JP6567190B2 - ブレーキのライニング - Google Patents

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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D69/00Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces

Description

この発明は、回転機器に用いられるブレーキのライニングに関するものである。
従来、ディスクパッドとディスクロータとの間の摩擦係数を安定に保つために、中央部と縁部とで材質が異なる摩擦材を有し、温度変化が生じた場合に、摩擦材の形状を凸形状から凹形状に変化させるようにしたディスクブレーキ装置用ブレーキパッドが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平8−135698号公報
特許文献1に示されている従来のブレーキでは、ブレーキが設置されている回転機器を清掃する場合に、清掃で使用するワックス等の油分又は石鹸水等の水分がブレーキに滴下してしまうおそれがある。油分又は水分がブレーキのロータに付着すると、ブレーキパッドとロータとの間の摩擦係数が小さくなり、ブレーキの性能が低下してしまうおそれがある。
また、特許文献1に示されているブレーキでは、油等の液体がブレーキパッドに付着していると、摩耗粉が液体でブレーキパッドに付着しやすくなり、ロータとブレーキパッドとの間から摩耗粉が排出されにくくなる。これにより、ロータに対するブレーキパッドの摩擦係数が著しく低下してしまう。このため、摩擦係数の低下を予め見込んでブレーキを設計することになり、ブレーキが大型化してしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ブレーキの性能の低下を抑制することができ、ブレーキの小型化を図ることができるブレーキのライニングを得ることを目的とする。
この発明によるブレーキのライニングは、回転体に対して接離する接触面が設けられているブレーキのライニングであって、溝又は貫通孔が排出路として設けられ、排出路は、接触面に形成された開口部を有し、排出路の内面のぬれ性は、接触面のぬれ性よりも高い。
この発明によるブレーキのライニングによれば、接触面及び回転体の少なくともいずれかに液体が付着している状態でライニングの接触面が回転体に接触した場合、接触面と回転体との間に介在する液体が排出路内になじみながら広がりやすくすることができ、接触面と回転体との間から液体を排出しやすくすることができる。これにより、接触面と回転体との間の摩擦係数の低下を抑制することができ、ブレーキの性能の低下を抑制することができる。また、接触面と回転体との間の摩擦係数の低下が抑制されるので、ブレーキの小型化を図ることができる。
この発明の実施の形態1によるブレーキを示す正面図である。 図1のライニングを示す側面図である。 図2の矢印Aに沿って見たときのライニングを示す正面図である。 図1のドラムに接触しているときのライニングを示す拡大図である。 各溝の内面及びライニングの外周面に親油処理が行われていない比較例のブレーキを示す拡大図である。 この発明の実施の形態2によるブレーキのライニングを示す拡大側面図である。 この発明の実施の形態3によるブレーキのライニングを示す拡大側面図である。 この発明の実施の形態4によるブレーキのライニングを示す拡大側面図である。 この発明の実施の形態5によるブレーキのライニングを示す斜視図である。 この発明の実施の形態6によるブレーキのライニングを示す正面図である。 この発明の実施の形態6によるブレーキのライニングの他の例を示す正面図である。 この発明の実施の形態7によるブレーキのライニングを示す拡大側面図である。 図12の矢印Bに沿って見たときのライニングを示す正面図である。 図13の矢印Cに沿って見たときのライニングを示す下面図である。 この発明の実施の形態8によるブレーキのライニングを示す拡大側面図である。 この発明の実施の形態9によるブレーキのライニングを示す拡大正面図である。 図16の矢印Dに沿って見たときのライニングを示す下面図である。 図17の溝内に油が入っているときのライニングを示す下面図である。 この発明の実施の形態10によるブレーキのライニングを示す拡大正面図である。 図19のXX−XX線に沿った断面図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるブレーキを示す正面図である。図において、ブレーキ1は、軸線を中心として回転する回転体であるドラム2と、ドラム2に対して制動力を与える複数のブレーキ部3とを有している。
この例では、モータと、モータの駆動力により回転する駆動綱車とを有する回転機器であるエレベータ用巻上機にブレーキ1が設けられている。駆動綱車には、図示しないかご及び釣合おもりを吊り下げる索状体が巻き掛けられる。索状体としては、例えばロープ、ベルト等が用いられる。かご及び釣合おもりは、駆動綱車の回転に応じて昇降路内を昇降される。
ドラム2は、駆動綱車と一体に回転する。これにより、各ブレーキ部3によってドラム2に制動力が与えられると、駆動綱車が制動される。この例では、ドラム2の軸線方向に沿って見たとき、ドラム2の水平方向両側にブレーキ部3が1個ずつ配置されている。これにより、この例では、各ブレーキ部3が水平方向についてドラム2を介して互いに対向している。なお、ドラム2の軸線方向に沿って見たとき、水平方向に対して傾斜する直線に沿った方向について各ブレーキ部3がドラム2を介して互いに対向していてもよい。
各ブレーキ部3は、可動部4と、可動部4を変位させる駆動部5とを有している。可動部4は、ドラム2に接触する接触位置と、ドラム2から離れる解除位置との間で変位可能になっている。また、可動部4は、ベース6と、ベース6に固定されている摩擦材であるライニング7とを有している。
各ライニング7は、ドラム2の回転方向にライニング7の長手方向を一致させ、ドラム2の回転方向及び径方向のいずれに対しても直交する方向にライニング7の幅方向を一致させた状態で配置されている。各ライニング7には、ドラム2に対して接離する接触面8が設けられている。各ライニング7は、接触面8をドラム2に向けて配置されている。可動部4が接触位置に達すると、ライニング7の接触面8がドラム2に接触する。ドラム2には、ライニング7の接触面8がドラム2に接触することにより制動力が与えられる。この例では、各ライニング7が接触面8をドラム2の外周面に向けて配置され、可動部4が接触位置に達すると接触面8がドラム2の外周面に接触する。また、この例では、接触面8がドラム2の外周面に沿った曲面になっている。可動部4が解除位置に達すると、ライニング7の接触面8がドラム2から離れる。ドラム2に対する制動力の付与は、ライニング7の接触面8がドラム2から離れることにより解除される。
駆動部5は、接触位置と解除位置との間で可動部4を変位させる。また、駆動部5は、ライニング7の接触面8がドラム2に接触する方向へ可動部4を付勢する付勢体である図示しないばねと、ライニング7の接触面8がドラム2から離れる方向へばねの付勢力に逆らって可動部4を変位させる図示しない電磁マグネットとを有している。
電磁マグネットへの給電が行われると、電磁マグネットから電磁吸引力が発生して、ばねの付勢力に逆らって可動部4が電磁マグネットに吸引され、可動部4が解除位置へ変位される。これにより、ライニング7の接触面8がドラム2から離れる。電磁マグネットへの給電が停止すると、電磁マグネットの電磁吸引力の発生が停止し、ばねの付勢力により可動部4が接触位置へ変位される。これにより、ライニング7の接触面8がドラム2に接触する。
図2は、図1のライニング7を示す側面図である。また、図3は、図2の矢印Aに沿って見たときのライニング7を示す正面図である。ライニング7には、複数の溝11が排出路として設けられている。各溝11は、図2に示すように、接触面8に形成された開口部12を有している。各溝11は、溝11の長手方向両端部と開口部12とで開放されている。また、各溝11は、互いに平行になっている。
ライニング7は、ライニング7の長手方向を上下方向に合わせて配置されている。各溝11は、ライニング7の幅方向に沿って設けられている。これにより、各溝11は、水平に配置されている。また、各溝11は、上下方向について互いに間隔を置いて設けられている。
各溝11の内面は、底面13、第1の側面14及び第2の側面15を有している。また、各溝11では、第1の側面14の位置が第2の側面15の位置よりも低い位置になっている。この例では、第1の側面14及び第2の側面15がそれぞれ水平になっており、底面13が第1及び第2の側面14,15に対して直交している。
各溝11の内面のぬれ性は、接触面8のぬれ性よりも高くなっている。即ち、各溝11の内面に対する油、水等の液体の親和性は、接触面8に対する油、水等の液体の親和性よりも高くなっている。
この例では、各溝11の内側部分に親油材16をコーティングすることにより、各溝11の内面に親油処理が行われている。即ち、この例では、溝11の内面を形成する親油材16が溝11の内側部分に設けられている。親油材16としては、例えば二酸化ケイ素化合物(液状ガラス、二酸化シリコン等)、アルカリ金属ケイ酸塩化合物等が用いられている。
ライニング7には、接触面8に連続する外周面17が設けられている。ライニング7の外周面17は、上面18と、下面19と、ライニング7の幅方向について対向する一対の外側面20とを有している。この例では、上面18及び下面19が水平に形成され、一対の外側面20が上面18及び下面19に直交して形成されている。
また、ライニング7の外周面17、即ち上面18、下面19及び一対の外側面20のぬれ性は、接触面8のぬれ性よりも高くなっている。即ち、ライニング7の外周面17に対する油、水等の液体の親和性は、接触面8に対する油、水等の液体の親和性よりも高くなっている。
この例では、各溝11の内面に対する親油処理と同様の親油処理がライニング7の外周面17に行われている。即ち、ライニング7の外周部分に親油材16をコーティングすることにより、ライニング7の外周面17に親油処理が行われている。
次に、ライニング7の接触面8及びドラム2の少なくともいずれかに油が付着しているときの動作について説明する。図4は、図1のドラム2に接触しているときのライニング7を示す拡大図である。接触面8及びドラム2の少なくともいずれかに油21が付着している状態でライニング7の接触面8がドラム2の外周面に接触すると、接触面8とドラム2との間から油21が押し出され、接触面8よりもぬれ性の高い各溝11の内面及びライニング7の外周面17に油21がなじみながら広がる。これにより、接触面8とドラム2との間から各溝11内及びライニング7外へ油21が流れやすくなり、各溝11内の油21は各溝11の長手方向両端部の開放部分からライニング7外へ排出される。これにより、接触面8とドラム2との間から油21が排出されやすくなり、接触面8とドラム2との間の摩擦係数の油21による低下が抑制される。
例えば建物の清掃時に用いられるワックス又は石鹸水等の液体がドラム2及び接触面8に付着することがあるが、この場合であっても、各溝11の内面及びライニング7の外周面17に液体が広がりながら、液体が各溝11内及びライニング7外へ流れ、接触面8とドラム2との間から液体が排出されやすくなる。
ここで、図5は、各溝11の内面及びライニング7の外周面17に親油処理が行われていない比較例のブレーキを示す拡大図である。比較例のブレーキでは、接触面8、各溝11の内面及びライニング7の外周面17のそれぞれのぬれ性がすべて同じになっている。比較例のブレーキでは、接触面8及びドラム2の少なくともいずれかに油21が付着している状態でライニング7の接触面8がドラム2の外周面に接触すると、接触面8とドラム2との間から油21が押し出されようとするが、接触面8と同じぬれ性の各溝11の内面及びライニング7の外周面17には油21がなじみにくく、油21が各溝11内及びライニング7外に広がりにくくなる。これにより、接触面8とドラム2との間に油21が留まりやすくなり、接触面8とドラム2との間の摩擦係数が油21によって低下する。
このようなブレーキ1のライニング7では、溝11の内面のぬれ性が接触面8のぬれ性よりも高いので、接触面8及びドラム2の少なくともいずれかに油21等の液体が付着している状態でライニング7の接触面8がドラム2に接触した場合、接触面8とドラム2との間に介在する液体が溝11内になじみながら広がりやすくすることができ、接触面8とドラム2との間から液体を短時間で排出しやすくすることができる。これにより、接触面8とドラム2との間の摩擦係数の低下を抑制することができ、ブレーキ1の性能の低下を抑制することができる。また、接触面8とドラム2との間の摩擦係数の低下が抑制されるので、駆動部5の小型化を図ることができ、ブレーキ1全体の小型化を図ることができる。
また、溝11には、溝11の内面を形成する親油材16が設けられているので、油21に対する溝11の内面の親和性を簡単な構成によって接触面8よりも高くすることができる。
また、ライニング7には、接触面8に連続する外周面17が設けられており、外周面17のぬれ性は、接触面8のぬれ性よりも高くなっているので、溝11の内面だけでなく、外周面17にも液体がなじみやすくなり、接触面8とドラム2との間から液体をさらに短時間で排出しやすくすることができる。これにより、接触面8とドラム2との間の摩擦係数の低下をさらに抑制することができ、ブレーキ1の性能の低下をさらに抑制することができる。
実施の形態2.
図6は、この発明の実施の形態2によるブレーキのライニングを示す拡大側面図である。各溝11では、第2の側面15が水平に配置され、第2の側面15よりも低い位置にある第1の側面14が接触面8から底面13に向かって下方へ傾斜している。底面13は、第2の側面15と直交している。他の構成は実施の形態1と同様である。
このようなブレーキ1のライニング7では、第2の側面15よりも低い位置にある第1の側面14が、接触面8から底面13に向かって下方へ傾斜しているので、溝11に入った液体が自重で接触面8から離れる方向へ流れるようになり、油、石鹸水等の液体が溝11内から接触面8に逆流することを抑制することができ、溝11内の液体をライニング7外へさらに短時間で排出することができる。これにより、液体の量が多くなった場合でも、接触面8とドラム2との間の摩擦係数の低下をさらに抑制することができ、ブレーキ1の性能の低下をさらに抑制することができる。
実施の形態3.
実施の形態2では、第1及び第2の側面14,15のうち、第1の側面14のみが傾斜しているが、第2の側面15も、接触面8から底面13に向かって下方へ傾斜するようにしてもよい。
即ち、図7は、この発明の実施の形態3によるブレーキのライニングを示す拡大側面図である。各溝11では、第1の側面14及び第2の側面15のそれぞれが、接触面8から底面13に向かって下方へ傾斜している。底面13は、鉛直方向に沿って形成されている。他の構成は実施の形態1と同様である。
このようなブレーキ1のライニング7では、第1の側面14及び第2の側面15のそれぞれが、接触面8から底面13に向かって下方へ傾斜しているので、第1の側面14に付着した液体だけでなく第2の側面15に付着した液体も、接触面8から離れる方向へ自重で流れるようになり、液体が溝11内から接触面8に逆流することをさらに抑制することができ、溝11内の液体をライニング7外へさらに短時間で排出することができる。これにより、液体の量が多くなった場合でも、接触面8とドラム2との間の摩擦係数の低下をさらに抑制することができ、ブレーキ1の性能の低下をさらに抑制することができる。
実施の形態4.
実施の形態1では、ライニング7の上面18及び下面19のそれぞれが水平に形成されているが、ライニング7の上面18及び下面19を傾斜させてもよい。
即ち、図8は、この発明の実施の形態4によるブレーキのライニングを示す拡大側面図である。ライニング7の上面18及び下面19のそれぞれは、接触面8から離れるほど下方へ傾斜している。他の構成は実施の形態1と同様である。
このようなブレーキ1のライニング7では、ライニング7の上面18及び下面19が接触面8から離れるほど下方へ傾斜しているので、ライニング7の上面18及び下面19のそれぞれに付着した液体が自重で接触面8から離れる方向へ流れるようになり、ライニング7の上面18及び下面19のそれぞれから接触面8に液体が入ることを抑制することができる。これにより、液体の量が多くなった場合でも、接触面8とドラム2との間の摩擦係数の低下をさらに抑制することができ、ブレーキ1の性能の低下をさらに抑制することができる。
なお、上記の例では、ライニング7の上面18及び下面19のそれぞれが傾斜しているが、ライニング7の上面18及び下面19のいずれかのみを傾斜させてもよい。
また、上記の例では、ライニング7の上面18及び下面19のそれぞれが傾斜している構成が実施の形態1のライニング7に適用されているが、ライニング7の上面18及び下面19のそれぞれが傾斜している構成を実施の形態2及び3のライニング7に適用してもよい。
実施の形態5.
実施の形態4では、ライニング7の外周面17の中で、上面18及び下面19のみが傾斜しているが、ライニング7の一対の外側面20も傾斜していてもよい。
即ち、図9は、この発明の実施の形態5によるブレーキのライニングを示す斜視図である。ライニング7の上面18及び下面19のそれぞれは、接触面8から離れるほど下方へ傾斜している。
ライニング7の一対の外側面20は、鉛直線に対して傾斜している。ライニング7の上部では、一対の外側面20間の距離が接触面8から離れるほど連続的に狭くなっている。また、一対の外側面20間の距離は、ライニング7の上部から下部に向かって連続的に広がっている。他の構成は実施の形態4と同様である。
このようなブレーキ1のライニング7では、ライニング7の一対の外側面20間の距離がライニング7の上部から下部に向かって連続的に広がっているので、一対の外側面20に付着した液体が自重で一対の外側面20に沿って流れるようになり、ライニング7の一対の外側面20から接触面8に液体が入ることを抑制することができる。これにより、液体の量が多くなった場合でも、接触面8とドラム2との間の摩擦係数の低下をさらに抑制することができ、ブレーキ1の性能の低下をさらに抑制することができる。
なお、上記の例では、一対の外側面20間の距離がライニング7の上部から下部に向かって連続的に広がっている構成が実施の形態4のライニング7に適用されているが、一対の外側面20間の距離がライニング7の上部から下部に向かって連続的に広がっている構成を実施の形態1〜3のライニング7に適用してもよい。
実施の形態6.
図10は、この発明の実施の形態6によるブレーキのライニングを示す正面図である。ライニング7では、ドラム2側から見たときの各溝11が、水平線に対して傾斜する直線状の溝になっている。この例では、各溝11が互いに平行に配置されている。また、各溝11では、第1の側面14の位置が第2の側面15の位置よりも低い位置になっている。他の構成は実施の形態1と同様である。
このようなブレーキ1のライニング7では、ドラム2側から見たときの溝11が、水平線に対して傾斜する直線状の溝になっているので、油、水等の液体が自重で溝11の傾斜に沿って下方へ流れるようになり、溝11内の液体をライニング7外へ短時間でかつより確実に排出することができる。これにより、液体の量が多くなった場合でも、接触面8とドラム2との間の摩擦係数の低下をさらに抑制することができ、ブレーキ1の性能の低下をさらに抑制することができる。また、溝11を傾斜させる簡単な加工で溝11内の液体をライニング7外へ排出しやすくすることができる。従って、低コストで信頼性の高いブレーキ1を得ることができる。
なお、上記の例では、ドラム2側から見たときの溝11が、水平線に対して傾斜する直線状の溝になっているが、図11に示すように、ドラム2側から見たときの溝11を、溝11の中間部が最高位置で溝11の中間部から溝11の両端部に向かって下方へ傾斜するV字状の溝にしてもよい。このようにしても、溝11の中間部から溝11の両端部に向けて液体を自重で流れるようにすることができ、溝11内の液体をライニング7外へ短時間でかつより確実に排出することができる。
実施の形態7.
図12は、この発明の実施の形態7によるブレーキのライニングを示す拡大側面図である。また、図13は、図12の矢印Bに沿って見たときのライニングを示す正面図である。さらに、図14は、図13の矢印Cに沿って見たときのライニングを示す下面図である。各溝11は、ドラム2の回転方向に沿って設けられている。また、ドラム2側から見たときの各溝11は、鉛直線に沿って設けられている。これにより、各溝11の長手方向両端部がライニング7の上端部及び下端部に位置している。また、各溝11は、ライニング7の幅方向について互いに間隔を置いて平行に設けられている。さらに、各溝11では、底面13、第1の側面14及び第2の側面15のそれぞれが鉛直線に沿って形成されている。他の構成は実施の形態1と同様である。
このようなブレーキ1のライニング7では、ドラム2側から見たときの溝11が鉛直線に沿って設けられているので、溝11内に導かれた油、水等の液体が自重で下方へ落下しやすくなり、溝11内の液体をライニング7外へさらに短時間で排出することができる。これにより、液体の量が多くなった場合でも、接触面8とドラム2との間の摩擦係数の低下をさらに抑制することができ、ブレーキ1の性能の低下をさらに抑制することができる。また、溝11を鉛直方向に設ける簡単な加工で溝11内の液体をライニング7外へ排出しやすくすることができるので、低コストで信頼性の高いブレーキ1を得ることができる。
実施の形態8.
実施の形態7では、各溝11の底面13が鉛直線に沿って形成されているが、各溝11の底面13を鉛直線に対して傾斜させてもよい。
即ち、図15は、この発明の実施の形態8によるブレーキのライニングを示す拡大側面図である。各溝11では、上から溝11を見たときに底面13が見えるように、底面13が鉛直線に対して傾斜している。即ち、ライニング7の幅方向に沿って見たときの底面13は、斜め上の方向に向けて鉛直線に対して傾斜している。他の構成は実施の形態7と同様である。
このようなブレーキ1のライニング7では、上から溝11を見たときに底面13が見えるように、底面13が鉛直線に対して傾斜しているので、溝11内に入った液体が自重で下方へ流れるときに液体が底面13に沿って流れやすくなり、液体が溝11内から接触面8に逆流することを抑制することができる。これにより、液体の量が多くなった場合でも、接触面8とドラム2との間の摩擦係数の低下をさらに抑制することができ、ブレーキ1の性能の低下をさらに抑制することができる。
実施の形態9.
実施の形態7では、各溝11の第1の側面14と第2の側面15とが互いに平行になっているが、第1の側面14と第2の側面15との間の距離を接触面8から底面13に向かって連続的に広くしてもよい。
即ち、図16は、この発明の実施の形態9によるブレーキのライニングを示す拡大正面図である。また、図17は、図16の矢印Dに沿って見たときのライニングを示す下面図である。ドラム2側から見たときの各溝11は、鉛直線に沿って設けられている。各溝11では、第1の側面14と第2の側面15との間の距離が接触面8から底面13に向かって連続的に広がっている。即ち、各溝11の形状は、蟻溝状になっている。これにより、各溝11では、開口部12の幅が底面13の幅よりも小さくなっている。
可動部4が接触位置に達すると、接触面8とドラム2との間の領域Pに存在する油21の面圧が溝11の底面13の領域Bの圧力よりも高くなるため、油21が領域Pから溝11内の領域Bへ移動しやすくなる。
図18は、図17の溝11内に油21が入っているときのライニング7を示す下面図である。一方、溝11内に入った油21は、溝11の開口部12の幅が狭くなっていることから、図18に示すように、表面張力の作用によって溝11の開口部12で液溜まりを形成し、溝11内から接触面8への逆流が抑制される。他の構成は実施の形態7と同様である。
このようなブレーキ1のライニング7では、溝11の第1の側面14と第2の側面15との間の距離が接触面8から底面13に向かって連続的に広がっているので、溝11内の液体の表面張力の作用によって溝11の開口部12で液溜まりを形成することができ、溝11内から接触面8への液体の流出を抑制することができる。これにより、液体の量が多くなった場合でも、接触面8とドラム2との間の摩擦係数の低下をさらに抑制することができ、ブレーキ1の性能の低下をさらに抑制することができる。
なお、上記の例では、各ブレーキ部3がドラム2の水平方向両側に配置され、ドラム側2から見たときの各溝11が鉛直線に沿って設けられているが、各ブレーキ部3をドラム2の上下方向両側に配置し、各溝11を水平にしてライニング7を配置してもよい。このようにしても、溝11内の液体が溝11の開口部12で液溜まりを形成し、溝11内から接触面8への液体の流出を抑制することができる。従って、ドラム2に対する各ブレーキ部3の位置がどの位置であっても、溝11内に入った液体が接触面8に逆流することを抑制することができる。これにより、ドラム2の周囲におけるブレーキ部3の設置位置に制約がある場合であっても、ブレーキ1の性能を安定して確保することができ、ブレーキの信頼性の向上を図ることができる。
また、上記の例では、第1の側面14と第2の側面15との間の距離が接触面8から底面13に向かって連続的に広がっている構成が、ドラム2の回転方向に沿った溝11に適用されているが、第1の側面14と第2の側面15との間の距離が接触面8から底面13に向かって連続的に広がっている構成を実施の形態1,2,4〜6の溝11に適用してもよい。
実施の形態10.
図19は、この発明の実施の形態10によるブレーキのライニングを示す拡大正面図である。また、図20は、図19のXX−XX線に沿った断面図である。ライニング7には、複数の貫通孔31が排出路として設けられている。この例では、6個の貫通孔31がライニング7に設けられている。各貫通孔31は、貫通孔31の深さ方向をライニング7の厚さ方向と一致させてライニング7に互いに間隔を置いて設けられている。この例では、各貫通孔31を水平にしてライニング7が配置されている。また、各貫通孔31は、接触面8に形成された第1の開口部32と、ライニング7の接触面8とは反対側の面に形成された第2の開口部33とを有している。
各貫通孔31の内面のぬれ性は、接触面8のぬれ性よりも高くなっている。即ち、油、水等の液体に対する親和性は、接触面8よりも各貫通孔31の内面のほうが高くなっている。この例では、実施の形態1で用いる親油材16と同様の親油材16を各貫通孔31の内側部分にコーティングすることにより、各貫通孔21の内面に親油処理が行われている。
各貫通孔31の断面積は、接触面8から貫通孔31の深さ方向へ離れるほど連続的に大きくなっている。即ち、各貫通孔31の断面積は、第1の開口部32から第2の開口部33に向かって連続的に大きくなっている。
ライニング7が固定されているベース6には、各貫通孔31に連通する図示しないベース側溝が設けられている。ベース6のベース側溝は、各貫通孔31の第2の開口部33に対向している。他の構成は実施の形態1と同様である。
接触面8及びドラム2の少なくともいずれかに油、水等の液体が付着している状態でライニング7の接触面8がドラム2の外周面に接触すると、接触面8とドラム2との間から液体が押し出され、各貫通孔31の内面及びライニング7の外周面17に液体がなじんで、液体が各貫通孔31内及びライニング7外に広がる。第1の開口部32から貫通孔31内に入った液体は、貫通孔31の内面に沿って流れた後、第2の開口部33からベース6のベース側溝へ入り、ベース側溝を通ってライニング7外へ排出される。
このようなブレーキ1のライニング7では、貫通孔31が排出路としてライニング7に設けられ、貫通孔31の内面のぬれ性が接触面8のぬれ性よりも高くなっているので、接触面8及びドラム2の少なくともいずれかに油21等の液体が付着している状態でライニング7の接触面8がドラム2に接触した場合、接触面8とドラム2との間に介在する液体を貫通孔31内に広がりやすくすることができ、貫通孔31を通してライニング7外へ液体を排出することができる。これにより、接触面8とドラム2との間の摩擦係数の低下を抑制することができ、ブレーキ1の性能の低下を抑制することができる。また、接触面8とドラム2との間の摩擦係数の低下が抑制されるので、駆動部5の小型化を図ることができ、ブレーキ1全体の小型化を図ることができる。
また、貫通孔31の断面積は、接触面8から貫通孔31の深さ方向へ離れるほど大きくなっているので、液体の表面張力の作用によって貫通孔31の第1の開口部32で液溜まりを形成することができ、貫通孔31内から接触面8への液体の逆流を抑制することができる。また、ライニング7の接触面8とは反対側の裏面から貫通孔31内の液体が排出されやすくなり、貫通孔31内の液体をライニング7外へ短時間で排出することができる。これにより、ブレーキ1の性能の低下をさらに抑制することができるとともに、ブレーキ1全体の小型化をさらに図ることができる。
なお、上記の例では、貫通孔31の断面積が接触面8から貫通孔31の深さ方向へ離れるほど大きくなっているが、貫通孔31の深さ方向のどの位置でも貫通孔31の断面積を同じにしてもよい。
また、上記の例では、実施の形態1の外周面17が形成されているライニング7に貫通孔31が設けられているが、実施の形態4及び5の外周面17が形成されているライニング7に貫通孔31を設けてもよい。
また、各上記実施の形態では、ライニング7の接触面8が接触する回転体がドラム2になっているが、回転体をディスクにしてもよい。
また、各上記実施の形態では、ブレーキ1が設けられている回転機器がエレベータ用巻上機とされているが、これに限らず、例えばホイスト、農機具、自動車に用いられるモータ等の回転機器にブレーキ1を設けてもよい。

Claims (9)

  1. 回転体に対して接離する接触面が設けられているブレーキのライニングであって、
    溝又は貫通孔が排出路として設けられ、
    前記排出路は、前記接触面に形成された開口部を有し、
    前記排出路の内面に対する油の親和性は、前記接触面に対する油の親和性よりも高くなっており、
    前記排出路の内側部分には、前記排出路の内面を形成する親油材が設けられているブレーキのライニング。
  2. 前記排出路は、前記溝であり、
    前記溝の内面は、底面、第1の側面及び第2の側面を有し、
    前記第1の側面の位置は、前記第2の側面の位置よりも低い位置になっており、
    前記第1の側面は、前記接触面から前記底面に向かって下方へ傾斜している請求項1に記載のブレーキのライニング。
  3. 前記排出路は、前記溝であり、
    前記溝の内面は、底面、第1の側面及び第2の側面を有し、
    前記第1の側面の位置は、前記第2の側面の位置よりも低い位置になっており、
    前記回転体側から見たときの前記溝は、水平線に対して傾斜する直線状の溝、又は、前記溝の中間部が最高位置で前記溝の両端部に向かって下方へ傾斜するV字状の溝である請求項1又は請求項2に記載のブレーキのライニング。
  4. 前記排出路は、前記溝であり、
    前記回転体側から見たときの前記溝は、鉛直線に沿った溝である請求項1に記載のブレーキのライニング。
  5. 前記溝の内面は、底面、第1の側面及び第2の側面を有し、
    上から前記溝を見たときに前記底面が見えるように、前記底面が鉛直線に対して傾斜している請求項4に記載のブレーキのライニング。
  6. 前記排出路は、前記溝であり、
    前記溝の内面は、底面、第1の側面及び第2の側面を有し、
    前記第1の側面と前記第2の側面との間の距離は、前記接触面から前記底面に向かって連続的に広がっている請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のブレーキのライニング。
  7. 前記排出路は、前記貫通孔であり、
    前記貫通孔の断面積は、前記接触面から前記貫通孔の深さ方向へ離れるほど大きくなっている請求項1に記載のブレーキのライニング。
  8. 前記接触面に連続する外周面が設けられ、
    前記外周面に対する油の親和性は、前記接触面に対する油の親和性よりも高い請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載にブレーキのライニング。
  9. 前記外周面は、ライニングの上面及び下面を有し、
    前記上面及び前記下面は、前記接触面から離れるほど下方へ傾斜している請求項8に記載のブレーキのライニング。
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