JP6610518B2 - 検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、検出体と前記検出体を移動させる駆動部とを備えて、収容物を収容する収容容器を検査対象とする検査装置に関する。
かかる検査装置の従来例が、特開2009−128338号公報(特許文献1)に記載されている。特許文献1の検査装置では、ガラス基板を収容物として収容するワイヤーカセットを、検査対象の収容容器としている。そして、検査対象のワイヤーカセットは、収容したガラス基板を位置決めするために複数のワイヤが備えられている。複数のワイヤの夫々は、容器左右方向に沿って設置されており、複数のワイヤは、容器上下方向及び容器前後方向に並ぶ状態で配置されている。
特許文献1の検査装置では、投光部と受光部とを容器前後方向に並ぶ状態で備え、このように備えられた投光部と受光部との組を、ワイヤの両端部夫々を検出するための2組と、ワイヤの中央部を検出するための1組との、3組の投光部と受光部とが備えられている。そして、ワイヤーカセットを支持している昇降台を昇降させたときの、3組の投光部及び受光部によってワイヤが検出されるタイミングのズレから、ワイヤの撓み、つまりは、収容物を位置決めするための部材の歪みを検出している。
ところで、収容容器が、特許文献1の検査装置が検査対象としているワイヤーカセットの場合は、ワイヤーカセットは重量物であるため、ワイヤーカセットを昇降させるために用いられる昇降台の駆動部は出力が大きなものを用いる必要があるため、昇降台の製造コストが高くなり、これによって検査装置の製造コストが高くなる。
また、収容容器には、複数のワイヤに代えて、片持ち状態で容器本体に支持された複数の棒状体を備えているものがある。このような複数の棒状体を片持ち状態で備えられている収容容器において、棒状体の歪みを検出できる検査装置はこれまで知られていない。
特開2009−128338号公報
そこで、収容容器に備えられている棒状体の歪みを検出できながら製造コストを抑えることができる検査装置の実現が望まれる。
上記に鑑みた、検査装置の特徴構成は、検出体と前記検出体を移動させる駆動部とを備えて、収容物を収容する収容容器を検査対象とする検査装置であって、
前記収容容器は、前記収容物を収容する収容空間を有する容器本体と、前記収容空間に設置されて前記収容空間に収容した前記収容物を位置決めする複数の棒状体と、を備え、複数の前記棒状体の夫々は、第1方向に沿う姿勢で設置されると共に、前記棒状体の一方の端部である基端部が前記容器本体に固定され、他方の端部である先端部が固定されていない片持ち状態で前記容器本体に支持され、複数の前記棒状体は、前記第1方向に対して直交する第2方向、及び、前記第1方向及び前記第2方向に対して直交する第3方向の夫々に複数並ぶ状態で配置され、前記駆動部は、前記検出体を前記第3方向に移動させ、前記検出体は、投光部と受光部とを前記第2方向に並ぶ状態で備え、前記投光部は、前記第3方向に幅を有する帯状の検出光を前記受光部に向けて投光し、前記投光部と前記受光部とは、前記容器本体を検査用の載置部に載置させた状態で、前記投光部と前記受光部との間を前記先端部が通過するような前記第1方向の位置に配置されている点にある。
これらの特徴構成によれば、収容容器は、複数の棒状体によって位置決めした状態で収容物を収容することができる。そして、このような収容容器では、収容した収容物の荷重や棒状体の自重によって棒状体に歪みが生じる可能性があるが、検査装置により検査することで次のように棒状体の歪みを検出できる。
棒状体に歪みが生じていない場合の棒状体の先端部の位置を適正位置とすると、棒状体に歪みが生じている場合では、棒状体の先端部の位置が適正位置からずれる。そして、検出装置は、検出体を移動させたときの検出体の第3方向での位置や帯状の検出光における棒状体により遮断された位置に基づいて、棒状体の第3方向での位置を検出でき、棒状体の先端部の適正位置からずれた位置を検出、つまりは、棒状体に歪みを検出することができる。
また、駆動部により検出体を第3方向に移動させて棒状体の先端部の位置を検出することで、収容容器を移動させる必要がない。そして、検出体は収容容器に比べて軽量であるため、収容容器を移動させる場合に比べて、検査装置の製造コストを抑えることができる。
このように、収容容器に備えられている棒状体の歪みを検出できながら製造コストを抑えることができる検査装置を提供することができる。
物品収納設備の平面図 物品収納設備の側面図 収容容器の斜視図 検査部の平面図 検査部の側面図 検査部の背面図 支持操作機構を示す図 支持操作機構を示す図 検出部の斜視図 検出体の検出状態を示す図 検出体の検出状態を示す図 検出体の検出状態を示す図
1.実施形態
検査装置を容器収納設備に採用した実施形態について図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、容器収納設備には、収容容器1を収納する収納棚2と、収容容器1を搬送する搬送装置としてのスタッカークレーン3とが備えられている。
収納棚2は、収容容器1を収納する複数の収納部4を上下方向Z及び棚長手方向Xに並ぶ状態で備えられている。また、収納棚2は、収容容器1に対して板状体Bを出し入れするための基板入出部5と、板状体Bを収容していない収容容器1(以下、空の収容容器1と称する場合がある)を収納棚2から取り出すための容器入出部6と、空の収容容器1を検査するための検査部7と、を備えている。このように、収容容器1に収容される収容物は板状体Bであり、詳しくは、液晶テレビ等に用いられるガラス基板である。物品収納設備には、ファンフィルタユニット8が設置されており、収納棚2及びスタッカークレーン3は、天井側から床側に向けて空気(気体)が下方に流動する空間に設置されている。
次に、容器収容設備について説明するが、上下方向Zに見て、収納棚2に沿う方向を棚長手方向Xとし、その棚長手方向Xに対して直交する方向を棚奥行き方向Yとして説明する。また、棚奥行き方向Yにおいて、収納棚2に対してスタッカークレーン3が存在する側を前側Y1とし、前側Y1とは反対側を後側Y2として説明する。
〔スタッカークレーン〕
スタッカークレーン3は、収納棚2の前側Y1に形成された走行経路に棚長手方向Xに沿って走行する走行台車11と、走行台車11に立設されたマスト12と、マスト12に沿って上下方向Zに案内される昇降台13と、昇降台13に支持されて収納棚2と自己との間で収容容器1を移載する移載装置14と、を備えている。また、昇降台13には、移載装置14を上下方向Zに沿う軸心周りに旋回させる旋回装置(図示せず)が備えられており、移載装置14を180°旋回させることで、移載装置14は、一対の収納棚2の何れとの間でも収容容器1を移載可能となっている。そして、スタッカークレーン3は、走行台車11の走行、昇降台13の昇降、および、移載装置14の出退及び旋回により、収納部4と基板入出部5と容器入出部6と検査部7との間で収容容器1を搬送する。
容器収納設備では、板状体Bを収容した収容容器1は収納部4に収納されており、当該収容容器1は、スタッカークレーン3により、収納部4から基板入出部5に搬送される。基板入出部5では、移載ロボット16により、収容容器1から板状体Bを1枚単位で取り出されて搬送コンベヤ17に載せられるとともに、搬送コンベヤ17により搬送されてきた板状体Bが、移載ロボット16により1枚単位で収容容器1に収容される。基板入出部5における板状体Bの出し入れが終了した収容容器1は、スタッカークレーン3により、基板入出部5から収納部4に搬送される。
収容容器1に対して検査が必要な場合は、当該収容容器1は、スタッカークレーン3により基板入出部5に搬送されて移載ロボット16により板状体Bが全て取り出された後、スタッカークレーン3により検査部7に搬送される。また、収容容器1に対して洗浄が必要な場合は、当該収容容器1は、スタッカークレーン3により基板入出部5に搬送されて移載ロボット16により板状体Bが全て取り出された後、スタッカークレーン3により容器入出部6に搬送される。また、収容容器1に対して検査と洗浄との双方が必要な場合は、当該収容容器1は、スタッカークレーン3により基板入出部5に搬送されて移載ロボット16により板状体Bが全て取り出された後、スタッカークレーン3により容器入出部6に搬送され、洗浄後の収容容器1が、スタッカークレーン3により、容器入出部6から検査部7に搬送される。尚、容器入出部6では、収容容器1が収納棚2から後側Y2に取り出され、その取り出された収容容器1は、洗浄装置(図示せず)により洗浄された後、容器入出部6に戻される。また、収容容器1に対する検査と洗浄との双方が必要な場合において、容器入出部6と検査部7とに搬送する順序を入れ替えてもよい。
〔容器〕
次に、収容容器1について説明する。尚、容器収納設備においては、収容容器1は、容器前後方向D1(第1方向)が棚奥行き方向Yに沿い、容器左右方向D2(第2方向)が棚長手方向Xに沿い、容器上下方向D3(第3方向)が上下方向Zに沿う姿勢で、収納や搬送が行われる。そのため、収容容器1が検査部7に位置する状態では、容器前後方向D1は棚奥行き方向Yと同じ方向となり、容器左右方向D2は棚長手方向Xと同じ方向となり、容器上下方向D3は上下方向Zと同じ方向となる。また、容器前後方向D1の前側と棚奥行き方向Yの前側Y1とは同じ方向であり、容器前後方向D1の後側と棚奥行き方向Yの後側Y2とは同じである。
図3〜図6に示すように、収容容器1は、板状体Bを収容する収容空間21を有する容器本体22と、収容空間21に収容した板状体Bを下方から支持する支持部23と、を備えている。収容容器1は、支持部23を容器上下方向D3に並ぶ状態で複数備えられている。そして、収容容器1には、板状体Bは、容器前後方向D1及び容器左右方向D2に沿う姿勢で収容空間21に収容される。
容器本体22は、上枠26と、この上枠26より容器上下方向D3で下方に位置する下枠27と、上枠26と下枠27との間に位置して上枠26及び下枠27に固定された中間枠28と、を備えている。上枠26、下枠27及び中間枠28の夫々は、棒状の枠材を組み合わせて構成されている。
上枠26は、容器上下方向D3に見て矩形状に形成された上外枠26Aと、上外枠26Aに囲まれる空間に格子状に備えられて上外枠26Aに固定された上内枠26Bと、で構成されている。下枠27は、容器上下方向D3に見て矩形状に形成された下外枠27Aと、下外枠27Aに囲まれる空間に格子状に備えられて下外枠27Aに固定された下内枠27Bと、で構成されている。
中間枠28は、収容空間21に対して容器前後方向D1の前側に位置する前枠28Aと、収容空間21に対して容器左右方向D2の右側に位置する右枠28Bと、収容空間21に対して容器左右方向D2の左側に位置する左枠28Cと、で構成されている。前枠28Aは、上外枠26A及び下外枠27Aに固定されて容器上下方向D3に延びる1本の枠材により構成されており、容器左右方向D2に並ぶ状態で複数(本実施形態では3本)備えられている。右枠28B及び左枠28Cの夫々は、容器上下方向D3に延びる1本の枠材により構成されており、容器前後方向D1に並ぶ状態で複数(本実施形態では5本)備えられている。
収容空間21に対して容器前後方向D1の後側には中間枠28は備えられていない。これにより、収容容器1は、収容空間21に対して容器前後方向D1の一方側となる後側に、収容空間21に対して板状体Bを出し入れする出入口29が形成されている。
複数の前枠28Aの夫々には、容器上下方向D3に並ぶ状態で複数の第1棒状体23Aが連結されており、複数の第1棒状体23Aは、容器左右方向D2及び容器上下方向D3に複数並ぶ状態で配置されている。第1棒状体23Aの夫々は、容器前後方向D1に沿う姿勢で設置されると共に、第1棒状体23Aの前側の端部(一方の端部)である基端部が容器本体22の前枠28Aに固定され、後側の端部(他方の端部)である先端部が固定されていない片持ち状態で、容器本体22に支持されている。複数の第1棒状体23Aの夫々は、基端部から先端部側ほど細い形状に形成されている。複数の第1棒状体23Aの夫々は、その先端部が容器本体22の後端より前方に位置しており、容器前後方向D1において最も後方に位置する第2棒状体23Bや第3棒状体23Cと同じ位置に位置している。尚、複数の第1棒状体23Aが、収容空間21に配置されて収容空間21に収容した板状体Bを位置決めする棒状体に相当する。
複数の右枠28Bの夫々には、容器上下方向D3に並ぶ状態で複数の第2棒状体23Bが連結されており、複数の第2棒状体23Bは、容器前後方向D1及び容器上下方向D3に複数並ぶ状態で配置されている。複数の第2棒状体23Bの夫々は、容器左右方向D2に沿う姿勢で設置されると共に、第2棒状体23Bの右側の端部である基端部が容器本体22の右枠28Bに固定され、左側の端部である先端部が固定されていない片持ち状態で、容器本体22に支持されている。
複数の左枠28Cの夫々には、容器上下方向D3に並ぶ状態で複数の第3棒状体23Cが連結されており、複数の第3棒状体23Cは、容器前後方向D1及び容器上下方向D3に複数並ぶ状態で配置されている。複数の第3棒状体23Cの夫々は、容器左右方向D2に沿う姿勢で設置されると共に、第3棒状体23Cの左側の端部である基端部が容器本体22の左枠28Cに固定され、右側の端部である先端部が固定されていない片持ち状態で、容器本体22に支持されている。
そして、収容空間21における容器左右方向D2の中央部に、複数の第1棒状体23Aが配置される領域(配置領域E)が形成されている。収容空間21における中央部より右側に、複数の第2棒状体23Bが配置される領域が形成されている。収容空間21における中央部より左側に、複数の第3棒状体23Cが配置される領域が形成されている。
複数の支持部23の夫々は、同じ高さに備えられた複数(3本)の第1棒状体23A、複数(5本)の第2棒状体23B及び複数(5本)の第3棒状体23Cにより構成されている。このように、複数の支持部23の夫々は、容器左右方向D2に1列に並ぶ複数の第1棒状体23Aを含んでいる。そして、同じ高さに備えられた複数(3本)の第1棒状体23A、複数(5本)の第2棒状体23B及び複数(5本)の第3棒状体23Cを、容器上下方向D3に複数並べることで、支持部23が上下方向Zに並ぶ状態で複数備えられる。
支持部23は、板状体Bにおける容器左右方向D2における中央部を複数の第1棒状体23Aで下方から支持すると共に、板状体Bにおける容器左右方向D2の右側部(中央部より容器左右方向D2で右側に位置する部分)を複数の第2棒状体23Bで下方から支持し、板状体Bにおける容器左右方向D2の左側部(中央部より容器左右方向D2で左側に位置する部分)を第3棒状体23Cで下方から支持する。そして、このように支持部23により板状体Bを下方から支持することで、収容空間21に収容した板状体Bを支持部23(特に複数の第1棒状体23A)により位置決めするように構成されている。
〔検査部〕
図5及び図6に示すように、検査部7は、収容容器1を下方から支持する支持台31と、収容容器1を検査するための検査装置19と、を備えている。検査部7と容器入出部6とは、棚長手方向Xにおいて1台のスタッカークレーン3が走行する範囲内に設置されており、1台のスタッカークレーン3によって直接に搬送可能な位置関係で設置されている。本実施形態では、検査部7と容器入出部6とが同じ収納棚2に備えられており、検査部7と容器入出部6とは隣り合っている。尚、支持台31が、検査用の載置部に相当する。
支持台31には、センタリング装置32が備えられている。このセンタリング装置32は、支持台31に載せられる収容容器1の上下方向Zに見た位置が適正位置(図4に示す位置)から水平方向(棚長手方向X及び棚奥行き方向Y)に位置ずれしている場合に、その収容容器1を適正位置に移動させる。
センタリング装置32は、収容容器1を支持するとともに収容容器1の側面を押し操作する支持操作機構33を複数備えている。本実施形態では、センタリング装置32は4つの支持操作機構33を備えている。つまり、センタリング装置32は、棚長手方向Xの一方向から収容容器1の側面を押し操作する支持操作機構33と、棚長手方向Xの他方向から収容容器1の側面を押し操作する支持操作機構33と、棚奥行き方向Yの一方向から収容容器1の側面を押し操作する支持操作機構33と、棚奥行き方向Yの他方向から収容容器1の側面を押し操作する支持操作機構33と、を備えている。
図7及び図8に示すように、支持操作機構33は、支持台31に固定された基部36と、収容容器1を下方から支持する容器支持部37と、収容容器1の側面を押し操作する押圧部38と、容器支持部37と押圧部38とを連動させる連動部39と、を備えている。容器支持部37は、上下方向Zに沿って移動自在に基部36に支持されている。押圧部38は、検査部7に位置する収容容器1に対して遠近移動するように、水平方向(棚長手方向X又は棚奥行き方向Y)に沿って移動自在に基部36に支持されている。そして、連動部39は、容器支持部37が下方に移動するに伴って、押圧部38が収容容器1に対して近づく側に移動し、容器支持部37が上方に移動するに伴って、押圧部38が収容容器1に対して離れる側に移動するように、容器支持部37と押圧部38とを連動している。
支持操作機構33の各構成について説明を加える。
連動部39は、水平方向に沿う揺動軸心周りに揺動自在に基部36に支持されている。容器支持部37は、連動部39に回転自在に支持されたローラ体により構成されており、連動部39を介して基部36に支持されている。押圧部38は、連動部39に回転自在に支持されたローラ体により構成されており、連動部39を介して基部36に支持されている。そして、連動部39が、揺動軸心周りに揺動することで待機姿勢(図7参照)と支持姿勢(図8参照)とに姿勢変更する。連動部39は、付勢部材(図示せず)により、支持姿勢から待機姿勢に向けて付勢されており、支持台31が収容容器1を支持していない状態では、連動部39は待機姿勢となっている。このように連動部39が待機姿勢となっている状態では、図7に示すように、容器支持部37は上方位置に位置し、押圧部38は離間位置に位置している。
そして、図8に示すように、検査部7において支持台31が収容容器1を支持している状態において当該収容容器1の高さを支持高さとして、スタッカークレーン3により収容容器1が検査部7に搬送する場合は、スタッカークレーン3は、支持高さより高い搬送高さ(図7参照)で支持した状態で、収容容器1を棚奥行き方向Yの後側に移動させた後、収容容器1を搬送高さから支持高さに下降させる。このように収容容器1を搬送高さから支持高さに下降することで、収容容器1の荷重によって容器支持部37が上方位置から下方位置に移動するとともに、下方位置に位置する容器支持部37により収容容器1が支持高さで支持される。
そして、このように容器支持部37が下方位置に移動するに伴って押圧部38が離間位置から接近位置に移動する。収容容器1が搬送高さから支持高さに下降するときに、収容容器1の上下方向Zに見た位置が適正位置から水平方向にずれている場合は、接近位置に移動する押圧部38により収容容器1の側面が押し操作されて、収容容器1の位置が適正位置に修正される。
〔検査装置〕
図4、図6及び図9に示すように、検査装置19は、検出体41と、検出体41を上下方向Zに案内する案内体42と、当該検出体41を移動させる駆動部43と、駆動部43を制御する制御部H(図5参照)と、を備えて、板状体Bを収容する収容容器1を検査対象としている。そして、制御部Hは、検出体41の検出情報に基づいて第1棒状体23Aに歪みが生じているか否かを判別する。
検出体41は、投光部41Aと受光部41Bとを棚長手方向X(容器左右方向D2)に並ぶ状態で備えている。そして、投光部41Aは、上下方向Z(容器上下方向D3)に幅を有する帯状の検出光Lを受光部41Bに向けて投光する。投光部41Aと受光部41Bとは、共通の連結体44に連結されて相対位置が固定されている。駆動部43は、検出体41を上下方向Zに移動させる。そして、制御部Hは、投光部41A及び受光部41Bの高さを示す情報と、受光部41Bが受光した検出光Lの情報と、から収容容器1に備えられている複数の第1棒状体23Aに歪みが生じているか否かを判別するようになっている。尚、制御部Hには、収容容器1を支持台31に載せた状態における上下方向Zに並ぶ複数の第1棒状体23Aの夫々の高さを示す高さ情報と、第1棒状体23Aの上下方向Zの太さを示す太さ情報と、が記憶されている。
次に、検出体41について説明を加えるが、検出体41と収容容器1との位置関係を説明する場合、特段の説明がない場合は、収容容器1が支持台31に支持させた状態を前提に説明する。そして、棚長手方向Xの一方側を第1側X1、その反対側を第2側X2として、棚長手方向Xにおいて、収容容器1に同じ高さで備えられている複数の第1棒状体23Aにおける最も第1側X1に位置する第1棒状体23Aから最も第2側X2に位置する第1棒状体23Aまでの範囲を配置領域Eとしている。
そして、投光部41Aは、配置領域Eに対して第1側X1に位置し、受光部41Bは、配置領域Eに対して第2側X2に位置している。このように、投光部41Aと受光部41Bとは、支持部23に含まれる複数の第1棒状体23Aの配置領域Eを含む棚長手方向X(容器左右方向D2)の外側に配置されている。
また、投光部41A及び受光部41Bを第1棒状体23Aに対応する高さに昇降させた状態では、投光部41Aと受光部41Bとは、収容容器1を支持台31に載置させた状態で、投光部41Aと受光部41Bとの間に第1棒状体23Aの先端部が通過するような第1方向の棚奥行き方向Yの位置に配置されている。そのため、投光部41A及び受光部41Bを第1棒状体23Aに対応する高さに昇降させた状態では、投光部41Aから投光した帯状の検出光Lが第1棒状体23Aの先端部により一部遮断されるようになっている。
また、投光部41Aは、棚長手方向Xにおいて第1棒状体23Aと第2棒状体23Bとの間に位置し、受光部41Bは、棚長手方向Xにおいて第1棒状体23Aと第3棒状体23Cとの間に位置している。つまり、投光部41Aと受光部41Bとは、第2棒状体23Bと第3棒状体23Cとの間に位置しながら、複数の第1棒状体23Aの配置領域Eに対して棚長手方向Xで外側に配置されている。そのため、投光部41Aや受光部41Bは、第1棒状体23A、第2棒状体23B及び第3棒状体23Cに干渉することなく上下方向Zに移動させることができる。
次に、制御部Hが実行する検査制御について説明する。
制御部Hが検査制御を実行する前は、検出体41は待機高さ(図5に示す高さ)に位置している。この待機高さは、搬送高さの収容容器1における下枠27より高い高さで、且つ、支持高さの収容容器1における上枠26より低い高さに位置している。そして、制御部Hは、支持台31に載せられたことが存否センサ(図示せず)により検出されると、検査制御を実行する。
検査制御では、待機高さから開始高さに下降させた後、終了高さまで上昇させ、その後、待機高さまで下降させる。開始高さは、上下方向Zに並ぶ複数の第1棒状体23Aのうちの最も下方に位置する第1棒状体23Aに対応する高さである。検出体41が開始高さに位置する状態では、最も下方に位置する適正姿勢の第1棒状体23Aの先端部が検出光Lにおける上下方向Zの中央部に位置する。終了高さは、上下方向Zに並ぶ複数の第1棒状体23Aのうちの最も上方に位置する第1棒状体23Aに対応する高さである。検出体41が終了高さに位置する状態では、最も上方に位置する適正姿勢の第1棒状体23Aの先端部が検出光Lにおける上下方向Zの中央部に位置する。
そして、検査制御では、上下方向Zに並ぶ複数の第1棒状体23Aの設定高さの夫々において受光部41Bにおける検出光Lの受光状態を確認し、各設定高さに設置された複数の第1棒状体23Aについて第1棒状体23Aに歪みが生じているか否かを判別する。具体的には、例えば、上下方向Zに並ぶ複数の第1棒状体23Aのうちの最も下方に位置する5本の第1棒状体23Aについては、検出体41を最も下方に位置する5本の第1棒状体23Aに対応する高さ(開始高さ)に位置させた状態で、受光部41Bにおける検出光Lの受光状態を確認する。このとき、受光部41Bが検出光Lを受光しない上下方向Zの範囲が、図10に示すように、第1棒状体23Aの上下方向Zの幅に許容ずれ量を加えた幅以下であるとともに、検出光Lを受光しない上下方向Zの位置が予め設定された位置の場合は、最も下方に位置する5本の第1棒状体23Aに歪みが生じていないと判断する。また、受光部41Bが検出光Lを受光しない上下方向Zの範囲が、図11や図12に示すように、第1棒状体23Aの上下方向Zの幅に許容ずれ量を加えた幅より広い場合や、検出光Lを受光しない上下方向Zの位置が予め設定された位置から上下方向Zにずれている場合は、最も下方に位置する5本の第1棒状体23Aに歪みが生じていると判別する。このような判別を、検出体41を開始高さから終了高さまで上昇させるに応じて、上下方向Zに並ぶ複数の第1棒状体23Aに対して行う。
2.その他の実施形態
次に、検査装置のその他の実施形態について説明する。
(1)上記実施形態では、容器本体22を、枠材を組み合わせて構成したが、容器本体22の構成は適宜変更してもよい。具体的には、例えば、枠材を組み合わせた容器本体22の左右の側面や上面及び下面に板材を備えて、容器本体22を横倒れした筒状に構成としてもよい。また、このように容器本体22を横倒れした筒状に構成した場合、容器本体22の前面を塞ぐようにファンフィルタユニットを取り付けて、ファンフィルタユニットにより清浄化された外気を収容空間21に取り込むように構成してもよい。
(2)上記実施形態では、投光部41Aと受光部41Bとを、収容容器1を支持台31に支持させた状態で、出入口29から収容空間21内に入り込んだ位置に配置したが、投光部41Aと受光部41Bとの配置は適宜変更してもよい。具体的には、例えば、投光部41Aと受光部41Bとを、容器本体22に対して容器左右方向D2の外側に位置するように配置し、投光部41Aを、収容空間21の外部から受光部41Bに向けて検出光Lを投光し、受光部41Bは、収容空間21を通過した検出光Lを収容空間21の外部で受光するようにしてもよい。
(3)上記実施形態では、投光部41Aと受光部41Bとを、共通の連結体44に連結して、単一の駆動部43により、投光部41Aと受光部41Bとを一体的に容器上下方向D3に移動させたが、駆動部43として、投光部41Aを容器上下方向D3に移動させる駆動部43と受光部41Bを容器上下方向D3に移動させる駆動部43とを備えて、投光部41Aと受光部41Bとを各別に容器上下方向D3に移動させるようにしてもよい。
(4)上記実施形態では、スタッカークレーン3によって収容容器1が支持台31に搬送されるときの動きを利用して、投光部41Aと受光部41Bとが出入口29から収容空間21に入り込むようにしたが、投光部41Aと受光部41Bとを容器前後方向D1に移動させる第2駆動部を備えて、収容容器1が支持台31に支持されている状態で、第2駆動部により投光部41Aと受光部41Bとを容器前後方向D1に移動させることで、投光部41A及び受光部41Bが収容空間21に対して容器前後方向D1の後側の位置(収容空間21の外部の位置)と、投光部41A及び受光部41Bが収容空間21に対して容器前後方向D1の前側の位置(収容空間21に入り込んだ位置)と、移動するようにしてもよい。
(5)上記実施形態では、支持部23を、複数の第1棒状体23Aと複数の第2棒状体23Bと複数の第3棒状体23Cとで構成したが、支持部23を、複数の第1棒状体23Aのみで構成してもよく、支持部23を、複数の第1棒状体23Aと複数の第2棒状体23B又は複数の第3棒状体23Cのいずれか一方とで構成してもよい。
また、収容容器1に第1棒状体23Aを含む支持部23を備えたが、収容容器1に第1棒状体23Aを含む支持部23を備えなくてもよい。具体的には、収容容器1の底面に支持板を備え、その支持板上に、板状体Bを容器前後方向D1及び容器上下方向D3に沿う姿勢(縦姿勢)で収容し、その板状体Bに対して容器左右方向D2の両側に位置する複数の第1棒状体23Aにより、板状体Bの容器左右方向D2での位置を位置決めすようにしてもよい。
(6)上記実施形態では、第1方向を容器前後方向D1、第2方向を容器左右方向D2、第3方向を容器上下方向D3としたが、これらの方向の関係は適宜変更してもよい。具体的には、例えば、第1方向を容器上下方向D3として、複数の第1棒状体23Aの夫々を容器上下方向D3に沿う姿勢で設置してもよく、また、第2方向を容器上下方向D3として、投光部41Aと受光部41Bとを容器上下方向D3に並ぶ状態で備えてもよい。
(7)上記実施形態では、収容容器1に収容する収容物を板状体Bとしたが、収容容器1に収容する収容物は、ウェハ等の他の板状体でもよく、また、収容物の形状は、箱状や円柱状等の他の形状のものでもよい。
(8)なお、上述した各実施形態で開示された構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示された構成と組み合わせて適用することも可能である。その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で単なる例示に過ぎない。従って、本開示の趣旨を逸脱しない範囲内で、適宜、種々の改変を行うことが可能である。
3.上記実施形態の概要
以下、上記において説明した検査装置の概要について説明する。
検査装置は、検出体と前記検出体を移動させる駆動部とを備えて、収容物を収容する収容容器を検査対象とする検査装置であって、
前記収容容器は、前記収容物を収容する収容空間を有する容器本体と、前記収容空間に設置されて前記収容空間に収容した前記収容物を位置決めする複数の棒状体と、を備え、複数の前記棒状体の夫々は、第1方向に沿う姿勢で設置されると共に、前記棒状体の一方の端部である基端部が前記容器本体に固定され、他方の端部である先端部が固定されていない片持ち状態で前記容器本体に支持され、複数の前記棒状体は、前記第1方向に対して直交する第2方向、及び、前記第1方向及び前記第2方向に対して直交する第3方向の夫々に複数並ぶ状態で配置され、前記駆動部は、前記検出体を前記第3方向に移動させ、前記検出体は、投光部と受光部とを前記第2方向に並ぶ状態で備え、前記投光部は、前記第3方向に幅を有する帯状の検出光を前記受光部に向けて投光し、前記投光部と前記受光部とは、前記容器本体を検査用の載置部に載置させた状態で、前記投光部と前記受光部との間を前記先端部が通過するような前記第1方向の位置に配置されている。
このような構成により、収容容器は、複数の棒状体によって位置決めした状態で収容物を収容することができる。そして、このような収容容器では、収容した収容物の荷重や棒状体の自重によって棒状体に歪みが生じる可能性があるが、検査装置により検査することで次のように棒状体の歪みを検出できる。
棒状体に歪みが生じていない場合の棒状体の先端部の位置を適正位置とすると、棒状体に歪みが生じている場合では、棒状体の先端部の位置が適正位置からずれる。そして、検出装置は、検出体を移動させたときの検出体の第3方向での位置や帯状の検出光における棒状体により遮断された位置に基づいて、棒状体の第3方向での位置を検出でき、棒状体の先端部の適正位置からずれた位置を検出、つまりは、棒状体の歪みを検出することができる。
また、駆動部により検出体を第3方向に移動させて棒状体の先端部の位置を検出することで、収容容器を移動させる必要がない。そして、検出体は収容容器に比べて小型で軽量であるため、収容容器を移動させる場合に比べて、検査装置の製造コストを抑えることができる。
このように、収容容器に備えられている棒状体の歪みを検出できながら製造コストを抑えることができる検査装置を提供することができる。
ここで、前記第1方向を容器前後方向、前記第2方向を容器左右方向、前記第3方向を容器上下方向として、前記収容物は、前記容器前後方向及び前記容器左右方向に沿う姿勢で前記収容空間に収容される板状体であり、前記収容容器は、前記収容空間に収容した前記板状体を下方から支持する支持部を、前記容器上下方向に並ぶ状態で複数備え、複数の前記支持部の夫々は、前記容器左右方向に1列に並ぶ複数の前記棒状体を含み、前記投光部と前記受光部とは、前記支持部の夫々に含まれる複数の前記棒状体の配置領域に対して前記容器左右方向の外側に配置されていると好適である。
この構成によれば、複数の支持部の夫々に板状体を支持させることで、収容容器には、板状体を容器上下方向に並べた状態で収容することができる。そして、このように板状体を収容することで、板状体は、容器左右方向に1列に並ぶ棒状体によって下方から支持される。棒状体は、板状体の荷重や棒状体の自重によって、棒状体の先端部が下方に下がるように棒状体が歪む可能性があるが、検査装置により検査することで棒状体の歪みを検出できる。
投光部と受光部とは、支持部の夫々に含まれる複数の棒状体の配置領域に対して容器左右方向の外側に配置されているため、投光部と受光部とにより、1つの支持部に含まれる複数の棒状体の先端部の位置を纏めて検出することができる。そのため、投光部と受光部との組を複数組備える必要がないため、検出部のコストを抑えることができる。
また、前記投光部と前記受光部とは、共通の連結体に連結されて相対位置が固定されていると好適である。
この構成によれば、投光部と受光部とは連結体により相対位置が固定されているため、駆動部により投光部と受光部とを第3方向に移動させる場合に、投光部と受光部との相対的に位置がずれることがない。そのため、投光部と受光部とが相対的に第3方向にずれることによって棒状体の検出に誤差が生じることを回避できる。
また、前記収容容器は、前記収容空間に対して前記第1方向の一方側に、前記収容空間に対して前記収容物を出し入れする出入口が形成され、前記投光部と前記受光部とは、前記収容容器を前記載置部に載置させた状態で、前記出入口から前記収容空間内に入り込んだ位置に配置されていると好適である。
この構成によれば、収容容器を載置部に載置させた状態では、第2方向において投光部と受光部とが容器本体の内側に位置している。従って、例えば、第2方向において投光部と受光部とが容器本体の外側に位置している場合では、投光部から投光する検出光が容器本体に干渉しないように収容容器の形状や検出部の設置位置を考慮する必要があるが、第2方向において投光部と受光部とを容器本体の内側に位置させることで、上述のように収容容器の形状や検出部の設置位置を考慮する必要がなくなる。
本開示に係る技術は、収容物を収容する収容容器を検査対象とする検査装置に利用することができる。
1:収容容器
19:検査装置
21:収容空間
22:容器本体
23:支持部
23A:第1棒状体(棒状体)
29:出入口
31:支持台(載置部)
41:検出体
41A:投光部
41B:受光部
43:駆動部
B:板状体(収容物)
D1:容器前後方向(第1方向)
D2:容器左右方向(第2方向)
D3:容器上下方向(第3方向)
E:配置領域

Claims (4)

  1. 検出体と前記検出体を移動させる駆動部とを備えて、収容物を収容する収容容器を検査対象とする検査装置であって、
    前記収容容器は、前記収容物を収容する収容空間を有する容器本体と、前記収容空間に設置されて前記収容空間に収容した前記収容物を位置決めする複数の棒状体と、を備え、
    複数の前記棒状体の夫々は、第1方向に沿う姿勢で設置されると共に、前記棒状体の一方の端部である基端部が前記容器本体に固定され、他方の端部である先端部が固定されていない片持ち状態で前記容器本体に支持され、
    複数の前記棒状体は、前記第1方向に対して直交する第2方向、及び、前記第1方向及び前記第2方向に対して直交する第3方向の夫々に複数並ぶ状態で配置され、
    前記駆動部は、前記検出体を前記第3方向に移動させ、
    前記検出体は、投光部と受光部とを前記第2方向に並ぶ状態で備え、前記投光部は、前記第3方向に幅を有する帯状の検出光を前記受光部に向けて投光し、
    前記投光部と前記受光部とは、前記容器本体を検査用の載置部に載置させた状態で、前記投光部と前記受光部との間を前記先端部が通過するような前記第1方向の位置に配置されている検査装置。
  2. 前記第1方向を容器前後方向、前記第2方向を容器左右方向、前記第3方向を容器上下方向として、
    前記収容物は、前記容器前後方向及び前記容器左右方向に沿う姿勢で前記収容空間に収容される板状体であり、
    前記収容容器は、前記収容空間に収容した前記板状体を下方から支持する支持部を、前記容器上下方向に並ぶ状態で複数備え、
    複数の前記支持部の夫々は、前記容器左右方向に1列に並ぶ複数の前記棒状体を含み、
    前記投光部と前記受光部とは、前記支持部の夫々に含まれる複数の前記棒状体の配置領域に対して前記容器左右方向の外側に配置されている請求項1記載の検査装置。
  3. 前記投光部と前記受光部とは、共通の連結体に連結されて相対位置が固定されている請求項1又は2記載の検査装置。
  4. 前記収容容器は、前記収容空間に対して前記第1方向の一方側に、前記収容空間に対して前記収容物を出し入れする出入口が形成され、
    前記投光部と前記受光部とは、前記収容容器を前記載置部に載置させた状態で、前記出入口から前記収容空間内に入り込んだ位置に配置されている請求項1から3のいずれか一項に記載の検査装置。
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