JP2010100373A - エレベータ巻上機及びエレベータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、主軸が鉛直又はほぼ鉛直になるように配置される場合に、軸受から漏れた潤滑油が制動面に付着するのを防止することができるエレベータ巻上機及びエレベータ装置を得ることを目的とするものである。
【解決手段】主軸支持部14の円板部19に対向する面には、軸受20からオイルシール21を通して漏れた潤滑油が径方向外側へ移動するのを阻止する軸体側堰28が設けられている。軸体側堰28の内側には、円環状の軸体側油受け部29が形成されている。主軸支持部14には、軸体側油受け部29に溜まった潤滑油を固定体16の外部へ排出するための軸体側排出孔32が設けられている。
【選択図】図1

Description

この発明は、綱車とブレーキドラムとを有する回転体が、主軸を有する固定体に回転可能に設けられているエレベータ巻上機、及びそれを用いたエレベータ装置に関するものである。
従来のエレベータ巻上機では、綱車とブレーキドラムとを有する回転体が軸受を介して回転軸(固定軸)に回転可能に支持されている。ブレーキドラムの内周面には、ブレーキ装置に対向する制動面が設けられている。また、ブレーキドラムの内周面には、軸受から漏れた潤滑油が軸方向へ流れて制動面に付着するのを防止するための溝が設けられている。さらに、ブレーキドラムには、溝内の潤滑油を外部へ排出するための貫通孔が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−112573号公報
上記のような従来のエレベータ巻上機の構造では、回転軸が水平になるようにエレベータ巻上機が設置される場合には、潤滑油が制動面に流れるのを溝で阻止することができるものの、回転体が鉛直又はほぼ鉛直となり、かつ綱車がブレーキドラムの上側に位置するようにエレベータ巻上機が設置される場合には、潤滑油が制動面側に流れるのを阻止することができなかった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、主軸が鉛直又はほぼ鉛直になるように配置される場合に、軸受から漏れた潤滑油が制動面に付着するのを防止することができるエレベータ巻上機及びエレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータ巻上機は、主軸支持部と、主軸支持部に支持されている主軸とを有する固定体、固定体に設けられている巻上機ブレーキ、主軸に回転可能に支持されている綱車と、内周面が巻上機ブレーキに対向する円筒状のブレーキドラムと、綱車とブレーキドラムとの間に設けられ主軸支持部に対向する円板部とを有する回転体、及び主軸と綱車との間に設けられている軸受を備え、主軸支持部及び円板部の互いに対向する面の少なくともいずれか一方には、軸受から漏れた潤滑油が径方向外側へ移動するのを阻止する堰が設けられている。
この発明のエレベータ巻上機は、主軸支持部及び円板部の互いに対向する面の少なくともいずれか一方に堰を設け、潤滑油が主軸支持部や円板部に沿って径方向外側へ移動するのを阻止するようにしたので、主軸が鉛直又はほぼ鉛直になるように配置される場合に、軸受から漏れた潤滑油が制動面に付着するのを防止することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置(機械室レスエレベータ)を示す斜視図である。図において、かご1及び釣合おもり2は、懸架手段3により昇降路内に吊り下げられ、エレベータ巻上機4の駆動力により昇降路内を昇降される。懸架手段3は、例えば複数本のロープ又はベルトにより構成されている。この例では、かご1及び釣合おもり2は、1:1ローピング方式で吊り下げられている。
エレベータ巻上機4は、昇降路内のかご1の真上に配置されている。また、エレベータ巻上機4は、回転可能な綱車5を有している。さらに、この例では、エレベータ巻上機4として、軸方向寸法が軸方向に直角な方向の寸法よりも小さい薄型巻上機が用いられている。さらにまた、エレベータ巻上機4は、綱車5の回転軸が鉛直となるように配置(いわゆる水平配置)されている。また、エレベータ巻上機4は、綱車5が上部に位置するように配置されている。
昇降路内の上部には、かご返し車6、釣合おもり返し車7及びそらせ車8が配置されている。かご返し車6は、かご1の上方に配置され、懸架手段3をかご1の上部に導く。釣合おもり返し車7は、釣合おもり2の上方に配置され、懸架手段3を釣合おもり2の上部に導く。
かご返し車6、釣合おもり返し車7及びそらせ車8の回転軸は、それぞれ水平であり、かつ互いに平行である。懸架手段3は、かご1側から、かご返し車6、そらせ車8、綱車5及び釣合おもり返し車7に順に巻き掛けられ、釣合おもり2に到る。
エレベータ巻上機4は、制御装置9により制御される。即ち、かご1の運転は、制御装置9により制御される。
次に、エレベータ巻上機4の構造について説明する。図2は図1のエレベータ巻上機4を示す底面図、図3は図2のIII−III線に沿う断面図、図4は図2のIV−IV線に沿う断面図である。
ハウジング11には、円筒状の固定子取付部11aが設けられている。ハウジング11には、複数本のボルト12により軸体13が固定されている。軸体13は、板状(又はブロック状)の主軸支持部14と、主軸支持部14に支持され主軸支持部14から一側に突出した主軸15とを有している。主軸支持部14及び主軸15は、軸体13に一体的に形成されている。また、軸体13の中心には、主軸15の軸方向に沿って貫通孔13aが設けられている。固定体16は、ハウジング11、ボルト12及び軸体13を有し、昇降路内の上部で巻上機支持部材34(図10)に固定されている。
固定体16には、主軸15を中心に回転可能な回転体17が支持されている。回転体17は、綱車5と、円筒状のブレーキドラム18と、中空円板状の円板部19とを有している。これらの綱車5、ブレーキドラム18及び円板部19は、回転体17に一体的に形成されている。綱車5は、主軸15を囲繞し、複数の軸受20を介して主軸15に回転可能に支持されている。
ブレーキドラム18は、主軸支持部14を囲繞し、固定子取付部11aの内周面に対向している。ブレーキドラム18の径は、綱車5の径よりも大きい。円板部19は、綱車5の軸方向端部(下端部)とブレーキドラム18の軸方向端部(上端部)との間に設けられている。円板部19の内周面と軸体13との間には、円環状のオイルシール21が設けられている。
固定子取付部11aの内周面には、複数の固定子巻線22が固定されている。ブレーキドラム18の外周面には、固定子巻線22に対向する複数の永久磁石23が固定されている。これらの固定子巻線22と永久磁石23とにより、巻上機モータが構成されている。巻上機モータは、固定体16に対して回転体17を回転させる駆動力を発生する。
主軸支持部14には、一対の巻上機ブレーキ(電磁ブレーキ)24が取り付けられている。これらの巻上機ブレーキ24は、軸体13を中心とした対称位置に配置されている。各巻上機ブレーキ24は、ブレーキドラム18の内周面(制動面)に接離されるブレーキシュー25と、ブレーキシュー25をブレーキドラム18の内周面に押し付けるブレーキばねと、ブレーキばねに抗してブレーキシュー25をブレーキドラム18の内周面から引き離す電磁マグネットとを有している。
貫通孔13aには、検出軸26が挿通されている。検出軸26の軸方向の一端部(上端部)には、円板状のフランジ部26aが設けられている。フランジ部26aは、綱車5のブレーキドラム18とは反対側の軸方向端部に固定されている。これにより、検出軸26は、綱車5と一体に回転される。
軸体13には、綱車5の回転を検出する回転検出器としてのエンコーダ27が取り付けられている。エンコーダ27には、検出軸26の軸方向の他端部が挿通されている。エンコーダ27からの信号は、制御装置9に入力される。制御装置9は、エンコーダ27からの信号に基づいて、回転体17の回転速度及び回転位置を検出する。
主軸支持部14の円板部19に対向する面には、軸受20からオイルシール21を通して漏れた潤滑油(例えば、グリスやその分離油等)が径方向外側へ移動するのを阻止する軸体側堰28が設けられている。軸体側堰28は、円板部19へ向けて突出した円環状の突起部である。軸体側堰28の内側には、円環状の軸体側油受け部29が形成されている。
円板部19の主軸支持部14に対向する面には、軸受20からオイルシール21を通して漏れた潤滑油が径方向外側へ移動するのを阻止する回転体側堰30が設けられている。回転体側堰30は、主軸支持部14へ向けて突出した円環状の突起部である。回転体側堰30の内側には、回転体側油受け部31が形成されている。但し、回転体側油受け部31に潤滑油が入るのは、主軸支持部14が円板部19の上側に位置するようにエレベータ巻上機4が設置されている場合(図5)である。
主軸支持部14には、軸体側油受け部29に溜まった潤滑油を固定体16の外部へ排出するための軸体側排出孔32が設けられている。回転体17には、回転体側油受け部31に溜まった潤滑油を回転体17の外部へ排出するための回転体側排出孔33が設けられている。
このようなエレベータ巻上機4では、主軸支持部14の円板部19に対向する面に軸体側堰28を設け、軸受20から漏れた潤滑油が主軸支持部14に沿って径方向外側へ移動するのを阻止するようにしたので、主軸15が鉛直又はほぼ鉛直になるように配置される場合に、軸受20から漏れた潤滑油がブレーキドラム18の内周面、即ち制動面に付着するのを防止することができる。
また、主軸支持部14に、軸体側油受け部29に溜まった潤滑油を固定体16の外部へ排出するための軸体側排出孔32を設けたので、制動面に潤滑油が付着するのをより確実に防止することができる。
さらに、円板部19の主軸支持部14に対向する面に回転体側堰30を設けたので、図5に示すように、エレベータ巻上機4が図4とは上下逆向きに配置された場合にも、軸受20から漏れた潤滑油がブレーキドラム18の制動面に付着するのを防止することができる。
さらにまた、回転体17に、回転体側油受け部31に溜まった潤滑油を回転体17の外部へ排出するための回転体側排出孔33を設けたので、図5に示すように、エレベータ巻上機4が図4とは上下逆向きに配置された場合にも、制動面に潤滑油が付着するのをより確実に防止することができる。
なお、実施の形態1では、軸体側排出孔32及び回転体側排出孔33を1つずつ設けたが、これらは複数設けてもよい。
また、実施の形態1では、ハウジング11に軸体13を取り付けたが、ハウジング11に軸体13を一体的に形成してもよい。
さらに、実施の形態1では、主軸支持部14と主軸15とが一体的に形成された軸体13を用いたが、主軸支持部14と主軸15とは別部品で構成してもよい。
さらにまた、堰28,30は、主軸支持部14及び円板部19に一体的に形成しても、主軸支持部14及び円板部19とは別部品で構成してもよい。
実施の形態2.
次に、図6はこの発明の実施の形態2によるエレベータ巻上機4の断面図である。この例では、エレベータ巻上機4は、円板部19が主軸支持部14の上側に位置するように設置されている。そして、軸体側排出孔32の入口側の開口部32aの径が軸体側排出孔32の中間部の径よりも大きくなっている。即ち、開口部32aには、断面円弧状の窪みが設けられている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このようなエレベータ巻上機4では、開口部32aの径を他の部分よりも拡げたので、全体が若干傾いて配置されている場合などであっても、軸体側油受け部29内の潤滑油を軸体側排出孔32に流入させ易くすることができ、制動面に潤滑油が付着するのをより確実に防止することができる。
実施の形態3.
次に、図7はこの発明の実施の形態3によるエレベータ巻上機4の断面図である。この例では、主軸支持部14の円板部19に対向する面の軸体側堰28の内側の部分に、軸体側排出孔32の入口側の開口部32aが最も低くなるように傾斜面14aが設けられている。他の構成は、実施の形態2と同様である。
このようなエレベータ巻上機4では、主軸支持部14の上面に傾斜面14aを設けたので、軸体側油受け部29内の潤滑油を軸体側排出孔32に流入させ易くすることができ、制動面に潤滑油が付着するのをより確実に防止することができる。
実施の形態4.
次に、図8はこの発明の実施の形態4によるエレベータ巻上機4の断面図である。この例では、エレベータ巻上機4は、主軸支持部14の上側に円板部19が位置するように設置されている。そして、回転体側排出孔33の入口側の開口部33aの径が回転体側排出孔33の中間部の径よりも大きくなっている。即ち、開口部33aには、断面円弧状の窪みが設けられている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このようなエレベータ巻上機4では、開口部33aの径を他の部分よりも拡げたので、回転体側油受け部31内の潤滑油を回転体側排出孔33に流入させ易くすることができ、制動面に潤滑油が付着するのをより確実に防止することができる。
実施の形態5.
次に、図9はこの発明の実施の形態5によるエレベータ巻上機4の断面図である。この例では、円板部19の主軸支持部14に対向する面の回転体側堰30の内側の部分に、回転体側排出孔33の入口側の開口部33aが最も低くなるように傾斜面19aが設けられている。他の構成は、実施の形態4と同様である。
このようなエレベータ巻上機4では、円板部19の上面に傾斜面19aを設けたので、回転体側油受け部31内の潤滑油を回転体側排出孔33に流入させ易くすることができ、制動面に潤滑油が付着するのをより確実に防止することができる。
実施の形態6.
次に、図10はこの発明の実施の形態6によるエレベータ巻上機4の設置状態を示す側面図である。エレベータ巻上機4は、昇降路内の上部に固定された巻上機支持部材(支持フレーム)34に支持されている。また、エレベータ巻上機4は、円板部19が主軸支持部14の上側に位置するように配置されている。さらに、エレベータ巻上機4は、軸体側排出孔32の入口側の開口部が最も低くなるように傾けられた状態で巻上機支持部材34に取り付けられている。
ハウジング11には、ハウジング11を巻上機支持部材34に固定するための複数の取付穴11b,11cが設けられている。これらの取付穴11b,11cは、巻上機支持部材34に対してエレベータ巻上機4を斜めに取り付けるため、ハウジング11の厚さ方向(エレベータ巻上機4の軸方向)に互いにずらして配置されている。
このように、エレベータ巻上機4自体を斜めに設置し、軸体側排出孔32の入口側の開口部の位置を低くすることにより、軸体側油受け部29内の潤滑油を軸体側排出孔32に流入させ易くすることができ、制動面に潤滑油が付着するのをより確実に防止することができる。
なお、実施の形態6では、ハウジング11側の取付穴11b,11cの位置をハウジング11の厚さ方向にずらしたが、巻上機支持部材34側の取付穴の位置を巻上機支持部材34の厚さ方向にずらしてもよい。
実施の形態7.
次に、図11はこの発明の実施の形態7によるエレベータ巻上機4の設置状態を示す側面図である。この例では、ハウジング11の一端部と巻上機支持部材34との間にスペーサ35が介在されている。これにより、エレベータ巻上機4は、軸体側排出孔32の入口側の開口部が最も低くなるように傾けられた状態で巻上機支持部材34に取り付けられている。スペーサ35は、ハウジング11側に固定しても、巻上機支持部材34側に固定しても、両方に固定してもよい。
このように、エレベータ巻上機4自体を斜めに設置し、軸体側排出孔32の入口側の開口部の位置を低くすることにより、軸体側油受け部29内の潤滑油を軸体側排出孔32に流入させ易くすることができ、制動面に潤滑油が付着するのをより確実に防止することができる。
なお、スペーサ35は、エレベータ巻上機4又は巻上機支持部材34に設けた凸部であってもよい。
また、実施の形態6、7において、エレベータ巻上機4を上下逆向きに設置してもよく、この場合、回転体側排出孔33の入口側の開口部が最も低い位置に回転されたときに回転体側油受け部31内の潤滑油が回転体側排出孔33に流入される。
実施の形態8.
次に、図12はこの発明の実施の形態8によるエレベータ巻上機4の設置状態を示す側面図である。エレベータ巻上機4は、主軸支持部14が円板部19の上側に位置し、かつ主軸15が鉛直方向に対して傾けられた状態で巻上機支持部材34に取り付けられている。
制御装置9(図1)は、例えば夜間等の比較的長期の運転休止時に、回転体側排出孔33の入口側の開口部が最も低くなる回転位置で回転体17の回転を停止させておく。例えば、運転休止状態に入るときに、図13に示すように、回転体側排出孔33の開口部が高い位置に位置する状態で回転体17が停止された場合、制御装置9は、回転体17を回転させ、図14に示すように、回転体側排出孔33の入口側の開口部が最も低くなる回転位置まで回転体17を回転させた後に、エレベータ装置の運転を休止させる。このとき、制御装置9は、エンコーダ27からの信号に基づいて、回転体17の回転位置を検出する。
このようなエレベータ装置では、運転休止中にも回転体側油受け部31内の潤滑油を回転体側排出孔33に流入させ易くすることができ、制動面に潤滑油が付着するのをより確実に防止することができる。
なお、実施の形態6〜8では、巻上機支持部材34に対してエレベータ巻上機4を傾けて取り付けたが、巻上機支持部材34自体を傾けて設置することにより、エレベータ巻上機4を傾けてもよい。
また、上記の例では、1:1ローピング方式のエレベータ装置を示したが、ローピング方式は特に限定されるものではなく、例えば2:1ローピング方式であってもよい。
この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す斜視図である。 図1のエレベータ巻上機を示す底面図である。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 図2のIV−IV線に沿う断面図である。 図4のエレベータ巻上機4を上下逆向きに設置した場合の断面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータ巻上機の断面図である。 この発明の実施の形態3によるエレベータ巻上機の断面図である。 この発明の実施の形態4によるエレベータ巻上機の断面図である。 この発明の実施の形態5によるエレベータ巻上機の断面図である。 この発明の実施の形態6によるエレベータ巻上機の設置状態を示す側面図である。 この発明の実施の形態7によるエレベータ巻上機の設置状態を示す側面図である。 この発明の実施の形態8によるエレベータ巻上機の設置状態を示す側面図である。 図12の回転体の運転休止時の停止状態の一例を示す断面図である。 図13の回転体を回転体側排出孔の入口側の開口部が最も低くなる位置まで回転させた状態を示す断面図である。
符号の説明
1 かご、4 エレベータ巻上機、5 綱車、9 制御装置、14 主軸支持部、15 主軸、16 固定体、17 回転体、18 ブレーキドラム、19 円板部、20 軸受、24 巻上機ブレーキ、28 軸体側堰、30 回転体側堰、32 軸体側排出孔、33 回転体側排出孔、34 巻上機支持部材。

Claims (9)

  1. 主軸支持部と、上記主軸支持部に支持されている主軸とを有する固定体、
    上記固定体に設けられている巻上機ブレーキ、
    上記主軸に回転可能に支持されている綱車と、内周面が上記巻上機ブレーキに対向する円筒状のブレーキドラムと、上記綱車と上記ブレーキドラムとの間に設けられ上記主軸支持部に対向する円板部とを有する回転体、及び
    上記主軸と上記綱車との間に設けられている軸受
    を備え、
    上記主軸支持部及び上記円板部の互いに対向する面の少なくともいずれか一方には、上記軸受から漏れた潤滑油が径方向外側へ移動するのを阻止する堰が設けられていることを特徴とするエレベータ巻上機。
  2. 上記固定体及び上記回転体の少なくともいずれか一方には、上記堰の内側の潤滑油を排出するための排出孔が設けられていることを特徴とする請求項1記載のエレベータ巻上機。
  3. 上記排出孔の入口側の開口部の径が上記排出孔の中間部の径よりも大きいことを特徴とする請求項2記載のエレベータ巻上機。
  4. 上記主軸支持部及び上記円板部の互いに対向する面の少なくともいずれか一方の上記堰の内側の部分には、上記排出孔の入口側の開口部が低くなるように傾斜が設けられていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のエレベータ巻上機。
  5. かごと、上記かごを昇降させるエレベータ巻上機とを備えたエレベータ装置であって、
    上記エレベータ巻上機は、
    主軸支持部と、上記主軸支持部に支持されている主軸とを有する固定体、
    上記固定体に設けられている巻上機ブレーキ、
    上記主軸に回転可能に支持されている綱車と、内周面が上記巻上機ブレーキに対向する円筒状のブレーキドラムと、上記綱車と上記ブレーキドラムとの間に設けられ上記主軸支持部に対向する円板部とを有する回転体、及び
    上記主軸と上記綱車との間に設けられている軸受
    を備え、
    上記エレベータ巻上機は、上記主軸支持部が上記円板部の上側に位置するように配置されており、
    上記主軸支持部の上記円板部に対向する面には、上記軸受から漏れた潤滑油が径方向外側へ移動するのを阻止する堰が設けられていることを特徴とするエレベータ装置。
  6. 上記固定体には、上記堰の内側の潤滑油を排出するための排出孔が設けられており、
    上記エレベータ巻上機は、上記排出孔の入口側の開口部が低くなるように傾けられていることを特徴とする請求項5記載のエレベータ装置。
  7. かごと、上記かごを昇降させるエレベータ巻上機とを備えたエレベータ装置であって、
    上記エレベータ巻上機は、
    主軸支持部と、上記主軸支持部に支持されている主軸とを有する固定体、
    上記固定体に設けられている巻上機ブレーキ、
    上記主軸に回転可能に支持されている綱車と、内周面が上記巻上機ブレーキに対向する円筒状のブレーキドラムと、上記綱車と上記ブレーキドラムとの間に設けられ上記主軸支持部に対向する円板部とを有する回転体、及び
    上記主軸と上記綱車との間に設けられている軸受
    を備え、
    上記エレベータ巻上機は、上記円板部が上記主軸支持部の上側に位置するように配置されており、
    上記円板部の上記主軸支持部に対向する面には、上記軸受から漏れた潤滑油が径方向外側へ移動するのを阻止する堰が設けられていることを特徴とするエレベータ装置。
  8. 上記回転体には、上記堰の内側の潤滑油を排出するための排出孔が設けられており、
    上記エレベータ巻上機は、上記主軸が鉛直方向に対して傾けられた状態で配置されていることを特徴とする請求項7記載のエレベータ装置。
  9. 上記回転体の回転位置を検出するとともに上記エレベータ巻上機を制御する制御装置をさらに備え、
    上記制御装置は、運転休止時に、上記排出孔の入口側の開口部が低くなる回転位置で上記回転体の回転を停止させておくことを特徴とする請求項8記載のエレベータ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104214272A (zh) * 2014-08-20 2014-12-17 上海卫星装备研究所 一种平衡重随行制动装置
JP2018177415A (ja) * 2017-04-07 2018-11-15 株式会社日立製作所 巻上機およびエレベーター
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