JP2016087548A - 塗布装置及びエア溜まり除去方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】配管内のエア溜まりを容易に除去することができる塗布装置及びエア溜まり除去方法を提供する。【解決手段】塗布液を貯留する塗布液タンクと、塗布液を吐出する塗布ユニットとが複数の配管を連結させることにより接続され、塗布液タンクの塗布液が塗布ユニットを通じて吐出される塗布装置において、前記配管は、配管同士を連結する配管連結部によって連結されており、前記塗布ユニットに最も近い位置に配置される前記配管連結部と前記塗布ユニットとの間には、前記配管を通じて前記塗布液タンク側に送液させる逆流送液装置を備えている構成とする。【選択図】図1
Description
本発明は、基板上に塗布液を塗布する塗布装置及びエア溜まり除去方法に関するものであり、特に塗布装置における塗布液タンクから塗布ノズルを連結する配管内に存在するエアを容易に除去することができる塗布装置及びエア溜まり除去方法に関するものである。
液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等のフラットパネルディスプレイには、ガラス等からなる基板上にレジスト液が塗布されたもの(塗布基板という)が使用されている。この塗布基板は、レジスト液(以下、塗布液と称す)を均一に塗布する塗布装置によって形成されている。すなわち、塗布装置は、基板を載置するステージと、塗布液を吐出する口金部を有する塗布ユニットとを有しており、口金部のスリットノズルから塗布液を吐出させながら、基板と塗布ユニットとを相対的に移動させる塗布動作を行うことにより、所定厚さの塗布膜が基板上に形成されるようになっている。
ここで、図6は、塗布装置の配管102経路を表したものである。塗布ユニット100に供給される塗布液は、塗布液タンク101に貯留されており、塗布液タンク101と塗布ユニット100とを連結するチューブ状の配管102を通じて供給される。この配管102は、配管102継手やバルブ等の配管102同士を接続する配管連結部103で連結されて形成されている。そして、塗布液タンク101が送液加圧装置(不図示)により加圧されることにより、塗布液タンク101の塗布液が配管102経路上に設けられたポンプ104に送液される。そして、ポンプ104を作動させることにより塗布ユニット100の口金部から塗布液が吐出され、基板上に塗布膜が形成されるようになっている。
一般に、このような塗布装置では、塗布動作を行う準備工程として液通し工程が行われる。この液通し工程は、乾燥状態の配管102内に塗布液を流して配管102内に塗布液を充填する工程であり、最初に塗布装置を稼働させる場合や、塗布液を交換する場合に行われる。具体的には、塗布液が入れられた塗布液タンク101内を低圧にして塗布液の脱気処理が十分に行われる(例えば下記特許文献1参照)。これにより、塗布液中にエアが存在すると塗布液を吐出する際、吐出圧力に変動が生じることによる塗布ムラの発生を抑えることができる。そして、塗布液タンク101から配管102を通じて塗布ユニット100側に塗布液を送液する(液通し工程)。これにより、配管102内に存在する空気溜まりが塗布液と一緒に塗布ユニット100(口金部)に送液され、口金部のスリットノズルから塗布液と共に廃棄される。そして、最終的に口金部内に残存している気泡を除去するエアベント処理(例えば、下記特許文献2参照。)が行われる。これにより、塗布液中のエアが除去された後、塗布動作が行われることにより、基板上に安定した塗布膜が形成される。
しかし、上記脱気処理及びエアベント処理だけでは塗布液中のエアを完全に除去するのは困難であった。すなわち、配管102には配管102継手やバルブ等の配管連結部103が複数箇所設けられており、この配管連結部103にエア溜まりが形成されている。具体的には、図7に示すように、配管連結部103には、凹凸部や屈曲部等のデッドスペース105が存在しているため、このデッドスペース105にエア溜まり106が形成されやすくなっている(図7(a))。そのため、液通し工程において、上述の脱気処理済みの塗布液107を送液しても、配管102内のエアがデッドスペース105に逃げてエア溜まり106が形成される。そして、一度デッドスペース105にエア溜まり106が形成されると、送液中もエア溜まり106がデッドスペース105に滞留し続けるため(図B(b))、送液動作が完了し、その後、エアベント処理が行われても配管102内のエア溜まり106が除去できず、その結果、塗布精度に影響を与えてしまうという問題があった。
本発明は、上記の問題点を鑑みてなされたものであり、配管内のエア溜まりを容易に除去することができる塗布装置及びエア溜まり除去方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために本発明の塗布装置は、塗布液を貯留する塗布液タンクと、塗布液を吐出する塗布ユニットとが複数の配管を連結させることにより接続され、前記塗布液タンクの塗布液が前記塗布ユニットを通じて吐出される塗布装置において、前記配管は、配管同士を連結する配管連結部によって連結されており、前記塗布ユニットに最も近い位置に配置される前記配管連結部と前記塗布ユニットとの間には、前記配管を通じて前記塗布液タンク側に送液させる逆流送液装置を備えていることを特徴としている。
上記塗布装置によれば、逆流送液装置を設けているため、液通し工程における配管内に残存するエア溜まりを除去することができる。すなわち、液通し工程において塗布液タンクから塗布液ユニット側(正流方向)に塗布液を送液することにより配管内を塗布液で満たした後、逆流送液装置によって配管内の塗布液を塗布液タンク側(逆流方向)に送液させる。そして、再度、正流方向に塗布液を送液させるというように、塗布液の送液を正流方向及び逆流方向交互に繰り返し、最終的に塗布液を塗布液ユニットから廃棄させることにより、配管連結部のデッドスペースに滞留していたエア溜まりを除去することができる。すなわち、正流方向に送液されることにより配管連結部のデッドスペース(凹凸部や屈曲部)で引っかかって滞留していたエア溜まりは、逆流方向に送液されることにより一定方向(正流方向)の押圧から解放されるため、引っかかりが解除され逆流方向に移動する。そして、再度、正流方向に送液されることにより、エア溜まりは逆流方向に移動した分だけ加速し、凹凸部や屈曲部を乗り越え、正流方向に塗布液と共に送液される。そして、すべての配管連結部は逆流送液装置よりも塗布液タンク側に位置しているため、逆流させることによる上述のエア溜まりの移動の効果はすべての配管連結部において得ることができる。仮に、一度の逆流方向の送液では凹凸部や屈曲部を乗り越えることができない場合でも、正流方向と逆流方向の送液を交互に繰り返すことによりエア溜まりが凹凸部や屈曲部を乗り越えることができ、デッドスペースからエア溜まりを容易に除去することができる。
また、具体的な前記逆流送液装置の態様としては、前記逆流送液装置は、前記塗布ユニットに最も近い位置に配置される前記配管連結部と前記塗布ユニットとの間に配置される逆流用配管連結部と、この逆流用配管連結部に配管を通じて接続され塗布液が貯留される逆流用タンクと、この逆流用タンクに加圧力を与えて送液させる送液加圧装置とを有している構成としてもよい。
例えば、上記逆流配管連結部として、三方弁を使用することにより、逆流送液装置と塗布タンクとの連通、及び、逆流送液装置と塗布ユニットとの連通を容易に切替えることができるため、容易な構成で塗布液の流れを正流方向及び逆流方向に切替えることができる。
また、記課題を解決するために本発明のエア溜まり除去方法は、塗布液を貯留する塗布液タンクと、塗布液を吐出する塗布ユニットとが配管同士を連結させる配管連結部によって複数の配管を連結させることにより接続され、前記塗布ユニットに最も近い位置に配置される前記配管連結部と前記塗布ユニットとの間に前記配管を通じて前記塗布液タンク側に送液させる逆流送液装置が連結される塗布装置のエア溜まり除去方法において、前記塗布タンクから前記塗布ユニットに、少なくとも前記それぞれの配管連結部の容量のうち最大容量よりも多い塗布液を送液する正流送液工程と、前記略流送液装置から前記塗布タンクに、少なくとも前記それぞれの配管連結部の容量のうち最大容量よりも多い塗布液を送液する逆流送液工程と、前記塗布ユニット内に存在するエアを排出するエアベント工程と、を備えており、前記正流送液工程と前記逆流送液工程とを交互に少なくとも1回以上繰り返した後、前記エアベント工程が行われることを特徴としている。
上記エア溜まり除去方法によれば、正流送液工程と逆流送液工程とを交互に少なくとも1回以上繰り返すことにより、液通し工程における配管内に残存するエア溜まりを除去することができる。すなわち、正流送液工程により塗布液が配管連結部のデッドスペース(凹凸部や屈曲部)で引っかかって形成されたエア溜まりは、逆流送液工程により塗布液が逆流方向に送液されることにより一定方向(正流方向)の押圧から解放されるため、引っかかりが解除され逆流方向に移動する。その際、正流送液工程及び逆流送液工程では少なくとも配管連結部のうち最大容量よりも多い塗布液が送液されることにより、次の送液工程(正流送液工程又は逆流送液工程)によりエア溜まりが確実に配管連結部を乗り越えることができる。すなわち、再度、正流方向に送液されることにより、エア溜まりは逆流方向に移動した分だけ加速し、凹凸部や屈曲部を乗り越え、正流方向に塗布液と共に送液される。仮に、一度の逆流方向の送液では凹凸部や屈曲部を乗り越えることができない場合でも、正流方向と逆流方向の送液を交互に繰り返すことによりエア溜まりが凹凸部や屈曲部を乗り越えることができ、デッドスペースからエア溜まりを容易に除去することができる。
本発明の塗布装置及びエア溜まり除去方法によれば、配管内のエア溜まりを容易に除去することができる。
本発明に係る実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の塗布装置を概略的に示す配管系統図、図2は、塗布装置本体の概略的な斜視図、図3は、塗布装置の塗布ユニットの脚部付近を示す図である。
図1〜3に示すように、塗布装置1は、塗布液を貯留する塗布液タンク2と、この塗布液タンク2から供給された塗布液を吐出する塗布ユニット3を備える塗布装置本体10とを有している。これら塗布液タンク2と塗布装置本体10は、それぞれ複数の配管4を連結させて接続されており、配管4同士の接続部分にはバルブや配管継手によって連結されている。本発明では、配管4同士を連結させるために使用するバルブや配管継手等を総称して配管連結部5と呼ぶことにする。そして、塗布液タンク2と塗布ユニット3との間には、塗布液ポンプ6が設けられており、この塗布液ポンプ6に塗布液タンク2から必要な量の塗布液が充填された後、塗布液ポンプ6を作動させることにより塗布装置本体10の塗布ユニット3から塗布液が吐出され、塗布装置本体10に固定された基板上に塗布膜が形成されるようになっている。
塗布液タンク2は、基板W上に形成する塗布膜の材料である薬液やレジスト液等の液状物(以下、塗布液と称す)を貯留するものである。塗布液タンク2は、気泡除去機構が備わっており貯留されている塗布液内に気泡等が混入するのを防止できるようになっている。この塗布液タンク2には、送液加圧装置21が設けられており、この送液加圧装置21を作動させることにより、塗布液タンク2内の塗布液を下流側に送液することができる。すなわち、塗布液タンク2の底面部には、配管4が接続されており、送液加圧装置21で塗布液タンク2内を加圧することにより、配管4を通じて下流側に位置する塗布液ポンプ6、塗布ユニット3等に塗布液を送液することができる。本実施形態では、送液加圧装置21として、塗布液タンク2内にクリーンドライエア(CDA)を供給するようになっており、塗布液タンク2内にCDAを供給することにより塗布液タンク2内が加圧され塗布液が送液できるようになっている。また、塗布液タンク2にはリリーフ弁22が設けられており、塗布液タンク2内を加圧した後、リリーフ弁22を開くことにより、塗布液タンク2内を大気圧に戻すことにより塗布液タンク2内が解放される。
塗布装置本体10は、基板W上に薬液やレジスト液等の液状物(以下、塗布液と称す)の塗布膜を形成するものであり、基板Wを載置するためのステージ11と、このステージ11に対し特定方向に移動可能に構成される塗布ユニット3とを備えている。
また、塗布ユニット3は、基板W上に塗布液を吐出して塗布膜を形成するものである。この塗布ユニット3は、図2、図3に示すようにX軸方向に移動可能な脚部31とY軸方向に延びる口金部34とを有しており、口金部34が、ステージ11に保持された基板Wに対して接離可能に支持されている。この口金部34は、塗布液を吐出して基板W上に塗布膜を形成するものである。本実施形態の口金部34は、一方向に延びる形状を有する柱状部材であり、塗布ユニット3の脚部31の走行方向とほぼ直交するように設けられている。そして、この口金部34には、長手方向に延びるスリットノズル34aが形成されており、口金部34に供給された塗布液がスリットノズル34aから長手方向に亘って一様に吐出されるようになっている。
具体的には、口金部34には、塗布液を貯留するマニホールドが形成されており、塗布液供給口から供給された塗布液が一時的に貯留できるようになっている。すなわち、塗布液供給口は配管4と接続されており、後述の塗布液ポンプ6から送液された塗布液が塗布液供給口を通じてマニホールド内に供給され、さらに塗布液ポンプ6を作動させることによりマニホールド内の塗布液がスリットノズル34aを通じて吐出されるようになっている。したがって、このスリットノズル34aから塗布液を吐出させた状態で塗布ユニット3をX軸方向に走行させることにより、スリットノズル34aの長手方向に亘って基板W上に一定厚さの塗布膜が形成されるようになっている。
また、口金部34にはエアベント孔が形成されており、マニホールドに貯留された塗布液に含まれる気泡や空気溜まり等のエアは、エアベント処理が行われることによりエアベント孔を通じて排出されるようになっている。
また、塗布液ポンプ6は、塗布液タンク2から供給された塗布液を塗布装置本体10に送液するものである。この塗布液ポンプ6は、配管4に接続されており、T字型配管継手51である配管連結部5を介して塗布液タンク2及び塗布ユニット3と連通して接続されている。本実施形態では、シリンジポンプが設けられており、吸引動作により基板1枚に対して必要な量の塗布液を収容し、吐出動作により塗布液を塗布装置本体10に送液できるようになっている。
また、塗布液タンク2、塗布液ポンプ6、塗布装置本体10(塗布ユニット3)は、複数の配管4を連結させて接続されている。具体的には、複数の配管4は、バルブや配管継手等の配管連結部5で連結されている。図1の例では、配管4経路が直角に曲がるところにはL字型配管継手52が設けられ、塗布液ポンプ6との接続部分にはT字型配管継手51が設けられている。すなわち、必要に応じて適切な配管継手が設けられることにより、塗布液タンク2、塗布液ポンプ6、塗布装置本体10を連通する流路が形成されている。
また、配管4の経路には、バルブが設けられており、図1の例では、塗布液タンク2と塗布液ポンプ6との間に吸引バルブ53が設けられ、塗布液ポンプ6と塗布装置本体10との間に吐出バルブ54が設けられている。これら吸引バルブ53及び吐出バルブ54は、例えばダイヤフラムバルブが用いられる。この吸引バルブ53及び吐出バルブ54を開閉動作させることにより、配管4で形成される流路を切替えることができる。例えば、吸引バルブ53を開き、吐出バルブ54を閉じることにより、塗布液タンク2と塗布液ポンプ6とが連通して接続されるため、塗布液タンク2から塗布液ポンプ6に塗布液を供給することができる。また、吸引バルブ53を閉じ、吐出バルブ54を開くことにより、塗布液ポンプ6と塗布ユニット3とが連通して接続されるため、塗布液ポンプ6から塗布ユニット3に塗布液を供給することができる。
また、本発明の塗布装置1は、塗布液を逆流方向に送液させる逆流送液装置7を備えている。この逆流送液装置7は、塗布液が塗布液タンク2側から塗布ユニット3側に流れる正流方向に対し、塗布ユニット3側から塗布液タンク2側の逆流方向に塗布液を送液させるものである。この逆流送液装置7は、逆流用タンク71と、逆流用タンク71を加圧する送液加圧装置72と、逆流用配管連結部8とを有している。具体的には、吐出バルブ54と塗布ユニット3との間に逆流用配管連結部8が設けられており、この逆流用配管連結部8から配管4を通じて逆流用タンク71が連通して接続されている。これにより、逆流用タンク71の塗布液が配管4を通じて塗布液タンク2側に送液されるようになっている。
逆流用タンク71は、上述の塗布液タンク2と同じ構成であるが、塗布液を貯留するものである。塗布液タンク2と同様に、気泡除去機構が備わっており貯留されている塗布液内に気泡等が混入するのを防止できるようになっている。そして、この逆流用タンク71にも、送液加圧装置72が設けられており、この送液加圧装置72を作動させることにより、逆流用タンク71内の塗布液を上流側に送液することができる。すなわち、塗布液タンク2の底面部には、配管4が接続されており、送液加圧装置72で塗布液タンク2内を加圧することにより、配管4を通じて上流側に位置する塗布液タンク2側に塗布液を送液する(逆流させる)ことができる。また、逆流用タンク71にはリリーフ弁73が設けられており、逆流用タンク71内を加圧した後、リリーフ弁73を開くことにより、逆流用タンク71内を大気圧に戻すことにより逆流用タンク71内が解放される。
また、逆流用配管連結部8は、逆流用タンク71に接続された配管4と、塗布液タンク2及び塗布ユニット3を接続する配管4とを連通して接続し、逆流用タンク71と塗布液タンク2とが接続される流路と、逆流用タンク71と塗布ユニット3とが接続される流路とを切替えるものである。この逆流用配管連結部8は、上述の配管連結部5とは配管4を連結するものである点では共通するが、本発明では異なる概念のものであり、あくまで逆流用タンク71を接続させるものである。
この逆流用配管連結部8は、塗布ユニット3に最も近い位置に配置される吐出バルブ54(配管連結部5)と塗布ユニット3との間に配置されている。すなわち、逆流用タンク71から塗布液タンク2に逆流させる場合には、逆流用タンク71から送液される塗布液は、逆流用配管連結部8を通じてこの逆流用配管連結部8よりも上流側(塗布液タンク2側)にあるすべての配管連結部5を通じて塗布液タンク2に送液される。
この逆流用配管連結部8は、本実施形態では三方弁81が用いられており、この三方弁81により逆流用タンク71、塗布ユニット3、塗布液タンク2が連通して接続される。すなわち、三方弁81を操作することにより、逆流用タンク71と塗布ユニット3との接続と、逆流用タンク71と塗布液タンク2との接続とを切替えることができる。なお、この逆流用配管連結部8は、T字型配管継手51とダイヤフラムバルブを組み合わせたものでもよい。すなわち、T字型配管継手51に塗布液タンク2、塗布ユニット3、逆流用タンク71からの配管4をそれぞれ接続し、逆流用タンク71とT字型配管継手51との間にダイヤモンドフラムバルブを設けることにより、逆流用タンク71と塗布ユニット3との接続と、逆流用タンク71と塗布液タンク2との接続とを切替えることができる。
次に、この塗布装置1のエア溜まり除去方法について図5に示すフローチャートに基づいて説明する。このエア溜まり除去は、すべての配管4が乾燥された状態から塗布装置1に最初に塗布液を供給する場合や、塗布液を交換する場合に配管4内に滞留するエア溜まりを除去することができる。
まず、ステップS1により塗布液充填工程(液通し工程)が行われる。この塗布液充填工程は、空気で充満する配管4内を塗布液で満たすための処理工程である。本実施形態では、逆流用タンク71から吐出バルブ54までの流路の空気を排出した後、塗布液タンク2から三方弁81までの流路の空気を段階的に排出させる。具体的には、逆流用タンク71に貯留される塗布液の脱気処理を行った後、三方弁81を逆流方向(逆流用タンク71から塗布ユニット3方向に閉じ、塗布液タンク2方向に開く)に開き、吐出バルブ54及び吸引バルブ53を開状態にして逆流用タンク71の加圧送液装置を作動させて逆流用タンク71から塗布液タンク2側(逆流方向)に塗布液を送液する。これにより、逆流用タンク71から塗布液が三方弁81を経て塗布液タンク2側に送液される。このとき、配管4内の空気は塗布液で逆流方向に押され塗布液タンク2に排出される。そして、配管4内の送液状況を確認し、逆流用タンク71から吐出バルブ54までの配管4内に塗布液が充填された状態で、逆流用タンク71の加圧送液装置を停止させた後、リリーフ弁73を開き逆流用タンク71を大気解放する。
次に、塗布液タンク2に塗布液を供給し塗布液タンク2に貯留される塗布液の脱気処理を行った後、三方弁81を塗布液タンク2から塗布ユニット3側に流れるように切替える。そして、塗布液タンク2の加圧送液装置を作動させて、塗布液を正流方向に送液する。すなわち、先の逆流方向に塗布液が送液されることにより塗布液で満たされていない部分、すなわち、吐出バルブ54より塗布液タンク2側には多くの空気が存在しているが、塗布液が塗布液タンク2から正流方向に送液されることにより、塗布液は空気と共に塗布ユニット3のマニホールドを経てスリットノズルから排出される。これにより、塗布液タンク2から逆流用タンク71に至る配管4に塗布液が充填される。そして、塗布液転句の加圧送液装置を停止させた後、リリーフ弁22を開き塗布液タンク2を大気解放する。
次に、ステップS2により逆流送液工程が行われる。この逆流送液工程と次の正流送液工程により配管4内のエア溜まりの除去が行われる。すなわち、上述の塗布液充填工程により、配管4内に存在している空気が除去され塗布液タンク2から逆流用タンク71に至る配管4内はほぼ塗布液で充填されている。しかし、配管連結部5のデッドスペースには空気が滞留しやすく、わずかにエア溜まりが形成されているため、このエア溜まりを排除する必要がある。
具体的には、三方弁81を逆流方向に設定し逆流用タンク71から塗布液タンク2に流れるように設定する。そして、逆流用タンク71の送液加圧装置72を作動させて塗布液を逆流方向に送液する。このとき、送液量は、配管連結部5の最大容量よりも多い塗布液を送液する。ここで、配管連結部5の容量は、配管連結部5である配管継手やバルブ等の一方側の配管4との連結部分から他方側の配管4との連結部分までの容量である。そして、配管4経路に使用されているすべての配管連結部5の中で最も多い容量よりも多い塗布液を送液する。図1の例において、吐出バルブ54、吸引バルブ53、各配管継手の中で最も多い容量の塗布液を送液する。これにより、デッドスペースに滞留するエア溜まりのエアが逆流方向に移動する。
次に、ステップS3により正流送液工程が行われる。具体的には、逆流用タンク71の送液加圧装置72を停止させ、リリーフ弁73を解放した後、三方弁81を正流方向、すなわち塗布液タンク2から塗布ユニット3側に流れるように切替える。そして、塗布液タンク2の送液加圧装置21を作動させて、塗布液を正流方向に送液する。送液量は、配管連結部5の最大容量よりも多い塗布液を送液する。これにより、配管連結部5のデッドスペースからエア溜まり91を除去することができる。すなわち、図4に示すように、塗布液充填工程により塗布液が送液され、配管連結部5のデッドスペース9にエア溜まり91が形成されると、エア溜まり91がデッドスペース9に引っかかり塗布液充填工程で送液された方向に送液を行ってもエア溜まり91に付加される押圧方向が同じであるためデッドスペース9を乗り越えることができずその位置にエア溜まり91が滞留する(図4(a))。そこで、逆流送液工程により配管4内に塗布液を逆流方向に送液させることにより、デッドスペース9に形成されていたエア溜まり91は正流方向の押圧力が解放され、配管連結部5の中で最も多い容量よりも多い塗布液が送液されることにより、デッドスペース9から逆流方向の離れた位置に移動し、デッドスペース9における引っかかりが解除される(図4(b))。そして、正流送液工程により配管4内に塗布液が正流方向に送液されることにより、デッドスペース9から移動したエア溜まり91が正流方向に移動する。その際、配管連結部5の中で最も多い容量よりも多い塗布液が送液されることにより、逆流送液工程で移動したエア溜まり91は、先に引っかかっていたデッドスペース9の位置よりも正流方向側に塗布液と共に送液されることにより、先に引っかかっていたデッドスペース9を乗り越えることができる(図4(c))。また、逆流送液装置7の三方弁81が塗布ユニット3に最も近い位置に配置される配管連結部5と塗布ユニット3との間に配置されているため、すべての配管連結部5が三方弁81よりも塗布ユニット3側に位置しているため、すべての配管連結部5においてエア溜まり91が先に引っかかっていたデッドスペース9を乗り越えることができる。そして、仮に三方弁81(逆流用配管連結部8)のデッドスペース9にエア溜まり91が形成されていた場合であっても、配管連結部5と同様に上述の効果を得ることができる。
次に、デッドスペース9における気泡の有無について確認が行われる(ステップS4)。上述の逆流送液工程及び正流送液工程によって、デッドスペース9に気泡が存在する場合には、ステップS4においてNoの方向に進み、ステップS2の逆流送液工程及びステップS3の正流送液工程が再度行われ、デッドスペース9の気泡がなくなるまで繰り返される。そして、デッドスペース9に気泡がなくなればステップS4においてYesの方向に進み、次工程のエアベント工程が行われる。なお、この確認工程は、目視で行ってもよく、センサなどを設置してデッドスペース9の気泡の有無を検出できるように構成し確認するようにしてもよい。また、事前の塗布装置1の調整試験により逆流送液工程及び正流送液工程を規定回数行うことによりデッドスペース9から気泡が除去できることがわかっていれば、その回数だけ逆流送液工程と正流送液工程を繰り返した後、次工程に進むようにしてもよい。このように複数回繰り返すことにより、仮に1回の逆流送液工程及び正流送液工程において、エア溜まり91がデッドスペース9に引っかかっていた場合であっても、エア溜まり91がデッドスペース9を乗り越える可能性を高めることができデッドスペース9に滞留するエア溜まり91を除去することができる。
次に、ステップS5によりエアベント工程が行われる。三方弁81を正流方向に流れるように切替えた後、塗布液タンク2から塗布液を送液し、塗布ユニット3のスリットノズルから塗布液を排出させる。その際、上述の逆流送液工程及び正流送液工程においてデッドスペース9を乗り越えたエア溜まり91は、塗布液と共に塗布ユニット3のマニホールドまで送液され、スリットノズル又はエアベント孔から排出される。これにより、塗布液タンク2から塗布ユニット3に至る配管4中にエア溜まり91がない状態を形成することができる。
上述の通り、正流送液工程と逆流送液工程とを交互に少なくとも1回以上繰り返すことにより、液通し工程における配管4内に残存するエア溜まり91を除去することができる。すなわち、正流送液工程により塗布液が配管連結部5のデッドスペース9(凹凸部や屈曲部)で引っかかって形成されたエア溜まり91は、逆流送液工程により塗布液が逆流方向に送液されることにより一定方向(正流方向)の押圧から解放されるため、引っかかりが解除され逆流方向に移動する。その際、正流送液工程及び逆流送液工程では少なくとも配管連結部5のうち最大容量よりも多い塗布液が送液されることにより、次の送液工程(正流送液工程又は逆流送液工程)によりエア溜まり91が確実に配管連結部5を乗り越えることができる。すなわち、再度、正流方向に送液されることにより、エア溜まり91は逆流方向に移動した分だけ加速し、凹凸部や屈曲部を乗り越え、正流方向に塗布液と共に送液される。仮に、一度の逆流方向の送液では凹凸部や屈曲部を乗り越えることができない場合でも、正流方向と逆流方向の送液を交互に繰り返すことによりエア溜まり91が凹凸部や屈曲部を乗り越えることができ、デッドスペース9からエア溜まり91を容易に除去することができる。
また、上記実施形態では、塗布液充填工程の後、逆流送液工程、正流送液工程の順で行う例について説明したが、塗布液充填工程の後、正流送液工程、逆流送液工程の順に行うものであってもよい。
また、上記実施形態では、繰り返し工程により逆流送液工程及び正流送液工程を複数回行う例について説明したが、逆流送液工程及び正流送液工程を1回のみ行うことによりエア溜まり91を除去できる場合は、逆流送液工程及び正流送液工程を1回のみ行い、上述のステップS4の確認工程を省略してもよい。
2 塗布液タンク
3 塗布ユニット
4 配管
5 配管連結部
7 逆流送液装置
8 逆流用配管連結部
71 逆流用タンク
72 送液加圧装置(逆流用)
3 塗布ユニット
4 配管
5 配管連結部
7 逆流送液装置
8 逆流用配管連結部
71 逆流用タンク
72 送液加圧装置(逆流用)
Claims (3)
- 塗布液を貯留する塗布液タンクと、塗布液を吐出する塗布ユニットとが複数の配管を連結させることにより接続され、前記塗布液タンクの塗布液が前記塗布ユニットを通じて吐出される塗布装置において、
前記配管は、配管同士を連結する配管連結部によって連結されており、
前記塗布ユニットに最も近い位置に配置される前記配管連結部と前記塗布ユニットとの間には、前記配管を通じて前記塗布液タンク側に送液させる逆流送液装置を備えていることを特徴とする塗布装置。 - 前記逆流送液装置は、前記塗布ユニットに最も近い位置に配置される前記配管連結部と前記塗布ユニットとの間に配置される逆流用配管連結部と、この逆流用配管連結部に配管を通じて接続され塗布液が貯留される逆流用タンクと、この逆流用タンクに加圧力を与えて送液させる送液加圧装置とを有していることを特徴とする塗布装置。
- 塗布液を貯留する塗布液タンクと、塗布液を吐出する塗布ユニットとが配管同士を連結させる配管連結部によって複数の配管を連結させることにより接続され、前記塗布ユニットに最も近い位置に配置される前記配管連結部と前記塗布ユニットとの間に前記配管を通じて前記塗布液タンク側に送液させる逆流送液装置が連結される塗布装置のエア溜まり除去方法において、
前記塗布タンクから前記塗布ユニットに、少なくともそれぞれの前記配管連結部の容量のうち最大容量よりも多い塗布液を送液する正流送液工程と、
前記逆流送液装置から前記塗布タンクに、少なくともそれぞれの前記配管連結部の容量のうち最大容量よりも多い塗布液を送液する逆流送液工程と、
前記塗布ユニット内に存在するエアを排出するエアベント工程と、
を備えており、
前記正流送液工程と前記逆流送液工程とを交互に少なくとも1回以上繰り返した後、前記エアベント工程が行われることを特徴とするエア溜まり除去方法。
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