはさらに、
    前記入力ノードと前記第1のスイッチとの間に接続され、前記第2のスイッチの出力を制御せずに前記第1のスイッチの出力電流を制限するように前記第1のスイッチを制御する第1の制限回路と、
    前記入力ノードと前記第2のスイッチとの間に接続され、前記第2のスイッチの出力電流を制限するように前記第2のスイッチを制御する第2の制限回路と、
    前記第1の制限回路から出力され、前記第1のスイッチの出力電流が制限されていることを示す第1のステータス信号に応答し、前記第2の制限回路から出力され、前記第2のスイッチの出力電流が制限されていることを示す第2のステータス信号に応答す論理回路とを含み、
    前記論理回路は、前記第1のステータス信号および前記第2のステータス信号の両方を受けた後に出力信号を生成するよう構成される、システム。
  20. 前記第1の制限回路は、前記第2のスイッチがオフにされるとき前記第1のスイッチを通って流れる電流を制限するように前記第1のスイッチを制御するために構成される、請求項19に記載のシステム。
  21. 前記第1のスイッチがオンにされるとき、前記第2のスイッチはオフ状態で維持され、前記第2のスイッチは、前記第1のスイッチがオン状態であり、前記第2のスイッチにかかる電圧が閾値レベル未満であるときに、オンにされる、請求項19に記載のシステム。
  22. 前記第2のスイッチは、前記第1のスイッチの付近の負荷電流のために低抵抗経路を与えるよう構成される、請求項19に記載のシステム。
  23. 前記第2のスイッチは、前記第2のスイッチにかかる電圧が閾値レベルを超えるときにオフにされる、請求項19に記載のシステム。
  24. 前記第2のスイッチは、前記第1のスイッチのゲート対ソース電圧が閾値レベルより下に下がるときにオフにされる、請求項19に記載のシステム。
  25. 前記第2のスイッチは、前記第1のスイッチがオフにされるときにオフにされる、請求項19に記載のシステム。
  26. 前記入力ノードと前記出力ノードとの間に与えられる電力経路がオンにされることを示す経路オン信号を生成するための指示回路をさらに含み前記指示回路は、前記第1のスイッチがオン状態であるとき、前記第2のスイッチの状態を検出せずに、前記経路オン信号を生成するよう構成される、請求項19に記載のシステム。
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