JP6466205B2 - 樹脂塗布装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液状樹脂を脱泡してからノズルに供給する樹脂塗布装置に関する。
特許文献1及び2には、真空ポンプや攪拌機を用いることで、液状樹脂に含まれる気泡を取り除く方法が開示されている。これらの方法では、液状樹脂を真空雰囲気下に置くことにより、液状樹脂に含まれる気泡が樹脂外に抜け出しやすくなる。また、真空雰囲気で樹脂を撹拌することにより、更に気泡が樹脂外に抜け出しやすくなる。
特許文献3には、筒状に形成された網状部材に対し、気泡を含む液状樹脂を通し液状樹脂から気泡を除去する脱泡装置が開示されている。この脱泡装置では、網状部材が液状樹脂の液面より上方の大気中に配置され、自重によって移動する液状樹脂が網状部材を通過する際に脱泡される。
特開平11−213990号公報 特開2004−033924号公報 特開2013−233496号公報
しかしながら、特許文献1及び2に記載された方法では、脱泡のために真空ポンプや攪拌機が必要となり、使用する装置が大きくなる、という問題がある。また、特許文献3に記載された装置は、網状部材を通過した液状樹脂が大気に触れて固まる、という問題がある。つまり、液状樹脂が複数の成分を混合したものである場合、空気に触れると固まりやすい成分が固まり、網目を詰まらせて網目の樹脂の通過を妨げるおそれがある。このため、固まった成分以外の成分が網状部材を通過し、液状樹脂が分離されてしまう、という問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、コンパクトな構成とすることができ、少なくとも2種類の樹脂の成分を含む液状樹脂を脱泡する際、液状樹脂が分離することを抑制することができる樹脂塗布装置を提供することを目的とする。
本発明の樹脂塗布装置は、被塗布部材に液状樹脂を塗布するノズルと、ノズルに液状樹脂を供給する第1の供給路と、第1の供給路に配設される第1のポンプと、第1の供給路に連結する脱泡手段と、脱泡手段と樹脂供給源とを連通する第2の供給路と、第2の供給路に配設される第2のポンプと、を備える樹脂塗布装置であって、脱泡手段は、第1の供給路と連結し、第2のポンプにより第2の供給路から供給される液状樹脂を貯められるカップと、カップの内部に配設され、第2の供給路から供給される液状樹脂を受け止める受け止め部と、を備え、受け止め部は、第2の供給路から液状樹脂を供給可能とする開口を有する筒状に形成された筒状部と筒状部の下方に配設された閉塞面の底面と、底面と筒状部の下端部とに連接する側面に配設され、底面から所定幅が液状樹脂に含まれる気泡を通過させない大きさの網目の網で形成される網エリアと、を備え、カップに貯められる液状樹脂に第2の供給路の脱泡手段に連通する一端と、網エリアとが没液させた状態を維持させつつ、第1のポンプで液状樹脂をノズルに供給することで液状樹脂の脱泡を行うことを特徴とする。
この構成によれば、液状樹脂の自重によって網エリアを通過させることで、液状樹脂を脱泡することができ、従来の真空ポンプや攪拌機を用いて脱泡する装置に比べ、構造のコンパクト化を図ることができる。また、網エリアが液状樹脂に没液されるので、従来のように網状部材が大気中に配置される場合と比べ、網エリアを通過する前後で液状樹脂が大気に触れて固まることを防ぐことができる。これにより、複数の成分を混合した液状樹脂としても、空気に触れると固まりやすい成分が固まって網目を詰まらせ、通過し難い状態になることを回避することができる。その結果、固まった成分以外の成分だけが網状部材を通過することにより、液状樹脂が分離されることを防ぐことができる。
また、本発明の樹脂塗布装置は、液状樹脂の液面の上限を検出する上限センサと、下限を検出する下限センサと、を更に備え、第1のポンプ及び第2のポンプは、上限センサ及び下限センサの検出結果に応じ、液状樹脂の液面を上限と下限との間に維持する構成としてもよい。
本発明によれば、液状樹脂の自重によって網エリアを通過させて脱泡するので、コンパクトな構成とすることが可能となる。しかも、網エリアが液状樹脂に全て没液されるので、少なくとも2種類の樹脂の成分を含む液状樹脂を脱泡する際、液状樹脂が分離することを抑制することができる。
本実施の形態に係る樹脂塗布装置の模式図である。
以下、添付図面を参照して、本実施の形態に係る樹脂塗布装置について説明する。図1は、本実施の形態に係る樹脂塗布装置の模式図である。なお、本実施の形態に係る樹脂塗布装置は、図1に示す装置構成に限定されるものではなく、例えば、必要に応じて制御装置等の構成を含んでもよい。
図1に示すように、樹脂塗布装置1は、例えば半導体ウェーハ等の基板に貼着されるシート等の被塗布部材Wの表面Waに、ノズル11からの液状樹脂Lを供給(塗布)するものである。被塗布部材Wが貼着された半導体ウェーハは、テーブルTに載置される。液状樹脂Lとしては、複数の液状樹脂(例えば、紫外線硬化樹脂)が混合したものが使用され、必要に応じてチクソ剤も配合される。
樹脂塗布装置1は、ノズル11、第1の供給路10、第1のポンプ12、第2の供給路20、第2のポンプ21、及び、脱泡手段100を備えている。
第1の供給路10の上流端は脱泡手段100に連結され、第1の供給路10の下流端はノズル11に接続されている。また、第1の供給路10の途中には、第1のポンプ12が配設され、第1のポンプ12は脱泡手段100から第1の供給路10を通じて、ノズル11に液状樹脂Lを供給する。第2の供給路20の上流端は液状樹脂Lの供給源である樹脂供給源30に接続され、第2の供給路20の下流端は脱泡手段100に接続されている。従って、樹脂供給源30と脱泡手段100とが第2の供給路20を介して連通している。また、第2の供給路20の途中には、第2のポンプ21が配設され、樹脂供給源30から脱泡手段100に向けて液状樹脂Lを圧送する。
脱泡手段100は、第2の供給路20から供給される液状樹脂Lを貯められるカップ110と、その内部に配設される受け止め部120とを有している。カップ110は、上方に開口121aを有する筒状に形成されたカップ本体111と、カップ本体111の下端に連なるテーパ状の底部112と、底部112の略中央に形成されて第1の供給路10に連結される流路113とを備えている。
受け止め部120は、上方に開口121aを有する筒状部121と、筒状部121の下方に配設され、液状樹脂Lを通過させない閉塞面となる底面122と、筒状部121と底面122との間に形成される網エリア123とを備えている。受け止め部120は、内部に液状樹脂Lを貯留する第1の貯留空間S1を形成している。また、第1の貯留空間S1には、開口121aを通じて、第2の供給路20の下流端が配設され、第2の供給路20から供給される液状樹脂Lを受け止める。
筒状部121は、液状樹脂Lを通過させない閉塞面とされる。筒状部121の径寸法は、カップ本体111の径寸法より小さく形成されている。また、筒状部121の上端(開口121a)側には、支持部材150が設けられている。支持部材150は、開口121a側から外方に向けられてカップ本体111の上端に載置されている。
支持部材150がカップ本体111の上端に載置された状態において、受け止め部120がカップ110の内部に配置され、受け止め部120の底面122は、カップ110の底部112より上方に離れて位置している。また、カップ本体111と、筒状部121及び網エリア123とは、概略同一軸上に配置される。ここで、カップ110の内周面と、受け止め部の120の外周面との間に液状樹脂Lを貯留する第2の貯留空間S2が形成される。
網エリア123は、底面122上に供給される液状樹脂Lの自重によって液状樹脂Lの通過を許容しつつ、液状樹脂Lに含まれる気泡を通過させない大きさの網目の網で形成されている。網の材質としては、特に限定されるものでないが、金属や樹脂等が例示できる。網エリア123が液状樹脂Lの通過を許容することで、網エリア123を通じ、第1の貯留空間S1及び第2の貯留空間S2が連通される。また、網エリア123は、筒状部121の下端部と底面122の外周とに連接されている。従って、網エリア123は、底面122から上下方向で所定幅に形成され、筒状部121と略同一面上に配設される。
脱泡手段100は、液状樹脂Lの液面を検出する上限センサ130及び下限センサ140を更に備えている。上限センサ130及び下限センサ140は、カップ110の外部側方位置に設けられる。上限センサ130は、投光素子131及び受光素子132を備え、下限センサ140も、同様に投光素子141及び受光素子142を備えている。上限センサ130及び下限センサ140は、投光素子131、141で発生した光が、受光素子132、142に達するまでの間に、各貯留空間S1、S2の内部に液状樹脂Lが存在するかを検出する。
上限センサ130は、下限センサ140の上方に位置する。上限センサ130は、液状樹脂Lの液面の上限を検出するように配設され、下限センサ140は、液状樹脂Lの液面の下限を検出するように配設される。ここで、上限センサ130で液状樹脂Lの検出が切り替わる液面位置を上限値として図1中符号HLで示し、下限センサ140で液状樹脂Lの検出が切り替わる液面位置を下限値として図1中符号LLで示す。
本実施の形態においては、下限センサ140の投光素子141の上に上限センサ130の受光素子132が配設され、下限センサ140の受光素子142の上に上限センサ130の投光素子131が配設される。これにより、それぞれの受光素子132、142が、本来ターゲットとしない投光素子131、141からの光を検出する誤作動を抑止することができる。なお、投光素子131、141と、受光素子132、142の配置は、液状樹脂Lの液面を正確に計測できるのであれば、適宜変更可能である。
上限センサ130及び下限センサ140の検出結果に応じ、不図示の制御手段を介して第1のポンプ12及び第2のポンプ21の動作が制御される。具体的には、上限センサ130が液状樹脂Lを検出した時、第1のポンプ12をON可能とし、第2のポンプ21をOFFにする制御が行われる。また、下限センサ140が液状樹脂Lを非検出とした時、第1のポンプ12をOFFにし、第2のポンプ21をONにする制御が行われる。
ここで、下限センサ140の位置は、網エリア123の上端より高い位置に配設され、液状樹脂Lの下限値LLも、網エリア123の上端より高い位置に設定される。また、第2の供給路20の一端となる下流端は、網エリア123の上端より低い位置に配設される。従って、液状樹脂Lの液面が下限値LL以上に保たれると、第2の供給路20の下流端と、網エリア123全体とが液状樹脂Lに没液された状態が維持される。
次いで、本実施の形態に係る樹脂塗布装置1による液状樹脂Lの塗布方法について、以下に説明する。
先ず、第2のポンプ21の作動によって、液状樹脂Lが樹脂供給源30から第2の供給路20を通じて受け止め部120の内部となる第1の貯留空間S1に圧送される。すると、受け止め部120の底面122上に液状樹脂Lが供給され、その液状樹脂Lの自重によって液状樹脂Lが網エリア123を通過して第2の貯留空間S2に供給される。そして、第2の貯留空間S2に供給された液状樹脂Lと、第1の貯留空間S1内の液状樹脂Lとの各液面位置は同一に保たれる。第2の貯留空間S2の液状樹脂Lは、第1のポンプ12の作動によって、第1の供給路10を通じ、ノズル11に圧送されて被塗布部材Wの表面Waに塗布される。
ここで、上述した液状樹脂Lの塗布における第1のポンプ12及び第2のポンプ21の動作と、上限センサ130及び下限センサ140の検出結果との関係を以下に説明する。本実施の形態においては、第1のポンプ12及び第2のポンプ21は、上限センサ130及び下限センサ140の検出結果に応じて動作が制御されるが、第1のポンプ12及び第2のポンプ21の制御方法はこれに限られない。
液状樹脂Lの塗布において、上限センサ130及び下限センサ140の両方が液状樹脂Lを検出した場合、液状樹脂Lの液面位置は上限値HLより高くなる。この場合、液状樹脂Lの液面位置を下降させるため、第2のポンプ21が停止され、第1のポンプ12の作動が許容された状態に制御される。これにより、ノズル11からの液状樹脂Lの塗布に応じて液状樹脂Lの液面位置が下降され、液状樹脂Lが上限値HLを上回らず、カップ110からあふれることを防止できる。
一方、上限センサ130及び下限センサ140の両方が液状樹脂Lを検出しない場合には、液状樹脂Lの位置は、下限値LLより低くなる。この場合、液状樹脂Lの液面位置を上昇させるため、第1のポンプ12が停止され、第2のポンプ21が作動されるよう制御される。これにより、第2の供給路20からの液状樹脂Lの供給によって、液状樹脂Lの液面位置が上昇される。この結果、カップ110内に液状樹脂Lがなくなることを回避できる他、液状樹脂Lの液面位置が下限値LLを下回らず、第2の供給路20の下流端と、網エリア123の全てとが液状樹脂Lに没液された状態が維持される。以上のように、液状樹脂Lの液面は上限値HLと下限値LLとの間に維持される。
次に、脱泡手段100における液状樹脂Lの脱泡処理について説明する。気泡を含む液状樹脂Lが第2の供給路20から底面122上に供給されると、液状樹脂Lの自重によって液状樹脂Lは網エリア123を通過する。このとき、液状樹脂Lに含まれる気泡は、網エリア123を形成する網目の大きさによって網エリア123を通過できなくなり、網エリア123を通過した液状樹脂Lから気泡を除去することができる。
ここで、網エリア123全体が液状樹脂Lに没液されるので、網エリア123を通過する前後で液状樹脂Lが大気に触れなくなる。しかも、第2の供給路20の下流端も液状樹脂Lに没液されるので、第2の供給路20から供給された直後の液状樹脂Lも大気に触れなくなる。これにより、液状樹脂Lが空気に触れると固まりやすい成分を含む場合でも、網エリア123の内外で液状樹脂Lが固まらないようにすることができる。この結果、固まった樹脂が網目を詰まらせて網エリア123における液状樹脂Lの通過が妨げられることを回避でき、固まった成分以外の樹脂成分が網エリア123を通過して液状樹脂Lが分離されることを抑制することができる。
ところで、従来構造のように、液状樹脂が通過する網状部材が液状樹脂の液面より上方の大気中に配置される場合、液状樹脂が複数の成分を混合したものであるため、その成分には網目に引っ掛かりやすい物がある。その引っ掛かった樹脂成分は、同成分どうしが引き合おうとするため、網状部材の網目を通過しにくくしている。さらに、網目に引っ掛かった成分の樹脂とは異なる成分の樹脂は、網目を通過するので、液状樹脂が分離されてしまう、という問題がある。
この点、本実施の形態では、網エリア123の全体が液状樹脂Lに没液されているため、網エリア123の内外両方に、液状樹脂Lを構成する複数の樹脂成分がそれぞれ存在している。そのため、網エリア123の内部に貯められた樹脂成分と、網エリア123の外部に貯められた樹脂成分とに同じ樹脂成分が同じ割合で存在している状態となる。樹脂の自重によって押されて網目を通過する樹脂が網エリア123の外部の樹脂に引き合わされて、液状樹脂Lの全ての成分が網エリア123を通過しやすくなり、網目を通過しやすい成分の樹脂と網目を通過しにくい成分の樹脂とが分離する液状樹脂Lの分離を抑制することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、液状樹脂Lの自重によって網エリア123を通過させることで、液状樹脂Lを脱泡させることができ、構造のコンパクト化を図ることができる。また、網エリア123が液状樹脂Lに没液されるため、上述のように網エリア123で液状樹脂Lの特定の成分が分離することを抑制することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状、方向などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、使用する液状樹脂Lは、複数の樹脂成分を含んでいてもよいし、単一成分の液状樹脂であってもよい。単一成分の液状樹脂であっても、上記実施の形態と同様に、脱泡を目的とするために網エリア123の網目を大きくできないが、網エリア123を没液させる事で、樹脂の成分が網目に引っ掛かりやすい成分である場合であっても、樹脂が網目の通過を容易にする事ができる。
また、網エリア123は周方向の一部分を占める領域に形成してもよいし、周方向の全域に形成してもよい。また、網エリア123を構成する網の材質は、特に限定されるものでなく、金属製でも樹脂製でもよい。
また、上記の実施の形態において、上限センサ130及び下限センサ140は、各貯留空間S1、S2の液状樹脂Lを検出可能な構成であれば、変更してもよい。例えば、超音波等の音波を用いて、上述した上限値HL及び下限値LLでの液状樹脂Lを検出してもよい。
以上説明したように、本発明は、コンパクトな構成とすることができ、少なくとも2種類の樹脂の成分を含む液状樹脂を脱泡する際、液状樹脂が分離することを抑制することができるという効果を有する。
1 樹脂塗布装置
10 第1の供給路
11 ノズル
12 第1のポンプ
20 第2の供給路
21 第2のポンプ
30 樹脂供給源
100 脱泡手段
110 カップ
120 受け止め部
121a 開口
122 底面
123 網エリア
130 上限センサ
140 下限センサ
L 液状樹脂
W 被塗布部材

Claims (2)

  1. 被塗布部材に液状樹脂を塗布するノズルと、ノズルに液状樹脂を供給する第1の供給路と、該第1の供給路に配設される第1のポンプと、該第1の供給路に連結する脱泡手段と、該脱泡手段と樹脂供給源とを連通する第2の供給路と、該第2の供給路に配設される第2のポンプと、を備える樹脂塗布装置であって、
    該脱泡手段は、
    該第1の供給路と連結し、該第2のポンプにより該第2の供給路から供給される液状樹脂を貯められるカップと、該カップの内部に配設され、該第2の供給路から供給される液状樹脂を受け止める受け止め部と、を備え、
    該受け止め部は、該第2の供給路から液状樹脂を供給可能とする開口を有する筒状に形成された筒状部と該筒状部の下方に配設された閉塞面の底面と、該底面と該筒状部の下端部とに連接する側面に配設され、該底面から所定幅が液状樹脂に含まれる気泡を通過させない大きさの網目の網で形成される網エリアと、を備え、
    該カップに貯められる液状樹脂に該第2の供給路の該脱泡手段に連通する一端と、該網エリアとが没液させた状態を維持させつつ、該第1のポンプで液状樹脂を該ノズルに供給することで液状樹脂の脱泡を行う樹脂塗布装置。
  2. 液状樹脂の液面の上限を検出する上限センサと、下限を検出する下限センサと、を更に備え、
    該第1のポンプ及び該第2のポンプは、該上限センサ及び該下限センサの検出結果に応じ、該液状樹脂の液面を該上限と該下限との間に維持することを特徴とする請求項に記載の樹脂塗布装置。
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