JP6530451B2 - グラスランの組付構造 - Google Patents
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Description
グラスラン10は、内側に溝部を形成し、車外側側壁部12と車内側側壁部13とそれらを連結する連結壁部14からなる本体部11と、両側壁部12,13からそれぞれ内側に折曲して延びドアガラス2に摺接する車外側リップ部15及び車内側リップ部16と、両側壁部12,13からそれぞれ外側に折曲して延びる車外側モール部17及び車内側モール部18を備えている。
よって、図6(a)から図6(b)に示すように、ドアガラス2が上昇してドアガラス2の端部が連結壁部14に当たりさらに突き上げられると車外側側壁部12と車内側側壁部13が押し上げられることにより、車外側フランジ5に弾接する車外側モール部17の先端が、車外側フランジ5の先端を支点として車外側に回転して、車外側フランジ5から浮き上がり、隙間Mが生じてしまうおそれがある。
このように隙間Mが生じると外観上見栄えが悪いだけでなく、隙間Mから水が入り込んで車内側に浸入したり、走行中に不快な風切り音が発生したりするといった問題がある。
前記車外側側壁部(52)と前記車外側モール部(57)の間にドアアウタパネル(3)端部に形成された車外側フランジ(60)が差し込まれるとともに、前記車内側側壁部(53)と前記車内側モール部(58)の間にドアインナパネル(4)端部に形成された車内側フランジ(70)が差し込まれることにより前記窓枠に組付けられ、
前記車外側フランジ(60)には、その端部から略鉛直下方向に延びて端部となる下位鉛直部(61)と、その下位鉛直部(61)の上部を第一屈曲点(62)として車外側上方向に傾斜して延びる下位傾斜面部(63)が形成され、前記車外側モール部(57)の先端は前記車外側フランジ(60)の車外側面に弾接してなるグラスラン(50)の組付構造であって、
前記車外側側壁部(52)の上側を、前記連結壁部(54)の車外側端部から車外側下方向に傾斜して延びる第一壁部(81)と、その第一壁部(81)の他端を屈曲部(83)として車内側下方向に傾斜して延びる第二壁部(82)からなる、変形自在な断面略「く」の字形状の突出壁部(80)とし、記突出壁部(80)を前記車外側フランジ(60)のの車内側面に当接されることを特徴とする。
前記車外側モール部(57)の先端は、前記上位傾斜面部(67)の車外側面に弾接することを特徴とする。
これにより、車外側フランジの端部にかかる力が抑制されるので、車外側モール部の先端が車外側フランジから浮き上がり車外側フランジとの間に隙間が生じることが防止される。
そして、上昇したドアガラスを下降させるときには、ドアガラスに摺接する車外側リップ部及び車内側リップ部を引きつれてグラスラン全体を、車外側フランジ及び車内側フランジから脱落させようとする力がはたらくが、車外側フランジの車内側面に当接された突出壁部は、その車内側面に係止されるので、従来例(図6)で示したように、グラスランの本体部の車外側側壁部と連結壁部の連結部から車外側に向けてドアアウタパネルの車内側面に当接する当接リップを設けたものと比較して、グラスランの脱落を防止することができる。
図1に示したグラスラン50は、押出成形部の断面形状であり、内側に、昇降するドアガラス2を案内する溝部を形成し、車外側側壁部52と車内側側壁部53とそれらを連結する連結壁部54からなる本体部51と、両側壁部52,53からそれぞれ内側に折曲して延びドアガラス2に摺接する車外側リップ部55及び車内側リップ部56と、両側壁部52,53からそれぞれ外側に折曲して延びる車外側モール部57及び車内側モール部58を備えている。車内側側壁部53は断面形状において、車外側側壁部52よりも上下に長く厚肉に形成されている。車外側リップ部55は車外側側壁部52の端部から内側に向けて折曲され、車内側リップ部56は車内側側壁部53の略中央から内側に向けて折曲されている。
また、断面形状における長さは、第一壁部81の方を第二壁部82よりも若干長くしているが同じ長さにしてもよい。
また、第一壁部81と第二壁部82の開き角度θは、90度よりも若干大きい鈍角としているが90度あるいはそれよりも小さい角度にすることもできる。
突出壁部80は、バネ状に変形自在で、図1(a)で示すように、ドアガラス2が上昇していないときには、車外側フランジ60の下位傾斜面部63の車内側面に屈曲部83の下側部分が当接されていて、車外側モール部57とともに車外側フランジ60を挟み込んでいる。
すなわち、本実施形態のように、断面略「く」の字形状にすることでバネ状に変形自在とした突出壁部80を有していない、従来例(図6)で示したようなグラスラン10の場合には、車外側側壁部12が上下に略鉛直に延びている形状のため、連結壁部14に対するドアガラス2の突き上げ力はそのまま車外側フランジ5の端部にかかって車外側モール部17の先端が車外側フランジ5から浮き上がるおそれがあるが、本実施形態のように車外側側壁部52の上側に突出壁部80を設けたグラスラン50は、連結壁部54に対するドアガラス2の突き上げ力は、突出壁部80がバネ状に伸びるように変形することによって大部分の力が吸収されるので、車外側フランジ60の端部にかかる力が抑制される。
これにより、車外側モール部57の先端が車外側フランジ60から浮き上がり車外側フランジ60との間に隙間が生じることが抑制される。
そして、上昇したドアガラス2を下降させるときには、ドアガラス2に摺接する車外側リップ部55及び車内側リップ部56を引きつれてグラスラン50の全体を、車外側フランジ60及び車内側フランジ70から脱落させようとする力がはたらくが、車外側フランジ60の下位傾斜面部63に当接された突出壁部80の屈曲部83の下側部分は、その下位傾斜面63に係止されるので、グラスラン50の脱落を防止することができる。
これによれば、突出壁部80の第二壁部82は車外側フランジ60の下位傾斜面部63に対して一層強い力で係止されるので、よりグラスラン50の全体が車外側フランジ60及び車内側フランジ70から外れることを防止することができる。
すなわち、車外側フランジ60は、その端部から略鉛直下方向に延びて端部となる下位鉛直部61と、その下位鉛直部61の上部を第一屈曲点62として車外側上方向に傾斜して延びる下位傾斜面部63と、その下位傾斜面部63の上部を第二屈曲点64として略鉛直上方向に延びる上位鉛直部65が形成されていて、さらに、上位鉛直部65の上部を第三屈曲点66として車外側上方向に傾斜して延びる上位傾斜面部67が形成されている。
さらに、連結壁部54の内側車内側には下側に傾斜して延びるリップ部54aが設けられ、ドアガラス2が上昇するとその先端がリップ部54aに当接し、図3(b)に示すように、リップ部54aが連結壁部54の下面に当接するようになっているが、このリップ部54aについても省略することができる。
2 ドアガラス
3 ドアアウタパネル
4 ドアインナパネル
5 車外側フランジ
6 車内側フランジ
10,20,50 グラスラン
11,21,51 本体部
12,22,52 車外側側壁部
13,23,53 車内側側壁部
14,24,54 連結壁部
15,25,55 車外側リップ部
16,26,56 車内側リップ部
17,27,57 車外側モール部
18,28,58 車内側モール部
29A 車外側切欠溝
29B 車内側切欠溝
29C 当接リップ
54a リップ部
57a 突起部
59 突起部
60 車外側フランジ
61 下位鉛直部
62 第一屈曲点
63 下位傾斜面部
64 第二屈曲点
65 上位鉛直部
66 第三屈曲点
67 上位傾斜面部
70 車内側フランジ
71 第一傾斜面部
72 下位屈曲点
73 鉛直部
74 上位屈曲点
75 第二傾斜面部
80 突出壁部
81 第一壁部
82 第二壁部
83 屈曲部
84 薄肉部
90 クリップ
90a,90b 端部
H 穴
M 隙間
Claims (4)
- 自動車の窓枠に沿って取付けられ、昇降するドアガラスを溝部に案内する、車外側側壁部と、車内側側壁部と、前記車外側側壁部と前記車内側側壁部を連結する連結壁部からなる本体部と、前記両側壁部からそれぞれ内側に折曲して延び前記ドアガラスに摺接する車外側リップ部及び車内側リップ部と、前記両側壁部からそれぞれ外側に折曲して延びる車外側モール部及び車内側モール部を備え、
前記車外側側壁部と前記車外側モール部の間にドアアウタパネル端部に形成された車外側フランジが差し込まれるとともに、前記車内側側壁部と前記車内側モール部の間にドアインナパネル端部に形成された車内側フランジが差し込まれることにより前記窓枠に組付けられ、
前記車外側フランジには、その端部から略鉛直下方向に延びて端部となる下位鉛直部と、その下位鉛直部の上部を第一屈曲点として車外側上方向に傾斜して延びる下位傾斜面部が形成され、前記車外側モール部の先端は前記車外側フランジの車外側面に弾接してなるグラスランの組付構造であって、
前記車外側側壁部の上側を、前記連結壁部の車外側端部から車外側下方向に傾斜して延びる第一壁部と、その第一壁部の他端を屈曲部として車内側下方向に傾斜して延びる第二壁部からなる、変形自在な断面略「く」の字形状の突出壁部とし、前記突出壁部を前記車外側フランジの車内側面に当接させることを特徴とするグラスランの組付構造。 - 前記突出壁部の第二壁部を前記車外側フランジの下位傾斜面部の車内側面に沿った形状にして押し付けることを特徴とする請求項1に記載のグラスランの組付構造。
- 前記下位傾斜面部の上部を第二屈曲点として略鉛直上方向に延びる上位鉛直部が形成され、前記上位鉛直部の上部を第三屈曲点として車外側上方向に傾斜して延びる上位傾斜面部が形成されるとともに、前記車外側モール部の先端は前記連結壁部よりも上方に延び、
前記車外側モール部の先端は、前記上位傾斜面部の車外側面に弾接することを特徴とする請求項1又は2に記載のグラスランの組付構造。 - 前記連結壁部と前記突出壁部の第一壁部の連結部内方に薄肉部を形成したことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一つに記載のグラスランの組付構造。
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