JP6463014B2 - 蒸気発生装置および加熱調理器 - Google Patents

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Description

この発明は、蒸気発生装置および加熱調理器に関する。
従来、加熱調理器としては、加熱室に供給する蒸気を発生する蒸気発生装置を備えたものがある(例えば、特開2012−255644号公報(特許文献1)参照)。上記加熱調理器の蒸気発生装置は、鋳造により発熱部が埋め込まれた金属製のボイラーを有し、そのボイラー内の蒸気発生空間で発生させた蒸気を加熱室内に供給する。
また、蒸発皿で蒸気を発生させる蒸気発生装置において、上部に蓋体を設けたものがある(例えば、特開2005−233601号公報(特許文献2)参照)。
特開2012−255644号公報 特開2005−233601号公報
特許文献1に記載の蒸気発生装置では、発熱部により高温に加熱されたボイラー内の壁面において、水滴が蒸発してスケールが堆積することにより、加熱効率が低下するという問題がある。上記蒸気発生装置では、ボイラー内に堆積したスケールにより加熱効率が低下するため、蒸気の立ち上がりが悪くなったり、必要な蒸気量が得られなかったりし、さらに、蒸発が十分にできず、水滴やスケールが蒸気と共に加熱室に吹き出して飛散し、被加熱物に付着して不衛生になる。
また、特許文献2に記載の加熱調理器の蒸気発生装置では、皿状の蒸気発生装置の上部にセラミックの蓋体を設けている。しかしながら、多量の蒸気を用いて調理を行う場合などにおいては、蒸気発生装置から多量の蒸気を発生させる必要があり、その場合、スケール発生に伴って、粘性の高い泡状の沸騰水が多量に発生する。これまでの多くの加熱調理器では、蒸気発生装置内で蒸気が発生する箇所から蒸気発生装置外部へ蒸気を放出するための吹出口までの高さをある程度確保することで、上記泡状の沸騰水が加熱室内に浸入してしまうのを防いできた。
そこで、この発明の課題は、スケール発生と加熱効率の低下を抑制できる蒸気発生装置およびそれを用いた加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の加熱調理器は、
熱源と、上記熱源を鋳込んだ金属で形成された蒸気発生容器と、上記蒸気発生容器の上側開口を覆いかつその蒸気発生容器と共に蒸気発生空間を形成する蓋部と、上記蒸気発生容器を覆うようにかつ上記蒸気発生容器に対して間隔をあけて形成されると共に、上記蓋部に固定された断熱用カバーとを備え、上記蓋部が耐熱性樹脂からなるか、または、上記蒸気発生容器と上記蓋部との間を断熱部材で断熱している蒸気発生装置と、
上記蒸気発生装置からの蒸気が供給される加熱室と、
上記加熱室を収容する本体ケーシングと、
上記本体ケーシング内の電装部品を冷却する冷却ファンと
を備え、
上記蒸気発生装置の上記断熱用カバーは、上記蒸気発生容器に鋳込まれた上記熱源の電力供給部を外部に導出するための開口部が、上記冷却ファンからの冷却風の下流側に向けて開口するように形成されていることを特徴とする。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記蒸気発生装置の上記蓋部は、上側に設けられた凸部と、上記凸部の先端に設けられた蒸気吹出口とを有し、
上記蒸気発生装置は、
上記蓋部内かつ上記凸部の下側において、上記凸部およびその凸部近傍の肩部分に対向する領域に設けられ、上記蒸気発生容器からの沸騰水を遮る沸騰水遮断壁を備えた。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記蒸気発生装置は、
上記蒸気発生容器内の水位を検出する水位センサと、
上記蒸気発生空間内に設けられ、上記水位センサを囲むように水位検出室を形成する水位検出室用カバーを備えた。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記水位検出室用カバーは、下方の全てを覆う底部と、その底部の外縁から立設され、少なくとも上記底部近傍に貫通穴が設けられた側壁とを有する。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記蒸気発生装置の上記蒸気発生容器内に、上記蒸気発生容器内への給水および上記蒸気発生容器内からの排水をするための給排水口を設けた。
また、この発明の加熱調理器では、
上記のいずれか1つの蒸気発生装置と、
上記蒸気発生装置からの蒸気が供給される加熱室と
を備えたことを特徴とする。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記蒸気発生装置の上記蒸気発生容器を、上記加熱室または上記加熱室の側方に設けられた被取付部材に上記蓋部を介して取り付けるための取付部材を備えた。
以上より明らかなように、この発明によれば、熱源を鋳込んだ金属で形成された蒸気発生容器の上側開口を耐熱性樹脂からなる蓋部(または蒸気発生装置に対して断熱された蓋部)により覆い、その蒸気発生容器と蓋部で蒸気発生空間を形成することによって、スケール発生と加熱効率の低下を抑制できる蒸気発生装置およびそれを用いた加熱調理器を実現することができる。
図1はこの発明の第1実施形態の蒸気発生装置を用いた加熱調理器の扉閉鎖時の概略正面図である。 図2は上記加熱調理器の扉開放時の概略正面図である。 図3は上記加熱調理器の主要部の構成を説明するための模式図である。 図4は上記加熱調理器の他の部分の構成を説明するための模式図である。 図5は上記加熱調理器の制御ブロック図である。 図6は上記加熱調理器の蒸気発生装置の上面図である。 図7は上記蒸気発生装置の側面図である。 図8は図6のXIII−XIII線から見た断面図である。 図9は図7に示す蒸気発生装置を左方向から見た側面図である。 図10は図6のX−X線から見た断面図である。 図11は上記蒸気発生装置の水位検出室用カバーの斜視図である。 図12は取付部材を用いた蒸気発生装置の上面図である。 図13は上記取付部材を用いた蒸気発生装置の側面図である。 図14はこの発明の第4実施形態の蒸気発生装置の断面図である。 図15はこの発明の第4実施形態の蒸気発生装置の要部の断面図である。 図16は上記要部の水位検出室用カバーを外した状態を示す図である。 図17は上記要部の水位検出室用カバーを取り付けた状態を示す図である。 図18は上記水位検出室用カバーの斜視図である。
以下、この発明の蒸気発生装置およびそれを用いた加熱調理器を図示の実施の形態により詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1はこの発明の第1実施形態の蒸気発生装置100(図3に示す)を用いた加熱調理器の扉閉鎖時の概略正面図である。また、図2は上記加熱調理器の扉開放時の概略正面図である。
この第1実施形態の加熱調理器は、図1,図2に示すように、直方体形状の本体ケーシング1と、この本体ケーシング1内に設けられ、前側に開口部2aを有する加熱室2と、加熱室2の開口部2aを開閉する扉3と、食品が収容される加熱室2内にマイクロ波を供給するマグネトロン4(図5に示す)とを備えている。なお、マグネトロン4はマイクロ波発生装置の一例である。
上記本体ケーシング1の上面の後部に排気ダクト5を設けている。また、本体ケーシング1の前面の下部に露受容器6を着脱可能に取り付けている。この露受容器6は、扉3の下側に位置し、扉3の後面(加熱室2側の表面)からの水滴を受けることができるようになっている。また、本体ケーシング1の前面の下部には、後述する給水タンク26も着脱可能に取り付けられている。
上記扉3は、本体ケーシング1の前面側に下側の辺を軸に回動可能に取り付けられている。この扉3の前面(加熱室2とは反対側の表面)には、耐熱性を有する透明な外ガラス7が設けられている。また、扉3は、外ガラス7の上側に位置するハンドル8と、外ガラス7の右側に設けられた操作パネル9とを有している。
上記操作パネル9は、カラー液晶表示部10およびボタン群11を有している。このボタン群11は、途中で加熱を止めるときなどに押す取り消しキー12と、加熱を開始するときに押すあたためスタートキー13とを含んでいる。また、操作パネル9には、スマートフォンなどからの赤外線を受ける赤外線受光部14が設けられている。
上記加熱室2内には被加熱物15が収容される。また、加熱室2内への金属製の調理トレイ91,92(図3に示す)の出し入れが可能になっている。加熱室2の左側部2b,右側部2cの内面には、調理トレイ91を支持する上棚受け16A,16Bが設けられている。また、加熱室2の右側部2c,左側部2bの内面には、上棚受け16A,16Bよりも下側に位置するように、調理トレイ92を支持する下棚受け17A,17Bが設けられている。
上記調理トレイ91,92は、加熱室2内に配置されたとき、加熱室2の後部2dとの間に隙間を有するようなっている。より詳しくは、上棚受け16A,16Bおよび下棚受け17A,17Bのそれぞれの後端部に当接部(図示せず)を設けている。この当接部は、調理トレイ91,92が加熱室2の後部2dに接触する前に、調理トレイ91,92に当接して、調理トレイ91,92の後側への移動を規制する。このとき、調理トレイ91,92と加熱室2の後部2dとの間において、前後方向の長さが例えば3mmの隙間が生じるようにしてもよい。
図3は、上記加熱調理器の主要部の構成を説明するための模式図である。この図3では、加熱室2は左側から見た状態が示されている。なお、図3において、3は扉、6は露受容器である。
上記加熱調理器は、循環ダクト18と、循環ファン19と、上ヒータ20と、中ヒータ21と、下ヒータ22と、循環ダンパ23と、チューブポンプ25と、給水タンク26および蒸気発生装置100を備えている。この上ヒータ20、中ヒータ21および下ヒータ22は、それぞれ、例えばシーズヒータから成っている。なお、循環ダクト18はダクトの一例である。また、循環ダンパ23はダンパの一例である。また、チューブポンプ25はポンプの一例であり、この発明はチューブポンプに限らず、駆動方向によって給水動作と排水動作とを切り替え可能なポンプであればよい。
上記加熱室2の上部2eは、水平方向に対して傾斜する傾斜部2fを介して加熱室2の後部2dと連なっている。この傾斜部2fに、循環ファン19と対向するように複数の吸込口27を設けている(図2参照)。また、加熱室2の上部2eに上吹出口28を複数設けている。また、加熱室2の後部2dに、第1後吹出口29、第2後吹出口30および第3後吹出口31を、それぞれ、複数設けている(図2参照)。なお、第1後吹出口29は吹出口の一例である。また、吸込口27は3個だけ図3で示している。また、第1後吹出口29、第2後吹出口30および第3後吹出口31は各1個だけ図3で示している。
上記循環ダクト18は、吸込口27、上吹出口28および第1〜第3後吹出口29〜31を介して加熱室2内と連通している。この循環ダクト18は、加熱室2の上側から後側にわたって設けられて、逆L字形状を呈するように延在している。また、循環ダクト18の左右方向の幅は、加熱室2の左右方向の幅より狭く設定されている。
上記循環ファン19は、遠心ファンであって、循環ファン用モータ56によって駆動される。この循環ファン用モータ56が循環ファン19を駆動すると、加熱室2内の空気や飽和蒸気(以下、「空気など」言う)は、吸込口27から循環ダクト18内に吸い込まれ、循環ファン19の径方向外側へ流される。より詳しくは、循環ファン19の上側では、空気などは、循環ファン19から斜め上方に流れた後、後方から前方に向かって流れる。一方、循環ファン19の下側では、空気などは、循環ファン19から斜め下方に流れた後、上方から下方に向かって流れる。なお、上記空気などは熱媒体の一例である。
上記上ヒータ20は、循環ダクト18内に配置され、加熱室2の上部2eに対向している。この上ヒータ20は、上吹出口28へ流れる空気などを加熱する。
上記中ヒータ21は、環状に形成され、循環ファン19を取り囲んでいる。この中ヒータ21は、循環ファン19から上ヒータ20に向かう空気などを加熱したり、循環ファン19から下ヒータ22に向かう空気などを加熱したりする。
上記下ヒータ22は、循環ダクト18内に配置され、加熱室2の後部2dに対向している。この下ヒータ22は、第2,第3後吹出口30,31へ流れる空気などを加熱する。
上記循環ダンパ23は、循環ダクト18内かつ中ヒータ21と下ヒータ22との間に回動可能に設けられている。この循環ダンパ23の回動は循環ダンパ用モータ59(図5に示す)によって行われる。
また、蒸気発生装置100は、上側開口を有する金属製の蒸気発生容器101と、その蒸気発生容器101の上側開口を覆う耐熱性樹脂(例えばPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂)からなる蓋部102と、蒸気発生容器101の底部101aに鋳込まれたシーズヒータから成る蒸気発生用ヒータ103とを有する(図6〜図10参照)。この蒸気発生容器101の底部101a上には給水タンク26からの水が溜まり、熱源の一例としての蒸気発生用ヒータ103が蒸気発生容器101を介して上記水を加熱する。そして、蒸気発生用ヒータ103による加熱で発生した飽和蒸気は、樹脂製の蒸気チューブ35と金属製の蒸気管36とを流れて、複数の蒸気供給口37を介して加熱室2内に供給される(図2参照)。なお、図3では、蒸気供給口37は1個だけを示している。
また、上記加熱室2内の飽和蒸気は、循環ファン19により上ヒータ20、中ヒータ21および下ヒータ22に送られ、上ヒータ20、中ヒータ21および下ヒータ22で加熱することにより、100℃以上の過熱蒸気となる。
また、上記蓋部102には、一対の電極棒105a,105bから成る水位センサ105が取り付けられている。この電極棒105a,105bの間が導通状態になったか否かに基づいて、蒸気発生容器101の底部101a上の水位が所定水位になったか否かが判定される。
上記チューブポンプ25は、シリコンゴム等からなる弾性変形可能な給排水チューブ40をローラ(図示せず)でしごいて、そのローラの駆動方向によって、給水タンク26内の水を蒸気発生装置100に流したり、蒸気発生装置100内の水を給水タンク26に流したりする。この給排水チューブ40は、給水経路の一例である。
上記給水タンク26は、給水タンク本体41および連通管42を有する。この連通管42の一端部が給水タンク本体41内に位置する一方、連通管42の他端部が給水タンク26外に位置する。給水タンク26がタンクカバー43内に収容されると、連通管42の他端部がタンクジョイント部44を介して給排水チューブ40に接続される。すなわち、給水タンク本体41内が連通管42などを介して蒸気発生装置100内と連通する。
上記チューブポンプ25と給水タンク26と給排水チューブ40とタンクカバー43とタンクジョイント部44で給水装置を構成している。
図4は、上記加熱調理器の他の部分の構成を説明するための模式図を示している。この図4でも、図3と同様に、加熱室2は右側方から見た状態が示されている。なお、図4において、91,92は調理トレイ、2eは加熱室2の上部である。
上記加熱室2の後部2dの下端部に自然排気口45を設けている(図2参照)。この自然排気口45は第1排気経路46を介して排気ダクト5に連通している。加熱室2内の空気などが余剰になると、その余剰な空気などが、自然に、自然排気口45から第1排気経路46へ流れ出る。また、例えばシロッコファンからなる排気ファン47が第1排気経路46に接続されている。
また、上記加熱室2の傾斜部2fに、排気ダンパ49で開閉される複数の強制排気口48と、給気ダンパ51で開閉される複数の給気口50とを設けている(図2参照)。この強制排気口48は、第2排気経路52を介して排気ダクト5に連通している。一方、給気口50は、給気経路55を介して本体ケーシング1と加熱室2との間の空間に連通している。また、例えばシロッコファンからなる給気ファン54が給気経路55に接続されている。この給気ファン54は、本体ケーシング1(図1,図2に示す)内の電装部品を冷却する冷却ファンの一例である。
また、上記第2排気経路52に蒸気センサ53を取り付けている。この蒸気センサ53は、第2排気経路52を流れる空気などに含まれる蒸気の量を示す信号を制御装置80(図5に示す)へ送出する。
上記加熱室2内の空気などを強制的に本体ケーシング1外へ排気する場合、排気ダンパ用モータ60,給気ダンパ用モータ61(図5に示す)で排気ダンパ49,給気ダンパ51を一点鎖線で示す位置まで回動させる。すなわち、排気ダンパ49および給気ダンパ51を開く。そして、排気ファンモータ用57,給気ファン用モータ58(図5に示す)で排気ファン47,給気ファン54を駆動させる。これにより、加熱室2内の空気などが強制排気口48および自然排気口45から加熱室2外へ引き出される。
また、上記本体ケーシング1と加熱室2との間のマグネトロン4(図5に示す)などを冷却する場合、給気ダンパ51が閉じた状態で、給気ファン54が駆動するようにする。これにより、給気ファン54から給気経路55を介して吹き出された空気は、本体ケーシング1と加熱室2との間の空間内に配置されたマグネトロン4などの電装部品を冷却する。
図5は上記加熱調理器の制御ブロック図を示している。
上記加熱調理器は、マイクロコンピュータと入出力回路などからなる制御装置80を備えている。この制御装置80には、上ヒータ20,中ヒータ21,下ヒータ22,蒸気発生用ヒータ103,循環ファン用モータ56,排気ファン用モータ57,給気ファン用モータ58,循環ダンパ用モータ59,排気ダンパ用モータ60,給気ダンパ用モータ61,操作パネル9,蒸気センサ53,庫内温度センサ70,蒸気発生用温度センサ140,水位センサ105,チューブポンプ25,マグネトロン4などが接続されている。また、制御装置80は、操作パネル9,蒸気センサ53,庫内温度センサ70,蒸気発生用温度センサ140,水位センサ105などからの信号に基づいて、上ヒータ20,中ヒータ21,下ヒータ22,蒸気発生用ヒータ103,循環ファン用モータ56,排気ファン用モータ57,給気ファン用モータ58,循環ダンパ用モータ59,排気ダンパ用モータ60,給気ダンパ用モータ61,チューブポンプ25,マグネトロン4などを制御する。
図6は蒸気発生装置100の上面図を示し、図7は蒸気発生装置100の側面図を示している。図6,図7において、105は水位センサ、108は給排水口用接続部、113は蒸気吹出口用接続部である。
この蒸気発生装置100は、図6,図7に示すように、平面視が長方形状の蒸気発生容器101と、蒸気発生容器101の上側開口を覆いかつその蒸気発生容器101と共に蒸気発生空間P1(図8に示す)を形成する耐熱性樹脂からなる蓋部102と、蒸気発生容器101に埋め込まれた蒸気発生用ヒータ103と、蒸気発生容器101を覆うようにかつ蒸気発生容器101に対して間隔をあけて形成された断熱用カバー104を備えている。この断熱用カバー104は、例えばPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂などの耐熱性樹脂からなり、蓋部102のフランジ部102bに固定されている。また、蒸気発生容器101は、蒸気発生用ヒータ103を鋳込んだ金属(アルミニウム合金など)で形成されている。なお、断熱用カバー104は、耐熱性樹脂でなく、100℃程度の熱では変形しないような樹脂でもよい。
耐熱性樹脂によって蓋部102を形成することで、多量の蒸気を発生させる際に、スケール発生に伴って生じやすい粘性の高い泡状の沸騰水が上記蒸気管36内に浸入しないように、蓋部102の高さを調整しやすくすることができ、また、蓋部102自身の厚みをセラミック等で形成するものに比べて大きく低減することができる。
また、蓋部102の内壁に対して突沸した水などが付着するが、耐熱性樹脂を用いれば、蓋部102の温度を大きく上昇させることがなくなり、蓋部102の内壁における水の蒸発を抑えることができ、蓋部102の内壁へのスケールの付着を低減できる。
それによって、スケール付着の大部分を蒸気発生容器101の底部101aに留めることができ、調理終了後に上記蒸気発生容器101内に残った水を上記給排水チューブ40(図3に示す)による排水と一緒に上記蒸気発生容器101外部へ排出しやすくすることができる。
上記蒸気発生容器101を覆うようにかつ蒸気発生容器101に対して間隔をあけて形成された断熱用カバー104を蓋部102に固定することによって、蒸気発生容器101と断熱用カバー104との間に空気断熱層を形成する。蒸気発生容器101から耐熱性樹脂からなる蓋部102への熱伝導も少なくする。このように、蒸気発生容器101は、蓋部102のみに接した状態で断熱用カバー104で覆われていることによって、蒸気発生容器101の放熱を抑制でき、加熱効率を向上できる。
また、図8は図6のXIII−XIII線から見た断面図を示している。
図8に示すように、蓋部102は、本体部102aと、本体部102aの下端に設けられたフランジ部102bと、フランジ部102bの下面から下方に延びる挿入部102cとを有する。この本体部102aとフランジ部102bと挿入部102cは、耐熱性樹脂により一体成形されている。
蒸気発生容器101の上側開口の内周側に蓋部102の挿入部102cが挿入されており、蒸気発生容器101の内周側と蓋部102の挿入部102cの外周面との間を環状のシール部材111でシールしている。この環状のシール部材111は、シリコンゴムなどの耐熱性樹脂からなる。なお、蒸気発生容器101の内周面は、シリコン塗装されている。
蒸気発生容器101と蓋部102で形成された蒸気発生空間P1内に水位検出室用カバー106を配置している。水位検出室用カバー106により水位検出室P2が形成され、水位検出室P2内に水位センサ105の電極棒105a,105bが収容されている。
また、上記蓋部102の段部112の下面に、電極棒105a,105b間を仕切る仕切壁109を立設している。この仕切壁109によって、電極棒105a,105b間にスケールや結露水が渡るのを防いで、水位センサ105による誤検知を防止できる。
また、上記水位センサ105の電極棒105a,105bと、蒸気発生容器101が異種金属であっても、蒸気発生容器101の内周面が絶縁塗装されているので、電極棒105a,105bと蒸気発生容器101の異種金属間の腐食を防止できる。
上記蒸気発生空間P1内に設けられた水位検出室用カバー106により水位センサ105を囲むように水位検出室P2を形成することによって、蒸気発生容器101内の水が沸騰して水面が泡立っても、水位検出室P2内への影響が少なく水位が安定しているので、蒸気発生容器101内の水位を水位センサ105により正確に検出することができる。
また、水位検出室用カバー106により形成された水位検出室P2を、蒸気発生用ヒータ103の電力供給部の一例としての接続端子103a側すなわち蒸気発生容器101の温度が低い領域側に配置することによって、水位検出室P2直下の沸騰泡の発生量が少なくなるので、蒸気発生容器101内の水位を水位センサ105によってより正確に検出することができる。
このようにして、水位センサ105により蒸気発生容器101内の水位制御を正確に行えるので、蒸気発生容器101内に少量の水を貯めた状態で沸騰させることが可能になる。
上記蓋部102の段部112に、段部112を貫通する筒状の給排水口用接続部108を設けている。さらに、蓋部102の段部112の給排水口用接続部108から蒸気発生容器101内の下方に延び、給排水口用接続部108に連なる給排水パイプ107を設けている。この給排水パイプ107の下端の給排水口107aを介して蒸気発生容器101内への給水および蒸気発生容器101内からの排水を行う。この給排水口107aは、蒸気発生容器101内の底部101a近傍に開口している。給排水口用接続部108に給排水チューブ40の一端を接続している。
上記給排水口107aは、給水口および排水口の一例である。
上記蒸気発生容器101内に設けた給排水口107aを介して給水および排水を行うことができ、給水口と排水口を別々に設けるよりも構成を簡略化できる。これにより、蒸気発生装置100の小型化が図れる。
また、上記蓋部102の本体部102a上側に凸部102dを設けている。その凸部102dの先端に蒸気吹出口113aを有する蒸気吹出口用接続部113を設けている。この蒸気吹出口用接続部113に蒸気チューブ35の一端を接続している。
さらに、蒸気発生装置100は、蓋部102内かつ凸部102dの下側において、凸部102dおよびその凸部102d近傍の一方の肩部分(図8に示す凸部102dの右側)に対向する領域に、蒸気発生容器101からの沸騰水を遮る沸騰水遮断壁110を備えている。この沸騰水遮断壁110は、断面がへの字形状に折曲している。
上記蓋部102内かつ凸部102dの下側に設けられた沸騰水遮断壁110により、蒸気発生容器101内の蒸発面のうちの凸部102dに対応する領域から吹き上がった沸騰水を遮って下方に戻すと共に、蒸気発生容器101内の蒸発面のうちの凸部102dの両肩部分に対応する領域から吹き上がった沸騰水を凸部102dの両肩部分に衝突させて下方に戻す。これによって、蒸気発生容器101で発生した沸騰水が、蓋部102の上側に設けられた凸部102dの蒸気吹出口113aから吹き出さないようにでき、加熱室2内に水滴が飛散するのを確実に防ぐことができる。
図8において、蒸気発生用ヒータ103は、U字状のヒータであり、蒸気発生容器101の底部101aの長手方向の一方から他方に延在するように埋設されている(図6参照)。
平面視が細長い長方形状の蒸気発生容器101では、その底部101aの長手方向に蒸気発生用ヒータ103(熱源)を埋設することで、細長いシーズヒータである蒸気発生用ヒータ103を蒸気発生容器101内全体に渡って配置でき、加熱効率を向上できる。また、蒸気発生容器101の底部101aに埋設された蒸気発生用ヒータ103が延在する長手方向に沿って、蒸気発生容器101内の底面の一部を傾斜させることで、排水時に水を排水口である給排水口107aに集める傾斜面151を蒸気発生容器101内の底部101aに容易に形成でき、その傾斜面151の最も低い位置に給排水口107aを設けることによって、蒸気発生容器101内の水を給排水口107aから確実に排水することが可能になる。
また、上記蒸気発生容器101内に設けられた給水口である給排水口107aの下方の底面部分が低くなるように、蒸気発生容器101内の底面の一部が傾斜しているので、給排水口107aを排水口として兼用することによって、蒸気発生容器101内の水を給排水口107aから確実に排水することが可能になる。
また、上記熱源であるU字状の蒸気発生用ヒータ103の接続端子103a(電力供給部)が給排水口107a側の一方に位置すると共に、蒸気発生用ヒータ103の曲部が蒸気吹出口113a側の他方に位置するように、蒸気発生用ヒータ103を蒸気発生容器101の底部101aに埋設している(図6参照)。これによって、蒸気発生用ヒータ103の給排水口107a側は、蒸気発生用ヒータ103の蒸気吹出口113a側に比べて蒸気発生用ヒータ103の接続端子103a側すなわち給排水口107a側の温度が低くて沸騰による気泡の発生が少ないので、蒸気発生時に給排水口107aから蒸気が流出するのを抑制できる。
また、上記蒸気発生容器101内の底面において蒸気発生用ヒータ103の温度が高い部分に対向する領域よりも蒸気発生用ヒータ103の温度が低い部分に対向する領域が低くなるように、蒸気発生容器101内の底面の一部が傾斜している(傾斜面151)。そこで、蒸気発生容器101内の底面において蒸気発生用ヒータ103の温度が低い部分に対向する領域近傍に給排水口107aを設けることによって、蒸気発生が終了した直後に給排水口107aから排水しても、水が蒸発しにくくスケールの発生を抑制することが可能になる。
また、上記給水装置(25,26,40,43,44)の給排水チューブ40(給水経路)を介して蒸気発生容器101内の水を排出することによって、蒸気発生容器101内への給水および蒸気発生容器101内からの排水を行うことができ、排水経路を別に設ける必要がなく構成を簡略化できる。
また、上記加熱調理器では、給水動作するチューブポンプ25によって、給水装置(25,26,40,43,44)から給排水チューブ40(給水経路)を介して蒸気発生容器101内の底面の最下部に対向する領域(給排水口107aの下側)に水を供給する。一方、排水動作するチューブポンプ25によって、蒸気発生容器101内の底面の最下部に対向する領域から給排水チューブ40を介して水を排出するので、蒸気発生終了後の蒸気発生容器101内の残水を確実に排水できる。これにより、チューブポンプ25の駆動方向を切り換える簡単な制御により給排水チューブ40を介して給水と排水を行うことができる。
この第1実施形態では、蒸気発生容器101内の底面の最下部に対向する領域(給排水口107aの下側)において給水および排水を行ったが、蒸気発生容器101内の底面の最下部に対向する領域近傍において給水および排水を行ってもよい。
また、容量の小さい蒸気発生容器101において、排水する残水量を少なくすることで、容量の大きな排水受け(この実施形態では、給水タンク26)や、流量の大きいポンプが不要となる。また、蒸気発生容器101内の水を蒸発させて水量が少なくなるように蒸気発生用ヒータ103を制御して、排水量を少なくすることで、排水時に排水経路(この実施形態では、給排水チューブ40)の途中で放熱されて排水温度が低下するので、蒸気発生の終了直後でもすぐに排水が可能となる。
なお、上記加熱調理器では、給排水口107aが給排水パイプ107の下端から下方に向かって開口しているので、蒸気発生容器101の底部101aに給排水口を設けた場合に比べ、異物で給排水口107aが塞がるのを防止できる。
また、断熱用カバー104は、蒸気発生容器101に鋳込まれた蒸気発生用ヒータ103の電力供給部の一例としての接続端子103aを外部に導出するための開口部104aが、給気ファン54(図4に示す)からの冷却風の下流側に向けて開口するように形成されている(図4参照)。
上記断熱用カバー104の開口部104aから蒸気発生用ヒータ103の接続端子103aを配線等により外部に導出する。この断熱用カバー104の開口部104aを、電装部品を冷却する給気ファン54からの冷却風の下流側に向けて開口するように形成することによって、冷却ファン54からの冷却風が断熱用カバー104の開口部104aに侵入しないので、冷却風による蒸気発生容器101の温度低下を防止することができる。
また、蒸気発生用ヒータ103の接続端子103aの近傍の蒸気発生容器101の側面に、温度ヒューズ130を取り付けている。この温度ヒューズ130は、蒸気発生容器101が異常温度になったときに、蒸気発生用ヒータ103の接続端子103aへの印加電圧を遮断する。
また、蒸気発生容器101の底部101aの中央部分に蒸気発生用温度センサ140を取り付けている。
また、図9は図7に示す蒸気発生装置100を左方向から見た側面図を示しており、図7,図8と同一の構成部には同一参照番号を付している。
図10は図6のX−X線から見た断面図を示しており、図7,図8と同一の構成部には同一参照番号を付している。図10に示すように、蒸気発生容器101内の底面は、蒸気発生用ヒータ103が延在する方向に沿って傾斜するように形成された傾斜面151と、その傾斜面151の両側に形成された平坦面152,153からなる。この平坦面152,153は、蒸気発生用ヒータ103を蒸気発生容器101に鋳込むために設けられたものであるが、蒸気発生容器101の幅を広げることにより平坦面を無くして、蒸気発生容器101内の底面を傾斜面のみにしてもよい。
ここで、蒸気発生容器101内に凹凸を設けて伝熱表面積が大きくすることで、蒸気発生効率を向上できる。
上記蒸気発生容器101内の傾斜面151の最下部に対向する領域に給排水口107aを介して水が供給される。一方、蒸気発生容器101内の底面の最下部に対向する領域から給排水口107a(図8に示す)を介して水が排出される。
図11は図8に示す蒸気発生装置100の水位検出室用カバー106の斜視図を示している。この水位検出室用カバー106は、図11に示すように、下方の全てを覆う矩形状の底部106aと、その底部106aの4辺(外縁)から立設され、底部106a近傍に貫通穴131,132が設けられた側壁106bとを有する。この貫通穴131,132は、水侵入穴であり、縦4mm、横8mm程度の長方形である。なお、側壁106bの4つの壁のうちの1つは、他の壁よりも上方に延びて、上端から側方に突出する取付部106dが設けられている。この側壁106bの取付部106d近傍かつ下側に貫通穴133を設けている。
この第1実施形態では、水位検出室用カバー106を蓋部102と別体に設けたが、水位検出室用カバーと蓋部を樹脂成形により一体に形成してもよい。
ここで、水位検出室用カバー106の貫通穴131,132よりも電極棒105a,105bの下端が上方になるように、電極棒105a,105bを配置している。
上記水位検出室用カバー106は、底部106aによって下方の全てを覆っているので、下方の蒸気発生容器101の底部101a表面で発生した沸騰泡が水位検出室P2内に入らない。また、水位検出室用カバー106の底部106aの外縁から立設された側壁106bにおいて、底部106a近傍に貫通穴131,132を設けることにより、水位検出室P2の内外を水が行き来できる。これにより、簡単な構成で水位検出室P2内の水位を、蒸気発生容器101内の水位と同等にかつ安定に保つことができる。
また、図12は取付部材120を用いた蒸気発生装置100の上面図を示しており、図13は取付部材120を用いた蒸気発生装置100の側面図を示している。なお、図12,図13において、図6,図7と同一の構成部には同一参照番号を付している。
図12,図13に示すように、蒸気発生装置100は、蒸気発生容器101を蓋部102を介して加熱室2(図1,図2に示す)の裏面側に取り付けるための取付部材120を備えている。この取付部材120は、長方形状の基部120aと、基部120aの一端に設けられた固定部120bと、基部120aの他端に設けられた固定部120cとを有する。取付部材120の基部120aが蓋部102のフランジ部102bにねじ(図示せず)により固定されている。また、取付部材120の固定部120b,120cに夫々設けられた穴161,162に通したねじ(図示せず)を加熱室2側のねじ穴(図示せず)に締め付けて、蒸気発生容器101を取付部材120により加熱室2の裏面に取り付ける。
上記蒸気発生容器101を蓋部102を介して取付部材120により加熱室2に取り付けるので、蒸気発生容器101が加熱室2に直接接触することがなく、蒸気発生容器101から加熱室2への放熱を抑制でき、加熱効率を向上できる。
なお、この第1実施形態では、蒸気発生容器101を蓋部102を介して取付部材120により加熱室2に取り付けたが、本体ケーシング1内の加熱室2の側方に設けられた被取付部材に、蒸気発生容器101を蓋部102を介して取付部材120により取り付けてもよい。
上記第1実施形態の蒸気発生装置100によれば、蒸気発生用ヒータ103(熱源)を鋳込んだ金属で形成された蒸気発生容器101の上側開口を耐熱性樹脂からなる蓋部102により覆い、その蒸気発生容器101と蓋部102で蒸気発生空間P1を形成することによって、蒸気発生用ヒータ103により加熱された蒸気発生容器101内の水が沸騰して蒸発し、蒸気発生空間P1内が蒸気や沸騰泡で満たされても、耐熱性樹脂からなる蓋部102は、水滴を蒸発させるほどの高温にはならないため、蓋部102の内壁面にはスケールが発生しない。これにより、スケール発生と加熱効率の低下を抑制でき、加熱室2内に水滴やスケールが飛散しないようにできる。したがって、蒸気を用いた良好な加熱調理を行うことができる。
従来の熱源が鋳込まれた容器を用いた蒸気発生装置では、蒸気発生容器と蓋部が金属で形成されており、特に熱源の出力を大きくすると、空焚き対策や突沸対策のために容器全体が大型化し、熱容量が増大して蒸気発生の立ち上がり時間が遅くなったり、大きな容器自体からの放熱量が増えて加熱効率が低下したりしていた。
これに対して、この第1実施形態の蒸気発生装置100では、必要な蒸気量が得られる程度に蒸気発生容器101を小型化して熱容量を小さくすると共に、蒸気発生容器101から外部への放熱ロスの少ない構成とすることによって、蒸気発生容器101内の水への熱伝達効率が向上し、蒸気発生の立ち上がり時間を早くでき、加熱効率を向上できる。また、蒸気発生容器101内の水への熱伝達効率が向上することにより、制御装置80による蒸気発生用ヒータ103(熱源)の温度制御性も向上する。
なお、この第1実施形態では、蓋部102を耐熱性樹脂で形成したが、蒸気発生容器と蓋部との間を断熱部材で断熱してもよい。
また、このような蒸気発生装置100を加熱調理器に用いることによって、加熱調理器の性能を向上できる。
なお、上記第1実施形態では、蒸気発生容器101からの沸騰水を遮る沸騰水遮断壁110を蓋部102内に設けたが、沸騰水遮断壁はなくともよいが、蒸気発生容器101で発生した沸騰水が加熱室2内に飛散するのを確実に防ぐために沸騰水遮断壁を蓋部内に設けるのが好ましい。
〔第2実施形態〕
また、この発明の第2実施形態の加熱調理器は、蒸気発生装置の熱源を除いて第1実施形態の加熱調理器と同一の構成をしている。
この第2実施形態の加熱調理器では、熱源としての蒸気発生用ヒータは、U字状のヒータでなく、二本の直線状のヒータを組み合わせて蒸気発生容器の底部に埋め込まれている。
上記構成の加熱調理器の蒸気発生装置によれば、直線状のヒータを組み合わせて蒸気発生容器の底部に埋めこむことにより、蒸気発生容器の鋳造が容易になり、コストを低減できる。
〔第3実施形態〕
また、この発明の第3実施形態の加熱調理器は、蒸気発生装置を除いて第1実施形態の加熱調理器と同一の構成をしている。
第1実施形態の加熱調理器では、U字状の蒸気発生用ヒータを長手方向に埋め込んだ直方体形状の蒸気発生容器101を備えた蒸気発生装置100を用いたが、この第3実施形態の蒸気発生装置の蒸気発生容器は、平面視が長方形状の直方体の容器でなく、平面視が円形状の円筒の容器である。この円筒の蒸気発生容器の底部に熱源を鋳造により埋め込んでいる。
〔第4実施形態〕
図14はこの発明の第4実施形態の蒸気発生装置200の断面図を示している。この第4実施形態の蒸気発生装置200は、蒸気発生装置100を除いて第1実施形態の加熱調理器と同一の構成の加熱調理器に用いられる。
図14に示すように、蓋部202は、本体部202aと、本体部202aの下端に設けられたフランジ部202bと、フランジ部202bの下面から下方に延びる挿入部202cとを有する。この本体部202aとフランジ部202bと挿入部202cは、耐熱性樹脂により一体成形されている。
蒸気発生容器201の上側開口の内周側に蓋部202の挿入部202cが挿入されており、蒸気発生容器201の内周側と蓋部202の挿入部202cの外周面との間を環状のシール部材211でシールしている。この環状のシール部材211は、シリコンゴムなどの耐熱性樹脂からなる。なお、蒸気発生容器201の内周面は、シリコン塗装されている。
蒸気発生容器201と蓋部202で形成された蒸気発生空間P11内に水位検出室用カバー206を配置している。水位検出室用カバー206により水位検出室P12が形成され、水位検出室P12内に水位センサ105の電極棒205a,205bが収容されている。
また、上記電極棒205bの下端側を除く部分を覆う電極カバー部209を設けている。この電極カバー部209によって、電極棒205a,205b間にスケールや結露水が渡るのを防いで、水位センサ205による誤検知を防止できる。
また、上記水位センサ205の電極棒205a,205bと、蒸気発生容器201が異種金属であっても、蒸気発生容器201の内周面が絶縁塗装されている。
上記蒸気発生空間P11内に設けられた水位検出室用カバー206により水位センサ205を囲むように水位検出室P12を形成している。
また、水位検出室用カバー206により形成された水位検出室P12を、蒸気発生用ヒータ203の電力供給部の一例としての接続端子203a側すなわち蒸気発生容器201の温度が低い領域側に配置している。
上記蓋部202の段部212に、段部212を貫通する筒状の給排水口用接続部208を設けている。さらに、蓋部202の段部212の給排水口用接続部208から蒸気発生容器201内の下方に延び、給排水口用接続部208に連なる給排水パイプ207を設けている。この給排水パイプ207の下端の給排水口207aを介して蒸気発生容器201内への給水および蒸気発生容器201内からの排水を行う。この給排水口207aは、蒸気発生容器201内の底部201a近傍に開口している。給排水口用接続部208に給排水チューブ40の一端を接続している。
上記給排水口207aは、給水口および排水口の一例である。
また、上記蓋部202の本体部202a上側に凸部202dを設けている。その凸部202dの先端に蒸気吹出口213aを有する蒸気吹出口用接続部213を設けている。この蒸気吹出口用接続部213に蒸気チューブ35の一端を接続している。
図14において、蒸気発生用ヒータ203は、U字状のヒータであり、蒸気発生容器201の底部201aの長手方向の一方から他方に延在するように埋設されている。
また、上記蒸気発生容器201内に設けられた給水口である給排水口207aの下方の底面部分が低くなるように、蒸気発生容器201内の底面の一部が傾斜している。
また、上記熱源であるU字状の蒸気発生用ヒータ203の接続端子203a(電力供給部)が給排水口207a側の一方に位置すると共に、蒸気発生用ヒータ203の曲部が蒸気吹出口213a側の他方に位置するように、蒸気発生用ヒータ203を蒸気発生容器201の底部201aに埋設している。
また、上記蒸気発生容器201内の底面において蒸気発生用ヒータ203の温度が高い部分に対向する領域よりも蒸気発生用ヒータ203の温度が低い部分に対向する領域が低くなるように、蒸気発生容器201内の底面の一部が傾斜している(傾斜面251)。
また、断熱用カバー204は、蒸気発生容器201に鋳込まれた蒸気発生用ヒータ203の接続端子103aを外部に導出するための開口部204aが、給気ファン54(図4に示す)からの冷却風の下流側に向けて開口するように形成されている(図4参照)。
上記断熱用カバー204の開口部204aから蒸気発生用ヒータ203の接続端子203aを配線等により外部に導出する。この断熱用カバー204の開口部204aを、電装部品を冷却する給気ファン54からの冷却風の下流側に向けて開口するように形成している。
また、蒸気発生用ヒータ203の接続端子203aの近傍の蒸気発生容器201の側面に、温度ヒューズ230を取り付けている。
また、蒸気発生容器201の底部201aの中央部分に蒸気発生用温度センサ240を取り付けている。
上記蒸気発生装置200は、第1実施形態の蒸気発生装置100と同様に、蒸気発生容器201を蓋部202を介して加熱室2(図1,図2に示す)の裏面側に取り付けるための取付部材120(図12,図13に示す)を備えている。この蒸気発生装置200の蒸気発生容器201を取付部材120により加熱室2の裏面に取り付ける。
上記蒸気発生装置200の蒸気発生容器201を、蓋部202を介して取付部材120により加熱室2に取り付けるので、蒸気発生容器201が加熱室2に直接接触することがなく、蒸気発生容器201から加熱室2への放熱を抑制でき、加熱効率を向上できる。
また、図15は上記蒸気発生装置200の要部の断面図を示し、図16は上記要部の水位検出室用カバー206を外した状態を示し、図17は上記要部の水位検出室用カバー206を取り付けた状態を示している。図15〜図17において、図14と同一の構成部には同一参照番号を付している。なお、図15では、上下方向が逆になっている。
この第4実施形態の蒸気発生装置200は、図15〜図17に示すように、第1実施形態の仕切壁109(図8に示す)の代わりに電極棒205bの一部を覆う電極カバー部209を設けている点が異なると共に、水位検出室用カバー206の形状が第1実施形態と異なる。
また、図18は上記水位検出室用カバー206の斜視図を示している。なお、図15では、上下方向が逆になっている。
この水位検出室用カバー206は、図18に示すように、下方の全てを覆う矩形状の底部206aと、その底部206aの対向する2辺から立設され、底部206a近傍に貫通穴231,232が設けられた側壁206b,206cとを有する。この貫通穴231,232は、水侵入穴であり、縦4mm、横8mm程度の長方形である。なお、側壁206cは、側壁206bよりも上方に延びて、上端から側方に突出する取付部206dが設けられている。この側壁206bの取付部206d近傍かつ下側に貫通穴233を設けている。
この水位検出室用カバー206は、図15に示すように、蓋部202の給排水パイプ207近傍に設けられたリブ260に側壁206bの上端部が当接するように蓋部202に取り付けられている。このとき、取付部206dの設けられた穴に通したねじ250を蓋部202側のねじ穴(図示せず)に締め付けて、水位検出室用カバー206を蓋部202に取り付けている。
上記水位検出室用カバー206は、底部206aによって下方の全てを覆っているので、図8に示す蒸気発生容器201の底部201a表面で発生した沸騰泡が水位検出室P12内に入らない。また、水位検出室用カバー206の底部206aの外縁から立設された側壁206b,206cにおいて、底部106a近傍に貫通穴231,232を設けると共に、側壁206b,206cが設けられていない底部206aの対向する他の2辺の側が空いていることにより、水位検出室P12の内外を水が行き来できる。これにより、簡単な構成で水位検出室P12内の水位を、蒸気発生容器201内の水位と同等にかつ安定に保つことができる。
また、上記第4実施形態の蒸気発生装置200およびその蒸気発生装置200を用いた加熱調理器は、第1実施形態の蒸気発生装置および加熱調理器と同様の効果を有する。
なお、この発明の蒸気発生装置において、蒸気発生容器の形状は、上記第1〜第4実施形態に限らず、加熱調理器の本体ケーシングや加熱室などの構成に応じて適宜設定すればよい。
上記第1〜第4実施形態では、蒸気発生装置を用いた加熱調理器について説明したが、この発明の蒸気発生装置は、蒸気を用いる他の装置に用いてもよい。
この発明の加熱調理器では、オーブンレンジなどにおいて、過熱水蒸気または飽和水蒸気を用いることによって、ヘルシーな調理を行うことができる。例えば、本発明の加熱調理器では、温度が100℃以上の過熱水蒸気または飽和水蒸気を食品表面に供給し、食品表面に付着した過熱水蒸気または飽和水蒸気が凝縮して大量の凝縮潜熱を食品に与えるので、食品に熱を効率よく伝えることができる。また、凝縮水が食品表面に付着して塩分や油分が凝縮水と共に滴下することにより、食品中の塩分や油分を低減できる。さらに、加熱室内は過熱水蒸気または飽和水蒸気が充満して低酸素状態となることにより、食品の酸化を抑制した調理が可能となる。ここで、低酸素状態とは、加熱室内において酸素の体積%が10%以下(例えば0.5〜3%)である状態を指す。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記第1〜第4実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
この発明および実施形態をまとめると、次のようになる。
この発明の蒸気発生装置100,200は、
熱源103,203と、
上記熱源103,203を鋳込んだ金属で形成された蒸気発生容器101,201と、
上記蒸気発生容器101,201の上側開口を覆いかつその蒸気発生容器101,201と共に蒸気発生空間P1を形成する蓋部102,202と
を備え、
上記蓋部102,202が耐熱性樹脂からなるか、または、上記蒸気発生容器101,201と上記蓋部102,202との間を断熱部材で断熱していることを特徴とする。
上記構成によれば、熱源103,203を鋳込んだ金属で形成された蒸気発生容器101,201の上側開口を蓋部102,202により覆い、その蒸気発生容器101,201と蓋部102,202で蒸気発生空間P1を形成して、蓋部102,202を耐熱性樹脂で形成するか、または、蒸気発生容器101,201と蓋部102,202との間を断熱部材で断熱することによって、熱源103,203により加熱された蒸気発生容器101,201内の水が沸騰して蒸発し、蒸気発生空間P1内が蒸気や沸騰泡で満たされても、蓋部102,202の内壁面が水滴を蒸発させるほどの高温にはならないので、蓋部102,202の内壁面に発生したスケールを抑制することが可能になる。これにより、スケール発生と加熱効率の低下を抑制でき、蒸気と共に水滴やスケールが飛散しないようにできる。
また、一実施形態の蒸気発生装置100では、
上記蓋部102は、上側に設けられた凸部102dと、上記凸部102dの先端に設けられた蒸気吹出口113aとを有し、
上記蓋部102内かつ上記凸部102dの下側において、上記凸部102dおよびその凸部102d近傍の肩部分に対向する領域に設けられ、上記蒸気発生容器101からの沸騰水を遮る沸騰水遮断壁110を備えた。
ここで、凸部102d近傍の肩部分は、凸部102d近傍の両肩部分であってもよいし、凸部102d近傍の一方の肩部分であってもよい。
上記実施形態によれば、蓋部102内かつ凸部102dの下側において、凸部102dおよびその凸部102d近傍の肩部分に対向する領域に設けられた沸騰水遮断壁110により、蒸気発生容器101内の蒸発面のうちの凸部102dに対応する領域から吹き上がった沸騰水を遮って下方に戻すと共に、蒸気発生容器101内の蒸発面のうちの凸部102dの両肩部分に対応する領域から吹き上がった沸騰水を凸部102dの両肩部分に衝突させて下方に戻す。これにより、蒸気発生容器101で発生した沸騰水が、蓋部102の上側に設けられた凸部102dの蒸気吹出口113aから吹き出さないようにできる。これにより、蒸気と共に水滴が吹き出すのを確実に防ぐことができる。
また、一実施形態の蒸気発生装置100,200では、
上記蒸気発生容器101,201内の水位を検出する水位センサ105と、
上記蒸気発生空間P1内に設けられ、上記水位センサ105を囲むように水位検出室P2,P12を形成する水位検出室用カバー106,206を備えた。
上記実施形態によれば、蒸気発生空間P1,P11内に設けられた水位検出室用カバー106,206により水位センサ105を囲む水位検出室P2,P12を形成することによって、蒸気発生容器101,201内の水が沸騰して水面が泡立っても、水位検出室P2,P12内への影響が少なく水位が安定しているので、水位センサ105により蒸気発生容器101,201内の水位を正確に検出することができる。
また、一実施形態の蒸気発生装置100,200では、
上記水位検出室用カバー106,206は、下方の全てを覆う底部106a,206aと、その底部106a,206aの外縁から立設され、少なくとも上記底部106a,206a近傍に貫通穴131,132,231,232が設けられた側壁106b,206b,206cとを有する。
上記実施形態によれば、水位検出室用カバー106,206の底部106a,206aにより下方の全てを覆っているので、下方の蒸気発生容器101,201の底部101a,201a表面で発生した沸騰泡が水位検出室P2,P12内に入らない。また、水位検出室用カバー106,206の底部106a,206aの外縁から立設された側壁106b,206b,206cにおいて、底部106a,206a近傍に貫通穴131,132,231,232を設けることにより、水位検出室P2,P12の内外を水が行き来できる。これにより、簡単な構成で水位検出室P2,P12内の水位を、蒸気発生容器101,201内の水位と同等にかつ安定に保つことができる。
また、一実施形態の蒸気発生装置100,200では、
上記蒸気発生容器101,201内に、上記蒸気発生容器101,201内への給水および上記蒸気発生容器101,201内からの排水をするための給排水口107a,207aを設けた。
上記実施形態によれば、蒸気発生容器101,201内に設けた給排水口107a,207aを介して給水および排水を行うことができ、給水口と排水口を別々に設けた場合よりも構成を簡略化できる。
また、一実施形態の蒸気発生装置100,200では、
上記蒸気発生容器101,201を覆うようにかつ上記蒸気発生容器101,201に対して間隔をあけて形成されると共に、上記蓋部102,202に固定された断熱用カバー104,204を備えた。
上記実施形態によれば、蒸気発生容器101,201を覆うようにかつ蒸気発生容器101,201に対して間隔をあけて形成された断熱用カバー104,204を蓋部102,202に固定することによって、蒸気発生容器101,201と断熱用カバー104,204との間に空気断熱層を形成すると共に、蒸気発生容器101,201から蓋部102,202への熱伝導も少なくすることで、蒸気発生容器101,201の放熱を抑制でき、加熱効率を向上できる。
また、この発明の加熱調理器では、
上記のいずれか1つの蒸気発生装置100,200と、
上記蒸気発生装置100,200からの蒸気が供給される加熱室2と
を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、スケール発生と加熱効率の低下を抑制でき、加熱室2内に水滴やスケールが飛散しないようにできる蒸気発生装置100,200を用いることによって、加熱調理器の性能を向上できる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記蒸気発生装置100,200の上記蒸気発生容器101,201を、上記蓋部102,202を介して上記加熱室2または上記加熱室2の側方に設けられた被取付部材に上記蓋部102,202を介して取り付けるための取付部材120を備えた。
上記実施形態によれば、蒸気発生装置100,200の蒸気発生容器101,201を蓋部102,202を介して取付部材120により加熱室2に取り付けるので、蒸気発生容器101,201から加熱室2への放熱を抑制でき、加熱効率を向上できる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記蒸気発生装置100,200からの蒸気が供給される加熱室2と、
上記加熱室2を収容する本体ケーシング1と、
上記本体ケーシング1内の電装部品を冷却する冷却ファン54と
を備え、
上記蒸気発生装置100,200の上記断熱用カバー104,204は、上記蒸気発生容器101,201に鋳込まれた上記熱源103,203の電力供給部103a,203aを外部に導出するための開口部104a,204aが、上記冷却ファンからの冷却風の下流側に向けて開口するように形成されている。
上記実施形態によれば、蒸気発生装置100,200の断熱用カバー104,204の開口部104a,204aから、蒸気発生容器101,201に鋳込まれた熱源103,203の電力供給部103a,203aを配線等により外部に導出する。この断熱用カバー104,204の開口部104a,204aを、電装部品を冷却する冷却ファン54からの冷却風の下流側に向けて開口するように形成することによって、冷却ファン54からの冷却風が断熱用カバー104,204の開口部104a,204aに侵入しないので、冷却風による蒸気発生容器101,201の温度低下を防止できる。
また、この発明の加熱調理器は、
食品が収容される加熱室2と、
上記加熱室2の外部に配置され、上記加熱室2に導入される蒸気を発生する蒸気発生装置100,200と、
上記蒸気発生装置100,200に給水する給水装置(25,26,40,43,44)と、
上記給水装置(25,26,40,43,44)から上記蒸気発生装置100,200に供給された水を加熱する熱源103,203と
を備え、
上記蒸気発生装置100,200は、上記給水装置(25,26,40,43,44)から水が供給される蒸気発生容器101,201と、上記蒸気発生容器101,201の上側開口を覆う蓋部102,202とを有し、
上記蓋部102,202が耐熱性樹脂からなるか、または、上記蒸気発生容器101,201と上記蓋部102,202との間を断熱部材で断熱しており、
上記熱源103,203は、上記蒸気発生容器101,201の底部101a,201aに埋設されていることを特徴とする。
上記構成によれば、加熱室2に導入される蒸気を発生する蒸気発生装置100,200は、給水装置(25,26,40,43,44)から水が供給される蒸気発生容器101,201と、蒸気発生容器101,201の上側開口を覆う蓋部102,202とを有し、蒸気発生容器101,201の底部101a,201aに熱源103,203が埋設されているので、熱源103,203により直接加熱される蒸気発生容器101,201で水を効率よく加熱して蒸発させることができる。また、蓋部102,202を耐熱性樹脂で形成するか、または、蒸気発生容器101,201と蓋部102,202との間を断熱部材で断熱しているので、蒸気発生容器101,201内の水が沸騰して蒸発し、蒸気発生容器101,201と蓋部102,202で形成される蒸気発生空間P1内が蒸気や沸騰泡で満たされても、蓋部102,202の内壁面が水滴を蒸発させるほどの高温にならないので、蓋部102,202の内壁面に発生するスケールを抑制することが可能になる。これにより、スケール発生と加熱効率の低下を抑制でき、加熱室2内に水滴やスケールが飛散しないようにできる。したがって、蒸気を用いた良好な加熱調理を行うことができる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記熱源103,203は、上記蒸気発生容器101,201の底部101a,201aの一方から他方に延在するように埋設されており、
上記蒸気発生容器101,201内の底面の少なくとも一部は、上記熱源103,203が延在する方向に沿って傾斜している。
上記実施形態によれば、例えば、平面視が細長い蒸気発生容器101,201では、その底部101a,201aの長手方向に熱源103,203を埋設することで、細長いシーズヒータなどを蒸気発生容器101,201内全体に渡って配置でき、加熱効率が向上する。また、例えば、平面視が細長い蒸気発生容器101,201の底部101a,201aに埋設された熱源103,203が延在する長手方向に沿って、蒸気発生容器101,201内の底面の少なくとも一部を傾斜させることで、排水時に水を排水口に集める傾斜面を蒸気発生容器101,201内の底部101a,201aに容易に形成でき、その傾斜面の最も低い位置に排水口を設けることによって、蒸気発生容器101,201内の水を上記排水口から確実に排水することが可能になる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記蒸気発生装置100,200の上記蒸気発生容器101,201内に、上記給水装置(25,26,40,43,44)から上記蒸気発生容器101,201内に給水するための給水口107a,207aを設け、
上記蒸気発生装置100,200の上記蓋部102,202に、上記加熱室2に蒸気を供給するための蒸気吹出口113a,213aを設け、
上記蒸気発生容器101,201内の底面において上記蒸気吹出口113a,213aの下方の底面部分よりも上記給水口107a,207aの下方の底面部分が低くなるように、上記蒸気発生容器101,201内の底面の少なくとも一部が傾斜している。
上記実施形態によれば、蒸気発生容器101,201内に設けられた給水口107a,207aの下方の底面部分が低くなるように、蒸気発生容器101,201内の底面の少なくとも一部が傾斜しているので、給水口107a,207aを排水口として兼用することによって、蒸気発生容器101,201内の水を上記排水口から確実に排水することが可能になる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記熱源103,203は、U字状のヒータであり、
上記U字状のヒータの端子部103a,203aが上記給水口107a,207a側の一方に位置すると共に、上記U字状のヒータの曲部が上記蒸気吹出口113a,213a側の他方に位置するように、上記U字状のヒータを上記蒸気発生容器101,201の底部101a,201aに埋設している。
上記実施形態によれば、熱源103,203であるU字状のヒータの端子部103a,203aが給水口107a,207a側の一方に位置すると共に、U字状のヒータの曲部が蒸気吹出口113a,213a側の他方に位置するように、U字状のヒータを蒸気発生容器101,201の底部101a,201aに埋設することによって、U字状のヒータの給水口107a,207a側は、U字状のヒータの蒸気吹出口113a,213a側に比べてU字状のヒータの端子部103a,203a側すなわち給水口107a,207a側の温度が低く、沸騰による沸騰泡の発生が少ないので、蒸気発生時に給水口107a,207aから蒸気が流出するのを抑制できる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記蒸気発生容器101,201内の底面において上記熱源103,203の温度が高い部分に対向する領域よりも上記熱源103,203の温度が低い部分に対向する領域が低くなるように、上記蒸気発生容器101,201内の底面の少なくとも一部が傾斜している。
上記実施形態によれば、蒸気発生容器101,201内の底面において熱源103,203の温度が高い部分に対向する領域よりも熱源103,203の温度が低い部分に対向する領域が低くなるように、蒸気発生容器101,201内の底面の少なくとも一部が傾斜しているので、蒸気発生容器101,201内の底面において熱源103,203の温度が低い部分に対向する領域近傍に排水口を設けることによって、蒸気発生が終了した直後に上記排水口から排水しても、水が蒸発してスケールが発生するのを抑制することが可能になる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記給水装置(25,26,40,43,44)は、上記蒸気発生容器101,201に給水するための給水経路40を有し、
上記蒸気発生容器101,201内の水を上記給水経路40を介して排出する。
上記実施形態によれば、給水装置(25,26,40,43,44)の給水経路40を介して蒸気発生容器101,201内の水を排出することによって、蒸気発生容器101,201内への給水および蒸気発生容器101,201内からの排水を行うことができ、排水経路を別に設ける必要がなく構成を簡略化できる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記給水装置(25,26,40,43,44)は、上記給水経路40に配設され、駆動方向によって給水動作と排水動作とを切り替え可能なポンプ25を有し、
上記給水動作する上記ポンプ25によって、上記給水装置(25,26,40,43,44)から上記給水経路40を介して上記蒸気発生容器101,201内の底面の最下部に対向する領域またはその領域近傍に水が供給される一方、
上記排水動作する上記ポンプ25によって、上記蒸気発生容器101,201内の底面の最下部に対向する領域またはその領域近傍から上記給水経路40を介して水が排出される。
上記実施形態によれば、給水動作するポンプ25によって、給水装置(25,26,40,43,44)から給水経路40を介して蒸気発生容器101,201内の底面の最下部に対向する領域またはその領域近傍に水を供給する。一方、排水動作するポンプ25によって、蒸気発生容器101,201内の底面の最下部に対向する領域またはその領域近傍から給水経路40を介して水を排出するので、蒸気発生終了後の蒸気発生容器101,201内の残水を確実に排水できる。これにより、ポンプ25の駆動方向を切り換える簡単な制御により給水経路40を介して給水と排水を行うことができる。
1…本体ケーシング
2…加熱室
2a…開口部
3…扉
4…マグネトロン
5…排気ダクト
6…露受容器
7…外ガラス
8…ハンドル
9…操作パネル
10…カラー液晶表示部
11…ボタン群
12…取り消しキー
13…スタートキー
14…赤外線受光部
15…被加熱物
16A,16B…上棚受け
17A,17B…下棚受け
18…循環ダクト
19…循環ファン
20…上ヒータ
21…中ヒータ
22…下ヒータ
23…循環ダンパ
25…チューブポンプ
26…給水タンク
27…吸込口
28…上吹出口
29…第1後吹出口
30…第2後吹出口
31…第3後吹出口
35…蒸気チューブ
36…蒸気管
37…蒸気供給口
40…給排水チューブ
41…給水タンク本体
42…連通管
43…タンクカバー
44…タンクジョイント部
45…自然排気口
46…第1排気経路
47…排気ファン
48…強制排気口
49…排気ダンパ
50…給気口
51…給気ダンパ
52…第2排気経路
53…蒸気センサ
54…給気ファン
55…給気経路
56…循環ファン用モータ
57…排気ファン用モータ
58…給気ファン用モータ
59…循環ダンパ用モータ
60…排気ダンパ用モータ
61…給気ダンパ用モータ
70…庫内温度センサ
80…制御装置
91,92…調理トレイ
100…蒸気発生装置
101…蒸気発生容器
101a…底部
102…蓋部
102a…本体部
102b…フランジ部
102c…挿入部
102d…凸部
103…蒸気発生用ヒータ
103a…接続端子
104…断熱用カバー
105…水位センサ
105a,105b…電極棒
106…水位検出室用カバー
107…給排水パイプ
107a…給排水口
108…給排水口用接続部
109…仕切壁
110…沸騰水遮断壁
111…シール部材
102d…凸部
113…蒸気吹出口用接続部
113a…蒸気吹出口
120…取付部材
130…温度ヒューズ
140…蒸気発生用温度センサ
200…蒸気発生装置
201…蒸気発生容器
201a…底部
202…蓋部
202a…本体部
202b…フランジ部
202c…挿入部
202d…凸部
203…蒸気発生用ヒータ
203a…接続端子
204…断熱用カバー
205…水位センサ
205a,105b…電極棒
206…水位検出室用カバー
207…給排水パイプ
207a…給排水口
208…給排水口用接続部
209…電極カバー部
211…シール部材
213…蒸気吹出口用接続部
213a…蒸気吹出口
220…取付部材
230…温度ヒューズ
240…蒸気発生用温度センサ

Claims (4)

  1. 熱源と、上記熱源を鋳込んだ金属で形成された蒸気発生容器と、上記蒸気発生容器の上側開口を覆いかつその蒸気発生容器と共に蒸気発生空間を形成する蓋部と、上記蒸気発生容器を覆うようにかつ上記蒸気発生容器に対して間隔をあけて形成されると共に、上記蓋部に固定された断熱用カバーとを備え、上記蓋部が耐熱性樹脂からなるか、または、上記蒸気発生容器と上記蓋部との間を断熱部材で断熱している蒸気発生装置と、
    上記蒸気発生装置からの蒸気が供給される加熱室と、
    上記加熱室を収容する本体ケーシングと、
    上記本体ケーシング内の電装部品を冷却する冷却ファンと
    を備え、
    上記蒸気発生装置の上記断熱用カバーは、上記蒸気発生容器に鋳込まれた上記熱源の電力供給部を外部に導出するための開口部が、上記冷却ファンからの冷却風の下流側に向けて開口するように形成されていることを特徴とする加熱調理器。
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    上記蒸気発生装置の上記蓋部は、上側に設けられた凸部と、上記凸部の先端に設けられた蒸気吹出口とを有し、
    上記蒸気発生装置は、
    上記蓋部内かつ上記凸部の下側において、上記凸部およびその凸部近傍の肩部分に対向する領域に設けられ、上記蒸気発生容器からの沸騰水を遮る沸騰水遮断壁を備えたことを特徴とする加熱調理器。
  3. 請求項1または2に記載の加熱調理器において、
    上記蒸気発生装置は、
    上記蒸気発生容器内の水位を検出する水位センサと、
    上記蒸気発生空間内に設けられ、上記水位センサを囲むように水位検出室を形成する水位検出室用カバーを備えたことを特徴とする加熱調理器。
  4. 請求項1から3までのいずれか1つに記載の加熱調理器において、
    上記蒸気発生装置の上記蒸気発生容器内に、上記蒸気発生容器内への給水および上記蒸気発生容器内からの排水をするための給排水口を設けたことを特徴とする加熱調理器。
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