JP6576561B2 - エレベータの制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、かごの過速を監視するエレベータの制御装置に関するものである。
かごの過速を監視するエレベータの制御装置の一例として、第1の演算系統および第2の演算系統よって構成される電子安全コントローラを備え、かごの現在位置に応じて終端階でバッファ衝突許容速度以下まで減速可能となる連続的なかご過速監視パターンに基づいてかごの過速を監視するように構成されているものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、かごの過速を監視するエレベータの制御装置の別例として、エンコーダ故障時、初期設定時等に、かご過速監視状態のレベルを切り替えるように構成されているものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許第5350590号公報 特許第4668186号公報
ここで、特許文献1、2に記載の従来技術では、エレベータの運転を制御する運転制御装置と独立した電子安全コントローラを備え、運転制御装置は、かごの走行の際にそのコントローラのかご過速監視状態のレベルを参照して、かごの走行速度を決定するように構成する必要がある。
一方、電子安全コントローラが同じ入出力特性を有する複数の安全監視系統から構成される多重系システムを採用する場合、演算周期、各種センサからの検出値の入力タイミングのずれ等に起因して、かご位置確定状態のレベル、およびかご位置確定状態のレベルによって決定されるかご過速監視状態のレベルが系統間で乖離するケースがある。したがって、このようなケースを考慮して、運転制御装置は、全ての系統のかご過速監視状態のレベルを参照し、最も低いレベルに合わせて、かごの走行速度を決定するように構成する必要がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、複数の安全監視系統から構成される多重系システムを採用する場合にかご過速監視状態のレベルが系統間で乖離するケースを抑制することができるエレベータの制御装置を得ることを目的とする。
本発明におけるエレベータの制御装置は、かご過速監視状態のレベルであるかご過速監視レベルが上がるにつれて、かご位置に対応した許容速度が高速領域に拡張されたパターンとなる複数のかご過速監視パターンが設定されており、かご過速監視レベルに対応するかご過速監視パターンに基づいてかごの過速を監視する、第1安全監視系統および第2安全監視系統を有する終端階強制減速装置を備え、第1安全監視系統および第2安全監視系統の各系統は、かごの位置情報の精度が良くなるのにつれてレベルが上がるかご位置確定状態のレベルであるかご位置確定レベルであって、かご過速監視レベルと対応付けされているかご位置確定レベルを設定し、自系統のかご位置確定レベルと、他系統のかご位置確定レベルと、他系統のかご過速監視レベルとから、かご過速監視レベルを設定するものである。
本発明によれば、複数の安全監視系統から構成される多重系システムを採用する場合にかご過速監視状態のレベルが系統間で乖離するケースを抑制することができるエレベータの制御装置を得ることができる。
本発明の実施の形態1におけるエレベータ装置を示す構成図である。 本発明の実施の形態1における終端階強制減速装置を示す構成図である。 本発明の実施の形態1におけるかご過速監視状態の各レベルに対応するかご過速監視パターンを示すグラフである。 本発明の実施の形態1における各かご位置演算部によって行われるかご位置確定状態の決定の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における各かご過速監視部によって行われるかご過速監視状態の決定の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明によるエレベータの制御装置を、好適な実施の形態にしたがって図面を用いて説明する。なお、図面の説明においては、同一部分または相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1によるエレベータ装置の構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態1におけるエレベータ装置を示す構成図である。
図1において、エレベータ装置は、駆動装置10と、ブレーキ装置20と、昇降路内機器30と、調速関連機器40と、エレベータ運転制御ユニット50および終端階強制減速ユニット70を有するエレベータの制御装置とを備える。
駆動装置10は、かご31を昇降させるためのものであり、電力変換装置11、電動機12、綱車13および主回路電磁接触器(以下、#MCと称す)主接点52bを備える。
電力変換装置11は、エレベータ運転制御装置51から入力される駆動指令58に従って電動機12に供給する電力を制御する。電動機12は、主索33を巻き上げる綱車13を回転させる。#MC主接点52bは、電源1と電力変換装置11との間に挿入され、主回路への給電を遮断する。
ブレーキ装置20は、かご31を制動して制止保持するためのものであり、第1ブレーキライニング21、第1ブレーキコイル22、第1ブレーキチョッパ23、第2ブレーキライニング24、第2ブレーキコイル25、第2ブレーキチョッパ26、ブレーキ電源27およびブレーキ電磁接触器(以下、#BKと称す)主接点55bを備える。
第1ブレーキチョッパ23は、エレベータ運転制御装置51から入力される第1ブレーキ駆動指令60に従って第1ブレーキコイル22に流れるブレーキ電流を制御する。第2ブレーキチョッパ26は、エレベータ運転制御装置51から入力される第2ブレーキ駆動指令61に従って第2ブレーキコイル25に流れるブレーキ電流を制御する。#BK主接点55bは、ブレーキ電源27と、第1ブレーキコイル22および第2ブレーキコイル25との間に挿入され、ブレーキ回路への給電を遮断する。
昇降路内機器30は、かご31と、釣合おもり32と、主索33と、そらせ車34と、基準位置センサ35と、上部基準位置プレートを構成するプレート37a〜37cと、下部基準位置プレートを構成するプレート38a〜38cとを備える。
主索33は、綱車13およびそらせ車34に懸架され、両端をかご31および釣合おもり32に連結して固定されている。プレート37a〜37cは、それぞれ長さが異なっており、プレート37aが最も短く、プレート37cが最も長い。また、プレート37a〜37cは、昇降路内の上部、すなわち、最上階付近に固定して設置されている。
プレート38a〜38cは、それぞれ長さが異なっており、プレート38aが最も短く、プレート38cが最も長い。プレート38a〜38cは、昇降路内の下部、すなわち、最下階付近に固定して設置されている。基準位置センサ35は、各プレートを検出し、その検出結果を基準位置検出情報36として終端階強制減速装置71に出力する。
調速関連機器40は、調速機41、張り車42、調速機ロープ43およびエンコーダ44を備える。
調速機ロープ43は、調速機41および張り車42に掛けられるとともにかご31に連結して固定され、かご31の上下移動によって調速機41を回転させる。エンコーダ44は、調速機41の回転からかご31の移動に応じた信号を生成し、その生成した信号をかご移動検出情報45として終端階強制減速装置71に出力する。
エレベータ運転制御ユニット50は、エレベータの運転を制御するためのものであり、エレベータ運転制御装置51、#MCコイル52a、スイッチ53、#BKコイル55aおよびスイッチ56を備える。
エレベータ運転制御装置51は、電力変換装置11に駆動指令58を出力し、第1ブレーキチョッパ23に第1ブレーキ駆動指令60を出力し、第2ブレーキチョッパ26に第2ブレーキ駆動指令61を出力する。スイッチ53は、エレベータ運転制御装置51から入力された#MC駆動指令54に従って#MCコイル52aへの給電をONおよびOFFに切り替える。スイッチ56は、エレベータ運転制御装置51から入力された#BK駆動指令57に従って#BKコイル55aへの給電をONおよびOFFに切り替える。
終端階強制減速ユニット70は、かご31の過速を監視し、かご31の過速を検出した場合、かご31が終端階付近で安全な速度となるようにエレベータを非常停止させるためのものである。終端階強制減速ユニット70は、終端階強制減速装置71、第1安全リレー(以下、#SF1と称す)コイル72a、#SF1主接点72b、スイッチ73、第2安全リレー(以下、#SF2と称す)コイル75a、#SF2主接点75bおよびスイッチ76を備える。
スイッチ73は、終端階強制減速装置71から入力される#SF1駆動指令74に従って#SF1コイル72aへの給電をONおよびOFFに切り替える。スイッチ76は、終端階強制減速装置71から入力される#SF2駆動指令77に従って#SF2コイル75aへの給電をONおよびOFFに切り替える。
安全回路80は、#SF1主接点72bおよび#SF2主接点75bと直列に接続され、#MCコイル52aおよび#BKコイル55aの各一次側に電力を供給する。#SF1主接点72bおよび#SF2主接点75bの少なくとも一方が遮断されると、#MC主接点52bおよび#BK主接点55bが遮断され、その結果、エレベータが非常停止する。
次に、終端階強制減速装置71について、図2を参照しながらさらに説明する。図2は、本発明の実施の形態1における終端階強制減速装置71を示す構成図である。
図2において、終端階強制減速装置71は、第1安全監視系統720と、第2安全監視系統740と、各安全監視系統間で情報を伝送する系統間I/F710とを備える。第1安全監視系統720および第2安全監視系統740は、同一の入出力特性を有し、例えば同一のプログラムを2つの異なるCPU上で個別に実行する等の形態で実装される。
第1安全監視系統720は、第1安全リレー駆動部721、第1かご過速監視部722、第1かご速度演算部723および第1かご位置演算部724を備える。第2安全監視系統740は、第2安全リレー駆動部741、第2かご過速監視部742、第2かご速度演算部743および第2かご位置演算部744を備える。
第1安全監視系統720および第2安全監視系統740は、系統間I/F710を介して互いのかご過速監視状態およびかご位置確定状態を参照可能である。すなわち、第1安全監視系統720は、第2安全監視系統740の第2かご過速監視状態745および第2かご位置確定状態746を参照可能である。また、第2安全監視系統740は、第1安全監視系統720の第1かご過速監視状態725および第1かご位置確定状態726を参照可能である。
第1かご速度演算部723は、エンコーダ44から入力されるかご移動検出情報45から、かご31の速度を演算し、その演算結果を第1かご速度情報728として第1かご過速監視部722に出力する。
第2かご速度演算部743は、エンコーダ44から入力されるかご移動検出情報45から、かご31の速度を演算し、その演算結果を第2かご速度情報748として第2かご過速監視部742に出力する。
第1かご位置演算部724は、エンコーダ44から入力されるかご移動検出情報45と、基準位置センサ35から入力される基準位置検出情報36とから、かご31の位置を演算し、その演算結果を第1かご位置情報729として第1かご過速監視部722に出力する。
第1かご位置演算部724は、第1かご位置確定状態726を決定する。第1かご位置確定状態726は、第1かご位置情報729の精度が良くなるのにつれてレベルが上がる。また、第1かご位置確定状態726のレベルは、第1かご過速監視状態725のレベルと対応付けされている。
第2かご位置演算部744は、エンコーダ44から入力されるかご移動検出情報45と、基準位置センサ35から入力される基準位置検出情報36とから、かご31の位置を演算し、その演算結果を第2かご位置情報749として第2かご過速監視部742に出力する。
第2かご位置演算部744は、第2かご位置確定状態746を決定する。第2かご位置確定状態746は、第2かご位置情報749の精度が良くなるのにつれてレベルが上がる。また、第2かご位置確定状態746のレベルは、第2かご過速監視状態745のレベルと対応付けされている。
第1かご過速監視部722は、第1かご位置確定状態726と、系統間I/F710を介して入力される第2かご位置確定状態746および第2かご過速監視状態745とから、第1かご過速監視状態725を決定する。
第1かご過速監視部722は、決定した第1かご過速監視状態725に対応する第1かご過速監視パターン730を設定する。第1かご過速監視状態725は、第1かご過速監視パターン730と対応付けされており、対応する第1かご過速監視パターン730が高速領域に拡張されるのにつれてレベルが上がる。
第2かご過速監視部742は、第2かご位置確定状態746と、系統間I/F710を介して入力される第1かご位置確定状態726および第1かご過速監視状態725とから、第2かご過速監視状態745を決定する。
第2かご過速監視部742は、決定した第2かご過速監視状態745に対応する第2かご過速監視パターン750を設定する。第2かご過速監視状態745は、第2かご過速監視パターン750と対応付けされており、対応する第2かご過速監視パターン750が高速領域に拡張されるのにつれてレベルが上がる。
ここで、第1かご過速監視パターン730および第2かご過速監視パターン750について、図3を参照しながら説明する。図3は、本発明の実施の形態1におけるかご過速監視状態の各レベルに対応するかご過速監視パターンを示すグラフである。
図3に示すように、かご過速監視状態がレベル1である場合、レベル1に対応するかご過速監視パターンとして、バッファ衝突許容速度以下の一定のパターンが設定される。
かご過速監視状態がレベル2である場合、レベル2に対応するかご過速監視パターンとして、レベル3のかご過速監視状態に対応するかご過速監視パターンの各ゾーン内における最小値によって形成される階段状のパターンが設定される。
かご過速監視状態がレベル3である場合、レベル3に対応するかご過速監視パターンとして、かごの現在位置に応じて終端階で安全な速度、すなわち、バッファ衝突許容速度以下まで減速可能となる連続的なパターンが設定される。
このように、かご過速監視状態のレベル(以下、かご過速監視レベルと称す)が上がるのにつれて、かご過速監視パターンが高速領域に拡張されることとなる。
また、図3では、プレート37a〜37cが基準位置センサ35によって検出されるパターンと、プレート38a〜38cが基準位置センサ35によって検出されるパターンを、基準位置センサ検出パターンとして図示している。また、各プレートのエッジの位置を位置(1)〜(6)として図示している。
基準位置センサ検出パターンでは、基準位置センサ35によって検出されるプレートを黒塗りで表している。例えば、位置(5)から位置(6)の間のゾーンにかご31が位置する場合、基準位置センサ35は、プレート38b,38cを検出し、プレート38aを検出しない。また、位置(4)〜位置(5)の間のゾーンにかご31が位置する場合、基準位置センサ35は、プレート38cのみを検出する。
つまり、基準位置センサ検出パターンを把握しておけば、基準位置センサ35の各プレートの検出結果、すなわち、基準位置検出情報36から、かご31がどのゾーンに位置するかが分かる。
また、例えば、位置(4)から位置(5)の間のゾーンに位置するかご31が下降して位置(5)から位置(6)の間のゾーンに進入するとき、位置(5)では、基準位置センサ35によってプレート38bが検出されていない状態から検出されている状態に切り替わる。
つまり、基準位置センサ検出パターンを把握しておけば、基準位置検出情報36から、かご31がプレートのエッジに進入したことが分かり、さらに、そのエッジの位置と、かご移動検出情報45を用いれば、かご31がゾーン内のどこに位置するかが分かる。
図2の説明に戻り、第1かご過速監視部722は、設定した第1かご過速監視パターン730を用いて、第1かご速度情報728と、第1かご位置情報729とから、かご31の速度が第1かご過速監視パターン730を超過したか否かを判断する。第1かご過速監視部722は、その判断結果を第1かご過速検出状態727として第1安全リレー駆動部721に出力する。
第2かご過速監視部742は、設定した第2かご過速監視パターン750を用いて、第2かご速度情報748と、第2かご位置情報749とから、かご31の速度が第2かご過速監視パターン750を超過したか否かを判断する。第2かご過速監視部742は、その判断結果を第2かご過速検出状態747として第2安全リレー駆動部741に出力する。
第1安全リレー駆動部721は、第1かご過速監視部722から入力される第1かご過速検出状態727から、かご31の速度が第1かご過速監視パターン730を超過したことを検出した場合、すなわち、かご31の過速を検出した場合、#SF1主接点72bを遮断するために#SF1駆動指令74をスイッチ73に出力する。
第2安全リレー駆動部741は、第2かご過速監視部742から入力される第2かご過速検出状態747から、かご31の速度が第2かご過速監視パターン750を超過したことを検出した場合、すなわち、かご31の過速を検出した場合、#SF2主接点75bを遮断するために#SF2駆動指令77をスイッチ76に出力する。
このように、第1安全監視系統720は、かご過速監視レベルに対応するかご過速監視パターンに基づいてかご31の過速を監視し、かご31の過速を検出した場合、#SF1主接点72bを遮断することで、エレベータを非常停止させる。
同様に、第2安全監視系統740は、かご過速監視レベルに対応するかご過速監視パターンに基づいてかご31の過速を監視し、かご31の過速を検出した場合、#SF2主接点75bを遮断することで、エレベータを非常停止させる。
次に、第1かご位置確定状態726の決定の動作、および第2かご位置確定状態746の決定の動作について、図4を参照しながら説明する。図4は、本発明の実施の形態1における各かご位置演算部によって行われるかご位置確定状態の決定の動作を示すフローチャートである。
なお、第1かご位置確定状態726の決定の動作と、第2かご位置確定状態746の決定の動作は同様であるので、ここでは、第1かご位置確定状態726の決定の動作を代表して説明する。
ステップS101において、第1かご位置演算部724は、第1かご位置確定状態726の初期値が未設定であるか否かを判断する。第1かご位置確定状態726の初期値が未設定であると判断された場合には、処理がステップS102へと進み、そうでないと判断された場合には、処理がステップS103へと進む。
ステップS102において、第1かご位置演算部724は、第1かご位置確定状態726をレベル1に設定し、処理がステップS101へと戻る。
このように、かご位置確定状態のレベル(以下、かご位置確定レベルと称す)が1である場合、かご位置演算部によって演算されるかご位置の情報の精度が最も悪いことを示している。
ステップS103において、第1かご位置演算部724は、基準位置センサ35の動作に異常が発生しているか否かを判断する。基準位置センサ35の動作に異常が発生していると判断された場合には、処理がステップS102へと進み、そうでないと判断された場合には、処理がステップS104へと進む。
ステップS104において、第1かご位置演算部724は、第1かご位置確定状態726をチェックする。第1かご位置演算部724によるチェックの結果、第1かご位置確定状態726が、レベル1である場合には、処理がステップS105へと進み、レベル2である場合には、処理がステップS108へと進み、レベル3である場合には、処理がステップS101へと戻る。
ステップS105において、第1かご位置演算部724は、基準位置センサ35の学習が実施済みであるか否かを判断する。基準位置センサ35の学習が実施済みであると判断された場合には、処理がステップS106へと進み、そうでないと判断された場合には、処理がステップS102へと進む。
ここで、基準位置センサ35の学習とは、各かご位置演算部がかご位置を演算するための準備として実施されるものである。基準位置センサ35の学習では、最下階から最上階までの間をかご31が低速で1往復される。このとき、各かご位置演算部は、プレート37a〜37cが基準位置センサ35によって検出されるパターンと、プレート38a〜38cが基準位置センサ35によって検出されるパターンと、各検出パターンが切り替わるかご位置とを学習して記録する。
ステップS106において、第1かご位置演算部724は、学習済みの基準位置センサパターンを用いて、図3に示すように、ゾーンごとに区切って、各ゾーンを設定し、処理がステップS107へと進む。
ステップS107において、第1かご位置演算部724は、第1かご位置確定状態726をレベル2に設定し、処理がステップS101へと戻る。
このように、かご位置確定レベルが2である場合、かご位置演算部によって演算されるかご位置の情報は、かご31がどのゾーンに位置するかが分かる情報であり、かご位置の情報の精度がレベル1のときよりも良いことを示している。
ステップS108において、第1かご位置演算部724は、基準位置センサ35から入力される基準位置検出情報36から、基準位置センサ35の検出状態に変化があるか否かを判断する。第1かご位置演算部724は、基準位置検出情報36を確認し、基準位置センサ35のプレート検出パターンに変化があった場合、処理がステップS109へと進む。一方、第1かご位置演算部724は、基準位置検出情報36を確認し、基準位置センサ35のプレート検出パターンに変化がなければ、基準位置センサ35の検出状態に変化がないと判断し、処理がステップS105へと進む。
ステップS109において、第1かご位置演算部724は、図3に示すように、学習済みの位置(1)〜位置(6)をかご現在位置として設定する。
ステップS110において、第1かご位置演算部724は、第1かご位置確定状態726をレベル3に設定し、処理がステップS101へと戻る。
このように、かご位置確定レベルが3である場合、かご位置演算部によって演算されるかご位置の情報は、かご31がゾーン内のどこに位置するかが分かる情報であり、かご位置の情報の精度が最も良いことを示している。
次に、第1かご過速監視状態725の決定動作、および第2かご過速監視状態745の決定の動作について、図5を参照しながら説明する。図5は、本発明の実施の形態1における各かご過速監視部によって行われるかご過速監視状態の決定の動作を示すフローチャートである。
なお、第1かご過速監視状態725の決定の動作と、第2かご過速監視状態745の決定の動作は同様であるので、ここでは、第1かご過速監視状態725の決定の動作を代表して説明する。
ステップS201において、第1かご過速監視部722は、自系統のかご過速監視状態、すなわち、第1かご過速監視状態725の初期値が未設定であるか否かを判断する。第1かご過速監視状態725の初期値が未設定であると判断された場合、処理がステップS202へと進み、そうでないと判断された場合には、処理がステップS203へと進む。
ステップS202において、第1かご過速監視部722は、第1かご過速監視状態725をレベル1に設定し、処理がステップS201へと戻る。
ステップS203において、第1かご過速監視部722は、エレベータ装置のシステムに何らかの異常が発生したか否かを判断する。システムに異常が発生したと判断された場合、処理がステップS202へと進み、そうでないと判断された場合、処理がステップS204へと進む。
ステップS204において、第1かご過速監視部722は、第1かご過速監視状態725をチェックする。第1かご過速監視部722によるチェックの結果、第1かご過速監視状態725が、レベル1である場合には、処理がステップS205へと進み、レベル2である場合には、処理がステップS208へと進み、レベル3である場合には、処理がステップS212へと進む。
ステップS205において、第1かご過速監視部722は、自系統のかご位置確定状態、すなわち、第1かご位置確定状態726がレベル2以上であるか否かを判断する。第1かご位置確定状態726がレベル2以上であると判断された場合には、処理がステップS206へと進み、そうでないと判断された場合には、処理がステップS202へと進む。
ステップS206において、第1かご過速監視部722は、他系統のかご位置確定状態、すなわち、第2かご位置確定状態746がレベル2以上であるか否かを判断する。第2かご位置確定状態746がレベル2以上であると判断された場合には、処理がステップS207へと進み、そうでないと判断された場合には、処理がステップS202へと進む。
ステップS207において、第1かご過速監視部722は、第1かご過速監視状態725をレベル2に設定し、処理がステップS201へと戻る。
このように、自系統のかご過速監視状態がレベル1に設定されている場合、自系統のかご位置確定状態がレベル2以上であり、他系統のかご位置確定状態がレベル2以上であれば、自系統のかご過速監視状態のレベルが引き上げられてレベル2に設定される。
すなわち、各安全監視系統は、自系統のかご位置確定レベルと、他系統のかご位置確定レベルが、自系統のかご過速監視レベルよりも高い場合、自系統のかご過速監視レベルを引き上げる。
ステップS208において、第1かご過速監視部722は、他系統のかご過速監視状態、すなわち、第2かご過速監視状態745がレベル2未満であるか否かを判断する。第2かご過速監視状態745がレベル2未満であると判断された場合には、処理がステップS205へと進み、そうでないと判断された場合には、処理がステップS209へと進む。
ステップS209において、第1かご過速監視部722は、自系統のかご位置確定状態、すなわち、第1かご位置確定状態726がレベル3以上であるか否かを判断する。第1かご位置確定状態726がレベル3以上であると判断された場合には、処理がステップS210へと進み、そうでないと判断された場合には、処理がステップS205へと進む。
ステップS210において、第1かご過速監視部722は、他系統のかご位置確定状態、すなわち、第2かご位置確定状態746がレベル3以上であるか否かを判断する。第2かご位置確定状態746がレベル3以上であると判断された場合には、処理がステップS211へと進み、そうでないと判断された場合には、処理がステップS206へと進む。
ステップS211において、第1かご過速監視部722は、第1かご過速監視状態725をレベル3に設定し、処理がステップS201へと戻る。
このように、自系統のかご過速監視状態がレベル2に設定されている場合、自系統のかご位置確定状態がレベル3以上であり、他系統のかご位置確定状態がレベル3以上であれば、自系統のかご過速監視状態がレベル3に設定される。
すなわち、各安全監視系統は、自系統のかご位置確定レベルと、他系統のかご位置確定レベルが、自系統のかご過速監視レベルよりも高い場合、自系統のかご過速監視レベルを引き上げる。
また、自系統のかご過速監視状態がレベル2に設定されている場合、他系統のかご過速監視状態がレベル1であり、自系統のかご位置確定状態がレベル1であれば、自系統のかご過速監視状態がレベル1に設定される。
すなわち、各安全監視系統は、他系統のかご過速監視レベルが、自系統のかご過速監視レベルよりも低く、自系統のかご位置確定レベルが、自系統のかご過速監視レベルよりも低い場合、自系統のかご過速監視レベルを引き下げる。
さらに、自系統のかご過速監視状態がレベル2に設定されている場合、他系統のかご過速監視状態がレベル1であり、他系統のかご位置確定状態がレベル1であれば、自系統のかご過速監視状態がレベル1に設定される。
すなわち、各安全監視系統は、他系統のかご過速監視レベルが、自系統のかご過速監視レベルよりも低く、他系統のかご位置確定レベルが、自系統のかご過速監視レベルよりも低い場合、自系統のかご過速監視レベルを引き下げる。
ステップS212において、第1かご過速監視部722は、他系統のかご過速監視状態、すなわち、第2かご過速監視状態745がレベル3未満であるか否かを判断する。第2かご過速監視状態745がレベル3未満であると判断された場合には、処理がステップS208へと進み、そうでないと判断された場合には、処理がステップS201へと戻る。
以上のような処理を第1安全監視系統720および第2安全監視系統740が実行することで、第1安全監視系統720のかご過速監視レベルと、第2安全監視系統740のかご過速監視レベルを一致させることができる。したがって、エレベータ運転制御装置51は、かご31の走行速度を決定する際に、従来のように全ての系統のかご過速監視レベルを参照する必要がなく、1つの系統のかご過速監視レベルを参照するだけでよくなる。
また、エレベータ運転制御装置51は、かご31の走行速度を決定する際に、1つの系統のかご過速監視レベルを参照するだけでよくなるので、第1安全監視系統720および第2安全監視系統740のいずれか一方のかご過速監視レベルに対応するかご過速監視パターンをかご31の速度が超過しないようにかご31の走行を制御する。
以上、本実施の形態1によれば、エレベータの制御装置は、かご過速監視レベルに対応するかご過速監視パターンに基づいてかごの過速を監視する、第1安全監視系統および第2安全監視系統を有する終端階強制減速装置を備えて構成されている。
また、第1安全監視系統および第2安全監視系統の各系統は、かご過速監視レベルと対応付けされているかご位置確定レベルを設定し、自系統のかご位置確定レベルと、他系統のかご位置確定レベルと、他系統のかご過速監視レベルとから、かご過速監視レベルを設定するように構成されている。
これにより、簡易な構成によって、各系統が相互にかご過速監視レベルを一致させることができる。すなわち、複数の安全監視系統から構成される多重系システムを採用する場合にかご過速監視状態のレベルが系統間で乖離するケースを抑制することができる。その結果、エレベータ運転制御装置は、いずれか一方の系統のみのかご過速監視レベルを参照して走行速度を決定することができる。

Claims (5)

  1. かご過速監視状態のレベルであるかご過速監視レベルが上がるにつれて、かご位置に対応した許容速度が高速領域に拡張されたパターンとなる複数のかご過速監視パターンが設定されており、前記かご過速監視レベルに対応するかご過速監視パターンに基づいてかごの過速を監視する、第1安全監視系統および第2安全監視系統を有する終端階強制減速装置を備え、
    前記第1安全監視系統および前記第2安全監視系統の各系統は、
    前記かごの位置情報の精度が良くなるのにつれてレベルが上がるかご位置確定状態のレベルであるかご位置確定レベルであって、前記かご過速監視レベルと対応付けされている前記かご位置確定レベルを設定し、
    自系統の前記かご位置確定レベルと、他系統の前記かご位置確定レベルと、前記他系統の前記かご過速監視レベルとから、前記かご過速監視レベルを設定する
    エレベータの制御装置。
  2. 前記各系統は、
    前記自系統の前記かご位置確定レベルと、前記他系統の前記かご位置確定レベルが、前記自系統の前記かご過速監視レベルよりも高い場合、前記自系統の前記かご過速監視レベルを引き上げる
    請求項1に記載のエレベータの制御装置。
  3. 前記各系統は、
    前記他系統の前記かご過速監視レベルが、前記自系統の前記かご過速監視レベルよりも低く、前記自系統の前記かご位置確定レベルが、前記自系統の前記かご過速監視レベルよりも低い場合、前記自系統の前記かご過速監視レベルを引き下げる
    請求項1または2に記載のエレベータの制御装置。
  4. 前記各系統は、
    前記他系統の前記かご過速監視レベルが、前記自系統の前記かご過速監視レベルよりも低く、前記他系統の前記かご位置確定レベルが、前記自系統の前記かご過速監視レベルよりも低い場合、前記自系統の前記かご過速監視レベルを引き下げる
    請求項1から3のいずれか1項に記載のエレベータの制御装置。
  5. 前記かごの走行を制御するエレベータ運転制御装置をさらに備え、
    前記エレベータ運転制御装置は、
    前記第1安全監視系統および前記第2安全監視系統のいずれか一方の前記かご過速監視レベルに対応する前記かご過速監視パターンを前記かごの速度が超過しないように前記かごの走行を制御する
    請求項1から4のいずれか1項に記載のエレベータの制御装置。
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