JP5646047B2 - マルチカー式エレベータ及びその制御方法 - Google Patents

マルチカー式エレベータ及びその制御方法 Download PDF

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Description

この発明は、共通の昇降路内に複数のかごが設けられているマルチカー式エレベータ及びその制御方法に関するものである。
従来のマルチカー式エレベータでは、隣接する2台のかごが同方向へ走行する場合に、かご同士の衝突を防止するため、先行かごの走行開始時間に対して後行かごの走行開始時間を遅延させるような走行速度制御が行われる。このとき、先行かごが急停止した場合に、後行かごが通常の停止動作で停止しても先行かごに衝突しないように、先行かごと後行かごとの離間距離が制御される(例えば、特許文献1参照)。
特表2010−538948号公報
しかし、上記のような従来のマルチカー式エレベータでは、先行かごが急停止した際、例えば制御装置の暴走等の異常により、後行かごが通常の停止動作に移行しなかったり、後行かごの速度が一時的に上昇したりした場合、異常を検出してから後行かごを急停止させても、先行かごとの間に所定値以上の距離を残して停止することができない恐れがあった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、先行かごが急停止した際に、先行かごとの間の安全距離をより確実に確保して後行かごを停止させることができるマルチカー式エレベータ及びその制御方法を得ることを目的とする。
この発明に係るマルチカー式エレベータは、共通の昇降路内に設けられている複数のかご、かごをそれぞれ独立して昇降させる複数の駆動装置、駆動装置を制御するエレベータ制御装置、及びかごを制動する複数の制動装置を備え、隣接する2台のかごが同方向へ走行するとき、エレベータ制御装置は、先行かごが現在位置から最短の停止距離で停止する停止位置である最短停止位置を確定し、後行かごが現在位置からエレベータ制御装置による減速制御によって停止するまでの速度変化の軌跡を外れて先行かごに接近した場合に後行かごを急停止させたときの後行かごの停止位置である停止想定位置を確定し、停止想定位置が最短停止位置よりも手前にあるように、先行かごと後行かごとの離間距離を制御する。
また、この発明に係るマルチカー式エレベータは、共通の昇降路内に設けられている複数のかご、かごをそれぞれ独立して昇降させる複数の駆動装置、駆動装置を制御するエレベータ制御装置、及びかごを制動する複数の制動装置を備え、隣接する2台のかごが同方向へ走行するとき、エレベータ制御装置は、後行かごが現在位置からエレベータ制御装置による減速制御によって停止する停止位置である停止想定位置を確定し、停止想定位置が先行かごの現在位置よりも閾距離以上手前にあるように、先行かごと後行かごとの離間距離を制御する。
さらに、この発明に係るマルチカー式エレベータの制御方法は、隣接する2台のかごが同方向へ走行するときの制御方法であって、先行かごが現在位置から最短の停止距離で停止する停止位置である最短停止位置を確定するステップ、後行かごが現在位置からエレベータ制御装置による減速制御によって停止するまでの速度変化の軌跡を外れて先行かごに接近した場合に後行かごを急停止させたときの後行かごの停止位置である停止想定位置を確定するステップ、及び停止想定位置が最短停止位置よりも手前にあるように、先行かごと後行かごとの離間距離を制御するステップを含む。
さらにまた、この発明に係るマルチカー式エレベータの制御方法は、隣接する2台のかごが同方向へ走行するときの制御方法であって、後行かごが現在位置からエレベータ制御装置による減速制御によって停止する停止位置である停止想定位置を確定するステップ、及び停止想定位置が先行かごの現在位置よりも閾距離以上手前にあるように、先行かごと後行かごとの離間距離を制御するステップを含む。
この発明のマルチカー式エレベータ及びその制御方法は、隣接する2台のかごが同方向へ走行するとき、先行かごが現在位置から最短の停止距離で停止する停止位置である最短停止位置を確定し、後行かごが現在位置からエレベータ制御装置による減速制御によって停止するまでの速度変化の軌跡を外れて先行かごに接近した場合に後行かごを急停止したときの後行かごの停止位置である停止想定位置を確定し、停止想定位置が最短停止位置よりも手前にあるように、先行かごと後行かごとの離間距離を制御するので、先行かごが急停止した際に、後行かごがエレベータ制御装置による減速制御によって停止するまでの速度変化の軌跡を外れて先行かごに接近したとしても、先行かごとの間の安全距離をより確実に確保して後行かごを停止させることができる。
また、この発明のマルチカー式エレベータ及びその制御方法は、隣接する2台のかごが同方向へ走行するとき、後行かごが現在位置からエレベータ制御装置による減速制御によって停止する停止位置である停止想定位置を確定し、停止想定位置が先行かごの現在位置よりも手前にあるように、先行かごと後行かごとの離間距離を制御するので、先行かごが急停止した際に、後行かごがエレベータ制御装置による減速制御によって停止するまでの速度変化の軌跡を外れて先行かごに接近したとしても、後行かごを先行かごの減速度と同等の減速度で即座に急停止させれば、先行かごとの間の安全距離をより確実に確保して後行かごを停止させることができる。
この発明の実施の形態1によるマルチカー式エレベータを示す構成図である。 図1のマルチカー式エレベータの制御システムを示すブロック図である。 第1のかごの最短停止位置及び第2のかごの停止想定位置の第1の例を示すグラフである。 第1のかごの最短停止位置及び第2のかごの停止想定位置の第2の例を示すグラフである。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるマルチカー式エレベータを示す構成図である。図において、共通の昇降路1内には、第1のかご(上かご)2と、第1のかご2に対応する第1の釣合おもり3と、第2のかご(下かご)4と、第2のかご4に対応する第2の釣合おもり5とが設けられている。第1のかご2は、第2のかご4の上方(真上)に設けられている。
昇降路1の上部には、第1のかご2及び第1の釣合おもり3を昇降させる第1の駆動装置(第1の巻上機)6と、第2のかご4及び第2の釣合おもり5を昇降させる第2の駆動装置(第2の巻上機)7とが設置されている。第1及び第2のかご2,4は、駆動装置6,7により、昇降路1内をそれぞれ独立して昇降される。
第1の駆動装置6は、第1の駆動シーブと、第1の駆動シーブを回転させる第1のモータと、第1の駆動シーブの回転を制動する制動装置である第1の巻上機ブレーキ6aとを有している。第2の駆動装置7は、第2の駆動シーブと、第2の駆動シーブを回転させる第2のモータと、第2の駆動シーブの回転を制動する制動装置である第2の巻上機ブレーキ7aとを有している。
第1の駆動装置6の駆動シーブには、第1の懸架手段8が巻き掛けられている。第1のかご2及び第1の釣合おもり3は、第1の懸架手段8により昇降路1内に吊り下げられている。第2の駆動装置7の駆動シーブには、第2の懸架手段9が巻き掛けられている。第2のかご4及び第2の釣合おもり5は、第2の懸架手段9により昇降路1内に吊り下げられている。
第1の懸架手段8としては、例えば複数本のロープ又は複数本のベルトが用いられている。また、この例では、第1のかご2及び第1の釣合おもり3は、1:1ローピング方式で吊り下げられている。
第2の懸架手段9としては、例えば複数本のロープ又は複数本のベルトが用いられている。また、この例では、第2のかご4及び第2の釣合おもり5は、1:1ローピング方式で吊り下げられている。
第1のかご2の下部には、第1の緩衝装置(上かごバッファ)10が取り付けられている。第2のかご4の上部には、第2の緩衝装置(下かごバッファ)11が取り付けられている。
また、第1のかご2には、かごガイドレールに係合して第1のかご2を非常停止させる制動装置である第1の非常止め装置12が搭載されている。第2のかご4には、かごガイドレールに係合して第2のかご4を非常停止させる制動装置である第2の非常止め装置13が搭載されている。
図2は図1のマルチカー式エレベータの制御システムを示すブロック図である。第1の機械システム21は、第1のかご2を駆動する機械システムであり、第1の駆動装置6、第1の懸架手段8、第1の駆動装置6の駆動シーブの回転速度を検出する回転センサ、及び第1の懸架手段8の状態を検出する状態センサ等を含んでいる。
第2の機械システム22は、第2のかご4を駆動する機械システムであり、第2の駆動装置7、第2の懸架手段9、第2の駆動装置7の駆動シーブの回転速度を検出する回転センサ、及び第2の懸架手段9の状態を検出する状態センサ等を含んでいる。
第1の機械システム21及び第1のかご2には、第1のかご2の走行速度を制御する第1の速度コントローラ23が接続されている。第1の機械システム21は、第1の速度コントローラ23からの走行速度指令値に従って、第1のかご2を走行させる。
第1の機械システム21は、例えば第1のかご2の位置、速度、第1の懸架手段8の状態など、第1のかご2の走行に関係する状態量情報を第1の速度コントローラ23に送る。第1のかご2は、第1のかご2のドアの状態に関する情報を第1の速度コントローラ23に送る。
第2の機械システム22及び第2のかご4には、第2のかご4の走行速度を制御する第2の速度コントローラ24が接続されている。第2の機械システム22は、第2の速度コントローラ24からの走行速度指令値に従って、第2のかご4を走行させる。
第2の機械システム22は、例えば第2のかご4の位置、速度、第2の懸架手段9の状態など、第2のかご4の走行に関係する状態量情報を第2の速度コントローラ24に送る。第2のかご4は、第2のかご4のドアの状態に関する情報を第2の速度コントローラ24に送る。
第1及び第2の速度コントローラ23,24には、運行管理コントローラ25が接続されている。運行管理コントローラ25は、第1のかご2の運行指令を第1の速度コントローラ23に出力するとともに、第2のかご4の運行指令を第2の速度コントローラ24に出力する。エレベータ制御装置20は、第1及び第2の速度コントローラ23,24と運行管理コントローラ25とを有している。
第1の速度コントローラ23は、第1のかご2及び第1の機械システム21から送られた情報を用いて、第1のかご2の位置、速度、第1のかごの状態を確定し、運行管理コントローラ25からの運行指令に従って、第1の機械システム21を介して第1のかご2の走行速度を制御する。
第2の速度コントローラ24は、第2のかご4及び第2の機械システム22から送られた情報を用いて、第2のかご4の位置、速度、第2のかごの状態を確定し、運行管理コントローラ25からの運行指令に従って、第2の機械システム22を介して第2のかご4の走行速度を制御する。
また、第1及び第2の速度コントローラ23,24は、互いに接続されており、相手のかごの位置や速度を認識することが可能である。
さらに、第1及び第2の速度コントローラ23,24は、第1及び第2のかご2,4の異常接近を検出した場合、減速指令を出力して衝突を回避する制御を行うことが可能である。この場合、通常走行時の減速度で減速させるのが望ましいが、衝突を回避するための緊急的な停止動作であるため、通常走行時よりも高い減速度での減速指令としてもよい。また、かご2,4が通常の着床位置から外れた位置に停止した場合、停止後に、乗客が乗場に降車可能な位置までかご2,4を移動させる必要がある。
減速指令を出力する場合、後行かごのみを減速、又は減速停止させる方法がある。この場合、先行かごの走行を継続できるメリットがある。また、先行かご及び後行かごの両方を減速停止させる方法もある。この場合、動作指令の出力回路を単純な構成で形成できるメリットがある。
さらにまた、第1及び第2の速度コントローラ23,24は、同方向へ走行する第1及び第2のかご2,4の異常接近を検出した場合、先行かごの速度を上げることで、衝突回避を図ることも可能である。
第1及び第2の速度コントローラ23,24は、それぞれ独立したコンピュータを有している。また、運行管理コントローラ25は、第1及び第2の速度コントローラ23,24とは独立したコンピュータを有している。
第1及び第2のかご2,4と第1及び第2の機械システム21,22とには、第1及び第2の速度コントローラ23,24とは別の系統で、かご間安全装置26が接続されている。かご間安全装置26は、例えば第1及び第2のかご2,4の異常接近や懸架状態の異常など、かご2,4同士が衝突に至るような異常状態の有無を監視する。
また、かご間安全装置26は、かご2,4及び機械システム21,22から送られた第1及び第2のかご2,4の走行に関する状態量情報に基づいて、異常状態を検出する。さらに、かご間安全装置26は、異常状態が検出されると、かご2,4及び機械システム21,22に含まれるいずれかの制動装置に対して、動作指令を出力する。
さらにまた、かご間安全装置26は、速度コントローラ23,24及び運行管理コントローラ25とは独立したコンピュータを有している。また、かご間安全装置26は、状態量情報の入手及び制動装置に対する動作指令の出力を、速度コントローラ23,24及び運行管理コントローラ25に依存することなく、独立して実行可能である。
この例では、かご間安全装置26は、同方向へ走行する第1及び第2のかご2,4の異常接近を検出した場合、後行かごを減速又は停止させて衝突を回避する。このため、かご間安全装置26は、後行かご又は後行かごに対応する機械システムに含まれるいずれかの制動装置に対して動作指令を出力する。これにより、先行かごが正常であれば、先行かごの走行は継続させることができる。
次に、速度コントローラ23,24及びかご間安全装置26による監視動作の詳細について説明する。以下では、理解を容易にするため、第1のかご2が先行かごとして上方向(第2のかご4から離れる方向)へ走行しており、第2のかご4が後行かごとして上方向(第1のかご4に接近する方向)へ走行している場合について説明する。
後行かごに対応する第2の速度コントローラ24、及びかご間安全装置26は、入手した状態量情報に基づいて、第1のかご2の位置及び速度と、第2のかご4の位置及び速度とを確定する。
この後、第2の速度コントローラ24及びかご間安全装置26は、第1のかご2が現在位置から最短の停止距離で停止する場合の停止位置である最短停止位置を確定する。最短の停止距離とは、第1のかご2に直接作用する制動装置(非常止め装置12等)、及び第1の機械システム21に作用する制動装置(第1の駆動装置6の巻上機ブレーキ6a、主索ブレーキ、第1の釣合おもり3に作用する非常止め装置等)のうち、第1のかご2に最も高い減速度が発生する制動装置を動作させた場合の停止距離を指す。
但し、最も高い減速度の評価が難しい場合は、第1のかご2に発生する最も高い減速度が無限大であると仮定して、第1のかご2の現在位置を最短停止位置として確定することもできる。
次に、第2の速度コントローラ24及びかご間安全装置26は、上昇する第2のかご4の停止想定位置を確定する。
ここで、乗客の負担や閉じ込め等を考慮すると、第2のかご4は、制動装置により急停止させるよりも、運転制御により衝突の回避を図るのが望ましい(特に、通常減速制御が望ましい)。
即ち、異常接近が検出された場合には、まず第2の速度コントローラ24による減速制御により衝突回避が図られる。そして、例えば第2の速度コントローラ24の暴走など、何等かの異常により、第2の速度コントローラ24による減速制御では衝突が回避できない場合に、かご間安全装置26により第2のかご4を急停止させて衝突を回避するのが望ましい。
かご間安全装置26により衝突を回避する異常状態としては、第2のかご4の第1のかご2への接近速度が所定値よりも高いことが検出された場合、第2の懸架手段9の破断が検出された場合、及び第2の懸架手段9の磨耗によるトラクション能力の低下が検出された場合などが考えられる。
このようなことから、第2のかご4の停止想定位置は、第2の速度コントローラ24による減速制御(例えば、通常減速制御)では衝突を回避できず、かご間安全装置26により第2のかご4を急制動させたときに、第1のかご2に最も接近した位置で第2のかご4が停止することを想定して確定される。
また、第2のかご4の停止想定位置は、第2のかご4の速度、方向、負荷、加減速度、ジャーク、制動装置の制動特性、トラクション能力、第2のかご4の走行状態を検出するセンサの誤差、センサにより取得した情報を通信するのにかかる時間、及び第2のかご4の状態を判断するのにかかる時間の中から選択される少なくとも1つのパラメータに基づいて計算される。
さらに、第2のかご4の停止想定位置は、第2のかご4の位置及び速度によって変化する。特に、第2のかご4の速度が高ければ、第1のかご2に近付くことになる。
これに対して、第2の速度コントローラ24及びかご間安全装置26は、第2のかご4の停止想定位置が、第1のかご2の最短停止位置よりも第2のかご4から離れた位置とはならないような制限、又は第1のかご2の最短停止位置から所定の閾距離だけ第2のかご4に近い位置よりも第2のかご4から離れた位置とはならないような制限を設けることで、第2のかご4の停止想定位置を確定する。
かご間安全装置26は、エレベータ制御装置20とは独立して、最短停止位置と停止想定位置とを確定し離間距離を監視する。
ここで、時刻Tにおける第1のかご2の最短停止位置をPlst(T)、第2のかご4の停止想定位置をPtst(T)、所定の閾距離をDthとし、上述の説明を式で表すと、
Plst(T)−Ptst(T)≧Dth ・・・(1)
となる。
但し、Dth≧0であり、走行する方向に向かって位置は増加する。
Plst(T)、Ptst(T)は、時間とともに変化するため、第2の速度コントローラ24及びかご間安全装置26は、式(1)を用いた衝突監視を連続的又は周期的、かつ動的、継続的に実行する。
また、第2の速度コントローラ24は、第2の速度コントローラ24自体又はかご間安全装置26による異常接近の検出が発生しないように、第2のかご4の速度制御を実行する。
ここで、第1及び第2のかご2,4が互いに隣接した位置から走行を開始する場合のかご位置の軌跡を図3、図4に示す。図3では、第1のかご2の最短停止位置を、第1のかご2に発生する可能性がある最も高い減速度を用いて求めている。一方、図4では、第1のかご2の最短停止位置を、第1のかご2に無限大の減速度が発生すると仮定して求めている。また、図の簡略化のため、図3及び図4では、前述の閾距離Dthを0として作図している。
図3及び図4において、軌跡31は第1のかご2の走行位置の軌跡、軌跡32は第1のかご2の最短停止位置の軌跡、軌跡33は第2のかご4の走行位置の軌跡、軌跡34は第2のかご4の停止想定位置の軌跡をそれぞれ示している。
前述のように、軌跡34が軌跡32よりも閾距離Dthだけ手前の位置となるため、第2の速度コントローラ24は、第1のかご2が走行を開始してから第2のかご4が走行を開始するまでの間に、所定の遅延時間を設ける必要がある。
以下に、第2の速度コントローラ24による遅延時間の決定方法を説明する。まず、第2の速度コントローラ24は、第1のかご2が走行していることになる時間0≦T≦Tlにおける第1のかご2の最短停止位置Plst(T)を前述の方法で決定する。
次に、第2の速度コントローラ24は、第2のかご4が走行をしていることになる時間Td≦T≦Ttにおける第2のかご4の停止想定位置Ptst(T)を前述の方法で決定する。この後、第2の速度コントローラ24は、以下の条件が満足されるTdを決定する。
Plst(T)−Ptst(T)≧Dth ・・・(2)
但し、Dth≧0、Td≦T≦Ttであり、走行する方向に向かって位置は増加する。
このようにして決定されたTdが、第1のかご2が走行を開始してから第2のかご4が走行を開始するまでの遅延時間(待機時間)となる。
なお、第1及び第2のかご2,4が下方向へ走行している場合も同様の監視動作を行うことができ、その場合、上述した第2の速度コントローラ24の動作は、第1の速度コントローラ23が行う。
このように、実施の形態1のマルチカー式エレベータでは、隣接する2台のかご2,4が同方向へ走行するとき、先行かごが現在位置から最短の停止距離で停止する停止位置である最短停止位置を確定する。また、後行かごが現在位置からエレベータ制御装置20による減速制御によって停止するまでの速度変化の軌跡を外れて先行かごに接近した場合に後行かごを急停止させたときの後行かごの停止位置である停止想定位置を確定する。そして、停止想定位置が最短停止位置よりも手前にあるように、先行かごと後行かごとの離間距離を制御する。これにより、先行かごが急停止した際に、後行かごが通常減速制御によって停止するまでの速度変化の軌跡を外れて先行かごに接近したとしても、先行かごとの間の安全距離をより確実に確保して後行かごを停止させることができる。
また、エレベータ制御装置20による減速制御では衝突が回避できない場合に、後行かごを急停止させるので、例えば乗客の閉じ込め等のサービス性低下を防ぐことができる。
さらに、かご間安全装置26は、エレベータ制御装置20とは独立して、先行かごの最短停止位置と後行かごの停止想定位置とを確定し離間距離を監視するので、エレベータ制御装置20の故障時にも、離間距離を監視し、かご2,4同士の衝突を回避することができる。
さらにまた、エレベータ制御装置20は、最も高い減速度の評価が難しい場合に、先行かごが無限大の減速度で停止すると仮定して、先行かごの現在位置を最短停止位置と確定するので、簡単な制御により、離間距離を十分に確保することができる。
なお、先行かごの現在位置を最短停止位置と確定する場合、後行かごが現在位置からエレベータ制御装置20による減速制御によって停止する位置を停止想定位置と確定し、停止想定位置が先行かごの現在位置よりも閾距離以上手前にあるように、先行かごと後行かごとの離間距離を制御するようにしてもよい。
この場合、先行かごが急停止した際に、後行かごが減速制御によって停止するまでの速度変化の軌跡を外れて先行かごに接近したとしても、後行かごを先行かごの減速度と同等の減速度で即座に急停止させれば、先行かごとの間の安全距離をより確実に確保して後行かごを停止させることができる。
また、ローピング方式は1:1ローピング方式に限定されるものではなく、例えば2:1ローピング方式であってもよい。
さらに、かごによって異なるローピング方式が混在してもよい。
さらにまた、上記の例では2台のかご2,4を用いたが、3台以上のかごを共通の昇降路1内に配置してもよい。

Claims (7)

  1. 共通の昇降路内に設けられている複数のかご、
    前記かごをそれぞれ独立して昇降させる複数の駆動装置、
    前記駆動装置を制御するエレベータ制御装置
    前記かごを制動する複数の制動装置、及び
    前記かご同士の衝突に至るような異常状態の有無を監視するかご間安全装置
    を備え、
    隣接する2台の前記かごが同方向へ走行するとき、
    前記エレベータ制御装置は、
    先行かごが現在位置から最短の停止距離で停止する停止位置である最短停止位置を確定し、
    後行かごが現在位置から前記エレベータ制御装置による減速制御によって停止するまでの速度変化の軌跡を外れて前記先行かごに接近した場合に前記後行かごを急停止させたときの前記後行かごの停止位置である停止想定位置を確定し、
    前記停止想定位置が前記最短停止位置よりも手前にあるように、前記先行かごと前記後行かごとの離間距離を制御し、
    前記かご間安全装置は、
    前記エレベータ制御装置とは独立して、前記先行かごの前記最短停止位置と前記後行かごの前記停止想定位置とを確定し前記離間距離を監視し、
    前記エレベータ制御装置による減速制御では衝突が回避できない場合に、前記後行かごを急停止させるマルチカー式エレベータ。
  2. 前記エレベータ制御装置は、前記先行かごが走行を開始してから前記後行かごが走行を開始するまでの間に所定の遅延時間を設けることにより、前記離間距離を制御する請求項1記載のマルチカー式エレベータ。
  3. 前記エレベータ制御装置は、前記後行かごの前記先行かごへの異常接近を検出すると、前記先行かごの速度を上昇させるか、前記後行かごの速度を低減させるか、前記後行かごを停止させるか、又は前記先行かご及び前記後行かごを停止させる請求項1記載のマルチカー式エレベータ。
  4. 前記エレベータ制御装置は、前記先行かごが無限大の減速度で停止すると仮定して、前記先行かごの現在位置を前記最短停止位置と確定する請求項1記載のマルチカー式エレベータ。
  5. 隣接する2台のかごが同方向へ走行するときのマルチカー式エレベータの制御方法であって、
    先行かごが現在位置から最短の停止距離で停止する停止位置である最短停止位置を確定するステップ、
    後行かごが現在位置からエレベータ制御装置による減速制御によって停止するまでの速度変化の軌跡を外れて前記先行かごに接近した場合に前記後行かごを急停止させたときの前記後行かごの停止位置である停止想定位置を確定するステップ
    前記停止想定位置が前記最短停止位置よりも手前にあるように、前記先行かごと前記後行かごとの離間距離を制御するステップ、及び
    かご間安全装置により、前記エレベータ制御装置とは独立して、前記先行かごの前記最短停止位置と前記後行かごの前記停止想定位置とを確定し前記離間距離を監視し、前記エレベータ制御装置による減速制御では衝突が回避できないと判断される場合に、前記後行かごを急停止させるステップ
    を含むマルチカー式エレベータの制御方法。
  6. 前記離間距離は、所定の時刻Tにおける前記先行かごの前記最短停止位置をPlst(T)、前記後行かごの前記停止想定位置をPtst(T)、閾距離をDth≧0とし、走行する方向に向かって位置は増加するものとしたとき、
    Plst(T)−Ptst(T)≧Dth
    を満足する請求項記載のマルチカー式エレベータの制御方法。
  7. 前記先行かごが走行を開始してから前記後行かごが走行を開始するまでの間に所定の遅延時間を設けることにより、前記離間距離を制御する請求項記載のマルチカー式エレベータの制御方法。
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