JP6617018B2 - 作業機械 - Google Patents
作業機械 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6617018B2 JP6617018B2 JP2015248626A JP2015248626A JP6617018B2 JP 6617018 B2 JP6617018 B2 JP 6617018B2 JP 2015248626 A JP2015248626 A JP 2015248626A JP 2015248626 A JP2015248626 A JP 2015248626A JP 6617018 B2 JP6617018 B2 JP 6617018B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- storage chamber
- cooler
- engine
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Description
また、上記の構成によれば、ケーシングの幅方向において、冷却器がエンジンに重複しないように位置しており、第2収容室は、ケーシングの前後方向において、第1収容室よりも前方側に配置され、前記前後方向において、冷却器の後端部は、前記エンジンの前方側に位置する第1収容室の前端よりも後方側に位置している。そのため、冷却器が大きくなっても作業機械全体の前後方向の長さの増大を抑えることが可能である。
Δ=60Log10((100−17)/100)=4.9dB (1)
(1)
本実施形態の作業機械では、エンジン4が収容された第1収容室11とは異なる第2収容室12に冷却器5およびファン6が収容された構成において、これら2つの収容室を仕切る隔壁13には、開口14が形成され、当該開口14は当該開口14を通じてファン6が第1収容室11内の空気を吸引するように、風が流れる方向において冷却器5よりも下流側で、かつファン6よりも上流側(吸込み側)の位置に形成されている。したがって、ファン6の駆動力によって、エンジン4が収容された第1収容室11の空気は、隔壁13の開口14を通して、ファン6の上流側へ吸い出されることによって、当該第1収容室11内部にエンジン冷却風A1を生成することが可能である。すなわち、この構成では、ファン6の駆動力(いいかえれば吸引力)によってエンジン冷却風A1を直接生成するので、ファン6を通過した空気の負圧を利用して、すなわち、イジェクター効果によって第1収容室11内部に冷却風を生成する場合と比較して、効率的に第1収容室11内におけるエンジン冷却風A1を確保することができる。その結果、エンジン4が収容された第1収容室11内の風量を確保することができ、それによってファン6動力の増大を抑制することが可能である。
本実施形態の作業機械は、冷却器5とファン6との間の空間の周囲を覆うシュラウド7を備え、当該シュラウド7は、隔壁13の開口14に連通する連通孔15を有する。そのため、エンジン4が収容された第1収容室11から隔壁13の開口14を通って第2収容室12内へ導入された空気は、冷却器5とファン6との間の空間の周囲を覆うシュラウド7の連通孔15を通して確実にシュラウド7内に導入されることにより、ファン6の上流側へ確実に導かれる。その結果、より効率的に第1収容室11内における冷却風を確保することができる。
本実施形態の作業機械では、シュラウド7は、隔壁13の開口14とシュラウド7の連通孔15とが重なり合うように、隔壁13に隣接して配置されている。すなわち、シュラウド7は、第2収容室12の内部において隔壁13に当接した状態または当接に近い状態で配置されている。これにより、隔壁13の開口14とシュラウド7の連通孔15とを接続するホースなどの部品が不要になり、開口14と連通孔15との間における空気流れの抵抗の増大を抑えることが可能である。また、ホースを設置するためのスペースやコストも不要になる。
本実施形態の作業機械では、ケーシング3の幅方向Xにおいて、冷却器5は、エンジン4に重複しないように位置している。しかも、ケーシング3の前後方向Yにおいて、冷却器5の後端部5cは、エンジン4の前方側に位置する第1収容室11の前端11aよりも後方側に位置している。これにより、冷却器5が大きくなっても作業機械全体の前後方向Yの長さの増大を抑えることが可能である。
本実施形態の作業機械では、吸気口16、冷却器5、ファン6、および排気口17は、前記ファンの中心軸Cに沿って並んで配置され、前記開口は、前記中心軸Cからずれた位置であって前記ファンの上流側の位置に配置されている。かかる構成により、ファン6を駆動することによって、第2収容室12の内部において空気が、ファンの中心軸Cに沿って吸気口16、冷却器5、ファン6、および排気口17の順に通過して直線的に流れるので、空気の流れの向きが変わることによる流れの抵抗の増大を抑えることが可能になる。よって、ファン6の駆動力が小さくても冷却器5に効率よく風を供給して当該冷却器5の効率のよい冷却を行うことが可能である。それとともに、第1収容室11からの空気を、ファン6の中心軸Cからずれた位置に形成された開口14を通して第2収容室12におけるファン6の上流側へ導入する際に、冷却器5を冷却する冷却風A2の流れに対する影響を抑えながら円滑に導入することが可能である。
上記実施形態の作業機械では、冷却器5およびファン6が収容された第2収容室12がキャビン8の後方側の位置に配置されているが、本発明はこれに限定されるものではない。第2収容室12は、第1収容室11と隔壁13で仕切られ、かつ隔壁13の開口14がファン6の上流側に配置されていれば、種々の位置に配置されてもよい。例えば、本発明の変形例として、図8〜9に示される位置に第2収容室12が配置されてもよい。これら図8〜9の変形例の場合も、第1収容室11内部の空気は、ファン6の吸込み力によって隔壁13の開口14を通して第2収容室12へ吸い出されることにより、第1収容室11内部にエンジン4を冷却する冷却風を効率よく生成することが可能である。
2 底板
3 ケーシング
4 エンジン
5 冷却器
6 ファン
7 シュラウド
11 第1収容室(エンジンルーム)
12 第2収容室
13 隔壁
14 開口
15 連通孔
16 吸気口
17 排気口
Claims (4)
- 第1収容室と、第2収容室と、当該第1収容室と第2収容室との間を仕切る隔壁とを有するケーシングと、
前記第1収容室に収容されたエンジンと、
前記第2収容室に収容され、前記エンジンを冷却する冷却媒体を冷却可能な構成を有する冷却器と、
前記第2収容室に収容され、前記冷却器に供給される風を生成するファンであって、当該風が流れる方向において前記冷却器の下流側に配置されたファンと
を備えており、
前記隔壁には、前記第1収容室と前記第2収容室とを連通する開口が形成され、
前記開口は、当該開口を通じて前記ファンが前記第1収容室内の空気を吸引するように、前記風が流れる方向において前記冷却器よりも下流側で、かつ前記ファンよりも上流側の位置に形成されており、
前記ケーシングの幅方向において、前記冷却器が前記エンジンに重複しないように位置しており、
前記第2収容室は、前記ケーシングの前後方向において、前記第1収容室よりも前方側に配置され、
前記前後方向において、前記冷却器の後端部は、前記エンジンの前方側に位置する前記第1収容室の前端よりも後方側に位置している、
ことを特徴とした作業機械。 - 前記冷却器と前記ファンとの間の空間の周囲を覆うシュラウドをさらに備え、
当該シュラウドは、前記隔壁の開口に連通する連通孔を有する、
請求項1に記載の作業機械。 - 前記シュラウドは、前記隔壁の開口と前記シュラウドの連通孔とが重なり合うように、前記隔壁に隣接して配置されている、
請求項2に記載の作業機械。 - 前記ケーシングは、前記第2収容室に前記ケーシングの外部の空気を導入する吸気口と、空気を前記第2収容室から前記外部へ排出する排気口とを有しており、
前記吸気口、前記冷却器、前記ファン、および前記排気口は、前記ファンの中心軸に沿って並んで配置され、
前記開口は、前記中心軸からずれた位置であって前記ファンの上流側の位置に配置されている、
ている、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の作業機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015248626A JP6617018B2 (ja) | 2015-12-21 | 2015-12-21 | 作業機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015248626A JP6617018B2 (ja) | 2015-12-21 | 2015-12-21 | 作業機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017115317A JP2017115317A (ja) | 2017-06-29 |
JP6617018B2 true JP6617018B2 (ja) | 2019-12-04 |
Family
ID=59233914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015248626A Expired - Fee Related JP6617018B2 (ja) | 2015-12-21 | 2015-12-21 | 作業機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6617018B2 (ja) |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4086976A (en) * | 1977-02-02 | 1978-05-02 | International Harvester Company | Isolated clean air chamber and engine compartment in a tractor vehicle |
US4371047A (en) * | 1980-04-02 | 1983-02-01 | International Harvester Company | Agricultural tractor having reverse air flow cooling |
US4815550A (en) * | 1987-08-21 | 1989-03-28 | Clark Equipment Company | Engine cooling system for skid steer loaders |
JP2001073407A (ja) * | 1999-08-31 | 2001-03-21 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd | エンジン・冷却機セパレートクーリング構造 |
JP4054549B2 (ja) * | 2001-06-27 | 2008-02-27 | 新キャタピラー三菱株式会社 | 建設機械のエンジンルーム構造 |
JP2004169518A (ja) * | 2002-11-22 | 2004-06-17 | Komatsu Ltd | 建設機械の冷却装置 |
JP2007283801A (ja) * | 2006-04-12 | 2007-11-01 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械 |
US20080178825A1 (en) * | 2007-01-31 | 2008-07-31 | Caterpillar Inc. | System and method for cooling a power source enclosure |
US8104559B2 (en) * | 2008-09-22 | 2012-01-31 | Clark Equipment Company | Multiple air flow paths using single axial fan |
WO2012017521A1 (ja) * | 2010-08-03 | 2012-02-09 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用冷却構造 |
-
2015
- 2015-12-21 JP JP2015248626A patent/JP6617018B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017115317A (ja) | 2017-06-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9376786B2 (en) | Construction machine | |
WO2004111405A1 (ja) | 建設機械 | |
US10156059B2 (en) | Construction machine including engine | |
JP5021195B2 (ja) | パッケージ型圧縮機 | |
JP5688341B2 (ja) | 船外機 | |
JP5802967B2 (ja) | パッケージ型の回転ポンプ装置ユニット | |
JP5631360B2 (ja) | エンジン駆動作業機の吸気・排気構造 | |
WO2016129366A1 (ja) | パッケージ型流体機械 | |
JP3728144B2 (ja) | 防音型エンジン駆動作業機 | |
WO2004113699A1 (ja) | 建設機械のエンジンフード,建設機械のエンジンルーム構造及び建設機械の冷却装置 | |
KR102150133B1 (ko) | 작업 기계 | |
JP5525869B2 (ja) | 作業機械の排熱構造 | |
JP5210777B2 (ja) | パッケージ型圧縮機 | |
JP6617018B2 (ja) | 作業機械 | |
JP6660173B2 (ja) | 作業機械 | |
JP6496634B2 (ja) | 建設機械の排風構造 | |
JP4224172B2 (ja) | トラクタの密閉型エンジン室低騒音化構造 | |
JP2005133661A (ja) | 建設機械の冷却風ガイド、建設機械の冷却ファン駆動モータのサポート及び建設機械の冷却装置 | |
JP2003240262A (ja) | 二重管用給排気装置 | |
JP2008261270A (ja) | 作業機械の冷却風排気構造 | |
JP4967582B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP5584189B2 (ja) | 船外機の冷却/吸気装置 | |
JP5651553B2 (ja) | 船外機 | |
JP2005125951A (ja) | 建設機械のエンジンフード、建設機械のエンジンルーム構造及び建設機械の冷却装置 | |
JP5271802B2 (ja) | 建設機械の冷却装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180620 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190220 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190402 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190529 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191105 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191111 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6617018 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |